JP2004149273A - エレベータ敷居段差報知装置 - Google Patents

エレベータ敷居段差報知装置 Download PDF

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Daisuke Tsukahara
大祐 塚原
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Abstract

【課題】乗りかご或いは乗り場の何れの敷居が上下にずれても、その段差の状況が認識できる報知機能の向上を図ることと、段差が生じた場合に乗降客の注意を促し、段差が無い場合には報知手段が起動しない省電力化を図るエレベータ敷居段差報知装置を提供すること。
【解決手段】乗りかご1が昇降する昇降路に設けられた各階フロア出入口の第1の敷居8の前記昇降路側の側端部に設けられた第1の照明器10bと、前記乗りかごの出入口の第2の敷居5の前記フロア出入口に対向する側端部に設けられた第2の照明器10aと、前記乗りかごの前記フロア着床時に、前記第1の敷居8と前記第2の敷居5間の段差を検出する位置ずれ検出手段11a、11bと、前記位置ずれ検出手段の段差の検出に応じて、少なくとも前記第1および第2の敷居のうち、段差の高い方の敷居の照明器を点灯または点滅させる電源とを具備し、少なくとも前記段差の高い方の敷居の照明器の点灯または点滅により、前記第1及び前記第2の敷居に位置ずれが生じた場合に段差を報知することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの乗り場と乗りかごの敷居との間に段差が生じた場合に、これを乗客に報知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なエレベータ施設は、図7(a)に示すように、建築物の複数階を貫く昇降路71の最上部に、制御盤72により操作される巻上機73が設けられる。昇降路71の内部には、この巻上機73により吊り下げられて移動するメインロープ74に取り付けられた乗りかご75と釣合い錘76が設けられて、各階の乗り場77a〜77dに設けられた呼出しボタン、または乗りかご75内部に設けられた行き先階指定ボタンの操作により、制御盤72を介して巻上機73が運転、作動して、乗りかご内の乗降客を上下階へ運搬する。
【0003】
このようなエレベータの運行において、巻上機73により上下に移動する乗りかご75には、無人からの定員数までの不定数の乗客が乗り込み、また、巻上機73の起動から停止までの1走行での移動階数も不定で、その昇降方向も逆転するので、種々の運転状況に対応する巻上機73の運転制御が制御盤72により行なわれている。
【0004】
特に、超高層建築に敷設される高速エレべータでは、急加速や減速が行なわれて、巻上機の制御逸脱や、長いメインロープの弾性伸張などにより、乗りかご75の停止位置を決めるセンサを設けて制御盤72を操作しても乗りかごの停止位置がずれる場合がある。
【0005】
上述のように、乗りかご75の停止位置がずれると、乗り場の敷居78と乗りかごの敷居79との間に段差が生じるので、乗客の乗降に際し不便となるばかりで無く、躓くなどの安全の面からも好ましくない。
【0006】
従来の乗り場の敷居78と乗りかごの敷居79との間に生じた段差の報知は、図7(b)及び敷居部分を拡大した同図(c)に示すように、かご扉81のある乗りかごの敷居部79の側面に照明装置80が設けられて、かご扉81の開閉に合わせて、乗りかご敷居79から乗り場敷居78の方向に、照明装置80を点灯または点滅して乗り場敷居78部分を照明するものであり、これにより乗降客に足元への注意を喚起していた。
【0007】
この従来の報知装置では、乗りかご75が乗り場77に停止すると、照明装置80が点灯または点滅して、例えば、図7(c)に示す乗りかご75の停止位置がずれていない場合や、同図(d)のように乗りかご75が乗り場77の下方にずれて停止した場合でも、乗りかごの敷居部79の照明装置80が点灯または点滅される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上に述べた従来の段差の報知装置では、段差の有無に関わらず、かご扉の開閉に同期して、乗り場の敷居部分を照明するものであり、段差が無く注意を促す必要の無い場合にも、照明装置が点灯または点滅し、無駄であるばかりでなく煩わしい問題があった。
【0009】
また、乗りかごの敷居が乗り場の敷居より下にずれている場合には、この乗りかご側の照明装置が点灯または点滅していても、その照明による段差が乗りかごまたは乗り場から見にくく報知装置としての機能を充分発揮しているとは言えない問題点もあった。
【0010】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、乗りかご或いは乗り場の何れの敷居が上下にずれても、その段差の状況が認識できる報知機能の向上と、段差が生じた場合に乗降客の注意を促し、段差が無い場合には報知手段が起動しない段差報知の趣旨に沿い、かつ省電力化を図るエレベータ敷居段差報知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、乗りかごが昇降する昇降路に設けられた各階フロア出入口の第1の敷居の前記昇降路側の側端部に設けられた第1の照明器と、前記乗りかごの出入口の第2の敷居の前記フロア出入口に対向する側端部に設けられた第2の照明器と、前記乗りかごの前記フロア着床時に、前記第1の敷居と前記第2の敷居間の段差を検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ検出手段の段差の検出に応じて、少なくとも前記第1および第2の敷居のうち、段差の高い方の敷居の照明器を点灯または点滅させる電源とを具備し、少なくとも前記段差の高い方の敷居の照明器の点灯または点滅により、前記第1及び前記第2の敷居に位置ずれが生じた場合に段差を報知することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0012】
さらに、本発明によれば、前記位置ずれ検出手段は、前記乗りかごに、昇降方向の所定の間隔で設けられた2個の光電センサ手段と、前記各階フロア出入口の昇降路に設けられ、前記所定の間隔に段差としない位置ずれ高さを加えた幅または長さを有する被検出体とから成り、前記2個の光電センサ手段の前記被検出体の検出信号の有無により、位置ずれを検出することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0013】
さらに、前記位置ずれ検出手段は、前記乗りかごに設けられた第1及び第2の3値リミットスイッチと、前記各階フロア出入口の昇降路に設けられ、前記第1及び第2の3値リミットスイッチに対応する第1及び第2の接触ブラケットとから成り、前記乗りかごの上昇時は、前記第1の接触ブラケットにより倒される前記第1の3値リミットスイッチの接点位置により、前記乗りかごの下降時は、前記第2の接触ブラケットにより倒される前記第2の3値リミットスイッチの接点位置により、位置ずれを検出することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0014】
さらに、前記位置ずれ検出手段は、前記乗りかごに設けられた超音波センサと、前記超音波センサに対向する反射面を有して、前記各階フロア出入口の昇降路に設けられた超音波反射体とから成り、前記超音波センサから発信された超音波が、前記超音波反射体或いは前記昇降路で反射され、その反射超音波の受信強度により、位置ずれを検出することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0015】
さらに、前記位置ずれ検出手段は、前記乗りかごに設けられた測長センサと、前記各階フロア出入口の昇降路に傾斜して設けられた測長検出板とから成り、前記測長センサにより測定した前記傾斜した測長検出板までの距離データを、予め測定または設定した段差無し距離データと比較して位置ずれを検出することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0016】
また、本発明によれば、前記乗りかごに、複数の案内音声データまたは信号音データを予め設定記憶した音声発生装置と、この音声発生装置により駆動されるスピーカ装置が設けられて、前記音声発生装置が、前記位置ずれ検出手段の出力により、予め設置記憶した複数の案内音声データまたは信号音データの1つを選択して、前記スピーカ装置で放送することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエレベータ敷居段差報知装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す概念図で、同図(a)は、第1の実施形態を設けた昇降路及び乗りかごの側面図であり、同図(b)は第1の実施形態の両敷居部分を上方から見た平面図である。
【0019】
図1(a)に示すように、乗りかご1のかご床2には、出入口柱3を備えて、その外側にかご敷居5がかご床2の一部に設けられ、このかご敷居5の上部にスライドするかご扉4を備える。さらに、乗り場6に対向するかご敷居5の側端部に、乗り場敷居8を照明する照明器10aを設ける。さらに同図(b)に示すように、上下に所定の間隔を隔てた2個の光電センサ11a、11bが、かご床2の例えばかご敷居5の下部に、ベース12により取り付けられる。
【0020】
一方、各階の乗り場6にブラケット9により取り付けられた乗り場敷居8の上部にスライドする乗り場扉7を備え、かご敷居5に対向する乗り場敷居8の側端部に、かご敷居5を照明する照明器10bが設けられる。さらに、乗りかご1が乗り場敷居8とかご敷居5との間に段差がない位置に停止したときに、前記2個の光電センサ11a、11bからの投光される光をそれぞれ反射する所定の幅を有する板状の被検出体13が、乗り場敷居8の下方の位置に光電センサ11a、11bに対向して取り付けられる。
【0021】
なお、光電センサ11a、11bが上下に隔てる所定の間隔は、乗降客が注意して安全に踏み越えられると想定される段差高さに等しく、また、被検出体13の所定の幅は、前記安全に踏み越えられると想定される段差高さに両敷居の位置ずれを段差と見なさない許容段差高さを加えた高さに等しくそれぞれが設定される。
【0022】
次に、本実施形態の作用動作を図2に示す敷居及び光電センサ部分を拡大した側面概念図を用いて説明する。
【0023】
図2(a)は、乗りかごが上方にずれて停止した場合を、同図(b)は段差が無い状態で停止した場合を、同図(c)は乗りかごが下方にずれて停止した場合をそれぞれ示す模式図である。
【0024】
かごの内部または乗り場の壁面等に設けられた操作スイッチからの信号を受けた図示していない制御盤により、同じく図示していない巻上機が運転制御されて、乗りかご1が昇降路内を上下に移動する。
【0025】
移動している乗りかご1が、図2(a)に示すように、乗り場敷居8の位置に対し、かご敷居5が高い位置で停止した場合には、乗り場扉及びかご扉を開く前に、光電センサ11a、11bが作動して、それぞれから投光した光が被検出体13で反射され、再び受光する反射光の有無が検出される。被検出体13は2個の光電センサ11a、11bの上下の配置間隔より僅かに広い幅を有する、すなわち、段差と見なさない許容段差高さ分を付加した幅になっているので、同図(a)のように乗りかご1が大きく上方にずれて停止すると、上部に位置する光電センサ11aからの投光は被検出体13から外れ、下部に設けた光電センサ11bから検出信号のみ出力される。これら2個の光電センサからの信号は、図示していない制御盤に入力され、制御盤では光電センサ11bからだけ信号が入力されるので、乗りかご1が上方にずれていると判断し、かご敷居5に設けた照明器10aを点灯または点滅させて、乗り場扉及びかご扉を開く。
【0026】
乗りかご1から出て行く乗降客には、踏み出す足元の乗り場敷居8の上面がかご敷居5の照明器10aで照明されるので、段差が有り、乗り場敷居8が低いと判る。一方、乗りかご1に乗り込む乗降客には、照明されている足元の乗り場敷居8と段差のため浮き上がっているかご敷居5の側面の照明器11aが見えて、かご敷居5が高いことと段差の程度が共に容易に認識できる。
【0027】
次に、同図(b)に示す、乗り場敷居8とかご敷居5が段差無しの状態で、同じ高さで停止した場合には、光電センサ11a、11bからの投光はいずれも被検出体13で反射されて、2個の光電センサから共に信号が出力されて、制御盤に入力される。制御盤では、両方の光電センサから信号が出力されたので、乗りかご1が段差無しで停止したと判断して、照明器10a、10bの点灯または点滅を行なわないで、乗り場扉及びかご扉を開く。
【0028】
次に、同図(c)に示すように、乗り場敷居8の位置に対し、かご敷居5が低い位置で停止した場合には、、光電センサ11a、11bからの投光は、光電センサ11bが被検出体13から外れるので、上部の光電センサ11aからだけ検出信号が出力される。
【0029】
制御盤では光電センサ11aからのみ信号が入力されるので、乗りかご1が下方にずれていると判断し、乗り場敷居8に設けた照明器10bを点灯または点滅して、乗り場扉及びかご扉を開く。
【0030】
乗りかご1に乗り込む乗降客には、踏み出す足元のかご敷居5の上面が乗り場敷居8の照明器10bで照明されるので、段差が有り、かご敷居5が低いことが判る。一方、乗りかご1から出て行く乗降客には、照明されている足元のかご敷居5の上面と段差で浮き上がっている乗り場敷居8の側面の照明器11bが見えて、段差の程度と乗り場敷居8が高くなっていることが容易に認識できる。
【0031】
なお、上記では、位置ずれ検出手段の被検出体13を、投光を反射するタイプの検出体で説明したが、自ら発光する所定の幅または長さの線状または列状の発光体を備えて成る被検出体でも、光電センサ11a、11bが同様に作動して本実施形態の位置ずれ検出手段として同様の効果を得ることが出来る。
【0032】
第1の実施形態では、2個の上下に配置した光電センサと所定の幅で乗り場敷居の下方に取り付けた被検出体により、停止位置がずれてかご敷居と乗り場敷居の間で生じた段差を検出できる。検出した結果を、乗降客に報知するために、高い側の敷居の側端部の照明器によりその段差の低い側を照明して、段差が有ることを認識させると共に、どちらが低くなっているかも報知することができる。
【0033】
また、段差が無い時には、照明器の点灯または点滅を行なわないので、エレベータ施設運用の省エネルギ効果も得られる利点がある。
【0034】
図3は、本発明の第2の実施形態の構成と作動を示す概念図で、図3(a)〜(c)は、乗りかご1が上昇移動して、乗り場6に停止する時に生じた段差とその段差を検出するセンサの状況を示し、図3(d)〜(f)は、同じく乗りかご1が下降移動して、乗り場6に停止するときの段差とその段差を検出するセンサの状況を示す。
【0035】
図3(a)に示すように、かご敷居5がかご床2の一部に設けられ、例えばそのかご敷居5の下部に、リミットスイッチベース35により2個のリミットスイッチ31a、31bが上下に所定の間隔を隔てて取り付けられる。また、乗り場敷居8に対向するかご敷居5の側端部に、照明器10aを設ける。
【0036】
一方、乗りかご1が乗り場敷居8とかご敷居5との間に段差ができない位置に停止したときに、2個のリミットスイッチ31a、31bのそれぞれの水平位置のスイッチ検知端部32b、33bに、外側から接する所定の距離を隔てたブラケット片34a、34bを有するリミットスイッチブラケット34が、乗り場敷居8の下方の位置に取り付けられる。また、かご敷居5に対向する各階の乗り場敷居8の側端部に、照明器10bが設けられる。
【0037】
なお、上部に取り付けられるリミットスイッチ31aは、乗りかご1が上昇移動するときの段差検出に使用される位置検知スイッチで、スイッチ検知端部32a、32b、32cの3位置を検知して、スイッチoff、スイッチA、スイッチBの3段階のスイッチ状態となり、ブラケット等による外力の加わらない状態では、スイッチ内に組み込まれたバネにより、上方に転倒したスイッチ検知端部32aの位置でスイッチoffとなっている。また、下方に取り付けられるリミットスイッチ31bは、乗りかご1が下降移動するときの段差検出に使用される位置検知スイッチで、リミットスイッチ31aとは逆の方向にスイッチ検知端部33a、33b、33cの3位置を検知して、同じくスイッチoff、スイッチA、スイッチBの3段階のスイッチ状態となり、ブラケット等による外力の加わらない状態では、バネにより下方に転倒したスイッチ検知端部33aの位置でスイッチoffとなっている。
【0038】
第2の実施形態について、先ず、乗りかごが上昇する場合の作用動作を図3を用いて説明する。
【0039】
図3(a)に示す、リミットスイッチ31a、31bをかご敷居5に設けられたリミットスイッチベース35に取り付けた乗りかご1が、到着階の乗り場6の下方から上昇してくる。途中、かご上昇の位置検知のリミットスイッチ31aが、ブラケット片34bに接触して作動するが、このときは乗りかご1は停止位置より遥か下方になるので、この信号は制御盤で無視される。
【0040】
さらに上昇して、リミットスイッチ31aの最上端に転倒しているスイッチ検知端部32aがブラケット片34aに接触して、リミットスイッチ31aは同図(b)に示す水平位置のスイッチ検知端部32b近傍まで起こされて、スイッチoffからスイッチAになる。さらにスイッチ検知端部32bが僅かに下になる位置で、スイッチBになる。このスイッチAになる範囲は、僅かな段差を「段差なし」と許容する範囲で決定される。さらに、乗りかご1が上昇すると、同図(c)のように、下方のスイッチ検知端部32cの位置まで転倒する。
【0041】
このように乗りかご1が下方から上昇移動して、例えば、図3(a)に示すスイッチ検知端部32aの位置で停止した場合には、制御盤は、かご扉及び乗り場扉を開く前に、かご上昇移動のリミットスイッチ31aの状態をチェックして、このリミットスイッチ31aのスイッチ状態「スイッチoff」が検知され、かご敷居5が乗り場敷居8より低い段差を生じていると判断する。この判断により、乗り場敷居8の照明器10bのみを点灯または点滅させた後、かご扉及び乗り場扉を開く。また、例えば同図(b)のようにスイッチ検知端部32bになって、「スイッチA」を検知すると、段差は許容される程度と判断して、かご敷居5の照明器10a及び乗り場敷居8の照明器10bの何れの照明器も点灯しないで、両扉を開く。さらに、同図(c)に示す、スイッチ検知端部32cが下方にブラケット片34aにより押された位置で、停止した場合には、制御盤が「スイッチB」を検知して、かご敷居5が乗り場敷居8より高い段差を生じていると判断し、かご敷居5の照明器10aのみを点灯または点滅する。
【0042】
同じく第2の実施形態について、乗りかごが下降する場合の作用動作は、先ず、図3(d)に示すように、かごの下降により、かご下降の位置検知を行なうリミットスイッチ31bのスイッチ検知端部33aが、ブラケット片34bに接触して作動する。このリミットスイッチ31bは、下方に倒れたスイッチ検知端部33aの位置でスイッチ状態「スイッチoff」と成って、さらに同図(e)に示す水平位置のスイッチ検知端部33b近傍まで起こされて、スイッチoffからスイッチAになるまでは、かご敷居5が乗り場敷居8より高い段差を生じていると判断する。同図(d)に示す位置に乗りかご1停止した場合には、かご敷居5の照明器10aのみを点灯または点滅して、両扉を開く。
【0043】
さらに、同図(e)に示す位置で停止した場合には、ブラケット片34bにより水平位置のスイッチ検知端部33b近傍で起こされて、「スイッチA」を検知し、段差は許容される程度と判断して、かご敷居5の照明器10a及び乗り場敷居8の照明器10bの何れの照明器も点灯しないで、両扉を開く。
【0044】
さらに、同図(f)に示すような、リミットスイッチ31bが下方に位置して、ブラケット片34bにより、上方に倒れたスイッチ検知端部33cの位置で、乗りかご1が停止すると、「スイッチB」が検知され、かご敷居5が乗り場敷居8より低い段差を生じていると判断し、乗り場敷居8の照明器10bのみを点灯または点滅させた後、かご扉及び乗り場扉を開く。
【0045】
第2の実施形態では、それぞれ上昇時位置検出及び下降時位置検出を行なう2個のリミットスイッチにより、それぞれの3段階のスイッチ状態を検知して、かご敷居と乗り場敷居の間に生じる段差をその高低関係も検出ができる。この検出結果に基き、高い位置の敷居の側端部の照明器により低い側の敷居を照明して、エレベータの乗降客に段差とその高低を報知することができ、エレベータ乗降時の安全性向上が図れる。
【0046】
なお、上述の第2の実施形態では、2個のリミットスイッチ31a、31bが上下に所定の間隔を隔てて設けた場合を説明したが、この2個のリミットスイッチを左右に並べて配し、外側から接する同じく左右に並べた2個のブラケット片により、それぞれが上昇移動時または下降移動時に対応する組となって作動するものであれば、上述と同様の効果が得られて本実施形態の目的する段差の検知と報知が行なえることは言うまでもない。
【0047】
図4は、本発明の第3の実施形態の構成と作動を示す乗りかご及び乗り場の敷居付近を側方からの拡大した概念図である。
【0048】
第3の実施形態は、乗り場6に対向する、乗りかご1のかご敷居5の側端部の上方に、照明器10aを設け、同じく側端部の下方に超音波センサ41を、その超音波信号放射方向が対向する乗り場敷居8の上辺部の方向になるように設ける。
【0049】
一方、かご敷居5に対向する乗り場敷居8の側端部の上方に、照明器10bを設ける。さらに、この照明器10bを避けた乗り場敷居8の上辺部に超音波反射体42を、かご敷居5と乗り場敷居8が段差の無い位置関係で停止したときに、かご敷居5に取り付けられた超音波センサ41から発射された超音波がこの超音波反射体42で反射して再び超音波センサ41に受信されるように、その反射面を超音波センサ41に対向して設ける。
【0050】
第3の実施形態の作動を、同じく図4を用いて説明する。
【0051】
先ず、図4(a)に示すようにかご敷居5が、乗り場敷居8より高い位置で停止した場合には、超音波センサ41から斜め上方に発射された超音波43aは、かご敷居5と乗り場敷居8の間隙を通過して、乗り場敷居8の上方の空間に放射される。したがって、超音波センサ41に再び入射する反射超音波が殆んど無く、この超音波センサ41は出力しない、超音波センサ41の出力を制御入力とする図示していない制御盤は、かご敷居5が乗り場敷居8より上方にずれる段差があると判断して、かご敷居5の照明器10aを点灯または点滅させ、かご扉及び乗り場扉を開く。
【0052】
次に、同図(b)に示すように、かご敷居5と乗り場敷居8が同じ高さで静止し、段差が生じない場合には、かご敷居5に設けた超音波センサ41から放射した超音波43bが、乗り場漆器8の上辺部に設けた超音波反射体42で効率良く反射して再び超音波センサ41に受信される。この強い反射波を受信した超音波センサ41は「反射信号受信」を制御盤に出力して、制御盤は段差無しと判断する。段差無しと判断した制御盤は、照明器10a、10bに対して照明の操作を行わずに、かご扉及び乗り場扉を開く。
【0053】
さらに、同図(c)に示すように、かご敷居5が乗り場敷居8より低い位置で静止した場合には、超音波センサ41から放射された超音波43cは、乗り場敷居8の照明器10bやその下部のブラケット9の端面などの不整な面で反射するため、その反射波も不整な超音波信号となり、信号強度も弱く雑音の状態を呈する信号となって、超音波センサ41に受信される。超音波センサ41は「雑音反射信号受信」を制御盤に出力して、制御盤は乗り場敷居8がかご敷居5より上方にあると判断して、乗り場敷居8の照明器10bを点灯または点滅させ、かご扉及び乗り場扉を開く。
【0054】
第3の実施形態では、比較的小型に製造されている超音波センサ及び超音波反射体を使用するので、かご床の下及び乗り場敷居の下にセンサを取り付けるベース或いは被検出体、リミットスイッチブラケット等の大型部材を使用せずに、乗りかご位置検知センサを設置できる。この超音波センサ及び超音波反射体により、反射超音波の受信強度を判別して、乗りかご及び乗り場の段差とその位置関係が検知でき、その状況に対応した、乗降客の認識が容易な段差報知を行なうことができる。
【0055】
図5は、本発明の第4の実施形態の構成と作動を示す側方からの概念図である。
【0056】
第4の実施形態は、図5に示すように、乗り場6に対向する、乗りかご1のかご敷居5の側端部の上方に、照明器10aを設け、かご敷居5の下方にセンサベース51を備えて、その下端に、対向する乗り場敷居8下部並びにブラケット9の側部に傾斜して設置される測長検出板53に向かってその距離を測定する測長センサ52を設ける。さらに、かご敷居5に対向する乗り場敷居8の側端部の上方に、照明器10bを設ける。なお、図示していない測長本体装置が、測長センサ52からの信号を処理して、検出した距離データを出力する。
【0057】
第4の実施形態では、対象のエレベータ設備の運用前に、図5(b)に示す、かご敷居5と乗り場敷居8に段差が無い位置の状態で測長センサ52と測長検出板53の距離データ「段差無し距離」を測定する。
【0058】
この距離データ「段差無し距離」の測定値に「段差無し」として許容する範囲の長さを付加した「段差無し距離範囲」を予め設定する。なお、この「段差無し距離範囲」は、実測または計算による算出の何れで行なっても良い。
【0059】
この実施形態の作動は、昇降路を上昇、下降している乗りかご1が指定階の乗り場で停止すると、測長センサ52と測長検出板53の距離測定を行い、その距離測定値が予め設定した「段差無し距離範囲」と比較される。
【0060】
“距離測定値”が「段差無し距離範囲」より短い場合は、図5(a)に示す距離データ54aに対応する位置関係となっており、かご敷居5が乗り場敷居8より高い段差で乗りかご1が停止している。短い“距離測定値”の距離データを入力された制御盤は、「かご敷居5が高い段差有り」と判断して、かご敷居5の照明器10aを点灯または点滅し、かご扉および乗り場扉を開く。
【0061】
“距離測定値”が「段差無し距離範囲」の中にある場合は、図5(b)に示す距離データ54bに対応する位置関係となっており、かご敷居5と乗り場敷居8には段差が無い状態で乗りかご1が停止している。制御盤は、「段差無し」と判断して、照明器10a、10bの点灯等の操作は行わずに、両扉を開く。
【0062】
“距離測定値”が「段差無し距離範囲」より長い場合は、図5(c)に示す距離データ54cに対応する位置関係となっており、かご敷居5が乗り場敷居8より低い段差で乗りかご1が停止している。長い“距離測定値”の距離データを入力された制御盤は、「乗り場敷居8が高い段差有り」と判断して、乗り場敷居8の照明器10bを点灯または点滅し、かご扉および乗り場扉を開く。
【0063】
第4の実施形態では、かご敷居5と乗り場敷居8の段差の量的な計測が、測長センサ52と測長検出板53の距離データとして得られるので、予め設定した段差無し距離範囲」と比較して、段差の高い側の敷居に設けた報知用照明器を点灯して、乗降客に段差を報知できる。
【0064】
さらに、得られた距離データから、制御盤に量的な段差のデータを提供することもできるので、段差の高さに対応した報知、例えば照明の照度を変化したり、照明色調を変えるなどの乗降客への報知の質的な向上が図れる。
【0065】
図6は、本発明の第5の実施形態の構成を示す概念図である。
【0066】
第5の実施形態は、図6に示すように、前述の第1乃至は第4の何れかの実施形態に、さらに、かご扉4の上方の乗りかご1の外部または内部に、予め設置記憶した複数の音声を、制御盤からの信号により選択して放送する音声発生装置60及びこの音声発生装置60に駆動されるスピーカ装置61を設ける。
【0067】
第5の実施形態の動作は、前述の第1乃至は第4の実施形態の何れかに併設されて、制御盤から出力される照明器10a、10bの点灯を制御する信号に関連して出力される案内音声の制御信号により、かご敷居5が高い段差の状態で照明器10aの点灯の場合には、予め音声発生装置60に設定記憶された、例えば、「エレベータの床が高くなっています。ご注意下さい。」等の案内音声をスピーカ装置61から放送する。また、かご敷居5が低い段差の状態で照明器10bの点灯の場合には、同じく予め音声発生装置60に設定記憶された、例えば、「乗り場の床が高くなっています。ご注意下さい。」等をスピーカ装置61から放送する。
【0068】
なお、第4の実施形態で、段差の量的な判定が成され、段差の高さに対応した報知が行なわれる場合には、それぞれの報知に対応した案内音声が予め設置されて、対応して放送する。
【0069】
また、上述では、言語音声による例を示したが、「ピッピ、ピッピ、ピッピ」等の一般的には注意を促す信号音も本特許の目的とする段差の報知に沿う音声信号の一部であることは言うまでもない。
【0070】
第5の実施形態では、第1乃至は第4の実施形態で行われる光による視覚的な報知に加え、音響による聴覚的報知が成され、乗降客が見過ごしてしまっても、さらに音声で報知をするので、乗降客への注意が徹底される。さらに、本実施形態では、視覚障害者へも報知ができる利点がある。
【0071】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によるエレベータ敷居段差報知装置によれば、かご敷居と乗り場敷居の段差を、何れの敷居が「高い」、或いは「低い」を判定して、高くずれた側の敷居の側端部に設けた照明器を点灯または点滅させて段差を報知するので、乗降客が容易に認識できる。さらに、音声報知も併用して、乗降客の認識度を高めた報知ができる。
【0072】
また、段差が無い場合には、照明器の点灯を行なわず、省エネルギ化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す概念図。
【図2】本発明の第1の実施形態の作用動作を示す概念図。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成と作動を示す概念図。
【図4】本発明の第3の実施形態の構成と作動を示す概念図。
【図5】本発明の第4の実施形態の構成と作動を示す概念図。
【図6】本発明の第5の実施形態の構成を示す概念図。
【図7】エレベータ設備の構成と従来の段差報知装置を示す図。
【符号の説明】
1・・・乗りかご、
2・・・かご床、
3・・・出入口柱、
4・・・かご扉、
5・・・かご敷居、
6・・・乗り場、
7・・・乗り場扉、
8・・・乗り場敷居、
9・・・ブラケット、
10a、10b・・・照明器、
11a、11b・・・光電センサ、
12・・・ベース、
13・・・被検出体、
31a、31b・・・リミットスイッチ、
32a、32b、32c、33a、33b、33c・・・スイッチ検知端部、
34・・・リミットスイッチブラケット、
34a、34b・・・ブラケット片、
35・・・リミットスイッチベース、
41・・・超音波センサ、
42・・・超音波反射体、
43a、43b、43c・・・超音波の伝播路、
51・・・センサベース、
52・・・測長センサ、
53・・・測長検出板、
54a、54b、54c・・・距離データ、
60・・・音声発生装置、
61・・・スピーカ装置、
71・・・昇降路、
72・・・制御盤、
73・・・巻上機。

Claims (6)

  1. 乗りかごが昇降する昇降路に設けられた各階フロア出入口の第1の敷居の前記昇降路側の側端部に設けられた第1の照明器と、
    前記乗りかごの出入口の第2の敷居の前記フロア出入口に対向する側端部に設けられた第2の照明器と、
    前記乗りかごの前記フロア着床時に、前記第1の敷居と前記第2の敷居間の段差を検出する位置ずれ検出手段と、
    前記位置ずれ検出手段の段差の検出に応じて、少なくとも前記第1および第2の敷居のうち、段差の高い方の敷居の照明器を点灯または点滅させる電源とを具備し、
    少なくとも前記段差の高い方の敷居の照明器の点灯または点滅により、前記第1及び前記第2の敷居に位置ずれが生じた場合に段差を報知することを特徴とするエレベータ敷居段差報知装置。
  2. 前記位置ずれ検出手段は、
    前記乗りかごに、昇降方向の所定の間隔で設けられた2個の光電センサ手段と、
    前記各階フロア出入口の昇降路に設けられ、前記所定の間隔に段差としない位置ずれ高さを加えた幅または長さを有する被検出体とから成り、
    前記2個の光電センサ手段の前記被検出体の検出信号の有無により、位置ずれを検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータ敷居段差報知装置。
  3. 前記位置ずれ検出手段は、
    前記乗りかごに設けられた第1及び第2の3値リミットスイッチと、
    前記各階フロア出入口の昇降路に設けられ、前記第1及び第2の3値リミットスイッチに対応する第1及び第2の接触ブラケット片とから成り、
    前記乗りかごの上昇時は、前記第1の接触ブラケット片により倒される前記第1の3値リミットスイッチの接点位置により、前記乗りかごの下降時は、前記第2の接触ブラケット片により倒される前記第2の3値リミットスイッチの接点位置により、位置ずれを検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータ敷居段差報知装置。
  4. 前記位置ずれ検出手段は、
    前記乗りかごに設けられた超音波センサと、
    前記超音波センサに対向する反射面を有して、前記各階フロア出入口の昇降路に設けられた超音波反射体とから成り、
    前記超音波センサから発信された超音波が、前記超音波反射体或いは前記昇降路で反射され、その反射超音波の受信強度により、位置ずれを検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータ敷居段差報知装置。
  5. 前記位置ずれ検出手段は、
    前記乗りかごに設けられた測長センサと、
    前記各階フロア出入口の昇降路に傾斜して設けられた測長検出板とから成り、前記測長センサにより測定した前記傾斜した測長検出板までの距離データを、予め測定または設定した段差無し距離データと比較して位置ずれを検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータ敷居段差報知装置。
  6. 前記乗りかごに、複数の案内音声データまたは信号音データを予め設定記憶した音声発生装置と、この音声発生装置により駆動されるスピーカ装置が設けられて、
    前記音声発生装置が、前記位置ずれ検出手段の出力により、予め設置記憶した複数の案内音声データまたは信号音データの1つを選択して、前記スピーカ装置で放送することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のエレベータ敷居段差報知装置。
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