JP2022148488A - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かごと乗場との段差に応じて報知を適切に行うことができる注意喚起装置を提供する。【解決手段】注意喚起装置20は、本体装置22、及びバッテリー23を備える。本体装置22は、報知器29、検出部33、検出部34、及び報知制御部35を備える。報知制御部35は、ドア8が動いたことが検出部33によって検出され且つかご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることが検出部34によって検出されると、報知器29から特定の報知を行う。【選択図】図2

Description

本開示は、注意喚起装置とエレベーター装置とに関する。
特許文献1に、エレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置は、かごを備える。かごの上にアナウンス装置用のバッテリーが設けられる。エレベーターの電源が遮断されると、バッテリーからアナウンス装置に電力が供給される。これにより、「段差があるのでご注意ください」といったアナウンスが繰り返し行われる。
特開2011-51705号公報
特許文献1に記載されたエレベーター装置では、バッテリーからアナウンス装置に電力が供給されていれば、かごのドアが開いた際に「段差があるのでご注意ください」といったアナウンスが必ず行われる。即ち、当該アナウンスは、かごと乗場との間に段差がない場合でも行われてしまう。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、かごと乗場との段差に応じて報知を適切に行うことができる注意喚起装置を提供することである。本開示の他の目的は、当該注意喚起装置を備えたエレベーター装置を提供することである。
本開示に係る注意喚起装置は、エレベーターの昇降路を移動するかごに設けられた本体装置と、昇降路が形成されたビルで停電が発生した場合に本体装置に電力を供給するバッテリーと、を備える。本体装置は、報知器と、かごの第1ドアが動いたことを検出する第1検出手段と、かごの位置が乗場の停止位置からずれていることを検出する第2検出手段と、第1ドアが動いたことが第1検出手段によって検出され且つかごの位置が乗場の停止位置からずれていることが第2検出手段によって検出されると、報知器から特定の報知を行う報知制御手段と、を備える。
本開示に係るエレベーター装置は、第1ドアを有し、昇降路を移動するかごと、商用電源から電力が供給され、かごの移動を制御する制御装置と、注意喚起装置と、を備える。注意喚起装置は、かごに設けられた本体装置と、商用電源からの電力が遮断された場合に本体装置に電力を供給するバッテリーと、を備える。本体装置は、報知器と、第1ドアが動いたことを検出する第1検出手段と、かごの位置が乗場の停止位置からずれていることを検出する第2検出手段と、第1ドアが動いたことが第1検出手段によって検出され且つかごの位置が乗場の停止位置からずれていることが第2検出手段によって検出されると、報知器から特定の報知を行う報知制御手段と、を備える。
本開示に係る注意喚起装置は、かごに設けられた本体装置と、停電が発生した場合に本体装置に電力を供給するバッテリーとを備える。本体装置は、報知制御手段を備える。報知制御手段は、かごの第1ドアが動いたことが第1検出手段によって検出され且つかごの位置が乗場の停止位置からずれていることが第2検出手段によって検出されると、報知器から特定の報知を行う。本開示によれば、かごと乗場との段差に応じて報知を適切に行うことができる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 図1のA部を拡大した図である。 注意喚起装置の機能を説明するための図である。 注意喚起装置の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の例を示す図である。 制御装置の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の例を示す図である。 制御装置の動作例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
以下に、図面を参照して詳細な説明を行う。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、かご1、及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。昇降路3は、ビルに形成された鉛直に延びる空間である。かご1及びつり合いおもり2は、ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
ロープ4は、巻上機5に巻き掛けられる。巻上機5は、かご1を駆動する。制御装置6は、巻上機5を制御する。即ち、かご1の移動は、制御装置6によって制御される。制御装置6に対しては、商用電源から電力が供給される。図1は、巻上機5及び制御装置6が昇降路3の上方の機械室7に設置される例を示す。巻上機5及び制御装置6は、昇降路3に設置されても良い。巻上機5が昇降路3に設置される場合、巻上機5は、昇降路3の頂部に設置されても良いし、昇降路3のピットに設置されても良い。
かご1は、ドア8、及び敷居9を備える。ドア8は、かご1の出入口を開閉する。敷居9は、ドア8の直下に配置される。敷居9は、ドア8の移動を案内する。
かご1が停止する各乗場10に、ドア11、及び敷居12が設けられる。ドア11は、乗場10の出入口を開閉する。敷居12は、ドア11の直下に配置される。敷居12は、ドア11の移動を案内する。
エレベーター装置は、かご1が特定の着床ゾーンに配置されていることを検出するための着床装置を備える。着床装置は、例えば光電センサ13、及びプレート14を備える。光電センサ13は、かご1に設けられる。プレート14は、昇降路3に設けられる。プレート14は、各乗場10の停止位置に合わせて配置される。具体的に、プレート14は、かご1が乗場10の停止位置に配置された際に光電センサ13から特定の信号が出力されるように配置される。即ち、かご1が乗場10の停止位置に配置されていることを着床装置によって検出することが可能である。なお、「かご1が乗場10の停止位置に配置される」ことは、「かご1の床と乗場10の床とが同じ高さに配置される」ことと同義である。
エレベーター装置は、注意喚起装置20を備える。注意喚起装置20は、ビルで停電等が発生し、商用電源からの電力が遮断された場合に、かご1から避難する乗客に対して注意喚起を行うための装置である。注意喚起装置20は、例えば反射体21、本体装置22、バッテリー23、及びケーブル24を備える。以下に、図2から図4も参照し、注意喚起装置20について詳しく説明する。
図2は、図1のA部を拡大した図である。図3は、注意喚起装置20の機能を説明するための図である。
反射体21は、各乗場10のドア11に設けられる。図2は、ある乗場10の停止位置にかご1が停止している例を示す。図2に示すように、乗場10のドア11はパネル11aを備える。反射体21は、パネル11aの表面のうち、かご1が乗場10の停止位置に停止した際にドア8に対向する表面に設けられる。反射体21は、偏光フィルタ付きの反射体であることが好ましい。
本体装置22は、かご1に設けられる。図2に示すように、かご1のドア8はパネル8aを備える。本体装置22は、パネル8aの表面のうち、かご1が乗場10の停止位置に停止した際にその乗場10のドア11に対向する表面に設けられる。図2及び図3に示す例では、本体装置22は、光源26、受光器27、加速度センサ28、報知器29、及び制御装置30を備える。
光源26は、特定の方向に向けて光を放射する。かご1が乗場10の停止位置に停止していれば、光源26から放射された光は、その乗場10のドア11に設けられた反射体21に当たる。
受光器27は、かご1が乗場10の停止位置に停止している場合に、その乗場10のドア11に設けられた反射体21によって反射された光源26からの光を受けることができるようにドア8に設けられる。受光器27は、受けた光に応じた信号を出力する。受光器27は、偏光フィルタ付きの受光器であることが好ましい。
加速度センサ28は、ドア8の加速度を検出する。加速度センサ28は、検出した加速度に応じた信号を出力する。
報知器29は、例えばスピーカである。
制御装置30は、停電検出部31、光源制御部32、検出部33、検出部34、及び報知制御部35を備える。
また、バッテリー23は、かご1に設けられる。図1は、バッテリー23がかご1の上に配置される例を示す。本体装置22とバッテリー23とは、ケーブル24によって接続される。バッテリー23は、ビルで停電が発生した場合に、本体装置22に電力を供給する。
なお、図2に示す例では、本体装置22が備える全ての要素がドア8に設けられる。これは一例である。報知器29及び制御装置30は、ドア8以外の場所に設けられても良い。
次に、注意喚起装置20の動作について詳しく説明する。図4は、注意喚起装置20の動作例を示すフローチャートである。
制御装置30では、エレベーター装置が据え付けられているビルで停電が発生したか否かが判定される(S101)。停電が発生していなければ、商用電源からの電力が制御装置6に供給される。制御装置6は、通常運転を制御する。通常運転では、かご1が、登録された呼びに順次応答する。なお、S101でNoと判定されると、バッテリー23から本体装置22に電力は供給されない(S102)。また、商用電源からの電力は、本体装置22に供給されない。
停電検出部31は、停電が発生したことを検出する。例えば、停電検出部31は、制御装置6に対する商用電源からの電力が遮断されることにより、停電の発生を検出する。これにより、S101でYesと判定される。S101でYesと判定されると、バッテリー23から本体装置22に電力が供給される(S103)。
バッテリー23から本体装置22への電力供給が開始されると、光源制御部32は、光源26から光を放射させる(S104)。
次に、制御装置30では、ドア8が動いたか否かが判定される(S105)。上述したように、ドア8には加速度センサ28が設けられている。加速度センサ28は、検出した加速度に応じた信号を制御装置30に出力する。検出部33は、加速度センサ28からの信号に基づいて、ドア8が動いたことを検出する。例えば、基準値以上の加速度を示す信号が加速度センサ28から制御装置30に入力されると、検出部33は、ドア8が動いたことを検出する。これにより、S105でYesと判定される。
S105でYesと判定されると、制御装置30では、着床ずれが発生しているか否かが判定される(S106)。即ち、S106では、かご1の位置が乗場10の停止位置からずれているか否かが判定される。検出部34は、受光器27からの信号に基づいて、かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることを検出する。
上述したように、乗場10のドア11には反射体21が設けられている。かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていなければ、受光器27は、反射体21によって反射された光源26からの光を受ける。かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていれば、受光器27は、光源26からの光を受けない。例えば、基準値以下の光しか受光器27が受けていないことを示す信号が受光器27から制御装置30に入力されると、検出部34は、かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることを検出する。これにより、S106でYesと判定される。
S106の判定は、S105の判定より先に行われても良い。S105及びS106の双方でYesと判定されると、報知制御部35は、報知器29から特定の報知を行う(S107)。例えば、報知制御部35は、S107において「かごと乗場との段差にご注意ください。」といったアナウンスを報知器29から行う。報知制御部35は、S107において特定の音を報知器29から発生させても良い。
一方、ドア8が動いたことが検出部33によって検出されなければ、S105でNoと判定される。かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることが検出部34によって検出されなければ、S106でNoと判定される。S105或いはS106の少なくとも一方でNoと判定されると、報知制御部35は、上記特定の報知を報知器29から行わない。
本実施の形態に示す例であれば、かご1と乗場10との段差に応じて報知を適切に行うことができる。例えば、ビルで停電が発生し、かご1に閉じ込められた乗客が手でドア8を開け、かご1から脱出する場合を考える。かかる場合、受光器27が光源26からの光を受けることができないような一定距離以上の段差がかご1と乗場10との間に形成されていれば、乗客がドア8を開けることによって、報知器29から報知が行われる。一方、乗客がドア8を開けた際に上記一定距離以上の段差が形成されていなければ、報知器29から報知は行われない。本実施の形態に示す例であれば、かご1から脱出しなければならないような緊急時に乗客に余計な情報を与えることを防止できる。余計な情報が与えられることによって乗客がパニックに陥ってしまうことも防止できる。
本実施の形態では、検出部33が、ドア8が単に動いたことを検出する例について説明した。検出部33は、ドア8が開方向に動いたことを検出しても良い。
本実施の形態では、本体装置22が光源26及び受光器27を備える例について説明した。本体装置22は、光源26及び受光器27の代わりに他のセンサを備えても良い。一例として、本体装置22は、磁気式の近接センサを備えても良い。
かかる場合、各乗場10のドア11に磁石が設けられる。近接センサは、かご1が乗場10の停止位置に停止している場合に、その乗場10のドア11に設けられた磁石を検出することができるようにドア8に設けられる。検出部34は、近接センサからの信号に基づいて、かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることを検出する。例えば、基準距離より遠い位置に磁石が存在することを示す信号が近接センサから制御装置30に入力されると、検出部34は、かご1の位置が乗場10の停止位置からずれていることを検出する。近接センサによる検出は、昇降路3内の塵埃による影響を受け難い。このため、誤検出の発生を低減できる。
他の例として、注意喚起装置20は、発電機25を更に備えても良い。本実施の形態に示す注意喚起装置20は、既設のエレベーター装置に後付けすることが可能である。注意喚起装置20が商用電源から電力供給を受ける必要がなければ、注意喚起装置20の後付け工事を容易に行うことができる。かかる場合、注意喚起装置20は発電機25を備えることが好ましい。
図1に示す例では、発電機25はかご1の上に設けられる。発電機25は、かご1の振動によって発電する。バッテリー23は、発電機25によって充電される。注意喚起装置20が発電機25を備える場合は、注意喚起装置20は商用電源から電力が供給されなくても良い。なお、注意喚起装置20が発電機25を備えていない場合に、商用電源から注意喚起装置20に電力が供給されなくても良い。
図5は、エレベーター装置の他の例を示す図である。図5は、注意喚起装置20からの信号を制御装置6が利用する例を示す。なお、注意喚起装置20自体は、上述した機能を備える。図5に示す例では、制御装置6は、比較部37、及び運行制御部38を備える。また、図5に示す例では、ビルに停電が発生していない場合でも、少なくとも光源26と受光器27とには電力が供給される。
図6は、制御装置6の動作例を示すフローチャートである。上述したように、制御装置6は、通常運転を制御する。通常運転において、運行制御部38は、かご1をある乗場10に停止させる際に巻上機5を制御してかご1の位置を調整する(S201)。そして、運行制御部38は、かご1を停止させる(S202)。
かご1が停止すると、制御装置6では、位置センサによる位置検出が行われる(S203)。一例として、位置センサは着床装置である。位置センサは、着床装置のように正確な位置を検出することができるセンサでなくても良い。例えば、位置センサは、磁気テープ或いはカム機構等を用いたセンサであっても良い。
比較部37は、位置センサによる検出結果に基づいて、かご1の停止位置が正常であるか否かを判定する(S204)。例えば、比較部37は、位置センサによって検出された位置と予め設定された正常範囲とを比較する。位置センサによって検出された位置が正常範囲に入っていなければ、S204でNoと判定される。S204でNoと判定されると、巻上機5によるかご1の位置調整が再度行われる。
S204でYesと判定されると、制御装置6では、注意喚起装置20による位置検出が行われる(S205)。比較部37は、注意喚起装置20による検出結果に基づいて、かご1の停止位置が正常であるか否かを判定する(S206)。例えば、基準値以下の光しか受光器27が受けていないことを示す信号が注意喚起装置20から制御装置6に入力されると、S206でNoと判定される。S206でNoと判定されると、巻上機5によるかご1の位置調整が再度行われる。
S206に示す判定は、S204に示す判定より先に行われても良い。204に示す判定とS206に示す判定とは、並行して行われても良い。S204及びS206の双方でYesと判定されると、運行制御部38は、ドア8を開放する(S207)。図5及び図6に示す例であれば、かご1が乗場10に停止する際の位置精度を高めることができる。
図7は、エレベーター装置の他の例を示す図である。図7は、注意喚起装置20からの信号を制御装置6が非常時に利用する例を示す。なお、注意喚起装置20自体は、上述した機能を備える。図7に示す例では、制御装置6は、故障検出部39、及び運行制御部38を備える。
図8は、制御装置6の動作例を示すフローチャートである。制御装置6では、着床装置が故障したか否かが判定される(S301)。故障検出部39は、着床装置が故障したことを検出する機能を有する。着床装置が故障したことが故障検出部39によって検出されていなければ、S301でNoと判定される。S301でNoと判定されると、運行制御部38は、着床装置からの信号に基づいて、かご1の停止位置を決定する(S302)。即ち、運行制御部38は、光電センサ13からの信号に基づいて、乗場10にかご1を停止させる。
一方、着床装置が故障したことが故障検出部39によって検出されると、S301でYesと判定される。S301でYesと判定されると、運行制御部38は、注意喚起装置20からの信号に基づいて、かご1の停止位置を決定する(S303)。例えば、運行制御部38は、検出部34による検出信号に基づいて、乗場10にかご1を停止させる。運行制御部38は、受光器27からの信号に基づいて、乗場10にかご1を停止させても良い。運行制御部38は、近接センサからの信号に基づいて、乗場10にかご1を停止させても良い。
本実施の形態において、符号31~35に示す各部は、制御装置30が有する機能を示す。図9は、制御装置30のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置30は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ41とメモリ42とを含む処理回路40を備える。制御装置30は、メモリ42に記憶されたプログラムをプロセッサ41によって実行することにより、符号31~35に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ41は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ42として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
図10は、制御装置30のハードウェア資源の他の例を示す図である。図10に示す例では、制御装置30は、例えばプロセッサ41、メモリ42、及び専用ハードウェア43を含む処理回路40を備える。図10は、制御装置30が有する機能の一部を専用ハードウェア43によって実現する例を示す。制御装置30が有する機能の全部を専用ハードウェア43によって実現しても良い。専用ハードウェア43として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
本実施の形態において、符号37~39に示す各部は、制御装置6が有する機能を示す。制御装置6のハードウェア資源は、図9或いは図10に示す例と同様である。例えば、制御装置6は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御装置6は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号37~39に示す各部の機能を実現する。制御装置6は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。制御装置6が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 ロープ、 5 巻上機、 6 制御装置、 7 機械室、 8 ドア、 8a パネル、 9 敷居、 10 乗場、 11 ドア、 11a パネル、 12 敷居、 13 光電センサ、 14 プレート、 20 注意喚起装置、 21 反射体、 22 本体装置、 23 バッテリー、 24 ケーブル、 25 発電機、 26 光源、 27 受光器、 28 加速度センサ、 29 報知器、 30 制御装置、 31 停電検出部、 32 光源制御部、 33 検出部、 34 検出部、 35 報知制御部、 37 比較部、 38 運行制御部、 39 故障検出部、 40 処理回路、 41 プロセッサ、 42 メモリ、 43 専用ハードウェア
本開示は、レベーター装置関する。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、かごと乗場との段差に応じて報知を適切に行うことができる注意喚起装置備えたエレベーター装置を提供することである。
本開示に係るエレベーター装置は、第1ドアを有し、昇降路を移動するかごと、商用電源から電力が供給され、かごの移動を制御する制御装置と、注意喚起装置と、着床装置と、を備える。注意喚起装置は、かごに設けられた本体装置と、商用電源からの電力が遮断された場合に本体装置に電力を供給するバッテリーと、を備える。本体装置は、報知器と、第1ドアが動いたことを検出する第1検出手段と、かごの位置が乗場の停止位置からずれていることを検出する第2検出手段と、第1ドアが動いたことが第1検出手段によって検出され且つかごの位置が乗場の停止位置からずれていることが第2検出手段によって検出されると、報知器から特定の報知を行う報知制御手段と、を備える。報知制御手段は、かごの位置が乗場の停止位置からずれていることが第2検出手段によって検出されなければ、報知器から報知を行わない。着床装置は、かごが乗場の停止位置に配置されていることを検出する。制御装置は、かごを乗場に停止させる際に、着床装置が故障していなければ着床装置からの信号に基づいてかごの停止位置を決定し、着床装置が故障すると注意喚起装置からの信号に基づいてかごの停止位置を決定する。
開示によれば、かごと乗場との段差に応じて報知を適切に行うことができる。

Claims (10)

  1. エレベーターの昇降路を移動するかごに設けられた本体装置と、
    前記昇降路が形成されたビルで停電が発生した場合に前記本体装置に電力を供給するバッテリーと、
    を備え、
    前記本体装置は、
    報知器と、
    前記かごの第1ドアが動いたことを検出する第1検出手段と、
    前記かごの位置が乗場の停止位置からずれていることを検出する第2検出手段と、
    前記第1ドアが動いたことが前記第1検出手段によって検出され且つ前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることが前記第2検出手段によって検出されると、前記報知器から特定の報知を行う報知制御手段と、
    を備えた注意喚起装置。
  2. 前記報知制御手段は、前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることが前記第2検出手段によって検出されなければ、前記報知器から前記報知を行わない請求項1に記載の注意喚起装置。
  3. 前記乗場の第2ドアに設けられた反射体を更に備え、
    前記本体装置は、
    前記第1ドアに設けられた光源と、
    前記第1ドアに設けられ、前記かごが前記乗場の停止位置に停止している場合に前記反射体によって反射された前記光源からの光を受ける受光器と、
    を更に備え、
    前記第2検出手段は、前記受光器からの信号に基づいて、前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることを検出する請求項1又は請求項2に記載の注意喚起装置。
  4. 前記乗場の第2ドアに設けられた磁石を更に備え、
    前記本体装置は、前記かごが前記乗場の停止位置に停止している場合に前記磁石の存在を検出するセンサを更に備え、
    前記第2検出手段は、前記センサからの信号に基づいて、前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることを検出する請求項1又は請求項2に記載の注意喚起装置。
  5. 前記本体装置は、前記第1ドアに設けられた加速度センサを更に備え、
    前記第1検出手段は、前記加速度センサからの信号に基づいて、前記第1ドアが動いたことを検出する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の注意喚起装置。
  6. 前記かごに設けられ、振動によって発電する発電機を更に備え、
    前記バッテリーは、前記発電機によって充電される請求項1から請求項5の何れか一項に記載の注意喚起装置。
  7. 第1ドアを有し、昇降路を移動するかごと、
    商用電源から電力が供給され、前記かごの移動を制御する制御装置と、
    注意喚起装置と、
    を備え、
    前記注意喚起装置は、
    前記かごに設けられた本体装置と、
    前記商用電源からの電力が遮断された場合に前記本体装置に電力を供給するバッテリーと、
    を備え、
    前記本体装置は、
    報知器と、
    前記第1ドアが動いたことを検出する第1検出手段と、
    前記かごの位置が乗場の停止位置からずれていることを検出する第2検出手段と、
    前記第1ドアが動いたことが前記第1検出手段によって検出され且つ前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることが前記第2検出手段によって検出されると、前記報知器から特定の報知を行う報知制御手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  8. 前記報知制御手段は、前記かごの位置が前記乗場の停止位置からずれていることが前記第2検出手段によって検出されなければ、前記報知器から前記報知を行わない請求項7に記載のエレベーター装置。
  9. 前記かごが前記乗場の停止位置に配置されていることを検出するための着床装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記着床装置が故障していなければ前記着床装置からの信号に基づいて前記かごの停止位置を決定し、前記着床装置が故障すると前記注意喚起装置からの信号に基づいて前記かごの停止位置を決定する請求項7又は請求項8に記載のエレベーター装置。
  10. 前記商用電源から電力は前記注意喚起装置に供給されない請求項7から請求項9の何れか一項に記載のエレベーター装置。
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