JP2007217132A - エレベータの誤認降車報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの目的階誤認による誤り降車を乗客に報知して抑制するようにしたエレベータの誤認降車報知装置を提供する。
【解決手段】かご呼び及び乗場呼びに従った乗りかごの走行制御、及び乗りかご及び乗場の戸開閉制御を行うエレベータ主制御手段103−109と、乗りかごから降車する乗客を検出する乗客降車検出手段111と、エレベータ主制御手段の制御及び乗客降車検出手段の降車検出に従って、乗場呼びのみでの乗りかごの停止時に乗客降車検出手段が乗客の降車を検出すると誤認降車報知指令を発する誤認降車検出手段113と、誤認降車報知指令に従って誤認降車の報知を行うエレベータ案内装置25と、を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】かご呼び及び乗場呼びに従った乗りかごの走行制御、及び乗りかご及び乗場の戸開閉制御を行うエレベータ主制御手段103−109と、乗りかごから降車する乗客を検出する乗客降車検出手段111と、エレベータ主制御手段の制御及び乗客降車検出手段の降車検出に従って、乗場呼びのみでの乗りかごの停止時に乗客降車検出手段が乗客の降車を検出すると誤認降車報知指令を発する誤認降車検出手段113と、誤認降車報知指令に従って誤認降車の報知を行うエレベータ案内装置25と、を備えた。
【選択図】図2
Description
この発明は、エレベータにおいて、乗客が目的階誤認により誤った階で降車しようとした際にアナウンス等で報知するエレベータの誤認降車報知装置に関する。
従来、この発明と関連のある装置として、エレベータ乗場の上昇呼び釦及び、下降呼び釦と、乗客が目的階と反対方向に走行するエレベータかごに誤って乗り込んだことを検出する誤り乗車検出装置を具備したエレベータにおいて、誤り乗車検出装置が動作したことで誤り乗車であることを乗客に告知、警告する誤り乗車警告装置がある。この装置では、乗客が誤って目的階と反対方向のエレベータかごに乗り込んだ際、走行方向と反対の行先階呼び釦を操作することにより誤り乗車を告知、警告している(例えば特許文献1参照)。
上述のような従来の装置は、エレベータの乗りかごへの誤り乗車を乗客に告知、警告する装置であり、乗客が目的階誤認によって誤った階で降車する誤り降車を報知する機能は備えていなかった。
この発明は、エレベータの乗りかごへの誤り乗車と同様に重要な、目的階誤認による誤り降車を乗客に報知して抑制するようにしたエレベータの誤認降車報知装置を提供することを目的とする。
この発明は、乗場呼びのみでの乗りかごの停止時に乗客降車検出手段が乗客の降車を検出するとエレベータ案内装置に誤認降車報知指令を発する誤認降車検出手段を備えたことを特徴とするエレベータの誤認降車報知装置にある。
この発明では、エレベータの乗りかごからの目的階誤認による誤り降車を乗客に知らせることで抑制し、これにより誤り降車した乗客が降車階で新に行う本来、不必要な乗場呼びがなくなり、サービスと運転効率の低下を防ぐことができる。
まず図1にこの発明によるエレベータの誤認降車報知装置の乗客降車検出手段に含まれる乗客検出センサ6,7の設置状態の一例を示す。図1は階床に停止して戸開している状態の乗りかご3と乗場5との間の上面図を示す。乗りかご3と乗場5間には、乗客の乗り降りの際の移動方向に沿って例えば2つの乗客検出センサ6.7が設けられている。
乗客検出センサ6,7は例えば光電センサからなり、乗りかご3と乗場の戸4の間にあるかごの戸1と、このかごの戸1と乗りかご3の間にあるかご立柱2とにそれぞれ取付けられ、それぞれ乗客が通る開口部分の両側の一方側に設けられた光電センサの発光素子6a,7a側から開口部分の他方側に設けられた受光素子6b,7b側へ照射される光ビームL6,L7が遮られることで乗客を検出する。そして例えば図1では、先に光ビームL7で光ビームが遮られるか、さらには光ビームL7→光ビームL6の順で光ビームが遮られれば、乗りかご3から降車する乗客が検出されたことになる。
図2はこの発明によるエレベータの誤認降車報知装置を含むエレベータ制御系の構成を示す図である。例えばコンピュータで構成されるエレベータ制御装置10は、かご呼び(乗りかご3にあるかご呼び釦の操作による呼び)及び乗場呼び(乗場5にある乗場呼び釦の操作による呼び)に従った乗りかご3の走行制御や、かごの戸1及び乗場の戸4の戸開閉制御を行うために、運転状態を検出するための乗場呼び釦、かご呼び釦、乗りかご3の位置や速度を検出するための各種機器、センサ等(図示省略)からの信号を受ける。これには上述の乗客検出センサ6、7からの検出信号も含まれる。そしてこれらの信号に基づいてエレベータ制御装置10は、エレベータ駆動装置21、戸開閉装置23及びアナウンスや音で情報を伝えるエレベータ案内装置25を制御する。
エレベータ制御装置10は、I/O制御部101を介して信号の入出力を行う。かご呼び制御部103及び乗場呼び制御部105は、かご呼び釦によるかご呼び、乗場呼び釦による乗場呼びに基づくかご呼び信号、乗場呼び信号をそれぞれ出力して、かご呼び、乗場呼びの制御を行う。
走行制御部107は運転状態を示す各種機器、センサ等からの検出信号及びかご呼び制御部103及び乗場呼び制御部105からのかご呼び信号、乗場呼び信号に基づきエレベータ駆動装置21を制御して乗りかご3を走行させる制御を行う。
戸開閉制御部109は走行制御部107による走行制御の乗りかご3の走行、停止に同期させて戸開閉装置23を制御し、かごの戸1及び乗場の戸4の開閉制御を行う。降車検出部111は、図1に示した乗客検出センサ6、7からの光ビームが遮られることによる乗客の検出信号に基づき乗客の降車を検出し、最初に乗客検出センサ7で乗客を検出するか、又は乗りかご3に近い側から乗客検出センサ7、6の順で乗客を検出した時に乗客の降車と判断する。
そして誤認降車検出部113は、かご呼び制御部103、乗場呼び制御部105、走行制御部107及び戸開閉制御部109からなるエレベータ主制御手段での制御と、乗客検出センサ6、7及び降車検出部111からなる乗客降車検出手段の降車検出に従って、乗場呼びのみでの乗りかご3の停止時に乗客の降車を検出すると、エレベータ案内装置25に対して誤認降車報知指令を発生する。
エレベータ案内装置25は誤認降車報知指令を受けると、アナウンスや音で誤認降車しようとしていることを該乗客に伝える。アナウンスの例として、「只今n階です。」や「降車階を確認下さい。」等があり、音の例としては、誤認降車を知らせるものとして予め設定した音色、鳴動パターンの音等を使用する。
図3には誤認降車検出手段である誤認降車検出部113の動作の一例のフローチャートを示し、以下動作を説明する。上述のエレベータ主制御手段での制御において、乗場呼びのみでの乗りかご3の停止を検出する(ステップS1)。停止が検出されると次に、かごの戸1及び乗場の戸4の戸開を検出する(ステップS2)。
そして戸開が検出されると、かごの戸1及び乗場の戸4の戸閉まで(ステップS4)、降車検出部111での乗客の降車検出を待つ(ステップS3)。そしてその間に乗客の降車が検出されれば誤認降車と判定し(ステップS5)、エレベータ案内装置25に対して誤認降車報知指令を発生する(ステップS6)。
また図4には、図3のステップS3での降車検出部111による動作の一例のフローチャートを示し、以下動作を説明する。かごの戸1に設けられた乗客検出センサ6と、かご立柱2側に設けられた乗客検出センサ7とでの光ビームの遮断検出、すなわち乗客検出をし、最初に乗場5側に近いかごの戸1側の乗客検出センサ6で光ビームの遮断が検出されると(ステップS31)、乗客降車は未検出と判断する(ステップS32)。また、最初に乗りかご3側に近いかご立柱2側の乗客検出センサ7で光ビームの遮断が検出されると(ステップS33)、乗客降車検出と判断する(ステップS34)。
なお、ステップS33でかご立柱2側の乗客検出センサ7で光ビームの遮断が検出され、その後にかごの戸1側の乗客検出センサ6で光ビームの遮断が検出されたことにより(ステップS35)、乗客降車検出と判断(ステップS34)してもよい。またステップS32の乗客降車未検出に至った場合には、例えば該停止階で戸閉するまで、ステップS31からの動作を繰り返す。
なお、降車検出部111は乗客検出センサ6,7と共に例えば乗りかご3上に設けられ、乗客降車検出を示す信号をエレベータ制御装置10側に送ってくるようにしてもよい。
また、乗客降車検出手段を構成する乗客検出センサ6,7は光電センサに限らず、指向性の高い乗客検出が可能なセンサであればよい。また数も乗客の移動方向に沿って3つ以上並べて設け、精度を上げるようにしてもよい。この場合、乗りかご3側に最も近い乗客検出センサで最初に乗客検出があるか、又は乗りかご3側に近い側の乗客検出センサから順番に乗客検出があった場合に乗客降車検出と判断する。
1 かごの戸、2 かご立柱、3 乗りかご、4 乗場の戸、5 乗場、6,7 乗客検出センサ、6a,7a 発光素子、6b,7b 受光素子、10 エレベータ制御装置、21 エレベータ駆動装置、23 戸開閉装置、25 エレベータ案内装置、101 I/O制御部、103 かご呼び制御部、105 乗場呼び制御部、107 走行制御部、109 戸開閉制御部、111 降車検出部、113 誤認降車検出部(誤認降車検出手段)、L6,L7 光ビーム。
Claims (5)
- 乗場呼びのみでの乗りかごの停止時に乗客降車検出手段が乗客の降車を検出するとエレベータ案内装置に誤認降車報知指令を発する誤認降車検出手段を備えたことを特徴とするエレベータの誤認降車報知装置。
- かご呼び及び乗場呼びに従った乗りかごの走行制御、及び乗りかご及び乗場の戸開閉制御を行うエレベータ主制御手段と、
乗りかごから降車する乗客を検出する上記乗客降車検出手段と、
上記エレベータ主制御手段の制御及び上記乗客降車検出手段の降車検出に従って、乗場呼びのみでの乗りかごの停止時に上記乗客降車検出手段が乗客の降車を検出すると誤認降車報知指令を発する上記誤認降車検出手段と、
上記誤認降車報知指令に従って誤認降車の報知を行う上記エレベータ案内装置と、
を備えたことを特徴とするエレベータの誤認降車報知装置。 - 上記乗客降車検出手段が、乗りかごと乗場間の乗客の移動方向に沿って設けられた複数の乗客検出センサと、これらの乗客検出センサのうちの乗りかごに最も近い側で最初に乗客検出があった場合に乗客の降車を判定する降車検出部と、からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの誤認降車報知装置。
- 上記乗客降車検出手段が、乗りかごと乗場間の乗客の移動方向に沿って設けられた複数の乗客検出センサと、これらの乗客検出センサの乗りかごに近い側から順に乗客検出があった場合に乗客の降車を判定する降車検出部と、からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの誤認降車報知装置。
- 上記複数の乗客検出センサがそれぞれ、乗りかごと乗場の戸の間にあるかごの戸と、このかごの戸と乗りかごの間にあるかご立柱とに取付られていることを特徴とする請求項3又は4に記載のエレベータの誤認降車報知装置。
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JP2006040516A JP2007217132A (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | エレベータの誤認降車報知装置 |
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Publications (1)
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Country Status (1)
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JP2018039607A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター装置 |
CN110668272A (zh) * | 2019-10-21 | 2020-01-10 | 广州广日电梯工业有限公司 | 电梯防捣乱的控制方法 |
CN112340560A (zh) * | 2019-08-08 | 2021-02-09 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的使用者探测系统 |
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CN112340560A (zh) * | 2019-08-08 | 2021-02-09 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的使用者探测系统 |
CN112340560B (zh) * | 2019-08-08 | 2022-06-21 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的使用者探测系统 |
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