JP6167907B2 - 薬剤カセット - Google Patents

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Description

本発明は、薬剤カセットに関するものである。
従来、小物(物品)を整列して供給するための装置として、例えば、第1駆動手段によって回転される円板状の第1回転体と、第2駆動手段によって回転される円環状の第2回転体とを備えたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の装置では、第1回転体と第2回転体の位置関係が固定されており、収容可能な物品の数量が制限されている。収容する物品が薬剤である場合、充填作業を頻繁に行わなくてもよいように、収容数をできるだけ多くすることが望ましいが、前記構成の第1回転体と第2回転体で対応するには限界がある。
特公平1−51403号公報
本発明は、大量の薬剤を収容できるにも拘わらず、収容される薬剤の残量に応じてスムーズに自動払出が可能である薬剤カセットを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
薬剤カセットを、
薬剤が収容される筒状体と、
前記筒状体内に配置され、前記筒状体と共に薬剤を収容可能な薬剤収容部を構成し、前記筒状体の軸心方向に往復移動可能であると共に、第1回転軸を中心として回転可能な第1回転体と、
前記筒状体の外周に配置され、第2回転軸を中心として回転可能な第2回転体と、
前記第2回転体の回転により、前記第2回転体上の薬剤を外部へと導く排出部と、
前記第1回転体を前記筒状体の軸心方向に往復移動させる昇降機構と、
を備えた構成としたものである。
この構成により、薬剤を充填する場合には、第1回転体を筒状体の軸心方向の一端側へと移動させ、薬剤収容部を拡大することができる。そして、薬剤収容部から薬剤を払い出す場合には、第1回転体を徐々に軸心方向の他端側へと移動させ、第2回転体への移送をスムーズに行わせることができる。
前記筒状体は、前記第1回転体を前記筒状体の軸心方向に往復移動可能であって、かつ、周方向に回転不能にガイドし、前記筒状体の軸心回りに回転可能な第1筒状部と、前記筒状体の軸心回りには回転不能な第2筒状部とからなり、
前記第1回転体と共に前記第1筒状部を回転させる回転駆動機構をさらに備えるのが好ましい。
この構成により、第1回転体を、その軸心方向に往復移動させながら、回転駆動機構によって筒状体を介して回転させることができる。
記昇降機構は、前記第1回転体と、前記筒状体の軸方向に寸法を変更可能な寸法可変部材との間に配設される軸受部材を備え、
前記軸受部材は、前記第1回転体を回転可能に支持するベアリングを備えるようにすればよい。
前記第2回転体によって周方向に搬送される薬剤の高さを制限する規制片を備え、
前記規制片は、昇降可能で、降下時に上方側に形成される空間に突出する補助片を有するのが好ましい。
この構成により、通過可能な薬剤の高さを自由に設定することができる。また、高さを低く設定した場合でも、補助片によって上方に形成される隙間を覆うことができる。したがって、その隙間から他の薬剤が通過してしまったり、詰まりを生じさせたりといった不具合の発生を確実に防止することができる。
前記筒状体の軸心方向は、鉛直方向に対して傾斜していてもよい。
前記筒状体の軸心方向は、前記第1回転体の第1回転軸の軸心方向と一致していてもよい。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
薬剤供給装置を、
前記いずれかの薬剤カセットと、
前記第2回転体によって搬送される薬剤を検出する搬送薬剤検出手段と、
前記搬送薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されないとき、又は、前記搬送薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力される間隔が予め設定した時間を超えたとき、前記昇降機構を駆動して前記第1回転体を上動させる制御手段と、
を備えた構成としたものである。
前記第2回転体の回転により、その外側に排出される薬剤を検出する排出薬剤検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記排出薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されない時間が予め設定した時間を超えた場合において、前記搬送薬剤検出手段によって薬剤が検出されていないとき、薬剤の欠品であると判断するのが好ましい。
前記制御手段は、前記排出薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されない時間が予め設定した時間を超えた場合において、前記搬送薬剤検出手段によって薬剤が検出されているとき、エラーであると判断するのが好ましい。
記昇降機構に伝達する動力を遮断可能なクラッチを備えるのが好ましい。
この構成により、薬剤の詰まり等が原因で、第1回転体や筒状体の回転が妨げられる場合には、クラッチにより動力の伝達が遮断されるので、回転駆動機構に無理な負荷が作用して焼損する等の不具合を発生させることがない。
本発明によれば、筒状体内で、第1回転体を往復移動及び回転可能としたので、第1回転体を筒状体の軸心方向の一端側へと移動させることにより、薬剤収容部の容積を増大させて大量の薬剤を充填することが可能となる。また、第1回転体を徐々に筒状体の他端側へと移動させることにより、薬剤の残量に応じてスムーズに自動払出することが可能となる。
本実施形態に係る薬剤充填装置の斜視図である。 図1の薬剤充填装置の側面図である。 図1の薬剤充填装置の正面図である。 図1の薬剤充填装置の側面断面図である。 バイアル瓶供給ユニット、ラベリングユニット及びバイアル瓶リフターの斜視図である。 ラベリングの動作を示す斜視図である。 昇降台が待機位置にある状態を示すバイアル瓶リフターの斜視図である。 昇降台が上昇中の状態を示すバイアル瓶リフターの斜視図である。 ピンの可動ブロックとピン開閉棒の動作を示す側面図である。 カセット装着部から薬剤カセットを取り外した状態を示す斜視図である。 (a)は、図10のカセット装着部の拡大斜視図、(b)は(a)の第2ガイドレール部の内部構成を示す斜視図である。 図10の薬剤カセットから蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。 図12に示す薬剤カセットのカセット本体の分解斜視図である。 図10の薬剤カセットを下方側から見た状態を示す斜視図である。 図14からカセット本体の本体部やベース部等を取り外した状態を示す斜視図である。 図12の薬剤カセットからカセット本体のカバー部を取り外し、第1回転体を最も低い位置に移動させた状態を示す斜視図である。 図12の本体部と、そこに装着される高さ規制部材の分解斜視図である。 図17Aの規制片の近傍部分を示す拡大斜視図である。 図12の薬剤カセットからカバー体を分離した状態を示す分解斜視図である。 図12の薬剤カセットの第1回転体と昇降機構の斜視図である。 図19の第1回転体を下方側から見た状態を示す斜視図である。 図19の第1回転体と昇降機構を一体化して下方側から見た状態を示す斜視図である。 図4のアームユニットから一方のガイドブロックを取り外した状態であって、チャック部材を最大突出位置に位置させた状態を示す斜視図である。 図22のユニット本体、チャック本体及びガイドブロックの分解斜視図である。 図4のアームユニットから一方のガイドブロックを取り外した状態であって、チャック部材を傾斜位置に位置させた状態を示す斜視図である。 図22を反対側から見た状態を示す斜視図である。 図4の排出ユニットを示す斜視図である。 本実施形態に係る薬剤充填装置のブロック図である。 本実施形態に係る薬剤充填装置に於ける薬剤の払出処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
(1.全体構成)
図1から図4は、本発明の薬剤カセットが採用される薬剤充填装置1を示す。薬剤充填装置1は、図4に示すように、バイアル瓶供給ユニット2、ラベリングユニット3、バイアル瓶リフター4、薬剤供給ユニット5、搬送ユニット6、排出ユニット7及び制御ユニット80(図27参照)を備える。なお、この薬剤充填装置1の装置本体8において、バイアル瓶9の排出窓10A,10B,10Cが設けられた面を正面とする。
装置本体8の正面には、図1及び図3に示すように、正面扉11が開閉可能に設けられている。正面扉11には、垂直方向3箇所に開口する排出窓10A,10B,10Cのほか、上段と中段の排出窓10A,10Bの間に操作パネル12が設けられている。また、操作パネル12の右側には、バーコードリーダ13が設置され、その下方には薬剤の充填又は戻し作業用の補助装着台14が設けられている。下段の排出窓10Cの下方には、ラベリングユニット3を引き出すための引出しドア15が設けられている。
(1−1.バイアル瓶供給ユニット2)
バイアル瓶供給ユニット2は、図5に示すように、装置本体8の正面から見て奥側の下部両側に矩形箱状のストッカ21を備えている。各ストッカ21には、サイズの異なるバイアル瓶9がランダムに収容されている。バイアル瓶9は、装置本体8の左右側面に設けたドア22(図1参照)を開放して補充できるようになっている。ストッカ21の内底には、装置本体8の正面に向かって上方に傾斜する走行駆動可能な無端ベルト23aからなるコンベア23が設けられている。コンベア23は、ストッカ21に収容されたバイアル瓶9を正面側に搬送するようになっている。ストッカ21の正面側の内壁に沿って、取出し装置24が垂直に設けられている。取出し装置24は、走行駆動可能な無端ベルト24aにパドル25を一定間隔で取り付けてなり、各パドル25にバイアル瓶9を横向きに支持し該バイアル瓶9を無端ベルト24aの上昇に伴って取り出すことができる。コンベア23の前端と取出し装置24の下端との間にはコンベア23で搬送されてきたバイアル瓶9を取出し装置24のパドル25に案内するガイド板26が設けられている。
ストッカ21の正面側の外壁には、取出し装置24によりストッカ21から取り出されたバイアル瓶9を滑落させるシュート27と、このシュート27から滑落してきたバイアル瓶9を受け止めて支持するフォーク28とが設けられている。フォーク28は、ラック&ピニオン機構等の公知の機構により、サイズの異なるバイアル瓶9をいずれも支持できるように水平方向に幅を変更可能である。なお、バイアル瓶9は、図6に示すように、口部の外周にフランジ9aと、図示しないキャップをロックする機構を有する突片9bとを有するものである。
バイアル瓶供給ユニット2には、図4に示すように、ストッカ21の内部の下方に欠品センサ29a、上方にオーバーフィルセンサ29b、最上位置のパドル25に支持されたバイアル瓶9を検出する準備状態検出センサ29c、シュート27に図示しないストッパで停止させられたバイアル瓶を検出するバイアル瓶待機センサ29dがそれぞれ設けられている。
(1−2.ラベリングユニット3)
ラベリングユニット3は、図5に示すように、ラベルプリンタ31とプッシャー32とからなっている。ラベルプリンタ31は、図6に示すように、バイアル瓶9の外周面に貼り付けるラベル33を一定間隔で貼り付けたラベルテープ34を使用する。ラベルプリンタ31は、ラベルテープ34を巻回したテープリール35と、このテープリール35から供給されたラベルテープ34のラベル33に処方番号、患者名、薬剤名などの情報を印刷するプリントヘッド36と、ラベル33を剥がされたラベルテープ34を巻き取る巻取リール37と、バイアル瓶9を回転させる駆動ローラ38とを備えた公知のものである。プッシャー32は、図6に示すように、モータ39により駆動されるボールねじ40によりフォーク28と平行にガイドロッド41に沿って移動可能である。プッシャー32には、前記バイアル瓶供給ユニット2のフォーク28に支持されたバイアル瓶9をラベルプリンタ31の駆動ローラ38に押し付ける3つのローラ42a,42b,42cを有している。装置本体8には図7に示すように大,小のバイアル瓶9の突片9bの位置を検出するセンサ43が設けられている。
(1−3.バイアル瓶リフター4)
バイアル瓶リフター4は、図7乃至9に示すように、バイアル瓶9を載置する昇降台51と、該昇降台51に載置される支持板52と、前記昇降台51と支持板52を昇降させる昇降機構53と、ピン開閉棒54とからなっている。
昇降台51は、上面にバイアル瓶9の外周を支持する4本のピン55が突出している。対向する2本のピン55の基部は可動ブロック56に固定されている。2つの可動ブロック56はガイドロッド57に沿って互いに接離する方向に移動可能であり、接近する方向にばね58により付勢されている。支持板52は、前記4本のピン55が進入する長い切欠き59が形成されている。支持板52は、外周に複数の耳部60を有し、該耳部60で装置本体8に固定されたブラケット61に載置されるようになっている。昇降機構53は図示しないベルト駆動装置によりガイドロッド62に沿って昇降する昇降ブロック63を有し、該昇降ブロック63に設けたアーム64の先端に前記昇降台51が固定されている。ピン開閉棒54は、前記昇降台51の下方にあって、装置本体8に固定されている。このピン開閉棒54は、昇降台51の昇降動作に伴って、昇降台51の2つの可動ブロック56の間に係脱して、可動ブロック56を移動し、4つのピン55を開閉するようになっている。
バイアル瓶リフター4の昇降機構53の駆動により昇降台51が下降すると、図9(a)に示すように、4本のピン55は昇降台51の下方に設けたピン開閉棒54に押し広げられてばね58の付勢力に抗してバイアル瓶9から離隔する方向に移動する。昇降台51の下降の途中で、支持板52はブラケット61に支持されて停止するが、昇降台51はそのまま下降を続けて最下位置で停止する。最下位置から昇降台51が上昇すると、図9(b)に示すように、ブラケット61に支持されている支持板52を載置する一方、4本のピン55がピン開閉棒54から解放されてばね58の付勢力により支持板52上のバイアル瓶9を押し付けて保持するようになっている。昇降機構53は、昇降台51に載置されたバイアル瓶9をラベリング位置から後述する搬送ユニット6の受渡し位置まで搬送する。
(1−4.薬剤供給ユニット5)
薬剤供給ユニット5は、図10に示すように、装置本体8の両側の支持パネル101に複数のカセット装着部102を形成し(図10では1箇所のみ図示)、各カセット装着部102に薬剤カセット103をそれぞれ着脱可能としたものである。
(1−4−1.カセット装着部102)
カセット装着部102は、支持パネル101に縦方向及び横方向にマトリックス状に配置され、そこには薬剤出口104がそれぞれ形成されている。また、各カセット装着部102は、支持パネル101の外面に、この支持パネル10に対して直角方向に延びる第1ガイドレール部105及び第2ガイドレール部106を備える。
第1ガイドレール部105は、図11(a)に示すように、その上面に、前記薬剤カセット103のカセット本体109の一部を構成する本体部114に形成した側壁部120aの下端部をガイドする溝部105aを備える。溝部105aの一方の側面は平坦であるが、他方の側面には、先端から所定寸法奥側に係止受部105bが形成され、先端から係止受部105bに至る上縁部分は対向面側にせり出したガイド縁105cとなっている。
第2ガイドレール部106は、レール部107と、これに連なる収容部108とで構成されている。
レール部107は、前記第1ガイドレール部105と同様に、上面にガイド縁107bを有する溝部107aを備え、そこには係止受部(図示せず)が形成されている。
収容部108からは、図11(b)に示すように、軸部108aの一端部に一体化した駆動ギア108bが突出している。駆動ギア108bは、ばね108cによって付勢されて押込可能となっており、後述する薬剤カセット103の昇降機構153に設けた従動ギア159aに噛合する。
また、収容部108には、軸部108aの途中に設けたベベルギア108dに噛合する中間ギア部材108eのベベルギア108fと、この中間ギア部材108eのピニオンギア108gに噛合するウォームギア108hとが収容されている。ウォームギア108hの回転軸の先端には前記駆動ギア108bと同様な構成の従動ギア108iが一体化され、そこには後述する第1駆動モータ174の回転軸の先端に設けた駆動ギア174aが噛合可能となっている。これにより、第1駆動モータ174を駆動すると、ウォームギア108h、中間ギア部材108eを介して駆動ギア108bに動力が伝達され、薬剤カセット103の昇降機構153が駆動する。なお、ウォームギア108hを介在させることで、第1駆動モータ174からの動力が遮断されたとしても、駆動ギア108bが勝手に回転することはない。
さらに、収容部108には、第2回転体112の従動ギア112bに噛合する駆動ギア108jが、その一部が露出させた状態で収容されている。駆動ギア108jの回転軸には、ベベルギア108kが固定され、そこには従動ギア部材108lに設けたベベルギア108mが噛合している。従動ギア部材108lの先端には、前記同様、従動ギア108nが一体化され、後述する第2駆動モータ175の回転軸の先端に設けた第2駆動ギア175aが噛合可能となっている。これにより、第2駆動モータ175を駆動すると、従動ギア108n、駆動ギア108jを介して動力が伝達されて第2回転体112が回転する。
(1−4−2.薬剤カセット103)
薬剤カセット103は、図12に示すように、カセット本体109内に筒状体110を収容し、この筒状体110内に第1回転体111を収容し、さらに筒状体110の上端開口部外周に第2回転体112を配置したもので、カセット本体109の上方開口部は蓋体113によって閉鎖されている。第1回転体111の回転軸心方向は、筒状体110の軸心方向と一致している。
カセット本体109は、図13に示すように、本体部114の上方にカバー部115を固定し、本体部114の下方にベース部116を固定したものである。
本体部114は、略筒状で、前面中央部には把手117(下端部分を除く)が形成されている。
本体部114の背面には、図14に示すように、軸受部118が設けられ、そこにはギア部材119が回転可能に保持されている。また、軸受部118の下方側には貫通孔が形成され、そこには後述するネジ軸159の一端部に設けた従動ギア159aが露出している。
ギア部材119は、図15に示すように、外周面にギアを形成された第1ギア部119aと、この第1ギア部119aの中心から延びる軸の先端にギアを形成された第2ギア部119bとを備える。第1ギア部119aは第1筒状部144の従動ギア146aに噛合し、第2ギア部119bは、カセット装着部102の駆動ギア108bに噛合する。
本体部114には、図14に示すように、筒状部分とは分離した側壁部120a、120bがそれぞれ両側に形成されている。各側壁部120a、120bには、係止片121が2つずつ取り付けられている。係止片121は、断面略C字形をしており、各側壁部120a、120bの内側面から一部を露出させている。係止片121の露出部分は内側に突出し、外側に押し込まれることにより弾性変形する。これにより、側壁部120a及び120bをカセット装着部102の第1ガイドレール部105及び第2ガイドレール部106の各溝部105a、107aでそれぞれスライドさせると、ガイド縁105c、107bによってガイドされながら、係止片121の一辺が係止受部105b(第2ガイドレール部106側は図示せず)を乗り越えて形状復帰することにより薬剤カセット103がカセット装着部102に装着される。
本体部114の上面4隅には、図17Aに示すように、カバー部115をネジ止め固定するための雌ねじ部122がそれぞれ形成されている。また、4隅のうちの1箇所には、高さ規制部材124の筒状部127を保持するための保持用軸部123が突出している。保持用軸部123の外周面には上下方向に延びる複数(ここでは4箇所)の溝123aが周方向に均等に形成されている。
高さ規制部材124は、ガイド片部125と、ダイヤル部126とで構成されている。ガイド片部125は、前記保持用軸部123に外装される筒状部127と、この筒状部127から延び、第2回転体112上を搬送される薬剤の高さを規制する規制片128とで構成されている。筒状部127は、内周面に保持用軸部123の溝に合致する複数の突条部127aが形成され、保持用軸部123に、昇降可能であるが回転不能に支持される。筒状部127の外周面には、上下方向に所定間隔で複数の突起127bが形成されている(図17Aでは、突起127bは4つだけ図示されており、他の4つは背面側に形成されている。)。規制片128は、筒状部127から第2回転体112の外周縁に沿い、次いで内側へと延びている。内側に延びた部分は、下面が第2回転体112の上面と平行に形成され、上面には支軸129aを中心として回転可能に補助片129が取り付けられている。補助片129は、図17Bに示すように、一端側に側方に突出するガイド軸129bが形成されている。ガイド軸129bは、カバー部115のガイド壁114aに沿って移動する。これにより、ガイド片部125が上動すると、補助片129は支軸129aを中心として起立角度が小さくなるように回動する。ダイヤル部126は、外周面に形成した複数の縦溝126aによって指で回転操作する際の滑りが防止されている。また、ダイヤル部126の内周面には螺旋溝126bが形成され、回転することにより、前記筒状部127の上下方向の各突起127bへと係合位置を変更させ、ガイド片部125を昇降させる。このように、ガイド片部125は、上方部分が回動可能な補助片129で構成されている。このため、薬剤のサイズに応じて、ガイド片部125を降下させた状態では、補助片129が起立し、蓋体113との間に隙間が発生することを防止する一方、ガイド片部125を上昇させた状態では、補助片129が蓋体113に当接して規制片128側へと折り畳まれる。したがって、薬剤カセット103の上方向へのサイズを大きくすることなく、ガイド片部125と第2回転体112の間に、薬剤のサイズに応じた隙間を形成することができる。
本体部114の上面は、周壁130によって囲まれ、図16に示すように、その内側3箇所にはほぼ均等に第1ガイドローラ131(1箇所は図示せず)が回転可能に配置されている。第1ガイドローラ131は、後述する第2回転体112の外周面に当接し、この第2回転体112を回転可能に支持する。また、第1筒状部144の上面には、図15に示すように、リング部材132が位置している。リング部材132には、周方向にほぼ3等分で、外径方向に向かって第2舌片133が延設されている。各第2舌片133は、本体部114にネジ止め固定されるほか、第2ガイドローラ134がそれぞれ取り付けられている。各第2ガイドローラ134は、第2舌片133の下方側に突出し、外周面に形成された2箇所の突条によって形成された溝状部を有する。各第2ガイドローラ134の溝状部は、第1筒状部144の環状鍔部146の外周面をガイドする。つまり、リング部材132は、第1筒状部144を回転可能に保持する。
カバー部115は、図18に示すように、ガイド部材135と、その上方を覆うカバー体136とを備える。カバー部115の一部は、円筒面の半分を超える部分を構成する第1ガイド面137で構成されている。第1ガイド面137に沿って、後述する第2回転体112の外周縁が位置している。ガイド部材135の一部は、第1ガイド面137とで円筒面を構成する第2ガイド面138で構成されている。ガイド部材135には、2箇所に長溝135aが形成され、この長溝135aを利用して本体部114に対して位置を調整可能に取り付けられている。ガイド部材135は、その内面が第1ガイド面137が位置する同一円周面から徐々に中心側へとせり出すように取り付けられている。これにより、ガイド部材135によって第2回転体112が搬送可能な薬剤のサイズ(幅寸法)が制限され、薬剤が1つだけ通過可能となる。
また、ガイド部材135の他端側(薬剤の搬送方向下流側)には、排出部139が設けられている。排出部139は、断面略矩形状の筒状に形成されている。排出部139の上方部分には、第2回転体112によって搬送される薬剤を受け入れ可能な切欠部140が形成され、一方の側壁(第1側壁141a)の先端部分には排出ガイド片142が取り付けられ、他方の側壁(第2側壁141b)の先端はガイド部材135の端面に当接している。排出ガイド片142は、断面矩形筒状に形成された第1側壁141aに嵌合される取付部と、第1側壁141aに沿って突出するガイド部とで構成されている。ガイド部の先端部には、その先端に向かうに従ってガイド部材135の内面との距離を大きくし、かつ、高さ寸法が小さくなるように傾斜面が形成されている。排出ガイド片142は、このような傾斜面を有するガイド部を備えているので、第2回転体112によって搬送される薬剤をスムーズに排出部139へと案内することができる。
さらに、カバー部115の側面には貫通孔115a(図12参照)が形成され、この貫通孔115aを介して、後述する第2薬剤検出センサ179によって第2回転体112上を搬送される薬剤を検出できるようになっている。
ベース部116の前面側には把手117の下端部を一体化された前面カバー143(図13参照)が取り付けられている。
筒状体110は、図15に示すように、軸心回りに回転可能な第1筒状部144と、その上方に配置される、軸心回りに回転不能な第2筒状部145とで構成されている。
第1筒状部144の上方側外周面には環状鍔部146が形成されている。環状鍔部146の下面には従動ギア146aが形成されている。従動ギア146aには、本体部114の軸受部118に保持したギア部材119の第1ギア部119aが噛合している。第1筒状部144の内周面には、図16に示すように、周方向に4箇所等分で、軸心方向に延びる第1突条部147がそれぞれ形成されている。各第1突条部147には、後述する第1回転体111のガイドローラ151がそれぞれガイドされながら転動し、第1筒状部144内を第1回転体111が軸心方向に沿って往復移動できるようになっている。第1筒状部144は、カセット装着部102に薬剤カセット103が取り付けられた状態では、鉛直方向に対して所定角度で軸心方向が傾斜している。
第2筒状部145は、図15に示すように、前記第1筒状部144の上方に配置されるが、その上端開口部は軸心との直交面に対して傾斜するように形成され、水平面内に位置している。第2筒状部145の内周面は、軸心方向に沿った寸法が最も短い位置(最短位置)から、排出部139が配置される位置の近傍部分(軸心方向に沿った寸法が最も長い位置:最長位置)に向かって徐々に内径側に膨出するように形成されている。詳しくは、図18に示すように、第2筒状部145の内周面は、平面視で時計回り方向に、最短位置から最長位置に向かう途中から徐々に内側に膨出し(すなわち、第2筒状部145の内周面は、平面視で時計回り方向に向かうに従って、徐々にその回転中心との距離が近くなり)、最長位置で最も膨出寸法が大きくなるように形成されている(以下、この領域を第1膨出領域148とする。)。第1膨出領域148では、上方開口内面が湾曲面148aで構成されている。また、最長位置から先の第2膨出領域149は、外径側に向かって湾曲し、上方側には湾曲面149aと、前記排出ガイド片142が位置する平坦部150が形成されている。
第1回転体111は、図19及び図20に示すように、底面外周部の4箇所に等分にガイドローラ151がそれぞれ回転可能に取り付けられている。各ガイドローラ151は、外周部に溝状部を形成されている。溝状部には、前記第1筒状部144の内周面に形成した第1突条部147(図18参照)が位置することにより、ガイドローラ151が第1突条部147に沿って転動する。これにより、第1回転体111は、第1筒状部144の軸心方向に往復移動可能となっている。また、第1筒状部144が軸心回りに回転すると、第1突条部147がガイドローラ151の溝状部内に位置しているため、第1筒状部144と共に、第1回転体111が、その軸心(第1回転軸)を中心として回転可能となっている。
第1回転体111の中心部分は円錐状に膨出し、その中心には係止部材152が装着されている。第1回転体111の上面には、回転中心に対して回転方向とは反対側に向かって螺旋状に延びる複数の突条111aが形成されている。これにより、薬剤は第1回転体111の回転力を受けると共に、突条111aの螺旋形状の影響を受け、回転方向及び外径方向へと搬送される。
係止部材152は、図19及び図20に示すように、第1回転体111の上方側に突出する突出部152aと、下方側に突出し、周方向に所定ピッチで配置される複数の突起からなるギア部152bと、ギア部152bの内側から突出する一対の脚部152cとからなる。ギア部152bは、後述する軸受部材157のギア部163aに噛合する。脚部152cは、後述する軸受部材157の軸部材163の中心孔を挿通し、その下端開口縁部に係止される係止爪152dを有する。
(1−4−3.昇降機構153)
第1回転体111の中央部下方側には、図19及び図21に示すように、昇降機構153が配置されている。昇降機構153は、矩形枠体154内に、接離可能にスライドする一対のスライドブロック155を設け、これらスライドブロック155によってリンク部材156(寸法可変部材)を回動可能とすることにより、軸受部材157を介して第1回転体111を昇降可能とするものである。
矩形枠体154の下面両端側中央部にはばね158aによって両端側に突出するように付勢された係止片158が取り付けられている。
スライドブロック155は、矩形枠体154内に配置され、その中心線に沿って接離可能となっている。すなわち、スライドブロック155の中央部にはネジ軸159が螺合している。ネジ軸159は矩形枠体154の両端壁に回転可能に支持され、その外周面には螺旋溝が形成されている。ネジ軸159の外周面に形成される雄ネジ(螺旋溝)は、一方のスライドブロック155と他方のスライドブロック155とで形成される螺旋溝の螺旋方向が相違している(ネジ軸159の一端側に形成される螺旋溝の方向が一端側から他端側を見て時計回り方向であれば、他端側に形成される螺旋溝の方向は他端側から一端側を見て反時計回り方向となっている。)。これにより、ネジ軸159を正逆回転させると、スライドブロック155が接離するようになっている。また、ネジ軸159の一端部には従動ギア159aが設けられ、この従動ギア159aを介して第1駆動モータ174からの動力が伝達される。また、ネジ軸159にはばね159bが外装され、各スライドブロック155が両端側へと付勢されている。
リンク部材156は、中央部で回動可能に連結されて矩形枠体154の両側部内側にそれぞれ配置されている。各リンク部材156の一端部は、各スライドブロック155の両側面にそれぞれ回転可能に連結されている。また、各リンク部材156の他端部には、内側に突出する軸部156aがそれぞれ設けられている。
軸受部材157は、円筒部160と、この円筒部160から反対方向に延びる一対の腕部161とからなる。円筒部160内にはベアリング162を介して円筒状の軸部材163が設けられ、回転可能に支持されている。軸部材163の上方開口端は、円周方向に山型形状のギア部163aが形成されている。腕部161には長穴161aが形成され、そこには前記リンク部材156の他端部に設けた軸部156aが摺動可能に配置される。
前記構成の第1回転体111は、第1駆動モータ174を駆動してネジ軸159を回転させると、スライドブロック155が接離し、リンク部材156が回動することにより軸心方向に往復移動する。第1回転体111の上動位置は、第1回転体111の一部が図示しない当接片に当接することにより規制され、第1回転体111の一部が第2回転体112とほぼ同じ高さとなる。また、スライドブロック155が最も離れた位置で、第1回転体111は最も下方へと移動し、薬剤収容部164(図12参照)の薬剤収容容積は最大となる。
なお、薬剤カセット103をカセット装着部102から取り外した状態では、第1回転体111は、主に、それ自身の自重により、リンク部材156を回動させ、第1筒状部144の下方側へと移動する。これにより、薬剤カセット103内には、薬剤を収容可能な十分な空間が、別途動力を必要とすることなく自動的に得られる。
第2回転体112は、所定幅で環状に形成され、前記第2筒状部145の上端開口部のほぼ周囲に配置されている。第2回転体112の外周面には、図15に示すように、環状溝112aと、その下方側に位置する従動ギア112bとがそれぞれ形成されている。環状溝112aには、カセット本体109の本体部114に取り付けた第1ガイドローラ131が転動可能に位置し、第2回転体112が回転可能に支持されている。従動ギア112bには、後述するカセット装着部102に設けた駆動ギア108jが噛合し、第2回転体112は、鉛直方向に延びる軸心(第2回転軸)を中心として回転駆動可能となっている。なお、第2回転体112は、前記第1回転体111よりも高速回転するように設定してもよい。これにより、第1回転体111から第2回転体112に移送される各薬剤の間隔を広げることができ、薬剤の払出数を誤検出することを防止することが可能となっている。
(1−5.搬送ユニット6)
搬送ユニット6は、図4に示すように、前記両側の薬剤供給ユニット5の間に設けられ、装置本体8の上下に固定した第1水平レール91と、この第1水平レール91に前後方向に移動可能に取り付けた垂直レール92と、この垂直レール92に上下方向に移動可能に取り付けた第2水平レール93と、この第2水平レール93に左右方向に移動可能に取り付けたアームユニット165とからなる。
アームユニット165は、図22及び図23に示すように、ユニット本体166にスライダ167を往復移動可能に配置し、このスライダ167にチャック部材168を取り付けた構成である。
ユニット本体166は、上下方向にトッププレート169とベースプレート170を対向させて配置し、その両側部同士をガイドブロック171(図23では、一方は図示せず)でそれぞれ連結した略矩形筒状に形成されている。トッププレート169の上面には第1制御基板172が配置され、さらにその上方はカバープレート173によって覆われている。
ユニット本体166の側方には、図25に示すように、第1駆動モータ174、第2駆動モータ175、及び、第3駆動モータ176が配置されている。
第1駆動モータ174は、その回転軸の先端に駆動ギア174aが一体化されている。この駆動ギア174aは、前述の支持パネル101に設けたカセット装着部102の従動ギア108iに噛合している。このため、第1駆動モータ174を駆動すると、駆動ギア174a及び従動ギア159aを介してネジ軸159が回転し、スライドブロック155が往復移動する。この結果、リンク部材156が回動し、軸受部材157を介して第1回転体111が昇降する。なお、第1駆動モータ174の回転軸の途中にはマグネット式のクラッチ177が設けられ、第1回転体111側に必要以上の負荷が作用すると、クラッチ177で遮断される。
第2駆動モータ175は、その回転軸の先端に一体化した第2駆動ギア175aがカセット装着部102の従動ギア部材108lに設けた従動ギア108nに噛合している。従動ギア部材108lは、ベベルギア108mを備え、このベベルギア108mがベベルギア108kに噛合することにより駆動ギア108jを回転できるようになっている。駆動ギア108jは、薬剤カセット103の従動ギア112bに噛合している。このため第2駆動モータ175を駆動すると、従動ギア112bを介して第2回転体112が回転する。
第3駆動モータ176は、その回転軸の先端に一体化した駆動ギア176aがギア部材119の第2ギア部119bに噛合し、その第1ギア部119aが第1筒状部144の従動ギア146aに噛合している。そして、第3駆動モータ176を駆動すると、第1筒状部144が回転する。
トッププレート169の前端側には、図22に示すように、薬剤カセット103から払い出される薬剤を検出するための第1薬剤検出センサ178と、第2回転体112の上面を搬送される薬剤を検出するための第2薬剤検出センサ179とが設けられている。第1薬剤検出センサ178は、矩形枠体178a内に配置される複数のセンサで構成され、中心孔を通過する薬剤(数)を検出する。第2薬剤検出センサ179は、薬剤カセット103のカバー部115に形成した貫通孔115a(図12参照)を介して第2回転体112によって搬送される薬剤を検出する。これは、第1薬剤検出センサ178によって薬剤が検出されていないにも拘わらず、薬剤が欠品していない、例えば、ジャム(薬剤の詰まり)が発生する場合を想定したものである。
トッププレート169の後端側には、ユニット本体166の後端開口に延びる取付プレート180が設けられ、その外面には第2制御基板181が取り付けられている。各ガイドブロック171の対向面には、図23に示すように、ガイド溝182がそれぞれ形成されている。ガイド溝182は、ユニット本体166の先端側から後端側に向かう第1水平部182aと、そこから斜め上方に延びる傾斜部182bと、さらに水平に延びる第2水平部182cとで構成されている。ベースプレート170の両側部には、各ガイドブロック171の内側部分に、スライダガイド183がそれぞれ配置されている。
スライダ167は、底面部及び両側面部からなる取付プレート184の両側部に、前記スライダガイド183によってスライド可能にガイドされるスライドレール185をそれぞれ固定したものである。スライダ167には、リンク機構を介してモータの駆動力が伝達される。リンク機構は、第1リンク部材186と、この第1リンク部材186に回転可能に連結した第2リンク部材187とで構成されている。
第1リンク部材186は、一端部を両側のガイドブロック171の間に回転可能に支持された第1支軸188aに回転可能に取り付けられている。また、第1支軸188aには、一方の第1リンク部材186側に従動ギア186aが設けられ、駆動モータ189の回転軸に設けた駆動ギア189aが使用している。各第1リンク部材186の他端部は、第2リンク部材187の一端部に第2支軸188bを介して回転可能に連結されている。各第2リンク部材187の他端部は、取付プレート184の各側面部に第3支軸188cを中心としてそれぞれ回転可能に連結されている。したがって、駆動モータ189を正逆回転駆動すると、ギア189a、186aを介して第1リンク部材186及び第2リンク部材187が回動し、取付プレート184が、そのスライドレール185をスライドガイド183にガイドされながら往復移動する。
チャック部材168は、板状体を矩形状に組み立てたチャック本体190と、このチャック本体190に一対の回転軸を中心として回動可能に取り付けた一対の挟持片191と、この挟持片191を開閉させるための駆動モータ192とを備える。
チャック本体190は、取付プレート184の各側面部に回転軸190aを中心として回動可能に支持されている。回転軸190aの両端部には、腕部193が一体化され、その先端部分にはガイドローラ194が回転自在に取り付けられている。ガイドローラ194は、ガイドブロック171に形成したガイド溝182内を転動する。各挟持片191は、並設した各回転体195にそれぞれ固定されている。回転体同士は、上端部(ギアで構成してもよい)同士が噛合することにより同期して回転するようになっている。また、各回転体195からの延在部分にはばね196が係止され、挟持片同士は先端部分が接近する方向に付勢されている。延設部分の一方にはバイアル瓶9を検出するための瓶検出センサ197が取り付けられている。一方の回転軸体195から延び、チャック本体190の上面より突出する部分に押圧受部198が形成されている。駆動モータ192は、回転軸に偏心カム199が一体化されている。偏心カム199が押圧受部198に圧接し、一方の回転体195を回転させると共に、これと同期して他方の回転体195を回転させることにより挟持片191が開閉する。
また、チャック部材168は、スライダ167と共に往復移動する際、後方側に移動することにより、ガイドローラ194がガイドブロック171のガイド溝182を第1水平部182aから傾斜部182bへと移動する。この結果、チャック部材168は徐々に傾斜し、挟持したバイアル瓶を傾斜させることが可能となっている。そして、ガイドローラ194が第2水平部182cに至ることによりチャック部材168の傾斜状態が安定し、この位置で、薬剤カセット103から払い出され、薬剤が第1薬剤検出センサ178を通過した薬剤を、チャック部材168によって挟持したバイアル瓶に回収可能な状態となる。
なお、200は、薬剤カセット103の係合受部(図示せず)に係合してアームユニット165を正しい位置に位置決めする突片であり、201は、アームユニット165が正しい位置にあるか否かを検出する検出ロッドである。また、ユニット本体166は回転軸202を中心として旋回可能となっている。
(1−6.排出ユニット7)
排出ユニット7は、図26に示すように、左右一対の保持部材71を3つの排出窓10A,10B,10Cの各々に対して3個、合計9個設けたものである。一対の保持部材71には上下2つの斜面72a,72bが設けられ、その上端は装置本体8内部に位置し、下端は排出窓10A,10B,10Cに位置し、排出口73を形成している。斜面72a,72bの上端にはさらに斜め上方に延びるガイド部材74が取り付けられている。ガイド部材75の上面は保持部材71の斜面と連続した斜面を形成している。斜面72a,72bの下端にはストッパ75が取り付けられている。このストッパ75は、通常は互いに対向する方向に図示しないばねの付勢力で突出していて斜面72a,72bを滑落してきたバイアル瓶9を受け止め、オペレータがバイアル瓶9を取り出すときにばねの付勢力に抗して後退してバイアル瓶9が通過するようになっている。なお、保持部材71に保持されたバイアル瓶9は瓶検出センサ76によって検出される。
(1−7.制御ユニット80)
制御ユニット80は、図27に示すように、前記第1制御基板172及び前記第2制御基板181を備え、図示しないサーバ等から処方データを受信する。そして、薬剤供給ユニット5では、薬剤カセット103を特定し、前記各センサ178,179からの検出信号に基づいて、前記各モータ174,175,176を駆動制御することにより、薬剤を1つずつ確実に払い出して計数する。
(2.動作)
次に、前記構成からなる薬剤充填装置の動作について、図28のフローチャートを参照しつつ説明する。
すなわち、制御ユニット60では、図示しないサーバ等から処方データを受信し(ステップS1)、その処方データに含まれる薬剤が収容された薬剤カセット103を特定する(ステップS2)。そして、特定された薬剤カセット103で、第2駆動モータ175を駆動して第2回転体112の回転を開始すると共に(ステップS3)、第3駆動モータ176を駆動して第1回転体111の回転を開始する(ステップS4)。これにより、薬剤カセット103内に収容された薬剤は、第1回転体111の回転により回転しながら外周側へと移動する。第1筒状部144及び第2筒状部145は鉛直方向に対して斜めに配置されており、薬剤収容部164に収容された薬剤は、第2筒状部145の最短位置で、最も第2回転体112に接近している。このため、外周側に移動した薬剤は、主に、第2筒状部145の最短位置の近傍で、順次第2回転体112上へと移動する。
このとき、処方データに基づいてバイアル瓶のサイズを特定し、バイアル瓶9が収容されたストッカ21のコンベヤ23及び取出し装置24を駆動する。これにより、バイアル瓶9は取出し装置24のパドル25により取り出され、シュート27を滑落してフォーク28に載置される。そして、ラベルプリンタ31を駆動してバイアル瓶9に所定事項を印刷したラベル33を貼着する。
搬送ユニット6を駆動し、ラベル33を貼着されたバイアル瓶9をチャック部材168の挟持片191で把持し、処方データに含まれる該当する薬剤が収容された薬剤カセット103へ移動させる。そして、次のようにしてバイアル瓶9を払出位置に位置決めする。すなわち、駆動モータ189を駆動し、図24に示すように、ギア189a、186aを介して第1リンク部材186を、第1支軸188aを中心として反時計回り方向に回動させる。これにより、第1リンク部材186及び第2リンク部材187が起立し、スライダ167がユニット本体166内へと引き込まれる。そして、スライダ167に取り付けたチャック部材168のガイドローラ194がガイドブロック171のガイド溝182を第1水平部182aから傾斜部182bへと移動する。これにより、チャック部材168は徐々に傾斜し、ガイドローラ194が第2水平部182cに至った時点で、挟持したバイアル瓶9が傾斜位置に位置決めされる。
一方、第2回転体112上へと移動した薬剤は、第2回転体112の回転によって搬送されながら、まず、貫通孔115aを介して第2薬剤検出センサ179によって検出される。そして、高さ規制部材124によって積み重なった薬剤等が薬剤収容部164へと戻される。続いて、第2回転体112上の残った薬剤は、ガイド部材135によって第2回転体112の露出部分が徐々に幅狭となるため、1つずつしか通過できなくなり、他は第2筒状部145に形成した湾曲面に沿ってスムーズに薬剤収容部164へと戻される。そして、通過した薬剤は、ガイド部材135と排出ガイド片142とによって案内されて排出部139から排出される。このとき、第1薬剤検出センサ178によって薬剤を検出し、払出数をカウントする(ステップS5)。
そして、払い出された薬剤はバイアル瓶9内に回収されるが、バイアル瓶9は前述のように傾斜されており、その傾斜角度は、薬剤カセット103から払い出される薬剤の払出方向にほぼ合致している。したがって、薬剤カセット103から払い出された薬剤はスムーズにバイアル瓶9内に収容される。バイアル瓶9内への薬剤の充填が完了すれば、搬送ユニット6を駆動して、チャック部材168によって保持した薬剤カセット103を装置本体8の前面に形成したいずれかの排出口73へと搬出する。このとき、駆動モータ189を駆動し、図22に示すように、ギア189a、186aを介して第1リンク部材186を、第1支軸188aを中心として時計回り方向に回動させる。これにより、第1リンク部材186及び第2リンク部材187が伸長し、スライダ167がユニット本体166から突出する。そして、スライダ167に取り付けたチャック部材168のガイドローラ194がガイドブロック171のガイド溝182を第2水平部182cから傾斜部182b、さらには第1水平部182aへと移動する。これにより、チャック部材168は徐々に起立し、ガイドローラ194が第1水平部182aに至った時点で、挟持したバイアル瓶9が最大突出位置、すなわち排出口73に位置決めされる。
このようにして薬剤収容部164内の薬剤を順次払い出して行くが、薬剤の払出状況に応じて第1回転体111の位置を上方へと移動させる。すなわち、第2薬剤検出センサ179によって第2回転体112上に薬剤があるか否か検出し、薬剤を検出できない場合、あるいは、第1薬剤検出センサ178によって排出部139から排出される薬剤が検出される間隔が所定時間を超える場合等により薬剤の払出状況が悪化しているか否かを判断する(ステップS6)。薬剤の払出状況が悪化していれば、第1駆動モータ174を駆動し(ステップS7)、各種ギア174a、159a、リンク部材156及び軸受部材157を介して第1筒状部144内で第1回転体111を上動させる。この結果、薬剤収容部164内の薬剤を、払出状況に応じてスムーズに第2回転体112上へと移動させることができる。そして、図10に示すように、第1回転体111が最も高い位置まで移動するか、そこに至る前の所定位置まで移動しても、第2薬剤検出センサ179(第1薬剤検出センサ178であってもよい。)によって薬剤が検出されなければ(ステップS8:NO)、薬剤を充填すべき旨を報知(欠品報告)する(ステップS9)。また、第2薬剤検出センサ179によって薬剤が検出されない場合であっても、第1薬剤検出センサ178から薬剤の検出信号が出力されない時間が予め設定した時間を超えた場合のみ、薬剤の欠品であると判断してもよい。
なお、第2薬剤検出センサ179で薬剤を検出できなければ、第1回転体111が上動するように第1駆動モータ174を駆動させるようにすればよい。そして、第1駆動モータ174を所定時間以上回転させても、第2薬剤検出センサ179で薬剤を検出できなければ、薬剤を充填すべき旨を報知させるようにするのが好ましい。また、第1駆動モータ179の駆動中に、第1回転体111が上限位置に至り、それ以上上動できなくなったとしても、第1駆動モータ179の駆動力がクラッチ177で遮断され、第1回転体111側には伝達されない。このため、第1駆動モータ174に必要以上の負荷がかからず、焼損等に至ることはない。また、前記ステップS8では、第1駆動モータ174を所定時間以上回転させても、第1薬剤検出センサ178で薬剤を検出できない場合に、薬剤が無くなったと判断し、その旨を報知するようにしてもよい。
薬剤収容部164内に薬剤を充填すべき旨が報知されれば、カセット装着部102から薬剤カセット103を取り外して充填すればよい。この場合、ネジ軸159は、カセット装着部側の駆動ギア108bとの噛合状態を解除され、回転可能な状態となる。この結果、第1回転体111は、その自重により、図12に示すように、別途動力源を必要とすることなく最下位置へと移動し、薬剤収容部164の容積を最大として薬剤の充填を行うことができる。
ところで、前述の薬剤の払出処理で、第1薬剤検出センサ178によって薬剤が検出されていない時間が予め設定された時間を超えた場合において、第2薬剤検出センサ179によって薬剤が検出されているとき、エラーであると判断してもよい。エラーとしては、例えば、ジャム(薬剤の詰まり等)が原因で、薬剤カセット103内には薬剤が残っているものの、バイアル瓶には薬剤が払い出せない状態が発生しているエラーが考えられる。第1薬剤検出センサ178からの検出信号のみで第1回転体111の昇降動作を制御していると、前述のような場合、第1回転体111の上昇動作を続行し、薬剤が溢れ出る恐れがある。しかしながら、第2薬剤検出センサ179を設けることで、このような不具合の発生を防止することができるようになっている。また、前述のようにエラーであると判断した場合、エラーの発生を報知するようにしてもよい。報知としては、音による報知、薬剤充填装置に設けたランプ、モニタ等を利用した視覚的な報知が挙げられる。なお、本実施形態では、筒状体110の軸心方向は、鉛直方向に対して傾斜しているが、鉛直方向と一致していてもよい。
1…薬剤充填装置
2…バイアル瓶供給ユニット
3…ラベリングユニット
4…バイアル瓶リフター
5…薬剤供給ユニット
6…搬送ユニット
7…排出ユニット
8…装置本体
9…バイアル瓶
10A,10B,10C…排出窓
11…正面扉
12…操作パネル
13…バーコードリーダ
14…補助装着台
21…ストッカ
22…ドア
23…コンベア
23a…無端ベルト
24…取出し装置
25…パドル
26…ガイド板
27…シュート
28…フォーク
29a…欠品センサ
29b…オーバーフィルセンサ
29c…準備状態検出センサ
29d…バイアル瓶待機センサ
31…ラベルプリンタ
32…プッシャー
33…ラベル
34…ラベルテープ
35…テープリール
36…プリントヘッド
37…巻取リール
38…駆動ローラ
39…モータ
40…ボールねじ
41…ガイドロッド
42a,42b,42c…ローラ
43…センサ
51…昇降台
52…支持板
53…昇降機構
54…ピン開閉棒
55…ピン
56…可動ブロック
57…ガイドロッド
58…ばね
59…切欠き
60…耳部
61…ブラケット
62…ガイドロッド
63…昇降ブロック
64…アーム
71…保持部材
72a,72b…斜面
73…排出口
74…ガイド部材
75…ストッパ
80…制御ユニット
101…支持パネル
102…カセット装着部
103…薬剤カセット
104…薬剤出口
105…第1ガイドレール部
106…第2ガイドレール部
107…レール部
108…収容部
109…カセット本体
110…筒状体
111…第1回転体
112…第2回転体
113…蓋体
114…本体部
115…カバー部
116…ベース部
117…把手
118…軸受部
119…ギア部材
120…側壁部
121…係止片
122…雌ねじ部
123…保持用軸部
124…高さ規制部材
125…ガイド片部
126…ダイヤル部
127…筒状部
128…規制片
129…補助片
130…周壁
131…第1ガイドローラ
132…リング部材
133…第2舌片
134…第2ガイドローラ
135…ガイド部材
136…カバー体
137…第1ガイド面
138…第2ガイド面
139…排出部
140…切欠部
141a…第1側壁
141b…第2側壁
142…排出ガイド片
143…前面カバー
144…第1筒状部
145…第2筒状部
146…環状鍔部
147…第1突条部
148…第1膨出領域
149…第2膨出領域
150…平坦部
151…ガイドローラ
152…係止部材
153…昇降機構
154…矩形枠体
155…スライドブロック
156…リンク部材
157…軸受部材
158…係止片
159…ネジ軸
160…円筒部
161…腕部
162…ベアリング
163…軸部材
164…薬剤収容部
165…アームユニット
166…ユニット本体
167…スライダ
168…チャック部材
169…トッププレート
170…ベースプレート
171…ガイドブロック
172…第1制御基板
173…カバープレート
174…第1駆動モータ
175…第2駆動モータ
176…第3駆動モータ
177…クラッチ
178…第1薬剤検出センサ(排出薬剤検出手段)
179…第2薬剤検出センサ(搬送薬剤検出手段)
180…取付プレート
181…第2制御基板
182…ガイド溝
183…スライダガイド
184…取付プレート
185…スライドレール
186…第1リンク部材
187…第2リンク部材
188a…第1支軸
188b…第2支軸
188c…第3支軸
189…駆動モータ
190…チャック本体
191…挟持片
192…駆動モータ
193…腕部
194…ガイドローラ
195…回転体
196…ばね
197…瓶検出センサ
198…押圧受部
199…偏心カム
200…突片
201…検出ロッド
202…回転軸

Claims (10)

  1. 薬剤が収容される筒状体と、
    前記筒状体内に配置され、前記筒状体と共に薬剤を収容可能な薬剤収容部を構成し、前記筒状体の軸心方向に往復移動可能であると共に、第1回転軸を中心として回転可能な第1回転体と、
    前記筒状体の外周に配置され、第2回転軸を中心として回転可能な第2回転体と、
    前記第2回転体の回転により、前記第2回転体上の薬剤を外部へと導く排出部と、
    前記第1回転体を前記筒状体の軸心方向に往復移動させる昇降機構と、
    を備えたことを特徴とする薬剤カセット。
  2. 前記筒状体は、前記第1回転体を前記筒状体の軸心方向に往復移動可能であって、かつ、周方向に回転不能にガイドし、前記筒状体の軸心回りに回転可能な第1筒状部と、前記筒状体の軸心回りには回転不能な第2筒状部とからなり、
    前記第1回転体と共に前記第1筒状部を回転させる回転駆動機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤カセット。
  3. 前記昇降機構は、前記第1回転体と、前記筒状体の軸方向に寸法を変更可能な寸法可変部材との間に配設される軸受部材を備え、
    前記軸受部材は、前記第1回転体を回転可能に支持するベアリングを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤カセット。
  4. 前記第2回転体によって周方向に搬送される薬剤の高さを制限する規制片を備え、
    前記規制片は、昇降可能で、降下時に上方側に形成される空間に突出する補助片を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬剤カセット。
  5. 前記筒状体の軸心方向は、鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薬剤カセット。
  6. 前記筒状体の軸心方向は、前記第1回転体の第1回転軸の軸心方向と一致していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤カセット。
  7. 前記請求項1から6のいずれか1項に記載の薬剤カセットと、
    前記第2回転体によって搬送される薬剤を検出する搬送薬剤検出手段と、
    前記搬送薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されないとき、又は、前記搬送薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力される間隔が予め設定した時間を超えたとき、前記昇降機構を駆動して前記第1回転体を上動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする薬剤供給装置。
  8. 前記第2回転体の回転により、その外側に排出される薬剤を検出する排出薬剤検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記排出薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されない時間が予め設定した時間を超えた場合において、前記搬送薬剤検出手段によって薬剤が検出されていないとき、薬剤の欠品であると判断することを特徴とする請求項7に記載の薬剤充填装置。
  9. 前記第2回転体の回転により、その外側に排出される薬剤を検出する排出薬剤検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記排出薬剤検出手段から薬剤の検出信号が出力されない時間が予め設定した時間を超えた場合において、前記搬送薬剤検出手段によって薬剤が検出されているとき、エラーであると判断することを特徴とする請求項7又は8に記載の薬剤供給装置。
  10. 前記昇降機構に伝達する動力を遮断可能なクラッチを備えたことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の薬剤供給装置。
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