JP6164039B2 - 積層鉄心の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電磁鋼板が積層された積層鉄心を製造する方法に関する。
回転電機のロータ、ステータコア等に用いられる積層鉄心は、プレス装置において帯状の鋼板から電磁鋼板を打ち抜き、この打ち抜いた電磁鋼板を複数積層して製造している。この電磁鋼板の積層を行うときには、帯状の鋼板の幅方向に生じる厚みのばらつきを考慮して、電磁鋼板を受ける受け台を所定角度ずつ回転させている。そして、電磁鋼板の周方向の回転位置を適宜異ならせて、積層鉄心の厚みが周方向においてできるだけ均一になるようにしている。
例えば、特許文献1の圧縮機用電動機の固定子の製造方法においては、所定枚数積層した鉄心(電磁鋼板)に合せ面用鉄心を1枚合わせて鉄心ブロックを2つ作り、この2つの鉄心ブロックを、それぞれの合せ面用鉄心が接するように重ね合わせて、固定子の鉄心コアを製造している。また、この鉄心コアは、鉄心ブロック同士をかしめるとともに、各鉄心の外周部にアルゴン溶接を行って一体化している。また、例えば、特許文献2の鉄心製造装置においては、ストリップ(帯状の鋼板)から積層鉄心片(電磁鋼板)を打ち抜くごとに積層鉄心片の厚みを測定し、この測定結果に応じて、積層鉄心片の積層枚数を設定することが開示されている。
特開2003−180043号公報 特公昭61−18332号公報
しかしながら、上記従来の積層鉄心の製造方法及び上記特許文献1の固定子の製造方法においては、帯状の鋼板の厚みがばらつきによって変化すると、目標厚みの許容範囲内の積層鉄心を製造することが困難となる。そこで、複数の鉄心ブロックを積層したときの全体の厚みが、積層鉄心の目標厚みよりも小さくならないように、鉄心ブロックを形成する電磁鋼板の枚数を決定する。その結果、鉄心ブロックを重ねた際の積層鉄心の測定厚みが目標厚みの範囲よりも大きくなった場合には、厚みが大きくなる枚数分の電磁鋼板を剥がして、積層鉄心の厚みが目標厚みの許容範囲内になるようにする必要がある。そのため、積層鉄心の生産性を向上させることが困難である。また、剥がした電磁鋼板は廃却することとなるため、材料の歩留まりも悪くなる。
また、上記特許文献2の積層鉄心製造装置においては、積層鉄心片の厚みの測定結果に応じて積層鉄心片の積層枚数を設定している。しかし、この積層鉄心製造装置においては、複数の積層鉄心片が積層された状態で厚みを測定している訳ではない。ここで、測定された積層鉄心片の厚みは測定誤差を含んでいる。そのため、複数の積層鉄心片が積層された鉄心の厚みは、各積層鉄心片1枚1枚の厚みの測定誤差を含むことになり、積層された鉄心の厚みと各積層鉄心片の厚みの測定値から推定された鉄心の厚みとの誤差は大きくなる。そのため、上記従来の鉄心の製造方法及び上記特許文献1の固定子の製造方法の場合と同様の問題が生じる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、生産性を高めることができる積層鉄心の製造方法を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、複数の電磁鋼板を積層して形成した複数の鉄心ブロックを積層して積層鉄心を製造する方法であって、
上記複数の鉄心ブロックを積層したブロック積層厚みが上記積層鉄心の目標厚みよりも小さくなるよう、上記複数の鉄心ブロックを形成するための上記複数の電磁鋼板の枚数を決定して、上記複数の鉄心ブロックを積層する積層ステップと、
上記ブロック積層厚みを測定し、上記積層鉄心の目標厚みから上記ブロック積層厚みを差し引いた差分に応じた電磁鋼板の枚数を特定する測定ステップと、
上記複数の鉄心ブロックと上記特定された枚数の電磁鋼板とを積層する追加積層ステップと、
上記複数の鉄心ブロック及び上記特定された枚数の電磁鋼板の全体を接合する接合ステップとを含むことを特徴とする積層鉄心の製造方法にある。
上記積層鉄心の製造方法においては、上記測定ステップ、追加積層ステップ及び接合ステップを行って、電磁鋼板を積層して形成された複数の鉄心ブロックに対して、特定の枚数の電磁鋼板を追加して積層することにより、目標とする厚みの許容範囲内にある積層鉄心を製造する。これにより、製造された積層鉄心の厚みが目標厚みよりも大きくなることを防止することができる。そして、積層鉄心の厚みの調整を行うために、余剰な電磁鋼板を剥がすといった作業をなくすことができる。
それ故、上記積層鉄心の製造方法によれば、積層鉄心の生産性を高めることができる。
実施例にかかる、電磁鋼板を打ち抜く前の状態のプレス装置を示す説明図。 実施例にかかる、電磁鋼板を打ち抜いた状態のプレス装置を示す説明図。 実施例にかかる、3つの鉄心ブロックを転積する状態を示す説明図。 実施例にかかる、3つの鉄心ブロックを積層した状態を示す説明図。 実施例にかかる、3つの鉄心ブロックの間に追加電磁鋼板を積層する状態を示す説明図。 実施例にかかる、3つの鉄心ブロックの間に追加電磁鋼板を積層した状態を示す説明図。 実施例にかかる、3つの鉄心ブロック及び追加電磁鋼板を接合した状態を示す説明図。 実施例にかかる、積層鉄心の製造方法の流れを示すフローチャート。
上述した積層鉄心の製造方法における好ましい実施の形態につき説明する。
上記追加積層ステップにおいて、上記特定された枚数の電磁鋼板は、上記鉄心ブロックの間に配置して積層することができる。
この場合には、追加で積層する特定枚数の電磁鋼板が鉄心ブロックの外側に配置されず、接合ステップにおいて、複数の鉄心ブロックと特定枚数の電磁鋼板の全体を接合することが容易になる。
また、上記複数の鉄心ブロックを形成するための上記複数の電磁鋼板の枚数は、上記ブロック積層厚みが上記積層鉄心の目標厚みよりも小さくなるよう決定する。
これにより、複数の鉄心ブロックを積層したブロック積層厚みが意図的に小さくなるように、複数の電磁鋼板を積層する枚数を決定する。そのため、追加積層ステップにおいて、複数の鉄心ブロックを積層したブロック積層厚みを、積層鉄心の目標厚みの範囲よりも小さくすることが容易になる。
上記積層鉄心は、回転電機用のステータコアであり、上記追加積層ステップにおいて積層する上記鉄心ブロックの数は、上記ステータコアの外周に周方向に等間隔に配置されて突出する複数の取付用突出部の数の整数倍であり、上記追加積層ステップにおいて、上記複数の鉄心ブロックと上記特定された枚数の電磁鋼板とを積層する際には、上記複数の鉄心ブロックにおける上記複数の取付用突出部となる部分を互いに合わせるように転積することができる。
この場合には、追加積層ステップにおいて、複数の鉄心ブロックを転積することにより、積層鉄心の厚みが周方向においてできるだけ均一になるようにすることができる。
複数の鉄心ブロックの転積は、複数の鉄心ブロックがプレス装置によって打ち抜かれた状態を基準回転位置として、各鉄心ブロックの周方向の回転位置を互いに異ならせることによって行うことができる。
また、上記複数の鉄心ブロックを形成するための上記複数の電磁鋼板は、該複数の電磁鋼板にそれぞれ設けられたかしめ部によって、互いにかしめ固定しながら積層することができる。
この場合には、かしめ部によるかしめ固定によって、鉄心ブロックにおける各電磁鋼板が容易に外れないようにすることができる。
また、上記複数の電磁鋼板は、長尺状の帯状鋼板に打抜き加工を繰り返し行って形成することができる。そして、ブロック積層厚みは、測定する以外にも、電磁鋼板を打ち抜く同じ帯状鋼板のロット内で、先に測定を行ったブロック積層厚みと同じとして推定することも可能である。また、ブロック積層厚みは、同じ帯状鋼板のロット内で、先に測定を行ったブロック積層厚みに所定の変化量を加味して演算によって推定することも可能である。
また、追加積層ステップを行う前には、上記複数の電磁鋼板を、長尺状の帯状鋼板から連続して打ち抜き、上記帯状鋼板から打ち抜かれたままの状態で上記複数の電磁鋼板を積層して上記鉄心ブロックを形成する積層ステップを行うことができる。
そして、上記追加積層ステップにおいて、上記複数の鉄心ブロックと上記特定された枚数の電磁鋼板とを積層する際には、上記複数の鉄心ブロックにおける上記複数の取付用突出部となる部分を互いに合わせる状態で、上記帯状鋼板から打ち抜かれたときの上記複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を適宜異ならせ、上記積層鉄心における上記複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を、上記複数の取付用突出部の間で均等に振り分けることができる。
この場合には、積層鉄心を製造するプレス装置において、積層ステップを行う際に電磁鋼板を受ける受け台を所定角度ずつ回転させる回転機構を用いる必要がない。そのため、積層鉄心を製造するプレス装置の構造を簡単にすることができる。
そして、追加積層ステップにおいて、複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を適宜異ならせることにより、主に長尺状の帯状鋼板の幅方向(送り方向に直交する方向)に生じる厚みのばらつきが、積層鉄心の周方向の各部におけるばらつきとして生じることを防止することができる。そして、積層鉄心の厚みが周方向においてできるだけ均一になるようにすることができる。
また、積層鉄心コアにおける複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を、複数の取付用突出部の間で均等に振り分けるとは、次の状態のことをいう。
例えば、取付用突出部の数が3つであり、鉄心ブロックの数を3つとする場合には、第1の鉄心ブロックの周方向の回転位置を0°とし、第2の鉄心ブロックの周方向の回転位置を120°とし、第3の鉄心ブロックの周方向の回転位置を240°として、複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を決定することをいう。また、例えば、取付用突出部の数が3つであり、鉄心ブロックの数を6つとする場合には、いずれか2つの第1の鉄心ブロックの周方向の回転位置を0°とし、他のいずれか2つの第2の鉄心ブロックの周方向の回転位置を120°とし、残りの2つの第3の鉄心ブロックの周方向の回転位置を240°として、複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を決定することをいう。また、例えば、取付用突出部の数が2つであり、鉄心ブロックの数を2つとする場合には、第1の鉄心ブロックの周方向の回転位置を0°とし、第2の鉄心ブロックの周方向の回転位置を180°として、複数の鉄心ブロックの周方向の回転位置を決定することをいう。その他の場合も同様である。
以下に、積層鉄心の製造方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の積層鉄心1の製造方法においては、積層ステップ、測定ステップ、追加積層ステップ及び接合ステップを行って、複数の電磁鋼板2を積層して鉄心ブロック3を複数形成し、複数の鉄心ブロック3を積層して積層鉄心1を製造する。
積層ステップにおいては、図1〜図4に示すごとく、複数の電磁鋼板2を積層して鉄心ブロック3を複数形成する。測定ステップにおいては、図4に示すごとく、複数の鉄心ブロック3を積層したブロック積層厚みU2を測定し、積層鉄心1の目標厚みT1からブロック積層厚みU2を差し引いた差分に応じた追加電磁鋼板4の枚数を特定する。追加積層ステップにおいては、図5、図6に示すごとく、複数の鉄心ブロック3と特定された枚数の追加電磁鋼板4とを積層して、複数の鉄心ブロック3及び特定された枚数の追加電磁鋼板4による全体の積層厚みU1を、積層鉄心1の目標厚みT1の許容範囲内にする。接合ステップにおいては、図7に示すごとく、複数の鉄心ブロック3及び特定された枚数の追加電磁鋼板4の全体を接合する。
以下に、本例の積層鉄心1の製造方法につき、図1〜図8を参照して詳説する。
図7に示すごとく、本例の積層鉄心1の製造方法において製造する積層鉄心1は、回転電機用のステータコアである。積層鉄心1の外周には、径方向外方へ突出する3つの取付用突出部11が周方向Cに等間隔に設けられている。積層鉄心1の中心部には、ロータを配置するための中心穴10が形成されており、中心穴10の外周側には、コイルを配置するための複数のスロット部12が周方向Cに等間隔に形成されている。また、積層鉄心1は、スロット部12同士の間にティース部13を有しており、複数のティース部13は、その外周側に位置する円環状のヨーク部14から内周側に突出している。取付用突出部11には、積層鉄心1を種々の被組付対象に組み付けるためのボルトが挿通される挿通穴111が、軸方向Lに貫通して形成されている。
図1、図2に示すごとく、本例の積層ステップは、長尺状の帯状鋼板20を断続的に所定のピッチずつ送り出し、プレス型におけるパンチ61及びダイス62によって、帯状鋼板20から電磁鋼板2を連続して繰り返し打ち抜くよう構成されたプレス装置6によって行われる。ここで、図1は、パンチ61によって電磁鋼板2を打ち抜く前の状態を示し、図2は、パンチ61によって電磁鋼板2を打ち抜いた状態を示す。パンチ61の周囲には、帯状鋼板20をダイス62に押さえ付けるためのストリッパー611が配置されている。そして、ストリッパー611が帯状鋼板20をダイス62に押さえ付けた状態で、パンチ61が帯状鋼板20から電磁鋼板2を打ち抜く。
積層ステップは、パンチ61によって電磁鋼板2の打抜きが行われるときに行われる。プレス装置6においては、パンチ61によって打ち抜かれた電磁鋼板2が、ダイス62内において打抜きが行われたままの状態で回転されずに、ダイス62内の受け台63に積層される。また、帯状鋼板20の両面には絶縁被膜が形成されており、複数の電磁鋼板2は、絶縁被膜を介して互いに積層される。
図3に示すごとく、プレス装置6において、パンチ61によって電磁鋼板2の打抜きが行われるときには、電磁鋼板2のヨーク部14における周方向Cの複数箇所には、かしめ部が形成される。
図4、図5に示すごとく、本例の積層ステップにおいては、複数の電磁鋼板2のうち最下部に位置する電磁鋼板2Aには、かしめ部としてのダボ穴21が形成される。また、複数の電磁鋼板2のうち最下部に位置する電磁鋼板2Aを除く残りの電磁鋼板2Bには、かしめ部としてのダボ突起22が形成される。ダボ突起22は、ヨーク部14における一部を厚み方向に突出させるように変形させて形成される。ダボ突起22は、ダイス62側に位置する一方の表面に突出する凸部221と、パンチ61側に位置する他方の表面に、凸部221の形成によって陥没する凹部222とを有している。最下部に位置する電磁鋼板2Aには、凸部221を形成しないことにより、複数の電磁鋼板2を積層して形成された鉄心ブロック3の下面に、突起物が存在しなくなる。これにより、鉄心ブロック3の管理を容易にすることができる。
図4、図5に示すごとく、積層ステップにおいて、パンチ61によって打ち抜かれる各回の電磁鋼板2は、前回に打ち抜かれた電磁鋼板2の上に積層される。このとき、最下部に位置する電磁鋼板2Aのダボ穴21には、この電磁鋼板2の一つ上に積層される電磁鋼板2のダボ突起22の凸部221が嵌り込む。また、残りの各電磁鋼板2においては、各ダボ突起22の凸部221が、前回に打ち抜かれた電磁鋼板2のダボ突起22の凹部222に嵌り込む。そして、プレス装置6において順次打ち抜かれる電磁鋼板2は、電磁鋼板2のそれぞれに設けられたかしめ部によって、互いにかしめ固定されながら積層される。
積層鉄心1の目標厚みT1は、設計上の正規厚みに対して所定の寸法公差を加味して設定する。この寸法公差は、電磁鋼板2の1枚分の厚みの1倍〜3倍の範囲内で設定することができる。本例の電磁鋼板2の1枚分の厚み(帯状鋼板20の厚み)は0.3mmであり、本例の積層鉄心1の目標厚みT1は、T1±0.3mmとして設定している。
追加積層ステップにおいて積層する鉄心ブロック3の数は、積層鉄心1における複数の取付用突出部11の数の整数倍として決定する。本例の取付用突出部11は3つ形成されており、追加積層ステップにおいて積層する鉄心ブロック3は3つとしている。
図5、図6に示すごとく、追加積層ステップにおいて、特定枚数の追加電磁鋼板4を追加積層したときに、複数の鉄心ブロック3及び特定枚数の追加電磁鋼板4による全体の積層厚みU1が、積層鉄心1の目標厚みT1の許容範囲内になるようにする。追加電磁鋼板4を追加積層する枚数は、積層鉄心1の目標厚みT1から測定されたブロック積層厚みU2を差し引いた差分に応じて、例えば1枚〜10枚の範囲内で決定することができる。
図4に示すごとく、積層ステップにおいて、複数の電磁鋼板2を積層する枚数は、目標とする1つ分のブロック厚みT3の鉄心ブロック3を形成するための枚数とする。電磁鋼板2(帯状鋼板20)には、寸法公差が定められており、各電磁鋼板2の厚みは寸法公差の範囲内で変動している。そこで、複数の電磁鋼板2を積層する枚数は、複数の電磁鋼板2の厚みが寸法公差内で大きくなった場合にも、実際の鉄心ブロック3の厚みU3が目標とする1つ分のブロック厚みT3を超えないように決定する。積層ステップにおいて、複数の鉄心ブロック3を積層した際の目標とするブロック全体厚みT2は、目標とする1つ分のブロック厚みT3に鉄心ブロック3の積層数(3つ)を掛けた厚みとして設定される。
図5、図6に示すごとく、追加積層ステップは、複数の電磁鋼板2が積層されて形成された鉄心ブロック3を、プレス装置6における受け台63から取り出した後、プレス装置6の外部において複数の鉄心ブロック3と特定枚数の追加電磁鋼板4とを積層するステップとして行われる。本例の追加電磁鋼板4は、鉄心ブロック3との接合の容易さを考慮して、鉄心ブロック3の間に配置して積層する。本例の追加電磁鋼板4は、ダボ突起22及びダボ穴21のかしめ部が設けられていない電磁鋼板としている。なお、追加電磁鋼板4は、積層する際に不都合とならない範囲の形状とすることができ、例えばダボ穴21を備えていてもよい。
図4に示すごとく、測定ステップにおいては、複数の鉄心ブロック3を積層したブロック積層厚みU2を測定する。このブロック積層厚みU2の測定は、複数の鉄心ブロック3を積層して、電磁鋼板2の間及び鉄心ブロック3の間の隙間をなくすように加圧した後に行う。その後、追加電磁鋼板4を積層する枚数は、積層鉄心1の目標厚みT1からブロック積層厚みU2を差し引いた差分に応じて特定する。特定された追加電磁鋼板4の枚数が2枚以上になる場合には、図5に示すごとく、追加電磁鋼板4は、3つの鉄心ブロック3の間であって、第1の鉄心ブロック3Aと第2の鉄心ブロック3Bとの間、及び第2の鉄心ブロック3Bと第3の鉄心ブロック3Cとの間に分けて配置する。
積層ステップにおいて形成する3つの鉄心ブロック3は、帯状鋼板20から打ち抜いた複数の電磁鋼板2の回転位置を変更しないで形成される。そして、各鉄心ブロック3は、長尺状の帯状鋼板20の幅方向W(送り方向Dに直交する方向)(図1、図2参照)に生じる厚みのばらつきを受けて、周方向Cに厚みのばらつきを生じている可能性がある。
そこで、図3に示すごとく、複数の鉄心ブロック3と所定枚数の追加電磁鋼板4とを積層する際には、複数の鉄心ブロック3における複数の取付用突出部11となる部分を互いに合わせる状態で、帯状鋼板20から打ち抜かれたときの複数の鉄心ブロック3の周方向Cの回転位置301,302,303を適宜異ならせる。
図3に示すごとく、本例の積層鉄心1を構成する鉄心ブロック3の数は3つであり、追加積層ステップにおいては、第1の鉄心ブロック3A、第2の鉄心ブロック3B及び第3の鉄心ブロック3Cを、周方向Cの回転位置303を異ならせて転積する。本例においては、第1の鉄心ブロック3Aの周方向Cの回転位置301を基準回転位置である0°とし、第2の鉄心ブロック3Bの周方向Cの回転位置302を120°とし、第3の鉄心ブロック3Cの周方向Cの回転位置303を240°として、複数の鉄心ブロック3の周方向Cの回転位置301,302,303を決定する。そして、3つの鉄心ブロック3は、互いの回転位置301,302,303を異ならせて、取付用突出部11となる部分が互いに合わさって積層される。各鉄心ブロック3は、ブロック単位で転積されて積層鉄心1を構成する。
こうして、積層鉄心1における複数の鉄心ブロック3の周方向Cの回転位置301,302,303は、複数の取付用突出部11の間で均等に振り分けられる。これにより、長尺状の帯状鋼板20の幅方向Wに生じる厚みのばらつきが、積層鉄心1の周方向Cの各部におけるばらつきとして生じることを防止することができる。そして、積層鉄心1の厚みが周方向Cにおいてできるだけ均一になるようにすることができる。
また、追加積層ステップを行うことにより、3つの鉄心ブロック3及び特定枚数の追加電磁鋼板4が積層された全体の積層厚みU1が、積層鉄心1の目標厚みT1の許容範囲内になる。そして、図7に示すごとく、接合ステップにおいては、鉄心ブロック3の間に特定枚数の追加電磁鋼板4が挟まれた状態で、鉄心ブロック3及び追加電磁鋼板4の外周部の周方向Cの複数箇所Vに、軸方向Lに沿って溶接としてのTIG溶接を行う。同図において、溶接を行う箇所Vを破線によって示す。これにより、3つの鉄心ブロック3及び所定枚数の追加電磁鋼板4の全体が接合される。
なお、鉄心ブロック3及び追加電磁鋼板4の接合は、TIG溶接によって行う以外にも、レーザ溶接、EB溶接等によって行うこともできる。また、鉄心ブロック3及び追加電磁鋼板4の接合は、接着剤等によって行うこともできる。
また、鉄心ブロック3の間に追加電磁鋼板4が挟まれ、追加電磁鋼板4が積層鉄心1の端面に位置していないことにより、TIG溶接、レーザ溶接、EB溶接等の溶接によって上記接合を行う場合には、溶接の熱影響によって積層鉄心1の端面の面精度が悪化することを防止することができる。
上述した積層鉄心1の製造方法の流れを図8のフローチャートに示す。
まずは、プレス装置6において、帯状鋼板20から積層鉄心1となる形状の電磁鋼板2を打ち抜き、この電磁鋼板2をプレス装置6のダイス62内に所定の枚数積層して、鉄心ブロック3を形成する(図8のステップS1)。次いで、鉄心ブロック3を、周方向Cに回転させず、かつ向きを変えないでダイス62内から取り出す(S2)。そして、3つの鉄心ブロック3を所定の角度ずつ周方向Cに回転させながら積層(転積)する(S2)。次いで、3つの鉄心ブロック3を積層した全体のブロック積層厚みU2を測定する(S3)。次いで、積層鉄心1の目標厚みT1から測定したブロック積層厚みU2を差し引いた差分に応じた枚数の追加電磁鋼板4を、鉄心ブロック3の間に配置する(S4)。その後、3つの鉄心ブロック3及び追加電磁鋼板4の全体に溶接を行って、積層鉄心1を製造する(S5)。
本例の積層鉄心1の製造方法においては、積層ステップ、測定ステップ、追加積層ステップ及び接合ステップを行って、3つの鉄心ブロック3に対して追加電磁鋼板4を追加して積層することにより、目標厚みT1の許容範囲内にある積層鉄心1を製造する。そして、積層ステップを行う際に、積層鉄心1を製造するプレス装置6において、電磁鋼板2を受ける受け台63を所定角度ずつ回転させる回転機構を用いる必要がない。そのため、積層鉄心1を製造するプレス装置6の構造を簡単にすることができる。
また、積層ステップにおいては、複数の鉄心ブロック3を積層したブロック積層厚みU2が意図的に小さくなるように、複数の電磁鋼板2を積層する枚数を決定している。これにより、追加積層ステップにおいて、複数の鉄心ブロック3を積層したブロック積層厚みU2を、積層鉄心1の目標厚みT1の許容範囲内にすることが容易になる。
また、追加積層ステップにおいて、3つの鉄心ブロック3に対して特定枚数の追加電磁鋼板4を追加することにより、製造された積層鉄心1の厚みが目標厚みT1よりも大きくなることを防止することができる。そして、積層鉄心1の厚みの調整を行うために、余剰な電磁鋼板2を剥がすといった作業をなくすことができる。
それ故、本例の積層鉄心1の製造方法によれば、プレス装置6の構造を簡単にすることができ、積層鉄心1の生産性を高めることができる。
また、追加電磁鋼板4は、鉄心ブロック3の間に配置して接合するのではなく、鉄心ブロック3の端面にさらに重ねて配置して鉄心ブロック3に接合することもできる。
また、鉄心ブロック3を構成する複数の電磁鋼板2は、かしめ固定する以外にも、溶接を行うことによって、あるいは接着剤によって固定することもできる。
また、測定ステップにおいては、複数の鉄心ブロック3を積層したブロック積層厚みU2は、測定を行って検知する以外にも、帯状鋼板20の厚みの状態、あるいは先に測定を行った鉄心ブロック3のブロック積層厚みU2等に基づいて推測して検知することも可能である。
1 積層鉄心(ステータコア)
11 取付用突出部
2 電磁鋼板
20 帯状鋼板
21 ダボ穴(かしめ部)
22 ダボ突起(かしめ部)
3 鉄心ブロック
4 追加電磁鋼板
6 プレス装置

Claims (5)

  1. 複数の電磁鋼板を積層して形成した複数の鉄心ブロックを積層して積層鉄心を製造する方法であって、
    上記複数の鉄心ブロックを積層したブロック積層厚みが上記積層鉄心の目標厚みよりも小さくなるよう、上記複数の鉄心ブロックを形成するための上記複数の電磁鋼板の枚数を決定して、上記複数の鉄心ブロックを積層する積層ステップと、
    上記ブロック積層厚みを測定し、上記積層鉄心の目標厚みから上記ブロック積層厚みを差し引いた差分に応じた電磁鋼板の枚数を特定する測定ステップと、
    上記複数の鉄心ブロックと上記特定された枚数の電磁鋼板とを積層する追加積層ステップと、
    上記複数の鉄心ブロック及び上記特定された枚数の電磁鋼板の全体を接合する接合ステップとを含むことを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. 上記測定ステップ及び上記追加積層ステップにおいては、上記複数の鉄心ブロック及び上記特定された枚数の電磁鋼板による全体の積層厚みが、上記積層鉄心の目標厚みの許容範囲内になるようにすることを特徴とする請求項1に記載の積層鉄心の製造方法。
  3. 上記追加積層ステップにおいて、上記特定された枚数の電磁鋼板は、上記鉄心ブロックの間に配置して積層することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層鉄心の製造方法。
  4. 上記積層鉄心は、回転電機用のステータコアであり、
    上記追加積層ステップにおいて積層する上記鉄心ブロックの数は、上記ステータコアの外周に周方向に等間隔に配置されて突出する複数の取付用突出部の数の整数倍であり、
    上記追加積層ステップにおいて、上記複数の鉄心ブロックと上記特定された枚数の電磁鋼板とを積層する際には、上記複数の鉄心ブロックにおける上記複数の取付用突出部となる部分を互いに合わせるように転積することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層鉄心の製造方法。
  5. 上記複数の鉄心ブロックを形成するための上記複数の電磁鋼板は、該複数の電磁鋼板にそれぞれ設けられたかしめ部によって、互いにかしめ固定しながら積層することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層鉄心の製造方法。
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