JP6160498B2 - 被覆はんだ材料およびその製造方法 - Google Patents
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本発明の被覆はんだ材料は、はんだ材料の表面に被覆膜を形成した被覆はんだ材料である。特に、この被覆膜は、大気圧下でプラズマガス中に、有機ケイ素化合物をキャリアガスとともに混合噴霧し、この有機ケイ素化合物をラジカル化し、ラジカル化した有機ケイ素化合物をプラズマ重合させながら、はんだ材料の表面に存在する金属と反応させることにより形成された、膜厚が、4nm〜200nmのポリシロキサン膜であり、かつ、被覆はんだ材料全体に対する被覆膜の被覆量は、ケイ素換算で0ppmを超えて200ppm以下であることを特徴とする。
本発明における被覆膜は、ポリシロキサン膜から構成される。ポリシロキサン膜を構成するポリシロキサンの種類は任意であるが、はんだ材料表面の酸化の進行を抑制する観点から、その主鎖に、シロキサン結合―(Si−O−Si)n−(n=1、2、3・・・)を有し、かつ、単位Siあたりに、アルキル基が1個〜3個結合しているポリアルキルシロキサンが好ましく、特に、単位Siあたりに、メチル基が2個〜3個結合しているポリジメチルポリシロキサンがより好ましい。
本発明において、その表面に被覆膜が形成されるはんだ材料の形状は、特に制限はなく、ワイヤ、リボン、シート、プリフォーム材(打抜き材)、ボール、微粉末状などの種々の形状のはんだ材料に対して、被覆膜を形成することが可能である。
Bi(ビスマス)を主成分とするはんだ材料は、はんだ材料を構成するそれぞれの金属よりも低融点になるという特性を有する。Bi系のはんだ材料は、85質量%以上のBiと、ZnおよびAgから選択される少なくとも1種とを含有する。この場合、Biの含有量は好ましくは85質量%以上、より好ましくは85質量%以上99質量%以下である。Biの含有量が85%未満では、上記特性を得ることができない。なお、Zn(亜鉛)およびAg(銀)の第2元素以外に、Sn、Cu、Au、In、Ni、Sb、Ge、Si、TeおよびPから選択される第3元素を、5質量%以下の範囲で含有することも可能である。
BiとSn(スズ)を主成分とするはんだ材料は、低融点はんだとして使用される。Bi−Sn系のはんだ材料において、Biの含有量は40質量%以上85質量%未満、好ましくは45質量%以上60質量%以下とする。Biの含有量が40質量%未満では、液相線温度が高くなり、かつ液相線温度と固相線温度の差が広がりすぎるため、溶け分かれ現象を引き起こす可能性が高くなってしまう。一方、85質量%以上では、前述の溶け分かれ現象の発生とともに、半金属であるBiの脆さが現れ始め、加工性や信頼性が低下する。
Pb(鉛)を主成分とし、Sn、Ag、Cu(銅)、In(インジウム)、Te(テルル)およびP(リン)からなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有するはんだ材料は、Pbを含有する点を除けば、汎用性が高く、半導体素子装置などの用途に好適である。なお、Pb系はんだはその使いやすさのため、今なお、高温はんだとしてパワーデバイスなどの接合用途に使用され続けている。
Snを主成分とし、Ag、Sb(アンチモン)、Cu、Ni(ニッケル)、Ge(ゲルマニウム)およびPからなる群から選択される少なくとも1種の第2元素を含有するはんだ材料は、低融点で、半導体装置などの用途に好ましく適用することができ、いわゆる「鉛フリーはんだ」として用いられている。ここで、鉛フリーとは、鉛を全く含有しないか、不可避不純物として含有する場合であっても、その含有量が0.01質量%未満であることを意味する。
Au(金)を主成分とし、Ge、SnおよびSi(ケイ素)からなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有するはんだ材料は、高融点かつ高信頼性を備える。
Inを主成分とし、Ag、Sn、Cu、ZnおよびP(リン)からなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有するはんだ材料は応力緩和性に非常に優れるという特性を有する。このはんだ材料において、Inの含有量は40質量%以上99.9質量%以下、好ましくは45質量%以上60質量%以下とする。Inの含有量が40質量%未満では、十分な応力緩和性が得られない。
ZnとSnを主成分とし、かつ、Alを含有しないはんだ材料は、融点が200℃程度であり、取扱い性に優れる。ここで、Alを含有しないとは、Alを全く含有しないか、含有する場合であっても、その含有量が0.10質量%未満であることを意味する。
本発明の被覆はんだ材料は、はんだ材料の表面に、厚さ4nm〜200nmのポリシロキサン膜が形成されたものであり、かつ、被覆はんだ材料全体に対する被覆膜の被覆量が、ケイ素換算で、0ppmを超えて200ppm以下、好ましくは150ppm以下、より好ましくは100ppm以下である。被覆はんだ材料全体に対する被覆膜の被覆量が200ppmを超えると、濡れ広がり性や接合性が低下するという問題が生じる。なお、被覆量の下限は、被覆されるはんだ材料の形状や大きさなどに応じて適宜選択されるものであるため、「0ppmを超えて」とは、被覆膜が、はんだ材料表面の全体にわたって満遍なく存在し、所望の効果を得られる限り、その下限値を問わないということを意味する。また、このような被覆膜の被覆量は、ICP発光分光分析器を用いて、被覆はんだ材料表面に存在するケイ素の量を測定することにより求めることができる。
本発明の被覆はんだ材料の製造方法は、大気圧下でプラズマガス中に、有機ケイ素化合物を、キャリアガスとともに混合噴霧することで、有機ケイ素化合物をラジカル化し、これをプラズマ重合させながら、所望の形状に加工したはんだ材料の表面に存在する金属と反応させることにより、厚さ4nm〜200nmのポリシロキサン膜を形成することを特徴する。
はんだ材料を成形する際、温度や雰囲気の各条件を制御し、その表面に形成される酸化膜を薄く調整し、あるいは、表面粗さを小さくすることで、本発明の目的を、より確実に達成することができる。
原料の融解方法としては、抵抗加熱法、還元拡散法、高周波溶解法など公知の手段を用いることができ、特に、短時間で、効率よく融解することができる高周波溶解法が好ましい。これらの方法により融解した原料を、予め用意した鋳型に鋳込むことにより、所望の形状のはんだ母合金インゴットを形成する。
シート状のはんだ材料を成形する場合、はんだ母合金インゴットを圧延する必要がある。圧延方法としては、特に限定されることなく、はんだ材料の性状に応じて、冷間圧延、温間圧延、熱間圧延およびプレス圧延などの中から適当なものを選択すればよい。また、これらの圧延方法を2種類以上組み合わせてもよい。これにより、圧延中にクラックやバリが生じ難くなる上、圧延速度を上げて、生産性の向上を図ることも可能となる。たとえば、Au系のはんだ材料は、Pb系またはSn系のはんだ材料と比べて硬質であるため、温間圧延または熱間圧延により、ある程度の厚さまで薄く圧延した後、冷間圧延を行うことが好ましい。なお、温間圧延や熱間圧延は、はんだ材料表面の酸化が進行しやすいため、酸化膜を薄くする観点から、これらの圧延方法はあまり好ましくない。このため、生産性や目的とする酸化膜の厚さを考慮して、厳密な条件下で温間圧延または熱間圧延を行う必要がある。
ワイヤ状のはんだを成形する場合、はんだ母合金インゴットを押出法、伸線法などにより成形する。たとえば、押出法により成形する場合、はんだ材料の組成に応じた適切な押出温度を選択する必要がある。これは、押出温度が高すぎると、表面酸化が進行しやすく、逆に、押出温度が低すぎると、はんだ材料が硬い状態のまま押し出すことになり、成形に長時間を要するからである。
はんだ材料表面の酸化膜を薄くしたり、表面粗さ(Ra)を小さくしたりするためには、はんだ材料に対して、酸洗浄や研磨を行うことが好ましい。酸洗浄や研磨を行うタイミングとしては、はんだ母合金を鋳造した後、所定の加工を行う前、加工中または加工後のいずれのタイミングでもよい。
プラズマ処理は従来から広く知られた技術であるが、本発明で利用する大気圧プラズマ重合処理は、常態では進行しない化学反応を、大気圧プラズマによる反応粒子の活性化により進行させるものである。このような大気圧プラズマ重合処理は、連続処理に向いており、生産性が高く、かつ、真空装置が不要であるため処理コストが低く、簡単な装置構成で済むといった特徴を有する。
はんだ材料の被覆膜を構成する被覆材料としては、常温で液体である有機ケイ素化合物を使用することができる。具体的には、直鎖シロキサンである、テトラメチルジシロキサン(TMDSO)、ヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)、オクタメチルトリシロキサン(OMTSO)、デカメチルテトラシロキサン(DMTSO)、環状シロキサンである、オクタメチルシクロテトラシロキサン(OMCTSO)から選ばれる少なくとも1種の有機ケイ素化合物を使用することができる。この中でも、(化1)によって表されるヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)は、沸点が99.5℃、無色かつ無臭の液体で、空気中で安定であるため、その取扱いの容易性から好適に使用することができる。
プラズマガスとしては、プラズマ化が容易なものであれば特に限定されることはなく、たとえば、Ar(アルゴン)、He(ヘリウム)、N2(窒素)、O2(酸素)および空気などを使用することができる。これらのガスは、単独で使用してもよく、2種類以上を所定の割合で混合して使用してもよい。なお、生産コストの観点から、N2、O2または空気を使用することが好ましい。
プラズマガスをプラズマ化するための条件としては、使用するプラズマ装置や、目的とする被覆膜の厚さなどにより適宜選択されるべきものであるが、有機ケイ素化合物を効率よくラジカル化し、高品質の被覆膜を形成する観点から、ジュネレータ出力電圧を、好ましくは150V〜350V、より好ましくは200V〜330Vの範囲とする。ジュネレータ出力電圧が150V未満では、プラズマガスが十分にプラズマ化することができず、有機ケイ素化合物を十分にラジカル化することができない場合がある。一方、350Vを超えると、装置の破損といった問題が生じる場合がある。
本発明では、上述のように、被覆膜の厚さを4nm〜200nmの範囲とする必要があるが、被覆膜の厚さは、使用するプラズマ処理装置の条件設定により適宜調整することができる。
本発明の被覆はんだ材料は、各種半導体素子と基板との接合に用いることができ、具体的には、ディスクリート、IC(集積回路)チップ、モジュールなど、多種多様の半導体素子と基板との接合に用いることができる。ここでは、ワイヤ状に成形した本発明の被覆はんだ材料を利用して、ICチップをリードフレームのダイ部に接合する、ダイボンディングを例に挙げて説明する。
最初に、被覆膜により被覆されるはんだ材料を作製した。
実施例1〜52および比較例1〜5として、はんだ材料1〜35に対して、大気圧プラズマ重合処理により被覆膜を形成したものを使用した。具体的には、被覆膜材料としてヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)を、キャリアガスとしてN2を、プラズマガスとしてN2、O2または空気を使用し、大気圧プラズマ重合処理装置(プラズマトリート株式会社製、プラズマポリマーラボシステム PAD−1型)により、各はんだ材料の表面に被覆膜を形成したものを、それぞれ使用した。なお、このときの大気圧プラズマ重合処理装置の条件は、以下のとおりであった。
ジェネレータの出力電圧 :280V
圧力 :大気圧(1013.25hPa)
ヘキサメチルジシロキサンの導入量:20g/h
ノズル距離 :5mm〜40mm
ノズル移動速度 :1m/min〜40m/min
比較例6として、はんだ材料1を、シリコーン系コーティング剤(東レ・ダウコーニング株式会社製、APZ6601)に10分間浸漬した後、120℃で10分間乾燥することにより、被覆膜を形成したものを使用した。
比較例7として、はんだ材料1を、フッ素系コーティング剤(株式会社フロロテクノロジー製、FG−3020C30)に10分間浸漬した後、冷風で10分間乾燥することにより、被覆層を形成したものを使用した。
比較例8〜43として、はんだ材料の表面に、被覆膜を形成していないものを、それぞれ使用した。
実施例1〜52および比較例1〜43により得られたサンプルに対して、以下の項目について評価を行った。
被覆はんだ材料におけるケイ素の含有量は、各サンプル(実施例1〜52および比較例1〜43)の表面に存在するケイ素の量を、ICP発光分光分析器を用いて測定することにより算出し、評価した。
はじめに、各サンプル(実施例1〜52および比較例1〜43)の表面状態を光学顕微鏡(株式会社ニコン製、ECLIPE M6600)により観察するとともに、可視光正反射率(r0)を分光光度計(株式会社日立ハイテクノロジーズ製、U−4000)により測定した。次に、各サンプルに対して、7日間の中性塩水噴霧試験を実施し、試験後に、同様にして、各サンプルの表面状態を観察するとともに、可視光正反射率(r1)を測定し、試験実施前後の表面状態および可視光正反射率を比較することにより、各サンプルの耐酸化性(耐食性)を評価した。
各サンプル(実施例1〜52および比較例1〜43)に対して、雰囲気制御式濡れ性試験機により評価を行った。
各サンプル(実施例1〜52および比較例1〜43)に対して、ヒートサイクル試験を行うことにより、はんだ接合の信頼性を評価した。
上記(a)〜(d)の各項目の評価結果について、表2〜8に示す。
Claims (15)
- はんだ材料の表面に被覆膜を形成した被覆はんだ材料であって、前記被覆膜が、膜厚が4nm〜200nmのポリシロキサン膜であり、かつ、被覆はんだ材料全体に対する被覆膜の被覆量は、ケイ素換算で0ppmを超えて200ppm以下であり、前記被覆はんだ材料に対して、中性塩水噴霧試験(JIS Z 2371)を実施した場合において、該試験実施前の可視光正反射率に対する、該試験実施後の可視光正反射率が80%以上である、被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、85質量%以上のBiと、ZnおよびAgから選択される少なくとも1種とを含有する、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- Znを0.01質量%以上13.5質量%以下含有する、請求項2に記載の被覆はんだ材料。
- Agを0.01質量%以上12.0質量%以下含有する、請求項2に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、40質量%以上85質量未満のBiと、15質量%以上60質量%以下のSnとを含有し、かつ、BiとSnの合計が95質量%以上である、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、Pbと、Sn、Ag、Cu、In、TeおよびPからなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有し、かつ、Pbと第2元素の合計が95質量%以上である、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、Snと、Ag、Sb、Cu、Ni、GeおよびPからなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有し、かつ、Snと第2元素の合計が95質量%以上である、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、Auと、Ge、SnおよびSiからなる群から選択される少なくとも1種の第2元素とを含有し、かつ、Auと第2元素の合計が90質量%以上である、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、Inを40質量%以上99.9質量%以下、Ag、Sn、Cu、ZnおよびPからなる群から選択される少なくとも1種の第2元素を0.1質量%以上55質量%以下含有する、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 前記はんだ材料は、ZnとSnを合計で80質量%以上含有し、かつ、Alを含有しない、請求項1に記載の被覆はんだ材料。
- 大気圧下でプラズマガス中に、有機ケイ素化合物を、キャリアガスとともに混合噴霧することで、該有機ケイ素化合物をラジカル化し、該ラジカル化した有機ケイ素化合物をプラズマ重合させながら、はんだ材料の表面に存在する金属と反応させることにより、厚さ4nm〜200nmのポリシロキサン膜を形成する、被覆はんだ材料の製造方法。
- 前記有機ケイ素化合物として、テトラメチルジシロキサン(TMDSO)、ヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)、オクタメチルトリシロキサン(OMTSO)、デカメチルテトラシロキサン(DMTSO)、および、オクタメチルシクロテトラシロキサン(OMCTSO)から選択される少なくとも1種を用いる、請求項11に被覆はんだ材料の製造方法。
- 前記プラズマガスを生成するためのガスが、アルゴン、ヘリウム、窒素、酸素および空気から選択される少なくとも少なくとも1種である、請求項11または12に記載の被覆はんだ材料の製造方法。
- 前記キャリアガスが、アルゴン、ヘリウムおよび窒素から選択される少なくとも1種である、請求項11〜13のいずれかに記載の被覆はんだ材料の製造方法。
- 大気圧プラズマ重合処理装置を用い、ノズル距離を5mm〜30mm、および、ノズル速度もしくは基材の搬送速度を1m/min〜40m/minとして、前記ポリシロキサン膜の被覆膜を形成する、請求項11〜14のいずれかに記載の被覆はんだ材料の製造方法。
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