JP6121166B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
タイヤは、トレッドの半径方向内側にベルトを備えている。ベルトは、カーカスと積層されている。
ベルトは、並列された多数のコードを含んでいる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。ベルトの端には、コードの端が位置している。通常、スチールコードが、このベルトのコードとして用いられる。
走行状態にあるタイヤは、繰り返して変形する。ベルトの端は、トレッドの端の近くに位置している。ベルトの端には、歪みが集中しやすい。しかも変形は、発熱を招来する。その上、タイヤのゴムは熱を蓄積しやすい。このため、ベルトの端ではコードがその周囲にあるゴムから剥離することがある。この剥離を伴う損傷は、ベルトエッジルースとも称されている。この損傷は、タイヤの高速耐久性に影響する。高速耐久性の観点から、タイヤのショルダーに穴を設け、この穴を通じて熱を放散させることが検討されている。
ショルダーに穴を設けたタイヤに関する検討例は、特開2010−155504公報及び特開平05−294112号公報に開示されている。
特開2010−155504公報 特開平05−294112号公報
上記特開2010−155504公報に記載のタイヤでは、放熱の観点から、トレッド面で開口する2〜18個の放熱穴が設けられている。この放熱穴は、貫通孔ではない。この放熱穴は、底を有している。このため、この放熱穴を空気は流れにくい。空気の流れが悪ければ、十分な放熱効果は得られない。
空気の流れを良くするために放熱穴を大きくすると、接地面積は減少する。タイヤの剛性は低下する。このため、タイヤのグリップ力が低下し、操縦安定性が悪化することがある。しかも低い剛性は大きな変形を招来するため、発熱量が増加することもある。この場合、放熱穴による放熱効果が機能しない恐れがある。このタイヤでは、高速耐久性を向上するには限界がある。
上記特開平05−294112号公報に記載のタイヤでは、トレッド縁に近いトレッド面、又はトレッド縁に近いバットレス面にワンダリング防止用の穴が設けられている。この穴も、前述の特開2010−155504公報に記載のタイヤの放熱穴と同様、底を有している。このため、この穴を空気は流れにくい。空気の流れが悪ければ、十分な放熱効果は得られない。
空気の流れを良くするために穴を大きくすると、接地面積は減少する。タイヤの剛性は低下する。このため、タイヤのグリップ力が低下し、操縦安定性が悪化することがある。しかも低い剛性は大きな変形を招来するため、発熱量が増加することもある。この場合、穴による放熱効果が機能しない恐れがある。このタイヤでは、高速耐久性を向上するには限界がある。
本発明の目的は、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性に優れた空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その半径方向外側に位置するトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、上記トレッドの半径方向内側において上記トレッドの一の端の近くからその他の端の近くまで軸方向に延在する補強層とを備えている。このタイヤの外面は、路面と接触するトレッド面と、それぞれが上記トレッド面の端から半径方向略内向きに延びる一対のサイド面とを備えている。このタイヤのショルダーに、多数の貫通孔が設けられている。これらの貫通孔は、周方向に間隔を空けて配置されている。それぞれの貫通孔は、上記トレッド面から半径方向内向きに延びる縦穴と、上記サイド面から軸方向内向きに延びる横穴とを備えている。上記縦穴と上記横穴とは、それぞれの底において繋がっている。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記貫通孔の断面積は20mm以上50mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記縦穴の深さの上記トレッドの厚みに対する比は0.5以上0.8以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記横穴の深さは10mm以上である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、ショルダーに、多数の貫通孔が設けられている。それぞれの貫通孔は、トレッド面から半径方向内向きに延びる縦穴と、サイド面から軸方向内向きに延びる横穴とを備えている。縦穴及び横穴は、それぞれの底において繋がっている。このタイヤでは、トレッド面が路面と接触すると、このトレッド面が潰され貫通孔内にある空気が横穴を通じて排出される。トレッド面が路面から離間すると、トレッド面が復元する。これにより、貫通孔内に空気が引き込まれるとともに、縦穴又は横穴を通じて空気が排出される。走行状態にあるタイヤでは、貫通孔内を空気は十分に流れる。この空気の流れは、繰り返し変形により生じる熱の放散を促す。このタイヤは、放熱性に優れる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤは高速耐久性に優れる。しかもこのタイヤでは、貫通孔内を空気が十分に流れるので、接地面積の減少及び剛性の低下を招来しない程度に貫通孔のを大きさを維持することができる。このタイヤでは、貫通孔による操縦安定性への影響が抑えられている。本発明によれば、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性に優れた空気入りタイヤが得られうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された平面図である。 図3は、図1のタイヤの一部が示された側面図である。 図4は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図5は、図1のタイヤの製造の様子が示された模式図である。 図6は、図5とは別の、図1のタイヤの製造の様子が示された模式図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ2は、リム4に組み込まれている。このリム4は、正規リムである。このタイヤ2には、空気が充填されている。このタイヤ2の内圧は、正規内圧である。本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。タイヤ2が乗用車用である場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
このタイヤ2は、トレッド6、サイドウォール8、クリンチ10、ビード12、カーカス14、補強層16、インナーライナー18及びチェーファー20を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド6は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド6は、路面と接地するトレッド面22を形成する。トレッド面22には、溝24が刻まれている。この溝24により、トレッドパターンが形成されている。図示されていないが、トレッド6はベース層とキャップ層とを有している。キャップ層は、ベース層の半径方向外側に位置している。キャップ層は、ベース層に積層されている。ベース層は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール8は、トレッド6の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール8の半径方向外側端は、トレッド6と接合されている。このサイドウォール8の半径方向内側端は、クリンチ10と接合されている。サイドウォール8は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。サイドウォール8は、カーカス14よりも軸方向外側に位置している。サイドウォール8は、カーカス14の損傷を防止する。
クリンチ10は、サイドウォール8の半径方向略内側に位置している。クリンチ10は、軸方向において、ビード12及びカーカス14よりも外側に位置している。クリンチ10は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ10は、リム4のフランジ26と当接する。
ビード12は、クリンチ10の軸方向内側に位置している。ビード12は、コア28と、このコア28から半径方向外向きに延びるエイペックス30とを備えている。コア28はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス30は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス30は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス14は、第一プライ32及び第二プライ34からなる。第一プライ32及び第二プライ34は、両側のビード12の間に架け渡されており、トレッド6及びサイドウォール8に沿っている。第一プライ32は、コア28の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一プライ32には、主部32aと折り返し部32bとが形成されている。第二プライ34は、コア28の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二プライ34には、主部34aと折り返し部34bとが形成されている。第一プライ32の折り返し部32bの端は、半径方向において、第二プライ34の折り返し部34bの端よりも外側に位置している。
第一プライ32及び第二プライ34のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス14はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス14が、1枚のプライから形成されてもよい。
補強層16は、トレッド6の半径方向内側に位置している。補強層16は、トレッド6の一方の端の近くから赤道面を経由してその他方の端の近くまで軸方向に延在している。補強層16は、カーカス14と積層されている。このタイヤ2では、補強層16はベルト36を備えている。
ベルト36は、トレッド6の半径方向内側に位置している。ベルト36は、カーカス14と積層されている。ベルト36は、カーカス14を補強する。ベルト36は、内側層38及び外側層40を備えている。図1から明らかなように、軸方向において、内側層38の幅は外側層40の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層38及び外側層40のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層38のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層40のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト36の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト36が、3以上の層を備えてもよい。
このタイヤ2では、ベルト36は一対の内側カバリング42と一対の外側カバリング44とをさらに備えている。内側カバリング42及び外側カバリング44のそれぞれは、架橋ゴムからなる。
内側カバリング42は、トレッド6の端の近くに位置している。内側カバリング42は、内側層38の軸方向外側端を覆っている。内側カバリング42は、この外側端を拘束する。この内側カバリング42は、ベルトエッジルースの防止に寄与しうる。
外側カバリング44は、トレッド6の端の近くに位置している。外側カバリング44は、外側層40の軸方向外側端を覆っている。外側カバリング44は、この外側端を拘束する。この外側カバリング44は、ベルトエッジルースの防止に寄与しうる。
このタイヤ2では、補強層16がバンドを備えてもよい。この場合、バンドはベルト36の半径方向外側に設けられる。バンドは、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれる。バンドは、いわゆるジョイントレス構造を有する。このバンドでは、コードは実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト36が拘束されるので、ベルト36のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
このタイヤ2の補強層16は、ベルト36のみから構成されている。ベルト36及びバンドで、この補強層16が構成されてもよい。バンドのみから、補強層16が構成されてもよい。
インナーライナー18は、カーカス14の内側に位置している。インナーライナー18は、カーカス14の内面に接合されている。インナーライナー18は、架橋ゴムからなる。インナーライナー18には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー18の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー18は、タイヤ2の内圧を保持する。
チェーファー20は、ビード12の近傍に位置している。タイヤ2がリム4に組み込まれると、このチェーファー20がリム4と当接する。この当接により、ビード12の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー20は布とこの布に含浸したゴムとからなる。このチェーファー20がクリンチ10と一体とされてもよい。この場合、チェーファー20の材質はクリンチ10の材質と同じとされる。
図1において、符号PTで示されているのはトレッド面22の端である。この端PTは、正規内圧の状態にあるタイヤ2に正規荷重を付加したときにこのタイヤ2が路面と接触している部分(以下、接地面とも称される)に基づいて決められる。本願においては、この接地面のうち、軸方向において最も外側に位置する端に相当するタイヤ2の外面48上の地点が、端PTとして表されている。本発明では、タイヤ2の外面48のうち、左側の地点PT(図示されず)から右側の地点PTまでのゾーンがトレッド面22とされる。このトレッド面22の端PTからヒール46までのゾーンが、サイド面50と称される。このタイヤ2の外面48は、路面と接触するトレッド面22と、このトレッド面22の端PTから半径方向略内向きに延びる一対のサイド面50とを備えている。
図1において、両矢印WRは赤道面から補強層16の端52までの軸方向距離を表している。この距離WRは、補強層16の軸方向幅の半分である。符号PAで示されているのは、赤道面からの軸方向距離(図中の両矢印WA)が距離WRの75%に相当するトレッド面22上の地点である。符号PBで示されている地点は、サイド面50におけるトレッド6とサイドウォール8との境界である。本願においては、地点PAから地点PBまでのゾーンはショルダーとも称される。
このタイヤ2では、左右のショルダーのそれぞれに貫通孔54が設けられている。貫通孔54は、縦穴56と横穴58とから構成されている。縦穴56は、トレッド面22から半径方向内向きに延びている。したがって、このトレッド面22には縦穴56の口がある。横穴58は、サイド面50から軸方向内向きに延びている。したがって、このサイド面50には横穴58の口がある。図から明らかなように、縦穴56及び横穴58は、それぞれの底において繋がっている。この貫通孔54は、ショルダーを貫通している。この貫通孔54は、ショルダーにおいて、トレッド面22とサイド面50とを連通している。
このタイヤ2では、ショルダーに多数の貫通孔54が設けられている。これらの貫通孔54は周方向に間隔をあけて配置されている。これらの貫通孔54の配列の様子が、図2及び図3に示されている。
図2には、タイヤ2の外面48のうち半径方向から目視されうる領域の一部が示されている。この図2においては、左右方向がタイヤ2の周方向であり、上下方向がタイヤ2の軸方向である。
図2には、貫通孔54の一方の口、言い換えれば、縦穴56の口の配列の様子が示されている。このタイヤ2では、多数の縦穴56の口は周方向に間隔をあけて配置されている。図から明らかなように、それぞれの縦穴56の口の輪郭は円形を呈している。この輪郭が三角形とされてもよいし、四角形とされてもよい。この輪郭が五角形とされてもよいし、六角形とされてもよい。この輪郭は、タイヤ2の仕様に応じて適宜決められる。
このタイヤ2では、多数の縦穴56は周方向に等間隔で配置されている。このタイヤ2では、縦穴56のピッチは一定である。図2において、この縦穴56のピッチが両矢印DP1で表されている。このピッチDP1は、一の縦穴56の中心からこの一の縦穴56の隣に位置する他の縦穴56の中心までの長さにより表される。このピッチDP1は、トレッド面22に沿って計測される。
図3には、タイヤ2の外面48のうち軸方向から目視されうる領域の一部が示されている。この図3においては、両矢印Aで示された方向がタイヤ2の周方向である。紙面に対して垂直な方向が、このタイヤ2の軸方向である。
図3には、貫通孔54の他方の口、言い換えれば、横穴58の口の配列の様子が示されている。このタイヤ2では、多数の横穴58の口は周方向に間隔をあけて配置されている。図から明らかなように、横穴58の口の輪郭は円形を呈している。この輪郭が三角形とされてもよいし、四角形とされてもよい。この輪郭が五角形とされてもよいし、六角形とされてもよい。この輪郭は、タイヤ2の仕様に応じて適宜決められる。
このタイヤ2では、多数の横穴58は周方向に等間隔で配置されている。このタイヤ2では、横穴58のピッチは一定である。図3において、この横穴58のピッチが両矢印DP2で示されている。このピッチDP2は、一の横穴58の中心からこの一の横穴58の隣に位置する他の横穴58の中心までの長さにより表される。このピッチDP2は、サイド面50に沿って計測される。
前述したように、このタイヤ2では、縦穴56のピッチDP1は一定であり、横穴58のピッチDP2も一定である。貫通孔54は、縦穴56と横穴58とがその底において繋げられることにより形成されている。したがって、このタイヤ2では、多数の貫通孔54は一定のピッチで配置されている。このタイヤ2では、貫通孔54の配列によるユニフォミティへの影響が防止されている。なお、本発明において貫通孔54のピッチは縦穴56のピッチDP1で表される。
このタイヤ2では、トレッド面22が路面と接触すると、トレッド6が潰され貫通孔54内にある空気が横穴58を通じて排出される。トレッド面22が路面から離間すると、トレッド6は復元する。これにより、貫通孔54内に空気が引き込まれるとともに、縦穴56又は横穴58を通じて空気が排出される。走行状態にあるタイヤ2では、貫通孔54内を空気は十分に流れる。この空気の流れは、繰り返し変形により生じる熱の放散を促す。このタイヤ2は、放熱性に優れる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、ベルトエッジルース等の損傷が防止される。このタイヤ2は、高速耐久性に優れる。しかもこのタイヤ2では、貫通孔54内を空気が十分に流れるので、接地面積の減少及び剛性の低下を招来しない程度に貫通孔54のを大きさを維持することができる。このタイヤ2では、貫通孔54による操縦安定性への影響が抑えられている。本発明によれば、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性に優れた空気入りタイヤ2が得られうる。
このタイヤ2では、縦穴56の断面積Atは20mm以上50mm以下が好ましい。この断面積Atが20mm以上に設定されることにより、縦穴56による貫通孔54内の空気の流れへの影響が抑えられる。この縦穴56は、熱の放散に寄与しうる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤ2は高速耐久性に優れる。この断面積Atが50mm以下に設定されることにより、ショルダーにおける剛性が適切に維持される。このタイヤ2では、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性の向上が達成される。
このタイヤ2では、横穴58の断面積Asは20mm以上50mm以下が好ましい。この断面積Asが20mm以上に設定されることにより、横穴58による貫通孔54内の空気の流れへの影響が抑えられる。この横穴58は、熱の放散に寄与しうる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤ2は高速耐久性に優れる。この断面積Asが50mm以下に設定されることにより、ショルダーにおける剛性が適切に維持される。このタイヤ2では、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性の向上が達成される。
このタイヤ2では、縦穴56の断面積Atは横穴58の断面積Asと同等である。縦穴56の断面積Atが横穴58の断面積Asよりも大きくてもよいし、この縦穴56の断面積Atが横穴58の断面積Asよりも小さくてもよい。乱れることなく貫通孔54内を空気が流れるとの観点から、縦穴56の断面積Atは横穴58の断面積Asと同等であるのが好ましい。
このタイヤ2では、貫通孔54のピッチは90mm以上350mm以下が好ましい。このピッチが90mm以上に設定されることにより、ショルダーにおける剛性が適切に維持される。このタイヤ2では、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性の向上が達成される。このピッチが350mm以下に設定されることにより、ショルダーにおける熱の蓄積が効果的に抑えられる。ベルトエッジルース等の損傷が防止される。このタイヤ2は、高速耐久性に優れる。
図1において、符号PCは貫通孔54の半径方向及び軸方向における内側端を表している。この内側端PCは、半径方向において縦穴56の底と一致している。この内側端PCは、軸方向において横穴58の底と一致している。
このタイヤ2では、貫通孔54の内側端PCは補強層16よりも半径方向外側に位置している。これにより、このタイヤ2では、貫通孔54と補強層16との干渉が防止されている。しかもこのタイヤ2では、この内側端PCが補強層16から適切な間隔をあけて配置されている。このタイヤ2では、この貫通孔54と補強層16との境界においてクラックが発生することが防止されている。このタイヤ2は、耐久性に優れる。
このタイヤ2では、軸方向において貫通孔54の内側端PCは補強層16の端52よりも内側に位置している。このタイヤ2では、この内側端PCが補強層16の端52よりも軸方向外側に位置してもよい。軸方向において、この内側端PCが補強層16の端52と一致していてもよい。十分な放熱の観点から、この内側端PCは補強層16の端52よりも軸方向内側に位置するのが好ましい。この内側端PCは、補強層16の一部をなすベルト36の外側層40の端60よりも軸方向内側に位置するのがより好ましい。
図4には、タイヤ2のショルダーの部分が示されている。この図4において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。
この図4において、実線LAは貫通孔54の内側端PCを通り縦穴56に沿って延びる仮想直線を表している。この仮想直線LAは、半径方向に延在している。実線LBは内側端PCを通り横穴58に沿って延びる仮想直線を表している。この仮想直線LBは、軸方向に延在している。符号PDは、仮想直線LAとトレッド面22との交点である。この交点PDは、縦穴56の口と一致している。両矢印Dbは、内側端PC、言い換えれば、仮想直線LBから交点PDまでの半径方向距離を表している。本願において、この距離Dbは縦穴56の深さである。符号PEは、仮想直線LAと補強層16の外面との交点を表している。両矢印TAは、この交点PEから交点PDまでの半径方向距離を表している。本願において、この距離TAはトレッド6の厚みである。符号PFは、仮想直線LBとサイド面50との交点である。この交点PFは、横穴58の口と一致している。両矢印Dcは、内側端PC、言い換えれば、仮想直線LAから交点PFまでの軸方向距離を表している。本願において、この距離Dcは横穴58の深さである。
このタイヤ2では、縦穴56の深さDbの、トレッド6の厚みTAに対する比は0.5以上0.8以下が好ましい。この比が0.5以上に設定されることにより、縦穴56、言い換えれば、貫通孔54が放熱に効果的に寄与しうる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤ2は高速耐久性に優れる。この比が0.8以下に設定されることにより、ショルダーの剛性が適切に維持される。このタイヤ2では、操縦安定性を損なうことなく、高速耐久性の向上が達成される。
このタイヤ2では、トレッド6の厚みTAと縦穴56の深さDbとの差(TA−Db)は1mm以上が好ましい。これにより、縦穴56、言い換えれば、貫通孔54と補強層16との干渉が防止される。この貫通孔54の内側端PCが補強層16から適切な間隔をあけて配置されるので、この貫通孔54と補強層16との境界においてクラックが発生することが防止される。このタイヤ2は、耐久性に優れる。放熱性の観点から、この差(TA−Db)は5mm以下が好ましい。
このタイヤ2では、横穴58の深さDcは10mm以上が好ましい。これにより、横穴58、言い換えれば、貫通孔54が放熱に効果的に寄与しうる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤ2は高速耐久性に優れる。この観点から、この深さDcは15mm以上がより好ましい。操縦安定性及び製造容易の観点から、この深さDcは60mm以下が好ましく、40mm以下がより好ましく、30mm以下がさらに好ましい。
図4において、両矢印Ldは、補強層16の端52から仮想直線LAまでの軸方向距離を表している。この距離Ldは、補強層16の端52と、貫通孔54の内側端PC、言い換えれば、横穴58の底との離間距離を表している。本願においては、横穴58の底が補強層16の端52よりも軸方向外側に位置しているとき、この距離Ldは負で表される。軸方向において、横穴58の底が補強層16の端52と一致しているとき、この距離Ldは「0(ゼロ)」である。図示されているように、横穴58の底が補強層16の端52よりも軸方向内側に位置しているとき、この距離Ldは正で表される。
このタイヤ2では、距離Ldは−5mm以上が好ましい。これにより、横穴58、言い換えれば、貫通孔54が放熱に寄与しうる。ショルダーにおける熱の蓄積が抑えられるので、このタイヤ2は高速耐久性に優れる。この観点から、この距離Ldは0mm以上がより好ましく、5mm以上がさらに好ましく、10mm以上が特に好ましい。操縦安定性及び製造容易の観点から、この距離Ldは50mm以下が好ましく、30mm以下がより好ましく、20mm以下がさらに好ましい。
以上説明されたタイヤ2は、次のようにして製造される。図示されていないが、フォーマーにおいて、トレッド6等の部材が組み合わされてローカバーが得られる。ローカバーは、開かれたモールドに投入される。このモールドの内側に位置するブラダーに、ガスが充填される。これにより、ブラダーは膨張する。モールドが締められ、ブラダーの内圧が高められる。
図5には、モールド62が締められたときの様子が示されている。この図5において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。
この製造方法では、モールド62として、割モールドが用いられている。このモールド62は、セグメント64とサイドプレート66とを備えている。セグメント64及びサイドプレート66が組み合わされモールド62が締められることにより、タイヤ2の外面48を形作るキャビティ面68が得られる。
セグメント64は、トレッド面22を形作る第一成形面70を備えている。第一成形面70は、キャビティ面68の一部をなす。この第一成形面70には、縦穴56に対応する第一凸部72が設けられている。第一凸部72は、セグメント64の本体74から半径方向外向きに延びている。このタイヤ2には、多数の縦穴56が設けられている。したがって、このセグメント64は多数の第一凸部72を備えている。
サイドプレート66は、サイド面50を形作る第二成形面76を備えている。第二成形面76は、キャビティ面68の他の一部をなす。この第二成形面76には、横穴58に対応する第二凸部78が設けられている。第二凸部78は、サイドプレート66の本体80から半径方向外向きに延びている。このタイヤ2には、多数の横穴58が設けられている。したがって、このサイドプレート66は多数の第二凸部78を備えている。
この製造方法では、モールド62が締められるとき、セグメント64はローカバー82に近づいていく。これにより、このセグメント64の第一凸部72がローカバー82にめり込んでいく。サイドプレート66もローカバー82に近づいていく。これにより、このサイドプレート66の第二凸部78がローカバー82にめり込んでいく。セグメント64及びサイドプレート66が組み合わされモールド62が締められると、第一凸部72の先端が第二凸部78の先端に突き合わされる。
このモールド62では、第一凸部72はセグメント64の本体74に固定されている。第二凸部78は、サイドプレート66の本体80に固定されている。このセグメント64が、モールド62が締められた後、その本体74から第一凸部72が飛び出すように構成されてもよい。サイドプレート66が、モールド62が締められた後、その本体80から第二凸部78が飛び出すように構成されてもよい。
この製造方法では、モールド62が締められると、ローカバー82はモールド62のキャビティ面68とブラダー84とに挟まれて加圧される。ブラダー84及びモールド62からの熱伝導により、ローカバー82は加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバー82のゴム組成物が流動する。加熱により、ゴム組成物が架橋反応を起こし、ローカバー82が加硫される。ローカバー82を加硫する工程は、加硫工程と称される。加硫工程が完了すると、モールド62は開かれる。このときの様子が、図6に示されている。この図6において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。
図示されているように、モールド62が開かれるとき、サイドプレート66は軸方向外向きに移動させられる。これにより、第二凸部78がタイヤ2から引き抜かれる。セグメント64は、半径方向外向きに移動させられる。これにより、第一凸部72がタイヤ2から引き抜かれる。このようにしてモールド62が開かれ、図1に示されたタイヤ2がモールド62から取り出される。
このタイヤ2では、第一凸部72が引き抜かれた部分が縦穴56である。この第二凸部78が引き抜かれた部分は、横穴58である。前述したように、モールド62が締められたとき、第一凸部72の先端は第二凸部78の先端に突き合わされている。このため、縦穴56と横穴58とは、それぞれの底において繋がった状態で得られる。この製造方法では、このようにして貫通孔54が形成される。この貫通孔54の形成は、容易である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、185/60R14とされた。このタイヤのショルダーには、18個の貫通孔が等間隔で設けられた。縦穴の断面積Atは40mmとされた。横穴の断面積Asは40mmとされた。縦穴の深さDbは4.5mmとされた。トレッドの厚みTAは9mmとされた。したがって、深さDbの厚みTAに対する比(Db/TA)は、0.5であった。横穴の深さDcは10mmとされた。軸方向において、横穴の底PC(貫通孔の内側端)は補強層の端と一致するよう配置された。このことが表中、「底位置」の欄に「on」で表されている。補強層の端から底PCまでの軸方向距離Ldは、0mmとされた。
[比較例1]
貫通孔を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[比較例2]
横穴を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
[比較例3]
縦穴を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
[比較例4]
縦穴及び横穴をそれぞれの底において繋げず、縦穴及び横穴を周方向に交互に配置させた他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。この比較例4では、横穴は、周方向において一の縦穴とこの一の縦穴の隣に位置する他の縦穴との中間に位置している。
[実施例2−6]
断面積At及び断面積Asを下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−6のタイヤを得た。
[実施例7−12]
比(Db/TA)を下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例7−12のタイヤを得た。
[実施例13−17]
深さDcを変えて底位置及び距離Ldを下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例13−17のタイヤを得た。実施例13−16では、横穴の底PCは補強層の端より軸方向内側に配置された。このことが表中、「底位置」の欄に「in」で表されている。実施例17では、横穴の底PCは補強層の端より軸方向外側に配置された。このことが表中、「底位置」の欄に「out」で表されている。
[操縦安定性]
タイヤを14×5.5Jのリムに組み込み、このタイヤに内圧が200kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が1500ccである前輪駆動の乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車をレーシングサーキットで運転させて、操縦安定性を評価させた。この結果が、指数として下記の表1から4に示されている。数値が大きいほど好ましい。
[高速耐久性]
タイヤを14×5.5Jのリムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を280kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、3.73kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、170km/hの速度から20分ずつ途中中断することなく10km/hずつこの速度を上昇させつつ、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが損傷するまでの速度と時間を計測した。この結果が、比較例1を100とした指数値で、下記の表1から4に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
Figure 0006121166
Figure 0006121166
Figure 0006121166
Figure 0006121166
表1から4に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の車両にも適用されうる。
2・・・タイヤ
6・・・トレッド
8・・・サイドウォール
16・・・補強層
22・・・トレッド面
36・・・ベルト
38・・・内側層
40・・・外側層
42・・・内側カバリング
44・・・外側カバリング
46・・・ヒール
48・・・外面
50・・・サイド面
54・・・貫通孔
56・・・縦穴
58・・・横穴

Claims (4)

  1. その半径方向外側に位置するトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、上記トレッドの半径方向内側において上記トレッドの一の端の近くからその他の端の近くまで軸方向に延在する補強層とを備えたタイヤであって、
    このタイヤの外面が、路面と接触するトレッド面と、それぞれが上記トレッド面の端から半径方向略内向きに延びる一対のサイド面とを備えており、
    このタイヤのショルダーに、多数の貫通孔が設けられており、
    これらの貫通孔が、周方向に間隔を空けて配置されており、
    それぞれの貫通孔が、上記トレッド面から半径方向内向きに延びる縦穴と、上記サイド面から軸方向内向きに延びる横穴とを備えており、
    上記縦穴と上記横穴とがそれぞれの底において繋がっており、
    軸方向において、上記貫通孔の内側端が上記補強層の端よりも内側に位置しており、
    上記補強層の端と上記貫通孔の内側端との離間距離が10mm以上50mm以下である、空気入りタイヤ。
  2. 上記貫通孔の断面積が20mm以上50mm以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記縦穴の深さの上記トレッドの厚みに対する比が0.5以上0.8以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記横穴の深さが20mm以上である、請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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