JP6107046B2 - 容器 - Google Patents
容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6107046B2 JP6107046B2 JP2012233654A JP2012233654A JP6107046B2 JP 6107046 B2 JP6107046 B2 JP 6107046B2 JP 2012233654 A JP2012233654 A JP 2012233654A JP 2012233654 A JP2012233654 A JP 2012233654A JP 6107046 B2 JP6107046 B2 JP 6107046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- bottle
- additive
- container
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
例えば、ポリプロピレンの単層構造の容器では、容器の内面や外面は必然的にポリプロピレンにより形成されることとなるが、ガスバリア性の中間層などを備えた多層構造の容器では、最内面層や最外面層がポリプロピレンにより形成されることとなる。
また、特許文献2には、融点が120〜145℃、MFRが0.5〜10g/10minの結晶性プロピレン共重合体の使用が耐熱性や透明性、成形性の点で望ましいことが開示されている。
特許文献3には、ポリプロピレンに直鎖状超低密度ポリエチレンが配合された樹脂組成物により最外層を形成することにより、耐寒強度が改善されることが開示されている。
特許文献4には、ポリプロピレンに水素添加ポリマー(例えばスチレン−ブタジエン共重合体の水素添加物)を配合した樹脂組成物を用いて容器を構成する層を形成することが衝撃強度の向上に有効であることが開示されている。
例えば、特許文献5には、ポリオレフィン及び滑剤を含有する樹脂組成物により成形され、滑り性が向上した成形体(例えばキャップの内面に設けられるライナー)が開示されている。
また、特許文献6には、容器内面のポリオレフィン層に不飽和脂肪族アミドと飽和脂肪族アミドとを配合することにより、容器内容物が容器内面に付着せず、速やかに排出させることが開示されている。
さらに、特許文献7には、容器外面のポリオレフィン層に滑剤を配合することにより、容器搬送時における容器同士のくっつきや容器と搬送ベルトとの接合などが防止され、容器の搬送性が向上することが開示されている。
前記容器は、ボトルまたはカップ形状の容器であり、
前記ポリプロピレン系樹脂組成物は、0.1g/10min以上で5.0g/10min未満のMFR(230℃)を有するポリプロピレン(A)と、該ポリプロピレン(A)に比して相対的に低結晶性の重合体(B)と、ブリード性添加剤(C)とを含み、
前記ポリプロピレン(A)の含有量が55重量%以上であり、
前記低結晶性の重合体(B)が、融点が50〜60℃の超低密度ポリエチレン(B1)、水添スチレンブタジエンゴム(B2)及びプロピレン系重合体(B3)からなる群より選択された少なくとも一種であり、
前記ブリード性添加剤(C)が分子量400以上の滑剤であり、
前記低結晶性の重合体(B)の含有量が3乃至40重量%の範囲にあり、前記ブリード性添加剤の含有量が0.6乃至3重量%の範囲にあることを特徴とする容器が提供される。
(1)前記ブリード性添加剤の含有量が0.6乃至3重量%の範囲にあること、
(2)前記ブリード性添加剤(C)が脂肪酸アミドであること、
(3)前記低結晶性の重合体(B)として、プロピレン系重合体(B3)を含有していること、
が好ましい。
即ち、ブリード現象を説明するための図1に示されているように、樹脂に添加混合され、樹脂中に均一に分散せしめられたブリード性の添加剤は、経時と共に、樹脂の表面側に移動(拡散)し、次第に表面に析出していき、最終的には樹脂表面の全体に析出し(添加剤の種類によっては多層構造を形成する)、これにより、該添加剤の性能(例えば滑り性の向上、ベタツキ防止やアンチブロッキング性)が発揮されるわけである。
このことから理解されるように、ブリード性添加剤は、絡みあったポリマー鎖中の空間をすり抜けて表面に移動していくため、この添加剤の分子が大きいほど、移動速度(ブリーディング速度)は遅くなる。従って、この添加剤が表面に移動していくためには、絡み合ったポリマー鎖中に添加剤が移動しうる微小な空間が必要である。
しかるに、結晶性の高い重合体ほど、分子が規則正しく配列されるため、上記のような微小な空間は形成されにくいが、本発明においては、マトリックスとして使用されるポリプロピレン(A)に低結晶性の重合体を配合することにより、マトリックスを形成するポリプロピレンのポリマー鎖中に微小な空間が多く形成され、この結果、例えば分子量が400以上の大きなブリード性添加剤が配合されている場合にも、そのブリーディング速度は極めて速く、短時間で表面に析出して優れた特性を発揮することが可能となるのである。
かかる容器では、内面層に配合されている分子量の大きな滑剤のブリーディング速度が速く、成形後に直ちに該滑剤の性能が発揮される。
本発明の樹脂組成物において、ポリプロピレン(A)は、最も多量に使用されているものであり、この樹脂組成物の基本性能を発現させるものである。このようなポリプロピレン(A)は、一般に、55重量%以上、特に58乃至95重量%の量で、この樹脂組成物に含まれる。
即ち、MFRが上記範囲外であるものは、後述する低結晶性重合体(B)とブレンドしたときの成形性が大きく損なわれたり、或いはドローダウンを生じ易くなるなどの傾向がある。
本発明において、ポリプロピレン(A)として最も好適に使用されるものは、上述した各種物性を有するプロピレン−エチレンランダム共重合体である。
本発明において、ポリプロピレン(A)にブレンドされる低結晶性重合体(B)は、用いるポリプロピレン(A)に比して低結晶性のものであり、具体的には、先にも述べたように、重合体中の主成分のガラス転移点が0℃以下であり、使用される温度域でゴム状態にあり、かつ、DSCにより測定される結晶融解熱量がポリプロピレン(A)よりも小さいか或いはX線学的に非晶質(結晶格子に由来するX線回折ピークを示さない)ものである。このような低結晶性重合体(B)は、一般的にポリプロピレン(A)よりも低密度であるが、特に、超低密度ポリエチレン(B1)、水添スチレンブタジエンゴム(B2)及びプロピレン系重合体(B3)から選択されたものである。即ち、低結晶性だけでいえば、他の重合体にも該当するものはあるが、上記の重合体(B1〜B3)は、ポリプロピレン(A)との相溶性が高く、しかも、ポリプロピレンの特性を損なわないからである。
低結晶性重合体(B)として使用される超低密度ポリエチレン(B1)は、メタロセン系触媒を用いてエチレンと少量の他のα−オレフィンとを共重合することにより得られたものである。例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキサン、4−メチルペンテン−1などのα−オレフィンを多くとも数%程度の量でエチレンと共重合して短鎖の枝を長鎖に導入して低密度としたものであり、短鎖の枝が少なく、分子の線形性が高い(即ち、直鎖状である)という性質を有しているが、少量のα−オレフィンが共重合されているため、例えばポリプロピレンに比して結晶性は低く、その密度は、一般に、0.880乃至0.910g/cm3の範囲にある。特に、このDSC測定による結晶融解熱量は50J/g以下とかなり小さい。
水添スチレンブタジエンゴム(B2)は、X線学的に非晶質であり、且つポリプロピレン(A)との相溶性が高く、ポリプロピレンの優れた特性を損なわないため、低結晶性重合体(B)として使用することができる。
プロピレン系重合体(B3)は、用いるポリプロピレン(A)に比して低結晶性のものであり、例えば、ポリプロピレン(A)と比較するとコモノマー量が多いプロピレン−α・オレフィン共重合体、或いはコモノマーが長鎖であるプロピレン−α・オレフィン共重合体が、低結晶性重合体(B)として使用される。
本発明において、ブリード性添加剤は、樹脂に相溶せず、樹脂表面にブリードするものであり、係るブリード性添加剤として滑り性を向上させる滑剤が使用される。
このような滑剤の具体例としては、これに限定されるものではないが、以下のものを例示することができる。
(ロ)ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸系のもの。
(ハ)ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスベヘン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド等の脂肪族アミド系のもの。
(ニ)ブチルステアレート、硬化ヒマシ油、エチレングリコールモノステアレート等の脂肪酸エステル系のもの。
(ホ)セチルアルコール、ステアリルアルコール等のアルコール系のもの。
(ヘ)ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石ケン。
(ト)ポリオルガノシロキサン。
(チ)中鎖脂肪酸トリグリセライド、グリセリンジアセトモノオレート、グリセリントリオレート、デカグリセリンオレート等のグリセリン脂肪酸エステル系のもの。
従って、本発明において、最も好ましいものは、分子量が400以上の脂肪酸アミド、例えばエチレンビスオレイン酸アミドが最適である。
即ち、この樹脂組成物中のブリード性添加剤の濃度が低すぎると、後述の実施例からも分かるように、その表面への移動速度も大きく低下してしまい、ブリーディング速度の向上には不利となってしまうからである。
上述した本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、ブリード性添加剤による特性が成形後迅速に発揮されるという利点に加え、透明性、成形加工性、耐湿性、耐薬品性、衛生性、さらには耐熱性などに優れているため、ボトルやカップ形状の容器の内面層として使用される。かかる容器は、ブリーディング性添加剤として使用される滑剤の特性が迅速に発揮されるため、例えばケチャップ、ソース、糊、マヨネーズなど、粘稠なペースト状の内容物が充填されている場合にも、容器からの内容物の取り出しを容易に行うことができる。
さらに、内外層の間の中間層には、ガスバリア性樹脂層を、接着剤層を介して設けることがよく、これにより、容器の酸素遮断性を向上させ、内容物の酸化劣化を長期間にわたって防止することができる。
このポリプロピレン系樹脂組成物を用いて容器の内層を形成したときには、ブリード性添加剤により容器内容物に対する滑り性が向上するため、容器内容物の排出性(絞り出し性)を高めることができる。例えば、容器を倒立状態に保持すると、容器内容物は、速やかに口部側に落下し、口部から速やかに排出される。
また、外層にこのポリプロピレン系樹脂組成物を適用した場合には、容器の搬送工程における容器同士のくっつきや容器と搬送ベルトとの粘着などを防止し、容器の搬送性を高めることができる。
即ち、内外層の何れに本発明のポリプロピレン系樹脂組成物を適用した場合にも、容器の成形後、直ちにブリード性添加剤による上記の特性が発揮されることとなる。
また、上記の容器においては、内外層の間の中間層として、ガスバリア性樹脂層(以下、単に「ガスバリア層」と呼ぶことがある)を設けることにより、酸素透過による内容物の酸化劣化を有効に抑制することができる。
酸素吸収性を付与するためには、上記のガスバリア性樹脂層に酸化性重合体を配合しておけばよく、さらに、必要により遷移金属触媒(酸化触媒)を加えることにより、酸素吸収性をより向上させることができる。即ち、酸化性重合体を酸化させることにより、酸素を吸収捕捉し、ガスバリア性樹脂のガスバリア機能を高めるものであり、遷移金属触媒は、酸化性重合体の酸化を促進させるために適宜配合されるものである。
例えば、酸化性重合体としては、エチレン系不飽和基含有重合体が使用される。即ち、この重合体は、炭素−炭素二重結合を有しており、この二重結合部分が酸素により容易に酸化され、これにより酸素の吸収捕捉が行なわれる。このようなエチレン系不飽和基含有重合体は、例えば、ブタジエン等の共役ジエン;1,4−ヘキサジエン等の鎖状非共役ジエン;メチルテトラヒドロインデン等の環状非共役ジエンに由来する酸化性構成単位を有する単独重合体、或いは共重合体を例示することができる。これらの重合体には、分散性を高めるために、カルボン酸基、カルボン酸無水物基等の官能基が導入されていてもよい。このような酸化性重合体は、上記のガスバリア性樹脂100重量部当り1乃至15重量部程度の量で配合することができる。
また、適宜使用される遷移金属触媒において、遷移金属としては、鉄、コバルト、ニッケル等の周期律表第VIII族金属、銅、銀等の第I族金属、錫、チタン、ジルコニウム等の第IV族金属、バナジウム等の第V族金属、クロム等の第VI族金属、マンガン等の第VII族金属等があり、これらの中でも特にコバルトは、酸素吸収性(酸化性重合体の酸化)を著しく促進させる上で好適である。このような遷移金属の触媒は、一般に、無機塩(例えばハライド)、有機塩(例えばカルボン酸塩)或いは錯塩(例えばβ−ジケトンやβ−ケト酸エステルとの錯体)が挙げられる。このような遷移金属触媒は、例えば前述したガスバリア性樹脂100重量部当たり当り金属量換算で10乃至1000ppm程度の量で配合することができる。
接着剤層は、酸変性ポリオレフィンから形成されるものであり、各種の低密度ポリエチレンの内外層とガスバリア性樹脂のガスバリア層とを強固に接着させるための接着剤として機能するものである。
一般に、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸などのカルボン酸もしくはその無水物、アミド、エステルなどを用いてポリエチレン等のポリオレフィンをグラフト変性したものであり、好適には、マレイン酸もしくは無水マレイン酸でグラフト変性されたポリエチレンが使用される。
また、少なくとも内外層の何れかに本発明のポリプロピレン系樹脂組成物を適用した多層構造容器は、かかる容器の特性が損なわれない範囲で、例えばこの容器成形時に発生するリグラインド(スクラップ樹脂)をバージンのポリプロピレン(A)と混合して用いることもできる。この場合、成形性を維持しつつ、資源の再利用化を図るという観点から、リグラインドの量は、バージンのポリプロピレン(A)100重量部当り10乃至60重量部程度の量とするのがよい。
尚、実施例で行った各種の評価或いは測定、及び用いた樹脂、ブリード性添加剤成分は以下の通りである。
約500gの内容物(トマトケチャップ)が充填されている試料ボトルから、シール箔を剥がし、室温下にて400gの内容物を取り出した後、キャップを装着して該ボトルを正立させて室温下で10分間放置した。
次いで、このボトルを25℃にて倒立させ、内容物がボトルの底部側からキャップ側に移動する挙動を観察した。倒立開始から5分後のボトルにおいて、内容物がキャップ側に移動し終わったものを滑落性良好、移動し終わらなかったものを滑落性不良として、内容物の滑落性の評価を行った。
後述の方法にて成形したボトルを22℃60%RHの環境下にて保管した。所定の期間保管したボトルに対し、温度85℃のトマトケチャップを充填した後、口部をシールし水槽にて冷却した後、22℃60%RHの環境下で1週間保管した。保管後、上述の内容物滑落性試験を行った。成形日からの保管期間を変数とし、滑落性良好となるまでの期間を評価した。
使用するポリプロピレン(A)、および該ポリプロピレン(A)に比して相対的に低結晶性の重合体(B)(各々約7mg)について、示差走査熱量計(PERKIN ELMER社製Diamond DSC)を用いて測定を行った。
試料を、25℃から200℃まで昇温速度10℃/minで走査し、200℃にて3分間保持し、200℃から−50℃まで降温速度10℃/minで走査し、−50℃にて3分間保持した。その後、−50℃から200℃まで昇温速度10℃/minで走査した際に得られたプロファイルから、各ポリマーの融点(融解ピーク温度)、ならびに結晶の融解熱(ΔH)を求めた。各ポリマーの測定で得られた結晶の融解熱(ΔH)を用い、ポリプロピレンに対してはポリプロピレンの完全結晶の融解熱(ΔH)=207J/gで除し、超低密度ポリエチレンに対してはポリエチレンの完全結晶の融解熱(ΔH)=293J/gで除し、各ポリマーの結晶化度を算出した。また、低結晶性重合体においては、重合体のメインのガラス転移点を、−50℃から200℃まで昇温速度10℃/minで走査した際に得られたプロファイルから求めた。ガラス転移点がこの範囲に観測できなかったものについては、−50℃以下と判断した。
後述の方法で成形した多層ボトルの底から50mmの位置での胴部水平断面における層構成を偏光顕微鏡にて観察し、ボトルの胴部層構成を求めた。断面に対し、0°、90°、180°、270°の位置での層構成を観察し、4方向での平均値をボトルの層構成とした。
ポリプロピレンとして、ランダムポリプロピレン(密度=0.90g/cm3、230℃でのMFR=1.2)を用いた。用いたポリプロピレンの密度、MFR、融点、結晶の融解熱、結晶化度を表1に示す。
超低密度ポリエチレン(B1);
超低密度ポリエチレンとして、メタロセン系低密度ポリエチレン(密度=0.88g/cm3、190℃でのMFR=2.2)を用いた。用いた超低密度ポリエチレンの密度、MFR、融点、結晶の融解熱、結晶化度、ならびにガラス転移点を表1に示す。
水添スチレン−ブタジエンゴム(B2);
水添スチレン−ブタジエンゴムとして、スチレン含有量が10%の水添スチレンブタジエンゴム(密度=0.89g/cm3、230℃でのMFR=3.5)を用いた。用いた水添ブタジエンゴムの密度、MFR、融点、結晶の融解熱、結晶化度、ならびにガラス転移点を表1に示す。
低結晶性プロピレン系重合体(B3);
低結晶性プロピレン系重合体として、アタクチックポリプロピレンとアイソタクチックポリプロピレンの混合物(密度=0.87g/cm3、230℃でのMFR=3.0)を用いた。用いた低結晶性プロピレン系重合体の密度、MFR、融点、結晶の融解熱、結晶化度、ならびにガラス転移点を表1に示す。
ブリード性添加剤として、エチレンビスオレイン酸アミド(分子量=589)を用いた。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=88/10/2(重量%)の割合となるよう配合した樹脂ペレットを供給し、50mm押出機に第2内層形成用樹脂として、ランダムポリプロピレン(MFR=1.2)の樹脂ペレットを供給し、30mm押出機Aに接着剤層形成用樹脂として無水マレイン酸変性ポリプロピレン、30mm押出機Bにガスバリア層形成用樹脂としてエチレンビニルアルコール共重合体の樹脂ペレットをそれぞれ供給し、温度210℃の多層ダイヘッドより溶融パリソンを押し出し、公知のダイレクトブロー成形法により内容量500g、重量18gの4種6層の多層ボトルを作製した。作製したボトルを用いて滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
最外層:20μm
接着材層:10μm
ガスバリア層:25μm
接着材層:10μm
第2内層:265μm
最内層:70μm (最内層比18%)
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=78/20/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=68/30/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=58/40/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=93/5/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は17%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=88/10/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=78/20/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=68/30/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は20%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=58/40/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は21%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として低結晶性プロピレン系重合体(B3)(MFR=3.0)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B3)/ブリード性添加剤=88/10/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は20%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後14日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として低結晶性プロピレン系重合体(B3)(MFR=3.0)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B3)/ブリード性添加剤=78/20/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は19%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後14日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として水添スチレンブタジエンゴム(B2)(MFR=3.5)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=89/10/1(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は18%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=69/30/1(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は17%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後4日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B2)/ブリード性添加剤=59/40/1(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は20%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後1日から滑落性良好となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/ブリード性添加剤=98/2(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は17%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後57日においても滑落性が不良となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=89.5/10/0.5(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は17%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後65日後でも滑落性が不良となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=79.5/20/0.5(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は16%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後65日後でも滑落性が不良となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=69.5/30/0.5(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は16%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後65日後でも滑落性が不良となった。結果をまとめて表2に示す。
40mm押出機に、最外層および最内層形成用樹脂として、ポリプロピレン(A)としてランダムポリプロピレン(MFR=1.2)、低結晶性重合体(B)として超低密度ポリエチレン(B1)(MFR=2.2)、ブリード性添加剤としてエチレンビスオレイン酸アミドを(A)/(B1)/ブリード性添加剤=59.5/40/0.5(重量%)の割合とした以外は、実施例1と同様に多層ボトルを作製した。このボトルの胴部の最内層比は17%であった。作製したボトルを用いて、滑落性能発現期間の評価を行った。本構成のボトルでは成形後65日後でも滑落性が不良となった。結果をまとめて表2に示す。
Claims (4)
- 少なくとも内面が、ポリプロピレン系樹脂組成物から形成されている多層構造を有する容器において、
前記容器は、ボトルまたはカップ形状の容器であり、
前記ポリプロピレン系樹脂組成物は、0.1g/10min以上で5.0g/10min未満のMFR(230℃)を有するポリプロピレン(A)と、該ポリプロピレン(A)に比して相対的に低結晶性の重合体(B)と、ブリード性添加剤(C)とを含み、
前記ポリプロピレン(A)の含有量が55重量%以上であり、
前記低結晶性の重合体(B)が、融点が50〜60℃の超低密度ポリエチレン(B1)、水添スチレンブタジエンゴム(B2)及びプロピレン系重合体(B3)からなる群より選択された少なくとも一種であり、
前記ブリード性添加剤(C)が分子量400以上の滑剤であり、
前記低結晶性の重合体(B)の含有量が3乃至40重量%の範囲にあり、前記ブリード性添加剤の含有量が0.6重量%以上の範囲にあることを特徴とする容器。 - 前記ブリード性添加剤の含有量が0.6乃至3重量%の範囲にある請求項1に記載の容器。
- 前記ブリード性添加剤(C)が脂肪酸アミドである請求項1または2に記載の容器。
- 前記低結晶性の重合体(B)として、プロピレン系重合体(B3)を含有している請求項1〜3の何れかに記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233654A JP6107046B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233654A JP6107046B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014084389A JP2014084389A (ja) | 2014-05-12 |
JP6107046B2 true JP6107046B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=50787783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012233654A Active JP6107046B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6107046B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107107579B (zh) * | 2014-10-31 | 2020-12-25 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 减少产品保留的吹塑多层容器 |
JP6901712B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2021-07-14 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 包装材 |
JP7192278B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2022-12-20 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 二重容器及びその製造方法 |
JP7215034B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2023-01-31 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層多孔フィルム |
JP7304690B2 (ja) * | 2018-12-05 | 2023-07-07 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 包装用多層構造体 |
JP7261571B2 (ja) * | 2018-12-06 | 2023-04-20 | 株式会社プライムポリマー | ブロー成形容器 |
CN114599723A (zh) * | 2019-11-08 | 2022-06-07 | 住友电气工业株式会社 | 树脂组合物、树脂组合物成型体以及电力电缆 |
US20220372262A1 (en) * | 2019-11-08 | 2022-11-24 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Resin composition, resin composition molded body, and power cable |
JP2022035850A (ja) * | 2020-08-21 | 2022-03-04 | 東洋紡株式会社 | シーラント用フィルム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2769836B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1998-06-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フィルムパトローネ用容器本体 |
JP4694762B2 (ja) * | 2001-11-29 | 2011-06-08 | 東洋製罐株式会社 | 多層プラスチック容器 |
JP2005232337A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Mitsui Chemicals Inc | ブロー成形用樹脂組成物、およびこれから得られるブロー成形体 |
JP2005325194A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Sumitomo Chemical Co Ltd | オレフィン系樹脂組成物およびフィルム |
US8492468B2 (en) * | 2010-06-04 | 2013-07-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polypropylene resin composition |
EP2695820B1 (en) * | 2011-04-06 | 2019-06-19 | Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. | Polyolefin-based packaging container |
-
2012
- 2012-10-23 JP JP2012233654A patent/JP6107046B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014084389A (ja) | 2014-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6107046B2 (ja) | 容器 | |
JP6079139B2 (ja) | ダイレクトブロー成形容器 | |
JP5195993B2 (ja) | 多層構造容器 | |
KR101530470B1 (ko) | 폴리올레핀계 포장 용기 | |
JP5125635B2 (ja) | 非油性内容物用多層プラスチック容器 | |
JP5573377B2 (ja) | 多層プラスチック容器 | |
JP5321122B2 (ja) | 油性内容物用多層プラスチック容器 | |
JP5569517B2 (ja) | 非油性内容物熱間充填包装体 | |
JP5268014B2 (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物用ペレット及び酸素吸収性樹脂組成物 | |
JP5598098B2 (ja) | 非油性内容物用オレフィン系樹脂ボトル | |
JP5343972B2 (ja) | 熱間充填包装体及びその包装体の製造方法 | |
JP5434176B2 (ja) | 非油性内容物用多層プラスチック容器 | |
JP5428615B2 (ja) | 内容物による着色が抑制されたプラスチック容器 | |
JP5679572B2 (ja) | 樹脂製多層容器 | |
JP5165277B2 (ja) | 多層ボトル | |
JP2015063701A (ja) | シーラントフィルム、該シーラントフィルムを用いた積層体、及び該積層体を用いた包装容器 | |
JP3894822B2 (ja) | 樹脂組成物及び延伸成形体 | |
WO2023038148A1 (ja) | ポリプロピレン系包装材料 | |
JP2003205926A (ja) | 多層プラスチックボトル | |
JP5824244B2 (ja) | 回収層を備える樹脂製多層容器 | |
JP2023041517A (ja) | ポリプロピレン層を備えた積層体 | |
JP6464386B2 (ja) | 包装容器 | |
JP6446889B2 (ja) | 樹脂製表面を有する容器 | |
JP2006096368A (ja) | ブロー成形多層ボトル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6107046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |