JP6088453B2 - 紙幣取扱い装置及び紙幣取扱いシステム - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣取扱い装置及び紙幣取扱いシステムに関する。
従来、現金自動預払機(ATM:Automated Teller Machine)や銀行窓口に設置される紙幣入出金装置等の紙幣取扱い装置には、装置筐体内に「収納カセット」が配置される。そして、現金を預け入れる場合には、投入取り出し口に紙幣が入れられ、装置内搬送部によって紙幣取扱い装置内を搬送されて収納カセットに渡されて収納される。逆に、現金を引き出す場合には、収納カセットに収納されている紙幣が装置内搬送部によって紙幣取扱い装置内を搬送され、投入取り出し口に排出される。従って、収納カセットには、取引において紙幣が不足することの無いように、紙幣が適宜補充される。一方、収納カセットに収納されている紙幣の量が多すぎる場合等には、紙幣が適宜回収される。
このような紙幣の補充処理及び回収処理には、従来、「補充回収カセット」が用いられることがある。この補充回収カセットは、紙幣取扱い装置の筐体内部において収納カセットが配置されているのと同じ空間に設置されて用いられる。
特開2007−293770号公報
ところで、セキュリティを確保するために、紙幣取扱い装置の装置筐体に設けられた扉は通常施錠されている。
しかしながら、上記従来の補充処理及び回収処理では、その都度、解錠して扉を開けることになるため、セキュリティが低下してしまうことがある。特に、コンビニエンスストアやATMコーナー等の銀行支店以外に設置される現金自動預払機の補充処理及び回収処理は、銀行員の代わりに銀行から委託された警備員によって行われることが多く、この場合には、銀行から預けられた鍵を警備員が持ち歩くことになり、セキュリティを十分に確保できない可能性がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、紙幣の補充又は回収時のセキュリティ低下リスクを低減することができる、紙幣取扱い装置及び紙幣取扱いシステムを提供することを目的とする。
開示の態様では、紙幣取扱い装置は、装置筐体と、前記装置筐体の内と外とを連通し且つ紙幣が投入される投入口と、第1の装置内搬送部と、補充回収口と、第2の装置内搬送部とを有する。前記第1の装置内搬送部は、前記投入口に投入された紙幣を受け取って収納カセットへ送出する。前記補充回収口は、前記装置筐体の内と外とを連通し、且つ、紙幣補充時及び紙幣回収時に紙幣を通す。前記第2の装置内搬送部は、前記紙幣補充時及び前記紙幣回収時に、一端部が前記第1の装置内搬送部と接続され、他端部が前記補充回収口から前記装置筐体の外部に露出する。
開示の態様によれば、紙幣の補充又は回収時のセキュリティ低下リスクを低減することができる。
図1は、実施例1の紙幣取扱いシステムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の紙幣取扱い装置の一例を示す図である。 図3は、第2の装置内搬送路の部分を拡大した図ある。 図4は、載置部の一例を示す図である。 図5は、載置部の一例を示す図である。 図6は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。 図7は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。 図8は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。 図9は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。 図10は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。 図11は、装置内紙幣搬送部と紙幣搬送装置との連結部分の説明図である。 図12は、実施例1の補充回収カセットの構成例の説明に供する図である。 図13は、紙幣取扱いシステムの組み立ての説明に供する図である。 図14は、紙幣取扱いシステムの組み立ての説明に供する図である。 図15は、入金モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。 図16は、紙幣補充モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。 図17は、紙幣補充モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。 図18は、紙幣回収モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。 図19は、紙幣回収モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。
以下に、本願の開示する紙幣取扱い装置、紙幣取扱いシステム、及び、紙幣搬送装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する紙幣取扱い装置、紙幣取扱いシステム、及び、紙幣搬送装置が限定されるものではない。また、以下では、一例として紙幣取扱いシステムが銀行窓口に設置される紙幣入出金装置であることを前提に説明を行うが、これに限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[紙幣取扱いシステムの概要]
図1は、実施例1の紙幣取扱いシステムの一例を示す図である。図1において、紙幣取扱いシステム1は、紙幣取扱い装置10と、紙幣搬送装置100と、補充回収カセット200とを有する。図1の右側を、紙幣取扱い装置10の「前」とし、図1の左側を、紙幣取扱い装置10の「後」、図1の上を、紙幣取扱い装置10の「上」、図1の下を、紙幣取扱い装置10の「下」とする。
図1において紙幣取扱い装置10の装置筐体の前面には、紙幣搬送装置100が取り付けられている。そして、補充回収カセット200は、取り付けられた紙幣搬送装置100の下方に存在し且つ紙幣取扱い装置10の装置筐体の前面から突出する載置部の上面に載置される。これにより、補充回収カセット200の上面に設けられた紙幣の入出力部と、紙幣搬送装置100の搬送部とが接続されて、補充回収カセット200と紙幣搬送装置100との間での紙幣の遣り取りが可能となる。
このように紙幣取扱いシステム1では、紙幣取扱い装置10と紙幣搬送装置100と補充回収カセット200とが接続されて、紙幣補充時には、補充回収カセット200内に収納された紙幣が紙幣搬送装置100を介して紙幣取扱い装置10に搬送され、紙幣回収時には、紙幣取扱い装置10に蓄積された紙幣が紙幣搬送装置100を介して補充回収カセット200に搬送される。
以上のように、紙幣取扱い装置10の装置筐体の外側に設置される、紙幣搬送装置100及び補充回収カセット200を用いて、紙幣の補充処理及び回収処理を行うことができるので、紙幣取扱い装置10のセキュリティ低下リスクを低減することができる。
[紙幣取扱い装置の構成例]
図2は、実施例1の紙幣取扱い装置の一例を示す図である。図2には、紙幣取扱い装置10を装置の左側から透かして見たときの構成を模式的に表す図が示されている。
図2において、紙幣取扱い装置10の装置筐体12内には、紙幣取扱い装置10全体を制御する制御部(図示せず)が収容されるとともに、当該制御部の制御に従って、紙幣の入金処理及び出金処理を行う紙幣処理ユニット14が収容されている。また、装置筐体12の前面には、施錠可能な扉16が設けられている。
紙幣処理ユニット14は、上部ユニット20と、下部ユニット22とを有する。
下部ユニット22は、箱型の金庫筐体24を有している。金庫筐体24は、金庫内搬送部26を有する。金庫内搬送部26は、搬送ガイド及びローラ等を含む複数種類の搬送路形成部品を有し、当該複数種類の搬送路形成部品によって搬送路(以下では、「金庫内搬送路」と呼ばれることがある)が形成されている。また、金庫筐体24の前面には、施錠可能な扉27が設けられている。
また、金庫筐体24の内部には、入金紙幣又は出金用の紙幣を収納する4つの収納カセット28−1〜4と、「リジェクト紙幣」を収納するリジェクトカセット30とが設置されている。「リジェクト紙幣」とは、例えば、破損している紙幣や折れ曲がっている紙幣等の異常な紙幣である。また、収納カセット28及びリジェクトカセット30は、例えば、同じ構成を有している。すなわち、配置される場所に応じて収納カセット28又はリジェクトカセット30として機能し、金庫筐体24内で最も前に配置されるカセットがリジェクトカセット30である。また、収納カセット28及びリジェクトカセット30は、金庫筐体24と着脱可能に設置されている。すなわち、扉16及び扉27が解錠されて開かれた状態で、収納カセット28及びリジェクトカセット30が載置された引出ケース(図示せず)を引き出すことにより、収納カセット28及びリジェクトカセット30が装置筐体12の外に露出される。これにより、例えば銀行員による収納カセット28及びリジェクトカセット30の着脱行為を容易にすることができる。
リジェクトカセット30は、それの上端部内に、搬送ガイド及びローラ等を含む複数種類の搬送路形成部品を有するリジェクトカセット内搬送部32が設けられている。すなわち、リジェクトカセット内搬送部32には、複数種類の搬送路形成部品によって搬送路(以下では、「リジェクトカセット内搬送路」と呼ばれることがある)が形成されている。
そして、リジェクトカセット内搬送部32は、金庫内搬送部26によって搬送されたリジェクト紙幣を取り込み、取り込んだ紙幣を収容スペース34に収納させる。
各収納カセット28は、それの上端部内に、搬送ガイド、ローラ及び駆動モータを含む複数種類の搬送路形成部品を有する収納カセット内搬送部36が設けられている。すなわち、収納カセット内搬送部36には、複数種類の搬送路形成部品によって搬送路(以下では、「収納カセット内搬送路」と呼ばれることがある)が形成されている。
そして、収納カセット内搬送部36は、金庫内搬送部26によって搬送された紙幣を取り込み、取り込んだ紙幣を収納カセット28内の収納スペース(図示せず)に収納させる。また、収納カセット内搬送部36は、収納カセット28内に収納されている紙幣を取り出し、取り出した紙幣を金庫内搬送部26へ繰り出す。なお、金庫内搬送部26は、受け渡し部38を介して、後述する装置内搬送部46と接続されている。
上部ユニット20は、それの上端部に、紙幣を投入する投入口42と紙幣を取り出す取り出し口40とが設けられている。また、上部ユニット20は、紙幣を一時的に保留する一時保留部44と、装置内搬送部46,48とを有する。
装置内搬送部46は、投入口42、取り出し口40、一時保留部44、及び、受け渡し部38と接続されている。また、装置内搬送部46は、搬送ガイド、ローラ、駆動モータ、及びルート切り替えゲートを含む複数種類の搬送路形成部品を有し、当該複数種類によって搬送路(以下では、「第1の装置内搬送路」とよばれることがある)が形成されている。そして、装置内搬送部46は、例えば、投入口42に投入された紙幣を一枚ずつ鑑別部50を経由して、一時保留部44へ搬送し、一時保留部44へ保留された紙幣を一枚ずつ、受け渡し部38を介して金庫内搬送部26へ繰り出す。
また、上部ユニット20には、装置内搬送部46で搬送される紙幣を鑑別する鑑別部50が設けられている。鑑別部50は、搬送される紙幣が正常紙幣であるかリジェクト紙幣であるかを鑑別する。そして、例えば、正常紙幣は、装置内搬送部46、受け渡し部38、及び金庫内搬送部26を介して、収納カセット28−1〜4のいずれかに収納される一方、リジェクト紙幣は、装置内搬送部46、受け渡し部38、及び金庫内搬送部26を介して、リジェクトカセット30へ収納される。
また、上部ユニット20には、装置内搬送部46と装置内搬送部48との間に、装置内搬送部46と装置内搬送部48の接続状態を切り替えるゲート部52が設けられている。例えば、ゲート部52は、紙幣収納時及び紙幣取り出し時には、装置内搬送部46と装置内搬送部48を切り離し、紙幣補充時及び紙幣回収時には装置内搬送部46と装置内搬送部48とを接続する。
装置内搬送部48は、搬送ガイド、ローラ、及びギアを含む複数種類の搬送路形成部品を有し、当該複数種類によって搬送路(以下では、「第2の装置内搬送路」とよばれることがある)が形成されている。第2の装置内搬送路の一端部は、装置筐体12の前面において装置の内と外とを連通する補充回収口54を介して、装置外部に露出可能となっている。
また、第2の装置内搬送路の一端部に、櫛歯状の連結部56,57が設けられている。この連結部56,57が後述する紙幣搬送装置100の連結部と噛み合うことにより、第2の装置内搬送路と紙幣搬送装置100内の搬送路とが接続される。
また、補充回収口54の近傍には、第2の装置内搬送路の一端部の上下に、軸58,60がそれぞれ設けられている。軸58には、紙幣搬送装置100のフック部が引っ掛けられ、軸60には、紙幣搬送装置100のロックレバーの爪部が引っ掛けられる。これにより、紙幣取扱い装置10と紙幣搬送装置100とが連結される。
また、補充回収口54の近傍には、取り付け検知センサ部(図示せず)が設けられている。この取り付け検知センサ部は、紙幣搬送装置100が紙幣取扱い装置10に取り付けられると、検出信号を上記の制御部へ出力する。この制御部は、検出信号を受け取ると、紙幣取扱い装置10を補充回収モードに切り替える。すなわち、制御部は、ゲート部52を制御して、第1の装置内搬送路と第2の装置内搬送路とを接続する。これにより、後述する載置部62上に補充回収カセット200が載置されることで、補充回収カセット200と紙幣取扱い装置10との間で紙幣の遣り取りが可能となる。
図3は、第2の装置内搬送路の部分を拡大した図である。図3に示すように、装置内搬送部48は、ギア部49を有する。このギア部49は、紙幣搬送装置100のギア部と噛み合うことにより、装置内搬送部48において紙幣の搬送に用いられる駆動力を紙幣搬送装置100に伝えることができる。これにより、紙幣搬送装置100は電力の供給を受けなくとも、ギア部49から伝えられた駆動力を用いて、紙幣を搬送することができる。
図2の説明に戻り、装置筐体12の前面には、上述した載置部62が設けられている。載置部62は、例えば板状であり、軸64によって一端が固定され、軸64を回転軸として回転させることにより、出し入れ可能に構成されている。
図4及び図5は、載置部の一例を示す図である。図4は、載置部を左側から見た図であり、図5は、載置部を、図4の矢印Aの方向、つまり上側から見た図である。
図4及び図5に示すように、載置部62は、それの載置面上に、その面から立ち上がる固定ピン66が設けられている。また、固定ピン66は、載置部62の左端部及び右端部にそれぞれ設けられている。この固定ピン66は、載置面上に補充回収カセット200が載置された時に、補充回収カセット200の下面に設けられた穴に差し込まれる。すなわち、固定ピン66は、補充回収カセット200の載置位置を規定する位置決めピンとして用いられる。
また、載置部62は、それの載置面上に、電力供給端子68が設けられている。この電力供給端子68は、載置面上に補充回収カセット200が載置された時に、補充回収カセット200の下面に設けられた端子と電気的に接続する。これにより、紙幣取扱い装置10から供給された電力を電力供給端子68を介して受け取ることができるので、補充回収カセット200は、補充回収カセット200が備える駆動モータ等を駆動させることができる。
[紙幣搬送装置の構成例]
図6乃至10は、実施例1の紙幣搬送装置の一例を示す図である。図6は、紙幣搬送装置100の斜視図である。また、図7は、紙幣搬送装置100を装置の左側、つまり図6の矢印Bの方向から透かして見たときの構成を模式的に示す図である。また、図8は、図6の紙幣搬送装置100を透かして見たときの構成を模式的に示す図である。また、図9は、紙幣搬送装置100を装置の上側、つまり図6の矢印Cの方向から透かして見たときの構成を模式的に示す図である。また、図10は、紙幣搬送装置100を装置の後側、つまり図6の矢印Dの方向から見たときの構成を模式的に示す図である。なお、図6には、便宜上、上記の紙幣取扱い装置10の取り付け検知センサ部69も示されている。
紙幣搬送装置100は、装置筐体102を有する。装置筐体102には、搬送部104が設けられている。搬送部104は、搬送ガイド、ローラ、及び、ルート切り替えゲート106を含む複数種類の搬送路形成部品を有し、当該複数種類によって搬送路が形成されている。
紙幣搬送装置100の搬送路の装置後面側の開口部108の上下には、櫛歯状の連結部110,112がそれぞれ設けられている。すなわち、連結部110,112は、それぞれ複数の歯部を有している。そして、連結部110,112の各歯部は、装置筐体102の後面から立ち上がるように設けられている。また、連結部110の歯部と連結部112の歯部との対向する面間距離は、歯部の先端部において先端に向かうにつれて広がっている。すなわち、連結部110の歯部と連結部112の歯部との対向する2つの面で挟まれた空間は、テーパ状になっている。すなわち、連結部110,112の各歯部は、先端部にテーパ形状(テーパ部)110−1,112−1を有している。ここで、図11に示すように、紙幣取扱い装置10の連結部56,57の歯部も連結部110,112の歯部と略同様のテーパ形状(例えば、テーパ形状57−1)を有しており、連結部56,57と連結部110,112とが噛み合うことにより、連結部分の搬送路において紙幣が搬送される方向で紙幣が引っ掛かり易い部分を減少させることができる。図11は、装置内紙幣搬送部48と紙幣搬送装置100との連結部分の説明図である。
また、装置筐体102の左端及び右端の上部には、フック部114−1,2がそれぞれ設けられている。上述の通り、フック部114−1,2は、紙幣取扱い装置10の軸58に引っ掛けられる。
また、装置筐体102の左端及び右端の下部には、ロックレバー116−1,2がそれぞれ設けられている。ロックレバー116−1,2は、それぞれ軸118によって軸支されており、軸118を回転軸として回転可能に構成されている。上述の通り、ロックレバー116−1,2は、それぞれ軸60に引っ掛けられる。
また、装置筐体102の左面及び右面の後端部には、ギア部120が設けられている。このギア部120は、搬送部104と軸を介して接続されている。また、ギア部120は、紙幣取扱い装置10と紙幣搬送装置100とが連結された時に、紙幣取扱い装置10のギア部49と噛み合う。これにより、装置内搬送部48において紙幣の搬送に用いられる駆動力を搬送部104に伝えることができる。
また、装置筐体102の下面には、紙幣搬送装置100の搬送路の開口部122が設けられている。開口部122は、補充回収カセット200が載置部62に載置された時に、補充回収カセット200の上面に設けられた、紙幣の出入口と向かい合う状態となる。これにより、搬送部104と補充回収カセット200との間で紙幣の遣り取りが可能となる。
ここで、搬送部104の搬送路は、ローラ124の上側及び前側(図7における右側)を回る第1のルートと、ローラ124の後側(図7における左側)を回る第2のルートとを有している。上記のルート切り替えゲート106は、その先端部が下側に付勢されており、基本的には、第2のルートを塞ぐ状態になっている。従って、開口部108から開口部122へ向けて搬送される紙幣は、第1のルートを通って補充回収カセット200へ搬送される。一方、補充回収カセット200から開口部122を介して搬送部104へ繰り出される紙幣は、第2のルートを通り、ルート切り替えゲート106を下から押し上げて搬送部104で搬送される。
[補充回収カセットの構成例]
図12は、実施例1の補充回収カセットの構成例の説明に供する図である。図12には、補充回収カセットの上端部を透かして見たときの構成が模式的に示されている。なお、図12には、便宜上、紙幣取扱い装置10の一部と紙幣取扱い装置10に連結された紙幣搬送装置100も示されている。補充回収カセット200は、基本的には、収納カセット28と同じ構成を有している。これにより、1つの種類のカセットを使い回しすることができる。
補充回収カセット200は、カセット筐体202を有する。カセット筐体202の上面には、紙幣が出入りする開口である出入口203が設けられている。この出入口203は、上述の通り、補充回収カセット200が載置部62に載置された時に、紙幣搬送装置100の開口部122と向かい合う状態となる。これにより、紙幣搬送装置100と補充回収カセット200との間で紙幣の遣り取りが可能となる。
また、補充回収カセット200は、それの上端部に、搬送ガイド、ローラ及び駆動モータを含む複数種類の搬送路形成部品を有する補充回収カセット内搬送部204が設けられている。すなわち、補充回収カセット内搬送部204には、複数種類の搬送路形成部品によって搬送路(以下では、「補充回収カセット内搬送路」と呼ばれることがある)が形成されている。
例えば、補充回収カセット内搬送部204は、ローラ206,208と、ルート切り替えゲート210とを有する。また、補充回収カセット内搬送路は、ルート切り替えゲート210の前側、つまりルート切り替えゲート210とローラ208との間を通る第1のルートと、ルート切り替えゲート210の後側、つまりルート切り替えゲート210とローラ206との間を通る第2のルートとを有している。そして、ルート切り替えゲート210は、その先端部が上側に付勢されており、基本的には、第1のルートを塞ぐ状態になっている。従って、紙幣回収時に出入口203から入ってくる紙幣は、ルート切り替えゲート210の先端部を押し下げて、第1のルートを通って補充回収カセット200の収納スペースに収納される。一方、紙幣補充時に収納スペースから繰り出される紙幣は、第2のルートを通って紙幣搬送装置100へ繰り出される。なお、紙幣搬送装置100の第1のルートを通ってきた紙幣は、補充回収カセット200の第1のルートを通り、補充回収カセット200の第2のルートを通って紙幣搬送装置100へ繰り出された紙幣は、紙幣搬送装置100の第2のルートを通ることになる。すなわち、補充回収カセット200の第1のルートは、紙幣搬送装置100の第1のルートと接続され、補充回収カセット200の第2のルートは、紙幣搬送装置100の第2のルートと接続されることになる。
[紙幣取扱いシステムの動作例]
以上の構成を有する紙幣取扱いシステム1の動作例について説明する。
<組み立て工程について>
まず、紙幣補充時及び紙幣回収時に係員(例えば、銀行員及び警備員等)によって行われる、紙幣取扱いシステム1の組み立て工程について説明する。図13及び図14は、紙幣取扱いシステムの組み立ての説明に供する図である。
まず、金融取引時には、基本的に紙幣取扱い装置10単独で用いられるため、図2に示すように、紙幣取扱い装置10に紙幣搬送装置100は取り付けられていない。そして、紙幣補充時及び紙幣回収時には、まず、係員によって、載置部62が引き出されて、収納状態(図2参照)から載置可能状態(図13参照)にされる。
そして、図14に示すように、載置可能状態となっている載置部62の上面に補充回収カセット200が載置されるとともに、紙幣搬送装置100が紙幣取扱い装置10の前面に取り付けられる。このとき、取り付け検知センサ部69は紙幣搬送装置100が取り付けられたことを検知し、上記の制御部は、紙幣取扱いシステム1の動作モードを補充回収モードに切り替える。例えば、上記の制御部は、ゲート部52を制御して、第1の装置内搬送路と第2の装置内搬送路とを接続する。
<紙幣の流れについて>
つぎに、各動作モード時の紙幣の流れを説明する。
(入金モード時(紙幣投入モード時))
図15は、入金モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。図15では、紙幣取扱装置の上部の前方側の拡大図が示されている。
図15に示される矢印は、入金モード時の紙幣の流れを示している。すなわち、入金モード時には、ゲート部52によって第1の装置内搬送部と第2の装置内搬送部とが切り離されているので、紙幣は、第2の装置内搬送部を通ることなく、第1の装置内搬送部によって搬送される。
(紙幣補充モード時)
図16及び図17は、紙幣補充モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。図16では、紙幣取扱いシステム1の全体が示されている。また、図17には、紙幣取扱い装置10、紙幣搬送装置100、及び補充回収カセット200の接続部分が拡大されている。
図16及び図17に示された矢印は、紙幣補充モード時の紙幣の流れを示している。すなわち、補充される紙幣は、補充回収カセット200の第2のルートを通り、紙幣搬送装置100のルート切り替えゲート106の先端部を押し上げて第2のルートを通り、紙幣取扱い装置10の第2の装置内搬送路を通って、第1の装置内搬送路に渡される。そして、第1の装置内搬送路に渡された紙幣は、鑑別部50によって鑑別され、正常紙幣の場合、収納カセット28へ搬送され、リジェクト紙幣の場合、リジェクトカセット30へ搬送される。
(紙幣回収モード時)
図18及び図19は、紙幣回収モード時の紙幣の流れの説明に供する図である。図18では、紙幣取扱いシステム1の全体が示されている。また、図19には、紙幣取扱い装置10、紙幣搬送装置100、及び補充回収カセット200の接続部分が拡大されている。
図18及び図19に示された矢印は、紙幣回収モード時の紙幣の流れを示している。すなわち、回収される紙幣は、収納カセット28から第1の装置内搬送路に繰り出される。そして、第1の装置内搬送路に繰り出された紙幣は、鑑別部50によって鑑別され、正常紙幣の場合、第1の装置内搬送路から第2の装置内搬送路へ繰り出され、リジェクト紙幣の場合、リジェクトカセット30へ搬送される。そして、第1の装置内搬送路から第2の装置内搬送路へ繰り出された紙幣は、紙幣搬送装置100のルート切り替えゲート106の第1のルートを通り、補充回収カセット200のルート切り替えゲート210の先端部を押し下げて第1のルートを通って補充回収カセット200の収納スペースに収納される。
以上のように本実施例によれば、紙幣取扱い装置10は、紙幣補充時及び紙幣回収時に、一端部が装置内搬送部46と接続され、他端部が補充回収口54から装置筐体12の外部に露出する、装置内搬送部48を有している。
この紙幣取扱い装置10の構成により、補充回収口54及び装置内搬送部48を介して、紙幣取扱い装置10内の収納カセット28への紙幣補充及び収納カセット28からの紙幣回収を行うことができる。これにより、扉16及び扉27を開けることなく、紙幣補充及び紙幣回収を行うことができるので、セキュリティ低下リスクを低減することができる。
また、紙幣取扱い装置10は、装置内搬送部46と装置内搬送部48との接続状態を切り替えるゲート部52を有する。具体的には、ゲート部52は、投入口42から投入された紙幣の収納時には、装置内搬送部46と装置内搬送部48を切り離し、紙幣補充時及び紙幣回収時には、装置内搬送部46と装置内搬送部48とを接続する。
この紙幣取扱い装置10の構成により、紙幣収納時と、紙幣補充時及び紙幣回収時との両方において、装置内搬送部46を共用することができる。すなわち、紙幣取扱い装置10が大型化することを回避することができる。
また、紙幣取扱い装置10は、装置筐体12の外側から補充回収口54を介して装置内搬送部48に着脱可能に構成された外付けの紙幣搬送装置100を、装置内搬送部48に接続する連結部56,57を有している。この連結部56,57は、それぞれ、櫛歯状になっている。そして、連結部56の歯部と連結部57の歯部との対向する面間距離は、歯部の先端部において先端に向かうにつれて広がっている。
この紙幣取扱い装置10の構成により、連結部56,57が紙幣搬送装置100の連結部と噛み合ったときに、紙幣取扱い装置10と紙幣搬送装置100との連結部分の搬送路において紙幣が搬送される方向で紙幣が引っ掛かり易い部分を減少させることができる。
また、紙幣取扱い装置10は、装置内搬送部48において紙幣の搬送に用いられる駆動力を紙幣搬送装置100へ伝えるギア部49を有する。
この紙幣取扱い装置10の構成により、紙幣搬送装置100は電力の供給を受けなくとも、紙幣取扱い装置10から伝えられた駆動力を用いて紙幣を搬送することができる。
また、紙幣取扱い装置10は、装置筐体12の前面から装置筐体12の外側に突出して設けられた載置部62を有する。載置部62は、板状であり、軸64によって一端が固定され、軸64を回転軸として回転させることにより、出し入れ可能に構成されている。
この紙幣取扱い装置10の構成により、紙幣の補充処理又は回収処理の時以外には載置部62を収納可能にできるので、載置部62が紙幣取扱い装置10のユーザの動きを阻害する要因になることを防止することができる。
また、載置部62の上面には、紙幣搬送装置100が載置された時に紙幣搬送装置100の下面に設けられた穴に差し込まれる固定ピン66が設けられている。
この紙幣取扱い装置10の構成により、紙幣搬送装置100が載置されることが望まれる位置に、紙幣搬送装置100を容易に載置することができる。
また、載置部62の上面には、電力供給端子68が設けられている。
この紙幣取扱い装置10の構成により、紙幣搬送装置100を載置部62の上面に載置するだけで、紙幣取扱い装置10から紙幣搬送装置100へ電力を供給することができる。
また、紙幣搬送装置100は、ギア部120と、搬送部104とを有する。ギア部120には、紙幣取扱い装置10で紙幣の搬送に用いられる駆動力が伝達される。搬送部104は、ギア部120に伝達された駆動力を用いて紙幣を搬送し、紙幣補充時には装置筐体12の外の補充回収カセット200から紙幣を受け取って紙幣取扱い装置10の装置内搬送部48へ渡し、紙幣回収時には装置内搬送部48から紙幣を受け取って補充回収カセット200へ渡す。
この紙幣搬送装置100の構成により、紙幣搬送装置100は電力の供給を受けなくとも、紙幣取扱い装置10から伝えられた駆動力を用いて紙幣を搬送することができる。
また、紙幣搬送装置100は、紙幣取扱い装置10の装置筐体12に設けられた補充回収口54を介して装置筐体12の外側から紙幣取扱い装置10に取り付け可能に構成されている。
この紙幣搬送装置100の構成により、紙幣の補充処理又は回収処理の時以外には紙幣搬送装置100を紙幣取扱い装置10から取り外した状態にできるので、紙幣搬送装置100が紙幣取扱い装置10のユーザの動きを阻害する要因になることを防止することができる。
[他の実施例]
[1]実施例1では、紙幣搬送装置100が紙幣取扱い装置10に着脱可能な構成であることを前提に説明を行ったが、これに限定されるものではない。例えば、紙幣取扱い装置10も、上記の載置部62と同様に、それの一端部を紙幣搬送装置100に軸支して当該軸を回転軸として回転自在に構成してもよい。
[2]実施例1では、載置部62が、軸64によって一端が固定され、軸64を回転軸として回転させることにより、出し入れ可能に構成されていることを前提に説明を行ったが、これに限定されるものではない。例えば、載置部62も、紙幣搬送装置100と同様に、紙幣取扱い装置10に着脱可能な構成にしてもよい。
[3]実施例1では、紙幣搬送装置100及び補充回収カセット200が、紙幣取扱い装置10の前面側に取り付けられることを前提に説明を行ったが、これに限定されるものではない。例えば、紙幣搬送装置100及び補充回収カセット200が、紙幣取扱い装置10の後面側に取り付けられるようにしてもよい。この場合には、補充回収口54、軸58,60、及び装置内搬送部48等は、紙幣取扱い装置10の後面側に設けられる。
[4]実施例1では、紙幣搬送装置100及び補充回収カセット200が補充処理及び回収処理にのみ利用されることを前提に説明を行ったが、これに限定されない。例えば、紙幣搬送装置100及び補充回収カセット200を、現金の引き出し時に用いることもできる。すなわち、補充回収カセット200を外付けの収納カセットとして用いるモードが用意されてもよい。こうすることで、例えば、繁忙期にだけ、紙幣取扱い装置10を拡張することができる。
1 紙幣取扱いシステム
10 紙幣取扱い装置
12,102 装置筐体
14 紙幣処理ユニット
16,27 扉
20 上部ユニット
22 下部ユニット
24 金庫筐体
26 金庫内搬送部
28 収納カセット
30 リジェクトカセット
32 リジェクトカセット内搬送部
34 収容スペース
36 収納カセット内搬送部
38 受け渡し部
40 取り出し口
42 投入口
44 一時保留部
46,48 装置内搬送部
49,120 ギア部
50 鑑別部
52 ゲート部
54 補充回収口
56,57,110,112 連結部
57−1,110−1,112−1 テーパ形状(テーパ部)
58,60,64,118 軸
62 載置部
66 固定ピン
68 電力供給端子
69 取り付け検知センサ部
100 紙幣搬送装置
104 搬送部
106,210 ルート切り替えゲート
108,122 開口部
114 フック部
116 ロックレバー
124,206,208 ローラ
200 補充回収カセット
202 カセット筐体
203 出入口
204 補充回収カセット内搬送部

Claims (4)

  1. 装置筐体と、
    前記装置筐体の内と外とを連通し、且つ、紙幣が投入される投入口と、
    前記投入口に投入された紙幣を受け取って収納カセットへ送出する第1の装置内搬送部と、
    前記装置筐体の内と外とを連通し、且つ、紙幣補充時及び紙幣回収時に紙幣を通す補充回収口と、
    前記紙幣補充時及び前記紙幣回収時に、一端部が前記第1の装置内搬送部と接続され、他端部が前記補充回収口から前記装置筐体の外部に露出する第2の装置内搬送部と、
    前記装置筐体の外側から前記補充回収口を介して前記第2の装置内搬送部に着脱可能に構成された外付け搬送装置を前記第2の装置内搬送部に接続する、櫛歯状の連結部と、
    前記装置筐体の外側に突出して設けられ、補充回収カセットを載置する載置部と、を具備し、
    前記載置部は、載置面上に設けられ、前記装置筐体内から供給された電力を前記補充回収カセットへ供給する電力供給部を具備する、
    ことを特徴とする紙幣取扱い装置。
  2. 前記第1の装置内搬送部と前記第2の装置内搬送部との接続状態を切り替え、前記投入された紙幣の収納時には、前記第1の装置内搬送部と前記第2の装置内搬送部を切り離し、前記紙幣補充時及び前記紙幣回収時には、前記第1の装置内搬送部と前記第2の装置内搬送部とを接続するゲート部を、さらに具備することを特徴とする請求項1に記載の紙幣取扱い装置。
  3. 紙幣の搬送に用いる駆動力を出力する駆動部と、
    前記出力された駆動力を前記外付け搬送装置へ伝える動力伝達部と、
    をさらに具備する請求項に記載の紙幣取扱い装置。
  4. 装置筐体と、
    前記装置筐体の内と外とを連通し、且つ、紙幣が投入される投入口と、
    前記装置筐体内に設置され、前記投入口に投入された紙幣を第1の装置内搬送部を介して受け取って収納する収納カセットと、
    前記装置筐体の内と外とを連通し、且つ、紙幣補充時及び紙幣回収時に紙幣を通す補充回収口と、
    前記紙幣補充時及び前記紙幣回収時に、一端部が前記第1の装置内搬送部と接続され、他端部が前記補充回収口から前記装置筐体の外部に露出する第2の装置内搬送部と、
    前記装置筐体の外側から前記補充回収口を介して前記第2の装置内搬送部に着脱可能に構成された外付け搬送装置を前記第2の装置内搬送部に接続する、櫛歯状の連結部と、
    前記装置筐体の外側に突出して設けられ、補充回収カセットを載置する載置部と、
    を有する紙幣取扱い装置と、
    前記装置筐体の外側から前記補充回収口を介して前記第2の装置内搬送部に脱着可能に構成され、前記紙幣補充時には前記補充回収カセットから紙幣を受け取って前記第2の装置内搬送部へ渡し、前記紙幣回収時には前記第2の装置内搬送部から紙幣を受け取って前記補充回収カセットへ渡す紙幣搬送装置と、
    を具備し、
    前記載置部は、載置面上に設けられ、前記装置筐体内から供給された電力を前記補充回収カセットへ供給する電力供給部を有する、
    ことを特徴とする紙幣取扱いシステム。
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