JP2020190825A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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秀治 大西
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Abstract

【課題】カセットの着脱作業を容易に行うことができる硬貨処理装置を提供する。【解決手段】硬貨処理装置を、硬貨が搬送される第1搬送路と、第1搬送路に硬貨を1枚ずつ繰り出す繰出部と、繰出部が第1搬送路に繰り出した硬貨を識別する識別部と、識別部より下方に設けられ、識別部が識別した硬貨を第1搬送路から受けて収納する収納部と、識別部より下方かつ収納部より上方に着脱可能に設けられ、第1搬送路から硬貨を受けて収納するカセットとによって構成する。【選択図】図2

Description

この発明は、硬貨を処理する硬貨処理装置に関する。
従来、硬貨の入金処理及び出金処理を行う硬貨処理装置が利用されている。特許文献1に開示された硬貨入出金機は、入金された硬貨の収納と、出金する硬貨の繰り出しとを行う収納繰出装置を複数有している。
複数の収納繰出装置より上側に、硬貨を識別する識別部が設けられている。入金処理時には、入金される硬貨が1枚ずつ識別部で識別される。識別された硬貨は搬送路に沿って搬送される。搬送路には、各収納繰出装置に対応してシュートが設けられている。識別部で識別された硬貨が、識別結果に基づいて、対応するシュートを通って落下する。これにより、複数の収納繰出装置に金種別に硬貨が収納される。
複数の収納繰出装置より下側に、硬貨入出金機に対して着脱可能な回収ボックスが設けられている。収納部の硬貨を回収する回収処理時には、回収する硬貨が収納繰出装置から繰り出されて落下する。落下した硬貨は回収ボックスに収納される。回収ボックスを取り外すことにより、硬貨が回収ボックスごと回収される。
特許文献2に開示された硬貨入出金機も同様に、硬貨の移動に硬貨の自重落下を利用している。入金処理時には、硬貨を収納する収納繰出部よりも上側にある識別部が、硬貨を識別する。識別された硬貨は、搬送路のシュートを通って落下して収納繰出部に収納される。回収処理時には、収納繰出部から繰り出された硬貨が、収納繰出部より下側にある硬貨カセットに落下して収納される。硬貨カセットを取り外して、硬貨がカセットごと回収される。装置内の硬貨の移動に自重落下を利用することにより、全ての移動に搬送路を利用する場合に比べて装置構成を簡略化することができる。
特開2012−174039号公報 特許5274549号公報
しかしながら、上記従来技術では、カセットを利用する硬貨処理の作業性が悪いという問題があった。例えば、回収処理は、硬貨処理装置に対して着脱可能に設けられたカセットを利用して行われるが、カセットが装置の一番下にあるために着脱の作業を行いにくい。また、このカセットを利用して装置内の収納部に硬貨を補充する補充処理を行う場合には、カセットから繰り出した硬貨を搬送するために補充処理専用の搬送路を設ける必要がある。
本発明は、上記従来技術による課題に鑑みてなされたもので、カセットの着脱作業を容易に行うことができる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、硬貨処理装置であって、硬貨が搬送される第1搬送路と、前記第1搬送路に硬貨を1枚ずつ繰り出す繰出部と、前記繰出部が前記第1搬送路に繰り出した硬貨を識別する識別部と、前記識別部より下方に設けられ、前記識別部が識別した硬貨を前記第1搬送路から受けて収納する収納部と、前記識別部より下方かつ前記収納部より上方に着脱可能に設けられ、前記第1搬送路から硬貨を受けて収納するカセットとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記収納部を複数備え、前記カセットは、全ての収納部より上方に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記収納部が繰り出した硬貨及び前記カセットが繰り出した硬貨を受けて前記繰出部へ搬送する第2搬送路をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記カセットは、硬貨を繰り出して前記第2搬送路に落下させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第1搬送路と前記カセットとを接続するシュートをさらに備え、前記第1搬送路から落下した硬貨が前記シュートを介して前記カセットに収納されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記カセットは、前記硬貨処理装置の側面に形成された開口部を介して着脱可能に設けられることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回動可能に設けられたカバーをさらに備え、前記開位置の前記カバーは、前記カセットの着脱時に前記カセットが載置される載置台となることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記カセットは、前記開位置の前記カバー上を移動することにより着脱されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記収納部から硬貨を回収する回収処理時には、前記収納部が繰り出した硬貨が前記第2搬送路に沿って前記繰出部へ搬送され、前記繰出部が繰り出した前記硬貨が前記第1搬送路から前記カセットに収納され、前記収納部へ硬貨を補充する補充処理時には、前記カセットが繰り出した硬貨が前記第2搬送路に沿って前記繰出部へ搬送され、前記繰出部が繰り出した前記硬貨が前記第1搬送路から前記収納部に収納されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、床面に固定された固定部と、前記硬貨処理装置が前記固定部の固定位置から移動できるように前記硬貨処理装置と前記固定部とを接続するスライドレールとをさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記硬貨処理装置は、前記固定部に対して、第1方向と、前記第1方向と反対向きの第2方向との少なくともいずれか一方に移動することを特徴とする。
本発明によれば、硬貨処理装置に対して着脱可能に設けられたカセットが、装置内で硬貨を収納する収納部の上方に設けられている。カセットが従来に比べて高い位置に設けられているため、カセットの着脱作業を容易に行うことができる。
図1は、本実施形態に係る硬貨処理装置の外観図である。 図2は、硬貨処理部の内部構成概略を示す模式図である。 図3は、硬貨処理部の機能構成概略を示すブロック図である。 図4は、カセットの着脱方法を説明するための図である。 図5は、硬貨処理装置の設置例を示す図である。 図6は、硬貨処理部の移動を説明するための図である。 図7は、入金処理を説明するための模式図である。 図8は、第1モードのダイレクト出金を説明するための模式図である。 図9は、第2モードの一時保留出金を説明するための模式図である。 図10は、第3モードの精査出金を説明するための模式図である。 図11は、回収処理を説明するための模式図である。 図12は、補充処理を説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る硬貨処理装置の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態に係る硬貨処理装置1の外観図である。図1に示すように、硬貨処理装置1は、硬貨処理部2と操作表示部3とを含む。
硬貨処理部2は、硬貨を入金するための入金部10及び硬貨を出金するための出金部20を有する。図1において出金部20が設けられた面が硬貨処理部2の前面である。入金部10は硬貨処理部2の上面に設けられている。硬貨処理部2は、右側面にカバー2aを有する。このカバー2aを開いてカセット30(図2参照)が着脱されるが詳細は後述する。なお、図2及び図7〜図12では、図の左側が硬貨処理部2の前方である。
操作表示部3は、貨幣処理に関する情報を入力するための操作部として機能する。操作表示部3は、貨幣処理に関する情報を表示する表示部としても機能する。貨幣処理には、硬貨の入金処理、出金処理、回収処理及び補充処理が含まれる。例えば、タッチパネル式の液晶表示装置が操作表示部3として利用される。操作表示部3が、硬貨処理部2から独立して設けられる態様に限定されず、硬貨処理部2が、操作表示部を含む態様であってもよい。図1に示す操作表示部3のように操作部と表示部とが一体である態様に限定されず、操作部と表示部とが独立して設けられる態様であってもよい。
図2は、硬貨処理部2の内部構成概略を示す模式図である。硬貨処理部2は、入金部10、出金部20、カセット30、収納部40(40a〜40h)、搬送部50(50a、50b)、シュート51(51a〜51c)、識別部70、繰出部80、一時保留部90及びゲート91を有する。
収納部40及び繰出部80は、複数枚の硬貨の収納と、収納している硬貨の繰り出しとを行う。収納部40及び繰出部80は、回転円盤を有し、傾斜した状態で回転する回転円盤によって硬貨を1枚ずつ繰り出す。回転円盤は、径方向外側領域にある複数の突起部材によって硬貨を1枚ずつ拾い上げて繰り出す。回転円盤による硬貨の繰出方法は従来技術であるため詳細な説明は省略する。
入金部10は、入金処理時に、入金される硬貨を受ける。硬貨処理部2の上面にある開口部から硬貨が入金部10内に投入される。入金部10が受けた硬貨は、繰出部80内に落下する。繰出部80は、落下した硬貨を収納し、収納した硬貨を1枚ずつ、搬送部50aを構成する搬送路(第1搬送路)に繰り出す。搬送部50aは、繰出部80が繰り出した硬貨を搬送路に沿って搬送する。識別部70は、搬送路を搬送される硬貨を識別して計数する。識別部70は、例えば、硬貨の金種、真偽、正損を識別して、硬貨の金種別の枚数及び金額と、合計枚数及び合計金額とを計数する。識別部70による識別結果に基づいて各硬貨の収納先が決定される。
搬送路には、複数のシュート51が接続されている。シュート51は、識別部70より搬送方向下流の搬送路に設けられている。シュート51aは、カセット30と搬送路とを接続している。複数のシュート51bは、複数の収納部40と搬送路とを一対一の関係で接続している。図2、図4及び図7〜12では、煩雑さを避けるため、シュート51bは一部のみを示している。シュート51cは、出金部20と搬送路とを接続している。搬送路に形成されたシュート51の開口部は、通常、閉じたゲートによって閉塞されている。搬送路を搬送される硬貨は、閉じたゲートの上を通過する。硬貨の収納先に対応するシュート51のゲートが開くと、硬貨は搬送路の開口部からシュート51内に落下する。落下した硬貨は、シュート51を介して、出金部20、カセット30、収納部40のいずれかに送られる。例えば、入金処理時、入金できない硬貨は、リジェクト硬貨として、出金部20に返却される。一方、入金可能な硬貨は、複数の収納部40a〜40hに金種別に収納される。
各収納部40a〜40hに収納する硬貨の種類は予め設定することができる。設定は、1つの収納部40に一種類の硬貨を収納する設定とすることもできるし、複数種類の硬貨を収納する設定とすることもできる。収納する硬貨の種類は、例えば、金種、真偽、正損の少なくともいずれか1つを指定することによって設定される。
収納部40は、入金処理時には入金された硬貨を収納し、出金処理時には出金する硬貨を1枚ずつ繰り出す。収納部40より下方に、搬送路(第2搬送路)を含む搬送部50bが設けられている。収納部40から繰り出された硬貨は、搬送部50bの搬送路上に落下する。搬送部50bの搬送路は、全ての収納部40a〜40hから繰り出された硬貨を受けて、受けた硬貨を繰出部80へ搬送するように配設されている。
繰出部80の底面には、開閉可能なゲート91が設けられている。繰出部80と出金部20との間を仕切るゲート91は、通常閉じられている。入金処理時、繰出部80に異物が混入した場合に、ゲート91が開いて、異物が出金部20に排出される。例えば、入金処理時に、硬貨以外の異物が入金部10から繰出部80へ落下し、回転円盤によって繰り出されず、繰出部80の底部に残ることがある。このような場合に、ゲート91が開いて、落下した異物が出金部20に返却される。出金処理時のゲート91の開閉については後述する。
搬送部50bは、収納部40より下方の搬送路で受けた硬貨を、装置前方(図2左側)へ搬送した後、上方へ搬送する。上方へ搬送された硬貨は、繰出部80内に落下する。繰出部80に落下した硬貨は、複数種類の出金モードの中から選択された出金モードで処理され、出金部20に出金される。出金部20に出金された硬貨は、硬貨処理部2の前面に設けられた開口部から取り出すことができる。なお、出金モードとは、出金処理の実行時に硬貨処理部2内で行われる硬貨の処理内容を規定したもので、同一硬貨を出金する場合でも、出金モードが異なれば硬貨処理部2内で行われる硬貨の処理内容が異なる。出金モードの種類及び各出金モードにおける硬貨の処理内容については後述する。
カセット30は、硬貨処理部2に対して着脱可能に設けられている。カセット30は、識別部70より下方、かつ、収納部40より上方に配置されている。具体的には、カセット30は、識別部70が識別した硬貨を搬送する搬送部50aよりも下方の位置、かつ、全ての収納部40a〜40hよりも上方の位置に配置されている。カセット30は、搬送部50aがシュート51bに落下させた硬貨の収納と、硬貨の繰り出しとを行う。カセット30が繰り出した硬貨は、収納部40から繰り出された硬貨と同様に、搬送部50bの搬送路上に落下する。カセット30は、例えば、硬貨の回収及び補充に利用されるが詳細は後述する。
一時保留部90は、出金処理時に、出金する硬貨を一時的に保留する一時保留処理を行う。上述した繰出部80が、一時保留部90として機能する。すなわち、1つの構成部が、繰出部80として機能すると共に、一時保留部90として機能する。一時保留部90は、搬送部50bが搬送した硬貨を一時的に保留する一時保留処理を実行する。一時保留部90は、一時保留した硬貨を、ゲート91を開いて出金部20へ放出する。
図3は、硬貨処理部2の機能構成概略を示すブロック図である。硬貨処理部2は、図2に示した構成の他に、記憶部100及び制御部110を含む。記憶部100は、不揮発性の記憶装置である。記憶部100には、貨幣処理に関する情報が保存される。例えば、硬貨処理部2が行う貨幣処理の種類に関する情報と、各貨幣処理の実行に必要な設定情報とが記憶部100に保存される。
制御部110は、図3に示す各部の機能及び動作を制御して貨幣処理を実行する。制御部110は、操作表示部3による情報の入力を受け付けると共に、操作表示部3に情報を出力して表示する。制御部110が、操作表示部3で行われた操作に基づいて、記憶部100に保存された各種情報を参照しながら各部を制御することにより、本実施形態に記載する硬貨処理装置1の機能及び動作が実現される。
次に、カセット30の着脱について説明する。図4は、カセット30の着脱方法を説明するための図である。出金部20が設けられた硬貨処理部2の側面を前面として、前面から見て右側面にカバー2aが設けられている。
カバー2aは、図示せぬヒンジによって、硬貨処理部2の側面と回動可能に接続されている。カバー2aは、図4(a)に矢印で示すように、実線で示す開位置と、二点鎖線で示す閉位置との間で略90度回動する。閉位置では、カバー2a外側の面が、硬貨処理部2の右側面と略同一の平面を形成する。カバー2aが閉位置から略90度回動した開位置では、カバー2aの上面が略水平になる。図4(a)に示すように、開位置では、2本のアーム2b、2cがカバー2aを支持する。アーム2b、2cのそれぞれの一端は、開位置にあるカバー2aの前方右隅部及び後方右隅部に固定されている。アーム2b、2cのそれぞれの他端は、開位置にあるときは硬貨処理部2に係止される。カバー2aが閉位置にあるときは、アーム2b、2cが硬貨処理部2の内部に収まるようになっている。
硬貨処理部2の内部には、アーム2b、2cに対応して電磁ロック機構が設けられている。通常は、カバー2aが閉位置にある状態で、硬貨処理部2の内部にあるアーム2b、2cが電磁ロック機構によってロックされ、カバー2aを開くことはできない。例えば、操作表示部3で所定操作を行うことにより、アーム2b、2cのロックが解除されて、カバー2aを開くことができる。カバー2aを開位置にしてカセット30の着脱を行った後、カバー2aを閉じて閉位置に戻すと、電磁ロック機構がアーム2b、2cを自動的にロックするようになっている。また、硬貨処理部2の内部には、カセット30を検知するセンサが設けられている。該センサによる検知結果と電磁ロック機構によるロック状態とに基づいて、硬貨処理部2は、カセット30が硬貨処理部2内の所定の位置にセットされてカバー2aが閉じられたことを検知することができる。
カセット30は、硬貨処理部2の内部に設けられた着脱部を利用して着脱される。カバー2aを開いて開位置にすると、硬貨処理部2の側面に形成された開口部が開放され、開口部から着脱部が露出した状態となる。装置内にあるカセット30を開口部から抜き取ることにより、カセット30が着脱部から取り外される。開口部からカセット30を装置内に押し込むことにより、カセット30が着脱部に取り付けられる。カセット30を取り付けた後、カバー2aを閉じて閉位置にすると開口部が閉塞される。
カセット30を着脱する際、図4(b)に示すように、開位置にしたカバー2aが、カセット30を載置する載置台として機能する。開位置にしたカバー2aの上面には、前後方向両外側の位置に、カセット30の位置及び移動を規制するガイドが設けられている。
カセット30の取り付け作業を行う作業者は、開位置にしたカバー2a上面の両外側のガイドの間に、カセット30を載置する。作業者は、ガイドに沿って、カバー2a上を滑らせながらカセット30を硬貨処理部2内へ押し込む。押し込まれたカセット30は着脱部に取り付けられる。作業者は、カセット30を硬貨処理部2内へ押し込んだ後、カバー2aを閉じて取り付け作業を終了する。
カセット30の取り外し作業を行う作業者は、開位置にしたカバー2a上面の両外側のガイドの間で、カバー2a上を滑らせながらカセット30を引き出す。引き出されたカセット30は着脱部から取り外される。作業者は、カバー2a上に引き出したカセット30を回収する。作業者は、別のカセット30を取り付けてカバー2aを閉じる。
このように、作業者は、開いたカバー2aの上にカセット30を載置して、カバー2a上でカセット30をスライド移動させることにより、カセット30を硬貨処理部2に着脱することができる。カセット30に大量の硬貨が収納されている場合でも、作業者は、力の入りやすい高さで作業を行うことができるので、カセット30の着脱作業を容易に行うことができる。
カセット30は、硬貨処理部2の側面にある開口部を利用して着脱される。このため、硬貨処理部2の設置状況によって、カセット30の着脱が困難となる場合がある。図5は、硬貨処理装置1の設置例を示す図である。例えば、硬貨処理装置1は、図5に示すように、カウンター6の下に硬貨処理部2を設置して、カウンター6の上に操作表示部3を置いて利用される。図5に二点鎖線で示すように、別の装置5が、硬貨処理部2の右側に並べて設置された場合、カバー2aを開いてカセット30を着脱することができない。このような場合に対応するため、硬貨処理装置1は、図5に示すように、硬貨処理部2の底面に基台部4を設けた構成とすることができる。基台部4の機能により、硬貨処理部2は、前方と後方の少なくともいずれか一方へ移動することができる。カバー2aを開くことができる位置まで硬貨処理部2を前方又は後方へ移動させることにより、カセット30の着脱作業が行われる。
図6は、硬貨処理部2の移動を説明するための図である。基台部4は、固定部4a、インナーレール4b、アウターレール4c、把手部4d及びロック部4eを含む。固定部4aは、硬貨処理部2の設置場所に固定される。図5の例では、カウンター6下の床面に固定部4aが固定されている。アウターレール4cは、硬貨処理部2の底面に固定される。固定部4aに対してアウターレール4cをスライド移動できるように、固定部4aとアウターレール4cとがインナーレール4bによって接続されている。すなわち、インナーレール4b及びアウターレール4cが、固定部4aに対して硬貨処理部2をスライド移動可能とするスライドレールとして機能する。これにより、硬貨処理部2を、固定部4aの固定位置から前方又は後方に引き出すことができる。
アウターレール4cには、硬貨処理部2を引き出す手前側に、把手部4d及びロック部4eが設けられている。通常、硬貨処理部2は、図5に示すように固定部4aの上方にある状態で位置を固定して利用される。硬貨処理部2の固定は、ロック部4eが、アウターレール4cを固定部4aにロックすることによって行われる。ロックされたアウターレール4cは、固定部4aから引き出すことができない。ロック部4eによるロックを解除することにより、アウターレール4cを固定部4aから引き出せるようになる。把手部4dを利用して、アウターレール4cを固定部4aから引き出すことにより、アウターレール4cに固定された硬貨処理部2が引き出される。
硬貨処理部2とアウターレール4cとの固定方法には、図6(a)に示す方法と、図6(b)に示す方法とがある。硬貨処理部2は、図6(a)に示すように、把手部4dが前面側となるようにアウターレール4cに固定することができる。この場合、固定部4aに対して硬貨処理部2を前面側に引き出すことができる。
硬貨処理部2は、図6(b)に示すように、把手部4dが背面側となるようにアウターレール4cに固定することもできる。この場合、固定部4aに対して硬貨処理部2を背面側に引き出すことができる。
硬貨処理部2が前方又は後方のいずれか一方に移動する態様に限定されず、前方と後方の両方向に移動可能な態様であってもよい。把手部4d及びロック部4eを、硬貨処理部2の前面側及び背面側の両方に設ける。これにより、硬貨処理部2を前面側へ引き出す際には、前面側のロック部4eでロックを解除し、把手部4dを掴んで手前に引き出すことができる。背面側へ引き出す際には、背面側のロック部4eでロックを解除し、把手部4dを掴んで手前に引き出すことができる。
次に、硬貨処理装置1が行う硬貨処理について説明する。図7は、入金処理を説明するための模式図である。図7(a)に示すように、入金部10に投入された硬貨200は繰出部80に落下する。繰出部80は、多数枚の硬貨200を収納することができる。図7(b)に示すように、繰出部80から繰り出された硬貨は、搬送部50aにより、搬送路に沿って1枚ずつ搬送される。搬送路を搬送される硬貨は、識別部70によって識別計数された後、シュート51を落下して収納部40に収納される。図7(b)は、硬貨200が収納部40dに収納される例を示しているが、硬貨の収納先は、カセット30及び収納部40a〜40hの中から選択される。例えば、複数の収納部40a〜40hに金種別に硬貨が収納される。入金処理時に収納部40に収納された硬貨は、出金処理時に収納部40から繰り出して出金部20に出金される。
硬貨処理装置1は、処理内容の異なる第1モード〜第3モードの3種類の出金処理を行う。第1モードが選択された場合、硬貨処理装置1はダイレクト出金を実行する。ダイレクト出金は、出金する硬貨に対して、識別部70による識別処理及び一時保留部90による一時保留処理を行わない出金処理である。図8は、第1モードのダイレクト出金を説明するための模式図である。図8に示すように、出金する硬貨が、収納部40から繰り出されて、搬送部50bの搬送路上に落下する。搬送部50bは、搬送路に受けた硬貨を順に繰出部80へ搬送する。第1モードでは、繰出部80の底面にあるゲート91は開いている。このため、繰出部80内へ落下した硬貨は、繰出部80に収納されることなく出金部20へ落下する。搬送部50bによって搬送された硬貨は、順に出金部20へ落下する。こうして出金部20に硬貨200が出金される。
第2モードが選択された場合、硬貨処理装置1は一時保留出金を実行する。一時保留出金は、出金する硬貨に対して、一時保留部90による一時保留処理を行い、識別部70による識別処理を行わない出金処理である。第2モードでは、繰出部80が一時保留部90として機能する。繰出部80が一時保留部90として機能する際、硬貨の繰出処理は行われないため、回転円盤は回転しない。
図9は、第2モードの一時保留出金を説明するための模式図である。図9(a)に示すように、出金する硬貨が、収納部40から繰り出されて、搬送部50bの搬送路上に落下する。搬送部50bは、搬送路に受けた硬貨を順に一時保留部90へ搬送する。第2モードでは、一時保留部90の底面にあるゲート91は閉じられている。一時保留部90は、搬送部50bから受けた硬貨200を一時的に保留する一時保留処理を実行する。出金する硬貨全てが一時保留部90内に保留された後、図9(b)に示すようにゲート91が開き、硬貨200が出金部20へ落下する。こうして、一時保留部90に一時保留されていた全ての硬貨200が略同時に出金部20に出金される。
第3モードが選択された場合、硬貨処理装置1は精査出金を実行する。精査出金は、出金する硬貨に対して、識別部70による識別処理を行い、一時保留部90による一時保留処理を行わない出金処理である。第3モードでは、繰出部80は、一時保留処理を行わず、硬貨の繰出処理を行う。このため、繰出部80は、出金処理の開始後、回転円盤を回転させて硬貨の繰出処理を開始する。
図10は、第3モードの精査出金を説明するための模式図である。図10(a)に示すように、出金する硬貨が、収納部40から繰り出されて、搬送部50bの搬送路上に落下する。搬送部50bは、搬送路に受けた硬貨を順に繰出部80へ搬送する。第3モードでは、繰出部80の底面にあるゲート91は閉じられている。このため、繰出部80内に硬貨200が貯まる。繰出部80は、搬送部50bから硬貨を受けて収納しながら、収納した硬貨を1枚ずつ搬送部50aの搬送路へ繰り出す。
図10(b)に示すように、繰出部80の硬貨は、搬送部50aの搬送路へ繰り出される。繰り出された硬貨は、搬送部50aにより、搬送路に沿って搬送される。識別部70は、搬送路を搬送される硬貨の識別処理を実行する。識別部70で識別計数された硬貨はシュート51cを落下して出金部20へ送られる。こうして出金部20に1枚ずつ硬貨200が出金される。
硬貨処理部2から硬貨を回収する処理は、カセット30を利用して行うことができる。図11は、回収処理を説明するための模式図である。図11(a)に示すように、硬貨処理部2から回収する硬貨が、収納部40から繰り出されて、搬送部50bの搬送路上に落下する。搬送部50bは、搬送路に受けた硬貨を繰出部80へ搬送する。このとき、繰出部80の底面にあるゲート91は閉じられている。このため、繰出部80内に硬貨200が貯まる。繰出部80は、搬送部50bから硬貨を受けて収納しながら、収納した硬貨を1枚ずつ搬送部50aの搬送路へ繰り出す。
図11(b)に示すように、繰出部80の硬貨は、搬送部50aの搬送路へ繰り出される。繰り出された硬貨は、搬送部50aにより、搬送路に沿って1枚ずつ搬送される。搬送路を搬送される硬貨は、識別部70によって識別計数される。識別計数された硬貨は、搬送路に設けられたシュート51aを落下してカセット30に収納される。カセット30に収納された硬貨は、カセット30を硬貨処理部2から取り外すことにより、カセットごと回収される。
硬貨処理部2に硬貨を補充する処理も、カセット30を利用して行うことができる。図12は、補充処理を説明するための模式図である。まず、補充する硬貨を収納したカセット30が硬貨処理部2に取り付けられる。図12(a)に示すように、補充する硬貨が、カセット30から繰り出されて搬送部50bの搬送路に落下する。搬送部50bは、搬送路に受けた硬貨を繰出部80へ搬送する。このとき、繰出部80の底面にあるゲート91は閉じられている。このため、繰出部80内に硬貨200が貯まる。繰出部80は、搬送部50bから硬貨を受けて収納しながら、収納した硬貨を1枚ずつ搬送部50aの搬送路へ繰り出す。
図12(b)に示すように、繰出部80の硬貨は、搬送部50aの搬送路へ繰り出される。繰り出された硬貨は、搬送部50aにより、搬送路に沿って1枚ずつ搬送される。搬送路を搬送される硬貨は、識別部70によって識別計数される。識別計数された硬貨は、搬送路に設けられたシュート51bを落下して収納部40に収納される。図12(b)は、硬貨200が収納部40dに収納される例を示しているが、硬貨の収納先は収納部40a〜40hの中から選択される。例えば、複数の収納部40a〜40hに金種別に硬貨が収納される。
カセット30は、識別部70で識別された後、搬送部50aの搬送路から自重落下した硬貨を受けられるように、識別部70より低い位置に設けられている。また、カセット30は、搬送部50aの搬送路から自重落下した硬貨を受ける収納部40よりも高い位置に設けられている。例えば、硬貨処理部2が設置された床面から約450〜500mmの高さでカセット30が着脱される。このため、回収処理及び補充処理を行う際、収納部40よりも下方にカセット30を設ける場合に比べて、カセット30の着脱作業を容易に行うことができる。回収処理時にカセット30に収納する硬貨の搬送、及び補充処理時にカセット30から繰り出した硬貨の搬送は、入金処理及び出金処理で利用される搬送路と同じ搬送路を利用して行われる。このため、カセット30用に専用の搬送路を設ける必要がない。
本実施形態では、全ての収納部40a〜40hよりも上方にカセット30を設ける態様を示したが、少なくとも1つの収納部より上方にカセットを設けた態様であってもよい。例えば、硬貨処理部2が、カセット30の上方又はカセット30と略同じ高さに、小型の収納部を有する態様であってもよい。
本実施形態では、出金部20が設けられた硬貨処理部2の側面を前面として、前面から見た右側面からカセット30を着脱する態様を示したが、カセット30が左側面から着脱される態様であってもよい。
本実施形態では、硬貨処理装置1が硬貨処理部2及び操作表示部3を含む態様を示したが、硬貨処理装置の構成がこれに限定されるものではない。例えば、硬貨処理部2を硬貨処理装置、操作表示部3を操作端末とする態様であってもよい。また、硬貨処理部2が操作表示部3を含み、硬貨処理装置として機能する態様であってもよい。
上述したように、硬貨処理装置は、装置底面、すなわち装置が設置された床面から上方に離れた高い位置に、着脱可能に設けられたカセットを有する。これにより、カセットを容易に着脱することができる。カセットは、硬貨処理装置の側面から着脱することができる。これにより、カセットを着脱する作業は、硬貨処理装置の前面側から行うこともできるし、硬貨処理装置の背面側から行うこともできる。
硬貨処理装置は、前面側と背面側との少なくともいずれか一方に引き出し可能に設置される。カセットの着脱を前面側から行う場合は、硬貨処理装置を前面側に引き出して作業を行うことができる。カセットの着脱を背面側から行う場合は、硬貨処理装置を背面側に引き出して作業を行うことができる。
硬貨処理装置は、カセットが着脱される側面の開口部に、開閉可能に設けられたカバーを有する。作業者は、カセットを着脱する際、開いたカバーをカセットの載置台として利用することができる。作業者は、カバー上に載置したカセットをカバー上で滑らせながら移動して硬貨処理装置に着脱することができる。これにより、カセットに大量の硬貨が収納されている場合でも着脱作業を容易に行うことができる。
以上のように、本発明に係る硬貨処理装置は、カセットの着脱作業を容易に行うことができる硬貨処理装置を提供するために有用である。
1 硬貨処理装置
2 硬貨処理部
2a カバー
3 操作表示部
4 基台部
6 カウンター
10 入金部
20 出金部
30 カセット
40(40a〜40h) 収納部
50(50a、50b) 搬送部
51(51a〜51c) シュート
70 識別部
80 繰出部
90 一時保留部
91 ゲート
100 記憶部
110 制御部

Claims (11)

  1. 硬貨が搬送される第1搬送路と、
    前記第1搬送路に硬貨を1枚ずつ繰り出す繰出部と、
    前記繰出部が前記第1搬送路に繰り出した硬貨を識別する識別部と、
    前記識別部より下方に設けられ、前記識別部が識別した硬貨を前記第1搬送路から受けて収納する収納部と、
    前記識別部より下方かつ前記収納部より上方に着脱可能に設けられ、前記第1搬送路から硬貨を受けて収納するカセットと
    を備えることを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 前記収納部を複数備え、前記カセットは、全ての収納部より上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記収納部が繰り出した硬貨及び前記カセットが繰り出した硬貨を受けて前記繰出部へ搬送する第2搬送路
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の硬貨処理装置。
  4. 前記カセットは、硬貨を繰り出して前記第2搬送路に落下させることを特徴とする請求項3に記載の硬貨処理装置。
  5. 前記第1搬送路と前記カセットとを接続するシュート
    をさらに備え、
    前記第1搬送路から落下した硬貨が前記シュートを介して前記カセットに収納される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  6. 前記カセットは、前記硬貨処理装置の側面に形成された開口部を介して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  7. 前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回動可能に設けられたカバー
    をさらに備え、
    前記開位置の前記カバーは、前記カセットの着脱時に前記カセットが載置される載置台となる
    ことを特徴とする請求項6に記載の硬貨処理装置。
  8. 前記カセットは、前記開位置の前記カバー上を移動することにより着脱されることを特徴とする請求項7に記載の硬貨処理装置。
  9. 前記収納部から硬貨を回収する回収処理時には、前記収納部が繰り出した硬貨が前記第2搬送路に沿って前記繰出部へ搬送され、前記繰出部が繰り出した前記硬貨が前記第1搬送路から前記カセットに収納され、
    前記収納部へ硬貨を補充する補充処理時には、前記カセットが繰り出した硬貨が前記第2搬送路に沿って前記繰出部へ搬送され、前記繰出部が繰り出した前記硬貨が前記第1搬送路から前記収納部に収納される
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の硬貨処理装置。
  10. 床面に固定された固定部と、
    前記硬貨処理装置が前記固定部の固定位置から移動できるように前記硬貨処理装置と前記固定部とを接続するスライドレールと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
  11. 前記硬貨処理装置は、前記固定部に対して、第1方向と、前記第1方向と反対向きの第2方向との少なくともいずれか一方に移動することを特徴とする請求項10に記載の硬貨処理装置。
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