JP6080289B2 - 非常放送設備 - Google Patents

非常放送設備 Download PDF

Info

Publication number
JP6080289B2
JP6080289B2 JP2012200113A JP2012200113A JP6080289B2 JP 6080289 B2 JP6080289 B2 JP 6080289B2 JP 2012200113 A JP2012200113 A JP 2012200113A JP 2012200113 A JP2012200113 A JP 2012200113A JP 6080289 B2 JP6080289 B2 JP 6080289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
emergency broadcast
character information
emergency
fire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012200113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014056368A (ja
Inventor
田中 孝明
孝明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2012200113A priority Critical patent/JP6080289B2/ja
Publication of JP2014056368A publication Critical patent/JP2014056368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6080289B2 publication Critical patent/JP6080289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

本発明は、火災が発生した場合に、放送区域に設置したスピーカから音声警報による非常放送を行う非常放送設備に関する。
従来、所定の収容人員を超える建築物或いは地下街などにあっては、非常警報設備のひとつとして非常放送設備を設置することが法的に義務付けられている。非常放送設備は、自動火災報知設備と連動し、火災が発生した場合に、火災に迅速に対応可能とする音声警報を非常放送により自動的に行う。
非常放送設備による非常放送は、放送区域に設置したスピーカから音声により警報するものであり、感知器発報放送、火災放送、非火災放送に分けられる。
感知器発報放送は、自動火災報知設備の火災感知器が発報した場合に連動して行う非常放送であり、女声により例えば、「ただいま 1階の火災感知器が作動しました 係員が確認しておりますので 次の放送にご注意ください」とする。
火災放送は、火災感知器が発報した後に火災の発生を確認した場合に行う非常放送であり、男声により例えば「火事です 火事です 1階で火災が発生しました 落ち着いて避難してください」とする。
また、感知器発報放送及び火災放送は、出火階及び直上階(出火階が1階又は地下階の場合は直上階と地下階の全て)を放送区域として行うが、火災放送に移行してから所定時間を経過すると、全放送区域を対象とした全館一斉放送を開始するようにしている。
一方、非火災放送は、火災感知器が発報した後に火災でないことを確認した場合に行う非常放送であり、女声により例えば「さきほどの火災感知器の作動は 確認の結果 異常がありませんでした ご安心ください」とする。
更に、非常放送設備にはマイクが設けられており、係員がマイク入力に切り替え操作することで、マイクを使用して火災の発生に伴い必要と判断した内容の放送、例えば消防隊の到着を知らせる放送や、火災の鎮火を知らせる放送などを行うことができる。以下、マイク入力に切り替えて係員が行う放送を、係員放送という。
特開2004−310629号公報
このような放送区域に設置したスピーカから音声にて警報する非常放送設備にあっては、それまでのサイレン警報が火災情報の発報情報のみであり、何階で火災が発生したのか、次にどういう行動をとればよいか等の情報が的確に指示できなかった問題を解消し、感知器発報放送、火災放送、非火災放送の3段階の音声警報の情報を放送することで、火災に迅速に対応できる非常放送を実現している。
ところで、高齢者の増加および障害者の社会参加の進展に伴い、非常放送設備を設置している建築物の収容人員には、聴力の衰えた高齢者を含む聴覚不自由者がかなりの割合で含まれることが想定され、火災が発生した場合に放送区域に設置したスピーカから非常放送を行った場合、高齢者を含む聴覚不自由者は、非常放送を聞き取れなかったり、非常放送に気付かない場合があり、音声警報による非常放送を聞くことで、火災に対し迅速に対応することができない問題が残されている。
この問題を解決するため、音声による警報に加えて光による警報を行う光警報装置の導入が検討されているが、高齢者を含む聴覚不自由者は光警報により非常放送が行われていることはわかっても、非常放送を明瞭に聞き取ることができず、様子が分からないという問題がある。
また、予め録音した内容を放送する感知器発報放送、火災放送及び非火災放送以外に、防災センタの係員が火災の進展状況、避難状況、消火活動など応じて必要な情報を、マイクを使用して行う係員放送についても、同様に、高齢者を含む聴覚不自由者は、係員放送を明瞭に聞き取れないため、必要な情報が伝達できない問題がある。
本発明は、マイク入力による係員放送を含む非常放送の内容を、高齢者を含む聴覚不自由者へも伝達可能とする非常放送設備を提供することを目的とする。
(非常放送設備)
本発明は、非常放送装置から引き出された信号線を所定の放送区域に設置されたスピーカに接続され、火災が発生した場合に、非常放送装置、予め録音された所定の非常放送又はマイクから入力された非常放送の少なくとも何れかの音声信号をスピーカへ送信して出力させる非常放送設備に於いて、
非常放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を放送区域へ送信する文字変換手段と、
放送区域に配置され、非常放送文字情報を受信して表示する表示装置と、
備えたことを特徴とする。
(有線送信と無線送信)
文字変換手段は、非常放送文字情報を有線又は無線の少なくとも何れかにより表示装置へ送信する。
(登録した非常放送文字放送の選択送信)
文字変換手段は、非常放送の非常放送文字情報予め登録され、非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報を表示装置へ送信して表示させる
(要約文字情報)
文字変換手段は、非常放送の非常放送文字情報及びその要約文字情報予め登録され、非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報に対応した要約文字情報を選択し、当該要約文字情報を前記表示装置へ送信して表示させる
あるいは、文字変換手段は、非常放送の非常放送文字情報及びその要約文字情報が予め登録され、非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報を表示装置へ送信して表示させると共に、当該登録済みの非常放送文字情報に対応した要約文字情報を選択し、当該要約文字情報を放送区域に配置された表示文字数に制限のある表示装置へ送信して表示させる。
また、文字変換手段は、非常放送装置がマイクから入力された係員放送を行った場合に、当該係員放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換すると共に、当該非常放送文字情報を編集して要約文字情報を生成し、当該要約文字情報を表示装置へ送信して表示させる。
(非常放送の種別)
非常放送装置は、火災報知設備から火災感知器の発報による感知器発報信号を受信した場合に予め録音した所定の感知器発報放送を行い、続いて火災の確認を検知した場合に予め録音した所定の火災放送を行い、一方、火災でないことの確認を検知した場合に予め録音した所定の非火災放送を行い、更にマイク入力の切り替えを検知した場合にマイクから入力された係員放送を行い、
文字変換手段は、感知器発報放送、火災放送、非火災放送、又は係員放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を表示装置へ送信して表示させる。
また、文字変換手段は、感知器発報放送及び火災放送については、放送区域毎に対応した非常放送文字情報が予め登録され、非火災放送については、放送区域の全てに共通な非常放送文字情報が予め登録されている。
(基本的な効果)
本発明の非常放送設備は、予め録音した非常放送又はマイクから入力した非常放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を放送区域へ送信するようにしたため、放送区域に非常放送文字情報を受信表示する適宜の機器又は装置を設けておくことで、聴力の衰えた高齢者を含む聴覚不自由者は、火災が発生した場合に行う音声警報による非常放送の放送内容を、非常放送文字情報として見ることで把握でき、非常放送による音声警報を聴覚不自由者にも確実に伝達可能とし、火災に迅速に対応することを可能とする。
また、警報音声による非常放送に加え、非常放送の内容が文字情報として表示できることは、聴覚に問題のない健常者であっても、非常放送の内容、例えば出火階を文字情報として確認できることから、非常放送の放送内容の伝達を、より確実なものとすることができる。
(登録した非常放送文字放送の選択送信による効果)
文字変換手段は、非常放送の非常放送文字情報を予め登録し、非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識して放送区域へ送信するため、音声信号から変換した非常放送文字情報に誤りがあっても、これに所定割合以上で一致する登録済み非常放送文字情報を選択して送信することで、音声信号からの変換で生じた文字の誤りが訂正され、非常放送の内容を正しく示す非常放送文字情報を送信可能とする。
(要約文字情報による効果)
文字変換手段は、非常放送の非常放送文字情報及びその要約文字情報を予め登録し、非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、これに対応した要約文字情報を選択して放送区域へ送信するため、非常放送文字情報を受信表示する機器の表示文字数に制約がある場合、短く簡潔に表現した文字数の少ない要約文字情報を表示することで、対応可能とする。
また、電光表示板のように、遠方からも視認できるとように大きな文字を表示する機器を設置した場合には、短い要約文字情報を表示することで、非常放送の放送内容を簡潔且つ的確に伝達することを可能とする。
更に、放送内容をそのまま示す非常放送文字情報を表示する場合は、放送内容によっては冗長となり、一見して状況を把握できない場合があるが、短くまとめた要約文字情報を表示することで、伝達内容が強調され、一見して火災に伴う状況を把握することが可能となる。
本発明による非常放送設備の概略構成を示した説明図 非常放送装置の機能構成の概略を示した説明図 文字変換部の機能構成の概略を示したブロック図 文字変換部による感知器発報放送、火災放送及び非火災放送の文字変換と単語変換を示した説明図 文字変換部による係員放送の文字変換と単語変換を示した説明図 文字変換部の他の実施形態を示したブロック図 図6の実施形態に設けた文字情報登録部の登録内容を示した説明図 非常放送装置に外部接続したパーソナルコンピュータで文字情報へ変換する他の実施形態を示した説明図
[防災情報表示システムの概略]
図1は本発明による非常放送設備の概略構成を示した説明図であり、図2は非常放送装置の概略機能構成を示した説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の非常放送設備は、防災センタなどに非常放送装置10を設置し、非常放送装置10から引き出した信号線14に、放送対象とする建築物の各階などの所定の放送区域に設置したスピーカ12を接続している。
また、非常放送装置10に対しては自動火災報知設備の火災受信26から移報信号線32を接続している。火災受信26は放送区画を含む監視区域となる建築物の各階へ感知器回線28を引き出し、各部屋などの感知区画毎に設置した火災感知器30を接続している。
火災受信盤26は、火災感知器30が火災を検知して発報したときに感知器回線28に流す発報電流を検知した場合代表火災表示及び火災地区表示を行なうと共に防災センタ内に火災警報音を鳴動出力し、また発報移報信号を移報信号線32を介して非常放送装置10へ出力する。また火災受信盤26は、感知器発報に基づく火災警報中に、火災感知器30が作動した場所に係員が出向いて火災を確認した場合に行う火災確定操作あるいは2番目の火災感知器30の発報による2報目受信などに基づいて火災を確定し、警戒区域に設置している地区音響装置(図示せず)から地区音響警報音を出力させる。
[非常放送装置の構成]
図2に示すように、非常放送装置10は、制御部34、移報受信部36、表示部38、操作部40、音声メモリ42、マイク16を接続したマイク回路部44、系統選択部48を備える。
制御部34は、CPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路などのハードウェアで構成し、CPUによるプログラムの実行により、非常放送に必要な各種の制御を実行する。
操作部40には、例えば、火災放送スイッチ、非火災放送スイッチ、放送復旧スイッチ、放送階選択スイッチ、録音スイッチ、マイク切替スイッチなどを設けている。また、表示部38には、発報放送表示灯、火災放送表示灯、非火災放送表示灯、放送階選択指示灯などを設けている。
音声メモリ42には、マイク16を使用して予め録音した非常放送の音声データを記憶している。非常放送を録音する場合には、操作部40に設けた録音スイツチの操作で録音モードを設定し、マイク16から入力した非常放送の音声信号をマイク回路部44で増幅して制御部34に入力し、制御部34でのAD変換により所定の音声データに変換し、音声メモリ42に記憶する。
例えば10階建ての建築物を例にとると、各階が1つの放送区域となり、放送区域毎に分けて、マイク16を使用して感知器発報放送及び火災放送を録音して音声データを音声メモリ42に記憶する。また、非火災放送については階による区別はないことから、全ての放送区域に共通な非常放送としてマイク16を使用して録音した音声データを音声メモリ42に記憶する。
ここで、感知器発報放送の録音は、女声により例えば「ただいま XX階の火災感知器が作動しました 係員が確認しておりますので 次の放送にご注意ください」とし、「XX階」に出火階が入る。また火災放送の録音は、男声により、例えば火事です 火事です XX階で火災が発生しました 落ち着いて避難してください」とする。更に、非火災放送の録音は、女声により、例えば「さきほどの火災感知器の作動は 確認の結果 異常がありませんでした ご安心ください」とする。
音声メモリ42に対する非常放送の録音による音声データの記憶は、非常放送装置10の工場出荷段階で、設置する建築物の状況に合せて非常放送を録音して音声データを記憶するが、建築物に設置した後に、設置場所でマイク16を使用して録音することもできる。
制御部34は、移報受信部36を介して火災受信盤26から出火階を示す発報移報信号の受信を検知した場合、系統選択部48に指示して出火階および直上階に設置したスピーカ12の信号線14への放送出力を選択させ、音声メモリ42に格納した出火階に対応した感知器発報放送の音声データを読出し、DA変換により音声信号に変換して出力し、系統選択部48から信号線14を介して出火階および直上階のスピーカ12へ送り、感知器発報放送の警報音声を出力させる。ここで、系統選択部48は信号線14を引き出した各系統ごとに音声増幅器を備えており、スピーカ12から所定値以上となる音圧で非常放送を出力させる。
続いて制御部34は、係員が現場に出向いて火災を確認して行った操作部40の火災放送スイッチの操作を検知した場合、音声メモリ42に格納した出火階に対応した火災放送の音声データを読出し、DA変換により音声信号に変換して出力し、系統選択部48から信号線14を介して出火階および直上階のスピーカ12へ送り、火災放送の警報音声を出力させる。
火災放送を開始した制御部34は、その時点でタイマを起動し、タイマ設定した所定時間の経過を検知すると、系統選択部48に指示して全ての放送区域に設置したスピーカ12の信号線14への放送出力を選択して放送の警報音声信号を出力させる、全館一斉の火災放送に切り替える。
一方、制御部34は、係員が現場に出向いて火災でないことを確認して行った操作部40の非火災放送スイッチの操作を検知した場合、音声メモリ42に格納した非火災放送の音声データを読出し、DA変換により音声信号に変換して出力し、系統選択部48から信号線14を介して出火階および直上階のスピーカ12へ送り、非火災放送の警報音声を出力させる。
また、制御部34は、操作部40に設けたマイク切替スイッチのマイク入力への切替操作を検知した場合、係員がマイク16から入力した音声信号をマイク回路部44、制御部34及び系統選択部48を介して、例えば感知器発報放送および火災放送のために選択している出火階及び直上階のスピーカ12から係員放送を出力させる。なお、この場合の放送先は、操作部40の放送階選択スイッチにより、任意の階のスピーカ12を選択して行うこともできる。
このような非常放送装置10の構成に加え、本発明にあっては、更に、文字変換手段として機能する文字変換部50と、送信手段として機能するアンテナ18を接続した無線送信部52と、伝送線20を接続した有線送信部54を設けている。
文字変換部50は、制御部34から系統選択部48へ音声信号を送るラインを分岐入力しており、制御部34による感知器発報放送、火災放送、又は非火災放送の音声信号、或いはマイク入力に切り替えた場合の係員による係員放送の音声信号を入力し、この音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を、無線送信部52及び有線送信部54から放送区域へ送信する。
無線送信部52から無線送信した非常放送文字情報は、図1に示したように、放送区域に配置した表示画面付きの無線表示装置22で受信され、画面上に非常放送文字情報を表示する。無線送信部52及び無線表示装置22の無線通信プロトコルは、例えば小電力無線局として機能する無線LANなどの適宜のプロトコルを使用する。
また、有線送信部54から伝送路20を経由して有線送信した非常放送文字情報は、伝送路20で接続した有線表示装置24で受信され、画面上に非常放送文字情報を表示する。有線送信部54及び有線表示装置24の有線通信プロトコルは、例えば有線LANなどの適宜のプロトコルを使用する。
[文字変換部の構成]
図3は、非常放送装置に設けた文字変換部の機能構成の概略を示したブロック図である。図3において、文字変換部50は、音声入力部55、音声認識部56、雛形記憶部58、単語変換部60、単語辞書部62、文字情報バッファ64及び文字情報出力部66を備える。
音声入力部55は、感知器発報放送、火災放送、非火災放送又は係員放送の音声信号を入力してAD変換により音声データに変換する。
音声認識部56は、入力音声波形データを、雛形記憶部58に予め記憶しているひらがな56文字を含む各文字の雛形波形データと比較し、音声データをひらがな文字列に変換する。この音声認識による波形比較は、音声波形データにつき所定の多次元数学値への変換を行い、多次元ベクトルの比較照合などの所定の音声認識方法により、音声データをひらがな文字列に変換する。
単語変換部60は、入力したひらがな文字列を、単語辞書部62に登録したひらがな単語と漢字単語との対応関係を参照して、漢字入り文字列に変換する。
文字情報バッファ64は、単語変換部60で変換した漢字入り文字列による放送内容に対応した一連の文字列情報を一時記憶し、非常放送の先頭から終わりまでの1放送フレーズ分の文字情報が揃った段階で、文字情報出力部66により文字情報データとして読出して出力する。
図4は、図3の文字変換部50における音声/文字変換と文字/単語変換の例を示しており、図4(A)は感知器発報放送を、図4(B)は火災放送を、図4(C)は非火災放送を示し、それぞれ「音声/文字変換」として音声をひらがな文字列に変換し、また「文字/単語変換」として、ひらがな文字列を漢字入り文字列に変換している。
また、図5は、係員放送を対象とした図3の文字変換部50における音声/文字変換と文字/単語変換の例であり、図5(A)は消防隊到着のガイダンスであり、図5(B)は避難誘導に関するガイダンスであり、図5(C)は火災鎮火に関するガイダンスであり、係員は状況に応じて伝達する必要のあるメッセージを係員放送としてマイクを使用して放送する。
また、図3に示した文字変換部50の音声認識部56は学習機能を備えており、音声メモリ42に予め録音して記憶している感知器発報放送、火災放送、及び非火災放送の音声信号を学習信号として読み出して入力し、放送内容を表すひらがな文字列を認識するように、雛形波形データを生成する学習制御を行い、音声認識率を高める。
また係員放送を行う係員は特定の人となることから、同様に学習用の係員放送のフレーズを準備し、マイク入力により学習信号として音声認識部56に入力し、放送内容を表すひらがな文字列が得られるように、雛形波形データを生成する学習制御を行い、係員放送についても音声認識率を高める。
[文字変換部の他の実施形態]
図6は、文字変換部の他の実施形態を示したブロック図である。本実施形態の文字変換部50は、録音により放送内容が決まっている感知器発報放送、火災放送、及び非火災放送の文字情報を予め登録しておき、入力した非常放送の音声信号から音声認識により変換した非常放送文字情報を、登録済みの非常放送文字情報と照合し、所定の閾値以上の一致割合が得られた登録済み非常放送文字情報を認識して放送区域へ送信する。
図6において、文字変換部50は、音声入力部55、音声認識部56、雛形記憶部58、単語変換部60、単語辞書部62、文字情報バッファ64及び文字情報出力部66は図4の実施形態と同じであるが、文字情報バッファ64と文字情報出力部66の間に文字情報照合部68と文字情報登録部70を設けている点で相違する。
文字情報登録部70には、図7に示すように、例えば10階の建築物を例にとると、感知器発報放送と火災放送については、1〜10階の放送区域に分けて非常放送文字情報を予め登録し、非火災放送については、階を区別する必要がないことから、各放送区域に共通な非常放送文字情報を登録している。
文字情報照合部68は、音声認識部56による音声認識と単語変換部60による変換を経て文字情報バッファ64に保持した非常放送文字情報を、図7に示す文字情報登録部70に登録した非常放送文字情報と照合し、所定閾値以上の割合で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識し、認識した登録済みの非常放送文字情報を文字情報出力部66から出力する。
このように音声信号から変換した非常放送文字情報に所定閾値以上の割合で一致する登録済みの非常放送文字情報を選択して出力することで、音声認識した非常放送文字情報の一部に認識を誤った文字や単語が存在していたとしても、予め登録した正しい非常放送文字情報へ置き換えて出力することで、誤りを実質的に訂正することができる。
なお、文字情報照合部68による変換文字情報と登録済み文字情報の照合は、文字列の全てについて行う必要はなく、例えば「XX階」を示す部分を含む先頭から所定数の文字を切り出して照合しても良く、これにより照合の処理負荷を下げることを可能とする。
[要約文字情報]
図7に示した文字情報登録部70には、非常放送文字情報に加え、更に、それぞれの要約文字情報を予め登録しており、文字情報照合部68は、音声認識部56による音声認識と単語変換部60による変換を経て文字情報バッファ64に保持した非常放送文字情報を、図7に示す文字情報登録部70の登録済みの非常放送文字情報と照合し、所定閾値以上の割合で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合、認識した非常放送文字情報に対応して登録している要約文字情報を選択し、文字情報出力部66から出力する。
この非常放送の音声信号から要約文字情報への変換は、放送区域に配置している図1に示した無線表示装置22や有線表示装置24において、表示文字数に制約がある場合に好適である。
無線表示装置22や有線表示装置24の表示文字数に制約がある場合、非常放送文字情報の1放送フレーズを一度に表示できず、分割表示或いはストリーム表示(移動表示)とする必要があり、放送内容が把握しにくい場合がある。そこで、文字数の少ない要約文字情報に変換して表示することで、表示文字数に制限のある装置で表示した場合にも、1回の表示で非常放送の内容を明確に把握することを可能とする。
また、電光表示板のように、表示文字を大きくして遠方からも見えるようにした場合、文字数の少ない簡潔な要約文字情報を表示することで、非常放送の内容を明確に把握することが可能となる。また、要約文字情報として文字数を少なくすることで、伝えたい内容を強調し、見る者に強く印象付ける効果も期待できる。
なお、マイクから入力する係員放送については、係員放送文字情報やその要約文字情報を予め記憶しておくことができないため、入力した係員放送の音声信号から認識変換した係員放送文字情報を編集することで、要約文字情報を生成するようにしても良い。例えば図5(A)の変換した係員放送文字情報「ただいま消防隊が到着しました 消火活動を開始します」の場合、ひらがな部分を削除する編集を行うことで、例えば「消防隊到着 消火活動開始」といった簡潔且つ明瞭な要約文字情報を生成することができる。
[外付けした文字変換部の構成]
図8は、非常放送装置に外部接続したパーソナルコンピュータにより、非常放送の音声信号を文字情報へ変換する他の実施形態を示した説明図である。図8において、非常放送装置10に設けた制御部34、移報受信部36、表示部38、操作部40、音声メモリ42、マイク16を接続したマイク回路部44、系統選択部48は、図2の実施形態と同じであるが、これに外部装置としてパーソナルコンピュータ72を接続し、文字変換部として機能させるようにした点で相違する。
パーソナルコンピュータ72は、音声入力ポート74、文字変換部76、アンテナ18を接続した無線送信ポート78、伝送路20を接続した有線送信ポート80を備える。音声入力ポート74は例えばUSBポート等の所定のインタフェースポートを使用する。この場合、非常放送装置10側にインタフェース部71を設け、これを介してインタフェース信号線を音声入力ポート74に接続して、非常放送の音声信号を入力する。
文字変換部76はCPUによる所定の音声認識プログラムの実行により実現する機能であり、音声入力ポート74を介して入力した非常放送の音声信号の音声認識に基づいて非常放送文字情報へ変換する。この場合、文字変換部76として市販の音声認識ソフトウェア(音声認識アプリケーション)を実装して利用できる。
無線送信ポート78及び有線通信ポート80はパーソナルコンピュータ72が備えている適宜の無線インタフェース及び有線インタフォースを使用する。
また、文字変換部76としては音声認識ソフトウェアを使用せず、入力した音声データを所定の音声認識サービスを提供する外部のサーバにネットワークを経由して送信し、サーバで音声認識した文字情報を取得して放送区域側へ送信するようにしても良い。このサーバを使用した音声信号から文字情報への変換は、サーバとの通信及びサーバ側処理に時間がかかり、放送音声に対し文字表示が若干の遅れを生ずるが、文字情報の表示に多少の時間遅れがあっても、格別問題にはならない。また、パーソナルコンピュータ72として防災センタに管理業務のためなどに置いているものを兼用することで、非常放送装置10側の追加変更が必要最小限ですみ、コスト的にも安価にできる。
[本発明の変形例]
(非常放送のシグナル音とスイープ音)
非常放送装置で行う非常放送は、最初に所定のシグナル音を出力し、続いて、録音した音声警報を出力し、最後に所定のスイープ音を出力し、これを1放送フレーズとして周期的に繰り返すが、文字変換部は、音声警報の前後のシグナル音とスイープ音については、文字情報への変換は原則として行わないが、必要に応じてシグナル音とスイープ音についても音声認識により文字情報に変換しても良い。
(業務放送と緊急放送)
上記の実施形態は、非常放送装置により火災に伴う非常放送を行う場合を例にとっているが、これ以外に日常使う業務放送や、更に地震速報や津波警報などの緊急放送を行う機能を備えた非常放送設備も含み、この場合には、業務放送や緊急放送の音声信号を文字情報に変換して放送区域へ送信することになる。
(リモート装置)
また、上記の実施形態は、非常放送装置を防災センタに設置して自動火災報知設備と連携する場合を例にとっているが、これ以外に非常放送装置と同じ表示操作機能及びマイクを備えたリモート装置を守衛室などの別の場所に設置し、防災センタに係員が不在となる夜間に火災が発生した場合は、守衛室のリモート装置からマイクを使用して状況に応じて必要な係員放送を行う場合も含む。
(日本語以外の言語への変換)
また、上記の実施形態は、非常放送の音声信号を日本語の文字情報に変換して放送区域へ送信する場合を例にとっているが、変換した非常放送文字情報を、必要に応じて、英語、中国語などの日本語以外の言語の文字情報に変換(翻訳)して放送区域へ送信するようにしても良い。
(火災受信盤)
また、上記の実施形態は、警戒区域へ引き出した感知器回線に火災感知を接続した回線単位に火災を検知して警報する所謂P型の火災受信盤と非常放送装置との連携を例にとるものであったが、警戒区域へ引き出した伝送回線に、アドレスを割り当てた伝送機能付きの火災感知器を接続し、火災感知器のアドレスを順次指定したポーリングにより火災検知データを収集して火災を判断する所謂R型の火災災受信盤、或いはP型のアドレッサプル火災受信盤と、非常放送装置を連携させるようにしても良い。
(その他)
また本発明はその目的と利点を損なうことにない適宜の変形を含み、また上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:非常放送装置
12:スピーカ
14:信号線
16:マイク
18:アンテナ
20:伝送路
22:無線表示装置
24:有線表示装置
26:火災受信盤
28:感知器回線
30:火災感知器
32:移報信号線
34:制御部
36:移報受信部
38:表示部
40:操作部
42:音声メモリ
44:マイク回路部
48:系統選択部
50,76:文字変換部
52:無線送信部
54:有線送信部
55:音声入力部
56:音声認識部
58:雛形記憶部
60:単語変換部
62:単語辞書部
64:文字情報バッファ
66:文字情報出力部
68:文字情報照合部
70:文字情報登録部
71:インタフェース部
72:パーソナルコンピュータ
74:音声入力ポート
78:無線送信ポート
80:有線送信ポート

Claims (8)

  1. 非常放送装置から引き出された信号線が、所定の放送区域に設置されたスピーカに接続され、火災が発生した場合に、前記非常放送装置、予め録音された所定の非常放送又はマイクから入力された非常放送の少なくとも何れかの音声信号を前記スピーカへ送信して出力させる非常放送設備に於いて、
    前記非常放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を前記放送区域へ送信する文字変換手段と、
    前記放送区域に配置され、前記非常放送文字情報を受信して表示する表示装置と、
    備えたことを特徴とする非常放送設備。
  2. 請求項1記載の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記非常放送文字情報を有線又は無線の少なくとも何れかにより前記表示装置へ送信することを特徴とする非常放送設備。
  3. 請求項1記載の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記非常放送の非常放送文字情報予め登録され、前記非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報を前記表示装置へ送信して表示させることを特徴とする非常放送設備。
  4. 請求項記載の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記非常放送の非常放送文字情報及びその要約文字情報予め登録され、前記非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報に対応した要約文字情報を選択し、当該要約文字情報を前記表示装置へ送信して表示させることを特徴とする非常放送設備。
  5. 請求項1記載の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記非常放送の非常放送文字情報及びその要約文字情報が予め登録され、前記非常放送の音声信号から変換した非常放送文字情報と所定割合以上で一致する登録済みの非常放送文字情報を認識した場合に、当該登録済みの非常放送文字情報を前記表示装置へ送信して表示させると共に、当該登録済みの非常放送文字情報に対応した要約文字情報を選択し、当該要約文字情報を前記放送区域に配置された表示文字数に制限のある表示装置へ送信して表示させることを特徴とする非常放送設備。
  6. 請求項1の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記非常放送装置が前記マイクから入力された係員放送を行った場合に、当該係員放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換すると共に、当該非常放送文字情報を編集して要約文字情報を生成し、当該要約文字情報を前記表示装置へ送信して表示させることを特徴とする非常放送設備。
  7. 請求項1記載の非常放送設備に於いて、
    前記非常放送装置は、火災報知設備から火災感知器の発報による感知器発報信号を受信した場合に予め録音した所定の感知器発報放送を行い、続いて火災の確認を検知した場合に予め録音した所定の火災放送を行い、一方、火災でないことの確認を検知した場合に予め録音した所定の非火災放送を行い、更にマイク入力の切り替えを検知した場合に前記マイクから入力された係員放送を行い、
    前記文字変換手段は、前記感知器発報放送、火災放送、非火災放送、又は係員放送の音声信号から文字を認識して非常放送文字情報に変換し、当該変換した非常放送文字情報を前記表示装置へ送信して表示させることを特徴とする非常放送設備。
  8. 請求項7記載の非常放送設備に於いて、前記文字変換手段は、前記感知器発報放送及び火災放送については、前記放送区域毎に対応した非常放送文字情報が予め登録され、前記非火災放送については、前記放送区域の全てに共通な非常放送文字情報が予め登録されたことを特徴とする非常放送設備。
JP2012200113A 2012-09-12 2012-09-12 非常放送設備 Active JP6080289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200113A JP6080289B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 非常放送設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200113A JP6080289B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 非常放送設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014056368A JP2014056368A (ja) 2014-03-27
JP6080289B2 true JP6080289B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=50613638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012200113A Active JP6080289B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 非常放送設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6080289B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101785640B1 (ko) * 2017-04-05 2017-10-17 (주)파스컴 청각장애인을 위한 텍스트출력이 가능한 전관방송 시스템
KR102279055B1 (ko) * 2020-03-23 2021-07-19 한국방송공사 다국어 재난경보 장치 및 그 방법

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6389064B2 (ja) * 2014-06-06 2018-09-12 ホーチキ株式会社 防災設備
KR101554257B1 (ko) * 2015-01-29 2015-09-18 주식회사 빌트 비상경보 및 마을공지사항 안내용 무선마을방송 시스템
JP6509660B2 (ja) * 2015-07-14 2019-05-08 ホーチキ株式会社 警報システム
JP6857012B2 (ja) * 2016-11-15 2021-04-14 能美防災株式会社 警報プログラムおよびそれを用いた端末
JP7104560B2 (ja) * 2018-05-28 2022-07-21 Toa株式会社 防災システム及び非常用放送装置
JP7246208B2 (ja) * 2019-03-04 2023-03-27 能美防災株式会社 避難誘導システム
JP6765472B2 (ja) * 2019-04-25 2020-10-07 能美防災株式会社 支援システム
JP7294941B2 (ja) 2019-08-09 2023-06-20 Toa株式会社 構内放送システム及びプログラム
JP2020190756A (ja) * 2020-08-24 2020-11-26 ヤマハ株式会社 管理装置およびプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355696A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Mitsubishi Electric Corp Oaルームに対する情報伝達方法
JPH06314385A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Takenaka Komuten Co Ltd 非常用放送設備
JPH08293078A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Matsushita Electric Works Ltd 非常放送システム
JPH09107417A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Hitachi Building Syst Co Ltd 非常時通話装置
JPH11353563A (ja) * 1998-06-05 1999-12-24 Fujitsu General Ltd 情報表示システム
JP3966678B2 (ja) * 2000-06-30 2007-08-29 ティーオーエー株式会社 報知システム及びそのための携帯端末機
JP2004357246A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Matsushita Electric Works Ltd 携帯無線端末および携帯無線システム
US7664233B1 (en) * 2003-06-25 2010-02-16 Everbridge, Inc. Emergency and non-emergency telecommunications notification system
US8319625B2 (en) * 2005-09-01 2012-11-27 Simplexgrinnell Lp Fire alarm textual notification related application
US20170169700A9 (en) * 2005-09-01 2017-06-15 Simplexgrinnell Lp System and method for emergency message preview and transmission
JP4284546B2 (ja) * 2005-09-14 2009-06-24 日本電気株式会社 緊急情報伝達システムおよび緊急情報伝達方法
JP4512549B2 (ja) * 2005-12-06 2010-07-28 財団法人鉄道総合技術研究所 放送内容送信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101785640B1 (ko) * 2017-04-05 2017-10-17 (주)파스컴 청각장애인을 위한 텍스트출력이 가능한 전관방송 시스템
KR102279055B1 (ko) * 2020-03-23 2021-07-19 한국방송공사 다국어 재난경보 장치 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014056368A (ja) 2014-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6080289B2 (ja) 非常放送設備
US9728052B2 (en) Digital signage system and emergency alerting method using same
US20190180735A1 (en) Ambient sound classification based message routing for local security and remote internet query systems
KR102278793B1 (ko) 다중 비상방송용 프로그램 컨트롤러를 구비한 다중 재난경보 방송시스템
JP2018124954A (ja) 防災システム
KR102051738B1 (ko) 쌍방향 음성정보 교환기능으로 전환되는 전관방송시스템
JP2021009529A (ja) 放送用設備
KR101815842B1 (ko) 재난대피 방송 방법 및 시스템
JP4789528B2 (ja) 共同住宅用火災報知システム
JP3323136B2 (ja) 非常通報装置
JPH1196473A (ja) 火災報知システム
JP5279658B2 (ja) 監視装置
CN101577593A (zh) 紧急广播系统
US12050840B2 (en) Fire panel audio interface
KR102200080B1 (ko) 관제통신장비 통합 알람 시스템 및 관제통신장비 통합 알람 방법
JP7117875B2 (ja) 警報システム
KR102609081B1 (ko) 스마트 방송 시스템
JP7410537B2 (ja) 火災等の災害を報知するシステム
JP7104560B2 (ja) 防災システム及び非常用放送装置
KR20160126595A (ko) 주소형 음성안내 수신기 및 비상 경보 방법
KR20130068670A (ko) 재난재해예경보 자동음성 통보 모듈
JP2857967B2 (ja) 火災報知システム
JP2004310629A (ja) 防災監視システム
JP6389064B2 (ja) 防災設備
JP6344710B2 (ja) 火災受信機及びこれを備えた自動火災報知設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6080289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150