JP6344710B2 - 火災受信機及びこれを備えた自動火災報知設備 - Google Patents
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Description
次の特許文献1は、受信機が火災発生時に出力するメッセージ音声に関する従来技術の一例であり、受信機は、火災信号を順次受信する毎に、火災の発生箇所を詳細管理単位から広域管理単位に段階的に変化させて音声警報を出力することが記載されている。
しかしながら大規模な施設等では、管理室とは別に詰所を設け、火災発報時には、その詰所にいる点検係員等が現場に直行して火災確認等を行うようにしている場合もある。この場合、点検係員は、受信機のメッセージ音声から知りたいのは、火災発生場所の情報よりも、発報している個々の表示線の回線名称であるということも考えらえる。つまり複数系統の表示線が同一監視地区に敷設されているとしても、発報している回線名称が分かれば、その表示線の敷設経路沿いに点検作業を行うことが可能になる。
このように、それを聞く者の立場、例えば管理室で火災時の指令を行う管理者と、詰所から火災現場に向かう点検係員とでは、受信機のメッセージ音声からまず知りたいと思う内容が異なる場合がある。
本発明は、そのような事情の下に考案されたものであって、火災受信機が、各立場の者に対して望ましい内容のメッセージ音声を出力できるようにすることを目的とする。
本実施形態に係る火災受信機1は、複数の表示線2を監視しメッセージ音声で火災を報知し、表示線毎に回線名称、設置場所の音声データが登録された音声データ記憶部14を備えている。表示線2のいずれかの発報を検出したときには、発報した表示線2の回線名称、設置場所のいずれか一方もしくは両方を含ませたメッセージ音声を出力する。
以下、詳しく説明する。
なお、スピーカ16,18から発せられるメッセージ音声については詳しく後述する。
ステップ100は、表示線2および発信機22の発報を監視する火災検知処理である。発報がなければこの処理が繰り返される。
ここでは音声設定に基づいて、火災検知音声をまず読み込み、更に、回線音声、場所音声の両方又は一方を更に読み込んで、メッセージ音声として合成とするようにしている。
以上によれば、発報した感知器もしくは発信機の火災検知情報に加えて発報した表示線2、発信機22の設置場所、回線名称が音声出力されるので、火災発報場所の認知が容易になり、初期火災対応作業を迅速に実行できる。また、火災受信機1及び自動火災報知設備Sの点検時には点検作業の効率を向上させることができる。
ここでは、自動火災報知設備Sの監視対象は多数階(B2階〜n階)を有した建物であることを想定して説明する。具体的には、地下2、1階にはそれぞれ1系統の表示線2が敷設され、地上1階以上の階にはそれぞれ2系統の表示線2が敷設されているものとする。
図3(a)に示すように、火災検知音声は、「火事です、火事です」と「感知器が作動しました」が共通して登録されている。
また図3(b)に示すように、場所音声、回線音声は、表示線2の番号毎に、場所音声、回線音声がそれぞれ登録されている。
例えば番号「1」の表示線は、地下2階に敷設されており、回線音声として場所音声として「地下2階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線1の」という音声データが登録されている。番号「2」の表示線は、地下1階に敷設されており、回線音声として場所音声として「地下1階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線2の」という音声データが登録されている。
番号「3」の表示線は、1階に敷設されており、回線音声として場所音声として「1階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線3の」という音声データが登録されている。番号「4」の表示線も、1階に敷設されており、回線音声として場所音声として「1階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線4の」という音声データが登録されている。
また番号「5」の表示線は、2階に敷設されており、回線音声として場所音声として「2階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線5の」という音声データが登録されている。番号「6」の表示線も、2階に敷設されており、回線音声として場所音声として「2階で」という音声データが登録されており、回線音声として「回線6の」という音声データが登録されている。
図3(c)に示すように、これらの火災検知音声、場所音声、回線音声から、メッセージ音声が合成される。
例えば番号「2」の表示線2が発報したとき、設定に応じて、メッセージ音声として、「火事です、火事です。地下1階で回線2の感知器が作動しました」、「火事です、火事です。地下1階で感知器が作動しました」、あるいは「火事です、火事です。回線2の感知器が作動しました」のいずれかが合成される。
なお、例えば番号「3」、「4」の表示線2はいずれも場所音声として「1階で」が登録されているため、そのいずれが発報した場合でも、メッセージ音声として同じもの、すなわち「火事です、火事です。1階で感知器が作動しました」が合成されることもあり得る。
例えば、番号「1」の表示線2は、主音声とされるメッセージ音声には、場所音声と回線音声の両方を選択し、外部音声とされるメッセージ音声には、場所音声を選択している。番号「2」の表示線2についても同様である。
番号「3」の表示線2は、主音声とされるメッセージ音声には、場所音声を選択し、外部音声とされるメッセージ音声には、回線音声を選択している。番号「4」〜「6」の表示線についても同様である。
図5(a)は、そのような音声設定の下で、地下1階に敷設された表示線2が発報した場合の主音声、外部音声の例を示している。すなわち、スピーカ16から主音声として「地下1階で回線2の感知器が作動しました」とのメッセージ音声が出力され、外部スピーカ18から外部音声として「地下1階で感知器が作動しました」とのメッセージ音声が出力されている。
図5(b)は、1階に敷設された表示線3が発報した場合の主音声、外部音声の例を示している。すなわち、スピーカ16から主音声として「1階で感知器が作動しました」とのメッセージ音声が出力され、外部スピーカ18から外部音声として「回線3感知器が作動しました」とのメッセージ音声が出力されている。
S 自動火災報知設備
2 表示線
12 音声出力部
13 操作部
14 音声データ記憶部
16 スピーカ
17 音声端子
18 外部スピーカ
Claims (2)
- 複数の表示線を監視しメッセージ音声で火災を報知する火災受信機において、
主音声を出力させるスピーカと、外部音声を出力させる音声端子とを有する音声出力部と、を有し、
前記表示線毎に、回線名称、設置場所の音声データが登録された音声データ記憶部を備え、
前記表示線のいずれかの発報を検出したときには、
前記主音声、前記外部音声のそれぞれとして、発報した表示線の回線名称、設置場所のいずれか一方もしくは両方を含ませたメッセージ音声を出力し、
前記表示線毎に、前記主音声、前記外部音声のそれぞれとして、回線名称を含ませたメッセージ音声、設置場所を含ませたメッセージ音声のいずれを出力するかの音声設定の登録操作を受け付ける操作部を備え、
前記表示線のいずれかの発報を検出したときには、主音声、外部音声のそれぞれとして、登録された音声設定に基づいて選択したメッセージ音声を出力する火災受信機。 - 請求項1に記載の火災受信機の前記音声端子に、外部スピーカを接続してなる自動火災報知設備。
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JP2013257054A JP6344710B2 (ja) | 2013-12-12 | 2013-12-12 | 火災受信機及びこれを備えた自動火災報知設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013257054A JP6344710B2 (ja) | 2013-12-12 | 2013-12-12 | 火災受信機及びこれを備えた自動火災報知設備 |
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JP6344710B2 true JP6344710B2 (ja) | 2018-06-20 |
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ID=53528624
Family Applications (1)
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JP2013257054A Active JP6344710B2 (ja) | 2013-12-12 | 2013-12-12 | 火災受信機及びこれを備えた自動火災報知設備 |
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- 2013-12-12 JP JP2013257054A patent/JP6344710B2/ja active Active
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