JP2011175554A - 自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法 - Google Patents

自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】定期的に行われる自動火災報知設備の動作試験において、回線の受信機側配線に対し動作試験ごとに試験装置の配線を接続する作業及び接続を解除する作業の手間を省くことにより、動作試験の作業効率を向上させることができる動作試験装置を提供する。
【解決手段】火災報知設備の動作試験装置(T)は、本体(1)と回線電圧検出器(2)で構成されており、装置本体(1)は電源部、演算部、回線電圧監視部、音声合成部及び出力部を備え、出力部は携帯電話機送話出力部と無線機送話出力部を備えており、回線電圧検出器(2)は感知器(300)を含む回線(L1,L2,L3,L4)ごとの各配線(32,33,34,35)の電圧を検出すべく受信機(3)に接続されている各配線に対し接続が自在なコネクタを備え、装置本体(1)と回線電圧検出器(2)は装置本体(1)の回線電圧監視部につながるコネクタ(130〜133)と回線電圧検出器(2)のコネクタとが接続ケーブル(18)で接続できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法に関するものである。更に詳しくは、定期的に行われる自動火災報知設備の動作試験において、回線の受信機側配線に対して、動作試験ごとに試験装置の配線を接続する作業及び接続を解除する作業の手間を省くことにより、動作試験の作業効率を向上させることができるものに関する。
自動火災報知設備は、感知器を使用して火災により発生する熱や煙を検知し、受信機でこれを受信して周囲に報知することにより、避難と初期消火活動を促すものであり、消防法と条例により、一定面積以上の建物や店舗がある雑居ビルあるいは重要文化財などの防火対象物に設置が義務付けられている。そして、機器の点検を6ヶ月に一度実施することも同様に規定されており、感知器が熱や煙を感知し、それにより送信される発報信号が確実に受信機に伝わるかどうかを確認する動作試験は入念に行われ、設置されている感知器全数の動作試験が義務付けられている。
また、自動火災報知設備には、P型(Proprietary-type)とR型(Record-type)がある。P型は、感知器の電気的接点が閉じることにより火災信号を受信するものであり、R型は、感知器にアドレスを設定し、通信により火災信号を受信するものである。
この内、P型の自動火災報知設備は、警戒区域ごとの回線、つまり所要数の感知器が接続された配線が受信機側に接続されており、受信機のパネルには各回線に対応する数だけ区域表示部が並設されている。そして、感知器からの信号を受けて各区域表示部の表示灯が点灯することにより、火災が発生している場所を特定し表示するものである。なお、受信機と感知器間の配線は回線数に応じて増えることになる。
このようなP型の前記動作試験においては、かつては感知器側に位置する動作試験者が発熱器や発煙器を使用して感知器を動作させ、受信機側に位置する監視連絡者が、動作試験者に対し感知器発報や感知回線の復旧を無線機を使用して音声で伝える方法が一般的に行われていた。しかし、この方法では、試験にあたり、少なくとも動作試験者と監視連絡者の二人が必要となるため、作業の更なる省力化が望まれていた。
自動火災報知設備の動作試験で省力化を図るものとしては、特許文献1記載の「自動火災報知設備の無線式自動点検機」がすでに提案されている。この点検機は、自動火災報知器の受信側のデジタル信号発生機にトランシーバーの送信機部を設け、試験側のデジタル信号変換機部にトランシーバーの受信機部を設けて、送信側と受信側の二台のトランシーバーを併用するようにし、感知器の動作で変化する端子番号の電圧変化をデジタル信号発生機が信号に変えて送信側のトランシーバーで送信し、その信号を受信側のトランシーバーが受信して、デジタル信号変換機のディスプレーに動作確認を数字で表示するというものである。
特開平8−30879号
しかしながら、前記従来の「自動火災報知設備の無線式自動点検機」には次のような課題があった。
すなわち、この点検機は、動作試験時に受信側の人員(監視連絡者)が必ずしも必要ではないので、動作試験を一人の作業員で行い、作業を効率化することはできる。しかし、この作業においては、明細書の段落〔0006〕に「先ず自動火災報知器(1)の端子台(2)には感知器(3)群が接続されている。そこで、デジタル信号発生機(4)のケーブル(5)を用いて、感知器(3)の配線(6)のコンモン(C)と端子(L1)にクリップを用いて矢印のように接続する。実際は(L20)まで20本のケーブルをクリップして行う。」と記載されているように、クリップによる結線作業が必要になり、試験後のクリップの取り外し作業を含めると相当な手間がかかる。しかも、この作業は、六ヶ月ごとに行われる動作試験のたびに行う必要があり、長期的に見ても動作試験の作業効率はきわめて悪かった。
(本発明の目的)
本発明は、定期的に行われる自動火災報知設備の動作試験において、回線の受信機側配線に対して、動作試験ごとに試験装置の配線を接続する作業及び接続を解除する作業の手間を省くことにより、動作試験の作業効率を向上させることができる、自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、
装置本体と回線電圧検出器で構成されており、
前記装置本体は、
電源部、演算部、回線電圧監視部、音声合成部及び出力部と、
を備えており、
出力部は、
送信側携帯電話に対し出力する携帯電話機送話出力部と、送信側無線機に対し出力する無線機送話出力部の何れか一方又は双方を備えており、
前記回線電圧検出器は、
感知器を含む回線ごとの各配線の電圧を検出すべく、受信機に接続されている各配線に対し接続が自在な接続器具を備えており、
前記装置本体と回線電圧検出器は、装置本体の前記回線電圧監視部につながる接続部と回線電圧検出器の前記接続器具とが、接続及び接続解除が自在な接続手段で接続することができるよう構成されている、
自動火災報知設備の動作試験装置である。
(2)本発明は、
装置本体の出力部がスピーカー出力部を備えており、スピーカーからの音声で報知することができる、
前記(1)記載の自動火災報知設備の動作試験装置である。
(3)本発明は、
電源部、演算部、回線電圧監視部、音声合成部及び出力部とを備えている装置本体と、感知器を含む回線ごとの各配線の電圧を検出すべく自動火災報知設備の受信機に接続されている各配線に対し接続が自在な接続器具を備えている回線電圧検出器で構成された自動火災報知設備の動作試験装置を使用し、
装置本体の前記回線電圧監視部につながる接続部と、受信機にあらかじめ接続されている回線電圧検出器の前記接続器具とを、接続及び接続解除が自在な接続手段で接続して動作試験を行う、
自動火災報知設備の動作試験方法である。
接続手段としては、例えば回線電圧検出器の接続器具がケーブルで延長されていない構造である場合は、回線電圧検出器の接続器具と対応した接続器具を備えたケーブルでよいし、回線電圧検出器の接続器具がケーブルで延長されている構造である場合は、回線電圧検出器の接続器具と対応した接続器具だけでよいが、これらに限定されるものではない。
(作用)
本発明に係る自動火災報知設備の動作試験装置の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
自動火災報知設備の動作試験装置(T)を使用した自動火災報知設備(P型)の動作試験は次のように行う。
まず、回線電圧検出器(2)を、建物内に設置され自動火災報知設備を構成する受信機(3)に接続されている回線(L1,L2,L3,L4)ごとの各配線(32,33,34,35)に対し接続する。これにより、各回線(32,33,34,35)は受信機(3)側とは別に、一方で回線電圧検出器(2)の接続器具(29)に集約される。なお、回線電圧検出器(2)は、動作試験が終了した後も受信機(3)に接続したままとし、次回以降の動作試験に使用される。
次に、装置本体(1)の電源部(10)に商用電源を接続し、回線電圧監視部(13)につながる接続部(130,131,132,133)と、回線電圧検出器(2)の接続器具(29)をケーブル等の接続手段(18,180)で接続し、無線機送話出力部(17)につながる接続部(170)にトランシーバー等の送信側無線機(171)を接続する。送信側無線機は、装置本体(1)に組み込むこともできる。また、送信側無線機(171)を接続せずに、携帯電話機送話出力部(16)につながる接続部(160)に送信側携帯電話を接続してもよく、送信側の無線機と携帯電話は状況に応じて使い分けられる。
装置本体(1)の必要な設定及び操作が終わったら、動作試験者は検査を行う回線のある区域(建物の区域や部屋等)に移動する。動作試験者は、受信側無線機(172)を携帯している。そして、動作試験者は、発熱器や発煙器等、回線に設けられている感知器(300)のタイプに合った試験器(5)を使用して、所要の感知器(300)に擬似的に火災を感知させる。擬似的に火災を感知した感知器(300)は、電気的接点が閉じる(又は短絡する)ので、当該回線の電圧が低下する。
装置本体(1)の回線電圧監視部(13)は、回線電圧検出器(2)と接続することにより、各回線に並列接続されており、各回線の電圧を検出し、その変化を監視している。
この電圧監視の方法には、(a)回線電圧検出器(2)を、建物内に設置され自動火災報知設備を構成する受信機(3)に接続されている回線(L1,L2,L3,L4)ごとの各配線(32,33,34,35)に対し接続し、感知器の動作による感知線電圧の変化を監視する方法と、(b)回路電圧検出器(2)を、受信機(3)に用意されている副受信機用移報端子(I1,I2,I3,I4・・・)と(I+)に対し接続し、その端子間電圧が、感知器動作時に例えば0Vから24Vに変化し、復旧すると24Vから0Vに変化する電圧の変化を監視する方法とがある。
本発明は、回路電圧監視部(13)によって前記双方の各電圧監視を行うことができるものである。本発明では前者(a)による方法を主に説明するが、後者(b)の方法のみを採用してもよいし、(a)、(b)双方を合わせて採用してもよい。
そして、前記のように感知器(300)が擬似的に火災を感知することで、回線の電圧が所要の値に低下すると、装置本体(1)の回線電圧監視部(13)は火災が発生したと判定し、音声合成部(14)で状況に応じた音声を合成して無線機送話出力部(17)から送出し、送信側無線機(171)から所定の音声信号を送信する。
送信側無線機(171)から送信された音声信号は、受信側無線機(172)で受信され、動作試験者は、その音声によって当該回線の感知器(300)が擬似的な火災を感知して、正常に動作したことを確認することができる。このように、受信機(3)側からの送信は自動的に行われるので、受信機(3)側の人員(監視連絡者)は不要で、動作試験は一人の動作試験者で行うことができる。
また、その後、試験器(5)による擬似火災状態を解除すると、当該感知器(300)は電気的接点が元の状態に戻り、低下していた回線の電圧も元の値に復旧する。回線の電圧の復旧を装置本体(1)の回線電圧監視部(13)が検出し、音声合成部(14)で状況に応じた音声を合成して無線機送話出力部(17)から送出し、送信側無線機(171)から所定の音声信号を送信する。
送信側無線機(171)から送信された音声信号は、受信側無線機(172)で受信され、動作試験者は、その音声によって感知器(300)が正常に元の状態に戻ったことを確認することができる。この確認が済んだ後、同回線の他の感知器(300)の動作試験を前記と同様に行い、全感知器(300)の動作試験が終了したら、他の回線の動作試験に移行し、これを繰り返して全回線の感知器(300)の動作試験を行う。なお、無線機ではなく携帯電話を使用する場合も、前記とほぼ同様にして動作試験を行うことができる。
建物内の全回線の感知器(300)の動作試験が終了したら、装置本体(1)と回線電圧検出器(2)との接続手段(18,180)による接続を取り外し、回線電圧検出器(2)から装置本体(1)を分離する。回線電圧検出器(2)は、前記したように受信機(3)に接続したまま残すようにする。そして、次回、六ヶ月後に行われる自動火災報知設備の動作試験においては、受信機(3)内に残したままの回線電圧検出器(2)の接続器具(29)に、接続手段(18,180)を介し装置本体(1)を接続すれば動作試験を行うことができるので、従来のように動作試験のたびごとにクリップ等を使用して多数の配線を接続し、試験後にはクリップ等を取り外す作業が不要になり、作業の効率化を図ることができる。
装置本体(1)の出力部がスピーカー出力部(15)を備えており、スピーカー(150)からの音声で報知することができるものは、受信機側に人員を配置している場合、状況を音声で直接伝えることができる。なお、受信機(3)の設置場所は、常時人がいる場所と定められており、一般的には建物内の事務所等に設置されるが、監視連絡者の存在とスピーカー(150)からの音声が事務作業の妨げになる場合も多いので、このような場合はスピーカー(150)の音量を落として、無音にて作業を進めるようにする。また、建物の規模が大きかったり、高層であったり、地階がある場合等は、無線が到達しにくい場所が発生しやすい。このような建物の場合、非常時放送用の放送設備が設置されていることが多いので、無線到達が不能な箇所は、スピーカー(150)から発せられる音声を放送機器のマイクを通じ放送する方法をとれば、動作試験者に伝えることができる。
本発明は、定期的に行われる自動火災報知設備の動作試験において、回線の受信機側配線に対して、動作試験ごとに試験装置の配線を接続する作業及び接続を解除する作業の手間を省くことにより、動作試験の作業効率を向上させることができる自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法を提供することができる。
本発明に係る自動火災報知設備の動作試験装置の一実施形態を示すブロック図。 回線電圧監視部による回線ごとの各配線の電圧監視の流れを示すフロー図。 自動火災報知設備の動作試験装置を構成する回線電圧検出器の接続構造を示す説明図。 自動火災報知設備の動作試験装置を構成する本体の操作盤の説明図。 自動火災報知設備の動作試験装置を使用して自動火災報知設備の動作試験を行っている状態を示す説明図。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき、さらに詳細に説明する。
実施の形態
図1乃至図4を参照する。
自動火災報知設備の動作試験装置Tは、装置本体1と回線電圧検出器2により構成されている。回線電圧検出器2は、自動火災報知設備を構成する受信機3に取り付けて使用されるものである。
図1、図4を参照して装置本体1を説明する。
装置本体1は、100Vの商用電源7に接続される電源部10、CPU(Central Processing Unit)からなる演算部11及び音声合成部14を備えている。演算部11は、回線電圧監視部13を制御する。回線電圧監視部13には、定電圧ダイオードとフォトカプラを使用し、微弱電流(例えば2mA以下)で動作するようにしている。
なお、受信機3は、火災を感知するため回線の電流検出を常時行っており、電流消費量がある一定値より多い回線を採用した場合、受信機3がその回線を火災状態若しくは故障状態と判断してしまうことがある。受信機3は、多くの製造者により長年にわたり多くの機種が製造されているが、実験の結果、回線の電流が2mA以下であれば、ほぼ全ての受信機に前記のような影響を与えないことが判明した。本実施の形態では、回線の電流が2mA以下に設定されることを想定し、それに対応するため2mA以下(例えば1.8mA)の微弱電流でも検出できる回線電圧監視部13を採用した。
無線機PTT(Push To Talk)スイッチ出力部12は、後述する送信側無線機171の送話スイッチの操作により動作する。また、音声合成部14は、スピーカー出力部15、携帯電話機送話出力部16及び無線機送話出力部17の各出力部に音声データを送る。回線電圧監視部13は、両端にコネクタ180(図5参照)を備えており取り外しができる接続ケーブル18により、回線電圧検出器2と接続できるようになっている。
音声合成部14は、受信機3に接続されている回線の電圧変化を前記回線電圧検出器2により検知すると、あらかじめ記憶されている音声データを状況に応じて合成する。
図2を参照し、この流れの概略を説明する。
回線電圧監視部13は、まず回線の数を検出し、各回線L1〜Lnの電圧を順番に繰り返しチェックする。そして、各回線L1〜Lnにおいて、例えば、電圧が24Vから15V未満に変化した回線があると、音声データ「発報です」と当該回線番号の音声データ「Ln」を合成し、音声データ「Ln発報です」を各出力部へ送る。また、電圧が15V未満から15Vを超えて24Vに変化し、その状態が2秒以上継続すると、音声データ「復旧です」と当該回線番号の音声データ「Ln」を合成し、音声データ「Ln復旧です」を各出力部へ送る。なお、音声を合成したときには、アナウンス時間が演算部11で計算され、無線機PTTスイッチ出力部12が制御される。
なお、本実施の形態における作動電圧である前記15Vの値は、一般的な自動火災報知設備における電圧変化の値をもとに設定したもので、この値に限定するものではなく、適宜調節することができる。
無線機送話出力部17に送信側無線機171(図5参照)を接続して使用する場合、送信側無線機171は、無線機PTTスイッチ出力部12からの無線機PTT(送話スイッチ)信号と、音声合成された音声信号を受信して、電波に変換し送出する。動作試験者6は、送信側無線機171と同一周波数の受信側無線機172を使用し、受信した音声によって受信機3の状態を知ることができる。
次に、図4を参照して装置本体1の操作盤19に設けられている各操作部及び表示部について説明する。
符号100は電源部10につながるコンセント形状の電源入力部、191は電源スイッチ、192は電源表示灯、193はリセットスイッチ、194は回線確認表示部、195は試験スイッチ、196は送信表示灯である。電源入力部100には、電源コード197が接続される。
回線群A用コネクタ130、回線群B用コネクタ131、回線群C用コネクタ132及び回線群D用コネクタ133は、前記回線電圧監視部13につながる接続口である。なお、回線群A用コネクタ130は回線L1〜L10用、回線群B用コネクタ131は回線L11〜L20用、回線群C用コネクタ132は回線L21〜L30用及び回線群D用コネクタ133は回線L31〜L40用である。
また、携帯電話出力コネクタ160は、前記携帯電話機送話出力部16につながる接続口であり、無線機出力コネクタ170は、前記無線機送話出力部17につながる接続口である。
符号150は、前記スピーカー出力部15から送出された音声信号を音声に変換するスピーカーであり、151はスピーカー150の音量を調節するためのモニタースイッチである。
図3を参照して回線電圧検出器2を説明する。
回線電圧検出器2は、ケース20を備えており、ケース20の一端には、接続器具であるコネクタ29を備えている。回線電圧検出器2は、共通線分岐リード線21、回線L1分岐リード線22、回線L2分岐リード線23、回線L3分岐リード線24、回線L4分岐リード線25〜回線L10分岐リード線26を備えている。なお、図3においては、便宜上、回線L5分岐リード線〜回線L9分岐リード線及び受信機3に接続されている回線L5〜回線L9の図示を省略している。
回線L1分岐リード線22〜回線L10分岐リード線26(回線L5分岐リード線〜回線L9分岐リード線を含む)の一端は、それぞれコネクタ29の端子に接続されており、他端はそれぞれに対応する回線L1の配線32〜回線L10の配線36(回線L5〜回線L9を含む)に接続できるようになっている。なお、回線L1分岐リード線22〜回線L10分岐リード線26を回線L1の配線32〜回線L10の配線36に対し接続を行う方法や構造は、例えばクリップによる接続等、各種公知手段を採用することができ、特に限定されるものではない。
回線電圧検出器2に設けられる回線L分岐リード線の数は前記数に限定されるものではなく、適宜設定することができる。また、回線電圧検出器2は、自動火災報知設備を構成する受信機3の共通線31と、回線L1の配線32〜回線L10の配線36の線間の電圧を検出する目的で受信機3の配線部に設置されるものである(図3参照)。回線電圧検出器2の取り付けについては後述する。
(作用)
図1乃至図5を参照し、自動火災報知設備の動作試験装置Tの作用及び使用方法を説明する。
ここで、まず、回線電圧検出器2を取り付ける受信機3の構造の概略を説明する。本実施の形態では、図5に示すように、回線がL1〜L4までの合計4回線である建物に設置されている自動火災報知設備の場合を例にとり説明する。
回線電圧検出器2は、前記したように一台で10回線まで対応できるようになっているので、本実施の形態では一台取り付ければよいが、建物や施設が大規模で、回線数が例えば35回線になる場合は、回線電圧検出器2が合計四台になるよう増設される。
受信機3は、建物の事務所等、常時人がいる場所に設置されている。受信機3のパネル30(図5参照)には、回線(警戒区域)の数だけ区域表示部37が上下方向に並設されている。各区域表示部37には、各回線に対応する区域が分かるように名称や記号(北一階東、体育館西、渡り廊下等)が表示されている。
図5に示すように、パネル30の隣には端子盤38が設けられている。端子盤38には、多数の端子39が上下方向に並設されている。各端子39は、各区域表示部37につながっている。また、各端子39には、共通線31、回線L1の配線32、回線Lの配線33、回線Lの配線34及び回線L4の配線35が接続されている。
これにより、火災時に各回線の何れかの感知器300が短絡することにより、その回線に対応した区域表示部37の表示灯が点灯することにより、火災が発生している警戒区域を特定することができるようになっている。
本実施の形態の自動火災報知設備の動作試験装置Tを使用した自動火災報知設備(P型)の動作試験は次のように行う。
(1)図3に示すように、回線電圧検出器2の共通線分岐リード線21、回線L1分岐リード線22〜回線L4分岐リード線25を、受信機3に接続されている共通線31及び回線L1の配線32〜回線L4の配線35に対し接続する。これにより、各回線L1〜L4の各配線31〜35(符号31は共通線)は、受信機3側とは別に、一方で回線電圧検出器2のコネクタ29に集約される。なお、回線電圧検出器2は、動作試験が終了した後も受信機3に接続したままとし、次回以降の動作試験に使用される。
(2)装置本体1の電源コード197を商用電源7に接続し、回線電圧監視部13につながる回線群A用コネクタ130と、回線電圧検出器2のコネクタ29を、両端の各コネクタ180を差し込んで接続ケーブル18で接続する。また、無線機送話出力部17につながる無線機出力コネクタ170に送信側無線機171を接続する。
(3)電源スイッチ191を入れて装置本体1の必要な操作を行う。具体的には、リセットスイッチ193を押すと、装置本体1は回線電圧監視部13で接続されている回線L4の電圧検出を行い、電圧が印加されている回線数をカウントし回線確認表示部194に数値にて表示する。動作試験者6は、試験スイッチ195を押し、スピーカー150と受信側無線機172から音声が発せられるのを確認したら、受信側無線機172を携帯して、検査を行う回線L4のある警戒区域に移動する。なお、本実施の形態では、便宜上、図5に示すように回線L4を例にとり説明するが、どの回線から動作試験を始めるかは任意である。
(4)動作試験者6は、感熱式の感知器300に対応する発熱型の試験器5を使用して、回線L4に設けられている所要の感知器300に擬似的に火災を感知させる。具体的には、感知器300が所定の温度に達すると、感知器300の電気的接点が閉じて、回線L4の共通線31と回線L4の配線35間の電圧が、例えば24Vから低下する。この電圧が、例えば15V未満に低下すると、装置本体1の回線電圧監視部13は火災が発生したと判定する。
(5)そして、音声合成部14で状況に応じた音声を合成して無線機送話出力部17から送出し、送信側無線機171から所定の音声信号を送信する。例えば、記憶部(図示省略)にあらかじめ記憶されている音声データ「発報です」と当該回線L4の番号を表す音声データ「L4」を合成し、音声データ「L4発報です」を無線機送話出力部17へ送る。送信側無線機171から送信された音声信号は、受信側無線機172で受信され、音声として発せられる。なお、本実施の形態では、前記音声信号の送出が2秒以内の同一信号である場合は、信号を無視し音声送出をしない。さらに、同一回線が10秒以上継続して発報中である場合、音声信号「L発報中です」と送出する。
(6)動作試験者6は、受信側無線機172から発せられた音声によって、回線L4の感知器300が擬似的な火災を感知して、正常に動作したことを確認することができる。このように、受信機3側からの送信は自動的に行われるので、従来のような受信機3側の人員(監視連絡者)は不要で、動作試験は一人の動作試験者6で行うことができる。なお、建物の規模が大きかったり、高層であったり、地階がある場合等は、無線が到達しにくい場所が発生しやすい。このような建物の場合、非常時放送用の放送設備が設置されていることが多いので、無線到達が不能な箇所は、スピーカー150から発せられる音声を放送機器のマイクを通じ放送する方法をとれば、動作試験者6に伝えることができる。
(7)その後、動作試験者6が試験器5による擬似火災状態を解除すると、当該感知器300は電気的接点が元の状態に戻り、低下していた回線L4の電圧も15V未満から元の24Vに復旧する。そして、回線L4の電圧の復旧を装置本体1の回線電圧監視部13が検出すると、音声合成部14で、記憶部にあらかじめ記憶されている音声データ「復旧です」と音声データ「L4」を合成し、音声データ「L4復旧です」を無線機送話出力部17へ送り、送信側無線機171から送信された音声信号は、受信側無線機172で受信され、音声として発せられる。また、例えば20秒間全復旧状態が続いた場合、音声信号「全復旧です」と送出する。動作試験者6は、その音声によって感知器300が正常に元の状態に戻ったことを確認することができる。
なお、本実施例では前記のようにして電圧の監視を行うが、回線電圧検出器2を受信機3に用意されている副受信機用移報端子I1,I2,I3,I4・・・とI+(何れも図示省略)に対し接続し、その端子間の電圧が、感知器の動作時に例えば0Vから24Vに変化し、復旧すると24Vから0Vに変化する電圧の変化を監視するようにしてもよい。
(8)前記各確認が済んだ後、同回線L4の他の感知器300の動作試験を前記と同様に行い、全感知器300の動作試験が終了したら、他の回線、例えば回線Lの動作試験に移行して当該回線Lが備えている全感知器300の動作試験を前記回線L4と同様に行い、これを繰り返して全回線L1、L2、L3、L4の各感知器300の動作試験を行う。
なお、無線機ではなく携帯電話を使用する場合も、前記とほぼ同様にして動作試験を行うことができる。この場合、特定の携帯電話機間で通話時間の制限なく通話できる料金体系を利用して、装置本体1側の携帯電話を常に送話状態とし、動作試験者6側の携帯電話を常に受話状態にする方法で行うのが好ましい。
(9)建物内の全回線L1、L2、L3、L4の感知器300の動作試験が終了したら、装置本体1と回線電圧検出器2との接続ケーブル18による接続を取り外し、回線電圧検出器2から装置本体1を分離する。回線電圧検出器は、受信機3に接続したまま残すようにする。そして、次回、六ヶ月後に行われる自動火災報知設備の動作試験においては、受信機3内に残したままの回線電圧検出器2のコネクタ29に、接続ケーブル18を介し装置本体1を接続すれば動作試験を行うことができる。これにより、従来のように動作試験のたびごとにクリップ等を使用して多数の配線を接続し、試験後にはクリップ等を取り外す作業が不要になり、作業の効率化を図ることができる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
T 自動火災報知設備の動作試験装置
1 装置本体
10 電源部
100 電源入力部
11 演算部
12 無線PTTスイッチ出力部
13 回線電圧監視部
130 回線群A用コネクタ
131 回線群B用コネクタ
132 回線群C用コネクタ
133 回線群D用コネクタ
14 音声合成部
15 スピーカー出力部
150 スピーカー
16 携帯電話機送話出力部
160 携帯電話出力コネクタ
17 無線機送話出力部
170 無線機出力コネクタ
171 送信側無線機
172 受信側無線機
18 接続ケーブル
180 コネクタ
19 操作盤
191 電源スイッチ
192 電源表示灯
193 リセットスイッチ
194 回線確認表示部
195 試験スイッチ
196 送信表示灯
197 電源コード
2 回線電圧検出器
20 ケース
21 共通線分岐リード線
22 回線L1分岐リード線
23 回線L2分岐リード線
24 回線L3分岐リード線
25 回線L4分岐リード線
26 回線L10分岐リード線
29 コネクタ
3 受信機
30 パネル
31 共通線
32 回線L1の配線
33 回線L2の配線
34 回線L3の配線
35 回線L4の配線
36 回線L10の配線
37 区域表示部
38 端子盤
39 端子
300 感知器
5 試験器
6 動作試験者
7 商用電源

Claims (3)

  1. 装置本体(1)と回線電圧検出器(2)で構成されており、
    前記装置本体(1)は、
    電源部(10)、演算部(11)、回線電圧監視部(13)、音声合成部(14)及び出力部と、
    を備えており、
    出力部は、
    送信側携帯電話に対し出力する携帯電話機送話出力部(16)と、送信側無線機(171)に対し出力する無線機送話出力部(17)の何れか一方又は双方を備えており、
    前記回線電圧検出器(2)は、
    感知器(300)を含む回線(L1,L2,L3,L4)ごとの各配線(32,33,34,35)の電圧又は副受信機用移報端子の電圧を検出すべく、受信機(3)に接続されている各配線(32,33,34,35)又は副受信機用移報端子に対し接続が自在な接続器具(29)を備えており、
    前記装置本体(1)と回線電圧検出器(2)は、装置本体(1)の前記回線電圧監視部(13)につながる接続部(130,131,132,133)と回線電圧検出器(2)の前記接続器具(29)とが、接続及び接続解除が自在な接続手段(18,180)で接続することができるよう構成されている、
    自動火災報知設備の動作試験装置。
  2. 装置本体(1)の出力部がスピーカー出力部(15)を備えており、スピーカー(150)からの音声で報知することができる、
    請求項1記載の自動火災報知設備の動作試験装置。
  3. 電源部(10)、演算部(11)、回線電圧監視部(13)、音声合成部(14)及び出力部(15,16,17)とを備えている装置本体(1)と、感知器(300)を含む回線(L1,L2,L3,L4)ごとの各配線(32,33,34,35)の電圧を検出すべく自動火災報知設備の受信機(3)に接続されている各配線(32,33,34,35)に対し接続が自在な接続器具(29)を備えている回線電圧検出器(2)で構成された自動火災報知設備の動作試験装置を使用し、
    装置本体(1)の前記回線電圧監視部(13)につながる接続部(130,131,132,133)と、受信機(3)にあらかじめ接続されている回線電圧検出器(2)の前記接続器具(29)とを、接続及び接続解除が自在な接続手段(18,180)で接続して動作試験を行う、
    自動火災報知設備の動作試験方法。
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