JP6074941B2 - 車両用スプラッシュガード - Google Patents

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Description

本発明は、車両側面を構成するサイドボディアウタパネルのうちフロントホイールハウスとリヤホイールハウスとの間にわたるサイドシルを覆う車両用スプラッシュガードに関するものである。
車両側面のフロントホイールハウスとリヤホイールハウスとの間には、敷居部分であるサイドシルが延びている。このサイドシルを雨水や小石の撥ね等から保護し装飾の役目も果たす車両用スプラッシュガードが知られている。
リヤホイールハウスの縁は、車内側へ折り返されることでフランジを形成する。また車両側面を構成するサイドボディアウタパネルも、その縁がリヤホイールハウス内へ折り返されることでフランジを形成する。スプラッシュガードは、その後端からリヤホイールハウス内へ突出する後部壁を有し、この後部壁が上記の各フランジの後方を覆う。これによって、リヤホイールハウス内に形成されている板金部品であるこれらのフランジも、スプラッシュガードによって、雨水や小石の撥ね等から保護される。
スプラッシュガードの後部壁は、例えば特許文献1および特許文献2に記載のように、クリップ等の固定手段によって、各フランジに固定される。これは、振動や熱伸縮等を原因としてスプラッシュガードの後部壁が各フランジに不規則に接触し、異音や破損が生じるのを防止するためである。
特開2003−54455号公報 特開2005−75056号公報
スプラッシュガードの固定先である板金製の各フランジの端部には、シーラを塗布することがある。これは、フランジ間に雨水などが浸水するのを防ぎ、板金製の各フランジに錆が生じないようにするためである。
しかし、クリップ固定部位とシーラ塗布部分とが干渉するため、クリップ固定のためのスペースを確保できない。そこで各フランジを延長してシーラ塗布部を車内側に移動させ、クリップ固定部用のスペースを確保することが考えられるが、かかる対策をとると、延長された板金製のフランジは重量が増大するし、歩留まりも悪化するおそれがある。
一方、後部壁を板金部品にクリップ留めしなければ、他の手段によって後部壁と板金部品との間隙を保持しなければならなくなる。ところが、例えば間隙にスポンジ等を配置して間隙を保持しようとすれば、部品点数の増加によってコストが増大してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、車両のリヤホイールハウスの縁に位置する板金部品へのシーラ塗布に支障を来たさず、重量やコストの増大も生じずに板金部品とスプラッシュガードの後部壁との間隙を保持可能な車両用スプラッシュガードを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両側面を構成するサイドボディアウタパネルのうちフロントホイールハウスとリヤホイールハウスとの間にわたるサイドシルを覆う車両用スプラッシュガードにおいて、当該車両用スプラッシュガードは、サイドシルに沿った長尺な長尺部と、長尺部の後端からリヤホイールハウス内へ突出する後部壁とを備え、後部壁は、リヤホイールハウスの縁が車内側へ折り返されることで形成された第1フランジ、および、第1フランジの後側に重なるようにサイドボディアウタパネルの縁がリヤホイールハウス内へ折り返されることで形成された第2フランジを、間隔をおいて後側から覆っていて、当該車両用スプラッシュガードはさらに、長尺部の後端近傍からサイドボディアウタパネルに向かって突出するよう形成された台座であって、サイドボディアウタパネルに挿通されるクリップが固定される台座と、台座および後部壁を互いに連結する連結部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、スプラッシュガードと一体成形されている連結部によってスプラッシュガードの後端部の剛性が向上し、形状が安定する。とりわけ、連結部によって台座に連結された後部壁は、第1フランジおよび第2フランジから離れたり、接触のおそれが生じるほど接近したりすることなく、一定の間隔を保持してこれらフランジを覆うことが可能となる。したがって、従来必要とされていた、後部壁を第1フランジおよび第2フランジに固定するクリップ等の部品が不要になる。すなわち、かかる固定をしなくても、これらフランジと後部壁との間隔が保たれるので、後部壁は、異音や破損を生じることなく、これらフランジを保護可能である。
特に、重なっている第1フランジ・第2フランジの端部に錆対策用のシーラが塗布される場合、スプラッシュガードの後部壁の固定が不要という上記の効果は、より大きくなる。仮に両フランジに後部壁をクリップ等で固定する必要があれば、クリップ固定部とシーラ塗布部分とが干渉するのを避けるため、両フランジを延長するという対策をとる必要がある。しかし本発明によれば、かかる対策を必要としないため、両フランジの延長による重量増大を防止可能である。また、両フランジの延長によってサイドボディアウタパネルやリヤホイールハウスを構成するパネルの歩留まりが悪化することも、防止可能である。
また本発明によれば、両フランジと後部壁との間隙に接触防止用のスポンジ等を配置する必要もない。この点においても、部品点数を削減可能である。
上記連結部は、車両前後方向から見たとき直線状の断面を有する複数の連なった平面を含んでよい。例えば、上記複数の連なった平面は、サイドボディアウタパネルに対面する第1面と、第1面の端部から長尺部に向かう第2面とを含んでよい。単一の平面で台座と後部壁とを連結するのに比較すると、連結部の剛性が向上するので、スプラッシュガード後端部の剛性もより向上するからである。
上記連結部は、車両前後方向から見たときサイドボディアウタパネルに対して凸の曲線状の断面を有する曲面を含んでよい。
上記連結部は、サイドボディアウタパネルから一定間隔の間隙を空けていて、当該車両用スプラッシュガードはさらに、間隙に挿入されて連結部とサイドボディアウタパネルとを貼り付ける両面粘着テープを備えるとよい。
上記の構成によれば、台座のクリップよりも後端部に近い位置でスプラッシュガードの長尺部がサイドボディアウタパネルに固定されるため、後部壁をはじめとするスプラッシュガードの後端部がより安定して位置決めされるからである。
上記連結部は、後部壁の少なくとも上下方向中央の領域に連結されていてもよい。かかる構成によれば、後部壁の上下方向中央の領域の形状が、より安定するからである。
本発明によれば、車両のリヤホイールハウスの縁に位置する板金部品へのシーラ塗布に支障を来たさず、重量やコストの増大も生じずに板金部品とスプラッシュガードの後部壁との間隙を保持可能な車両用スプラッシュガードを提供可能である。
本発明による車両用スプラッシュガードの実施形態が適用される車両の側面を構成するサイドボディアウタパネルの斜視図である。 図1の部分拡大図である。 図2の部分透視図である。 図3を矢印Xの方向から見た矢視図である。 図3のA−A断面図である。 図3のサイドボディアウタパネルを、車幅方向の車内側から車外側へ向かって見た図である。 図6のスプラッシュガード単体を車内側から見た斜視図である。 図7のB−B断面図である。 図7のC−C断面図および図7の連結部の第1の変形例を示す図である。 図7の連結部の第2の変形例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(スプラッシュガード)
図1は、本発明による車両用スプラッシュガードの実施形態が適用される車両の側面を構成するサイドボディアウタパネルの斜視図である。スプラッシュガード100は、サイドボディアウタパネル101のうち、フロントホイールハウス102とリヤホイールハウス104との間にわたるサイドシル106(図3)を覆っている。これによってスプラッシュガード100は、雨水の撥ねや小石等からサイドシル106を保護し、装飾の役割も果たしている。
図2は図1の部分拡大図である。図3は図2の部分透視図であり、スプラッシュガード100を透視している。図2および図3に示すように、スプラッシュガード100は、サイドシル106に沿った長尺な長尺部108と、長尺部108の後端からリヤホイールハウス104内へ突出する後部壁110とを備えている。
図4は図3を矢印Xの方向から見た矢視図、すなわちリヤホイールハウス104内部から見た図である。リヤホイールハウス104は、車幅方向の車内側・車外側に配置され互いに重ねあわされた、リヤホイールハウスインナパネル(図示省略)と、リヤホイールハウスアウタパネル112とで形成されている。
リヤホイールハウスアウタパネル112の縁は車内側へ折り返されていて、この折り返された部分は第1フランジ114を形成している。サイドボディアウタパネル101の縁はリヤホイールハウス104内へ折り返されていて、この折り返された部分は第2フランジ116を形成している。図4では、図示の明確化のため、第1フランジ114、第2フランジ116をそれぞれ斜線部で示している。
図5は図3のA−A断面図である。本願の図面では車両前方を符号FRで示し、車両後方を符号RRで示す。同図に示すように、第1フランジ114の後側に第2フランジ116が重なっていて、これらはスポット溶接されている。第1フランジ114・第2フランジ116の端部には、両フランジの端部間のわずかな間隙も密閉する、樹脂製のマスチックシーラ118が塗布されている。マスチックシーラ118によって、両フランジ114・116間への水の浸入と、浸水によって発生する錆とが防止される。
図5に示すように、スプラッシュガード100の後部壁110は、上述のように重ねられた第1フランジ114および第2フランジ116をさらに後方から覆っている。第1フランジ114・第2フランジ116と後部壁110との間には、振動・熱伸縮等で接触が生じない程度に間隔Dが空けられている。間隔Dを空けるのは、接触による異音の発生や破損を避けるためである。
図6は、図3のサイドボディアウタパネル101を、車幅方向の車内側から車外側へ向かって見た図である。図6では、サイドボディアウタパネル101の車内側に重なるリヤホイールハウスアウタパネル112は図示省略している。また図6は透視図でもあり、サイドボディアウタパネル101の車外側に隠れているスプラッシュガード100を透視して示している。図7は図6のスプラッシュガード100単体を車内側から見た斜視図であり、図8は図7のB−B断面図である。
(台座)
図6ないし図8に示すように、スプラッシュガード100は台座120を備えている。台座120は、長尺部108の後端近傍からサイドボディアウタパネル101に向かって突出するよう形成されている。台座120は、スプラッシュガード100とサイドボディアウタパネル101とを固定するクリップ128が取り付けられる部材である。
図7に示すように、台座120は、上下方向の間隔をおいて長尺部108の内側から立ち上がる上面122および下面124と、これらを縦方向に接続する縦面126と、上面122、下面124および縦面126の後側の縁を結ぶ後端面127とを有する。縦面126の前の縁は、クリップ128の軸を矢印Yで示す方向に収容する長孔130が切り欠かれている。図8に示すように、長孔130に収容されたクリップ128は、サイドボディアウタパネル101に挿通され、スプラッシュガード100をサイドボディアウタパネル101に固定する。
なお、図示省略するが、スプラッシュガード100には、その長尺部108全域にわたって、台座120と同様の台座が複数、所定の間隔で設けられている。これらの台座はすべて、台座120と同様に、クリップによるスプラッシュガード100の固定を行っている。台座120はこれら複数の台座のうち最後尾のものである。最後尾の台座120では、上面122の前側の縁に長孔130が切り欠かれているが、他の台座(図示省略)では、上面の前後いずれの縁に同様の長孔が切り欠かれていてもよい。
(連結部)
図9(a)は図7のC−C断面図である。本実施形態にかかるスプラッシュガード100の特徴は、図5ないし図7および図9(a)に示すように、台座120の後端面127および後部壁110を互いに連結する連結部132を備えることである。図9(a)に示すように、連結部132は、サイドボディアウタパネル101に対面する第1面134と、第1面134の端部から長尺部108に向かう第2面136とを含んでいる。図9(a)では第2面136は長尺部108に到達していないが、長尺部108に接続されていてもよい。本実施形態では、連結部132は、第1面134および第2面136の2つの平面で構成されているが、かかる形状に限られない。図9(a)のように車両前後方向から見たときに、直線状の断面を有する複数の連なった平面をいくつ含んでいてもよい。
本実施形態の構成によれば、スプラッシュガード100と一体成形されている連結部132によってスプラッシュガード100の後端部の剛性が向上し、形状が安定する。とりわけ、連結部132によって台座120に連結された後部壁110は、図5に示すように、第1フランジ114および第2フランジ116から離れたり、接触のおそれが生じるほど接近したりすることなく、一定の間隔Dを保持してこれらフランジ114、116を覆うことが可能となっている。したがって、従来必要とされていた、後部壁110を第1フランジ114および第2フランジ116に固定するクリップ等の部品は不要である。すなわち、かかる固定をしなくても、これらフランジ114、116と後部壁110との間隔Dが保たれるので、後部壁110は、異音や破損を生じることなく、これらフランジ114、116を保護可能である。
特に、図5に示すように、重なっている第1フランジ114・第2フランジ116の端部に錆対策用のマスチックシーラ118が塗布されている本実施形態の場合、スプラッシュガード100の後部壁110の固定が不要という上記の効果は、より顕著になる。仮に、図5の両フランジ114、116に後部壁110をクリップ等で固定する必要がある場合、矢印Zで示す位置にて、後部壁110と、両フランジ114、116とをクリップで貫通しなければならない。かかるクリップとマスチックシーラ118が塗布された部分とは干渉してしまうため、両フランジ114、116を図5の車内側に延長して、延長した端部にマスチックシーラ118を塗布するという対策が必要になる。
しかし本実施形態によれば、後部壁110を第1フランジ114・第2フランジ116に固定する必要がないため、上記のような対策を必要としない。そのため、両フランジ114、116の延長による重量増大が生じない。また、両フランジ114、116の延長によってサイドボディアウタパネル101やリヤホイールハウス104を構成するリヤホイールハウスアウタパネル112の歩留まりが悪化することもない。
また本実施形態によれば、両フランジ114、116と後部壁110との間隙Dに接触防止用のスポンジ等を配置する必要もない。この点においても、部品点数の削減を達成している。
本実施形態では、図9(a)に示した第1面134、第2面136のように、連結部132を直線状の断面を有する複数の連なった平面で構成している。これは、単一の平面からなる連結部(図示省略)で台座120と後部壁110とを連結するのと比較すると、連結部132の剛性が高く、スプラッシュガード100の後端部の剛性もより向上するからである。
(連結部の第1の変形例)
図9(b)は図7の連結部の第1の変形例を示す図であり、図9(a)に対応する図である。図9(b)に示すように、この連結部138は曲面で構成されていて、この曲面は、車両前後方向から見たときサイドボディアウタパネル101に対して凸の曲線状の断面を有する。かかる曲面で構成された連結部138を用いた場合も、単一の平面からなる連結部(図示省略)で台座120と後部壁110とを連結するのと比較すると、連結部138の剛性が高く、スプラッシュガード100の後端部の剛性もより向上する。
(両面粘着テープ)
図5に示すように、連結部132は、その第1面134がサイドボディアウタパネル101から一定間隔の間隙を空けている。この間隙には連結部132とサイドボディアウタパネル101とを貼り付ける両面粘着テープ140が挿入されている。
上記の構成によれば、両面粘着テープ140によって、スプラッシュガード100の長尺部108は、台座120のクリップ128よりも後端部に近い位置でサイドボディアウタパネル101に固定される。そのため、後部壁110をはじめとするスプラッシュガード100の後端部がより安定して位置決めされる。
図5に示すように、連結部132と台座120との間には段差142が設けられている。この段差142によって、連結部132の第1面134は、台座120の縦面126よりもサイドボディアウタパネル101に向かって近接している。ただしこの段差142は、上述のように、連結部132とサイドボディアウタパネル101との間に両面粘着テープ140が挿入される程度の間隙を空けるよう、高さが調整されている。
(連結部の第2の変形例)
図10は図7の連結部の第2の変形例を示す図である。図10の連結部144は、後部壁110のうち斜線部で示す上下方向中央の領域146に連結されている。すなわち本変形例は、図7に示す略矩形の第1面134を拡張して、図10に示す略台形の第1面148に変更したものである。かかる変形例によれば、より広範囲に後部壁110に連結することでスプラッシュガードの剛性を高め、後部壁110上下方向中央の領域146の形状をより安定させることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両側面を構成するサイドボディアウタパネルのうちフロントホイールハウスとリヤホイールハウスとの間にわたるサイドシルを覆う車両用スプラッシュガードに利用することができる。
100 …スプラッシュガード
101 …サイドボディアウタパネル
102 …フロントホイールハウス
104 …リヤホイールハウス
106 …サイドシル
108 …長尺部
110 …後部壁
112 …リヤホイールハウスアウタパネル
114 …第1フランジ
116 …第2フランジ
118 …マスチックシーラ
120 …台座
122 …上面
124 …下面
126 …縦面
127 …後端面
128 …クリップ
130 …長孔
132、138、144 …連結部
134 …第1面
136 …第2面
140 …両面粘着テープ
142 …段差

Claims (5)

  1. 車両側面を構成するサイドボディアウタパネルのうちフロントホイールハウスとリヤホイールハウスとの間にわたるサイドシルを覆う車両用スプラッシュガードにおいて、当該車両用スプラッシュガードは、
    前記サイドシルに沿った長尺な長尺部と、
    前記長尺部の後端から前記リヤホイールハウス内へ突出する後部壁とを備え、
    前記後部壁は、前記リヤホイールハウスの縁が車内側へ折り返されることで形成された第1フランジ、および、第1フランジの後側に重なるように前記サイドボディアウタパネルの縁が前記リヤホイールハウス内へ折り返されることで形成された第2フランジを、間隔をおいて後側から覆っていて、
    当該車両用スプラッシュガードはさらに、
    前記長尺部の後端近傍から前記サイドボディアウタパネルに向かって突出するよう形成された台座であって、該サイドボディアウタパネルに挿通されるクリップが固定される台座と、
    前記台座および後部壁を互いに連結する連結部とを備え
    前記連結部は、前記サイドボディアウタパネルから一定間隔の間隙を空けていて、
    当該車両用スプラッシュガードはさらに、前記間隙に挿入されて前記連結部とサイドボディアウタパネルとを貼り付ける両面粘着テープを備えることを特徴とする車両用スプラッシュガード。
  2. 前記連結部は、車両前後方向から見たとき直線状の断面を有する複数の連なった平面を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用スプラッシュガード。
  3. 前記複数の連なった平面は、前記サイドボディアウタパネルに対面する第1面と、第1面の端部から前記長尺部に向かう第2面とを含むことを特徴とする請求項2に記載の車両用スプラッシュガード。
  4. 前記連結部は、車両前後方向から見たとき前記サイドボディアウタパネルに対して凸の曲線状の断面を有する曲面を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用スプラッシュガード。
  5. 前記連結部は、前記後部壁の少なくとも上下方向中央の領域に連結されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の車両用スプラッシュガード。
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