JP6067805B1 - リンク作動装置を用いた複合作業装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速、高精度の動作が可能な2つのリンク作動装置により2つの被作業体に対して同時に作業を行うことができ、2つの被作業体間の距離が短くて全体的にコンパクトな複合作業装置を提供する。【解決手段】 複合作業装置1は、2つの作業体3をそれぞれ個別に姿勢変更可能に支持する2つのリンク作動装置7L,7Rと、これら2つのリンク作動装置7L,7Rと2つ以上の被作業体2とを相対的に移動させる3つ以上の直動アクチュエータ5,6L,6Rとを備える。リンク作動装置7L,7Rは、基端側のリンクハブ12に対し先端側のリンクハブ13が、3組以上のリンク機構14を介して姿勢を変更可能に連結され、3組以上のリンク機構14のうちの2組以上のリンク機構14に、基端側のリンクハブ12に対する先端側のリンクハブ13の姿勢を任意に変更させる姿勢制御用アクチュエータ10が設けられている。【選択図】 図1

Description

この発明は、医療機器や産業機器等の高速、高精度で、広範な作動範囲を必要とする機器に用いられるリンク作動装置を用いた複合作業装置に関する。
医療機器や産業機器等の各種作業装置に用いられるパラレルリンク機構およびリンク作動装置が、特許文献1、2、3に提案されている。
特許文献1のパラレルリンク機構は、構成が比較的簡単であるが、各リンクの作動角が小さいため、トラベリングプレートの作動範囲を大きく設定すると、リンク長が長くなることにより、機構全体の寸法が大きくなって装置の大型化を招くという問題がある。また、機構全体の剛性が低く、トラベリングプレートに搭載されるツールの重量、つまりトラベリングプレートにおける可搬重量が小さいものに制限されるという問題もある。
特許文献2や特許文献3のリンク作動装置は、基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブを、4節連鎖の3組以上のリンク機構を介して姿勢を変更可能に連結した構成としたパラレルリンク機構を用いたことにより、コンパクトでありながら、高速、高精度で、広範な作動範囲の動作が可能である。
特開2000−94245号公報 米国特許第5,893,296号明細書 特開2014−5926号公報
上記長所を有する特許文献2、3のリンク作動装置の活用範囲を広げるために、2つのリンク作動装置を他の機構と組み合わせて使用することを検討した。例えば、自動車部品の製造ライン等で、コンベアラインを左右セットで部品が流れてくる状況において、流れてくる部品にグリース塗布、検査、組立て等の作業を行うことを想定した。
図16、図17は、2つのリンク作動装置を用いた複合作業装置の検討例を示す。この検討の複合作業装置1は、床面4に載置された2つの被作業体2,2に対し、2つのリンク作業装置7L,7Rにそれぞれ姿勢変更可能に支持された2つの作業体3,3で作業を行うものであり、各リンク作業装置7L,7Rは、図の左右方向(X軸方向)に移動させる直動アクチュエータ80L,80Rと、図の前後方向(Y軸方向)に移動させる直動アクチュエータ81L,81Rとにより、それぞれが独立して前後左右に移動可能となっている。左右移動用の直動アクチュエータ80L,80Rは、例えば同軸上に配置される。図16は2つ被作業体2,2に対し左右外側から作業を行う場合を示し、図17は2つの被作業体2,2に対し左右内側から作業を行う場合を示す。
図16、図17の構成とすると、2つのリンク作業装置7L,7Rの左右方向の移動範囲に制限がある。この例のように左右移動用の直動アクチュエータ80L,80Rが同軸上に配置されている場合、2つのリンク作業装置7L,7Rの移動範囲が各直動アクチュエータ80L,80Rの有効ストロークSL,SRに限定され、リンク作業装置7L,7Rは複合作業装置1の左右中央を越えて移動することができない。このため、図17のように被作業体2,2に対し左右内側から作業を行うとき2つのリンク作業装置7L,7Rが互いに干渉しないように、被作業機間距離dを大きく取って被作業体2,2を設置する必要があり、複合作業装置1の全体が左右方向に大きくなる。
左右移動用の直動アクチュエータ80L,80Rを前後にずらして配置し、左側の直動アクチュエータ80Lの右端を右方に延ばし、かつ右側のアクチュエータ80Rの左端を左方に延ばした構成とすれば、2つのリンク作業装置7L,7Rの左右方向の移動範囲を広く取れる。しかし、上記構成とすると、各直動アクチュエータ80L,80R,81L,81Rおよび各リンク作業装置7L,7Rの動作を正確に管理しないと、2つのリンク作業装置7L,7Rが互いに干渉する可能性があり、現実的には採用するのが難しい。
この発明の目的は、高速、高精度の動作が可能な2つのリンク作動装置により2つの被作業体に対して同時に作業を行うことができ、2つの被作業体間の距離が短くて全体的にコンパクトな複合作業装置を提供することである。
この発明のリンク作動装置を用いた複合作業装置は、2つ以上の被作業体に対して2つの作業体で接触状態または非接触状態で作業を行う装置であって、前記2つの作業体をそれぞれ個別に姿勢変更可能に支持する2つのリンク作動装置と、これら2つのリンク作動装置と前記2つ以上の被作業体とを相対的に移動させる3つ以上の直動アクチュエータとを備える。
前記リンク作動装置は、基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブが、3組以上のリンク機構を介して姿勢を変更可能に連結され、前記各リンク機構は、それぞれ前記基端側のリンクハブおよび前記先端側のリンクハブに一端が回転可能に連結された基端側および先端側の端部リンク部材と、これら基端側および先端側の端部リンク部材の他端に両端がそれぞれ回転可能に連結された中央リンク部材とを有し、前記3組以上のリンク機構のうちの2組以上のリンク機構に、前記基端側のリンクハブに対する前記先端側のリンクハブの姿勢を任意に変更させる姿勢制御用アクチュエータが設けられている。
前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの一つである第1の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を互いに同一間隔に保ったまま定められた直線に沿って直接または間接的に移動させるものである。
前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの前記第1の直動アクチュエータ以外の2つの直動アクチュエータである第2の直動アクチュエータおよび第3の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を、前記第1の直動アクチュエータの移動方向と直交する方向に直接または間接的に移動させるものである。
この構成によると、第1の直動アクチュエータで2つのリンク作動装置または2つ以上の被作業体を定められた直線に沿って移動させると共に、第2の直動アクチュエータおよび第3の直動アクチュエータで2つのリンク作動装置または2つ以上の被作業体を第1の直動アクチュエータの移動方向と直交する方向に移動させて、2つのリンク作動装置と2つ以上の被作業体とを相対的に移動させる。また、上記リンク作動装置と被作業体の相対移動と同期して、リンク作動装置で作業体の姿勢を変更する。これにより、2つの作業体で2つ以上の被作業体に対して同時に作業を行うことができ、かつ2つ以上の被作業体の様々な面に対して作業を行うことができる。
前記検討例のように2つのリンク作動装置または2つ以上の被作業体を2つの直動アクチュエータで個別に定められた直線に沿って移動させるのではなく、2つのリンク作動装置または2つ以上の被作業体を1つの直動アクチュエータで互いに同一間隔に保ったまま定められた直線に沿って移動させるため、2つのリンク作業装置が複合作業装置の左右中央を越えて移動することが可能である。このため、2つ以上の被作業体間の距離を狭くすることが可能となり、複合作業装置全体をコンパクトにすることができる。第1の直動アクチュエータで2つのリンク作動装置を移動させる場合、2つ以上の2つのリンク作動装置は互いに同一間隔に保たれるので、両リンク作動装置が互いに干渉する可能性が皆無である。
前記リンク作動装置は、基端側のリンクハブと、先端側のリンクハブと、3組以上のリンク機構とで、基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブが直交2軸回りに回転自在な2自由度機構を構成する。この2自由度機構は、コンパクトでありながら、先端側のリンクハブの可動範囲を広くとれる。例えば、基端側のリンクハブの中心軸と先端側のリンクハブの中心軸の折れ角の最大値は約±90°であり、基端側のリンクハブに対する先端側のリンクハブの旋回角を0°〜360°の範囲に設定できる。
このように、リンク作動装置はコンパクトでありながら作動範囲が広い機構であるため、他の機構を用いて同じように作業体の姿勢を変更する場合と比べて、作業体の周囲に姿勢変更用の機構の一部がほとんど存在しないように構成できる。これにより、作業体を被作業体に接近させて作業を行うことができる共に、複合作業装置全体をより一層コンパクトにすることが可能である。
この発明において、前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの少なくとも1つは、前記2つのリンク作動装置、前記2つ以上の被作業体、および前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの他の直動アクチュエータの何れかからなる被移動体を固定するステージが、この直動アクチュエータの移動方向に沿って並んで2つ設けられていても良い。
直動アクチュエータにステージが2つ設けられていると、有効ストロークは短くなるが、直動アクチュエータと被移動体との連結部の剛性が向上する。このため、この直動アクチュエータの搭載質量が大きくなっても高速動作が可能となり、1つの作業に要する時間が短縮され、生産性が向上する。
この発明において、前記3つ以上の直動アクチュエータは全部で前記第1の直動アクチュエータ、前記第2の直動アクチュエータ、および前記第3の直動アクチュエータの3つであり、前記第1の直動アクチュエータのステージに取付板が設置され、この取付板に前記第2の直動アクチュエータおよび前記第3の直動アクチュエータが固定され、これら前記第2の直動アクチュエータおよび前記第3の直動アクチュエータに前記2つのリンク作動装置がそれぞれ個別に設置されていても良い。
この構成とすると、被作業体を固定した状態で作業が行われる。このため、被作業体を動かしたくない用途での使用や、作業者が被作業体の設置・取り出しを行わない自動化ラインでの使用に適する。
上記構成の場合、床面の上方に水平に設けられた天板を有し、前記第1の直動アクチュエータは前記天板に固定され、前記先端側のリンクハブが下向きとなるように前記リンク作動装置が設置されていると良い。
先端側のリンクハブが下向きになっていると、被作業体に対して上側から作業することができる。このため、例えば被作業体がコンベアラインで流れてくるような製造ラインで使用するのに適する。製造ラインで使用する場合、2つのリンク作動装置や作業体が被作業体の搬送の邪魔にならない。
この発明において、前記2つのリンク作動装置は、前記2組以上のリンク機構に設けられた前記姿勢制御用アクチュエータのうちの1つの姿勢制御用アクチュエータ同士が互いに同一平面上で平行となるように配置され、かつ前記1つの姿勢制御用アクチュエータが前記3組以上のリンク機構に対して外向きに配置されていても良い。
この場合、2つ以上の被作業体間の距離を短くできるため、装置全体がコンパクトとなる。
この発明において、前記3つ以上の直動アクチュエータ、および前記2つのリンク作動装置の前記各姿勢制御用アクチュエータが通信ネットワークで互いに接続され、前記各アクチュエータを制御する1つのコントローラが設けられていると良い。
この構成であると、2つのリンク作動装置に対してコントローラを共有化でき、3つ以上の直動アクチュエータと2つのリンク作動装置の協調制御を実現できる。
この発明のリンク作動装置を用いた複合作業装置は、2つ以上の被作業体に対して2つの作業体で接触状態または非接触状態で作業を行う装置であって、前記2つの作業体をそれぞれ個別に姿勢変更可能に支持する2つのリンク作動装置と、これら2つのリンク作動装置と前記2つ以上の被作業体とを相対的に移動させる3つ以上の直動アクチュエータとを備え、前記リンク作動装置は、基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブが、3組以上のリンク機構を介して姿勢を変更可能に連結され、前記各リンク機構は、それぞれ前記基端側のリンクハブおよび前記先端側のリンクハブに一端が回転可能に連結された基端側および先端側の端部リンク部材と、これら基端側および先端側の端部リンク部材の他端に両端がそれぞれ回転可能に連結された中央リンク部材とを有し、前記3組以上のリンク機構のうちの2組以上のリンク機構に、前記基端側のリンクハブに対する前記先端側のリンクハブの姿勢を任意に変更させる姿勢制御用アクチュエータが設けられ、前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの一つである第1の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を互いに同一間隔に保ったまま定められた直線に沿って直接または間接的に移動させるものであり、前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの前記第1の直動アクチュエータ以外の2つの直動アクチュエータである第2の直動アクチュエータおよび第3の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を、前記第1の直動アクチュエータの移動方向と直交する方向に直接または間接的に移動させるものであるため、高速、高精度の動作が可能な2つのリンク作動装置により2つの被作業体に対して同時に作業を行うことができ、2つの被作業体間の距離が短くて全体的にコンパクトに構成できる。
この発明の一実施形態にかかる複合作業装置の一状態の正面図である。 同複合作業装置の異なる状態の正面図である。 同複合作業装置のさらに異なる状態の正面図である。 同複合作業装置の一部分の平面図である。 同複合作業装置のリンク作動装置の一部を省略した正面図である。 同リンク作動装置の一状態の斜視図である。 同リンク作動装置の異なる状態の斜視図である。 (A)は同リンク作動装置の基端側のリンクハブ、基端側の端部リンク部材等の断面図、(B)のその部分拡大図である。 同リンク作動装置の一つのリンク機構を直線で表現した図である。 同複合作業装置の制御系を示すブロック図である。 この発明の異なる実施形態にかかる複合作業装置の一状態の正面図である。 同複合作業装置の一部分の平面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる複合作業装置の一状態の正面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる複合作業装置の一状態の正面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる複合作業装置の一状態の正面図である。 提案例の複合作業装置の一状態の正面図である。 同複合作業装置の異なる状態の正面図である。
この発明の一実施形態に係るリンク作動装置を用いた複合作業装置を図1〜図10と共に説明する。
図1〜図3はこの複合作業装置のそれぞれ異なる状態の正面図、図4は同複合作業装置の一部分の平面図である。この複合作業装置1は、2つの被作業体2,2に対して2つの作業体3,3で非接触作業を行う装置である。2つの被作業体2,2は、水平状の床面4に、所定の被作業体間距離dを開けて左右方向(X軸方向)に並んで載置されている。2つの作業体3,3は、2つの被作業体2,2の上方に、左右方向(X軸方向)および前後方向(Y軸方向)に移動可能で、かつ姿勢変更可能に設けられ、被作業体2,2に対して上方から作業を行う。作業体3は、被作業体2に対して非接触で作業を行うもの、例えばグリース塗布機、レーザ検査機、スプレー式塗装機、溶接機、外観検査機等である。
2つの作業体3,3を左右方向に移動させる手段として、第1の直動アクチュータ5が設けられている。第1の直動アクチュータ5はモータ5aによって駆動される。2つの作業体3,3をそれぞれ個別に前後方向に移動させる手段として、第2、第3の直動アクチュータ6L,6Rが設けられている。第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rはそれぞれモータ6a,6aによって駆動される。2つの作業体3,3をそれぞれ個別に姿勢変更する手段として、2つのリンク作動装置7L,7Rが設けられている。リンク作動装置7L,7Rについては、後で詳しく説明する。
複数本の支柱60によって天板61が支持され、この天板61の下面に前記第1の直動アクチュータ5が設置されている。この第1の直動アクチュータ5のステージ5bに左右に長い取付板62が固定され、この取付板62の左右両端に前記第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rがそれぞれ取り付けられている。このように、第1の直動アクチュータ5はステージ5bを1つだけ有し、その1つのステージ5bに取付板62が固定されていると、各リンク作動装置7L,7Rの有効ストロークSL,SRを長く取れる。有効ストロークSL,SRは、リンク作動装置7L,7Rの後述する基端側のリンクハブ12の中心の可動範囲を示す。
また、第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rのステージ6b,6bにリンク固定板63,63が固定され、このリンク固定板63,63からそれぞれ下方に延びる複数の吊り支柱64の下端に前記2つのリンク作動装置7L,7Rが個別に設置されている。つまり、2つのリンク作動装置7L,7Rは吊り下げ姿勢で設置されている。リンク固定板63,63と基端側のリンクハブ12との間に吊り支柱64を設けることで、リンク作動装置7L,7Rの先端に設置した作業体3,3に接続した配線等を、パラレルリンク機構9の内部空間を通して、リンク固定板63,63と基端側のリンクハブ12との間から外部に取り出すことができる。
リンク作動装置7L,7Rについて説明する。2つのリンク作動装置7L,7Rは同じ構成であるので、以下の説明では符号を統一して「7」で表すこととする。
図5はリンク作動装置の正面図、図6、図7はリンク作動装置の互いに異なる状態を示す斜視図である。これらの各図は、図1〜図3に対して上下反転して表されている。リンク作動装置7は、パラレルリンク機構9と、このパラレルリンク機構9を作動させる姿勢制御用アクチュエータ10とで構成される。パラレルリンク機構9は、基端側のリンクハブ12に対し先端側のリンクハブ13を3組のリンク機構14を介して姿勢変更可能に連結したものである。図1〜図3に示すリンク作動装置7の設置状態では、先端側のリンクハブ13が下向きとなる。なお、図5では、1組のリンク機構14のみが示されている。リンク機構14の数は、4組以上であっても良い。
各リンク機構14は、基端側の端部リンク部材15、先端側の端部リンク部材16、および中央リンク部材17で構成され、4つの回転対偶からなる4節連鎖のリンク機構をなす。基端側および先端側の端部リンク部材15,16はL字状をなし、一端がそれぞれ基端側のリンクハブ12および先端側のリンクハブ13に回転自在に連結されている。中央リンク部材17は、両端に基端側および先端側の端部リンク部材15,16の他端がそれぞれ回転自在に連結されている。
パラレルリンク機構9は、二つの球面リンク機構を組み合わせた構造であって、リンクハブ12,13と端部リンク部材15,16の各回転対偶、および端部リンク部材15,16と中央リンク部材17の各回転対偶の中心軸が、基端側と先端側においてそれぞれの球面リンク中心PA,PB(図5)で交差している。また、基端側と先端側において、リンクハブ12,13と端部リンク部材15,16の各回転対偶とそれぞれの球面リンク中心PA,PBからの距離も同じであり、端部リンク部材15,16と中央リンク部材17の各回転対偶とそれぞれの球面リンク中心PA,PBからの距離も同じである。端部リンク部材15,16と中央リンク部材17との各回転対偶の中心軸は、ある交差角γ(図5)を持っていてもよいし、平行であってもよい。
図8は基端側のリンクハブ12、基端側の端部リンク部材15等の断面図であって、同図に、基端側のリンクハブ12と基端側の端部リンク部材15の各回転対偶の中心軸O1と、中央リンク17と基端側の端部リンク部材15の各回転対偶の中心軸O2と、球面リンク中心PAとの関係が示されている。先端側のリンクハブ13および先端側の端部リンク部材16の形状ならびに位置関係も図8と同様である(図示せず)。図の例では、リンクハブ12,13と端部リンク部材15,16との各回転対偶の中心軸O1と、端部リンク部材15,16と中央リンク部材17との各回転対偶の中心軸O2とが成す角度αが90°とされているが、前記角度αは90°以外であっても良い。
3組のリンク機構14は、幾何学的に同一形状をなす。幾何学的に同一形状とは、図9に示すように、各リンク部材15,16,17を直線で表現した幾何学モデル、すなわち各回転対偶と、これら回転対偶間を結ぶ直線とで表現したモデルが、中央リンク部材17の中央部に対する基端側部分と先端側部分が対称を成す形状であることを言う。図9は、一組のリンク機構14を直線で表現した図である。この実施形態のパラレルリンク機構9は回転対称タイプで、基端側のリンクハブ12および基端側の端部リンク部材15と、先端側のリンクハブ13および先端側の端部リンク部材16との位置関係が、中央リンク部材17の中心線Cに対して回転対称となる位置構成になっている。各中央リンク部材17の中央部は、共通の軌道円D上に位置している。
基端側のリンクハブ12と先端側のリンクハブ13と3組のリンク機構14とで、基端側のリンクハブ12に対し先端側のリンクハブ13が直交2軸回りに回転自在な2自由度機構が構成される。言い換えると、基端側のリンクハブ12に対して先端側のリンクハブ13を、回転が2自由度で姿勢変更自在な機構である。この2自由度機構は、コンパクトでありながら、基端側のリンクハブ12に対する先端側のリンクハブ13の可動範囲を広くとれる。
例えば、球面リンク中心PA,PBを通り、リンクハブ12,13と端部リンク部材15,16の各回転対偶の中心軸O1(図8)と直角に交わる直線をリンクハブ12,13の中心軸QA,QBとした場合、基端側のリンクハブ12の中心軸QAと先端側のリンクハブ13の中心軸QBとの折れ角θ(図9)の最大値を約±90°とすることができる。また、基端側のリンクハブ12に対する先端側のリンクハブ13の旋回角φ(図9)を0°〜360°の範囲に設定できる。折れ角θは、基端側のリンクハブ12の中心軸QAに対して先端側のリンクハブ13の中心軸QBが傾斜した垂直角度のことであり、旋回角φは、基端側のリンクハブ12の中心軸QAに対して先端側のリンクハブ13の中心軸QBが傾斜した水平角度のことである。
基端側のリンクハブ12に対する先端側のリンクハブ13の姿勢変更は、基端側のリンクハブ12の中心軸QAと先端側のリンクハブ13の中心軸QBとの交点Oを回転中心として行われる。図6は、基端側のリンクハブ12の中心軸QAと先端側のリンクハブ13の中心軸QBが同一線上にある状態を示し、図7は、基端側のリンクハブ12の中心軸QAに対して先端側のリンクハブ13の中心軸QBが或る作動角をとった状態を示す。姿勢が変化しても、基端側と先端側の球面リンク中心PA,PB間の距離L(図9)は変化しない。
このパラレルリンク機構9において、各リンク機構14におけるリンクハブ12,13と端部リンク部材15,16の回転対偶の中心軸O1の角度および球面リンク中心PA,PBからの長さが互いに等しく、かつ各リンク機構14のリンクハブ12,13と端部リンク部材15,16の回転対偶の中心軸O1、および、端部リンク部材15,16と中央リンク7の回転対偶の中心軸O2が、基端側および先端側において球面リンク中心PA,PBと交差し、かつ基端側の端部リンク部材15と先端側の端部リンク部材16の幾何学的形状が等しく、かつ中央リンク部材17についても基端側の先端側とで形状が等しいとき、中央リンク部材17の対称面に対して、中央リンク部材17と端部リンク部材15,16との角度位置関係を基端側と先端側とで同じにすれば、幾何学的対称性から基端側のリンクハブ12および基端側の端部リンク部材15と、先端側のリンクハブ13および先端側の端部リンク部材16とは同じに動く。
図5〜図7に示すように、基端側のリンクハブ12は、前記吊り支柱64の下端に固定される平板状の基端部材20と、この基端部材20と一体に設けられた3個の回転軸連結部材21とで構成される。基端部材20は中央部に円形の貫通孔20a(図8)を有し、この貫通孔20aの周囲に3個の回転軸連結部材21が円周方向に等間隔で配置されている。貫通孔20aの中心は、基端側のリンクハブ中心軸QA上に位置する。各回転軸連結部材21には、軸心が基端側のリンクハブ中心軸QAと交差する回転軸22が回転自在に連結されている。この回転軸22に、基端側の端部リンク部材15の一端が連結される。
1つの基端側の端部リンク部材15およびその両端周辺部を取り出した図8(B)に示すように、前記回転軸22は、大径部22a、小径部22b、および雄ねじ部22cを有し、小径部22bで2個の軸受23を介して回転軸連結部材21に回転自在に支持されている。軸受23は、例えば深溝玉軸受、アンギュラ玉軸受等の玉軸受である。これらの軸受23は、回転軸連結部材21に設けられた内径溝24に嵌合状態で設置され、圧入、接着、加締め等の方法で固定してある。他の回転対偶部に設けられる軸受の種類および設置方法も同様である。
回転軸22は、大径部22aで後記減速機構52の出力軸52aに同軸上に配置される。その配置構造については、後で説明する。また、回転軸22には、この回転軸22と一体に回転するように、基端側の端部リンク部材15の一端が連結される。すなわち、基端側の端部リンク部材15の一端に形成された切欠き部25内に回転軸連結部材21を配置し、回転軸22の小径部22bを、基端側の端部リンク部材15の一端における前記切欠き部25の両側部分である内外一対の回転軸支持部26,27にそれぞれ形成された貫通孔、および軸受23の内輪に挿通してある。そして、回転軸22の大径部22aの外周に嵌合するスペーサ28を介し、基端側の端部リンク部材15と減速機構52の出力軸52aとをボルト29で固定すると共に、内側の回転軸支持部27よりも突出した回転軸22の雄ねじ部22cにナット30を螺着してある。軸受23の内輪と一対の回転軸支持部26,27との間に、スペーサ31,32を介在させてあり、ナット30を螺着時に軸受23に予圧を付与する構成である。
基端側の端部リンク部材15の他端には、中央リンク部材17の一端に回転自在に連結された回転軸35が連結される。この中央リンク部材17の回転軸35は、リンクハブ12の回転軸22と同様に、大径部35a、小径部35b、および雄ねじ部35cを有し、小径部35bで2個の軸受36を介して中央リンク部材17の一端に回転自在に支持されている。すなわち、基端側の端部リンク部材15の他端に形成された切欠き部37内に中央リンク部材17の一端を配置し、回転軸35の小径部35bを、基端側の端部リンク部材15の他端における前記切欠き部37の両側部分である内外一対の回転軸支持部38,39にそれぞれ形成された貫通孔、および軸受36の内輪に挿通してある。そして、内側の回転軸支持部39よりも突出した回転軸35の雄ねじ部35cにナット40を螺着してある。軸受36の内輪と一対の回転軸支持部38,39との間に、スペーサ41,42を介在させてあり、ナット40を螺着時に軸受36に予圧を付与する構成である。
図5〜図7に示すように、先端側のリンクハブ13は、中央部に円形の貫通孔43a(図7)を有する平板状の先端部材43と、この先端部材43の貫通孔43aの周囲に円周方向等配で設けられた3個の回転軸連結部材44とで構成される。貫通孔43aの中心は、先端側のリンクハブ13の中心軸QB上に位置する。各回転軸連結部材44は、軸心が先端側のリンクハブ13の中心軸QBと交差する回転軸45が回転自在に連結されている。この先端側のリンクハブ13の回転軸45に、先端側の端部リンク部材16の一端が連結される。先端側の端部リンク部材16の他端には、中央リンク部材17の他端に回転自在に連結された回転軸46が連結される。先端側のリンクハブ13の回転軸45および中央リンク部材17の回転軸46も、前記回転軸35と同じ形状であり、かつ2個の軸受(図示せず)を介して回転軸連結部材44および中央リンク部材17の他端にそれぞれ回転自在に連結されている。
リンク作動装置7の姿勢制御用アクチュエータ10は、減速機構52を備えたモータであり、基端側のリンクハブ12の基端部材20の上面に、前記回転軸22と同軸上に設置されている。姿勢制御用アクチュエータ10と減速機構52は一体に設けられ、モータ固定部材53により減速機構52が基端部材20に固定されている。この例では、3組のリンク機構14のすべてに姿勢制御用アクチュエータ10が設けられているが、3組のリンク機構14のうち少なくとも2組に姿勢制御用アクチュエータ10を設ければ、基端側のリンクハブ12に対する先端側のリンクハブ13の姿勢を確定することができる。
図8(B)において、減速機構52はフランジ出力であって、大径の出力軸52aを有する。出力軸52aの先端面は、出力軸52aの中心線と直交する平面状のフランジ面54となっている。出力軸52aは、前記スペーサ28を介して、基端側の端部リンク部材15の回転軸支持部26にボルト29で接続されている。基端側のリンクハブ12と基端側の端部リンク部材15の回転対偶部の前記回転軸22の大径部22aが、減速機構52の出力軸52aに設けられた内径溝57に嵌っている。
各姿勢制御用アクチュエータ10は、3組のリンク機構14に対して外向きに配置されている。また、図4に示すように、2つのリンク作動装置7L,7Rの設置状態において、3つの姿勢制御用アクチュエータ10のうちの1つの姿勢制御用アクチュエータ10A,10B同士が互いに同一平面上で平行となるように配置されている。図4の状態では、2つのリンク作動装置7L,7Rが前後方向の同位置にあるので、姿勢制御用アクチュエータ10A,10Bは互いに同軸上に位置する。
図1〜図3において、作業体3は、先端部材43の貫通孔43a(図7)を貫通させて先端側のリンクハブ13に取り付けられる。例えば、作業体3がグリース塗布機である場合、エンドエフェクタとしてのグリースノズルを下向きにして取り付けられる。
図10は、この複合作業装置の制御系を示すブロック図である。
第1〜第3の直動アクチュエータ5,6L,6Rの各モータ5a,6a,6a、および2つのリンク作動装置7L,7Rの各姿勢制御用アクチュエータ(モータ)10,…を駆動するモータドライバが通信ネットワーク70で互いに接続されている。この通信ネットワーク70は1つのコントローラ71に繋がっており、この1つのコントローラ71によって、モータ5a,6a,6aおよび姿勢制御用アクチュエータ10,…が制御される。
また、上記コントローラ71には作業体3のエンドエフェクタに繋がっており、直動アクチュエータ5,6L,6Rおよびリンク作動装置7L,7Rの動作と連動して作業体3のエンドエフェクタを動作させる。これにより、2つのリンク作動装置7L,7Rに対してコントローラ71を共有化でき、直動アクチュエータ5,6L,6Rと2つのリンク作動装置7L,7Rの協調制御を実現できる。
図10に破線で示すように、コントローラ71と作業体3に上位コントローラ72を繋いで、コントローラ71と作業体3を管理するようにしても良い。
このリンク作動装置を用いた複合作業装置1は、第1〜第3の直動アクチュエータ5,6L,6Rの各1自由度と、2つのリンク作動装置7L,7Rの各2自由度とで、計7自由度の構成である。使用時には、前記コントローラ71の制御により、第1の直動アクチュエータ5で2つリンク作動装置7L,7Rを左右方向に移動させると共に、第2の直動アクチュエータ6Lおよび第3の直動アクチュエータ6Rで2つのリンク作動装置7L,7Rを第1の直動アクチュエータ5の移動方向と直交する前後方向に移動させ、かつリンク作動装置7L,7Rで作業体3,3の姿勢を変更する。これにより、2つの作業体3,3で2つの被作業体2,2に対して多様な作業を行うことができる。リンク作動装置7L,7Rで作業体3,3の姿勢変更を高速・高精度で行えるため、高速・高精度の作業が可能である。
図1は、2つのリンク作動装置7L,7Rを複合作業装置1の左右中央よりも右寄りの位置に移動させ、かつ2つのリンク作動装置7L,7Rの姿勢を先端側のリンクハブ13,13が左上がりとなるようにし、被作業体2,2に対して右側から作業体3,3で作業を行う状態を表している。
図2は、2つのリンク作動装置7L,7Rを複合作業装置1の左右中央よりも左寄りの位置に移動させ、かつ2つのリンク作動装置7L,7Rの姿勢を先端側のリンクハブ13,13が右上がりとなるようにし、被作業体2,2に対して左側から作業体3,3で作業を行う状態を表している。
また、図3は、片方のリンク作動装置7Lの姿勢を先端側のリンクハブ13が右上がりとなるようにし、かつもう片方のリンク作動装置7Rの姿勢を先端側のリンクハブ13が左上がりとなるようにし、1つの被作業体2(図の例では左の被作業体2)に対して2つの作業体3,3で同時に作業を行う状態を表している。
このように、2つの被作業体2,2に対して2つの作業体3,3でそれぞれ作業を行うことも、1つの被作業体2に対して2つの作業体3,3で同時に作業を行うこともできる。また、リンク作動装置7L,7Rによって作業体3の姿勢を変更することで、被作業体2の様々な面に対して作業を行うことができる。なお、図1〜図3の例では、被作業体2の数が2つであるが、被作業体2を3つ以上配置しても良い。その場合も、各被作業体2の様々な面に対して作業を行うことができる。
図1〜図10の複合作業装置1は、図16、図17の提案例のように2つのリンク作動装置7L,7Rを2つの直動アクチュエータ5L,5Rで個別に、定められた直線に沿って移動させるのではなく、2つのリンク作動装置7L,7Rを1つの直動アクチュエータ5で互いに同一間隔に保ったまま定められた直線に沿って移動させるため、2つのリンク作業装置7L,7Rが複合作業装置1の左右中央を越えて移動することが可能である。このため、2つの被作業体2,2の被作業体間距離dを狭くすることが可能となり、複合作業装置1の全体をコンパクトにすることができる。2つのリンク作動装置7L,7Rを同一間隔に保ったまま移動させるので、両リンク作動装置7L,7Rが互いに干渉する可能性が皆無である。
リンク作動装置7L,7Rは、前述したように、コンパクトでありながら作動範囲が広い機構であるため、他の機構を用いて同じように作業体の姿勢を変更する場合と比べて、作業体3の周囲に姿勢変更用の機構の一部がほとんど存在しないように構成できる。これにより、作業体3を被作業体2に接近させて作業を行うことができる共に、複合作業装置1の全体をより一層コンパクトにすることが可能である。
この構成の複合作業装置1は、第1の直動アクチュエータ5のステージ5bに取付板62が設置され、この取付板62に第2の直動アクチュエータ6Lおよび第3の直動アクチュエータ6Rが固定され、これら第2の直動アクチュエータ6Lおよび第3の直動アクチュエータ6Rに2つのリンク作動装置7L,7Rがそれぞれ個別に設置されている。そして、リンク作動装置7L,7Rに姿勢変更可能に支持された作業体3,3によって、固定した状態の被作業体2,2に対して作業が行われる。このため、被作業体2を動かしたくない用途での使用や、作業者が被作業体2の設置・取り出しを行わない自動化ラインでの使用に適する。
また、この構成の複合作業装置1は、リンク作動装置7L,7Rが先端側のリンクハブ13が下向きとなるように被作業体2の上方に設置され、このリンク作動装置7L,7Rに支持された作業体3,3によって、被作業体2,2に対して上側から作業する。このため、図1〜図3のように被作業体2,2が床面4に位置固定で載置されているのでなく、例えば被作業体2,2がコンベアラインで流れてくるような製造ラインでの使用にも適する。リンク作動装置7L,7Rが被作業体2,2の上方に設置されているため、製造ラインで使用する場合、2つのリンク作動装置7L,7Rや作業体3,3が被作業体2,2の搬送の邪魔にならない。
2つのリンク作動装置7L,7Rは、1つの姿勢制御用アクチュエータ10A,10B(図4)同士が互いに同一平面上で平行となるように配置され、かつその姿勢制御用アクチュエータ10A,10Bが3組以上のリンク機構14に対して外向きに配置されている。この構成とすることで、2つの被作業体2,2の被作業体間距離dを短くでき、装置全体をコンパクトにできる。
図11、図12はこの発明の異なる実施形態を示す。この複合作業装置1は、第1の直動アクチュエータ5が2つのステージ5b,5bを有し、これら2つのステージ5b,5bに取付板62が固定され、この取付板62に第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rがそれぞれ取り付けられている。このように2つのステージ5b,5bに取付板62を固定すると、ステージ5bが1つである場合(図1〜図3)と比べて、リンク作動装置7L,7Rの有効ストロークSL,SRは短くなるが、第1の直動アクチュエータ5と被移動体である第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rとの連結部の剛性が向上する。このため、この第1の直動アクチュエータ5の搭載質量が大きくなっても高速動作が可能となり、1つの作業に要する時間が短縮され、生産性が向上する。
以下に説明する各実施形態は、図1〜図3の実施形態と比べて、2つの作業体3,3をそれぞれ個別に姿勢変更可能に支持する2つのリンク作動装置7L,7Rと2つの被作業体2,2とを相対移動させる構成が異なる。
図13に示す複合作業装置1は、リンク作動装置7L,7Rは位置固定で、2つの被作業体2,2を移動させる構成である。すなわち、リンク作動装置7L,7Rは、基端側のリンクハブ12が天板61に固定されて、吊り下げ姿勢で設置されている。また、床面4に設置した第1の直動アクチュエータ5のステージ5bに取付板62が固定され、さらにこの取付板62に第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rがそれぞれ取り付けられ、これら第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rのステージ6b,6bに被作業体2,2がそれぞれ載置される。
この構成の場合、2つの被作業体2,2を、第1の直動アクチュエータ5によって左右方向(X軸方向)に移動させると共に、第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rによって前後方向(Y軸方向)に移動させて、リンク作動装置7L,7Rに支持された作業体3,3で被作業体2,2に対して作業を行う。これにより、図1〜図3の実施形態と同様の作用・効果が得られる。
図14に示す複合作業装置1は、リンク作動装置7L,7Rは第1の直動アクチュエータ5によって左右方向(X軸方向)に移動させ、2つの被作業体2,2は第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rによってそれぞれ前後方向(Y軸方向)に移動させる構成である。すなわち、天板61に第1の直動アクチュエータ5が設置され、この第1の直動アクチュエータ5のステージ5bに取付板62が固定され、この取付板62にリンク作動装置7L,7Rが取り付けられている。また、床面4に第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rがそれぞれ設置され、これら第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rのステージ6b,6bに被作業体2,2がそれぞれ載置される。この構成の場合も、図1〜図3の実施形態と同様の作用・効果が得られる。
なお、図示は省略するが、天板61に設置した第2、第3の直動アクチュエータ6L,6Rによってリンク作動装置7L,7Rをそれぞれ前後方向(Y軸方向)に移動させ、かつ床面4に設置した第1の直動アクチュエータ5によって2つの被作業体2,2を左右方向(X軸方向)に移動させる構成としても良い。その場合も、図1〜図3の実施形態と同様の作用・効果が得られる。
図15に示す複合作業装置1は、図1〜図3の実施形態に対し、2つのリンク作動装置7L,7Rのそれぞれに、作業体3,3を1軸方向に移動させる第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rを追加したものである。第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rは、先端側のリンクハブ13に固定され、先端側のリンクハブ13の中心軸QBと平行に作業体3を移動させる。図10に破線で示すように、第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rのモータ8a,8aも通信ネットワーク70を介してコントローラ71に繋がっている。
このように、第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rを追加することで、作業体3,3で被作業体2,2に対して接触して作業を行うことが可能となる。被作業体2に対して接触して作業を行う作業体3としては、例えば部品組立機や加工機等がある。図1〜図3の実施形態以外の実施形態に対しても、第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rを追加することができる。その場合も、作業機3,3で被作業体2,2に対して接触して作業を行うことが可能となる。
作業体3,3を1軸方向に移動させる第4、第5の直動アクチュエータ8L,8Rの代わりに、上下方向の直動アクチュエータ(図示せず)を追加し、この上下方向の直動アクチュエータによってリンク作動装置7L,7Rまたは被作業体2,2の上下高さを変更する構成としても良い。この場合も、作業機3,3で被作業体2,2に対して非接触で行う作業の他に、接触して行う作業が可能となる。
上記各実施形態は、2つのリンク作動装置7L,7Rが同一構成で、動作パターンが同じであるものとしたが、2つのリンク作動装置7L,7Rの構成および動作パターンが互いに異なっていても良い。その場合、2つのリンク作動装置7L,7Rを共通の第1の直動アクチュエータ5で移動させる構成については、2つのリンク作動装置7L,7Rの動作完了後に第1の直動アクチュエータ5に対して動作指令を与えるようにすると良い。
以上、実施例に基づいて本発明を実施するための形態を説明したが、ここで開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…複合作業装置
2…被作業体
3…作業体
4…床面
5…第1の直動アクチュエータ
5b…ステージ
6L…第2の直動アクチュエータ
6R…第3の直動アクチュエータ
7L,7R…リンク作動装置
8L…第4の直動アクチュエータ
8R…第5の直動アクチュエータ
9…パラレルリンク機構
10…姿勢制御用アクチュエータ
12…基端側のリンクハブ
13…先端側のリンクハブ
14…リンク機構
15…基端側の端部リンク部材
16…先端側の端部リンク部材
17…中央リンク部材
61…天板
62…取付板
70…通信ネットワーク
71…コントローラ
d…被作業体間距離

Claims (6)

  1. 2つ以上の被作業体に対して2つの作業体で接触状態または非接触状態で作業を行う複合作業装置であって、
    前記2つの作業体をそれぞれ個別に姿勢変更可能に支持する2つのリンク作動装置と、これら2つのリンク作動装置と前記2つ以上の被作業体とを相対的に移動させる3つ以上の直動アクチュエータとを備え、
    前記リンク作動装置は、基端側のリンクハブに対し先端側のリンクハブが、3組以上のリンク機構を介して姿勢を変更可能に連結され、前記各リンク機構は、それぞれ前記基端側のリンクハブおよび前記先端側のリンクハブに一端が回転可能に連結された基端側および先端側の端部リンク部材と、これら基端側および先端側の端部リンク部材の他端に両端がそれぞれ回転可能に連結された中央リンク部材とを有し、前記3組以上のリンク機構のうちの2組以上のリンク機構に、前記基端側のリンクハブに対する前記先端側のリンクハブの姿勢を任意に変更させる姿勢制御用アクチュエータが設けられ、
    前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの一つである第1の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を互いに同一間隔に保ったまま定められた直線に沿って直接または間接的に移動させるものであり、
    前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの前記第1の直動アクチュエータ以外の2つの直動アクチュエータである第2の直動アクチュエータおよび第3の直動アクチュエータは、前記2つのリンク作動装置または前記2つ以上の被作業体を、前記第1の直動アクチュエータの移動方向と直交する方向に直接または間接的に移動させるものである、
    ことを特徴とするリンク作動装置を用いた複合作業装置。
  2. 請求項1に記載のリンク作動装置を用いた複合作業装置において、前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの少なくとも1つは、前記2つのリンク作動装置、前記2つ以上の被作業体、および前記3つ以上の直動アクチュエータのうちの他の直動アクチュエータの何れかからなる被移動体を固定するステージが、この直動アクチュエータの移動方向に沿って並んで2つ設けられているリンク作動装置を用いた複合作業装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリンク作動装置を用いた複合作業装置において、前記3つ以上の直動アクチュエータは全部で前記第1の直動アクチュエータ、前記第2の直動アクチュエータ、および前記第3の直動アクチュエータの3つであり、前記第1の直動アクチュエータのステージに取付板が設置され、この取付板に前記第2の直動アクチュエータおよび前記第3の直動アクチュエータが固定され、これら前記第2の直動アクチュエータおよび前記第3の直動アクチュエータに前記2つのリンク作動装置がそれぞれ個別に設置されたリンク作動装置を用いた複合作業装置。
  4. 請求項3に記載のリンク作動装置を用いた複合作業装置において、床面の上方に水平に設けられた天板を有し、前記第1の直動アクチュエータは前記天板に固定され、前記先端側のリンクハブが下向きとなるように前記リンク作動装置が設置されたリンク作動装置を用いた複合作業装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のリンク作動装置を用いた複合作業装置において、前記2つのリンク作動装置は、前記2組以上のリンク機構に設けられた前記姿勢制御用アクチュエータのうちの1つの姿勢制御用アクチュエータ同士が互いに同一平面上で平行となるように配置され、かつ前記1つの姿勢制御用アクチュエータが前記3組以上のリンク機構に対して外向きに配置されたリンク作動装置を用いた複合作業装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のリンク作動装置を用いた複合作業装置において、前記3つ以上の直動アクチュエータ、および前記2つのリンク作動装置の前記各姿勢制御用アクチュエータが通信ネットワークで互いに接続され、前記各アクチュエータを制御する1つのコントローラが設けられたリンク作動装置を用いた複合作業装置。
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