JP6056533B2 - 画像形成装置および露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および露光装置に関する。
複数の光源の位置精度を確保しながら、プリントヘッドの交換作業性を向上させることを目的として、ガイドバー等が第1、第2ホルダを介して複数のLPHを第1ホルダガイド、第2ホルダガイドの案内方向に沿って移動させ、これにより、複数のLPHが感光体に近接した使用位置と感光体から退避した退避位置とに導かれる画像形成装置が存在する。この画像形成装置において、LPHの交換時には、使用位置にあるLPHを退避位置へ共に移動してLPHを外す(特許文献1参照)。
また、退避動作のための特別なユーザの操作を必要としない露光ユニット移動機構及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的として、装置本体に固定されたカートリッジ用ガイド部材と、カートリッジ用ガイド部材に支持される露光ユニットと、感光体を有し、カートリッジ用ガイド部材に抜き差し可能なカートリッジとを備え、露光ユニットは、カートリッジの装着動作により、カートリッジ側へ移動され、カートリッジの取り外し動作により、カートリッジ側から移動されることを特徴とする画像形成装置が存在する(特許文献2参照)。
特開2006−263985号公報 特開2008−286967号公報
ところで、像保持体を軸方向に沿って挿入する操作により露光部が像保持体に対して近づいていく構成の場合には、露光部の光軸方向において感光体とは反対側に露光部を退避するスペースが必要になる。
本発明の目的は、このような露光部が占めるスペースを低減することにある。
請求項1記載の発明は、回転する像保持体と、前記像保持体の回転軸方向に沿って配列される複数の発光体と、当該複数の発光体を保持する保持部と、当該保持部において当該複数の発光体を挟んだ位置に設けられる第1の接触部と、を有し、当該像保持体を露光する露光部と、前記露光部を当該露光部の光軸方向へ押圧する押圧手段とを備え、前記保持部は、前記像保持体が装着される装置本体と接触する第2の接触部を有し、前記露光部は、前記像保持体が前記装置本体内に装着される際に、前記第1の接触部が前記像保持体と接触して、前記光軸方向に沿って当該像保持体から離れる方向へ移動するとともに、この接触が維持されることによって当該露光部と当該像保持体とは位置決めされ、当該第1の接触部が当該像保持体と接触していない場合に前記第2の接触部が当該装置本体と接触して当該光軸方向への移動が規制されるとともに、当該第1の接触部が当該像保持体と接触した場合には当該第2の接触部と当該装置本体とが接触しなくなり当該像保持体に対して位置決めされることを特徴とする画像形成装置である。
請求項記載の発明は、前記第1の接触部は、前記露光部の前記光軸方向に沿って突出した形状であるとともに、前記複数の発光体を挟んで少なくとも二つ設けられており、前記像保持体の挿入方向における下流側に設けられた接触部の方が、上流側に設けられた接触部よりも、突出量が大きいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項記載の発明は、前記露光部は、前記像保持体の回転軸方向における中央部において、第の接触部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項記載の発明は、回転する像保持体の回転軸方向に沿って配列される複数の発光体と、当該複数の発光体を保持する保持部と、当該保持部において当該複数の発光体を挟んだ位置に設けられる第1の接触部と、を有し、当該像保持体を露光する露光部と、前記露光部を当該露光部の光軸方向へ押圧する押圧手段と前記像保持体および前記露光を支持する支持部と、を備え、前記保持部は、前記支持部と接触する第2の接触部を有し、前記露光部は、前記像保持体が前記支持部に装着される際に、前記第1の接触部が当該像保持体と接触して、前記光軸方向に沿って当該像保持体から離れる方向へ移動するとともに、この接触が維持されることによって当該露光部と当該像保持体とは位置決めされ、当該第1の接触部が当該像保持体と接触していない場合に前記第2の接触部が当該支持部と接触して当該光軸方向への移動が規制されるとともに、当該第1の接触部が当該像保持体と接触した場合には当該第2の接触部と当該支持部とが接触しなくなり当該像保持体に対して位置決めされることを特徴とする露光装置である。
請求項1記載の発明によれば、像保持体を軸方向に沿って挿入する操作により、露光部が像保持体に対して近づいていく構成に比べ、装置における露光部が占めるスペースを低減することができる。また、請求項1記載の発明によれば、第1の接触部によって位置決めをする際に、第2の接触部が装置本体に接触することで位置決めの精度が落ちることを抑制することができる。
請求項記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、像保持体の挿入開始時に露光部に損傷が加わる可能性が低減される。
請求項記載の発明によれば、露光部の撓みを抑制しつつ露光部の光軸方向および像保持体の回転軸方向と交差する方向における露光部の移動を制限することができる。
請求項記載の発明によれば、像保持体を軸方向に挿入する操作により、像保持体に対する露光部の位置を定めることができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置を示す概略構成図である。 本実施の形態が適用される感光体ドラムおよびLPHの周辺を示す概略構成図である。 図2のIIIにおける断面図である。 感光体ドラムおよびLPHの位置関係を説明するための図である。 LPHの概略構成を示す図である。 リブの概略構成を示す図である。 LPHが有する光学部材を説明するための図である。 枠体の概略構成を示す図である。 感光体ドラムの概略構成を示す図である。 リア側軸受け部およびフロント側軸受け部の概略構成を示す図である。 他の実施の形態における感光体ドラムおよびLPHの周辺を示す概略構成図である。 感光体ドラムおよびLPHの概略構成図である。 LPHの概略構成を示す図である。 感光体ドラムによって押圧されていない状態のLPHおよび枠体の概略構成図である。 感光体ドラムによって押圧されている状態のLPHおよび枠体の概略構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置100>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置100を示す概略構成図である。図1に示す画像形成装置100は、所謂タンデム型のカラープリンタである。この画像形成装置100は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成部10を備えている。またこの画像形成装置100は、画像形成装置100全体の動作を制御する制御部5と、例えばパーソナルコンピュータ(PC)200や画像読取装置300等といった外部装置に接続され、これらから受信される画像データに対して予め定められた画像処理を施す画像処理部6と、ユーザの操作によってなされた指示を受け付けるユーザ・インターフェイス7とを備えている。さらにこの画像形成装置100は、各部に電力を供給する電力供給部8を備えている。さらにまた、この画像形成装置100は、画像形成部10に供給される用紙Sを積載する用紙積載部40と、画像形成部10によって画像が形成された用紙Sを積載する排紙積載部46とを備えている。
なお、本実施の形態においては、画像形成装置100を所謂タンデム型のカラープリンタとして説明するがこれに限定されない。例えば、所謂マルチパス(4サイクル)型のカラープリンタでもよい。
<画像形成部10>
画像形成部10には、一定の間隔をおいて並列的に配置される4つの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが備えられている。各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、静電潜像を形成してトナー像を保持する感光体ドラム12と、この感光体ドラム12の表面を予め定められた電位で一様に帯電する帯電器13と、この帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光するLEDプリントヘッド(LPH)14と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置20とを備える。さらに、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16を備えている。
各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、現像装置20に収納されるトナーを除いて、略同様に構成される。そして、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。このようなことから、以下の説明においては、画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kの各構成についてはそれぞれ「Y」、「M」、「C」、「K」という符号を付して区別するが、区別する必要のないときは、これらの符号は付さない。例えば、画像形成ユニット1Yの現像装置を意味するときは、「現像装置20Y」と表現し、現像装置20Y、20M、20C、20Kを区別しない場合には「現像装置20」と表現する。同様に、画像形成ユニット1Yを意味するときは「画像形成ユニット1Y」と表現し、画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kを区別しない場合には「画像形成ユニット1」と表現する。
さて、画像形成部10は、各画像形成ユニット1の感光体ドラム12にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト18と、中間転写ベルト18を回転させる駆動ロール19と、各画像形成ユニット1にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト18に順次転写(一次転写)する一次転写ロール21と、中間転写ベルト18上に重畳して形成された各色トナー像を用紙Sに一括転写(二次転写)する二次転写ロール23と、二次転写された各色トナー像を用紙Sに定着させる定着装置25とを備えている。
また、画像形成部10は、用紙積載部40に積載された用紙Sを順次送り出すピックアップローラ68と、このピックアップローラ68によって送りだされた用紙Sを搬送する搬送ロール69とを備えている。さらに画像形成部10は、定着装置25においてトナー像が定着された用紙Sの通過を検知するエグジットセンサ70を有する。なお、上記各構成部材は、筐体90内に配置される。
本実施の形態の画像形成装置100において、PC200や画像読取装置300から入力された画像データは、画像処理部6によって予め定められた画像処理が施された後、不図示のインターフェースを介して各画像形成ユニット1に送られる。そして、例えば黒(K)色トナー像を形成する画像形成ユニット1Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器13により予め定められた電位で一様に帯電され、画像処理部6から送信された画像データに基づいてLPH14により走査露光される。それにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は、感光体ドラム12と現像装置20とが対向する現像部位で現像装置20により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)トナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット1Y,1M,1Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像が形成される。
各画像形成ユニット1で形成された各色のトナー像は、矢印B方向に移動する中間転写ベルト18上に、一次転写ロール21により順次静電吸引されて、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト18上の重畳トナー像は、中間転写ベルト18の移動に伴って二次転写ロール23が配置された領域(二次転写部Tr)に搬送される。
一方で、用紙積載部40に積載された用紙Sは、ピックアップローラ68によって送り出される。そして、ピックアップローラ68によって送り出された用紙Sは、重畳トナー像が二次転写部Trに搬送されるタイミングに合わせて、搬送ロール69によって二次転写部Trに供給される。重畳トナー像は、二次転写部Trにて二次転写ロール23が形成する転写電界の作用により、搬送ロール69によって搬送されてきた用紙S上に一括して静電転写される。
そして、重畳トナー像が静電転写された用紙Sは、中間転写ベルト18から剥離され、定着装置25まで搬送される。定着装置25に搬送された用紙S上のトナー像は、定着装置25によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙S上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙Sは、搬送ロール69によってさらに搬送され、エグジットセンサ70によって検知された後、排紙積載部46に積載される。
このようにして、画像形成装置100での画像形成がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返される。
<感光体ドラム12およびLPH14>
次に、図2を参照しながら感光体ドラム12およびLPH14の構造について説明する。なお、図2は、本実施の形態が適用される感光体ドラム12およびLPH14の周辺を示す概略構成図であり、図1のIIにおける断面図である。
図2に示すように、感光体ドラム12およびLPH14は、筐体90によって支持される。ここで、感光体ドラム12は、筐体90に対して着脱可能であり、具体的には、感光体ドラム12の軸方向に沿って挿入されて(図中矢印C参照)、筐体90内に配置される。そして、本実施の形態の画像形成装置100においては、感光体ドラム12が挿入されることにともない、感光体ドラム12が、LPH14の光軸方向にLPH14を押圧し、LPH14を予め定めた位置へ案内する機構が設けられている。
なお、以下の説明では、LPH14の長手方向(主走査方向)をX方向とし、LPH14から感光体ドラム12に向かう光の光軸方向(光照射方向)をZ方向とし、これらX方向およびZ方向と直交する方向をY方向とする。また、図2に示すX方向に沿って、紙面左側をフロント側、紙面右側をリア側とする。
次に、図2および図3を参照しながら、感光体ドラム12およびLPH14の周辺構造について説明する。なお、図3は、図2のIIIにおける断面図である。
まず、図2に示すように、指示部の一例である筐体90は、リア側において感光体ドラム12およびLPH14を支持する支持板91を有する。なお、筐体90には、支持板91に支持された感光体ドラム12の先端と対峙する位置において、モータ(図示せず)からの駆動力を感光体ドラム12へ供給する筐体側カップリング97が設けられている。
また、筐体90は、感光体ドラム12におけるリア側の端部をLPH14側(図中下側)に付勢する板ばね93と、長手方向がX方向に沿って配置され感光体ドラム12を挿入する方向に感光体ドラム12を案内するガイドレール95(図3参照)とを備える。
また、図3に示すように、筐体90の支持板91には、感光体ドラム12におけるリア側の端部が内部に挿入される感光体ドラム支持孔96と、後述するLPH14を保持する枠体50のリア側の端部が内部に挿入される枠体支持孔99とが設けられている。
ここで、感光体ドラム支持孔96は、Z方向におけるLPH14側がV字状に形成される。さらに説明をすると、感光体ドラム支持孔96は、Z方向におけるLPH14側に近づくに従いY方向における幅が狭くなる幅狭部96aを有する。感光体ドラム12が、板ばね93の付勢力により幅狭部96aに押しつけられることにより、感光体ドラム12は、Z方向およびY方向において固定される。
また、枠体50の端部は、枠体支持孔99内で溶接等により支持板91に対して固定される。一方で、枠体50に保持されるLPH14は、Z方向に移動可能である(詳細は後述)。なお、枠体50および筐体90を装置本体として捉えることができる。
次に、図4を参照しながら、感光体ドラム12およびLPH14の位置関係を説明する。なお、図4は、感光体ドラム12およびLPH14の位置関係を説明するための図である。より詳細には、図4(a)は図2のIVaにおける断面図であり、図4(b)は図2のIVbにおける断面図である。なお、図4(a)および図4(b)においては、感光体ドラム12のカバー部材127(後述)は省略されている。
まず、図4(a)および図4(b)に示すように、本実施の形態においては、感光体ドラム12とLPH14とがZ方向において互いに突き当てられることにより、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向における位置決めがなされる。さらに説明をすると、感光体ドラム12とLPH14とが突き当てられることにより、LPH14のロッドレンズアレイ143(後述)から、感光体ドラム本体120(後述)の表面までの距離が定まる。
また、感光体ドラム12とLPH14とは、リア側において2点(図4(a)参照)、フロント側において1点(図4(b)参照)で互いに接触する。ここで、リア側およびフロント側の両端で互いに接触する構成であれば、リア側およびフロント側において各1点、あるいはリア側において1点、フロント側において2点であってももちろんよい。なお、図示のように、感光体ドラム12がLPH14を一直線上ではない3点で支持(三角形支持)することにより、例えば2点以下あるいは4点以上で支持する場合と比較して、感光体ドラム12に対するLPH14の位置がより安定して定められる。
<LPH14>
次に、図5を参照しながら、LPH14の構成を説明する。なお、図5は、LPH14の概略構成を示す図である。より詳細には、図5(a)はLPH14の斜視図であり、図5(b)はLPH14の上面図である。
まず、露光部の一例であるLPH14は、発光チップアレイ146(後述する図7(a)参照)と、発光チップアレイ146が設けられる回路基板142(図7(a)参照)と、発光チップアレイ146から出射された光を感光体ドラム本体120(図2参照)表面に結像させるロッドレンズアレイ(露光体)143とを備えている。
また、LPH14は、回路基板142およびロッドレンズアレイ143を支持するとともに、回路基板142に設けられた発光チップアレイ146を外部から遮蔽する樹脂製のホルダ145を備えている。ここで、ホルダ145は、ロッドレンズアレイ143が設けられるホルダ145の面である上面145aと、ホルダ145の長手方向に沿う側面145bとを有する。
このホルダ(保持部)145は、X方向の両端において、上面145aからZ方向に突出する複数のリブ(第1の接触部、案内部)141を有する。具体的には、図5(a)に示すように、ホルダ145は、リア側に第1リブ(抑制部)141aおよび第2リブ141bを有し、フロント側に第3リブ141cを有する。
なお、図5(b)に示すように、第1リブ141aおよび第3リブ141cは、ホルダ145の一方の側面145b側(図中上側)に設けられる。
また、ホルダ145は、各側面145bからY方向に突出する被支持部147を備える。具体的には、図5(b)に示すように、第1被支持部147a〜第3被支持部147cは、それぞれ第1リブ141a〜第3リブ141cに対応する位置に形成されている。さらに説明をすると、第1被支持部147a〜第3被支持部147cは、それぞれX方向において第1リブ141a〜第3リブ141cと重複する位置に形成されている。このことにより、第1被支持部147a〜第3被支持部147cがZ方向に押圧される(詳細は後述)際に、ホルダ145におけるZ方向における厚みが厚い部分が力を受けるため、ホルダ145が撓むことが抑制される。
次に、図6を参照しながらリブ141の構成について説明をする。なお、図6は、リブ141の概略構成を示す図である。より詳細には、図6(a)はLPH14のリア側の斜視図であり、図6(b)はLPH14のフロント側の斜視図である。
第1リブ141a〜第3リブ141cは、感光体ドラム12の挿入方向(矢印C参照)の上流側から下流側に向かうに従って、上面145aから離間する向きに傾斜する傾斜面149a〜149cをそれぞれ有する。また、第1リブ141a〜第3リブ141cは、それぞれ感光体ドラム12と対向する面である上面151a〜151cを有する。なお、第1リブ141aおよび第3リブ141cは、挿入方向の上流側の端部において、挿入方向の下流側から上流側に進むに従いY方向の幅が狭くなる幅狭部153a、153cを有する。
ここで、第1リブ141aと第2リブ141bとは、Y方向において離間して形成される。また、第1リブ141aの方が第2リブ141bよりも、ホルダ145の上面145aからの高さが高い。さらに説明をすると、第1リブ141aおよび第2リブ141bは、第3リブ141cよりも上面145aからの高さが高い。
次に、図7を参照しながらLPH14が有する光学部材について説明をする。なお、図7は、LPH14が有する光学部材を説明するための図である。より詳細には、図7(a)はLPH14における発光チップアレイ146の上面図であり、図7(b)はLPH14におけるロッドレンズアレイ143およびホルダ145の上面図である。
図7(a)に示すように、発光チップアレイ146は、複数のLEDを備えた60個の発光体の一例である発光チップC(C1〜C60)を含んで構成され、Y方向に二列で、所謂千鳥状に配置して構成されている。ただし発光体の数は、所望の主走査方向露光幅により適宜決定することが出来る。
また、図7(b)に示すように、ロッドレンズアレイ143は、複数のロッドレンズ144を、互い違いになるようにY方向で二列に配列した状態で、ホルダ145に保持させることによって構成されている。各ロッドレンズ144は、例えば円柱状の形状をしており、その半径方向に屈折率分布を有し正立等倍実像を形成する屈折率分布型レンズにて構成される。このような屈折率分布型レンズとしては、例えばセルフォック(登録商標)レンズが挙げられる。
<枠体50>
次に、図8を参照しながら、枠体50の構成を説明する。なお、図8は、枠体50の概略構成を示す図である。より詳細には、図8(a)は枠体50の斜視図であり、図8(b)は図8(a)のVIIIbにおける断面図であり、図8(c)は枠体50にLPH14が配置された際の図8(a)のVIIIbにおける断面図である。
図8(a)に示すように、枠体50は、断面略U字状であり、長手方向がX方向に沿う部材である。枠体50は、X方向における両端が筐体90に支持されて設けられる。また、枠体50は、基部150とその両端に設けられる側部153とを備える。また、この側部153には、LPH14の第1被支持部147a〜第3被支持部147c(図6参照)を、それぞれ内部に配置する第1貫通孔155a〜第3貫通孔155cが形成されている。
また、図8(b)に示すように、枠体50は、X方向における第1貫通孔155a〜第3貫通孔155cに対応する位置に、それぞれ第1ばね部材157aおよび第2ばね部材157b(図4(b)参照)を備える。第1ばね部材157aおよび第2ばね部材157b(押圧手段)は、LPH14に対して、Z方向において基部150から離間する向きに付勢する力を加える。
さて、図8(c)に示すように、枠体50は、枠体50のU字状の内側にLPH14が設けられ、感光体ドラム12とは反対側からLPH14を覆うように配置される。このLPH14が内側に設けられた際には、第1被支持部147a〜第3被支持部147cが、それぞれ第1貫通孔155a〜第3貫通孔155c内に挿入された状態となる。
ここで、第1貫通孔155a〜第3貫通孔155cのZ方向における寸法は、それぞれ内部に配置した第1被支持部147a〜第3被支持部147cがZ方向において移動可能となるとともに、感光体ドラム12に対するLPH14の位置が定まった状態においては枠体50と第1被支持部147a〜第3被支持部147cとが接触しない(詳細は後述)よう定められている。
また、図示の例においては、第1被支持部147aおよび第2被支持部147bを第1ばね部材157aが押圧し、第3被支持部147cを第2ばね部材157bが押圧することで、LPH14が感光体ドラム12側(Z方向)に付勢される。
なお、LPH14が感光体ドラム12によって押圧されていない状態においては、第1被支持部147a〜第3被支持部147cが、それぞれ第1天部158a〜第3天部158cに突き当たることにより、LPH14のZ方向における位置が仮決めされる状態となる。
<感光体ドラム12>
次に、図9を参照しながら、感光体ドラム12の構成を説明する。なお、図9は、感光体ドラム12の概略構成を示す図である。より詳細には、図9(a)は感光体ドラム12の回転軸に沿った断面図であり、図9(b)は図9(a)のIXbにおける断面図である。
像保持体の一例である感光体ドラム12は、LPH14により表面に静電潜像が形成されトナー像を保持する感光体ドラム本体120と、この感光体ドラム本体120の回転軸であるシャフト122とを備える。また、感光体ドラム12は、挿入方向(図中矢印C参照)の下流側端部に筐体90側から駆動を受ける感光体ドラム側カップリング125を有するとともに、感光体ドラム本体120を覆うカバー部材127を有する。さらに、感光体ドラム12は、X方向における両端においてシャフト122を回転可能に支持するリア側軸受け部131およびフロント側軸受け部133を有する。リア側軸受け部131およびフロント側軸受け部133は、回転軸に垂直な方向において感光体ドラム本体120に対して相対的に位置が決まっている。
また、カバー部材127には、挿入方向(図中矢印C参照)の上流側に、X方向に沿って貫通した位置決め孔121が形成される。また、カバー部材127は、感光体ドラム12が筐体90に挿入された際に筐体90と掛かり合うフック123を有する。なお、このフック123は、図示しないばね部材により図中矢印E方向に付勢されている。さらに、図9(b)に示すように、カバー部材127は、ガイドレール95によって案内される被案内部129を備える。
次に、図9および図10を参照しながらリア側軸受け部131およびフロント側軸受け部133の構成について説明をする。なお、図10は、リア側軸受け部131およびフロント側軸受け部133の概略構成を示す図である。より詳細には、図10(a)はリア側軸受け部131およびLPH14等の斜視図であり、図10(b)はフロント側軸受け部133およびLPH14等の斜視図である。
リア側軸受け部131およびフロント側軸受け部133は、樹脂製であり、それぞれLPH14側に突出しLPH14と接触する部分である接触部(第2の接触部)135を有する。具体的には、図10(a)に示すように、リア側軸受け部131は、第1接触部135aおよび第2接触部135bをY方向で離間して備える。また、図10(b)に示すように、フロント側軸受け部133は第3接触部135cを備える。
ここで、第1接触部135aには、X方向に延びる溝137aが形成されている。この溝137aのY方向の幅は、第1リブ141aのY方向の幅に対応する寸法である。同様に第3接触部135cには、X方向に延びる溝137cが形成されている。この溝137cのY方向の幅は、第3リブ141cのY方向の幅に対応する寸法である。
また、第1接触部135aおよび第3接触部135cは、感光体ドラム12のY方向における一方の端部側に設けられる。
さらに、シャフト122からの高さとしては、リア側の接触部135である第1接触部135aおよび第2接触部135bの高さ(図9のL1参照)の方が、フロント側の接触部である第3接触部135cの高さ(図9のL2参照)よりも低い。このことにより、感光体ドラム12が挿入される際に、感光体ドラム12のリア側に配置される接触部135が、ロッドレンズアレイ143等と接触しLPH14に損傷を与えることが抑制される。
<感光体ドラム12の挿入動作>
次に、図2、図3、図4および図10を参照しながら感光体ドラム12を筐体90に挿入する動作について説明をする。
まず、LPH14および枠体50が筐体90に装着される。なお、LPH14および枠体50を露光装置として捉えることができる。そして、感光体ドラム12の被案内部129がガイドレール95に案内されることにより、感光体ドラム12の姿勢が維持されながら、感光体ドラム12は筐体90に進入する(図中矢印C参照)。そして、感光体ドラム12の第1接触部135aが、感光体ドラム12の進入経路(挿入経路)に突出する位置に配置されるLPH14の第1リブ141aに突き当たる。
このとき、第1接触部135aは、第1リブ141aの傾斜面149aに沿って移動し、LPH14に加わる衝撃(損傷)を抑制しながら、第1リブ141aの上面151aに乗り上がる。この上面151aに乗り上がった状態において、第1接触部135aは、第1リブ141aに対してZ方向において離間する向き(図中矢印D参照)に力を加え移動させる。このことにより、感光体ドラム12に対するLPH14の位置が定まる。このLPH14の位置が、露光部の予め定めた位置の一例である。
同様に、第2接触部135bおよび第3接触部135cは、それぞれ上面151bおよび上面151cに乗り上がり、第2リブ141bおよび第3リブ141cに対してZ方向において離間する向き(図中矢印D参照)に力を加え移動させる。
なお、感光体ドラム12が筐体90へ挿入されることにより、感光体ドラム12における先端側(挿入方向下流側)に位置する感光体ドラム側カップリング125が、筐体側カップリング97と噛み合う。
ここで、第1接触部135aが上面151aに乗り上がる際に、幅狭部153aによって案内されることで、第1接触部135aの溝137aに第1リブ141aが配置される。さらに説明をすると、第1接触部135aが第1リブ141aをY方向において跨ぐように配置される(図4参照)。このことにより、Y方向において、感光体ドラム12に対するLPH14のリア側の位置ずれが抑制される。
同様にして、第3接触部135cが第3リブ141cをY方向において跨ぐように配置される。このことにより、Y方向において、感光体ドラム12に対するLPH14のフロント側の位置ずれが抑制される。
また、上記では説明を省略したが、筐体90には、挿入方向下流側から上流側に向けて突出する位置決め突起98(図2参照)が形成されており、感光体ドラム12が筐体90に挿入されることにともない、この位置決め突起98が位置決め孔121内へと進入する。このことにより、筐体90に対する感光体ドラム12の移動が、Y方向およびZ方向において制限される。
さらに、感光体ドラム12が筐体90へ挿入されると、フック123が筐体90に掛かる。このことにより、筐体90に対する感光体ドラム12の移動がX方向において制限される。なお、図示の例においては、フック123を用いてX方向の位置を定めたが、例えば開閉式のカバー等の板状部材によって感光体ドラム12の挿入方向上流側端部を下流側へと押しこむ構成であってもよい。
次に、図4を参照しながら、感光体ドラム12に対するLPH14の位置が定まった状態について説明をする。
まず、図4に示すように、感光体ドラム12の第1接触部135a〜第3接触部135cと、LPH14の第1リブ141a〜第3リブ141cとが突っ張った状態となる。言い替えると、LPH14の両端が感光体ドラム12の両端に直接押し付けられる構成となる。この構成により、LPH14および感光体ドラム12の間に、例えば筐体90の一部等他の部材が存在する場合と比較して、筐体90の寸法のばらつき等の影響が抑制され、位置決めの精度が向上する。さらに説明すると、筐体90と、LPH14を構成する各部材との線膨張率の差により、LPH14が湾曲する(撓む)ことも抑制される。したがって、LPH14の被写界深度(DOF)のずれが抑制される。
また、感光体ドラム12に対するLPH14の位置が定まった状態においては、第1被支持部147a〜第3被支持部147cは第1貫通孔155a〜第3貫通孔155c内に配置されているものの、枠体50とは接触しておらず枠体50から力を受けていない状態となる。さらに説明をすると、本実施の形態においては、第1被支持部147a〜第3被支持部147cと第1貫通孔155a〜第3貫通孔155cの第1底部156a〜第3底部156cとは離間した状態となる。したがって、LPH14の位置が、第1被支持部147a〜第3被支持部147cがそれぞれ第1貫通孔155a〜第3貫通孔155cの第1底部156a〜第3底部156cに突き当ることによって妨げられない。
また、図示の例においては、Z方向において、第1リブ141aおよび第1接触部135aの高さの和と、第2リブ141bおよび第2接触部135bの高さの和と、第3リブ141cと第3接触部135cとの高さの和は、一致するように構成されている。したがって、第1リブ141a〜第3リブ141cと、第1接触部135a〜第3接触部135cとがそれぞれ接触した状態において、ロッドレンズアレイ143と感光体ドラム本体120とが平行となる。
さて、上記の説明においては、リブ141が傾斜面149a〜149cを有する構成を説明した。しかしながら、感光体ドラム12が挿入されることにともない、感光体ドラム12がLPH14を直接押し退ける構成であればこの構成に限定されない。したがって、例えば接触部135が、傾斜面を有する構成や、リブ141および接触部135の両者が傾斜面を有する構成であってもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、LPH14を使用位置と待避位置とで移動可能に設けるとともに、LPH14を待避位置とした状態で感光体ドラム12を筐体90に挿入した後に、例えばユーザの操作により、LPH14を使用位置へと移動する、所謂昇降機構を備える構成も考えられる。しかしながら、このように昇降機構を有する構成と比較して、本実施の形態は構成がより簡略化されるとともに、感光体ドラム12を挿入する際あるいは抜きとる際に、別途LPH14を移動させる動作が不要となる。
<他の実施形態>
図11を参照しながら他の実施形態について説明をする。なお、図11は、他の実施の形態における感光体ドラム12およびLPH14の周辺を示す概略構成図であり、上記実施の形態における図2に対応する図である。
図11に示すように、本実施の形態においては、感光体ドラム12がLPH14を押圧している状態において、X方向中央部において枠体50とLPH14とが接触する機構(第3被支持部247cおよび第3貫通孔255c)を有し、この機構によりLPH14のY方向における移動が制限される。
次に、図12を参照しながら、感光体ドラム12およびLPH14の構成について説明をする。なお、図12は、感光体ドラム12およびLPH14の概略構成図である。より詳細には、図12(a)は図11のXIIaにおける断面図であり、図12(b)は図11のXIIbにおける断面図である。なお、図12(a)および図12(b)においては、感光体ドラム12のカバー部材127は省略されている。
まず、リア側においては、LPH14が第1リブ241aおよび第1被支持部247aを有し、枠体50が第1ばね部材257aおよび第1貫通孔255aを有し、リア側軸受け部231が第1接触部235aを有する。一方、フロント側においては、LPH14が第2リブ241bおよび第2被支持部247bを有し、枠体50が第2ばね部材257bおよび第2貫通孔255bを有し、リア側軸受け部233が第2接触部235bを有する。
また、第1リブ241a、第2リブ241b、第1被支持部247aおよび第2被支持部247bは、ホルダ245および感光体ドラム12のそれぞれY方向における一方の端部側(図12(a)の右側)に設けられる。
次に、図13を参照しながら、LPH14の構成を説明する。なお、図13は、LPH14の概略構成を示す図である。より詳細には、図13(a)はLPH14の斜視図であり、図13(b)はLPH14の上面図である。
図13(a)に示すように、LPH14は、Y方向における中央よりも第1リブ241aおよび第2リブ241bが設けられた側に変位した位置にロッドレンズアレイ243を有する。
また、図13(b)に示すように、LPH14のホルダ245は、X方向における中央部であって、第1被支持部247aおよび第2被支持部247bが設けられた側面245bとは反対側の側面245bに、第3被支持部(接触移動部)247cが設けられる。なお、枠体50は、第3被支持部247cを感光体ドラム12側に付勢する第3ばね部材257c(図11参照)を有する。
次に、図14および図15を参照しながら、LPH14および枠体50の構成について説明をする。
なお、図14は、感光体ドラム12によって押圧されていない状態のLPH14および枠体50の概略構成図である。より詳細には、図14(a)は図11のXIVaにおける断面図であり、図14(b)は図11のXIVbにおける断面図である。
また、図15は、感光体ドラム12によって押圧されている状態のLPH14および枠体50の概略構成図である。より詳細には、図15(a)は図11のXIVaにおける断面図であり、図15(b)は図11のXIVbにおける断面図であり、図15(c)はLPH14および枠体50の上面図である。
まず、図14(a)および図14(b)に示すように、第1貫通孔255aおよび第2貫通孔255b(図11参照)と、第3貫通孔255cのZ方向における位置が異なる。より具体的には、第1貫通孔255aの第1天部256a、および第2貫通孔255bの第2天部(図示せず)が、第3貫通孔255cの第3天部256cよりも基部250から離間した位置に配置されている。
このことにより、図示のように、LPH14が感光体ドラム12によって押圧されていない状態においては、ホルダ245(図13参照)のY方向における一方の端部側(図14における右側)が、感光体ドラム12側に突出するようにホルダ245が傾斜した状態となる。
さて、図15(a)に示すように、LPH14が感光体ドラム12によって押圧されている状態においては、第1被支持部247aおよび第2被支持部247bは、第1貫通孔255a、第2貫通孔255bの第1天部256a、第2天部(図示せず)とは接触しない(図中矢印参照)。したがって、感光体ドラム12に対するLPH14のZ方向における位置が、枠体50とは関係なく、LPH14と感光体ドラム12とにより定められる。
一方で、図15(b)に示すように、LPH14が感光体ドラム12によって押圧されている状態において、第3被支持部247cは、第3貫通孔255cの第3天部256cと接触する。
ここで、図15(c)に示すように、ロッドレンズアレイ243が、第3被支持部247c側ではなく、第1被支持部247a、第2被支持部247b側に配置されている。したがって、第3被支持部247cが第3天部256cと接触する状態であっても、ロッドレンズアレイ243が第3被支持部247c側に配置される場合と比較して、第3被支持部247cを支持する3天部256cのZ方向位置の誤差により、ロッドレンズアレイ243のZ方向位置がずれることが抑制される。
また、第3被支持部247cが第3貫通孔255cの第3天部256cと接触し、摩擦力を受けることにより、LPH14がY方向(図中矢印F参照)に移動することが抑制される。さらに説明をすると、図示のようにLPH14のX方向における中央側に第3被支持部247cを設けると、LPH14のX方向における両端側に第3被支持部247cを設ける場合と比較して、LPH14がY方向に撓んだり振動したりすることが抑制される。このことにより、感光体ドラム本体120の表面に形成される静電潜像の副走査方向における周期的位置ずれが抑制され、その結果、トナー像の副走査方向における濃度ムラ(所謂バンディング)が抑制される。
なお、本実施の形態は、例えばLPH14のX方向における中央部を挟み込んで固定する構成と比較して、他の部材からLPH14に外力が加わることにより生じるLPH14の撓みが抑制される。
12…感光体ドラム、14…LPH、50…枠体、100…画像形成装置、131…リア側軸受け部、133…フロント側軸受け部、135…接触部、141…リブ、143…ロッドレンズアレイ、147…被支持部、155a…第1貫通孔、157a…第1ばね部材

Claims (4)

  1. 回転する像保持体と、
    前記像保持体の回転軸方向に沿って配列される複数の発光体と、当該複数の発光体を保持する保持部と、当該保持部において当該複数の発光体を挟んだ位置に設けられる第1の接触部と、を有し、当該像保持体を露光する露光部と、
    前記露光部を当該露光部の光軸方向へ押圧する押圧手段と
    を備え、
    前記保持部は、前記像保持体が装着される装置本体と接触する第2の接触部を有し、
    前記露光部は、前記像保持体が前記装置本体内に装着される際に、前記第1の接触部が前記像保持体と接触して、前記光軸方向に沿って当該像保持体から離れる方向へ移動するとともに、この接触が維持されることによって当該露光部と当該像保持体とは位置決めされ、当該第1の接触部が当該像保持体と接触していない場合に前記第2の接触部が当該装置本体と接触して当該光軸方向への移動が規制されるとともに、当該第1の接触部が当該像保持体と接触した場合には当該第2の接触部と当該装置本体とが接触しなくなり当該像保持体に対して位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の接触部は、前記露光部の前記光軸方向に沿って突出した形状であるとともに、前記複数の発光体を挟んで少なくとも二つ設けられており、前記像保持体の挿入方向における下流側に設けられた接触部の方が、上流側に設けられた接触部よりも、突出量が大きいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記露光部は、前記像保持体の回転軸方向における中央部において、第の接触部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 回転する像保持体の回転軸方向に沿って配列される複数の発光体と、当該複数の発光体を保持する保持部と、当該保持部において当該複数の発光体を挟んだ位置に設けられる第1の接触部と、を有し、当該像保持体を露光する露光部と、
    前記露光部を当該露光部の光軸方向へ押圧する押圧手段と
    前記像保持体および前記露光を支持する支持部と、
    を備え、
    前記保持部は、前記支持部と接触する第2の接触部を有し、
    前記露光部は、前記像保持体が前記支持部に装着される際に、前記第1の接触部が当該像保持体と接触して、前記光軸方向に沿って当該像保持体から離れる方向へ移動するとともに、この接触が維持されることによって当該露光部と当該像保持体とは位置決めされ、当該第1の接触部が当該像保持体と接触していない場合に前記第2の接触部が当該支持部と接触して当該光軸方向への移動が規制されるとともに、当該第1の接触部が当該像保持体と接触した場合には当該第2の接触部と当該支持部とが接触しなくなり当該像保持体に対して位置決めされることを特徴とする露光装置。
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