JP6055554B2 - 靴底 - Google Patents
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Description
本発明はミッドソール及びアウトソールの積層構造の改良に関する。
一般に、靴底には、軽量性、耐久性、グリップ性能、緩衝性能および屈曲性などの特性が要求され、これらの特性は相反する場合もあるが、其々ある一定以上の特性が要求されている。また、近年、靴底の接地面のデザインや環境に対する配慮も望まれている。
たとえば、トレイルランニングシューズ等においてクリートのグリップ力を増大させるためには、アウトソールのクリートを高くすることが一つの解決策となる。しかし、クリートを高くすることは直ちにクリートの厚みを増すことになり、これは重量増の要因となる。更に、高いクリートは、クリート部分からの突き上げを感じ易い。
JP07−265103Aには、横断面においてミッドソールとアウトソールの界面が波形に形成された靴底が開示されている。しかし、この先行技術ではゴム製のアウトソールが一様な厚さで形成されている。したがって、アウトソールの摩耗による耐久性の問題が生じ易いだろう。
JP05−65201Yには、長靴の本体を形成する合成樹脂のクリートが靴底の底面よりも突出した射出成形長靴が開示されている。かかる構造は発泡体のミッドソールとゴム製のアウトソールを備えた靴底には不向きであろう。
JP04−38701Yには、下部靴底の前足部に幅方向に長い溝を形成した多層靴底が開示されている。この靴底は前足部の良好な屈曲性が得られるだろう。
JP2005−185303Aには、底部が肉厚で、かつ、上部が肉薄のスタッドが開示されている。しかし、この先行技術のスタッドはゴムではなく、樹脂スパイク材であり、ベースよりも硬度(D硬度)が小さく、そのため、前記肉厚の設定で、スタッドのグリップ性は向上し得ず、むしろ低下するだろう。
つまり、同先行技術のFIG.6の高硬度のベースは下部が薄肉で、かつ、上部が厚肉になっており、そのため、スタッドが無垢である場合の方が柔軟さが増し、グリップ性は高くなるだろう。
つまり、同先行技術のFIG.6の高硬度のベースは下部が薄肉で、かつ、上部が厚肉になっており、そのため、スタッドが無垢である場合の方が柔軟さが増し、グリップ性は高くなるだろう。
本発明の目的は、耐久性低下の抑制、軽量性、グリップ性能、緩衝性能が期待できるとともに、適度な屈曲性が期待できる靴底を提供することである。更に、デザインの多様化や環境に対する配慮も期待できる。
本発明の靴底は、接地面10と上面11とを有するゴム製のアウトソール1と、
上面21および下面20を有し前記アウトソール1の前記上面11に前記下面20が付着され熱可塑性の樹脂成分を有する発泡体を主体とするミッドソール2とを備え、
前記アウトソール1は、
ベース1Bと、
前記ベース1Bから下方Zに向かって突出して前記接地面10を形成し、縦横にそれぞれ複数配置された複数の第1クリート1Cと、
前記各第1クリート1Cの上面11において下方Zに向かって窪んだ凹面1Fとを有し、
前記ミッドソール2の前記下面20は前記ミッドソール2のベース2Bから下方Zに向かって突出する凸部2Pの表面で形成された凸面2Fを有し、
前記凹面1Fと凸面2Fとは互いに接し、かつ付着され、
前記各第1クリート1Cにおける前記接地面10から前記凸面2Fのトップ2Tまでの距離1Dが、前記ベース1Bの厚さよりも大きい。
上面21および下面20を有し前記アウトソール1の前記上面11に前記下面20が付着され熱可塑性の樹脂成分を有する発泡体を主体とするミッドソール2とを備え、
前記アウトソール1は、
ベース1Bと、
前記ベース1Bから下方Zに向かって突出して前記接地面10を形成し、縦横にそれぞれ複数配置された複数の第1クリート1Cと、
前記各第1クリート1Cの上面11において下方Zに向かって窪んだ凹面1Fとを有し、
前記ミッドソール2の前記下面20は前記ミッドソール2のベース2Bから下方Zに向かって突出する凸部2Pの表面で形成された凸面2Fを有し、
前記凹面1Fと凸面2Fとは互いに接し、かつ付着され、
前記各第1クリート1Cにおける前記接地面10から前記凸面2Fのトップ2Tまでの距離1Dが、前記ベース1Bの厚さよりも大きい。
本発明によれば、アウトソール1の第1クリート1Cの上面11に凹面1Fが形成されており、したがって、ミッドソール2よりも比重の遥かに大きいアウトソール1の軽量化が図られる。
また、第1クリート1Cの上面に凹面1Fが形成され、当該凹面1Fに、柔軟なミッドソール2の凸部2Pが嵌り込んでおり、そのため、第1クリート1Cが無垢である場合に比べ第1クリート1Cが変形し易いだろう。したがって、第1クリート1Cのグリップ性能および緩衝性能の向上が期待できる。
一方、第1クリート1Cの接地面10からミッドソール2の凸面2Fまでの距離1Dが、つまり、第1クリート1Cの接地部分の肉厚がベース1Bの厚さよりも概して大きく、したがって、第1クリート1Cの摩耗によるソールの耐久性は劣化しにくいだろう。
ここで、ゴム製のアウトソール1は、発泡倍率の比較的小さいゴムの発泡体や、ゴムの非発泡体で形成され、ミッドソール2よりも比重が大きいが、耐摩耗性に優れている。
ミッドソール2の発泡体は、熱可塑性の樹脂成分と任意の適宣の他の成分とを含む。前記熱可塑性の樹脂成分としては、例えば、熱可塑性エラストマーおよび熱可塑性樹脂が挙げられる。
前記熱可塑性エラストマーの種類としては、例えば、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体(SEBS)などのスチレン系エラストマーやエチレン−酢酸ビニル共重合体系エラストマーなどを用いることができる。
前記熱可塑性樹脂の種類としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの酢酸ビニル系樹脂やポリスチレン、スチレンブタジエン樹脂などを用いることができる。以上の樹脂成分は、1種単独で又は2種以上を併用できる。
本発明において、「発泡体を主体とする」とは、ミッドソール2の上面21又は下面20の半分以上、あるいは、ミッドソール2の体積の半分以上が発泡体で形成されていることを意味し、ミッドソール2の一部にゲルや鞘様部材(pods)などが含まれていてもよいことを意味する。
なお、厚さは、部材の表面に対する法線方向に測定すべきである。
なお、厚さは、部材の表面に対する法線方向に測定すべきである。
本発明において、「トップ」とは、英語の「top」を意味し、したがって、前記凸面2Fの下端を意味する。
また、「接地面10からトップ2Tまでの距離1Dがベース1Bの厚さよりも大きい」とは、クリート1Cにベース1Bの厚さよりも薄い部分があってもよいことを意味し、少なくとも下記の(1)〜(8)のうちのいずれか1以上の要件を満たす場合の他、任意の2以上の要件を満たす場合には前記距離1D>前記ベース1Bの関係を満たすと解釈しなければならない。
(1)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さよりも大きい。
(2)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの平均値よりも大きい。
(3)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、当該クリート1Cの周囲のベース1Bに溝などの窪みが形成されている場合において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの最大値よりも大きい。
(4)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの最小値よりも大きい。
(5)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、前記各距離1Dが前記板状のベース1Bの厚さよりも大きい。
(6)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、前記各距離1Dの平均値が前記ベース1Bの厚さの平均値よりも大きい。
(7)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、当該クリート1Cの周囲のベース1Bに溝などの窪みが形成されている場合において前記距離1Dの最小値が前記ベース1Bの厚さの最大値よりも大きい。
(8)隣り合う第1クリート1Cの間に凸部を有するベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dの最大値、最小値または平均値のいずれか1以上が前記ベース1Bの厚さの最大値または平均値よりも大きい。
なお、板状ないし平板状とは、ベース1Bが突出したクリートを形成していないことを意味する。また、「接地面10」とはソールを平らな路面に配置して接地する面をいい、したがって、1つのクリートの中央に凹所がある場合、当該凹所は前記接地面10を形成しない。
(1)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さよりも大きい。
(2)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの平均値よりも大きい。
(3)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、当該クリート1Cの周囲のベース1Bに溝などの窪みが形成されている場合において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの最大値よりも大きい。
(4)各第1クリート1Cの周囲の各ベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dが前記ベース1Bの厚さの最小値よりも大きい。
(5)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、前記各距離1Dが前記板状のベース1Bの厚さよりも大きい。
(6)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、前記各距離1Dの平均値が前記ベース1Bの厚さの平均値よりも大きい。
(7)隣り合う第1クリート1Cの間の板状ないし平板状のベース1Bと当該複数の第1クリート1Cとの関係において、当該クリート1Cの周囲のベース1Bに溝などの窪みが形成されている場合において前記距離1Dの最小値が前記ベース1Bの厚さの最大値よりも大きい。
(8)隣り合う第1クリート1Cの間に凸部を有するベース1Bと当該第1クリート1Cとの関係において、前記距離1Dの最大値、最小値または平均値のいずれか1以上が前記ベース1Bの厚さの最大値または平均値よりも大きい。
なお、板状ないし平板状とは、ベース1Bが突出したクリートを形成していないことを意味する。また、「接地面10」とはソールを平らな路面に配置して接地する面をいい、したがって、1つのクリートの中央に凹所がある場合、当該凹所は前記接地面10を形成しない。
好ましくは、前記ミッドソール2は前記凸面2Fにおいて、前記凸部2Pの周囲の前記ベース2Bよりも厚い。
この場合、柔軟なミッドソール2の一部が第1クリート1C内に入り込んでおり、クリート1Cからの突き上げを感じにくいだろう。
好ましくは、前記複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
この場合、第1クリート1Cの下部に比べ上部が薄肉である。今、第1クリート1Cに前後または内外方向の外力が負荷されると、第1クリート1Cはミッドソール2に接合された上端を中心に曲げ変形に近似した剪断変形を生じ易いだろう。この際、薄肉の上部に最大モーメントが生じ、したがって、第1クリート1Cの前記変形が増大することが期待できる。
一方、第1クリート1Cの下部は、上部に比べ、硬い異物や路面に当接し易い。しかし、第1クリート1Cの上部に比べ相対的に厚肉の下部は前記当接することによる第1クリート1Cの耐久性が劣化するのを抑制し得る。
好ましくは、前記第1クリート1Cは前記ベース1Bから前記接地面10に向かって斜めに延び、かつ、前記凸面2Fの周縁に接合された上縁部1Eを有し、
前記上縁部1Eの肉厚が前記ベース1Bの肉厚よりも小さい。
前記上縁部1Eの肉厚が前記ベース1Bの肉厚よりも小さい。
この場合、ベース1Bの肉厚よりも薄い前記上縁部1Eを中心に前記変形が生じるだろう。したがって、前記薄肉の上縁部1Eに最大モーメントが生じ、前記第1クリート1Cの前記変形の更なる増大を期待し得る。
なお、アウトソール1に設けられた多数の第1クリート1Cの一部について前記肉厚の関係とは逆の関係になっているものがあってもよい。
好ましくは、前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1M及び/又は外側縁1Lに配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1M及び/又は外側縁1Lにおいて露出している。
この場合、内側縁1M及び/又は外側縁1Lにおいてミッドソール2の凸部2Pが露出しており、前記ミッドソール2の凸部2Pが露出した内側縁1M及び/又は外側縁1Lは、前記露出していない靴底に比べ、前記変形を呈し易いだろう。
更に好ましくは、前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1M又は外側縁1Lに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1M又は外側縁1Lにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1M又は外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れている。
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1M又は外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れている。
この場合、断続的に複数個配置された第1クリート1Cが前記変形し易く、前記変形による効果を期待し易い。
更に、好ましくは、前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1Mに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1Mにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1Mにおいて波形状の曲線となって表れ、
前記第1クリート1Cが前記靴底の外側縁1Lに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記外側縁1Lにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れており、
これらの複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1Mにおいて波形状の曲線となって表れ、
前記第1クリート1Cが前記靴底の外側縁1Lに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記外側縁1Lにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れており、
これらの複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
この場合、内側縁1M及び外側縁1Lの双方において変形し易い第1クリート1Cが、断続的に配置されており、前記変形による効果を更に期待できるだろう。
ここで、ランニングやトレールランニングにおいては、ミッドソールの上面21が概ね足の長軸に沿って下方に沈むことにより走行時にガイダンスラインが生じ、走行の安定性が向上することが期待できる。(例えば、US−2011−0185590−A1,WO101038266A1)
本実施例の場合、前記内側縁1M及び外側縁1Lの双方においてクリート1Cが断続的に複数個配置されている。そのため、走行中に内側縁1M及び外側縁1Lが足の長軸に沿った位置よりも上方に変位し、したがって、足の長軸に沿ってミッドソール2の上面21が沈むだろう。その結果、走行の安定性が向上するかもしれない。
本実施例の場合、前記内側縁1M及び外側縁1Lの双方においてクリート1Cが断続的に複数個配置されている。そのため、走行中に内側縁1M及び外側縁1Lが足の長軸に沿った位置よりも上方に変位し、したがって、足の長軸に沿ってミッドソール2の上面21が沈むだろう。その結果、走行の安定性が向上するかもしれない。
好ましくは、前記アウトソール1は3個以上の前記第1クリート1C又は前記第1クリート1Cとは別の複数の第2クリートを有し、これらの第1及び/又は第2クリートのうち3個以上の前記クリートに囲まれた部位において第1貫通孔H1を定義し、
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを有する。
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを有する。
たとえば、トレールランニングにおいては多数の小石が表面を覆う硬い路面や斜面上を走行する。この硬い路面を走行する際に全てのクリートが硬いと、クリートが硬い路面に入り込みにくいし、また、多数の小石はクリートに食い込みにくいかもしれない。
この例の場合、ミッドソール2の発泡体からなる第1クリート2Cはアウトソール1の第1クリート1Cに比べ遥かに柔らかく、したがって、前記硬い路面においてはミッドソール2に小石が食い込み易いかもしれない。
一方、アウトソール1に形成された第1貫通孔H1は、アウトソール1の軽量化に役立つ。
ここで、ミッドソール2とアウトソール1とは互いに接着ないし溶着されて、互いに一体となっていることで、厚さが増加して曲げに対する剛性、つまり、曲げ剛性EIZが著しく増加する。この曲げ剛性EIZは素材のヤング率に比例する。したがって、ミッドソール2の第1クリート2C、並びに、アウトソール1に形成された第1貫通孔H1は曲げ剛性EIZの低下に寄与し、靴底の屈曲性が向上するだろう。
ここで、ミッドソール2とアウトソール1とは互いに接着ないし溶着されて、互いに一体となっていることで、厚さが増加して曲げに対する剛性、つまり、曲げ剛性EIZが著しく増加する。この曲げ剛性EIZは素材のヤング率に比例する。したがって、ミッドソール2の第1クリート2C、並びに、アウトソール1に形成された第1貫通孔H1は曲げ剛性EIZの低下に寄与し、靴底の屈曲性が向上するだろう。
また、ミッドソール2に比べ格段に比重の大きいアウトソール1に第1貫通孔H1が設けられており、軽量化を図り得ると共に環境にも好ましいであろう。
また、一般にミッドソール2の表面はアウトソール1とは異なる色や美しい風合いを有しており、ミッドソール2のクリート2Cとアウトソール1は、互いに異なる色のコントラストをなすことにより、靴底のデザインを多様化させるのに役立つだろう。
好ましくは、前記アウトソール1のベース1Bは後足部5Rの中央領域5Aにおいて複数の貫通孔H2を定義し、
前記ミッドソール2は前記第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有する。
前記ミッドソール2は前記第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有する。
この場合の前記第2貫通孔H2およびクリート20Cは、前記第1貫通孔H1およびクリート10Cと同様の効果を奏するであろう。
特に、複数の第2貫通孔H2およびクリート20Cが後足部5Rの中央領域5Aに設けられており、後足部5Rにグリップ性能を付えつつ、後足部5Rの踵に適度なクッションを与えるだろう。
特に、複数の第2貫通孔H2およびクリート20Cが後足部5Rの中央領域5Aに設けられており、後足部5Rにグリップ性能を付えつつ、後足部5Rの踵に適度なクッションを与えるだろう。
好ましくは、前記アウトソール1は3個以上の前記第1クリート1C又は前記第1クリート1Cとは別の複数の第2クリートを有し、これらの第1及び/又は第2クリートのうち3個以上の前記クリートに囲まれた部位において第1貫通孔H1を定義し、
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを複数有し、
前記アウトソール1のベース1Bは後足部5Rの中央領域において複数の第2貫通孔H2を定義し、
前記ミッドソール2は前記各第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有し、
前記ミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数の合計が6〜40個に設定されている。
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを複数有し、
前記アウトソール1のベース1Bは後足部5Rの中央領域において複数の第2貫通孔H2を定義し、
前記ミッドソール2は前記各第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有し、
前記ミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数の合計が6〜40個に設定されている。
この場合、前記変形による利点が更に向上し、クッションによる効果も得られるだろう。
また、6〜40個のミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cは靴底の新たなデザインを提供するだろう。
かかるデザイン性やトレールランニングにおける滑り防止の観点からミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数は8〜35個が好ましく、10〜30個程度が最も好ましいだろう。
また、6〜40個のミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cは靴底の新たなデザインを提供するだろう。
かかるデザイン性やトレールランニングにおける滑り防止の観点からミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数は8〜35個が好ましく、10〜30個程度が最も好ましいだろう。
好ましくは、前記アウトソール1のヤング率は前記ミッドソール2のヤング率よりも大きい。
樹脂の発泡体やゴムの硬度はヤング率との相関関係が強い。
一般に、ミッドソール2はアウトソール1に比べ柔軟であり、硬度がアウトソール1よりも遙に小さい。しかし、両者の硬度の測定方法は互いに異なり、そのため、両者の硬度の関係に代えてヤング率の概念を用いた。
一般に、ミッドソール2はアウトソール1に比べ柔軟であり、硬度がアウトソール1よりも遙に小さい。しかし、両者の硬度の測定方法は互いに異なり、そのため、両者の硬度の関係に代えてヤング率の概念を用いた。
一般に、ミッドソール2の硬度はアスカーC硬度で40°〜75°程度に設定される。一方、アウトソール1の硬度はJISA硬度で55°〜70°程度に設定される。なお、前記A硬度の70°は前記C硬度の約86°程度に相当する。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
以下、本発明の実施例が図面にしたがって説明される。
本実施例は例えばトレールランニング用の靴の靴底である。
図2に示すように、靴底はゴム製の1枚のアウトソール1と樹脂製の1枚のミッドソール2とを備える。なお、靴底の上には足の甲を包むアッパー(図示せず)が設けられる。
本実施例は例えばトレールランニング用の靴の靴底である。
図2に示すように、靴底はゴム製の1枚のアウトソール1と樹脂製の1枚のミッドソール2とを備える。なお、靴底の上には足の甲を包むアッパー(図示せず)が設けられる。
ミッドソール2は例えばEVAの発泡体を主体としており、強化装置29を備えていてもよい。また、ミッドソール2には低反発材、高反発材および溝などが設けられてもよい。
アウトソール1はミッドソール2の発泡体よりも耐摩耗性の大きい接地底で、一般に、ミッドソール2の発泡体よりも硬度およびヤング率が大きい。なお、「ゴム製」とは天然ゴムや合成ゴムの成分を有するという意味で、任意の他の成分を含む。
図5Aに示すようにアウトソール1は接地面10と上面11とを有する。ミッドソール2は上面21および下面20を有し、前記アウトソール1の前記上面11に前記下面20が付着される。
図1のミッドソール2は足裏の概ね全面を覆う。一方、図2のアウトソール1にはベース部1Bに多数の第1クリート1Cや多数の第1および第2貫通孔H1,H2が形成されている。前記各貫通孔H1,H2の一部においてミッドソール2の前記下面20は突出して多数の第1および第2クリート2C,20Cが形成されている。
なお、図1〜図3においてはミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cには、網点が付されている。
なお、図1〜図3においてはミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cには、網点が付されている。
図2の前記アウトソール1は、板状のベース1Bと多数の第1クリート1Cを有する。複数の第1クリート1Cは前記ベース1Bから下方Zに向かって突出して前記接地面10を形成し、縦横にそれぞれ複数列配置されている。図5Aのように、前記各第1クリート1C(大半のクリート)の上面11は下方Zに向かって凹んだ凹面1Fを有する。
図1の前記ミッドソール2の前記下面20は前記ミッドソール2のベース2Bから下方Zに向かって突出する凸部2Pの表面で形成された凸面2Fを有する。図5A〜5Eに示すように、前記凹面1Fと凸面2Fとは互いに接し、かつ付着(接着ないし溶着されて接合)されている。図5Aおよび図5Eに明示するように、前記各第1クリート1Cにおける前記接地面10から前記凸面2Fのトップ2Tまでの距離1Dが、前記ベース1Bの厚さTbよりも大きい。たとえば、図5Aに示す距離1Dは、その周りのベース1Bの厚さTbの平均値および最大値よりも大きい。また、図5A〜図5Eに明示するように、本実施例の第1クリート1Cとベース1Bとは前述の(1)〜(8)の1以上の要件を満たす。
図5Aに明示するように、前記ミッドソール2は前記凸面2Fにおいて、前記凸部2Pの周囲の前記ベース2Bよりも厚い。前記ミッドソール2の概ね平坦なベース2Bの下面20は、アウトソール1の概ね平坦なベース1Bの上面11に接着ないし溶着されて接合されている。
なお、図3および、図5A−図5EのラインL1は基準線を示す。
なお、図3および、図5A−図5EのラインL1は基準線を示す。
図5Bの前記複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有する。図5B及び図5Eの内側Mの第1クリート1Cや図5Eの中央の第1クリート1Cは前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
一部の第1クリート1C、たとえば図5Aの前記第1クリート1Cの外周面1Rは前記ベース1Bから前記接地面10に向かって斜め下方に延び、かつ、前記凸面2Fの周縁に接合された上縁部1Eを有し、前記上縁部1Eの肉厚Trが前記ベース1Bの肉厚Tbよりも若干小さい。
図4Aおよび図4Bに示すように、一部の多数の前記第1クリート1Cは前記靴底の内側縁1M及び外側縁1Lに断続的に配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1M及び外側縁1Lにおいて露出している。なお、図4Aおよび図4Bにおいて、ミッドソール2の側面には、網点が付されている。
図4Aにおいて、前記第1クリート1Cの一部は前記靴底の内側縁1Mに断続的に多数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1Mにおいて露出している。したがって、前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面は、内側縁1Mの大半(半分以上)の長さにわたって、凸面2Fの一部が表れて前記内側縁1Mにおいて波形状の連続した曲線となって表れる。
図4Bにおいて、前記第1クリート1Cの別の一部は前記靴底の外側縁1Lに断続的に多数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記外側縁1Lにおいて露出している。したがって、前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面は、外側縁1Lの大半(半分以上)の長さにわたって、凸面2Fの一部が表れて前記外側縁1Lにおいて波形状の連続した曲線となって表れている。
上記のように、波形状に形成されていることにより、内外側縁1M,1Lは柔軟で、図5Dの矢印で示すように、湾曲し易く、ミッドソール2の内外の中央が下方に沈み易いだろう。
図1のように、前記各側縁1M,1Lの前記複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、図5B、図5Cおよび図5Eのように、前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。
図2において、前記第1貫通孔H1は、前記アウトソール1の第1クリート1Cのうち3個又は4個の前記クリートに囲まれたベース部1Bに形成されている。前記ミッドソール2の第1クリート2Cは前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する。
なお、アウトソール1には前記クリート1Cとは異なる通常の例えば凹面1Fを有していない第2クリートが設けられ、かつ、この第2クリート又は前記第1クリートC1のうち3個又は4個以上のクリートに囲まれたベース1Bに第1貫通孔H1およびミッドソール2の第1クリート2Cが設けられてもよい。
図5Dおよび図2に示すように、後足部5Rの中央領域5Aにおいて前記アウトソール1の前記ベース1Bは格子の桟状に形成されて数個(3個)以上の貫通孔H2が形成されている。これらの第2貫通孔H2は前記アウトソール1のベース1Bの後足部5Rの中央領域5Aにおいて互いに隣り合って設けられている。前記ミッドソール2の各第2クリート20Cは前記貫通孔H2ごとに前記各第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する。前記第2クリート20Cの群の周り、つまり、前方、後方、内側Mおよび外側にはアウトソール1の硬い第1クリート1Cが配置されている。これらの第1クリート1Cは前記第2クリート20Cの群を保護するのに役立つ。
なお、後足部5Rの中央領域5Aとは、後足部5Rの前後端および内外側縁1M,1Lを除く後足部5Rの領域を意味する。
なお、後足部5Rの中央領域5Aとは、後足部5Rの前後端および内外側縁1M,1Lを除く後足部5Rの領域を意味する。
前記ミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数の合計は例えば10−20個に設定されている。
図4Aおよび図4Bの靴底が無負荷の状態において、図1および図5Dの前記発泡体からなる第1及び第2クリート2C,20Cのトップ2Tは、前記アウトソール1の第1クリート1Cの接地面10よりも路面から離間している。したがって、平坦な路面では接地しにくく、多数の石のあるような硬い路面では接地するだろう。
ところで、アウトソール1のクリート1Cとは別のクリートとして、例えばクリート1Cに小さな貫通孔が設けられ、当該貫通孔においてミッドソール2の凸面2Fが露出していてもよい。
一方、図2のミッドソール2の第1貫通孔H1や第2貫通孔H2からクリート2Cやクリート20Cが突出せずに、ミッドソール2のベース2Bの平坦な下面20が第1貫通孔H1等から露出していてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、強化装置29は設けられなくてもよい。また、アウトソールのクリートの周りに溝を設けてもよい。また、ミッドソール及び/又はアウトソールはそれぞれ複数枚の部材で形成されていてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
たとえば、強化装置29は設けられなくてもよい。また、アウトソールのクリートの周りに溝を設けてもよい。また、ミッドソール及び/又はアウトソールはそれぞれ複数枚の部材で形成されていてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
本発明はトレイルランニング用、登山用、クロスカントリー用などの運動用靴の他に、散歩用、雨靴用および日常的な靴の靴底に利用できる。
1:アウトソール 1B:ベース 1C:第1クリート 1D:距離 1E:上縁部 1F:凹面 1M:内側縁 1L:外側縁 1R:外周面 10:接地面 11:上面
2:ミッドソール 2B:ベース 2C:第1クリート 20C:第2クリート 2F:凸面 2P:凸部 2T:トップ 20:下面 21:上面 29:強化装置
5R:後足部 5A:中央領域
H1:第1貫通孔 H2:第2貫通孔
L:外側 L1:基準ライン M:内側
Z:下方
2:ミッドソール 2B:ベース 2C:第1クリート 20C:第2クリート 2F:凸面 2P:凸部 2T:トップ 20:下面 21:上面 29:強化装置
5R:後足部 5A:中央領域
H1:第1貫通孔 H2:第2貫通孔
L:外側 L1:基準ライン M:内側
Z:下方
Claims (12)
- 靴底であって、
接地面10と上面11とを有するゴム製のアウトソール1と、
上面21および下面20を有し前記アウトソール1の前記上面11に前記下面20が付着され熱可塑性の樹脂成分を有する発泡体を主体とするミッドソール2とを備え、
前記ミッドソール2の硬度はアスカーC硬度で40°〜75°に設定され、前記アウトソール1の硬度はJISA硬度で55°〜70°に設定され、
前記アウトソール1は、
ベース1Bと、
前記ベース1Bから下方Zに向かって突出して前記接地面10を形成し、縦横にそれぞれ複数配置された複数の第1クリート1Cと、
前記各第1クリート1Cの上面11において下方Zに向かって窪んだ凹面1Fとを有し、
前記ミッドソール2の前記下面20は前記ミッドソール2のベース2Bから下方Zに向かって突出する凸部2Pの表面で形成された凸面2Fを有し、
前記凹面1Fと凸面2Fとは互いに接し、かつ付着され、
前記各第1クリート1Cにおける前記接地面10から前記凸面2Fのトップ2Tまでの距離1Dが、前記ベース1Bの厚さよりも大きい。 - 靴底であって、
接地面10と上面11とを有するゴム製のアウトソール1と、
上面21および下面20を有し前記アウトソール1の前記上面11に前記下面20が付着され熱可塑性の樹脂成分を有する発泡体を主体とするミッドソール2とを備え、
前記アウトソール1は、
ベース1Bと、
前記ベース1Bから下方Zに向かって突出して前記接地面10を形成し、縦横にそれぞれ複数配置された複数の第1クリート1Cと、
前記各第1クリート1Cの上面11において下方Zに向かって窪んだ凹面1Fとを有し、
前記ミッドソール2の前記下面20は前記ミッドソール2のベース2Bから下方Zに向かって突出する凸部2Pの表面で形成された凸面2Fを有し、
前記凹面1Fと凸面2Fとは互いに接し、かつ付着され、
前記各第1クリート1Cにおける前記接地面10から前記凸面2Fのトップ2Tまでの距離1Dが、前記ベース1Bの厚さよりも大きく、
前記複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。 - 請求項1もしくは2の靴底において、
前記ミッドソール2は前記凸面2Fにおいて、前記凸部2Pの周囲の前記ベース2Bよりも厚い。 - 請求項1,2もしくは3の靴底において、
前記第1クリート1Cは前記ベース1Bから前記接地面10に向かって斜めに延び、かつ、前記凸面2Fの周縁に接合された上縁部1Eを有し、
前記上縁部1Eの肉厚が前記ベース1Bの肉厚よりも小さい。 - 請求項1〜4のいずれか1項の靴底において、
前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1M及び/又は外側縁1Lに配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1M及び/又は外側縁1Lにおいて露出している。 - 請求項1〜4のいずれか1項の靴底において、
前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1M又は外側縁1Lに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1M又は外側縁1Lにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1M又は外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れている。 - 請求項1〜4のいずれか1項の靴底において、
前記第1クリート1Cが前記靴底の内側縁1Mに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記内側縁1Mにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記内側縁1Mにおいて波形状の曲線となって表れ、
前記第1クリート1Cが前記靴底の外側縁1Lに断続的に複数個配置され、前記凸部2Pの側面が前記外側縁1Lにおいて露出しており、
前記アウトソール1の上面11とミッドソール2の下面20との界面が前記外側縁1Lにおいて波形状の曲線となって表れており、
これらの複数の第1クリート1Cは、前記接地面10と前記ベース1Bとの間に外周面1Rを有し、
前記外周面1Rにおけるアウトソール1の肉厚が、上方に向かうに従い薄く、かつ、下方に向かうに従い厚く形成されている。 - 請求項1〜7のいずれか1項の靴底において、
前記アウトソール1は3個以上の前記第1クリート1C又は前記第1クリート1Cとは別の複数の第2クリートを有し、これらの第1及び/又は第2クリートのうち3個以上の前記クリートに囲まれた部位において第1貫通孔H1を定義し、
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを有する。 - 請求項1〜8のいずれか1項の靴底において、
前記アウトソール1のベース1Bは後足部5Rの中央領域5Aにおいて複数の第2貫通孔H2を定義し、
前記ミッドソール2は前記第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有する。 - 請求項1〜7のいずれか1項の靴底において、
前記アウトソール1は3個以上の前記第1クリート1C又は前記第1クリート1Cとは別の複数の第2クリートを有し、これらの第1及び/又は第2クリートのうち3個以上の前記クリートに囲まれた部位において第1貫通孔H1を定義し、
前記ミッドソール2は前記第1貫通孔H1を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第1クリート2Cを複数有し、
前記アウトソール1のベース1Bは後足部5Rの中央領域5Aにおいて複数の第2貫通孔H2を定義し、
前記ミッドソール2は前記各第2貫通孔H2を通して下方Zに突出する前記発泡体からなる別の第2クリート20Cを複数有し、
前記ミッドソール2の第1および第2クリート2C,20Cの数の合計が6〜40個に設定されている。 - 請求項8もしくは9の靴底において、
靴底が無負荷の状態において、
前記発泡体からなる第1及び第2クリート2C,20Cのトップ2Tは前記アウトソール1の第1及び第2クリート1Cの接地面10よりも路面から離間している。 - 請求項1〜11のいずれか1項の靴底において、
前記アウトソール1のヤング率は前記ミッドソール2のヤング率よりも大きい。
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