JP6046601B2 - 遮蔽装置用機構部の収容装置 - Google Patents
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Description
先ず、本実施の形態に係る収容装置であるサイドブラケットを備えるロールスクリーンの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るサイドブラケットを備えるロールスクリーンの斜視図である。図1に示されるように、ロールスクリーン1は、一対のブラケット2により窓枠等の図示しない固定部に取り付けられるセットフレーム3と、当該セットフレーム3の一端に設けられたサイドブラケット40と、セットフレーム3の他端に設けられたサイドプレート4aと、を備えており、サイドブラケット40及びサイドプレート4aとによって2つの巻取パイプ5a及び5bの両端がそれぞれ回転可能に支持されている。
次に、図2及び図3を用いて、サイドブラケット40の詳細な構成を説明する。図2は、本実施の形態に係るサイドブラケットの斜視図であり、図3は、閉塞カバーが取り外された状態のサイドブラケットの斜視図である。サイドブラケット40は、セットフレーム3の一端に設けられたサイドプレート4b(図6(a)参照)と、調節装置である操作部411を収容するベース41と、当該ベース41を覆うためのベースカバー42と、ベースカバー42に形成された楕円形の開口421を閉塞する着脱自在な蓋部材としての閉塞カバー43と、ベースカバー42をセットフレーム3の端部に支持するためのベース支持部44と、巻取パイプ5a及び5bを回転駆動させてスクリーン6a及び6bを昇降操作するための操作チェーン45とを備える。ベース41は、サイドプレート4bに連結され、ベース41とベースカバー42とは、ねじ46を介して連結されており、ベース41とベースカバー42とで収容装置本体を形成している。なお、本実施の形態においては、サイドプレート4b、ベース41及びベースカバー42を別部材として説明するが、これらを同一部材で且つ一体的に形成するようにしてもよい。
図3に示されるように、ベース41は、平面部41aと、当該平面部41aに隣接した傾斜部41bと、スクリーン6aの開閉度を調節するための機構部としての操作部411と、操作部411の操作を抑制するためのストッパ機構412と、係止穴としての一対の穴部413とを備える。また、平面部41a、傾斜部41b、操作部411、ストッパ機構412及び穴部413は、ベースカバー42の開口421から露出されている。
図3に示されるように、閉塞カバー43は、開口421に嵌合された場合、開口421を閉塞できるよう開口421と同一形状をなした板状部材である。なお、開口421に閉塞カバー43が嵌合した場合にベースカバー42の表面と閉塞カバー43表面とが同一平面をなすよう、閉塞カバー43の厚みは、開口421面から平面部41aまでの長さと同一とすることが好ましい。
以下、閉塞カバー43を取り外す手法を、図4を用いて簡単に説明する。図4は、閉塞カバーが取り外される過程を示すサイドブラケットの部分拡大図であり、図4に示される(a)は閉塞カバー43が開口421を閉塞した状態を示し、(b)は閉塞カバー43上端部が押圧方向へ押圧された状態を示し、(c)は閉塞カバー43が取り外された状態を示している。
以上に説明した本実施の形態では、ロールスクリーン1が備えるサイドブラケット40に本発明を適用した場合を例にとり説明したが、これに限定されるものではなく、調節装置や操作装置などの機構部を有し且つそれを覆う必要があるベネシャンブラインド、バーチカルブラインド、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン、ローマンシェードといった遮蔽装置であれば、本発明を適用できる。
6a,6b スクリーン(遮蔽材)
40 サイドブラケット(遮蔽装置用機構部の収容装置)
41 ベース(収容装置本体)
41a 平面部(支持部)
41a−1 溝部(係止穴)
41b 傾斜部(テーパ面)
41c 境界(支持部)
42 ベースカバー(収容装置本体)
43 閉塞カバー(蓋部)
411 操作部(機構部)
413 穴部(係止穴)
421 開口(開口部)
421a 壁面(係止穴)
421b 凹部(係合部)
431 脚部
432 凸部(突起)
Claims (5)
- 遮蔽材(6a,6b)の開閉度を調節するための機構部(411)を収容する、遮蔽装置用機構部の収容装置(40)であって、
前記機構部を外部に露出させるための開口部(421)が設けられる収容装置本体(41,42)と、
前記開口部に着脱自在に嵌合する蓋部(43)と、
前記開口部内に設けられ、前記蓋部の所定箇所を支点とし、前記蓋部を前記開口面垂直方向に揺動可能に支持する支持部(41a,41c)と
を備えることを特徴とする遮蔽装置用機構部の収容装置。 - 前記開口部内に、前記蓋部を係止する係止穴(41a−1,413,421a)が設けられ、
前記蓋部には、前記係止穴に嵌合されて係止される脚部(431)が設けられることを特徴とする請求項1記載の遮蔽装置用機構部の収容装置。 - 前記脚部の端部には、突起(432)が設けられ、
前記係止穴には、前記突起が係合するための係合部(421b)が設けられることを特徴とする請求項2記載の遮蔽装置用機構部の収容装置。 - 前記開口部内には、前記開口面垂直方向に揺動した前記蓋部の一端部と当接可能に、前記開口部の周縁方向に向かって傾斜するテーパ面(41b)が形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遮蔽装置用機構部の収容装置。
- 前記支持部は、前記蓋部が前記開口部に嵌合された場合に前記蓋部裏面の一部と当接する平面(41a)として形成されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の遮蔽装置用機構部の収容装置。
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