JP6320863B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、汚れたり、破れたりなどした際のスクリーンの交換がより容易に可能であるスクリーン装置に関する。
カーテン、ブラインドなどの遮光および調光手段や網戸、間仕切りなどとして使用する際の設置の制約を解消し、また、優れた操作性とスクリーンの形状安定性を実現する装置として、本出願人は、特許文献1に記載したスクリーン装置を提供している。
特許文献1に記載したスクリーン装置に関し、本出願人は、汚れや破れなどが生じた場合のスクリーンの交換を容易に可能とし、スクリーン装置の設置個所においてスクリーンを新品のものに交換することのできるような改良を行っている(特許文献2)。
特許文献2に記載したスクリーン装置では、スクリーンがスクリーン取付枠部から取り外し自在とされている。また、スクリーンを長さ方向に複数個所で貫通する第1張力部材のスクリーンから引き出された一端に第1コネクタが設けられている。また、スライドガイド枠部の自由端付近にジャンプ部材の一端が連結され、このジャンプ部材の、スクリーン取付側に引き出された他端に第2コネクタが設けられている。このようなスクリーン装置では、第1コネクタと第2コネクタは着脱自在とされ、スライドガイド枠部がスクリーン取付枠部の内部から引き出された状態においてスクリーンの交換が可能とされている。
したがって、特許文献2に記載したスクリーン装置では、スライドガイド枠部をスクリーン取付枠部からある程度引き出した状態においてスクリーンの交換が可能である。つまり、スクリーンをスクリーン取付枠部から取り外し、第1コネクタと第2コネクタの連結を解除することによって、スクリーンをスクリーン取付枠部から取り外すことができる。また、交換用である新品のスクリーンを取り付ける際には、第1コネクタと第2コネクタを結合させ、スクリーンをスクリーン取付枠部に取り付けるだけで済む。
このように、特許文献2に記載したスクリーン装置は、スクリーンの交換を容易に実現し、かつスクリーンの交換は設置個所において実行することができる。スクリーンの交換は、スクリーン装置のユーザー自身が行うことも可能である。
欧州特許第0999335号明細書 欧州特許第2034123号明細書
上記のとおりの特許文献2に記載したスクリーン装置ではあるが、その後の検討により以下の改善すべき点が見出された。すなわち、スクリーンの交換のために設けられた、着脱自在な第1コネクタおよび第2コネクタではあるが、第2コネクタをスクリーン取付枠部の内部に配置するためのジャンプ部材は、スクリーン取付枠部の内部では宙ぶらりんな状態に置かれている。スクリーン取付枠部の内部には一対のスライドガイド枠部がスクリーン装置の開閉にともなって進入、退出するため、そのように宙ぶらりんな状態にあるジャンプ部材は、スクリーン取付枠部と接触しないとは言い切れない。特に、スクリーン取付枠部の見付寸法を小さくし、スクリーン装置全体の外観を高める場合には、ジャンプ部材とスライドガイド枠部が接触する可能性が高くなり、スクリーン装置の開閉に支障をきたすことも考えられる。
また、そのように宙ぶらりんなジャンプ部材であるため、第1コネクタと第2コネクタの連結および解除の際には、ユーザーなどは第2コネクタに片手をしっかりと携える必要があり、ワンタッチ式という訳にはいかない。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、汚れたり、破れたりなどした際のスクリーンの交換がより容易に可能であるスクリーン装置を提供することを課題としている。
まず、本発明のスクリーン装置は、以下の特徴を前提としている。
すなわち、スクリーン装置は、対向配置され、少なくとも一方がスライド可能である中空な一対のスクリーン取付枠部と、スクリーン取付枠部間に、収縮および展開自在として取り付けられ、かつ両スクリーン取付枠部から取り外し可能とされたスクリーンと、スクリーン取付枠部への取付側でないスクリーンの両端部付近に配置可能とされ、かつスクリーン取付枠部の内部に収納および引出可能とされ、少なくとも一端が自由端とされた一対のスライドガイド枠部とを備えている。
また、スクリーン装置は、スライドガイド枠部を形成する複数の剛性ユニットと、スクリーンをその収縮および展開方向に貫通してスクリーンを支持する第1張力部材と、スクリーン取付枠部の内部に配置され、両スライドガイド枠部の自由端に取り付けられ、両スライドガイド枠部を連結する、交差したループ状の第2張力部材とを備えている。
また、スクリーン装置は、スライドガイド枠部の自由端の付近に一端が連結され、スクリーン取付枠部の内部においてスクリーンの取付側に引き出されたジャンプ部材と、第1張力部材のスクリーンから引き出された一端に取り付けられた第1コネクタと、ジャンプ部材においてスクリーンの取付側に引き出された他端に取り付けられた第2コネクタ(10)とを備えている。
このようなスクリーン装置では、剛性ユニットは、対向配置された一対の側壁部と、この側壁部を相互に連結する架橋部と、側壁部の一端部において外側に突出して設けられた第1突起と、側壁部の他端部において表裏を貫通して形成された貫通孔と、回動規制手段とを有している。貫通孔に第1突起が嵌め込まれて剛性ユニットは連結され、スライドガイド枠部を形成し、剛性ユニットは、隣り合う2つの間で第1突起を回動軸として回動自在であり、剛性ユニットの回動によりスライドガイド枠部は屈曲性を有する一方、回動規制手段によって直線性を保持する。
そして、スクリーン装置では、第1コネクタと第2コネクタは連結および解除が自在であり、スクリーンの交換が可能となっている。
このような特徴を有するスクリーン装置を前提として、本発明のスクリーン装置は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
すなわち、スクリーン取付枠部は、その長さ方向に設けられた隔壁によって、スライドガイド枠部の収納を可能とした第1収納部と、第2コネクタの収納を可能とした第2収納部とに区画されている。この第2収納部では、スクリーン取付枠部の長さ方向に設けられた一対のレールが設けられ、レールは、スクリーン取付枠部の内側に突出し、隔壁と間隔を隔てて対向配置されている。
また、第2コネクタは、平面視において矩形状の形状を有し、厚みを有する縦長の第1本体と、第1本体の厚み方向の一端から外側に突出する一対のガイド片とを有している。第1本体は、その長さ方向の片側にジャンプ部材の固定部を、残りの片側に、平面視において縦長の矩形状の形状を有し、第2コネクタの厚み方向に貫通する中空部をそれぞれ有している。中空部では、その長さ方向に延び、対向する一対の内壁面から中空部の内側に突出する第2突起が設けられ、かつ中空部の下端に位置する第1本体では、その厚み方向に直線状に第1切欠部が切り欠かれている。
また、第2コネクタの第1本体は、ガイド片が、スライドガイド枠部の隔壁とレールとの間に挿入されて第2収納部においてスクリーン取付枠部の長さ方向に沿ってスライド可能とされている。
また、第1コネクタは、第2コネクタの中空部に取り外し可能に嵌め込み可能な、縦長で平面視矩形状の形状を有し、厚みを有する第2本体と、第2本体の横幅方向に対向する一対の側面部にその長さ方向に沿って形成された溝と、第2本体の厚み方向に位置する一側面部として設けられ、第2コネクタの中空部の外形と同一な外形を有する片状のカバーとを有している。
そして、第1コネクタと第2コネクタは、第2本体が第1本体の中空部の内部に、ガイド片と反対側に位置する第1開口を通じて挿入され、第2本体の溝に第1本体の第2突起が嵌り込み、第1本体の中空部の第1開口が第2本体のカバーにより閉鎖され、かつ第1張力部材が第1本体の第1切欠部に挿入されて連結される。カバーを第2コネクタから引き離すことによって、第2本体の溝から第1本体の第2突起が抜け外れ、第2本体が第1本体の中空部から取り出されて第1コネクタと第2コネクタの連結が解除される。
本発明のスクリーン装置によれば、汚れたり、破れたりなどした際のスクリーンの交換がより容易に可能となる。第1コネクタと第2コネクタの連結および解除は、ユーザーなどが片手でワンタッチ式で行うことも可能である。
本発明のスクリーン装置の第1実施形態を示した要部切欠正面図である。 図1に示したスクリーン装置のスライドガイド枠部を部分的に示した斜視図である。 図1に示したスクリーン装置のスクリーン取付枠部の周辺の要部平面図である。 図1に示したスクリーン装置の第1コネクタおよび第2コネクタをジャンプ部材および第1張力部材とともに示した分解斜視図である。 図4に示した第1コネクタと第2コネクタの連結状態と、スクリーン取付枠部の内部での配置を示した分解斜視図である。 図1に示したスクリーン装置の一方のスクリーン取付枠部の一端部を示した要部斜視図である。 図6に示した端材の分解斜視図である。 図1に示したスクリーン装置のスクリーン取付枠部の一端部を示した平面図である。 本発明のスクリーン装置の第2実施形態を示した要部切欠正面図である。 図10に示したスクリーン装置のスライドガイド枠部を示した要部分解斜視図である。 本発明のスクリーン装置の第3実施形態を示した要部切欠正面図である。 (a)(b)は、それぞれ、図11に示したスクリーン装置の一方のスライドガイド枠部を形成する第1剛性ユニットと、一方のスライドガイド枠部の一部を示した斜視図である。 本発明のスクリーン装置の第4実施形態を示した要部切欠正面図である。 図13に示したスクリーン装置の一方のスライドガイド枠部を示した要部分解斜視図である。
図1は、本発明のスクリーン装置の第1実施形態を示した要部切欠正面図である。
スクリーン装置1は、対向配置され、少なくとも一方がスライド可能である中空な一対のスクリーン取付枠部2a,2bと、スクリーン取付枠部2a,2b間に、収縮および展開自在として取り付けられ、かつ両スクリーン取付枠部2a,2bから取り外し可能とされたスクリーン3とを備えている。
また、スクリーン装置1は、スクリーン取付枠部2aへの取付側でないスクリーン3の両端部付近に配置可能とされ、かつスクリーン取付枠部2aの内部に収納および引出可能とされ、少なくとも一端が自由端4Aとされた一対のスライドガイド枠部4a,4bを備えている。スライドガイド枠部4a,4bは、複数の剛性ユニット5から形成されている。
また、スクリーン装置1は、スクリーン3をその収縮および展開方向に貫通してスクリーン3を支持する第1張力部材6と、スクリーン取付枠部2aの内部に配置され、両スライドガイド枠部2a,2bの自由端4Aに取り付けられ、両スライドガイド枠部2a,2bを連結する、交差したループ状の第2張力部材7とを備えている。
また、スクリーン装置1は、スライドガイド枠部2a,2bの自由端4Aの付近に一端が連結され、スクリーン取付枠部2a,2bの内部においてスクリーン3の取付側に引き出されたジャンプ部材8と、第1張力部材6のスクリーン3から引き出された一端に取り付けられた第1コネクタ9と、ジャンプ部材8においてスクリーン3の取付側に引き出された他端に取り付けられた第2コネクタ10とを備えている。
図2は、図1に示したスクリーン装置のスライドガイド枠部を部分的に示した斜視図である。
剛性ユニット5は、対向配置された一対の側壁部11と、側壁部11を相互に連結する架橋部12と、側壁部11の一端部において外側に突出して設けられた第1突起13と、側壁部11の他端部において表裏を貫通して形成された貫通孔14と、回動規制手段15とを有している。
剛性ユニット5は、貫通孔14に第1突起13が嵌め込まれて連結され、スライドガイド枠部4a,4bを形成し、剛性ユニット5は、隣り合う2つの間で第1突起13を回動軸として回動自在である。剛性ユニット5の回動によりスライドガイド枠部4a,4bは屈曲性を有する一方、回動規制手段15によって直線性を保持する。
このようなスクリーン装置1では、図1に示した第1コネクタ9と第2コネクタ10は連結および解除が自在であり、スクリーン3の交換が可能となっている。
図3は、図1に示したスクリーン装置のスクリーン取付枠部の周辺の要部平面図である。図4は、図1に示したスクリーン装置の第1コネクタおよび第2コネクタをジャンプ部材および第1張力部材とともに示した分解斜視図である。図5は、図4に示した第1コネクタと第2コネクタの連結状態と、スクリーン取付枠部の内部での配置を示した分解斜視図である。
図3および図5に示したように、スクリーン取付枠部2aは、その長さ方向に設けられた隔壁16によって、スライドガイド枠部4a,4bの収納を可能とした第1収納部17と、第2コネクタ10の収納を可能とした第2収納部18とに区画されている。第2収納部18では、スクリーン取付枠部2aの長さ方向に設けられた一対のレール19a,19bが設けられ、レール19a,19bは、スクリーン取付枠部2aの内側に突出し、隔壁16と間隔を隔てて対向配置されている。
図4に示したように、第2コネクタ10は、平面視において矩形状の形状を有し、厚みを有する縦長の第1本体20と、第1本体20の厚み方向の一端から外側に突出する一対のガイド片21a,21bとを有している。第1本体20は、その長さ方向の片側にジャンプ部材8の固定部22を、残りの片側に、平面視において縦長の矩形状の形状を有し、第2コネクタ10の厚み方向に貫通する中空部23をそれぞれ有している。中空部23では、その長さ方向に延び、対向する一対の内壁面24から中空部23の内側に突出する第2突起25が設けられている。また、中空部23の下端に位置する第1本体20では、その厚み方向に直線状に第1切欠部26が切り欠かれている。
また、図3および図5に示したように、第2コネクタ10の第1本体20は、ガイド片21a,21bが、スクリーン取付枠部2aの隔壁16とレール19a,19bとの間に挿入されて第2収納部18においてスクリーン取付枠部2aの長さ方向に沿ってスライド可能とされている。
一方、図4に示したように、第1コネクタ9は、第2コネクタ10の中空部23に取り外し可能に嵌め込み可能な、縦長で平面視矩形状の形状を有し、厚みを有する第2本体27を有している。また、第1コネクタ9は、第2本体27の横幅方向に対向する一対の側面部28a,28bにその長さ方向に沿って形成された溝29を有している。また、第1のコネクタ9は、第2本体27の厚み方向に位置する一側面部30として設けられ、第2コネクタ10の中空部23の外形と同一な外形を有する片状のカバー31を有している。
このようなスクリーン装置1では、図4および図5に示したように、第1コネクタ9と第2コネクタ10は、第2本体27が第1本体20の中空部23の内部に、ガイド片21a,21bと反対側に位置する第1開口32を通じて挿入され、第2本体27の溝29に第1本体20の第2突起25が嵌り込み、第1本体20の中空部23の第1開口32が第2本体27のカバー31により閉鎖され、かつ第1張力部材6が第1本体20の第1切欠部26に挿入されて連結される。一方、カバー31を第2コネクタ10から引き離すことによって、第2本体27の溝29から第1本体20の第2突起25が抜け外れ、第2本体27が第1本体20の中空部23から取り出されて第1コネクタ9と第2コネクタ10の連結が解除される。
このように、スクリーン装置1では、図3および図5に示したように、スクリーン取付枠部2aの内部が、スライドガイド枠部4a,4bを収納可能とした第1収納部17と第2コネクタ10の収納を可能とした第2収納部18とが隔壁16によって区画され、第2コネクタ10は、隔壁16によって第1収納部17と隔絶されている。また、第2コネクタ10は、ガイド片21a,21bが、スクリーン取付枠部2aの隔壁16とレール19a,19bとの間に挿入されて、第2収納部18においてスクリーン取付枠部2aの長さ方向に沿ってスライド可能とされている。
したがって、スクリーン3の取付側に引き出され、他端において第2コネクタ10に取り付けられたジャンプ部材8は、スクリーン取付枠部2aの内部で宙ぶらりんに配置されることはなく、第2収納部18の内部に安定して配置される。このため、ジャンプ部材8は、第1収納部17の内部に収納可能とされたスライドガイド枠部4a,4bと接触する可能性はほとんどない。たとえスクリーン取付枠部2aの見付寸法を小さくし、スクリーン装置1の全体の外観を高める場合にも、ジャンプ部材8とスライドガイド枠部4a,4bが接触する可能性は十分低い。したがって、スクリーン装置1の開閉に支障をきたすおそれはほとんどない。
また、第2コネクタ10は、第2収納部18の内部では、隔壁16とレール19a,19bの間にスライド可能に支持される。したがって、第1コネクタ9と第2コネクタ10の連結および解除の際に、ユーザーなどは第2コネクタ10に片手を携えてしっかり押さえる必要はほとんどない。第1コネクタ9と第2コネクタ10の連結および解除はより容易であり、第2コネクタ10を指で押さえた状態において、第1コネクタ9のカバー31を指で摘まんでのワンタッチ操作も可能である。このように、スクリーン装置1は、汚れたり、破れたりなどした際のスクリーン3の交換がより容易に可能とする。
また、第1コネクタ9と第2コネクタ10の連結および解除は、第2収納部18の内部で実行することができるため、第1収納部17の内部におけるスライドガイド枠部4a,4bの収納状態をあまり気にしないで済む。第2コネクタ10がユーザーなどの人出が届くところに位置していればスクリーン3の交換は可能である。
より具体的には、図1に示したスクリーン装置1は、たとえば建物の開口部などを横引き式に開閉自在に配置されている。右側のスクリーン取付枠部2bは、上記開口部などの右側縁にタッピンねじによって固定することができる。左側のスクリーン取付枠部2aは、上記開口部などを横方向にスライド可能とされ、左方向にスライドさせることによってスクリーン3を展開させることができ、上記開口部などを閉めることができる。また、右方向にスライドさせることによってスクリーン3を収縮させることができ、上記開口部などを開けることができる。上記開口部の左側縁には、その高さ方向に延びる戸当たり47を取り付けることができる。戸当たり47によって、スクリーン取付枠部2aが上記開口部の左側端までスライドしたときのスクリーン取付枠部2aのスライドを緩衝し、かつ上記開口部の左側端とスクリーン取付枠部2aとの間に隙間が形成されるのを抑制することができる。
スクリーン取付枠部2aの下端部には、スクリーン取付枠部2aの下端から若干下側に突出する車輪48が回転軸中心として回転自在に設けられている。また、上記開口部などの下端縁にはその長さ方向に沿ってボトムレール49が設けられている。車輪48はボトムレール49上を回転することができ、スクリーン取付枠部2aのスライドがよりスムーズに実現される。
上記開口部などの上端縁には、断面がU字型の形状を有するトップレール50が設けられている。トップレール50の内側の中空部にスクリーン取付枠部2a,2bの上端部が挿入されている。この挿入によって、スクリーン取付枠部2aの横方向のスライドが安定化される。また、スクリーン3におけるスクリーン取付枠部2a,2bへの取付側ではない上端部付近に、スクリーン取付枠部2aから引き出されるスライドガイド枠部4aが露出するのを抑えることができる。
また、図1に示したスクリーン装置1では、スライドガイド枠部4a,4bの自由端4Aでない他端は、スクリーン取付枠部2bの上下の端部にそれぞれ固定されている。したがって、スライドガイド枠部4aの収納は、スクリーン取付枠部2aの第1収納部17のみで可能となっている。スクリーン取付枠部2aの上下両端部には、凹状に湾曲するガイド面37が設けられている。ガイド面37によってスライドガイド枠部4a,4bがスクリーン取付枠部2a,2bの第1収納部17の内部に進退するときの屈曲をガイドすることができ、進退をスムーズに行わせることができる。
また、スクリーン取付枠部2aの上下両端部には、スクリーン3の取付側と反対側の位置に、張力調整部材38が設けられている。張力調整部材38は、円板状の形状を有し、回転軸により支持されて回転可能とされている。張力調整部材38の円周部に第2張力部材7が掛け回され、第2張力部材7に適度な張力を与え、スライドガイド枠部4a,4bの連動と移動距離の均等化を実現している。このような張力調整部材38には、たとえばプーリーなどを例示することができる。
スクリーン3のスクリーン取付枠部2a,2bの取付側の左右両端部には、スクリーンの高さ方向に延びる、長尺なセッティングプレート51が設けられている。セッティングプレート51では、上下方向に一定の間隔でガイド部材52a,52bが設けられており、ガイド部材52aは、スクリーン3を貫通する第1張力部材6をスクリーン3から引き出し、下方へと導くガイドとして機能する。一方、ガイド部材52bは、第1張力部材6を一端部において固定するものである。ガイド部材52aの外側には、断面略U字状の形状を有する縦長で長尺なカバー部材53が装着され、カバー部材53の内部に下方へと導かれる第1張力部材6を収納し、ジャンプ部材8と絡まり合うのを抑制している。
また、スクリーン3の左端部に設けられたセッティングプレート51の下端部には、第1張力部材6を上方に折り返す方向転換部材54が設けられている。方向転換部材54は、円筒状の形状を有する張力調整部材55を備えており、張力調整部材55もまた回転軸により支持されて回転可能であり、円筒部の一部に全ての第1張力部材を掛け回し、全ての第1張力調整部材に適度な張力を与えている。
図2に示したように、スライドガイド枠部4a,4bを形成する剛性ユニット5では、たとえば、側壁部11には、競技場のトラックに類似する外形形状を有する板状のものなどが例示される。第1突起13が設けられる側壁部11の一端部は、側壁部11の厚さ方向に円形に切り欠くことができ、この場合、剛性ユニット5同士を連結したときの側壁部11の外面をスライドガイド枠部4a,4bの全体にわたって面一とすることができる。第1突起13には、円筒状の形状を有するものが例示され、貫通孔14には、円形形状を有するものが例示される。この場合の貫通孔14の大きさは、第1突起13の外形と等しいまたは若干大きくすることができる。
また、剛性ユニット5では、回動規制手段15として、小突起45と長孔46が設けられている。小突起45は、第1突起13の隣で側壁部11から外方に突出し、長孔46は、三日月状の形状を有し、貫通孔14の隣に側壁部11の表裏を貫通して形成されている。このような回動規制手段15では、小突起45が長孔46に差し込まれ、隣り合う2つの剛性ユニット5の間で、小突起45が長孔46の一端に接触するとき、剛性ユニット5の回動が制止される。この回動の制止によって、スライドガイド枠部4a,4bの直線性の保持が可能とされる。架橋部12も板状のものが例示され、一対の側壁部11において上寄りの部分に配置することができる。このような剛性ユニット5については、小突起45も含め、スライドガイド枠部4a,4bの軽量化を考え合わせて、比較的硬質な樹脂製とすることが例示される。
図3に示したように、スクリーン3としては、プリーツ状のものやハニカム状のものなどが例示される。一方、スクリーン取付枠部2aでは、図5にも示したように、第2収納部18の第1収納部17と反対側の位置に中空な第3収納部56が設けられている。第3収納部56は、収縮したスクリーン3を内部に収納する部位であり、スクリーン取付枠部2aの幅方向の両端は開放されている。第3収納部56では、第2収納部18から遠い方の端は全開とされている。一方、第3収納部56において第2収納部18に隣接する部分では、片側から第3収納部56の内側に突出し、スクリーン取付枠部2aの長さ方向に延びる第1突片57が設けられている。また、他の片側からは、第1突片57に対向して第3収納部56の内側に突出する突起58が設けられている。また、第1突片57には、第3収納部56の内部に突出し、スクリーン取付枠部2aの長さ方向に延び、かつ断面L字型の形状を有する支持片59が設けられている。支持片59において第1突片57に対向して配置される部分は第3収納部56の内側に延び、この部分と第1突片57の間には、図1に示したセッティングプレート51の厚さに等しいかまたは若干大きい間隔が形成されている。
セッティングプレート51では、図3に示したように、一方の側端部に、第2収納部18側に突出する第1爪60が設けられている。このような第1突片57、突起58、支持片59および第1爪60によって、スクリーン取付枠部2aへのスクリーン3の取り付けが容易となる。すなわち、スクリーン3をスクリーン取付枠部2aに取り付ける際には、セッティングプレート51の第1爪60が設けられていない側の平板状の部分を第1突片57と支持片59の間の間隔に差し込んだ後、セッティングプレート51の第1爪60が設けられている側の側端部を第3収納部56から第2収納部18に向かって押し込むことによって、第1爪60が、弾性変形し、突起58を乗り越えた後に突起58と結合する。この結合により、スクリーン3はスクリーン取付枠部2aに固定される。一方、スクリーン3を取り外す際には、セッティングプレート51のほぼ中央から第1爪60が設けられている側の側端部を第3収納部56側に引っ張ることによって、第1爪60と突起58の結合が解除され、第1突片57と支持片59の間の間隔に差し込んだ部分を抜き外す。このように、スクリーン3のスクリーン取付枠部2aへの取付けおよび取り外しも容易である。
なお、上記のとおりの第1爪60の弾性変形を利用するために、セッティングプレート51の材質には、可撓性を有し、軽量である材料、たとえばアルミニウムなどの軽金属や比較的軟質な樹脂などが好ましく例示される。一方、スクリーン取付枠部2aには、ある程度の剛性が要求されるので、操作性を考慮し軽量化も考え合わせると、スクリーン取付枠部2aの材質には、たとえばアルミニウムなどの軽金属や比較的硬質な樹脂が好ましく例示される。
また、第3収納部56ならびに第1突片57、突起58、支持片59および第1爪60は、図1に示したスクリーン取付枠部2bにも等しく適用が可能である。
図4および図5に示したように、第2コネクタ10では、固定部2の幅方向の一端部でかつ長さ方向の一端部に、ジャンプ部材8の挿入が可能なスリット61をあけて一対の第1固定部材62a,62bが設けられている。第1固定部材62a,62bは、断面L字型の形状を有する有底な部材である。また、第2コネクタ10では、固定部2の中央部に、固定部2の厚さ方向に進退可能なねじ63が設けられている。ジャンプ部材8は、ねじ63の周りに掛け回された後に、スリット61を通じて一対の第1固定部材62a,62bの間に形成された中空部に通され、先端部において球結びされる。第1固定部材62a,62bは有底な部材であるので、球結びは上記中空部の内底壁に留まることができ、球結びが上記中空部の内底壁に留まった状態において、ねじ63を固定部22に向けてねじ込むことによって、ジャンプ部材8は第2コネクタ10に固定される。
このような第2コネクタ10は、第1固定部材62a,62bも含めて可撓性を有する樹脂製とすることができる。同じく第1コネクタ9も可撓性を有する樹脂製とすることができる。複数の第1張力部材6のスクリーン3から引き出された一端部は、第2本体27の内部に挿入と抜き外しが可能とされた円筒状の形状を有する第2固定部材64の内部に挿入され、第2固定部材64がカシメられて第2固定部材64に固定されている。第1コネクタ9は、有底な部材であり、底壁には、第1張力部材6の挿入を可能とした円形形状を有する孔が形成されている。したがって、第1張力部材6は、上記孔を通じて第2本体27の内部に挿入され、一端部が第2固定部材64に固定された状態とされて第2固定部材64を第2本体27の内部に挿入することによって、第1コネクタ9に一端において取り付けられる。第2固定部材64の材質としては、第1弾性部材6のカシメによる固定を可能とするために、軽量でかつ可撓性を有する、たとえばアルミニウムなどの軽金属が例示される。
なお、第1張力部材6、図1に示した第2張力部材7およびジャンプ部材8には、紐、金属製ワイヤーなどの各種のものが適用可能である。
図5に示したように、スクリーン取付枠部2aの第1収納部17は、隔壁16と対向する面の一部に、スクリーン取付枠部2aの長さ方向に延び、縦長の形状を有する第3開口65が形成されている。第3開口65を通じて第1収納部17の内部にアクセスすることができ、スライドガイド枠部4a,4bおよび第2張力部材7の点検、保守などを容易としている。第3開口65の長さ方向の両端縁には、第1収納部17に突出する第2突片66a,66bが設けられている。また、第3開口65には閉鎖部材が取付および取り外し自在に設けられる。
図3に示したように、通常時には、スクリーン取付枠部2aには、第3収納部56と反対側に位置する面に閉鎖部材67が取り付けられ、第1収納部17は閉鎖された空間とされる。閉鎖部材67の幅方向の端部には、裏面側に突出する一対の第2爪68a,68bが設けられている。閉鎖部材67は、第3開口65の内側に第2爪68a,68bを挿入し、スクリーン取付枠部2aに向けて押し付けることによって、第2爪68a,68bが、弾性変形し、第2突片66a,66bの先端を乗り越えて引っ掛かり、閉鎖部材67はスクリーン取付枠部2aに固定される。閉鎖部材67を取り外す際には、閉鎖部材67をスクリーン取付枠部2aから外側に引き離すことによって、閉鎖部材67はスクリーン取付枠部2aから取り外される。このような閉鎖部材67のスクリーン取付枠部2aからの取り外しを容易とするために、たとえば、閉鎖部材67の表面側に外側に突出する第3突片69など設けることができる。第3突片69は、本来的には、図1に示した戸当たり47との召し合せ部からの光漏れを抑制するために設けられるものであるが、閉鎖部材67の取り外しとしての機能を持たせることができる。
図6は、図1に示したスクリーン装置の一方のスクリーン取付枠部の一端部を示した要部斜視図である。図7は、図6に示した端材の分解斜視図である。
図6に示したように、図1に示したスクリーン装置1のスクリーン取付枠部2aの上端部は、端材33によって形成することができる。端材33は、図7に示したように、中空な第3本体34と、スライドガイド枠部4aの屈曲をガイドし、かつ第2張力部材7に張力をかけるガイドブロック35とを備えている。
第3本体34は、図3および図5に示したスクリーン取付枠部2aの隔壁16と一対のレール19a,19bとの間に嵌め込み可能に、第3本体34の外側に突出する脚部36を有している。ガイドブロック35は、スライドガイド枠部4aの屈曲をガイドする、湾曲するガイド面37と、円板状の形状を有し、回転軸により支持されて回転可能であり、円周部の一部に第2張力部材7が掛け回される張力調整部材38とを有している。
スクリーン取付枠部2aの上端部を形成する一方の端材33aは、第3本体34において脚部36とは反対側に位置する第2開口39を閉鎖するキャップ40をも備えている。キャップ40は、第2開口39を閉鎖するときにスクリーン取付枠部2aのスクリーン3の取付側に配置される一端縁部に、第3本体34側に突出し、スライドガイド枠部4aが第3本体34の外側にずれるのを規制する小突片41を有している。このような端材33aでは、小突片41に対応する第3本体34の側壁部42の一部に第2切欠部43が形成されている。このため、図6に示したように、キャップ40が端材33aに取り付けられ、第2開口39を閉鎖するとき、小突片41の表面と第3本体34の側壁部42の表面とが面一に配置される。
より具体的には、端材33aの第3本体34では、端材33aが図1に示したスクリーン取付枠部2aの上端部を形成する際に、図5に示した第3開口65が形成された面と連続する面を形成する平面部70に、第3本体34の内部に突出し、第3本体の長さ方向に延びる固定レール71が設けられている。固定レール71の平面視の外形は、ほぼ台形状の形状を有している。一方、ガイドブロック35では、ガイド面37と反対側に位置する部分は真っ直ぐに延びており、この部分に、固定レール71の外形形状と等しい形状を有する固定溝(図示なし)が形成されている。ガイドブロック35の横幅は、端材33aの平面部70の横幅よりも小さく、ガイドブロック35は、第3本体34の内部に収納され、固定される。ガイドブロック35を第3本体34の内部に固定する際には、第3本体34の第2開口39を通じて上記固定溝にその下端から固定レール71を挿入する。第3本体34の平面部70の上端部には、一部が長さ方向に切り欠かれ、第3切欠部72が形成されている。ガイドブロック35において真っ直ぐに延びている上記の部分には、第3切欠部72の横幅と深さと一致する横幅と厚みを有する天板部73が設けられている。このため、天板部73の下面が第3切欠部72の上面に面接触すると、ガイドブロック35は第3本体34の内部に固定される。ガイドブロック35の長さは第3本体34の長さよりも短くされており、固定状態においてガイドブロック35は第3本体34の内部に納められる。また、天板部73の上面は、第3本体34の側面部42の上面と面一に配置される。また、ガイドブロック35において真っ直ぐに延びている上記の部分の側に位置する天板部73の端面は、図6に示したように、第3本体34の平面部70の表面と面一に配置される。
また、図7に示したように、第3本体34の側壁部42と、側壁部42に対向して配置された側壁部74の平面部70に近接する部分の上端部には、第2開口39の内側にわずかに突出する第4突片75a,75bが設けられている。一方、キャップ40においてその長さ方向に関し小突片41と反対側に位置する一端部には、キャップ40の幅方向の両端部に断面L字型の形状を有する位置決め片76が設けられている。位置決め片76は、キャップ40において幅方向に関し対称に配置され、キャップ40の外側に向かって開放している。上記のとおりにガイドブロック35が第3本体34の内部に納められた状態において、カップ40の下面を第3本体34の側壁部42,74の上面に沿って第3本体34の幅方向にスライドさせると、位置決め片76の開放された部分の内部に第4突片75a,75bが進入する。そして、キャップ40のスライド方向の前側に位置する位置決め片76の端面が平面部70の裏面に接触すると、キャップ40の幅方向の端面77も第3本体34の平面部70の表面と面一に配置される。このとき、小突片41は、第3本体34の側壁部42に形成された第2切欠部43に一致して配置され、小突片41の表面と側壁部42の表面と面一に配置される。キャップ40の第3本体34に対する配置が位置決めされる。
キャップ40には、その中央に上下に貫通し、円形の形状を有する第1ねじ孔78が形成され、ガイドブロック35には、ガイド面37を支持する躯体部79の上面部においてねじ孔78に対応する部分に第2ねじ孔80が形成されている。したがって、キャップ40が上記のとおりに第3本体34に位置決めされた状態において、ねじ81を第1ねじ孔78の上側から第2ねじ孔80の内部にねじ込むことによって、キャップ40は、第3本体34に固定される。このように、第3本体34の内部にガイドブロック35が固定され、かつキャップ40も固定され、第2開口39が閉鎖された状態において、端材33aは、脚部36を、図3および図5に示したスクリーン取付枠部2aの隔壁16とレール19a,19bとの間に挿入することによって取り付けられ、スクリーン取付枠部2aの上端部を形成する。
端材33aのキャップ40に設けられた小突片41は、図1に示したスライドガイド枠部4aが、ガイド面37によって屈曲して第1収納部17の内部に進入するときに、進入方向に対して直交を含む交差方向にずれ、第3本体34の外側にずれてしまい、第3本体34の側壁部42とキャップ40の側面との間に、図2に示した剛性ユニット5の側壁部11が入り込むのを抑制するという機能を有する。また、小突片41は、剛性ユニット5の回動によって生じる架橋部12間の隙間にキャップ40の、後述するような突出部82が入り込み、スクリーン装置1の開閉に支障をきたすのを抑制するという機能も有する。スクリーン装置1は、小突片41によってより安定した開閉を実現可能とする。
なお、張力調整部材38は、ガイドブロック35の上端部に配置することができ、第2切欠部43は、第3本体34の側壁部42の幅方向の一端部に形成することができる。第2切欠部43は、側壁部74において、側壁部42に形成された第2切欠部43と対向する位置に形成することもできる。このように、側壁部74にも第2切欠部43を形成することによって、第3本体34が厚さ方向に対称な形状を有するため、部品点数を削減するのに有効となる。
また、図1に示したスクリーン取付枠部2aの下端部は、端材33aに類似した端材33によって形成することができる。具体的には、スクリーン取付枠部2aの他幹部を形成する端材33としては、端材33aからキャップ40を削除し、ガイドブロック35の下端部に車輪48を回転軸により支持して回転可能に取り付けたものが例示される。
また、端材33aは、図1に示したスクリーン取付枠部2bに取り付けてその上端部を形成することもできる。こうすることも、スクリーン装置1の部品点数を削減するのに有効となる。
また、図6および図7に示したように、キャップ40では、小突起41が設けられた一端縁部から幅方向の中央にかけての部分を、第3本体34の側壁部42の幅よりも長くし、突出部82を設けることができる。
図8は、図1に示したスクリーン装置のスクリーン取付枠部の一端部を示した平面図である。
図1に示したスクリーン取付枠部2a,2bに端材33aを取り付ける場合、2つのキャップ40は、図8に示したように、平面視で左右対称に配置される。このため、スクリーン装置1を開けた場合、一方のキャップの突出部82が他方のキャップ40の突出していない部分に突出部82が嵌り込むようになる。したがって、図3および図5に示した第3収納部56への埃などの侵入を容易に抑制することが可能となる。また、突出部82によって、スクリーン取付枠部2a,2bの両方に端材33aを取り付ける場合に、同一のキャップ40をスクリーン取付枠部2a,2bに適用することができ、部品点数を削減することができる。
図9は、本発明のスクリーン装置の第2実施形態を示した要部切欠正面図である。
図9に示したスクリーン装置1aに関し、図1に示したスクリーン装置1における部位と同一の部位については、図1に伏した符号と同一のものを図9にも付し、以下ではその説明を省略する。
図9に示したスクリーン装置1aでは、図1に示したスクリーン装置1のスクリーン取付枠部2bにもスクリーン取付枠部2aと同一のものを適用し、スクリーン取付枠部2a,2bのどちらも、建物の開口部などを横引き式に開閉自在に配置されている。すなわち、スクリーン装置1aは両開き式のスクリーン装置である。
このような両開き式のスクリーン装置1aであるために、スクリーン装置1aでは、スクリーン装置1に設けられたスライドガイド枠部4a,4bの構造が一部異なっている。
図10は、図9に示したスクリーン装置のスライドガイド枠部を示した要部分解斜視図である。
図10に示したように、スライドガイド枠部4a,4bでは、中央部に連結ユニット83が設けられている。スライドガイド枠部4a,4bは、連結ユニット83に、複数の剛性ユニット5が連結されて形成された第1ユニット84aと、第1ユニット84aと同一の構造を有する第2ユニット84bとが回動自在に連結されて形成されている。
連結ユニット83は、剛性ユニット5と同様に、対向配置された一対の側壁部85と、側壁部85を相互に連結する架橋部86と、側壁部85の両端部において外側に突出して設けられた第3突起87とを有している。また、連結ユニット83は、回動規制手段88としての小突起89を有してもいる。側壁部85には、競技場のトラックに類似する外形形状を有する板状のものなどが例示される。また、側壁部85の厚さは、剛性ユニット5において第1突起13が設けられた、円形に切り欠かれた部分と同じ厚さとされている。架橋部86にも板状のものが例示され、一対の側壁部85において上寄りの部分に配置することができる。
第3突起87は、剛性ユニット5の第1突起13と同一の形状を有している。小突起89は、第3突起87の隣でかつ側壁部85の端部側に配置されている。小突起89もまた、剛性ユニット5の小突起45と同一の形状を有している。
このような連結ユニット83の右側に第1ユニット84aが連結され、左側に第2ユニット84bが連結されている。具体的には、第1ユニット84aにおいて最も左に位置する剛性ユニット5の貫通孔14に第3突起87が嵌め込まれ、かつ長孔46に小突起89が差し込まれて、第1ユニット84aは連結ユニット83と連結されている。このため、第1ユニット84aは、第3突起87を回動軸として回動自在とされる一方、小突起89が長孔46の一端に接触するとき、剛性ユニット5の回動が制止される。
第2ユニット84bは、第1ユニット84aが上下反転して配置されている。つまり、第2ユニット84bでは、架橋部12は、一対の側壁部11の下寄りの部分に配置されている。第2ユニット84bは、第1ユニット84aと上下反転している点のみが異なっているだけであり、連結ユニット83との連結方式は第1ユニット84aと同一である。すなわち、第2ユニット84bにおいて最も右に位置する剛性ユニット5の貫通孔14に第3突起87が嵌め込まれ、かつ長孔46に小突起89が差し込まれて、第2ユニット84bは連結ユニット83と連結されている。
このようなスライドガイド枠部4a,4bを図9に示したスクリーン装置1aは備えているので、スクリーン装置1aは、どちらのスクリーン取付枠部2a,2bも横方向にスムーズにスライド移動可能であり、両開き式となっている。しかも、スクリーン取付枠部2a,2bの見付寸法が縮小可能となっている。
図11は、本発明のスクリーン装置の第3実施形態を示した要部切欠正面図である。図12(a)(b)は、それぞれ、図11に示したスクリーン装置の一方のスライドガイド枠部を形成する第1剛性ユニットと、一方のスライドガイド枠部の一部を示した斜視図である。
図11に示したスクリーン装置1bに関し、図1に示したスクリーン装置1における部位と同一の部位については、図1に伏した符号と同一のものを図11にも付し、以下ではその説明を省略する。
図11に示したスクリーン装置1bでは、上側に位置する一方のスライドガイド枠部4aを形成する第1剛性ユニット5aと、下側に位置する他方のスライドガイド枠部4bを形成する第2剛性ユニット5bとは大きさが異なり、第1剛性ユニット5aの大きさは第2剛性ユニット5bの大きさよりも小さい。
第1剛性ユニット5aでは、図12(a)(b)に示したように、側壁部11aの中央部から一端部にかけての半部11Aに、第1剛性ユニット5aの幅方向に窪んだ窪み部90が形成されている。また、中央部から他端部にかけての半部11Bに、半部11Bを表裏に貫通する貫通孔14aが形成され、かつ中央部の内側に、貫通孔14aに隣接して突部91が設けられている。窪み部90では、外側に突出する回動軸92が設けられ、かつ窪み部90の中央部から側壁部11aの一端部にかけての部分に、前記側壁部11aの高さ方向に切り落とされた切り落とし部93が形成されている。隣り合う2つの第1剛性ユニット5aは、一方の第1剛性ユニット5aの回動軸92が他方の第1剛性ユニット5aの貫通孔14aに内側から回動自在に嵌め込まれて連結されている。また、隣り合う2つの第1剛性ユニット5aは、突部91が、切り落とし部93が有する一端93aと他端93bのそれぞれに接触するまでの範囲内で、一方の第1剛性ユニット5aが他方の第1剛性ユニット5aに対し回動自在とされて、スライドガイド枠部4aの屈曲性と直線性の保持とが可能とされている。
第2剛性ユニット5bは、図1および図2に示した剛性ユニット5と同一の構造を有している。すなわち、第2剛性ユニット5bでは、回動規制手段15として小突起45と長孔46が設けられている。小突起45は、第1突起13の隣で側壁部11bから外方に突出し、長孔46は、三日月状の形状を有し、貫通孔14の隣に側壁部11bの表裏を貫通して形成されている。小突起45が長孔46に差し込まれ、隣り合う2つの第2剛性ユニット5bの間では、小突起45が長孔46の一端に接触するとき、第2剛性ユニット5bの回動が制止され、スライドガイド枠部4bの直線性の保持が可能とされる。
このような両スライドガイド枠部4a,4bが、図3および図5に示したスクリーン取付枠部2aの第1収納部18の内部に収納されるとき、第1剛性ユニット5aの側壁部11aが第2剛性ユニット5bの側壁部11bの間の内側に入り込み、スライドガイド枠部4aが、スライドガイド枠部4bとスクリーン取付枠部2aの第1収納部17の内部で交差する。
より具体的には、図12(a)(b)に示したように、スライドガイド枠部4aは、基本的にスライドガイド枠部4bと同様な構造を有している。すなわち、第1剛性ユニット5aは、対向配置された一対の側壁部11aおよび両側壁部11aを繋ぐ架橋部12aを有している。架橋部12aは、側壁部11aの長さ方向の一端部から中央に欠けて延在している。側壁部11aには、ほぼ円筒状の形状を有する回動軸92が側壁部11aの外側に突出して設けられている。また、側壁部11aには、架橋部12aが設けられていない他端部に貫通孔14aが側壁部11aの表裏を貫通して形成されている。
スライドガイド枠部4aは、第1剛性ユニット5aの複数が、隣り合う2つの間において回動軸92を貫通孔14aに嵌め込むことによって連結されて形成されている。したがって、スライドガイド枠部4aも、スライドガイド枠部4bと同様に屈曲性を有している。
一方、第1剛性ユニット5aでは、第2剛性ユニット5bが有する小突起45および長穴46が省略されている。その代わりに、回動規制手段15として、突部91と切り落とし部93が設けられている。突部91はでは、上面91aが半部11Bの長さ方向に延びる平面であり、下面91bは、上面91aに対し、傾斜する傾斜面とされている。下面91bの上面91aに対する傾斜角度は、たとえば30°程度とすることができる。
切り落とし部93は、半部11Aの下面から半部11Aの高さ方向の半分まで円弧状に窪み部90が切り落とされて形成されている。切り落とし部93は、側壁部11aの長さ方向に平行な一端93aと、側壁部11aの高さ方向に平行な他端93bとを有している。
また、第1剛性ユニット5aでは、回動軸92の先端部に、側壁部11aの長さ方向の内側から外側に向かって傾斜する面取り部94が形成されている。上記のとおり、隣り合う2つの第1剛性ユニット5aは、一方の第1剛性ユニット5aの回動軸92が他方の第1剛性ユニット5aの貫通孔14aに内側から挿入されて連結される。回動軸92に形成された面取り部94は、回動軸92の貫通孔14aへの嵌め込みを容易とし、このため、第1剛性ユニット5aの連結は容易に実現される。このように連結される隣り合う2つの第1剛性ユニット5aでは、突部91の上面91aが、切り落とし部93の一端93aと他端93bのそれぞれに接触するまでの約60°程度の範囲内で、一方の第1剛性ユニット5aが他方の第1剛性ユニット5aに対して回動自在とされている。このため、第1剛性ユニット5aの複数が、隣り合う2つにおいて回動自在に連結されて形成されるスライドガイド枠部4aは、屈曲性を有する。また、第1剛性ユニット5aの側壁部11aに設けられた突部91の上面91aが、窪み部90に形成された切り落とし部93の一端93aに接触するときに、スライドガイド枠部4aは直線性を保持する。突部91および切り落とし部93は、図11に示したスライドガイド枠部4bが備える回動規制手段15として機能し、第1剛性ユニット5aにおける回動限界は突部91と切り落とし部93によって決まる。したがって、スライドガイド枠部4aもまた、直線性の保持が可能となる。
また、第1剛性ユニット5aは、第2剛性ユニット5bの側壁部11bに設けられている、図2に示したような長孔46が省略されているため、側壁部11aの見付寸法が縮小されていても、強度を保持することができる。
スライドガイド枠部4aは、上記のとおり、第1剛性ユニット5aの大きさが、スライドガイド枠部4bを形成する第2剛性ユニット5bとは大きさよりも小さい。このため、両スライドガイド枠部4a,4bが、図3および図5に示したスクリーン取付枠部2aの第1収納部18の内部に収納されるとき、第1剛性ユニット5aの側壁部11aが第2剛性ユニット5bの側壁部11bの間の内側に入り込み、スライドガイド枠部4aが、スライドガイド枠部4bとスクリーン取付枠部2aの第1収納部17の内部で交差する。
そのようなスライドガイド枠部4a,4bのスクリーン取付枠部2aの第1収納部17での交差は、第1収納部18の幅寸法の縮小を実現し、スクリーン取付枠部2aの見付寸法をより縮小するのに有効となる。なお、この場合にも、図11に示した第1コネクタ9、第2コネクタ10およびジャンプ部材8は、図3および図5に示した隔壁16によって第1収納部17と隔絶されているので、スクリーン3の交換の上記のとおりの容易性は何ら損なわれることがない。
しかも、第1剛性ユニット5aでは、小突起45および長穴46を回動規制部材15として採用していないので、スクリーン取付枠部4aは、第1収納部17の内部において、たとえばドライバーなどの工具を架橋部12a間に差し込むことによって、容易に分離することができる。このため、スクリーン装置1bを建物の開口部などの高さに合わせるためのスクリーン取付枠部2a,2bの丈詰め作業を容易に行うことも可能となる。
図13は、本発明のスクリーン装置の第4実施形態を示した要部切欠正面図である。
図13に示したスクリーン装置1cに関し、図11に示したスクリーン装置1bにおける部位と同一の部位については、図1に伏した符号と同一のものを図13にも付し、以下ではその説明を省略する。
図13に示したスクリーン装置1cは、図9に示したスクリーン装置1aに対応するものである。すなわち、図11に示したスクリーン装置1bのスクリーン取付枠部2bにもスクリーン取付枠部2aと同一のものを適用し、スクリーン取付枠部2a,2bのどちらも、建物の開口部などを横引き式に開閉自在に配置され、両開き式のスクリーン装置となっている。
このような両開き式のスクリーン装置1cであるために、スクリーン装置1cでは、スクリーン装置1bに設けられたスライドガイド枠部4aの構造が一部異なっている。スライドガイド枠部4bの構造は、図9に示したスライドガイド枠部4bの構造をそのまま踏襲している。
図14は、図13に示したスクリーン装置の一方のスライドガイド枠部を示した要部分解斜視図である。
図14に示したように、スライドガイド枠部4aでは、図10に示したスライドガイド枠部4bと同様に、中央部に連結ユニット95が設けられている。スライドガイド枠部4aは、連結ユニット95に、複数の剛性ユニット5aが連結されて形成された第1ユニット96aと、第1ユニット96aと同一の構造を有する第2ユニット96bとが回動自在に連結されて形成されている。
連結ユニット95は、第1剛性ユニット5aと同様に、対向配置された一対の側壁部97と、側壁部97を相互に連結する架橋部98とを備えている。連結ユニット95では、側壁部97の長さ方向の両端部に、第1剛性ユニット5aの窪み部90と同じ窪み部99が形成され、窪み部99に、側壁部97の外側に突出する回動軸100が設けられている。回動軸100は、第1剛性ユニット5aの回動軸92と同じものである。また、窪み部99では、第1剛性ユニット5aと同様に、側壁部97の下面から側壁部の高さ方向の半分まで円弧状に窪み部90が切り落とされて切り落とし部101が形成されている。切り落とし部101は、側壁部97の長さ方向に平行な一端101aと、側壁部97の高さ方向に平行な他端101bとを有している。
第1ユニット96aおよび第2ユニット96bは、それらの連結側に位置する貫通孔14aに連結ユニット95の回動軸100が内側から回動自在に嵌め込まれて連結されている。また、第1ユニット96aおよび第2ユニット96bでは、第1剛性ユニット5aの突部91が、連結ユニット95の切り落とし部101が有する一端101aと他端101bのそれぞれに接触するまでの範囲内で、第1ユニット96aおよび第2ユニット96bの連結側に位置する第1剛性ユニット5aが連結ユニット95に対し回動自在とされている。
より具体的には、図14に示したように、連結ユニット95の2つの回動軸100では、回動軸100の先端部に、側壁部11aの長さ方向の内側から外側に向かって傾斜する面取り部102が形成されている。回動軸100に形成された面取り部102は、回動軸100の、第1ユニット96aおよび第2ユニット96bを形成する第1剛性ユニット5aの貫通孔14aへの嵌め込みを容易とし、このため、第1ユニット96aと第2ユニット96bの連結ユニット95による接続は容易に実現され、スライドガイド枠部4aが形成される。連結部95では、第1剛性ユニット5aの突部91の上面91aが、切り落とし部101の一端101aと他端101bのそれぞれに接触するまでの約60°程度の範囲内で、第1ユニット96a、第2ユニット96bのそれぞれが、連結ユニット95に対して回動自在とされている。このため、スライドガイド枠部4aもまた、屈曲性を有し、かつ直線性の保持が可能である。
このようなスライドガイド枠部4a,4bを図13に示したスクリーン装置1cは備えているので、スクリーン装置1cは、どちらのスクリーン取付枠部2a,2bも横方向にスムーズにスライド移動可能であり、両開き式となっている。しかも、スクリーン取付枠部2a,2bの見付寸法が縮小可能となっている。
本発明のスクリーン装置は、以上の第1〜第4実施形態に限定されることはない。スクリーン取付枠部およびスライドガイド枠部の大きさおよび構造、剛性ユニットの大きさおよび構造、また、スクリーンの材質、構造および大きさなどの細部については様々な態様が可能である。
1,1a,1b、1c スクリーン装置
2a,2b スクリーン取付枠部
3 スクリーン
4a,4b スライドガイド枠部
4A 自由端
5 剛性ユニット
5a 第1剛性ユニット
5b 第2剛性ユニット
6 第1張力部材
7 第2張力部材
8 ジャンプ部材
9 第1コネクタ
10 第2コネクタ
11,11a,11b 側壁部
11A,11B 半部
12,12a 架橋部
13 第1突起
14,14a 貫通孔
15 回動規制手段
16 隔壁
17 第1収納部
18 第2収納部
19a,19b レール
20 第1本体
21a,21b ガイド片
22 固定部
23 中空部
24 内壁面
25 第2突起
26 第1切欠部
27 第2本体
28a,28b 側面部
29 溝
30 一側面部
31 カバー
32 第1開口
33,33a 端材
34 第3本体
35 ガイドブロック
36 ガイドブロック
37 ガイド面
38 張力調整部材
39 第2開口
40 キャップ
41 小突片
42 側壁部
43 第2切欠部
44 段差
45 小突起
46 長孔
90 窪み部
91 突部
92 回動軸
93 切り落とし部
93a 一端
93b 他端
95 連結ユニット
96a 第1ユニット
96b 第2ユニット
97 側壁部
98 架橋部
99 窪み部
100 回動軸
101 切り落とし部
101a 一端
101b 他端

Claims (4)

  1. 対向配置され、少なくとも一方がスライド可能である中空な一対のスクリーン取付枠部と、
    これらのスクリーン取付枠部間に、収縮および展開自在として取り付けられ、かつ前記両スクリーン取付枠部から取り外し可能とされたスクリーンと、
    前記スクリーン取付枠部への取付側でない前記スクリーンの両端部付近に配置可能とされ、かつ前記スクリーン取付枠部の内部に収納および引出可能とされ、少なくとも一端が自由端とされた一対のスライドガイド枠部と、
    このスライドガイド枠部を形成する複数の剛性ユニットと、
    前記スクリーンをその収縮および展開方向に貫通して前記スクリーンを支持する第1張力部材と、
    前記スクリーン取付枠部の内部に配置され、前記両スライドガイド枠部の前記自由端に取り付けられ、前記両スライドガイド枠部を連結する、交差したループ状の第2張力部材と、
    前記スライドガイド枠部の前記自由端の付近に一端が連結され、前記スクリーン取付枠部の内部において前記スクリーンの取付側に引き出されたジャンプ部材と、
    前記第1張力部材の前記スクリーンから引き出された一端に取り付けられた第1コネクタと、
    前記ジャンプ部材において前記スクリーンの前記取付側に引き出された他端に取り付けられた第2コネクタと
    を備え、
    前記剛性ユニットは、対向配置された一対の側壁部と、この側壁部を相互に連結する架橋部と、前記側壁部の一端部において外側に突出して設けられた第1突起と、前記側壁部の他端部において表裏を貫通して形成された貫通孔と、回動規制手段とを有し、前記貫通孔に前記第1突起が嵌め込まれて前記剛性ユニットは連結され、前記スライドガイド枠部を形成し、前記剛性ユニットは、隣り合う2つの間で前記第1突起を回動軸として回動自在であり、この剛性ユニットの回動により前記スライドガイド枠部は屈曲性を有する一方、前記回動規制手段によって直線性を保持し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタは連結および解除が自在であり、前記スクリーンの交換が可能となっているスクリーン装置であって、
    前記スクリーン取付枠部は、その長さ方向に設けられた隔壁によって、前記スライドガイド枠部の収納を可能とした第1収納部と、前記第2コネクタの収納を可能とした第2収納部とに区画され、
    この第2収納部では、前記スクリーン取付枠部の長さ方向に設けられた一対のレールが設けられ、このレールは、前記スクリーン取付枠部の内側に突出し、前記隔壁と間隔を隔てて対向配置され、
    前記第2コネクタは、平面視において矩形状の形状を有し、厚みを有する縦長の第1本体と、この第1本体の厚み方向の一端から外側に突出する一対のガイド片とを有し、前記第1本体は、その長さ方向の片側に前記ジャンプ部材の固定部を、残りの片側に、平面視において縦長の矩形状の形状を有し、前記第2コネクタの厚み方向に貫通する中空部をそれぞれ有し、この中空部では、その長さ方向に延び、対向する一対の内壁面から前記中空部の内側に突出する第2突起が設けられ、かつ前記中空部の下端に位置する前記第1本体では、その厚み方向に直線状に第1切欠部が切り欠かれ、
    前記第2コネクタの前記第1本体は、前記ガイド片が、前記スライドガイド枠部の前記隔壁と前記レールとの間に挿入されて前記第2収納部において前記スクリーン取付枠部の長さ方向に沿ってスライド可能とされ、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタの前記中空部に取り外し可能に嵌め込み可能な、縦長で平面視矩形状の形状を有し、厚みを有する第2本体と、この第2本体の横幅方向に対向する一対の側面部にその長さ方向に沿って形成された溝と、この第2本体の厚み方向に位置する一側面部として設けられ、前記第2コネクタの前記中空部の外形と同一な外形を有する片状のカバーとを有し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタは、前記第2本体が前記第1本体の前記中空部の内部に、前記ガイド片と反対側に位置する第1開口を通じて挿入され、前記第2本体の前記溝に前記第1本体の前記第2突起が嵌り込み、前記第1本体の前記中空部の前記第1開口が前記第2本体の前記カバーにより閉鎖され、かつ前記第1張力部材が前記第1本体の前記第1切欠部に挿入されて連結され、前記カバーを前記第2コネクタから引き離すことによって、前記第2本体の前記溝から前記第1本体の前記第2突起が抜け外れ、前記第2本体が前記第1本体の前記中空部から取り出されて前記第1コネクタと前記第2コネクタの連結が解除される
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 前記スクリーン取付枠部の長さ方向の両端部を形成する端材が設けられ、
    この端材は、中空な第3本体と、前記スライドガイド枠部の屈曲をガイドし、かつ前記第2張力部材に張力をかけるガイドブロックとを備え、
    前記第3本体は、前記スクリーン取付枠部の前記隔壁と前記一対のレールとの間に嵌め込み可能に、前記第3本体の外側に突出する脚部を有し、
    前記ガイドブロックは、前記スライドガイド枠部の屈曲をガイドする、湾曲するガイド面と、円板状の形状を有し、回転軸により支持されて回転可能であり、円周部の一部に前記第2張力部材が掛け回される張力調整部材とを有し、
    一方の端材は、前記第3本体において前記脚部とは反対側に位置する第2開口を閉鎖するキャップをも備え、
    このキャップは、前記第2開口を閉鎖するときに前記スクリーン取付枠部の前記スクリーンの前記取付側に配置される一端縁部に、前記第3本体側に突出し、前記スライドガイド枠部が前記第3本体の外側にずれるのを規制する小突片を有し、
    前記一方の端材では、前記小突片に対応する前記第3本体の側壁部の一部に第2切欠部が形成され、
    前記キャップが前記一方の端材に取り付けられ、前記第2開口を閉鎖するとき、前記小突片の表面と前記第3本体の前記側壁部の表面とが面一に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 一方のスライドガイド枠部を形成する第1剛性ユニットと他方のスライドガイド枠部を形成する第2剛性ユニットとは大きさが異なり、前記第1剛性ユニットの大きさは前記第2剛性ユニットの大きさよりも小さく、
    前記第1剛性ユニットでは、側壁部の中央部から一端部にかけての半部に、前記第1剛性ユニットの幅方向に窪んだ窪み部が形成され、前記中央部から他端部にかけての半部に、この半部を表裏に貫通する貫通孔が形成され、かつ前記中央部の内側に、前記貫通孔に隣接して突部が設けられ、前記窪み部では、外側に突出する回動軸が設けられ、かつ前記窪み部の前記中央部から前記側壁部の前記一端部にかけての部分に、前記側壁部の高さ方向に切り落とされた切り落とし部が形成され、隣り合う2つの前記第1剛性ユニットは、一方の前記第1剛性ユニットの前記回動軸が他方の前記第1剛性ユニットの前記貫通孔に内側から回動自在に嵌め込まれて連結され、前記突部が、前記切り落とし部が有する一端と他端のそれぞれに接触するまでの範囲内で、一方の前記第1剛性ユニットが他方の前記第1剛性ユニットに対し回動自在とされて、前記一方のスライドガイド枠部の屈曲性と直線性の保持とが可能とされ、
    前記第2剛性ユニットでは、前記回動規制手段として小突起と長孔が設けられ、前記小突起は、前記第1突起の隣で前記側壁部から外方に突出し、前記長孔は、三日月状の形状を有し、前記貫通孔の隣に前記側壁部の表裏を貫通して形成され、前記小突起が前記長孔に差し込まれ、隣り合う2つの前記第2剛性ユニットの間では、前記小突起が前記長孔の一端に接触するとき、前記第2剛性ユニットの回動が制止され、前記他方のスライドガイド枠部の直線性の保持が可能とされ、
    前記両スライドガイド枠部が前記スクリーン取付枠部の前記第1収納部の内部に収納されるとき、前記第1剛性ユニットの側壁部が前記第2剛性ユニットの側壁部の間の内側に入り込み、前記一方のスライドガイド枠部が、前記他方のスライドガイド枠部と前記スクリーン取付枠部の前記第1収納部の内部で交差する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスクリーン装置。
  4. 前記第1剛性ユニットにより形成される前記一方のスライドガイド枠部は、中央部に連結ユニットを備え、この連結ユニットの長さ方向の両側に、前記第1剛性ユニットの複数が連結されて形成された第1ユニットと、同じく前記剛性ユニットの複数が連結されて形成された第2ユニットとが連結されて前記一方のスライドガイド枠部が形成され、
    前記連結ユニットは、対向配置された一対の側壁部と、この側壁部を相互に連結する架橋部とを備え、前記連結ユニットでは、前記側壁部の長さ方向の両端部に、前記第1剛性ユニットの窪み部と同じ窪み部が形成され、この窪み部に、前記側壁部の外側に突出する回動軸が設けられ、この回動軸は、前記第1剛性ユニットの前記回動軸と同じものであり、かつ前記窪み部では、前記第1剛性ユニットと同様に、前記側壁部の下面から前記側壁部の高さ方向の半分まで円弧状に窪み部が切り落とされて切り落とし部が形成され、この切り落とし部は、前記側壁部の長さ方向に平行な一端と、前記側壁部の高さ方向に平行な他端とを有し、
    前記第1ユニットおよび前記第2ユニットが、それらの連結側に位置する前記貫通孔に前記連結ユニットの前記回動軸が内側から回動自在に嵌め込まれて連結され、かつ前記第1ユニットおよび前記第2ユニットが、前記第1剛性ユニットの前記突部が、前記連結ユニットの前記切り落とし部が有する前記一端と前記他端のそれぞれに接触するまでの範囲内で、前記第1ユニットおよび前記第2ユニットの前記連結側に位置する前記第1剛性ユニットが前記連結ユニットに対し回動自在とされている
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
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