JP2016132920A - 巻取り式スクリーン装置 - Google Patents

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Yasuhiro Hashima
康祐 橋間
和孝 辻
Kazutaka Tsuji
和孝 辻
将人 守谷
Masahito Moriya
将人 守谷
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Abstract

【課題】スクリーンが開閉方向に沿った両側端にガイド用の一対のファスナ部材を備えて成る巻取り式のスクリーン装置において、よりスムーズな開閉動作を実現する。
【解決手段】巻取りボックス内の両端部には、巻取り軸16から繰り出されたスクリーン11を掛け回して方向転換することにより、ファスナ部材20をガイド溝14aへと導くための一対の転向子30が、互いに対向するように配設されている。転向子30は、基端側の小径部30bと先端側の大径部30cとにより構成され、ファスナ部材20は、ガイド溝14aに摺動自在に係合する多数の係合子20bが列設されて成り、スクリーン11が一対の転向子30に掛け回された状態において、ファスナ部材20の係合子20bが小径部30b側に位置している。
【選択図】図4

Description

本発明は、防塵、遮光、断熱、防虫等を目的として、建物開口部に装着するための巻取り式スクリーン装置であって、開閉方向に沿ったスクリーンの両側端にガイド用のファスナ部材を備えたものに関する。
窓枠等の建物開口枠に装着するための網戸等の巻取り式スクリーン装置としては、例えば特許文献1に記載されたように、上下両縁に突起が設けられて成る網体と、該網体の開閉時に前記突起を摺動自在に案内するための一対のガイドレールと、前記網体の左右の一端が固定さて該網体を巻き取るための巻き取りローラと、該巻き取りローラを内部で回動可能に軸支する収納ケースと、前記網体の左右の他端が固定され、前記一対のガードレールに沿って左右方向へスライド可能に設けられた引桟とを有するものが従来より知られている。
ところで、このような網体等のスクリーンの両側縁にガイド用の突起すなわちファスナ部材を設けて成る巻取り式スクリーン装置にあっては、該ファスナ部材がスクリーンの送りに与える影響を考慮して、よりスムーズな開閉動作を実現することが望まれる。
特開2002−295148号公報
本発明の技術的課題は、スクリーンが開閉方向に沿った両側端にガイド用の一対のファスナ部材を備えて成る巻取り式のスクリーン装置において、よりスムーズな開閉動作を実現することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る巻取り式スクリーン装置は、周囲が四辺の開口枠によって区画された建物開口部に装着するための巻取り式スクリーン装置であって、該スクリーン装置は、その開閉方向に沿って互いに平行を成す両側端に、ガイド用のファスナ部材がそれぞれ取り付けられて成る可撓性のスクリーンと、長手方向の両端に第1端及びそれと逆側の第2端をそれぞれ有していて、前記開閉方向に沿って互いに平行に配されており、前記スクリーンの開閉時に前記ファスナ部材を摺動自在に案内するためのガイド溝を長手方向に沿って備えた一対のガイド枠と、前記スクリーンの一端側が固定され、該スクリーンを巻き取るための巻取り軸と、前記一対のガイド枠の第1端側が両端部にそれぞれ連結されていて、前記巻取り軸を内部で回動自在に支持する巻取りボックスと、前記スクリーンの他端側に取り付けられ、前記一対のガイド枠に沿って移動自在に設けられた可動框と、を含んでおり、前記巻取りボックス内の両端部には、該巻取り軸から繰り出されたスクリーンを掛け回して方向転換することにより、前記ファスナ部材を前記ガイド溝へと導くための一対の転向子が、互いに対向するように配設されていて、前記転向子は、基端側の小径部と先端側の大径部とにより構成され、前記ファスナ部材は、前記ガイド溝に摺動自在に係合する多数の係合子が列設されて成り、前記スクリーンが前記一対の転向子に掛け回された状態において、前記ファスナ部材の係合子が小径部側に位置していることを特徴としている。
このような、本発明に係る巻取り式スクリーン装置によれば、転向子が、基端側の小径部と先端側の大径部とにより構成され、スクリーンが転向子に掛け回された状態において、該スクリーンのファスナ部材の係合子が、前記転向子の小径部側に位置するように構成されている。そのため、開閉動作の際に、前記ファスナ部材の多数の係合子が前記転向子の大径部の外周面上を通ることがなく、ノイズが発生したり、該ファスナ部材が取り付けられたスクリーンの両側端の送りが乱れたりするのを防止することができ、その結果、スクリーンをより滑らかに転向させることが可能となる。
ここで、前記転向子が、前記大径部と小径部とを一体成型して成り回動自在に形成されていると好ましく、そうすることにより、スクリーンをさらに滑らかに転向させることが可能となる。
また、前記巻取り式スクリーン装置において、前記ガイド枠は、前記ガイド溝が形成されたインナーレールと、該インナーレールが装着されたレール溝を含み、前記インナーレールは、その前記第1端側の端面に前記ガイド溝の端部開口を備え、前記一対の転向子の中心軸が、前記巻取りボックスの見込方向において前記巻取り軸の中心と前記ガイド溝の端部開口との間に位置していると共に、前記開閉方向において該ガイド溝の端部開口よりもその延長側に位置しており、前記転向子の大径部の半径が、前記見込方向における該転向子の中心と前記端部開口の中心との距離と略等しくなっているとより好ましい。
そうすることにより、前記巻取り軸から繰り出されて前記転向子で転向されたスクリーンの係合子を、前記インナーレールの端部開口からガイド溝内へとよりスムーズに導入することが可能となる。
さらに、この巻取り式スクリーン装置においては、前記一対のガイド枠が、前記巻取りボックスの見込方向において前記巻取り軸よりも背面側に連結されていて、前記巻取りボックスにおける前記一対のガイド枠の取付け位置の間に、スクリーンの全開時に前記可動框を収容するための凹部が形成されており、前記開閉方向において、前記インナーレールの端部開口が、前記巻取り軸の中心と前記転向子との間に配されていても良い。
このような構成を具備したスクリーン装置によれば、スクリーンの全開時に、その開閉方向における開口寸法をより大きくすることができるため、より広い開口面積を確保することが可能となる。
このとき、好ましくは、前記一対のガイド枠の第2端側に、スクリーンの全閉時に前記可動框を当接させるための受け枠の両端部が連結されていて、該受け枠の両端部には、前記インナーレールの前記第2端側の端面を前記第1端方向に付勢して、その第1端側の端面を前記巻取りボックスに形成されたストッパ部に当接させる付勢バネが設けられている。
そうすることにより、たとえ製造誤差や熱による伸縮が生じたとしても、インナーレールのガイド枠に対する安定した装着状態を確保することができ、その結果、開閉動作の際に、ファスナ部材が取り付けられたスクリーンの両側端を、インナーレールのガイド溝に沿ってスムーズに案内することが可能となる。
なお、前記受け枠と一対のガイド枠とが、該受け枠の両端部及びこれらガイド枠の前記第2端側に、略L字状に形成された樹脂製の連結部材をそれぞれ嵌入することによって連結されており、前記付勢バネが、前記連結部材の前記受け枠に沿った周壁を略U字状に切り込んで成る板バネによって形成され、該板バネの先端部に、前記インナーレールの前記第2端側の端面に当接させる突部が形成されていても良い。
このような構成を採用することにより、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
このような、本発明に係る巻取り式スクリーン装置によれば、開閉動作の際に、前記ファスナ部材の多数の係合子が前記転向子の大径部の外周面上を通ることがないため、ノイズが発生したり、該ファスナ部材が取り付けられたスクリーンの両側端の送りが乱れたりするのを防止することができる。そして、その結果、スクリーンをより滑らかに転向させることができ、よりスムーズな開閉動作を実現することが可能となる。
本発明に係る巻取り式スクリーン装置の斜視図である。 図1に示す巻取り式スクリーン装置の正面図である。 図1に示す巻取り式スクリーン装置の横断面図である。 ガイド枠と巻取りボックスとの接続部を示す巻取りボックス内部の要部拡大斜視図である。 (a)は第1支持軸部に巻取り筒を嵌合する前の状態を示す図であり、(b)は第1支持軸部に巻取り筒を嵌合した状態を示す図である。 スクリーンを転向子に巻回した状態を示す断面図である。 第2端部カバーとガイド枠との接続部を示す分解図である。 第2端部カバーの要部拡大側断面図である。 スクリーンのほぼ全開状態を示す巻取りボックスとガイド枠の要部横断面図である。 受け枠とガイド枠との接続部の分解図である。 ガイド枠と受け枠との連結部の構造を示す概略的な断面図であり、(a)は付勢バネが変形していない状態、(b)は付勢バネが変形してインナーレールに付勢力を付与している状態を示している。
以下に、本発明に係る巻取り式スクリーン装置の一実施形態として、横引き式の網戸を例に挙げて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、巻取り式スクリーン装置10は、周囲が四辺の開口枠1a〜1dによって区画された略矩形の建物開口部1に対し、横引きにて開閉動作可能に装着するためのものである。そして、このスクリーン装置10は、可撓性のスクリーン11と、前記建物開口部の上下の横開口枠1a,1bに沿ってそれぞれ固定され、開閉動作時に前記スクリーン11の開閉方向(図2の左右方向)に延びる上下両側端を案内するガイド溝14a,14aをそれぞれ備え、互いに平行に配される上下一対のガイド枠12,12と、前記スクリーン11の一端側が固定されて、開動作に伴って前記スクリーン11を巻き取るための巻取り軸16と、前記建物開口部1の左右何れか一方の縦開口枠1c(1d)に沿って固定され、前記巻取り軸16を内部で回動自在に支持する巻取りボックス17と、前記スクリーン11の他端側に取り付けられ、開閉動作時に前記巻取りボックス17と平行を成して前記ガイド枠12,12に沿って横移動自在に設けられた可動框18と、前記建物開口部1の左右何れか他方の縦開口枠1d(1c)に沿って固定され、スクリーン11の全閉時に前記可動框18を当接させた状態で係脱可能に係止するための受け枠19とから構成されている。
前記スクリーン11は、防虫網から成るスクリーン本体11aと、開閉動作時に、その上下両側端を前記ガイド溝14a,14aによってそれぞれ案内させるためのガイド用のファスナ部材20,20とにより構成されている。該ファスナ部材20は、帯状の基材20aの長手方向に沿った一方の縁側に、前記ガイド溝14aに対し摺動自在に係合させる多数の係合子20bが一列に設けられて成るもので、該基材20aの他方の縁側が、前記スクリーン本体11aの上下両側端に沿って固定されている。
前記ガイド枠12は、アルミ等の金属材料によって長手方向に横断面が略均一に形成された枠本体22と、長手方向に前記ガイド溝14aを備え、同じく横断面が略均一に形成された樹脂製のインナーレール14とにより構成されている。そして、該ガイド枠12は、長手方向の両端に第1端12a及びそれと逆側の第2端12bを有しており、前記一対のガイド枠12,12の第1端12a,12aが前記巻取りボックス17の長手方向の両端部に、第2端12b,12bが前記受け枠19の長手方向の両端部にそれぞれ連結されている。
このとき、図4に示すように、前記各ガイド枠12,12の枠本体22,22における前記スクリーン11に臨む面、すなわち互いに対向する内面には、前記インナーレール14を装着するための第1レール溝22a(本発明におけるレール溝)が形成されている。また、該第1レール溝22aの開口側の長手方向に沿った両側には、前記可動框18を摺動自在にガイドするための第1框溝22b,22bが互いに対向して形成されている。そして、前記第1レール溝22aを区画する互いに対向する側壁には、溝幅を狭めて前記インナーレール14を該第1レール溝22aに保持するための一対の第1鍔部22c,22cが、長手方向に沿って突設されている。
その一方で、前記インナーレール14は、前記一対の鍔部22c,22cの溝幅よりも幅広でプレート状を成した基部14bと、該基部14bの片面中央部から突設され、これら一対の鍔部22c,22c間の溝幅よりも幅狭に形成されたレール本体部14cとによって構成されている。そして、該レール本体部14cにおける前記スクリーン11を臨む先端側に前記ガイド溝14aが開設され、前記基部14bが前記一対の鍔部22c,22cよりも溝底側に配されることにより、該インナーレール14が前記第1レール溝22a内に抜脱しないように保持されている。
前記インナーレール14の前記ガイド溝14aはレール本体部14cを長手方向に貫通しており、前記巻取りボックス17側の第1端14fに、前記ファスナ部材20の係合子20bを出し入れするための端部開口14dを形成している。また、該ガイド溝14aにおける前記スクリーン11を臨む開口部の互いに対向する両縁には、長手方向に沿って一対の第2鍔部14e,14eがそれぞれ突設されて、開口部の溝幅が前記係合子20bの太さ(すなわち厚さ)よりも狭められている。そのため、前記係合子20bを該ガイド溝14aに対し、溝の延設方向には摺動自在に、かつ開口部方向には抜脱不可能に係合させた状態で、保持させることができるようになっている。
また、図3に示すように、前記端部開口14dの逆側の第2端14gは、前記受け枠19に設けられている後述する付勢バネ39cに当接している。
前記巻取り軸16は、図2に示すように、中空の円筒状に形成されて前記スクリーン11を外周面に巻き取る巻取り筒23と、該巻取り筒23に前記スクリーン11を巻き取るための駆動源として該巻取り筒23内に配された巻取り機構24とにより構成されている。ここで、前記巻取り筒23は、前記スクリーン本体11aを巻き取るための中央巻取り部23aと、該中央巻取り部23aよりも若干小径に形成され、前記一対のファスナ部材20,20をそれぞれ巻き取るための一対の端部巻取り部23b,23cとにより形成されている。そして、前記中央巻取り部23aは、前記スクリーン本体11aの幅と同じかそれよりも若干短く形成されており、前記端部巻取り部23b,23cは、前記ファスナ部材20の幅と同じかそれよりも若干長い間隔となるように、前記中央巻取り部23aの両端に同軸に連設されている。
また、図2、図5(a),(b)にも示すように、上端側の端部巻取り部23bには、その上端に形成された鍔状の端板部23dと、前記巻取り軸16を上側で支持するための第1支持軸部28を挿入することで、巻取り筒23を第1支持軸部28に対して回転可能とする円形の嵌合孔23fとが形成されている。また、下端側の端部巻取り部23cには、その下端に形成され後述する第2支持軸部29のスライド部29aに当接する鍔状の端板部23eと、前記巻取り軸16を下側で支持するための第2支持軸部29を挿入することで、巻取り筒23を第2支持軸部29に対して回転可能とする円形の嵌合孔23gが形成されている。なお、第1及び第2支持軸部28,29の構成については後述する。
一方、前記巻取り機構24は、コイルバネ24aが捻られたときの復元力、すなわち捻り復元力を利用して、巻取り筒23を軸回りに回転させることにより、該巻取り筒23にスクリーン11を巻き取るものである。具体的には、コイルバネ24aの一端を、前記巻取りボックス17に対して固定的に設けられたバネ固定軸24bに固定すると共に、その他端を、前記巻取り筒23の内周側にスプライン嵌合することで該巻取り筒23と一体に回転可能なバネ受け24cに固定することにより構成されている。なお、本実施形態においては、前記コイルバネ24a、バネ固定軸24b、及びバネ受け24cは互いに同軸に配置されていて、バネ固定軸24bがバネ受け24cを相対的に回転可能に貫通している。
図1〜図3に示すように、前記巻取りボックス17は、長手方向に延びる中空のボックス本体25と、該ボックス本体の長手方向の両端を閉塞する第1端部カバー26及び第2端部カバー27とから構成されている。そして、前記ボックス本体25は、前記建物開口部1の左右縦開口枠1c,1dの何れか一方(本実施形態では右縦開口枠1d)に当接させて固定する固定枠25aと、前記巻取りボックス17を開閉可能にする蓋枠25bとから形成されている。
このとき、前記ボックス本体25において、前記固定枠25aは、前記右縦開口枠1dに当接させる外側面と見込方向(図3における上下方向)の背面とを形成するように断面略L字状に形成されており、一方、前記蓋枠25bは、見込方向の正面と前記固定枠25a側に向けて湾曲した内側面とを形成するように略U字状に形成されている。そして、前記固定枠25aの外側面の一端に形成されている前縁25cに、前記蓋枠25bの正面側の一端が回動可能に連結され、該蓋枠25bを閉状態で係脱可能に係止することができるようになっている。
ボックス本体25の内側面における見込方向の背面寄りの位置には、内側面と背面とに亘って開いた凹部17aが、長手方向に沿って前記可動框18を収容できるように形成されている。また、該凹部17aの底における前記固定枠25aの背面側の他端と前記蓋枠25bの内側面側の他端との間に、開閉動作時に、スクリーン11を前記巻取りボックス17内へと収容したり、該ボックス17から繰り出したりするための開口部17bが開設されている。
また、図2〜図6に示すように、前記第1及び第2端部カバー26,27は、それらの内面側に、前記巻取り軸16をその両端で回動自在に支持するための第1支持軸部28及び第2支持軸部29と、スクリーン11の両端部を掛け回してその送り方向を転換することで、前記ファスナ部材20を前記ガイド溝12に導くための前記転向子30,30とを有している。また、これら第1及び第2端部カバー26,27の見込み方向の背面側には、前記ガイド枠12に対して連結される接続部31,31がそれぞれ設けられている。
図5に示すように、前記第1支持軸部28は、第1端部カバー26の内側面に固定されており、該内側面に固定的に立設する円柱状の軸受基部28aと、該軸受基部28aから内方に突出し該軸受基部28aよりも小径の円柱状の軸固定部28bとにより一体に形成されている。また、該軸固定部28bの先端面には、断面略矩形状の係止穴28cが凹設されており、前記バネ固定軸24bの先端に形成されている板状の嵌合板部24dが、前記係止穴28cに嵌合することで、バネ固定軸24bは第1支持軸部28に対して軸周りに固定的かつ挿通自在に連結される。このとき、軸受基部28aの径が前記嵌合孔23fの径よりも僅かに小さく、該嵌合孔23fが第1支持軸部28の高さよりも大きな深さを有しているため、該軸固定部28bが嵌合孔23f内に収容された状態で、前記巻取り筒23が第1支持軸部28に回転可能に支持される。従って、スクリーン11の幅を巻取りボックス17の幅により近づけることができ、スクリーン装置10の開口面積をより広くすることができる。
一方で、前記第2支持軸部29は、前記第2端部カバー27の内側面に設けられる軌条部27aに案内されて該カバー27に対して係脱可能に係止されるプレート状のスライド部29aと、該スライド部29aから回転自在に立設された軸固定部29bとを備えている。そして、この軸固定部29bを前記巻取り筒23の下端側の端部巻取り部23cに形成された嵌合孔23gに対して固定的に嵌合することで、前記巻取り軸23が第2支持軸部29に回転自在に支持される。
前記転向子30は、図3及び図6に示すように、略筒状に形成されたローラー部30aと、第1及び第2端部カバー26,27の内側面から内方に固定的に立設された円柱状の取付軸32とから構成されている。また、該ローラー部30aは、基端側に設けられた筒状の小径部30bと、先端側に設けられ該小径部30bよりも大径で筒状の大径部30cとを、一体成型することで形成されている。また、ローラー部30aには、該小径部30bを軸方向に貫通し、取付軸32よりも僅かに径の大きい第1貫通孔30dと、該大径部30cを軸方向に貫通し該第1貫通孔30dよりも径の大きい第2貫通孔30eが形成されている。そして、該第1貫通孔30dと第2貫通孔30eとの境界には、環状に形成された段部30fが形成されている。
前記取付軸32は第1貫通孔30dの長さよりも短く形成されているため、取付軸32の先端を前記段部30fから突出させることなく、取付軸32をローラー部30aに挿入させることができる。また、該取付軸32の先端側にはネジ孔32aが設けられており、取付軸32にローラー部30aを挿入した状態でネジ41をネジ孔32aに螺合することで、ローラー部30aが取付軸32に回転可能に取り付けられる。このとき、ネジ41のネジ頭41aと前記段部30fとの間に隙間が形成されている。
このローラー部30aへのスクリーン11の掛け回しは、前記巻き取り軸16に巻き付いているスクリーン11a及び/又は基材20aを大径部30cに掛け回すと共に、前記ファスナ部材20の係合子20bを小径部30bに掛け回すことで行われる。その際、小径部30bと係合子20bとの接触を回避するために、小径部30bの径d1と大径部30cの径d2との差が該係合子20bの厚さt以上となるように、小径部30b及び大径部30cを形成することが望ましい。
また、図2及び図7〜図9に示すように、前記接続部31は、インナーレール14の第1端14fを挿入すると共に、前記可動框18の係合片18bを受け入れるための受入溝31aと、該受入溝31aの開口側から突出され前記ガイド枠12に対して嵌合可能に形成された嵌合部31bと、インナーレール14の端部開口14d側の端面を当接させるストッパ部である第1ストッパ31cと、前記係合片18bを当接させる第2ストッパ31dとを備えている。また、前記受入溝31aの長手方向に沿った両側には、前記可動框18の係合片18bを受け入れるための第2框溝31e,31eが互いに対向して形成されている。
一方で、前記転向子30は、巻取りボックス17の見込方向において、前記巻取り軸16の回転軸O1よりも背面側に、該巻取り軸16の最大半径はもちろん、スクリーン11の全開状態の最大巻取り半径よりも離間して配置されている。また同時に、転向子30の回転軸、すなわち中心軸O2は、前記巻取りボックス17の見込方向において、前記巻取り軸16の回転軸O1と前記インナーレール14の端部開口14dとの間に位置すると共に、開閉方向においては大径部30cの背面側の外周面が該端部開口14dの延長上に位置する。即ち、転向子30の中心軸O2は、開閉方向において、ガイド溝14aの端部開口14dよりもその延長側に位置している。また、ローラー部30aの大径部30cの半径は、見込方向における転向子30の中心軸O2と前記端部開口14dの中心との距離に略等しくなっている。そのため、巻取り軸16から繰り出されて転向子30で転向されたファスナ部材20の係合子20bを、インナーレール14の端部開口14dからガイド溝14a内へとよりスムーズに導入することが可能となる。
前記巻き取り軸16に巻き付いている前記スクリーン11は、固定枠25aの背面側に向かって引き出されて前記転向子30に掛け回され、前記受入溝31a、ガイドレール14の端部開口14dを通過して、インナーレール14内に導かれる。その際、ファスナー部材20の係合子20bがローラー部30aの小径部30b側に位置しており、係合子20bと小径部30bとの接触が回避される。そのため、ノイズが発生したり、ファスナ部材20が取り付けられたスクリーン11の両側端の送りが乱れたりするのを防止することができ、その結果、スクリーン11をより滑らかに転向させることが可能となる。また、前記中央巻取り部23aよりも端部巻取り部23b,23cを小径とすることにより、スクリーン11を巻取り筒23に巻き取った際に、前記スクリーン本体11aよりも厚さの大きいファスナー部材20を巻き取った部分が膨らむのを抑制することができ、スクリーン11のスムーズで安定した巻取り動作及び繰出し動作を実現することができる。
次に、図2,図8及び図9に基づいて、可動框18について説明する。前記可動框18は、上下方向に延びる板状の框本体18aと、該框本体18aの上下端に設けられ板状に形成された一対の係合片18b,18bとが設けられており、この係合片18bが図4,図8に示す第1框溝22b及び前記第2框溝31e内に摺動自在に係合されている。また、可動框18には前記スクリーン11の他端側が係合により保持されている。
また、図10,図11に示すように、前記受け枠19は、前記可動框18及び巻取り軸16に対して平行に取り付けられ、前記スクリーン11の全閉時に該可動框18を当接させるための板状の本体部19aと、該本体部19aの長手方向の両端部に設けられ前記ガイド枠12の第2端12b側との連結を可能にする略L字状に形成された樹脂製の連結部材39,39とから成る。この連結部材39は、前記本体部19aの端部に嵌入される受け枠嵌入部39aと、該受け枠嵌入部39aに対して鉛直に設けられガイド枠12の第2端12b側に嵌入されるガイド枠嵌入部39bとを備えている。
受け枠嵌入部39aの内側面には、前記ガイド枠12に装着されたインナーレール14の第2端14g側の端面をガイド枠12の第1端12a方向に付勢して、その第1端12a側の端面を前記第1ストッパ31cに当接させる付勢バネ39cが設けられている。この付勢バネ39cは、受け枠嵌入部39aの受け枠19に沿った巻取りボックス17方向を向いた周壁を略U字状に切り込んで成る板バネによって形成され、この板バネの先端部に、インナーレール14の第2端14g側の端面に当接させる突部39dが形成されている。
そのため、たとえ製造誤差や熱に起因するインナーレール14の伸縮が生じたとしても、インナーレール14のガイド枠12に対する安定した装着状態を確保することができ、その結果、開閉動作の際に、ファスナ部材20が取り付けられたスクリーン11の両側端を、インナーレール14のガイド溝14aに沿ってスムーズに案内することが可能となる。また、付勢バネ39cが、連結部材39の受け枠19に沿った周壁を略U字状に切り込んで成る板バネによって形成され、板バネの先端部に、インナーレール14の第2端14f側の端面に当接させる突部39dが形成されているため、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
以上、本発明に係る巻取り式スクリーン装置の実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な設計変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、前記ローラー部30aが前記取付軸32に回転可能に取り付けられているが、該ローラー部30aは取付軸32に固定されていてもよい。また、前記付勢バネ39cは前記受け枠19の周壁を切り込んで成る板バネによって形成されているが、該付勢バネ39cは前記受け枠19に取り付けられるコイルバネであってもよい。
1 建物開口部
1a,1b 上下横開口枠
1c,1d 左右縦開口枠
10 巻取り式スクリーン装置
11 スクリーン
12 ガイド枠
12a 第1端
12b 第2端
14 インナーレール
14aガイド溝
14d 端部開口
14f 第1端
14g 第2端
16 巻取り軸
17 巻取りボックス
17a 凹部
18 可動框
19 受け枠
20 ファスナ部材
20b 係合子
22a 第1レール溝(レール溝)
30 転向子
30b 小径部
30c 大径部
31c 第1ストッパ(ストッパ部)
39 連結部材
39c 付勢バネ
39d 突部

Claims (6)

  1. 周囲が四辺の開口枠によって区画された建物開口部に装着するための巻取り式スクリーン装置であって、
    該スクリーン装置は、
    その開閉方向に沿って互いに平行を成す両側端に、ガイド用のファスナ部材がそれぞれ取り付けられて成る可撓性のスクリーンと、
    長手方向の両端に第1端及びそれと逆側の第2端をそれぞれ有していて、前記開閉方向に沿って互いに平行に配されており、前記スクリーンの開閉時に前記ファスナ部材を摺動自在に案内するためのガイド溝を長手方向に沿って備えた一対のガイド枠と、
    前記スクリーンの一端側が固定され、該スクリーンを巻き取るための巻取り軸と、
    前記一対のガイド枠の第1端側が両端部にそれぞれ連結されていて、前記巻取り軸を内部で回動自在に支持する巻取りボックスと、
    前記スクリーンの他端側に取り付けられ、前記一対のガイド枠に沿って移動自在に設けられた可動框と、
    を含んでおり、
    前記巻取りボックス内の両端部には、該巻取り軸から繰り出されたスクリーンを掛け回して方向転換することにより、前記ファスナ部材を前記ガイド溝へと導くための一対の転向子が、互いに対向するように配設されていて、
    前記転向子は、基端側の小径部と先端側の大径部とにより構成され、
    前記ファスナ部材は、前記ガイド溝に摺動自在に係合する多数の係合子が列設されて成り、
    前記スクリーンが前記一対の転向子に掛け回された状態において、前記ファスナ部材の係合子が前記小径部側に位置している、
    ことを特徴とするもの。
  2. 請求項1に記載の巻取り式スクリーン装置であって、
    前記転向子が、前記大径部と小径部とを一体成型して成り回動自在に形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  3. 請求項1または請求項2に記載の巻取り式スクリーン装置であって、
    前記ガイド枠は、前記ガイド溝が形成されたインナーレールと、該インナーレールが装着されたレール溝を含み、
    前記インナーレールは、その前記第1端側の端面に前記ガイド溝の端部開口を備え、
    前記一対の転向子の中心軸が、前記巻取りボックスの見込方向において前記巻取り軸の中心と前記ガイド溝の端部開口との間に位置していると共に、前記開閉方向において該ガイド溝の端部開口よりもその延長側に位置しており、
    前記転向子の大径部の半径が、前記見込方向における該転向子の中心と前記端部開口の中心との距離と略等しくなっている、
    ことを特徴とするもの。
  4. 請求項3に記載の巻取り式スクリーン装置であって、
    前記一対のガイド枠が、前記巻取りボックスの見込方向において前記巻取り軸よりも背面側に連結されていて、
    前記巻取りボックスにおける前記一対のガイド枠の取付け位置の間に、スクリーンの全開時に前記可動框を収容するための凹部が形成されており、
    前記開閉方向において、前記インナーレールの端部開口が、前記巻取り軸の中心と前記転向子との間に配されている、
    ことを特徴とするもの。
  5. 請求項3または請求項4に記載の巻取り式スクリーン装置であって、
    前記一対のガイド枠の第2端側に、スクリーンの全閉時に前記可動框を当接させるための受け枠の両端部が連結されていて、
    該受け枠の両端部には、前記インナーレールの前記第2端側の端面を前記第1端方向に付勢して、その第1端側の端面を前記巻取りボックスに形成されたストッパ部に当接させる付勢バネが設けられている、
    ことを特徴とするもの。
  6. 請求項5に記載の巻取り式スクリーン装置であって、
    前記受け枠と一対のガイド枠とが、該受け枠の両端部及びこれらガイド枠の前記第2端側に、略L字状に形成された樹脂製の連結部材をそれぞれ嵌入することによって連結されており、
    前記付勢バネが、前記連結部材の前記受け枠に沿った周壁を略U字状に切り込んで成る板バネによって形成され、該板バネの先端部に、前記インナーレールの前記第2端側の端面に当接させる突部が形成されている、
    ことを特徴とするもの。
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