JP3207239U - トイレットペーパーホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】ペーパー切断部を露出させることなく、切断後にガイド板外にペーパーが引き出た状態を維持できるトイレットペーパーホルダを提供する。【解決手段】ペーパーをロール状に巻いたトイレットロールを回動可能に支持するホルダー本体と、一端がホルダー本体と回動可能に連結され、他端を含む湾曲した領域がトイレットロールを外周方向から覆うカバー板11と、トイレットロールの外周と当接可能に、カバー板の背面側に配置され、ペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に移動可能にカバー板に取り付けられた移動板12と、を備え、移動板はペーパーを切断可能な切断端部を有する。移動板を移動して切断端部がカバー板の端縁から突き出た状態で、ペーパーを切断し、切断後、切断端部がカバー板の端縁から後退するように移動板を移動させる。【選択図】図1
Description
本考案は、トイレットペーパーホルダに関し、特にペーパーをロール状に巻いたトイレットペーパー(以下、トイレットロールと記す)の上方にカバー板を有するトイレットペーパーホルダに関する。
トイレットペーパーホルダの代表的な構成として、トイレットロールの上方にカバー板を配置し、トイレットロールからペーパーを必要な長さだけ引き出した後に、カバー板でペーパーを切断する構成のものがある。その構成において、トイレットロールのペーパーをV字状に切り取る、トイレットペーパーホルダの構成例が、特許文献1から4に記載されている。
他の構成例として、特許文献5には、上記カバー板に対応する、トイレットペーパーホルダのフタ上に可動式カッター及び可動式カッターを支える土台を配置し、フタでなく、可動式カッターでトイレットペーパーを切断することの記載がある。
また、特許文献6には、トイレットロールのペーパーを切断、及びペーパーの掴み代を折りたたみ後にトイレットロールを外周方向から覆う上蓋が記載されている。
他の構成例として、特許文献5には、上記カバー板に対応する、トイレットペーパーホルダのフタ上に可動式カッター及び可動式カッターを支える土台を配置し、フタでなく、可動式カッターでトイレットペーパーを切断することの記載がある。
また、特許文献6には、トイレットロールのペーパーを切断、及びペーパーの掴み代を折りたたみ後にトイレットロールを外周方向から覆う上蓋が記載されている。
特許文献1及び4の構成は、カバー板をV字状の形状にしているため、トイレットロールからペーパーを引き出すときに、カバー板でペーパーを傷つける場合がある。
特許文献2の構成は、切断時にトイレットロールのペーパーを天板部のペーパー切断部まで持ちあげる必要があり、トイレットロールの回転を抑えて切断することが難しい。
特許文献3の構成は、カバー板とは別にV字状の板体を設ける必要がある。
特許文献5の構成は、可動式カッター及び可動式カッターを支える土台をイレットペーパーホルダのフタを設けており、構成が複雑になる。
特許文献6の構成は、ペーパーの掴み代を折りたたむ構成が複雑になる。
特許文献2の構成は、切断時にトイレットロールのペーパーを天板部のペーパー切断部まで持ちあげる必要があり、トイレットロールの回転を抑えて切断することが難しい。
特許文献3の構成は、カバー板とは別にV字状の板体を設ける必要がある。
特許文献5の構成は、可動式カッター及び可動式カッターを支える土台をイレットペーパーホルダのフタを設けており、構成が複雑になる。
特許文献6の構成は、ペーパーの掴み代を折りたたむ構成が複雑になる。
本考案は、ペーパーを切断するための切断部を露出させることなく、ペーパーの切断後にガイド板外に、ペーパーの掴み代が出た状態を維持できるトイレットペーパーホルダを提供することを目的とする。
(1) 本考案のトイレットペーパーホルダは、ペーパーをロール状に巻いたトイレットロールを回動可能に支持するホルダー本体と、
一端が前記ホルダー本体と回動可能に連結され、他端を含む湾曲した領域が前記トイレットロールを外周方向から覆うカバー板と、
前記トイレットロールの外周と当接可能に、前記カバー板の背面側に配置され、前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に移動可能に前記カバー板に取り付けられた移動板と、を備え、
前記移動板は前記ペーパーを切断可能な切断端部を有し、
前記移動板が移動して前記切断端部が前記カバー板の端縁から突き出た状態で、前記ペーパーを切断し、切断後に前記切断端部が前記カバー板の端縁から後退するように前記移動板が移動するトイレットペーパーホルダである。
一端が前記ホルダー本体と回動可能に連結され、他端を含む湾曲した領域が前記トイレットロールを外周方向から覆うカバー板と、
前記トイレットロールの外周と当接可能に、前記カバー板の背面側に配置され、前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に移動可能に前記カバー板に取り付けられた移動板と、を備え、
前記移動板は前記ペーパーを切断可能な切断端部を有し、
前記移動板が移動して前記切断端部が前記カバー板の端縁から突き出た状態で、前記ペーパーを切断し、切断後に前記切断端部が前記カバー板の端縁から後退するように前記移動板が移動するトイレットペーパーホルダである。
(2)上記(1)のトイレットペーパーホルダは、前記カバー板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に溝を有し、前記移動板は前記溝を介して前記カバー板から突き出た突出部を有し、前記突出部を前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に前記溝に沿って移動させることで、前記移動板が移動することが好ましい。
(3)上記(1)又は(2)のトイレットペーパーホルダは、前記カバー板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向と直角な方向の両端部に、柱状の空間が形成され、前記移動板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向と直角な方向の両端部に前記空間内を移動するガイド部を有し、前記ガイド部の前記空間内の移動とともに前記移動板が移動することが好ましい。
(4)上記(1)から(3)のいずれかのトイレットペーパーホルダは、前記切断端部を前記カバー板の端縁から後退させる力を付勢する付勢部材を有することが好ましい。
(5)上記(3)のトイレットペーパーホルダは、前記前記切断端部を前記カバー板の端縁から後退させる力を付勢するばねを有し、
前記空間は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向の前記カバー板の端部において閉塞され、前記空間を閉塞させる前記端部と前記ガイド部との間に前記ばねが配置され、
前記ガイド部が前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に前記空間内を移動するときに前記ばねの付勢力が与えられることが好ましい。
(6)上記(1)から(5)のいずれかのトイレットペーパーホルダは、前記移動板の背面には複数の突起を有し、前記突起は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に向かって高くなるようなくさび型の形状であることが好ましい。
前記空間は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向の前記カバー板の端部において閉塞され、前記空間を閉塞させる前記端部と前記ガイド部との間に前記ばねが配置され、
前記ガイド部が前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に前記空間内を移動するときに前記ばねの付勢力が与えられることが好ましい。
(6)上記(1)から(5)のいずれかのトイレットペーパーホルダは、前記移動板の背面には複数の突起を有し、前記突起は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に向かって高くなるようなくさび型の形状であることが好ましい。
本考案によれば、ペーパーを切断するための切断部を露出させることなく、ペーパーの切断後にガイド板外に、ペーパーの掴み代が出た状態を維持できる。
以下、本考案の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本考案に係るトイレットペーパーホルダの一実施形態において、カバー板がトイレットロール上に配置された状態を示す斜視図である。図2は移動板の移動を説明するための斜視図である。図3は移動板をガイド板から突き出してペーパーを切断する様子を説明するための斜視図である。図4は移動板を元の位置に戻したときの様子を説明するための斜視図である。
図1に示すように、トイレットペーパーホルダのカバー板11は、トイレットロール14上に配置される。カバー板11の背面には「U」字形状の移動板12が取り付けられ、移動板12はカバー板11の溝を介してカバー板11の上面に突き出す突出部13を備えている。溝はトイレットロール14のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に形成される。突出部13を溝にそって移動させることで、図2に示すように、移動板12が移動して切断端部(「U」字形状の端縁)がカバー板11の端縁から突き出た状態となる。移動板12は、トイレットロール14の外周と当接可能に、カバー板11の背面側に配置され、トイレットロール14のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に移動可能にカバー板11に取り付けられている。
図1は本考案に係るトイレットペーパーホルダの一実施形態において、カバー板がトイレットロール上に配置された状態を示す斜視図である。図2は移動板の移動を説明するための斜視図である。図3は移動板をガイド板から突き出してペーパーを切断する様子を説明するための斜視図である。図4は移動板を元の位置に戻したときの様子を説明するための斜視図である。
図1に示すように、トイレットペーパーホルダのカバー板11は、トイレットロール14上に配置される。カバー板11の背面には「U」字形状の移動板12が取り付けられ、移動板12はカバー板11の溝を介してカバー板11の上面に突き出す突出部13を備えている。溝はトイレットロール14のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に形成される。突出部13を溝にそって移動させることで、図2に示すように、移動板12が移動して切断端部(「U」字形状の端縁)がカバー板11の端縁から突き出た状態となる。移動板12は、トイレットロール14の外周と当接可能に、カバー板11の背面側に配置され、トイレットロール14のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に移動可能にカバー板11に取り付けられている。
移動板12の背面がトイレットペーパーロール14の外周に当接している場合に、トイレットロール14のペーパーの端部14Aは移動板12の移動に伴って、カバー板11から引き出される。
図3に示すように、突出部13を抑えながらペーパー端部14Aを引き上げると、ペーパー端部14Aは移動板12の切断端部で「U」字状に切り取られ、ペーパーの掴み代が残る。切断端部は凹凸がなくてよいが、凹凸刃を設けて切断しやすくすることもできる。
なお、移動板12の形状はここでは、「U」字状としているが、他の形状、例えば「V」字状、四角状であってもよい。
図3に示すように、突出部13を抑えながらペーパー端部14Aを引き上げると、ペーパー端部14Aは移動板12の切断端部で「U」字状に切り取られ、ペーパーの掴み代が残る。切断端部は凹凸がなくてよいが、凹凸刃を設けて切断しやすくすることもできる。
なお、移動板12の形状はここでは、「U」字状としているが、他の形状、例えば「V」字状、四角状であってもよい。
図4に示すように、突出部13を溝にそって元の位置に移動させる。すると、移動板12が移動し、移動板12の切断端部がカバー板11の端縁から後退する。移動板12によってペーパーが切り取られて、残った「U」字状のペーパー端部(ペーパーの掴み代)は移動板12が元に戻っても、ガイド板11から引き出された状態を維持する(カバー板11外に残った状態を維持する)。
なお、図1から図4では、カバー板11の幅が移動板12の幅よりも若干大きい場合を示しているが、カバー板11の幅はトイレットペーパーホルダの構成によって決められ、図5の断面図に示すように、カバー板11の幅が移動板12の幅に比べて大幅に大きい構成もある(図5では倍以上大きい場合を示している)。
図3に示すように、ペーパー端部14Aを、移動板12の移動に伴ってカバー板11から引き出し、図4に示すように、「U」字状に切り取られたペーパー端部14Aがカバー板11外に残る状態にするには、移動板12の背面とペーパー端部14Aとの間の摩擦力を調整すればよい。
なお、図1から図4では、カバー板11の幅が移動板12の幅よりも若干大きい場合を示しているが、カバー板11の幅はトイレットペーパーホルダの構成によって決められ、図5の断面図に示すように、カバー板11の幅が移動板12の幅に比べて大幅に大きい構成もある(図5では倍以上大きい場合を示している)。
図3に示すように、ペーパー端部14Aを、移動板12の移動に伴ってカバー板11から引き出し、図4に示すように、「U」字状に切り取られたペーパー端部14Aがカバー板11外に残る状態にするには、移動板12の背面とペーパー端部14Aとの間の摩擦力を調整すればよい。
図6は移動板をカバー板に取り付けた状態を示す断面図である。図7はペーパー端部との間の摩擦力を調整する突起を設けた移動板を示す斜視図である。図8は移動板に、ペーパー端部との間の摩擦力を調整する突起を設けた場合の動作を示す縦断面図である。図7では移動板を平板状として示しているが、実際は図5及び図8に示すように湾曲している。図8では突起のすべてがペーパー端部に接するように記載しているが、一部の領域がペーパー端部に接していればよい。
移動板12の背面とペーパー端部14Aとの間の摩擦力を調整するには、図6及び7に示すように、移動板12の背面に斜面が曲面のくさび状突起12Cを設ける。図8に示すように、移動板12を引き出すときには、くさび状突起12Cの上部がペーパー端部14Aに引っかかるように接して摩擦力を増大させ、移動板12を元の位置にもどすときには、くさび状突起12Cの斜面がペーパー端部14Aに接するようにして摩擦力を減少させる。突起はペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に向かって高くなるようなくさび型の形状が好ましいが、摩擦力を調整可能であれば他の形状であってもよい。なお、摩擦力を調整するには、必ずしもくさび状突起12Cを設けなくともよく、移動板12を引き出すときには突出部13を押すように、元の位置に戻すときに、引き上げるように移動させて摩擦力を調整してもよい。
移動板12の背面とペーパー端部14Aとの間の摩擦力を調整するには、図6及び7に示すように、移動板12の背面に斜面が曲面のくさび状突起12Cを設ける。図8に示すように、移動板12を引き出すときには、くさび状突起12Cの上部がペーパー端部14Aに引っかかるように接して摩擦力を増大させ、移動板12を元の位置にもどすときには、くさび状突起12Cの斜面がペーパー端部14Aに接するようにして摩擦力を減少させる。突起はペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に向かって高くなるようなくさび型の形状が好ましいが、摩擦力を調整可能であれば他の形状であってもよい。なお、摩擦力を調整するには、必ずしもくさび状突起12Cを設けなくともよく、移動板12を引き出すときには突出部13を押すように、元の位置に戻すときに、引き上げるように移動させて摩擦力を調整してもよい。
移動板12をカバー板1の背面で移動させるには、図7に示すように、移動板12のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向と直角な方向の両側部に円柱状のガイド部12A、12Bを設け、図6に示すように、ガイド板11のペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向と直角な方向の両側部に円柱状の空間を設け、この円柱状の空間内にガイド部12A、12Bを挿入して移動可能とすることで移動板12を移動可能とすればよい。なお、図6及び図7においては、突出部13及びガイト板11の溝は省略されている。
本実施形態の好ましい構成は、図11に示すように、ペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向のカバー板11の両側部において円柱状の空間の一端部を閉塞し、図9及び10に示すように、空間を閉塞させる端部とガイド部12A、12Bとの間の円柱状の空間に、付勢部材としてのばね15A、15Bを挿入する構成である。図9はカバー板、ばね及び移動板との分解斜視図である。図10はカバー板の空間にばね及び移動板のガイド部を挿入した状態を示す断面図である。図11は空間を閉塞したときのカバー板の端部を示す正面図である。図9及び図10ではカバー板及び移動板を平板状として示しているが、実際は図5に示すように湾曲している。
図9においては、突出部13を突き出すための溝は省略されている。このような構成により、図4に示す、移動板12の突出部13を溝にそって元の位置に移動させる動作を自動的に行うことが可能となる。ばね15A、15Bは、移動板12の切断端部をカバー板11の端縁から後退させる力を付勢する付勢部材となる。移動板12をガイド板11から引き出すときには、ばね15A、15Bを縮める、すなわち、ばね15A、15Bに付勢力を与えるように突出部13を移動させ、移動板12を元の位置に戻すときはばね15A、15Bの付勢力を用いる。ばねの付勢力は、ガイド部12A、12Bがペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に円柱状の空間内を移動するときに与えられる。
図9においては、突出部13を突き出すための溝は省略されている。このような構成により、図4に示す、移動板12の突出部13を溝にそって元の位置に移動させる動作を自動的に行うことが可能となる。ばね15A、15Bは、移動板12の切断端部をカバー板11の端縁から後退させる力を付勢する付勢部材となる。移動板12をガイド板11から引き出すときには、ばね15A、15Bを縮める、すなわち、ばね15A、15Bに付勢力を与えるように突出部13を移動させ、移動板12を元の位置に戻すときはばね15A、15Bの付勢力を用いる。ばねの付勢力は、ガイド部12A、12Bがペーパーを引き出す方向又はペーパーを巻回する方向に円柱状の空間内を移動するときに与えられる。
なお、ばね15A、15Bは必ずしもガイド板11の両側部の円柱状の空間内に挿入しなくともよい。図12は移動板にばねを取り付ける他の構成例を示す斜視図である。図12では移動板を平板状として示しているが、実際は図5に示すように湾曲している。図12に示すように、ばね15A、15Bを移動板12の端部に設けてもよい。ガイド部12A、12B及びガイド部12A、12Bが移動する空間は必ずしも円柱状である必要はなく、空間を角柱状としてもよく、ガイド部12A、12Bと空間をともに角柱状としてもよい。
突出部13の形状はここでは円柱状としているが、この形状に限定されず、例えば図13(A)の上面図及び縦断面図に示すように、きのこ状として頭部を掴みやすい形状としたり、図13(B)の上面図及び縦断面図に示すようにレバー状としてもよい。
突出部13の形状はここでは円柱状としているが、この形状に限定されず、例えば図13(A)の上面図及び縦断面図に示すように、きのこ状として頭部を掴みやすい形状としたり、図13(B)の上面図及び縦断面図に示すようにレバー状としてもよい。
次に、本実施形態のトイレットペーパーホルダの全体構成について説明する。図14は本実施形態のトイレットペーパーホルダの正面図、図15は本実施形態のトイレットペーパーホルダのトイレットロールを装着した状態での横断面である。
図14及び図15に示すように、本実施形態のトイレットペーパーホルダは、「コ」の字状の横断面を有するホルダー本体16と、ホルダー本体16の両側部16A、16Bの上部に回動可能に支持されるガイド板11と、ガイド板11に取り付けられた移動板12とを備えている。移動板12は図示されていないが、図6及び図9に示したように、ガイド板11に取り付けられている。
図14及び図15に示すように、本実施形態のトイレットペーパーホルダは、「コ」の字状の横断面を有するホルダー本体16と、ホルダー本体16の両側部16A、16Bの上部に回動可能に支持されるガイド板11と、ガイド板11に取り付けられた移動板12とを備えている。移動板12は図示されていないが、図6及び図9に示したように、ガイド板11に取り付けられている。
ホルダー本体16は、両側部16A、16Bの中央部にそれぞれ取り付けられたアーム17A、17Bを備えている。アーム17A、17Bの一端はホルダー本体16の両側部16A、16Bの中央部に、他端が前後方向又は/及び上下方向に移動可能に取り付けられている。アーム17A、17Bの他端が移動可能であることにより、図15に示すように、トイレットロール14の空洞部にアーム17A、17Bが入りこみ、トイレットロール14がアーム17A、17Bに装着可能となっている。これにより、ホルダー本体16はトイレットロール14を回動可能に支持している。カバー板11は、一端がホルダー本体16と回動可能に連結され、他端を含む湾曲した領域がトイレットロール14を外周方向から覆う。トイレットロール14の交換する場合に、ガイド板11を上方に跳ね上げることで交換が可能となる。このような、トイレットペーパーホルダの構成は例えば、特許文献4に開示されている。
本実施形態のトイレットペーパーホルダは移動板を備えたカバー板以外の構成は任意に構成することができる。例えば、意匠登録1400115号に示されるように、「コ」の字状の支持体(ホルダ本体となる)の一方のアームにトイレットロールを取り付け、他方のアームに意匠登録1400115号の押さえ板に変えて、図1の移動板12を備えたカバー板11を回動可能に取り付けたトイレットペーパーホルダも本考案の好適な実施形態の一つである。
11 ガイド板
12 移動板
12A、12B ガイド部
13 突出部
14 トイレットロール
15A、15B ばね
16 ホルダー本体
17A、17B アーム
12 移動板
12A、12B ガイド部
13 突出部
14 トイレットロール
15A、15B ばね
16 ホルダー本体
17A、17B アーム
Claims (6)
- ペーパーをロール状に巻いたトイレットロールを回動可能に支持するホルダー本体と、
一端が前記ホルダー本体と回動可能に連結され、他端を含む湾曲した領域が前記トイレットロールを外周方向から覆うカバー板と、
前記トイレットロールの外周と当接可能に、前記カバー板の背面側に配置され、前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に移動可能に前記カバー板に取り付けられた移動板と、を備え、
前記移動板は前記ペーパーを切断可能な切断端部を有し、
前記移動板が移動して前記切断端部が前記カバー板の端縁から突き出た状態で、前記ペーパーを切断し、切断後に前記切断端部が前記カバー板の端縁から後退するように前記移動板が移動するトイレットペーパーホルダ。 - 前記カバー板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に溝を有し、
前記移動板は前記溝を介して前記カバー板から突き出た突出部を有し、
前記突出部を前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に前記溝に沿って移動させることで、前記移動板が移動する、請求項1に記載のトイレットペーパーホルダ。 - 前記カバー板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向と直角な方向の両端部に、柱状の空間が形成され、
前記移動板は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向と直角な方向の両端部に前記空間内を移動するガイド部を有し、
前記ガイド部の前記空間内の移動とともに前記移動板が移動する請求項1又は2に記載のトイレットペーパーホルダ。 - 前記切断端部を前記カバー板の端縁から後退させる力を付勢する付勢部材を有する請求項1から3のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダ。
- 前記前記切断端部を前記カバー板の端縁から後退させる力を付勢するばねを有し、
前記空間は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向の前記カバー板の端部において閉塞され、前記空間を閉塞させる前記端部と前記ガイド部との間に前記ばねが配置され、
前記ガイド部が前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に前記空間内を移動するときに前記ばねの付勢力が与えられる請求項3に記載のトイレットペーパーホルダ。 - 前記移動板の背面には複数の突起を有し、
前記突起は前記ペーパーを引き出す方向又は前記ペーパーを巻回する方向に向かって高くなるようなくさび型の形状である請求項1から5のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダ。
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