JP6835741B2 - 可搬式スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可搬式スクリーン装置に関する。
近年、持ち運びが容易で、任意の場所に設置可能な可搬式スクリーン装置の需要が高まっている。当該可搬式スクリーン装置は、主として、巻き取り可能なスクリーンと、巻き取ったスクリーンを収納可能なケーシングと、ケーシングから巻き出したスクリーンを保持可能な支持部材と、を備えた構成を採っている(特許文献1参照)。また、近年、スクリーン装置から至近距離(50cm未満)に設置可能であるために人影等がスクリーンに映し出されない等の利点を有する「超短焦点プロジェクタ」を用いて、スクリーンに映像を投影するという需要が高まっている。
特開2007−334160号公報
超短焦点プロジェクタを用いてスクリーン装置に映像を投影する場合、以下の問題が生じ得る。
図8に示すように、超短焦点プロジェクタ41はスクリーン装置100’から至近距離に設置可能であるものの、スクリーン40’の設置箇所の斜め下方方向に設置する必要がある。つまり、スクリーン40’設置箇所の斜め下方方向から当該プロジェクタ41からの映像をスクリーン40’に投影する必要がある。しかしながら、巻き出したスクリーン40’に弛みが生じていると、プロジェクタ41からの映像が斜め下方方向から映し出されることに起因して、スクリーン40’に投影される映像が歪んでしまう場合がある。そのため、スクリーン40’に正確に映像を投影することができない。
本発明は、巻き出したスクリーンの弛みを解消可能なスクリーン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態では、
可搬式スクリーン装置であって、
開口部を有するケーシングと、ケーシング内に回転自在に取り付けられたロールと、収納時にロールに巻回され、使用時にケーシングの開口部から上向き方向に巻き出されるスクリーンと、巻き出して展張させたスクリーンを支持するためのスクリーン支持部材とを備え、
ケーシングの側部にはダイヤル機構が設けられており、および、
ダイヤル機構は、スクリーンの巻き出し方向とは異なる方向に向かって、巻き出して展張させた状態のスクリーンを一部巻き戻すことを特徴とする、可搬式スクリーン装置が提供される。
ある好適な態様では、ダイヤル機構は、展張させた状態のスクリーンにテンションを付加することを特徴とする。
ある好適な態様では、ダイヤル機構は、展張させた状態のスクリーンに付加したテンションを維持することを特徴とする。
ある好適な態様では、ダイヤル機構は、少なくとも
ロールの端部に接続されたシャフトと、
シャフトの端部に接続されたギアと、
ケーシングの側部上に設けられ、かつシャフトが貫通するための第1貫通孔を備えたベースプレートと、
ベースプレート上に設けられ、かつ歯形部を備えた回転部材と、
ベースプレートに設けられた、回転部材の歯形部と係合可能な第1係合部材と、
回転部材に設けられた、スクリーンを巻き出すための方向とは異なる方向にギアを回転させるためにギアと係合可能な第2係合部材と
を有して成ることを特徴とする。
ある好適な態様では、第1係合部材は、第2係合部材と係合したギアが異なる方向に回転する際に、回転部材の歯形部と順次係合することを特徴とする。
ある好適な態様では、ベースプレートは、第2係合部材をギアと係合する前の初期位置に戻すための弾性部材を更に有して成ることを特徴とする。
ある好適な態様では、回転部材は、弾性部材を圧縮させるための突起部を有して成ることを特徴とする。
ある好適な態様では、ベースプレートは、ベースプレートから第2係合部材を有して成る回転部材に向かって突出する突出部を更に有して成り、
突出部は、異なる方向に回転するギアと係合した第2係合部材の移動範囲を制御することを特徴とする。
ある好適な態様では、ベースプレートは、シャフトが貫通するための第1貫通孔とは異なる第2貫通孔、およびベースプレートの内側主面に被押圧部材を更に有して成り、
第1係合部材は、ベースプレートの第2貫通孔を貫通する屈曲部を有して成り、
被押圧部材と第1係合部材の屈曲部とが相互に接続されていることを特徴とする。
ある好適な態様では、可搬式スクリーン装置は、スクリーンの一端が固定されたトップバーを更に備え、
スクリーンの収納時にトップバーが被押圧部材を押圧することを特徴とする。
ある好適な態様では、被押圧部材が押圧される際に、被押圧部材と第1係合部材とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として第1係合部材が旋回移動して、前記第1係合部材と前記回転部材の前記歯形部との係合が解除されることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置によれば、巻き出して展張させたスクリーンの弛みを解消することができる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略上面図である。 図1Bは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略正面図である。 図1Cは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略側面図である。 図2Aは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の状態の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の概略上面図である。 図2Bは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の概略断面図である。 図2Cは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の概略正面図である。 図2Dは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の部分概略上面図(外観)である。 図2Eは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の部分概略端面図(外観)である。 図2Fは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の概略正面図(外観)である。 図3Aは、外側から内側方向に向かって見た場合におけるダイヤル機構の構成要素であるベースプレートの概略正面図である。 図3Bは、内側から外側方向に向かって見た場合におけるダイヤル機構の構成要素であるベースプレートの概略正面図である。 図3Cは、ベースプレートの外側主面に配置された第1係合部材、およびベースプレートの内側主面に配置された被押圧部材の概略斜視図である。 図4Aは、外側から内側方向に向かって見た場合における好ましい態様の被押圧部材を備えたベースプレートの概略正面図である。 図4Bは、内側から外側方向に向かって見た場合における好ましい態様の被押圧部材を備えたベースプレートの概略正面図である。 図4Cは、ベースプレートの外側主面に配置された第1係合部材、およびベースプレートの内側主面に配置された好ましい態様の被押圧部材の概略斜視図である。 図5Aは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材を内側から外側方向に向かって見た場合の概略正面図である。 図5Bは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材を外側から内側方向に向かって見た場合の概略正面図である。 図5Cは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材の概略断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の動作フロー図である。図6(a)はスクリーンを巻き出す前の状態を示した概略図である。図6(b)はスクリーンをケーシング内から巻き出す際の状態を示した概略図である。図6(c)はスクリーンを巻き出してから展張させるまでの状態を示した概略図である。図6(d)は展張させた状態のスクリーンを巻き出し方向とは反対方向に一部巻き戻す際の状態を示した概略図である。図6(e)はスクリーンをケーシング内のロールに全て巻き取った際の状態を示した概略図である。 図7Aは、レバー機構を備えた可搬式スクリーン装置の概略上面図である。 図7Bは、レバー機構を備えた可搬式スクリーン装置の概略側面図である。 図7Cは、レバー機構を備えた可搬式スクリーン装置を用いて、展張させた状態のスクリーンを巻き出し方向とは反対方向に一部巻き戻す際の状態を示した概略図である。 図8は、従来の可搬式スクリーン装置を示した概略斜視図である。
本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置について具体的に説明する前に、本発明がどのような技術的思想に基づいて案出されたものであるかについて説明する。具体的には、本発明は、その構成要素である「展張状態のスクリーンの弛みをいかにして解消するか」という技術的思想に基づいて本願発明者らによって案出されたものである。
以下、当該技術的思想を考慮した上で、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置について説明する。
<<可搬式スクリーン装置の構成>>
まず、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の構成について図面を参照しながら説明する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略上面図である。図1Bは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略正面図である。図1Cは、本発明の一実施形態に係る展張した状態の可搬式スクリーン装置の概略側面図である。
<可搬式スクリーン装置の全体的構成>
まず、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の構成について説明する。本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置100は、図1A〜Cに示すように、ケーシング20、ロール30、スクリーン40、トップバー50、ハンドル60、およびスクリーン支持部材70を備えている。
ケーシング20は、任意の箇所に設置可能に構成されている。又、ケーシング20は、長手方向に延在し、上面に形成された開口部22および傾斜部23を有して成る。ロール30は、ケーシング20内に回転自在に取り付けられている。スクリーン40は、収納時にロール30に巻回され、使用時にケーシング20の開口部22から巻き出される。スクリーン40の一端はロール30に固定されている一方、スクリーン40の他端はトップバー50に固定されている。トップバー50は、スクリーン40をケーシング20内に収納する際に、ケーシング20の開口部22を塞ぐ蓋体として機能する。ハンドル60はトップバー50の中央部に配置されており、かつケーシング20の任意の設置箇所からスクリーン40を鉛直上向き方向に引き上げるための取手部を構成している。また、スクリーン支持部材70は、鉛直上向き方向に巻き出して展張させたスクリーン40を固定支持するためのもの(棒部材)である。なお、図1A〜Cに示すように、例えば、ハンドル60により構成される取手部を、スクリーン支持部材70の先端部に供した引掛け部に引っ掛けることで、スクリーン40を支持し得る。
本願発明者らは、上述のいかにして展張状態のスクリーンの弛みを解消するのかという技術的思想に基づき鋭意検討した結果、上記の可搬式スクリーン装置100の構成要素に加えて、図1A〜Cに示すようにケーシング20の側部21に配置した「ダイヤル機構10」を新たな構成要素とすることを案出した。
なお、本明細書で用いる用語・表現の定義づけを予め行っておく。(1)本明細書で言う「ダイヤル機構」とは、広義には回転機能を備えた機構を指す。本明細書で言う「ダイヤル機構」とは、例えば図6(d)に示すように、狭義には一方向に回転する際には展張させたスクリーンには作用する(一方向に回転するに伴って展張させたスクリーンを鉛直下側方向に引っ張る)一方、反対方向に回転する際には展張させたスクリーンには作用しない機構を指す。換言すれば、本明細書で言う「ダイヤル機構」とは、一方向回転時作用機構と称することができる。(2)本明細書で言う「スクリーンを一部巻き戻す」とは、例えば図6(d)に示すように、ダイヤル機構と接続されたロールを、ダイヤル機構の駆動後に巻き戻し方向に360度未満回転させて、ロールに設けられたスクリーンを巻き戻し方向に巻き戻す状態を指す。(3)本明細書で言う「スクリーンにテンションを付加する」とは、例えば図6(d)に示すように、巻き戻し方向(鉛直下方向)にスクリーンを引き伸ばす状態を指す。(4)本明細書で言う「ギア」とは、例えば図6(c)および図6(d)に示すように、周縁部に複数の歯形部を備えた構造体であって、一方向に回転する場合には係合部材と係合する一方、一方向とは反対方向に回転する場合には係合部材と係合しないものを指す。(5)本明細書で言う「回転部材」とは、例えば図6(d)に示すように、ダイヤル機構の構成要素であって、ダイヤル機構の回転機能を実現するための部材である。(6)本明細書で言う「第1係合部材が回転部材の歯形部と順次係合する」とは、例えば図6(d)に示すように、第1係合部材が、回転部材の回転に伴って一方向に移動する複数の歯形部の各々に順に係合していく状態を指す。(7)本明細書で言う「被押圧部材」とは、例えば図6(e)に示すように、ケーシングの開口部に位置するトップバーと直接接触して重力方向(下向き方向)に押圧される部材であって、スクリーンを引き上げ初期時に「スクリーンを引き上げ難い」といった問題を解消するためのものを指す。(8)本明細書で言う「軸支」とは、接続部材(具体的には接続軸部材)を回転可能な状態にすることを指す。また、(9)本明細書で言う「旋回移動」とは、回転可能な接続部材(具体的には接続軸部材)を基点(又は中心)としてピボット回転するように移動する状態を実質的に指す。
以下、ダイヤル機構10について説明する。
図2Aは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の状態の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の部分概略上面図である。図2Bは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の部分概略断面図である。図2Cは、本発明の一実施形態に係る巻き出し前の可搬式スクリーン装置のダイヤル機構の概略正面図である。図2Dは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の部分概略上面図(外観)である。図2Eは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の部分概略端面図(外観)である。図2Fは、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の概略正面図(外観)である。
(ダイヤル機構の大きな構成)
まず、ダイヤル機構10の大きな構成について説明する。
ダイヤル機構10は、図2A〜Fに示すように、大きくは、ロール30の端部31に接続されたシャフト11と、シャフト11の端部11aに接続されたギア13と、内側から外側方向に向かってケーシング20の側部21上に設けられたベースプレート80と、内側から外側方向に向かってベースプレート80上に設けられた回転部材90と、ベースプレート80に軸支された第1係合部材83と、回転部材90に軸支された第2係合部材98と、を組み合わせたものである。
(ベースプレートの構成)
次に、ダイヤル機構10の構成要素であるベースプレート80の構成について説明する。
図3Aは、外側から内側方向に向かって見た場合のダイヤル機構の構成要素であるベースプレートの概略正面図である。図3Bは、内側から外側方向に向かって見た場合のダイヤル機構の構成要素であるベースプレートの概略正面図である。図3Cは、ベースプレートの外側主面に配置された第1係合部材、およびベースプレートの内側主面に配置された被押圧部材の概略斜視図である。
図3Aに示すように、ベースプレート80は、外観がケーシングの側部と略同一形状を成している。ベースプレート80は、ベースプレート80の内側主面と外側主面との間を貫通する第1貫通孔81および第2貫通孔82を備えている。第1貫通孔81はシャフトが貫通するための孔である(図2A〜B参照)。第2貫通孔82は、後述する第1係合部材の屈曲部が貫通するための孔である。
ベースプレート80の外側主面80aには、第1係合部材83、外側方向に向かって(すなわち、回転部材90の設置方向に向かって)突出する第1突出部84、第2突出部85、および第3突出部86、並びに弾性部材収容領域87が設けられている。第1突出部84〜第3突出部86は、後述する回転部材90の第2係合部材の移動範囲を制御するものである。より詳細には、図3Aに示すように、第1突出部84は、貫通孔81から離隔して同心円状に配置され、かつ第1端部84aから第2端部84bまで半円状に延在する突出部である。
弾性部材収容領域87は、図3Aに示すように貫通孔81と同心円状に配置されかつ第1端部87aから第2端部87bまで延在する、弾性部材を設置するための領域である。当該弾性部材は、後述する回転部材90に設けられたギア13と係合(又は係止)可能な第2係合部材を、ギア13と係合する前の初期状態(静止状態)に戻すためのものである。第1係合部材83は、図3Aに示すように正面から見て弾性部材収容領域87の略上方に配置されており、基部83a、基部83aの側面から突起した突起部83b、および基部83aの延在方向に対して略垂直な方向に屈曲した屈曲部83cを備えている。当該第1係合部材83の突起部83bは、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、後述する回転部材に形成された歯形部と係合可能となっている。
図3A〜Cに示すように、ベースプレート80は、内側主面80bに設けられた被押圧部材89、および内側主面と外側主面との間を貫通する第1貫通孔とは異なる第2貫通孔82を更に備えている。当該被押圧部材89は、基部89a、基部89aの上面に設けられた上面部89b、および基部から突出したボタン部89cを備えている。また、ベースプレート80の内側主面80bには、被押圧部材89の下方に配置された被押圧部材89を支持するための支持部材と、当該支持部材と被押圧部材89の基部89aの下面部とを接続する弾性部材とが設けられている。
被押圧部材89の基部89aは、図3Cに示すように、ベースプレート80の第2貫通孔82を介して貫通(延在)した第1係合部材83の屈曲部83cと接続されている。被押圧部材89の基部89aと第1係合部材83の基部83aとは、ベースプレートを貫通するネジ部材を介して軸支されている。また、被押圧部材89の上面部89bは、スクリーンをケーシング内に収納する際にトップバーの一端が接触するように構成されたものである。被押圧部材がこのような構成を有していることで、スクリーン収納時にトップバーがケーシングの開口部を塞ぐと共に被押圧部材の上面部89bと接触して、被押圧部材を下方向に押し下げる。
これにより、被押圧部材89と接続された第1係合部材の屈曲部83cが被押圧部材89に連動して押し下げられる。すなわち、被押圧部材89の基部89aと第1係合部材83の基部83aとを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、全体として第1係合部材83が下方向に旋回移動する。これにより、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、当該第1係合部材83の突起部83bと回転部材に形成された歯形部との係合が解除される。その結果、スクリーンを引き上げる際において、第1係合部材の突起部83bが回転部材に形成された歯形部に係合することに起因した「スクリーンを引き上げ難い」といった問題の発生を無くすことができる。なお、屈曲部83cが貫通(延在)するベースプレート80の第2貫通孔82は、第1係合部材の屈曲部83cを押し下げ可能な空間領域を有していることが好ましいことを確認的に付言しておく。
被押圧部材89のボタン部89cは、図2D〜Fおよび図3A〜Cに示すように、ケーシング20の傾斜部23から突出するように配置されている。被押圧部材89のボタン部89は、下記の動作説明で詳述するが、スクリーンを展張させた状態における第1係合部材83の突起部83bと回転部材90の歯形部92aとの係合を解除するためのものである。具体的には、当該ボタン部89cが押圧されると、被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、被押圧部材89が旋回移動されることによって下方向に押し下げられる。これにより、被押圧部材89と接続された第1係合部材の屈曲部83cが被押圧部材89に連動して押し下げられ、それによって被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、第1係合部材83も下方向に旋回移動する。これにより、第1係合部材83の突起部83bと回転部材90の歯形部92aとの係合が解除される。それ故、下記の動作説明で詳述するが、スクリーンをケーシング内に配置したロールに最終的に巻き取ることができる。
(被押圧部材の好ましい態様)
なお、被押圧部材としては、図4A〜Cに示すような形態が用いられることが好ましい。
具体的には、図4A〜Cに示す被押圧部材89’は、基部89a’、基部89a’の上面に設けられた上面部89b’、およびボタン部89c’を備えている。被押圧部材89’の基部89a’および上面部89b’の構成等(当該構成に起因した作用・効果含む)については、図3A〜Cに示す被押圧部材89の基部89aおよび上面部89bの構成等と同様であるため、記載の重複を避けるため説明を省略する。
一方、被押圧部材89’のボタン部89c’は、図3A〜Cに示すボタン部89cと同様スクリーンを展張させた状態における第1係合部材83の突起部83bと回転部材90の歯形部92aとの係合を解除するためのものである。被押圧部材89’のボタン部89c’は、図3A〜Cに示すボタン部89cと異なり、基部89a’の側面から上方向に向かって延在し、かつベースプレート80の上面80cから突出するように配置されている。つまり、ボタン部89c’のケーシング20の傾斜部23から突出するように配置されているボタン部89c(図3A〜C)と比べて、ボタン部の配置箇所が異なっている。被押圧部材89’のボタン部89c’がベースプレート80の上面80cから突出するように配置されていると、使用者の指等が不意に、すなわち意図せずに被押圧部材89’のボタン部89c’に触れるリスクを回避することができる。つまり、必要時のみ、ボタン部89’を押圧することができる。つまり、必要時のみ、被押圧部材89’と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、被押圧部材89’を旋回移動させることによって下方向に押し下げることができる。これにより、必要時のみ、被押圧部材89’と接続された第1係合部材の屈曲部83cを被押圧部材89’に連動させて押し下げることができる。従って、必要時のみ、被押圧部材89’と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、第1係合部材83を下方向に旋回移動させることができる。従って、スクリーンを展張させた状態において、必要時のみ、第1係合部材83の突起部83bと回転部材90の歯形部92aとの係合を解除することができる。それ故、下記の動作説明で詳述するが、必要時のみ、スクリーンをケーシング内に配置したロールに最終的に巻き取ることができる。
(回転部材の構成)
次に、ダイヤル機構10の構成要素である回転部材90の構成について説明する。
図5Aは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材を内側から外側方向に向かって見た場合の概略正面図である。図5Bは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材を外側から内側方向に向かって見た場合の概略正面図である。図5Cは、ダイヤル機構の構成要素である回転部材の概略断面図である。
図5A〜Cに示すように、回転部材90は、主面91と、主面91に対して略垂直方向に外側から内側に向かって(ベースプレートの設置方向に向かって)それぞれ延在する最外周側面92と、最外周側面92から離隔して設けられた内周側面93と、内周側面93から離隔して設けられた最内周側面94とを有して成る。当該回転部材90の主面91と最外周側面92とにより、円筒形状のカバー部90aが形作られる。また、最外周側面92の内側部には、歯形部92aが形成されている。
当該歯形部92aは、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、ベースプレートに配置された第1係合部材83と係合可能な形状を有している(図2C参照)。回転部材90は、最内周側面94により形作られた貫通孔95を通じてネジ等の接続部材により回転自在に軸支されている(図2A〜B参照)。回転部材90は、図5A〜Cに示すように内周側面93と最内周側面94との間に、貫通孔95と同心円状に形成された第1空間領域96aを有する。第1空間領域96aは、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、ベースプレートの第1突出部およびシャフトに接続されたギアを収容するように構成されている(図2A〜B参照)。回転部材90の内周側面93の端部には突起部97が設けられている。当該突起部97は、ベースプレートの弾性部材収容領域87に収容された弾性部材88の一端を押圧して弾性部材88を圧縮させるためのものである(図2C参照)。
図5A〜Cに示すように、回転部材90は、最外周側面92と内周側面93との間に、貫通孔95と同心円状に形成された第2空間領域96bを有する。当該第2空間領域96bには、図5A〜Cに示すように第2係合部材98が軸支されている。また、第2空間領域96bは、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、ベースプレートの第2突出部および第3突出部を収容するように構成されている。
当該第2係合部材98は、基部98a、当該基部98aから第1空間領域96aまで延在する延在部98b、および延在部の延在方向に対して垂直な方向に突出する突起部98cを有して成る。第2係合部材98の突起部98cは、弾性部材を介して、回転部材90の最外周側面92の内側部に設けられたV字状の第2係合部材の支持部材99に接続されている。
詳細には、第2係合部材98は、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において第2空間領域96b内に収容されるベースプレートの第2突出部と第3突出部との間で移動制御されるように構成されている(図2C参照)。一方、第2係合部材の延在部98bは、各構成要素を組み合わせてダイヤル機構を構成する場合において、その側面が第1空間領域96a内に突出するベースプレートの第1突出部の第1端部と第2端部と接触するように構成されている。また、第2係合部材の延在部98bの端部は、ダイヤル機構10を構成した際に第1空間領域96a内に収容されるギアと係合可能に構成されている(図2C参照)。
<<可搬式スクリーン装置の動作>>
次に、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の動作について説明をする。
図6は、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置の動作フロー図である。図6(a)はスクリーンを巻き出す前の状態を示した概略図である。図6(b)はスクリーンをケーシング内から巻き出す際の状態を示した概略図である。図6(c)はスクリーンを巻き出してから展張させるまでの状態を示した概略図である。図6(d)は展張させた状態のスクリーンを巻き出し方向とは反対方向に一部巻き戻す際の状態を示した概略図である。図6(e)はスクリーンをケーシング内のロールに全て巻き取った際の状態を示した概略図である。なお、図6(a)〜(e)はダイヤル機構の各構成要素をそれぞれ組み合わせた状態を示している。
<1.スクリーン巻き出し前>
まず、スクリーンを巻き出す前の状態について説明する。
図6(a)に示すように、スクリーンを巻き出す前においては、トップバー50はケーシングの開口部22を塞ぐと共に、被押圧部材89の上面部89bと接触して下方向に被押圧部材89を押し下げる。これにより、ベースプレート80の第2貫通孔82を介して被押圧部材89と接続された第1係合部材83の屈曲部83cが、被押圧部材89に連動して押し下げられる。すなわち、被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、第1係合部材83が下方向に旋回移動する。
これにより、当該第1係合部材83の突起部83bが回転部材90の最外周側面92の内側部に形成された歯形部92aに係合されない。従って、スクリーンを引き上げる際において、第1係合部材83の突起部83bが回転部材90に形成された歯形部92aに係合することに起因した「スクリーンを引き上げ難い」といった問題の発生を無くすことができる。なお、図6(a)に示すスクリーン巻き出し前においては、被押圧部材89および第1係合部材83以外のダイヤル機構10の構成要素は動作していないことを確認的に述べておく。
<2.スクリーン巻き出し時>
次に、スクリーン巻き出し時の状態について説明する。
図6(b)に示すように、スクリーン40を鉛直上向き方向に巻き出す際においては、ケーシングの開口部22からトップバー50が離れると同時に、トップバー50と被押圧部材89の上面部89bとの接触が解除される。これにより、被押圧部材89と被押圧部材の下方に配置された被押圧部材の支持部材とを接続する弾性部材が伸張する。これにより、被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、被押圧部材89が上方向に旋回移動する。これと共に、被押圧部材89と接続された第1係合部材83の屈曲部83cがベースプレート80の第2貫通孔82を介して上昇する。これにより、全体として、被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、第1係合部材83も上方向に旋回移動させ得る。
また、スクリーンを鉛直上向き方向へ巻き出す際においては、スクリーンが巻回されているロールが巻き出し方向(反時計回り方向)に回転する。これにより、当該ロールの回転に連動してロールに接続されたシャフトが巻き出し方向に回転し、それによってシャフトに接続されたギア13も図6(b)に示すように、巻き出し方向に回転する。なお、図6(b)に示すスクリーンを巻き出す際においては、被押圧部材89、第1係合部材83、シャフト、およびシャフトに接続されたギア13以外のダイヤル機構10の構成要素は動作していないことを確認的に述べておく。
<3.スクリーン巻き出し時〜スクリーン展張時>
次に、スクリーンを巻き出してから展張させるまでの状態について説明する。
図6(c)に示すように、トップバー50を最高到達点まで引き上げてスクリーン40を鉛直上向き方向に巻き出して展張させる。トップバー50を引き上げる際には、スクリーンが巻回されているロールが巻き出し方向(反時計回り方向)に回転する。これにより、当該ロールの回転に連動してロールに接続されたシャフトが巻き出し方向に回転し、それによってシャフトに接続されたギア13も図6(c)に示すように、巻き出し方向に回転する。なお、図6(c)に示すスクリーンを展張させる際においては、被押圧部材89、第1係合部材83、シャフト、およびシャフトに接続されたギア以外のダイヤル機構10の構成要素は動作していないことを確認的に述べておく。
<4.展張させた状態のスクリーンの一部巻き戻し>
次に、展張させた状態のスクリーンを一部のみ巻き戻す方法について説明する。
まず、図6(d)に示すように、スクリーン40を展張させた状態において、スクリーン40の巻き出し方向(反時計回り方向)とは反対側の方向(時計回り方向)に向かって回転部材90を回転させる。これにより、第2係合部材98の延在部98bの側面がベースプレート80の半円状の第1突出部84の第1端部84aに接触し、第2係合部材98の延在部98bの延在方向が変化して、当該延在部98bの先端部がギア13に係合する。
また、回転部材90の回転により第2係合部材98および第2係合部材の支持部材99が時計回り方向に同心円状に移動する。この時、第2係合部材98は、初期状態(第2係合部材98の基部98aがベースプレート80の第2突出部85と接触している状態)から、第2係合部材98の支持部材99がベースプレート80の第3突出部86と接触する状態になるまで移動する。
具体的には、第2係合部材98は初期状態(静止状態)から最大約150度時計回り方向に移動する。なお、第2係合部材98の支持部材99がベースプレート80の第3突出部86と接触する際、第2係合部材98の延在部98bの側面は、ベースプレート80の半円状の第1突出部84の第2端部84bに接触する(突き当たる)。
この時、第2係合部材98の延在部98bの先端部はギア13に係合されているので、第2係合部材98の時計回り方向の移動に伴ってギア13も時計回り方向(スクリーン巻き出し方向とは反対方向)に最大約150度回転する。ギア13が時計回り方向に回転すると、ギア13と接続するシャフトも時計回り方向に最大約150度回転する。シャフトが時計回り方向に回転すると、シャフトと接続するロールも時計回り方向に最大約150度回転する。ロールにはスクリーン40の一端が固定されているため、ロールが時計回り方向に最大約150度回転すると、展張状態のスクリーン40の一部のみがロールに巻き戻される力が働く。これにより、展張状態のスクリーン40にテンションを付加することができる。この点を鑑みれば、上述で定義づけを行った「ダイヤル機構10」とは、より具体的には一方向回転時テンション付加機構と称され得る。
当該テンション付加により、展張状態のスクリーン40に弛みが生じている場合でも当該弛みを無くすことができる。従って、プロジェクタからの映像を展張状態のスクリーン40に投影したとしても、当該スクリーン40に投影される映像が歪んでしまう問題は生じない。例えば、スクリーンから近距離(スクリーンとの距離:50〜150cm)の位置に配置される短焦点プロジェクタを用いたとしても、投影される映像が歪んでしまう問題は生じない。特に、スクリーンから超近距離(スクリーンとの距離:50cm未満)の位置に配置される超短焦点プロジェクタを用いてスクリーンの設置箇所の斜め下方方向から映像を展張状態のスクリーンに投影したとしても、投影される映像が歪んでしまう問題は生じない。つまり、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置は超短焦点プロジェクタ用スクリーン装置と言える。以上の事からも、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置により、展張状態のスクリーンに投影される映像は歪まないため、当該スクリーンに映像を正確に投影することができる。それ故、視聴者は展張状態のスクリーンに投影された内容を適切に把握することができる。
また、回転部材90の回転に伴い第2係合部材98によりギア13が時計回り方向(スクリーンを巻き出すための方向とは反対の方向)に回転すると同時に、第1係合部材83は以下の動作をする。具体的には、図6(d)に示すように、回転部材90の回転に伴い、回転部材の歯形部92aが図6(a)〜(c)に示す初期状態から時計回り方向に移動する。これに伴い、被押圧部材と第1係合部材とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として旋回移動し得る第1係合部材83の突起部83bは、時計回り方向に移動する回転部材の歯形部92aと順次段階的に係合する。
これにより、第2係合部材98により時計回り方向に回転させたギア13が反時計回り方向(スクリーンを巻き出すための方向)に回転しないようにすることができる。従って、展張状態のスクリーン40にテンションを付加する状態を維持することができる。それ故、展張状態のスクリーン40の弛みを無くす状態を維持することができる。
更に、回転部材90の回転に伴い第2係合部材98によりギア13が時計回り方向に回転すると同時に、回転部材90の突起部97は以下の動作をする。具体的には、回転部材90が時計回り方向に回転することに伴い、回転部材90の突起部97は、ベースプレート80の弾性部材収容領域87に収容された弾性部材88の一端を押圧して弾性部材88を時計回り方向に圧縮させる(図2C参照)。
<5.スクリーンの巻き取り>
次に、展張させた状態のスクリーンをケーシング内のロールに全て巻き取るまでの状態について説明する。
図6(e)に示すように、まず、被押圧部材89のボタン部89cをプッシュする。ボタン部89cをプッシュすると、被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、被押圧部材89全体が下方向に旋回移動されることによって押し下げられる。これにより、被押圧部材89と接続された第1係合部材の屈曲部83cが被押圧部材89に連動して押し下げられ、それによって被押圧部材89と第1係合部材83とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として、全体として第1係合部材83を下方向に旋回移動し得る。これにより、第1係合部材83の突起部83bと回転部材90の歯形部92aとの係合が解除される。つまり、第1係合部材83と歯形部92aとの係合が解除される。また、回転部材90を時計回り方向にやや回転させて、第2係合部材98の延在部98の側面をベースプレートの第1突出部84の第2端部84bに突き当ててギア13と第2係合部材98との係合を解除する。
これら係合が解除されると、展張状態のスクリーン40へのテンション付加を維持する状態が解除される。そのため、図6(d)で示した圧縮した弾性部材88が反時計回り方向に伸張する。弾性部材88の伸張に伴い回転部材90の突起部97は弾性部材88により反時計回り方向に押される。つまり、回転部材90が全体として反時計回り方向に回転する。これに伴い、当該第2係合部材98は、第2係合部材の基部98aがベースプレート80から突出する第2突出部85に突き当たるまで同心円状に移動する。つまり、第2係合部材98は初期状態(静止状態)に戻る。
これにより、回転部材90を含むダイヤル機構は展張状態のスクリーン40にテンションを付加する機能を発揮しない。それ故、図6(e)に示すように、展張状態のスクリーンをケーシング内のロールに全て巻き取ることができる。
以上、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置について説明してきた。しかしながら、これに限定されることなく、特許請求の範囲に規定される範囲から逸脱することなく種々の変更が当業者によってなされると理解されよう。
上記では、略鉛直上向き方向に巻き出して展張させたスクリーンにテンションを付加するために、「ダイヤル機構」を用いて巻き戻し方向(すなわち、略鉛直下向き方向)に当該展張させたスクリーンを一部巻き戻す態様を述べてきた。
しかしながら、本発明の一実施形態は、当該態様に限定されることなく、以下の態様を採ってよい。
例えば、図7Aおよび図7Bに示すように、本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置100Aは、上記のダイヤル機構に代えてレバー機構12Aを備えていてよい。当該レバー機構12Aは、ケーシング20A内に設けられた回転自在なロールと接続可能に設けられた延在部と、ケーシング20Aの側部に露出するように設けられたレバー部12Aとから構成され得る。詳細には、レバー機構12Aの延在部は、回転自在なロールに接続されているため、それに起因して回転可能な軸部材と成っている。一方、レバー機構12Aのレバー部12Aは、レバー機構12Aの延在部が回転可能な軸部材となっていることに起因して、当該延在部を基点として、旋回移動可能に構成されている。
以下、当該レバー機構12Aの使用態様について説明する。
レバー機構12Aについては、スクリーン40Aを展張させた状態において用いる。具体的には、スクリーン40を略鉛直上向き方向に巻き出して展張させた後、レバー機構12Aの延在部を回転可能な基点として、レバー機構12Aのレバー部12Aをケーシング20Aの側部21Aに沿って所定方向に旋回移動させる。ここで言う「所定方向」とは、ロールにスクリーン40Aを巻き戻す方向に相当する。
かかるレバー部12Aの旋回移動に伴い、レバー機構12Aの延在部が回転され、それによって当該延在部と接続されたロールをスクリーン巻戻し方向に回転させることが可能となる。当該ロールのスクリーン巻戻し方向への回転により、展張状態のスクリーン40Aの一部のみをロールに巻き戻される力が働く。これにより、展張状態のスクリーン40Aにテンションを付加することができる。従って、展張状態のスクリーン40Aに弛みが生じている場合でも当該弛みを無くすことができる。それ故、プロジェクタからの映像を展張状態のスクリーン40Aに投影したとしても、当該スクリーン40Aに投影される映像が歪んでしまう問題は生じず、それに起因して当該スクリーンに映像を正確に投影することができる。
又、本発明の一実施形態における「ダイヤル機構を用いて展張させたスクリーンを一部巻き戻してテンションを付加する」という技術的思想は、略鉛直上向き方向に巻き出すパターンのスクリーンに主として適用される。これは、「展張させたスクリーンを一部巻き戻してテンションを付加する」ためには、スクリーンの一端が被固定部材(すなわちケーシング内のロール)に固定され、他端が被固定部材(すなわちスクリーン支持部材)に固定されている必要があることに起因する。端的に言うと、展張させたスクリーンを一部巻き戻してテンションを付加する」ためには、スクリーン展張状態にて、スクリーン内の2つの領域(具体的にはスクリーンの一端と他端)が固定されていることが必然的に要求される。かかる理由により、本発明の技術的思想は、略鉛直上向き方向に巻き出すパターンのスクリーンに主として適用されるのである。
しかしながら、スクリーン展張状態にて、スクリーン内の2つの領域(具体的にはスクリーンの一端と他端)が固定可能であるならば、本発明の技術的思想は、略鉛直上向き方向に巻き出すパターンのスクリーンのみに限定されず、例えば略鉛直下向き方向又は横方向(左右方向)に巻き出すパターンのスクリーンにも適用し得る。一例としては、スクリーンの一端がロールに固定される一方、スクリーンの他端に配置されたエンドバーにマグネットが部分的に設けられている場合には、略鉛直下向き方向又は横方向(左右方向)に巻き出すパターンのスクリーンが展張状態である場合においても、当該スクリーン内の2つの領域(具体的にはスクリーンの一端と他端)を固定可能にし得る。
この場合においては、上述のダイヤル機構を用いれば、ロールをスクリーン巻戻し方向に回転させることが可能となる。当該ロールのスクリーン巻戻し方向への回転により、展張状態のスクリーンの一部のみをロールに巻き戻される力が働く。これにより、展張状態である、略鉛直下向き方向又は横方向(左右方向)に巻き出すパターンのスクリーンにもテンションを好適に付加することができる。従って、展張状態である、略鉛直下向き方向又は横方向(左右方向)に巻き出すパターンのスクリーンに弛みが生じている場合でも当該弛みを好適に無くすことができる。
なお、上述のような本発明の一実施形態は、次の好適な態様を包含している。
第1態様
可搬式スクリーン装置であって、
開口部を有するケーシングと、該ケーシング内に回転自在に取り付けられたロールと、収納時に前記ロールに巻回され、使用時に前記ケーシングの前記開口部から上向き方向に巻き出されるスクリーンと、該巻き出して展張させた該スクリーンを支持するためのスクリーン支持部材とを備え、
前記ケーシングの側部にはダイヤル機構が設けられており、
前記ダイヤル機構は、前記スクリーンの巻き出し方向とは異なる方向に向かって、前記巻き出して展張させた状態の前記スクリーンを一部巻き戻すことを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第2態様
上記第1態様において、前記ダイヤル機構は、前記展張させた状態の前記スクリーンにテンションを付加することを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第3態様
上記第2態様において、前記ダイヤル機構は、前記展張させた状態の前記スクリーンに付加した前記テンションを維持することを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第4態様
上記第1態様〜第3態様のいずれかにおいて、
前記ダイヤル機構は、少なくとも
前記ロールの端部に接続されたシャフトと、
前記シャフトの端部に接続されたギアと、
前記ケーシングの側部上に設けられ、かつ前記シャフトが貫通するための第1貫通孔を備えたベースプレートと、
前記ベースプレート上に設けられ、かつ歯形部を備えた回転部材と、
前記ベースプレートに設けられた、前記回転部材の前記歯形部と係合可能な第1係合部材と、
前記回転部材に設けられた、前記スクリーンを巻き出すための方向とは異なる方向に前記ギアを回転させるために該ギアと係合可能な第2係合部材と
を有して成ることを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第5態様
上記第4態様において、前記第1係合部材は、前記第2係合部材と係合した前記ギアが前記異なる方向に回転する際に、前記回転部材の前記歯形部と順次係合することを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第6態様
上記第4態様又は第5態様において、前記ベースプレートは、前記第2係合部材を前記ギアと係合する前の初期位置に戻すための弾性部材を更に有して成ることを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第7態様
上記第4〜第6態様のいずれかにおいて、前記回転部材は、前記弾性部材を圧縮させるための突起部を有して成ることを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第8態様
上記第4〜第7態様のいずれかにおいて、前記ベースプレートは、該ベースプレートから前記第2係合部材を有して成る前記回転部材に向かって突出する突出部を更に有して成り、
前記突出部は、前記異なる方向に回転する前記ギアと係合した前記第2係合部材の移動範囲を制御することを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第9態様
上記第4〜第8態様のいずれかにおいて、前記ベースプレートは、前記シャフトが貫通するための前記第1貫通孔とは異なる第2貫通孔、および該ベースプレートの内側主面に被押圧部材を更に有して成り、
前記第1係合部材は、前記ベースプレートの前記第2貫通孔を貫通する屈曲部を有して成り、
前記被押圧部材と前記第1係合部材の前記屈曲部とが相互に接続されていることを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第10態様
上記第9態様において、前記スクリーンの一端が固定されたトップバーを更に備え、
前記スクリーンの収納時に前記トップバーが前記被押圧部材を押圧することを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
第11態様
上記第9態様又は第10態様において、前記被押圧部材が押圧される際に、前記被押圧部材と前記第1係合部材とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として前記第1係合部材が旋回移動して、前記第1係合部材と前記回転部材の前記歯形部との係合が解除されることを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
本発明の一実施形態に係る可搬式スクリーン装置は、特に超短焦点プロジェクタと共に利用可能である。
関連出願の相互参照
本出願は、日本国特許出願第2016−002776号(出願日:2016年1月8日、発明の名称:「可搬式スクリーン装置」)に基づくパリ条約上の優先権を主張する。当該出願に開示された内容は全て、この引用により、本明細書に含まれるものとする。
100 可搬式スクリーン装置
100A 可搬式スクリーン装置
100’ 従来の可搬式スクリーン装置
20 ケーシング
20A ケーシング
21 ケーシングの側部
22 ケーシングの開口部
23 ケーシングの傾斜部
30 ロール
31 ロールの端部
40 スクリーン
40A スクリーン
40’ 従来のスクリーン
41 超短焦点プロジェクタ
50 トップバー
50A トップバー
60 ハンドル
70 スクリーン支持部材
10 ダイヤル機構
11 シャフト
11a シャフトの端部
12A レバー機構
12A レバー部材
13 ギア
80 ベースプレート
80a ベースプレートの外側主面
80b ベースプレートの内側主面
80c ベースプレートの上面
81 ベースプレートの第1貫通孔
82 ベースプレートの第2貫通孔
83 第1係合部材
83a 第1係合部材の基部
83b 第1係合部材の突起部
83c 第1係合部材の屈曲部
84 第1突出部
84a 第1突出部の第1端部
84b 第1突出部の第2端部
85 第2突出部
86 第3突出部
87 弾性部材収容領域
87a 弾性部材設置領域の第1端部
87b 弾性部材設置領域の第2端部
88 弾性部材
89 被押圧部材
89a 被押圧部材の基部
89b 被押圧部材の上面部(トップバー接触部)
89c 被押圧部材のボタン部
89’ 被押圧部材
89a’ 被押圧部材の基部
89b’ 被押圧部材の上面部(トップバー接触部)
89c’ 被押圧部材のボタン部
90 回転部材
90a 回転部材のカバー部
91 回転部材の主面
92 回転部材の最外周側面
92a 回転部材の最外周側面の内側部に形成された歯形部
93 回転部材の内周側面
94 回転部材の最内周側面
95 回転部材の貫通孔
96a 回転部材の第1空間領域
96b 回転部材の第2空間領域
97 回転部材の突起部
98 第2係合部材
98a 第2係合部材の基部
98b 第2係合部材の延在部
98c 第2係合部材の突起部
99 第2係合部材の支持部材

Claims (11)

  1. 可搬式スクリーン装置であって、
    開口部を有するケーシングと、該ケーシング内に回転自在に取り付けられたロールと、収納時に前記ロールに巻回され、使用時に前記ケーシングの前記開口部から上向き方向に巻き出されるスクリーンと、該巻き出して展張させた該スクリーンを支持するためのスクリーン支持部材とを備え、
    前記ケーシングの側部にはダイヤル機構が設けられており、および、
    前記ダイヤル機構は、前記スクリーンの巻き出し方向とは異なる方向に向かって、前記巻き出して展張させた状態の前記スクリーンを一部巻き戻すことを特徴とする、可搬式スクリーン装置。
  2. 前記ダイヤル機構は、前記展張させた状態の前記スクリーンにテンションを付加することを特徴とする、請求項1に記載の可搬式スクリーン装置。
  3. 前記ダイヤル機構は、前記展張させた状態の前記スクリーンに付加した前記テンションを維持することを特徴とする、請求項2に記載の可搬式スクリーン装置。
  4. 前記ダイヤル機構は、少なくとも
    前記ロールの端部に接続されたシャフトと、
    前記シャフトの端部に接続されたギアと、
    前記ケーシングの側部上に設けられ、かつ前記シャフトが貫通するための第1貫通孔を備えたベースプレートと、
    前記ベースプレート上に設けられ、かつ歯形部を備えた回転部材と、
    前記ベースプレートに設けられた、前記回転部材の前記歯形部と係合可能な第1係合部材と、
    前記回転部材に設けられた、前記スクリーンを巻き出すための方向とは異なる方向に前記ギアを回転させるために該ギアと係合可能な第2係合部材と
    を有して成ることを特徴とする、請求項1に記載の可搬式スクリーン装置。
  5. 前記第1係合部材は、前記第2係合部材と係合した前記ギアが前記異なる方向に回転する際に、前記回転部材の前記歯形部と順次係合することを特徴とする、請求項4に記載の可搬式スクリーン装置。
  6. 前記ベースプレートは、前記第2係合部材を前記ギアと係合する前の初期位置に戻すための弾性部材を更に有して成ることを特徴とする、請求項4に記載の可搬式スクリーン装置。
  7. 前記ベースプレート上に設けられた前記回転部材は、前記弾性部材を圧縮させるための突起部を有して成ることを特徴とする、請求項に記載の可搬式スクリーン装置。
  8. 前記ベースプレートは、該ベースプレートから前記第2係合部材を有して成る前記回転部材に向かって突出する突出部を更に有して成り、
    前記突出部は、前記異なる方向に回転する前記ギアと係合した前記第2係合部材の移動範囲を制御することを特徴とする、請求項4に記載の可搬式スクリーン装置。
  9. 前記ベースプレートは、前記シャフトが貫通するための前記第1貫通孔とは異なる第2貫通孔、および該ベースプレートの内側主面に被押圧部材を更に有して成り、
    前記第1係合部材は、前記ベースプレートの前記第2貫通孔を貫通する屈曲部を有して成り、
    前記被押圧部材と前記第1係合部材の前記屈曲部とが相互に接続されていることを特徴とする、請求項4に記載の可搬式スクリーン装置。
  10. 前記スクリーンの一端が固定されたトップバーを更に備え、
    前記スクリーンの収納時に前記トップバーが前記被押圧部材を押圧することを特徴とする、請求項9に記載の可搬式スクリーン装置。
  11. 前記被押圧部材が押圧される際に、前記被押圧部材と前記第1係合部材とを相互に接続する回転可能な接続部材を基点として前記第1係合部材が旋回移動して、前記第1係合部材と前記回転部材の前記歯形部との係合が解除されることを特徴とする、請求項9に記載の可搬式スクリーン装置。
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