JP3243037B2 - 映写用スクリーン - Google Patents

映写用スクリーン

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JP3243037B2
JP3243037B2 JP04452193A JP4452193A JP3243037B2 JP 3243037 B2 JP3243037 B2 JP 3243037B2 JP 04452193 A JP04452193 A JP 04452193A JP 4452193 A JP4452193 A JP 4452193A JP 3243037 B2 JP3243037 B2 JP 3243037B2
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健一 池田
伸夫 会沢
明生 宮崎
和太郎 金山
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Panasonic Corp
Nichibei Co Ltd
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Nichibei Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映写用スクリーンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映写用スクリーンとして、例えば
実開平1−133141号公報に示されるものがある。
これに示される映写用スクリーンは、スクリーンが巻取
パイプに巻取り及び巻解き可能に設けられており、スク
リーンの他端には張出レールが取り付けられ、張出レー
ルは2本のアームからなるリンク機構(このリンク機構
が2つ設けられるためパンタグラフ状に構成されてい
る)によって張出レールを巻取パイプに近づける方向及
びこれから遠ざかる方向に移動させることができる。す
なわち、リンク機構が収縮した状態ではスクリーンは巻
取パイプに巻き取られ、一方スクリーンを使用する場合
にはリンク機構を伸長させてスクリーンに所定の張力を
作用させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の映写用スクリーンには、リンク機構にこれ
を常に伸長方向に作用させるスプリングが設けられてい
ない。このため、スクリーン使用状態で、リンク機構に
伸長方向の力を作用させる別の手段が必要となる。な
お、窓の外に張り出すように設けられる日よけ(オーニ
ング)として、リンク機構を用いてブラインドを緊張状
態とさせるようにしたものがある。これの場合も基本的
な構成は、上述の実用新案公報に示されるものと同様で
あるが、ブラインドを張り出した場合に、リンク機構を
伸長状態に保持するためのスプリングが設けられてい
る。このスプリングは、リンク機構を構成するパイプ状
のアーム内に内蔵されている。しかしながら、このよう
な構造のものを映写用スクリーンにそのまま適用するこ
とはできない。これはリンク機構のアームとして風によ
る力や重力に耐え得るように太いものが使用されてお
り、これの内側にスプリングを配置することができる
が、映写用スクリーンの場合には上記のような径の大き
いアームを使用することは、重量の点からも、また意匠
上の点からも実際的でない。しかし、細いアームを用い
ると、必要な張力を生じさせるためのスプリングをこれ
に内蔵させることができない。本発明は、このような課
題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、リンク機構の
アーム内はワイヤのみを通過させ、スプリングは支持フ
レーム内に配置することにより、上記課題を解決する。
すなわち、本発明による映写用スクリーンは、支持フレ
ーム(14)と、支持フレーム(14)に回転可能に支
持されるとともに電動又は手動によって回転駆動可能な
巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端が連
結されるとともにこれによって巻取り及び巻解き可能な
スクリーン(20)と、スクリーン(20)の他端側に
取り付けられる張出レール(22)と、一端が支持フレ
ーム(14)に回転可能に連結されたフレーム側アーム
(28)の他端と、一端が張出レール(22)に回転可
能に連結されたレール側アーム(30)の他端とを互い
に回転可能に連結することによって構成したリンク機構
(24)と、リンク機構(24)にこれを伸長させる方
向の力を作用させるスプリング(34)及びワイヤ(3
2)と、を有する映写用スクリーンを前提とするもので
あり、上記スプリング(34)は巻取パイプ(16)と
平行に支持フレーム(14)内に配置され、上記ワイヤ
(32)は一端がレール側アーム(30)の所定の位置
に固定されるとともにレール側アーム(30)及びフレ
ーム側アーム(28)を挿通して他端が支持フレーム
(14)内に導かれるように配置され、上記スプリング
(34)の一端は支持フレーム(14)に固定され、上
記スプリング(34)の他端は、支持フレーム(14)
内に導かれた上記ワイヤ(32)の他端と連結されてい
ることを特徴としている。なお、スプリングは1本とし
て、これの両端にそれぞれ一対のリンク機構を通したワ
イヤを連結するようにすることもできる。また、映写用
スクリーンの装置全体を収納ボックス内に収納可能とす
ることもできる。
【0005】
【作用】レール側アームに一端が連結されたワイヤに支
持フレーム内のスプリングの力が作用するため、リンク
機構にはこれを伸長させようとする力が常に作用する。
これによって、スクリーンを張り出すために必要な力が
得られる。スプリングは支持フレーム内に配置されるの
で、リンク機構を構成するアームはワイヤのみを通過可
能なものであればよい。したがって、アームはリンク機
構としての最低限必要な強度のみを有するものとすれば
よいので、小型のものとすることができ、また意匠的に
も良好なものとなる。
【0006】
【実施例】
(第1実施例)図1、2及び3に第1実施例を示す。床
面10に設置された収納ボックス12内に支持フレーム
14が固定されている。支持フレーム14に巻取パイプ
16が回転可能に支持されている。巻取パイプ16は、
モータ18によって回転駆動可能である。巻取パイプ1
6にはスクリーン20の一端側が連結されており、スク
リーン20は巻取パイプ16に巻取り及び巻解き可能で
ある。一方、スクリーン20の他端にはこれを保持する
ための張出レール22が連結されている。張出レール2
2と支持フレーム14とは、一対のリンク機構24によ
って連結されている。リンク機構24は、支持フレーム
14にピン26によって一端を回転可能に支持されるフ
レーム側アーム28と、張出レール22に一端が回転可
能に連結されるレール側アーム30と、から構成されて
おり、フレーム側アーム28及びレール側アーム30の
他端同士がピン31によって回転可能に連結されてい
る。アーム30及びアーム28の内部にワイヤ32が挿
通されている。ワイヤ32の上端はレール側アーム30
の上端側に固着されており、ワイヤ32はレール側アー
ム30に沿ってこれの内部に設けられ、次いでピン31
に沿って曲げられた後フレーム側アーム28内を通り、
更にピン26に沿って曲げられ、ワイヤ32の下端側が
スプリング34の一端に連結されている。スプリング3
4は巻取パイプ16と平行に配置されており、スプリン
グ34の他端は支持フレーム14に固着されている。
【0007】次に、この実施例の動作について説明す
る。映写用スクリーンを使用しない状態においては、ス
クリーン20は巻取パイプ16に完全に巻き取られてお
り、リンク機構24は折りたたまれた状態、すなわち収
縮した状態となっている。この状態では、スクリーン2
0は、収納ボックス12内に収納された状態となってい
る。映写のために映写用スクリーンを使用する場合には
モータ18を作動させ、巻取パイプ16を巻き解き方向
に回転させる。ワイヤ32は、レール側アーム30及び
フレーム側アーム28に沿って「く」の字状に折れ曲が
っており、このワイヤ32にスプリング34の引張力が
作用しているため、リンク機構24は常に伸長する方向
の力を受けている。したがって、スクリーン20が巻取
パイプ16から巻き解かれていくと、スプリング34の
力によってリンク機構24が伸長し、張出レール22が
持ち上げられる。スクリーン20が完全に巻き解かれた
状態でモータ18を停止させる。この状態では、スクリ
ーン20は、張出レール22に作用するリンク機構24
からの力によって所定の緊張状態に保持される。したが
って、スクリーン20は、しわのない平面を形成し、こ
れの上に、図3に示すように映写機50からの映像を映
写することができる。リンク機構24のアーム28及び
30は、これの内部にワイヤ32を通すだけでよいの
で、張出レール22及びスクリーン20を持ち上げて保
持するのに必要なだけの強度を有する大きさのものとす
ればよく、小型のものとすることができる。したがっ
て、意匠的にも優れたものとすることができる。
【0008】(第2実施例)図4に第2実施例を示す。
この第2実施例は、第1実施例では2つのリンク機構2
4に対応してそれぞれに設けられていたスプリング34
を、1本のスプリング35としたものである。スプリン
グ35の両端にそれぞれワイヤ32の端部が結合され
る。この第2実施例においても、第1実施例と同様の作
用が得られることは明らかである。
【0009】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、リンク機構のアームの内部にワイヤを挿通させ、支
持フレーム内に設けられたスプリングの引張力をワイヤ
に作用させるようにしたので、アームの内部にスプリン
グを設ける場合と比較してアームを細いものとすること
ができ、リンク機構を小型軽量化するとともに意匠的に
も優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である映写用スクリーンを
示す背面図である。
【図2】図1に示した映写用スクリーンの斜視図であ
る。
【図3】図1に示した映写用スクリーンの側面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例である映写用スクリーンの
背面図である。
【符号の説明】
10 床面 12 収納ボックス 14 支持フレーム 16 巻取パイプ 20 スクリーン 22 張出レール 24 リンク機構 28 フレーム側アーム 30 レール側アーム 34 スプリング 35 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 健一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 会沢 伸夫 東京都中央区日本橋3丁目15番4号 株 式会社ニチベイ内 (72)発明者 宮崎 明生 東京都千代田区麹町4丁目4番地 土屋 工業株式会社内 (72)発明者 金山 和太郎 東京都台東区東上野1丁目11番12号 桜 井株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−96848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームと、支持フレームに回転可
    能に支持されるとともに電動又は手動によって回転駆動
    可能な巻取パイプと、巻取パイプに一端が連結されると
    ともにこれによって巻取り及び巻解き可能なスクリーン
    と、スクリーンの他端側に取り付けられる張出レール
    と、一端が支持フレームに回転可能に連結されたフレー
    ム側アームの他端と、一端が張出レールに回転可能に連
    結されたレール側アームの他端と、を互いに回転可能に
    連結することによって構成したリンク機構と、リンク機
    構にこれを伸長させる方向の力を作用させるスプリング
    及びワイヤと、を有する映写用スクリーンにおいて、 上記スプリングは巻取パイプと平行に支持フレーム内に
    配置され、上記ワイヤは一端がレール側アームの所定の位置に固定
    されるとともにレール側アーム及びフレーム側アームを
    挿通して他端が支持フレーム内に導かれるように配置さ
    れ、 上記スプリングの一端は支持フレームに固定され、上記
    スプリングの他端は、支持フレーム内に導かれた上記
    イヤの他端と連結されている、 ことを特徴とする映写用スクリーン。
  2. 【請求項2】 支持フレームと、支持フレームに回転可
    能に支持されるとともに電動又は手動によって回転駆動
    可能な巻取パイプと、巻取パイプに一端が連結されると
    ともにこれによって巻取り及び巻解き可能なスクリーン
    と、スクリーンの他端側に取り付けられる張出レール
    と、一端が支持フレームに回転可能に連結されたフレー
    ム側アームの他端と、一端が張出レールに回転可能に連
    結されたレール側アームの他端と、を互いに回転可能に
    連結することによって構成した一対のリンク機構と、リ
    ンク機構にこれを伸長させる方向の力を作用させるスプ
    リング及び一対のワイヤと、を有する映写用スクリーン
    において、 上記スプリングは巻取パイプと平行に支持フレーム内に
    配置され、上記各ワイヤは一端が各レール側アームの所定の位置に
    固定されるとともに各レール側アーム及び各フレーム側
    アームを挿通して他端が支持フレーム内に導かれるよう
    に配置され、 上記スプリングの一端は支持フレーム内に導かれた一方
    の上記ワイヤの他端と連結され、上記スプリングの他端
    は支持フレームに導かれた他方の上記ワイヤの他端と連
    結されている、 ことを特徴とする映写用スクリーン。
  3. 【請求項3】 スクリーンを巻取パイプに巻き取った状
    態では、巻取パイプ、スクリーン、張出レール、及びリ
    ンク機構が、床面に設置された収納ボックス内に収納さ
    れる請求項1又は2記載の映写用スクリーン。
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