JPH03115092A - ダンパ付き定復元力スプリングユニット - Google Patents

ダンパ付き定復元力スプリングユニット

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JPH03115092A
JPH03115092A JP25184589A JP25184589A JPH03115092A JP H03115092 A JPH03115092 A JP H03115092A JP 25184589 A JP25184589 A JP 25184589A JP 25184589 A JP25184589 A JP 25184589A JP H03115092 A JPH03115092 A JP H03115092A
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winding drum
wire
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spring
force spring
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JP25184589A
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Hidenori Sugano
秀則 菅野
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Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
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Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダンパ機構を備えた定復元力スプリングユニ
ットに関する。
[従来の技術] 例えば薄い帯状のばね用ステンレス鋼から形成される定
復元力スプリングは、引き出しても、押しても、またそ
のストロークが長くても、常に一定の力で往復するとい
う特性を有している。
方、このスプリングは、スプリング単体で用いられるこ
とは少なく、他の部品と組合わせてユニットで使用され
ことが多い。そして、この定復元力スプリングユニット
は、従来、一定のトルクで物体を巻取る場合、一定のト
ルクで物体を回転させる場合、あるいはモータ代用のア
クチエエータとする場合等において使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このスプリングユニットを用いて、例え
ばワイヤに吊り下げたガラス窓やカーテン等の物体を巻
取った場合、スプリングは一定の出力で復帰して物体を
巻取っていく。したがつて、巻取り終了時に、吊り下げ
ていた物体が、スプリングユニットや該ユニットを保持
している保持部材等に急激に衝突し、物体やユニ・ソト
等に損傷を来す場合がある。
本発明は上記した従来の課題に鑑み、スプリングが復帰
して物体とスプリングユニットとが衝突する際の衝撃を
緩和し、復帰動作を軽やかかつ滑らかにするダンパ付き
定復元力スプリングユニ・ソトを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明の定復元力スプリングユニットは、平行な2軸に
それぞれ回転自由に支持された第1および第2の巻取り
ドラムと、一端が該第1の巻取りドラムに固定または固
定されずに巻回されるとともに、他端が第1の巻取りド
ラムよりも大径の第2の巻取りドラムに、第1の巻取り
ドラムと逆方向に巻回されるように固定される定復元力
スプリングと、上記第2の巻取りドラムと同軸−ヒに支
持され、かつ該第2の巻取りドラムと連動して正逆回転
可能に設けられたワイヤ巻取りドラムと、常態において
、該ワイヤ巻取りドラムに巻回されている一方、引出し
力を受けたとき、上記定復元力スプリングの復帰力に抗
して該定復元力スプリングを第2の巻取りドラムに巻回
するためのワイヤと、第2の巻取りドラムとその支軸と
の間に介設され、引出し力の解除に伴う巻き戻り回転の
際にのみ第2の巻取りドラムに対して制動力を付与する
一方向クラッチ付きダンパ機構と、を有することを特徴
とする。
[作 用] かかる構成からなる本発明の定復元力スプリングユニッ
トにおいては、ワイヤ自由端部に取り付けられた物体を
引っ張ることにより、あるいは該物体の自重により、ワ
イヤに引出し力が加わると、ワイヤ巻取りドラムと第2
の巻取りドラムとが回転する。これにより、第1の巻取
りドラムに巻取られている定復元カスブリイグが第2の
巻取りドラムに巻取られてい(。このとき、スプリング
は、第2の巻取りドラムに、第1の巻取りドラムの巻回
方向と逆方向に巻取られていく。
ここで、適宜長さまで引き出したワイヤに一定の負荷を
与えると、ワイヤは引き出されたままである。
一方、この負荷を解除すると、スプリングは自らの復帰
力により第1の巻取りドラムに巻き戻っていき、これに
伴いワイヤもワイヤ巻取りドラムに巻取られ、ワイヤ自
由端部に取り付けられている物体がスプリングユニット
に引き寄せられていく。
このとき、ダンパが働き第2の巻取りドラムに対して制
動力が与えられ、スプリングの復帰力が抑えられ、物体
がスプリングユニットに衝突するときの衝撃が緩衝され
る。
なお、ダンパ機構には一方向クラチツチを組み付けであ
るので、ワイヤ引き出し時にはダンパ抵抗は働かない。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づき本発明をさらに詳細
に説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、lは本実施
例にかかる定復元力スプリングユニ・ソトである。
2は定復元力スプリングであり、薄い帯状のステンレス
鋼からなり、自由状態では第4図に示すように、熱処理
された材料が密着して重ね巻きされた形状をしている。
本実施例においては、この定復元力スプリング2は、常
態において第1の巻取りドラム3に、その一端が固定さ
れあるいは固定されずに巻回されている一方、該第1の
巻取りドラム3に巻回されているときに内側となってい
る面が外側となって巻取られるように、他端部2aが第
2の巻取りドラム5にねじ等により固定されている。こ
のようにすることにより、該スプリング2は、第2の巻
取りドラム5に第1の巻取りドラム3への巻取り方向と
逆方向に巻取られることになる。
ここで、第1の巻取りドラム3は、その回転中心部に設
けた軸受部(図示せず)がブラケット8に立設して固定
した支軸4に遊挿されて回転自由に支持されている。
一方、第2の巻取りドラム5は、該第1の巻取りドラム
3よりも大径に形成され、かつブラケット8に前記支軸
4と平行に立設固定した支軸6に回転自由に支持されて
いる。具体的には、支軸6は、ブラケット8の底壁を貫
通してナツト11等により固定されており、かつ、その
上端面から下方に向けて軸受溝6aが設けられている。
そして、第2の巻取りドラム5の回転軸51が該軸受溝
6aに回転可能に遊挿せしめられている。
第2の巻取りドラム5は、ワイヤ巻取りドラム7と一体
成形されており、すなわち第2図及び第3図に示すよう
に、例えば上部をワイヤ巻取りドラム7、下部を第2の
巻取りドラム5として形成されている。また、内部にダ
ンパ機構50を組み込むことができる中空部5aが形成
されているとともに、胴部が略円筒形状であり、かつワ
イヤの上下摺動範囲を規制するフランジ部5b、7bが
突設形成されている。
ワイヤ巻取りドラム7は、上記したように第2の巻取り
ドラム5と一体成形したものであってもよいが、回転軸
を第2の巻取りドラム5の回転軸と同軸上に設けてあれ
ば別体に成形してもよい。
9はワイヤであり、上記したワイヤ巻取りドラム7に常
態において巻回せしめられているー・方、その自由端部
は略コ字状に形成したブラケット8の側壁部に穿設した
ワイヤ挿通孔8aを通過している。また、該端部には移
動物体を取り付けるためのターミナル10が取り付けら
れている。
なお、ブラケット8は、図面に示したようなコ字状型の
ものに限定されず、L字状等のものであってもよい。8
bは固定用のビス穴である。
ダンパ機構は、上記した第2の巻取りドラム5の内部に
設けた中空部5aに装着される一方向クラッチ50とダ
ンパ抵抗部54とからなる。
一方向クラッチ50は、支軸6に嵌合して配設され、該
支軸6と摺接するニードルローラ503と、該ローラ5
03を保持する溝部を有するローラ受外輪502と、該
ローラ受外輪502に支持され前記ニードルローラ60
3を支軸6側に付勢するバネ504とからなる。また、
この一方向クラッチ50は、第3図において、B方向へ
はフリーに回転して、C方向に回転しようとするときは
バネ504の弾発力により、ニードルローラ503が支
軸6にロックしてその回転が阻止されるものである。
ダンパ抵抗部54は、第2の巻取りドラム5の内周面と
一方向クラッチ50の外輪501の外周面との間隙に充
填されるシリコンオイル等からなる。53は封止用Oリ
ングである。
次に、本実施例にかかる定復元力スプリングユニットの
作用を説明する。
まず、任意の不動部にブラケット8を固定し、ワイヤ9
のターミナルIOに窓やカーテン等の移動物体を取り付
ける。この移動物体を引っ張り、ワイヤ9を第1図へ方
向に引き出していくと、ワイヤ巻取りドラム7がB方向
に回転し、これに連動して第2の巻取りドラム5もB方
向に回転する。このとき第2の巻取りドラム5は、一方
向クラッチ50がフリー状態であるため、抵抗な(回転
する。
その結果、定復元力スプリング2は該第2の巻取りドラ
ム5に巻取られていくとともに、第1の巻取りドラム3
を該第2の巻取りドラムの回転方向と反対方向(C方向
)に回転せしめる。そして、所定長のワイヤ9が引き出
された時点で、移動物体に負荷をかけると、例えば移動
物体としてカーテンを用いた場合には、該カーテンが張
設せしめられることになる。
一方、移動物体の負荷を解除すると、定復元力スプリン
グ2がその復帰力により第2の巻取りドラム5から小径
の第1の巻取りドラム3に巻き戻ろうとするので、各巻
取りドラム3.5及びワイヤ巻取りドラム7が上記と逆
方向に回転し、引き出されていたワイヤ9及び移動物体
がスプリングユニットl側に引き戻される。
このとき、本発明においては、第2の巻取りドラム5に
組み込んだダンパ機構が作用するのでワイヤ9の巻き戻
ろうとする引込力が抑制せしめられる。すなわち、第2
の巻取りドラム5がC方向に回転するときは、一方向ク
ラッチ50もC方向に回転しようとする。しかしながら
、このとき、バネ504の付勢力によりニードルローラ
503が支軸6に圧接されるので、クラッチが働き、方
向クラッチ50の回転が阻止される。その結果、一方向
クラッチ50と第2の巻取りドラム5とはダンパ抵抗部
54を介して相対的に回転することになる。したがって
、ダンパ抵抗部54に配設したシリコンオイル等の粘性
抵抗が働き第2の巻取りドラム5がスプリング2の復帰
−力により巻き戻される際の回転力が抑制せしめられ、
ワイヤ9の引込力を抑える。
これにより、ターミナル10に取り付けた移動物体がス
プリングユニットlに衝突するときの衝撃力が緩衝せし
められる。
[発明の効果] 本発明の定復元力スプリングユニットは、一方向クラッ
チを備えたダンパ機構を設けてなるので、ワイヤがユニ
ットに引き込まれる際にスプリングの復帰力により急激
に引き込まれるのではな(、軽やかかつ滑らかに引き込
まれてい(。したがって、物体がユニットに衝突すると
きの衝撃を緩衝することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる定復元力スプリングユニットの
一実施例を示す一部切り欠き斜視図、第2図は第1図■
−■断面図、第3図は第1図m −m断面図、第4図は
自由状態の定復元カスプリングを示す斜視図、 である。 ■・・・・・・定復元力スプリングユニッ2・・・・・
・定復元力スプリング 3・・・・・・第1の巻取りドラム 4.6・・・・・・支軸 5・・・・・・第2の巻取りドラム 7・・・・・・ワイヤ巻取りドラム 8・・・・・・ブラケット 9・・・・・・ワイヤ 10・・・・・・ターミナル 50・・・・・・一方向クラッチ 54・・・・・・ダンパ抵抗部 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 平行な2軸にそれぞれ回転自由に支持された第1および
    第2の巻取りドラムと、 一端が該第1の巻取りドラムに固定または固定されずに
    巻回されるとともに、他端が第1の巻取りドラムよりも
    大径の第2の巻取りドラムに、第1の巻取りドラムと逆
    方向に巻回されるように固定される定復元力スプリング
    と、 上記第2の巻取りドラムと同軸上に支持され、かつ該第
    2の巻取りドラムと連動して正逆回転可能に設けられた
    ワイヤ巻取りドラムと、 常態において、該ワイヤ巻取りドラムに巻回されている
    一方、引出し力を受けたとき、上記定復元力スプリング
    の復帰力に抗して該定復元力スプリングを第2の巻取り
    ドラムに巻回するためのワイヤと、 第2の巻取りドラムとその支軸との間に介設され、引出
    し力の解除に伴う巻き戻り回転の際に第2の巻取りドラ
    ムに対して制動力を付与する一方向クラッチ付きダンパ
    機構と、 を有することを特徴とするダンパ付き定復元力スプリン
    グユニット。
JP25184589A 1989-09-29 1989-09-29 ダンパ付き定復元力スプリングユニット Expired - Lifetime JP2704905B2 (ja)

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JPH078653U (ja) * 1993-07-09 1995-02-07 三光発条株式会社 定トルクばね装置
CN106641063A (zh) * 2016-08-25 2017-05-10 江门市宇鼎五金制品有限公司 餐盘缓冲器

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