JP2012053378A - スクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンを収容する際のよじれを抑えることで、使用時のスクリーン面の歪みや皺を低減すると共に、小型化が図れるスクリーン装置を提供する。
【解決手段】スクリーン装置は、互いに平行に延びる第1フレーム10及び第2フレーム20と、第1フレーム10に回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第1ロール11と、第2フレーム20に回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第2ロール21と、第1ロール11に一端が固着され、第2ロール21に他端が固着されると共に、付勢力により第1ロール11及び第2ロール21に巻き取られるスクリーン5と、を備えている。
【選択図】図6
【解決手段】スクリーン装置は、互いに平行に延びる第1フレーム10及び第2フレーム20と、第1フレーム10に回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第1ロール11と、第2フレーム20に回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第2ロール21と、第1ロール11に一端が固着され、第2ロール21に他端が固着されると共に、付勢力により第1ロール11及び第2ロール21に巻き取られるスクリーン5と、を備えている。
【選択図】図6
Description
本発明は、スクリーン装置に関する。
従来、プロジェクター等の投射型表示装置から射出された投射光を反射させて画像を表示するスクリーン装置が知られている。特許文献1では、第1フレームにスプリングロールを回動自在に取り付け、スプリングロールに巻回されたスクリーンの一端を第2フレームに固着し、第1及び第2フレームに伸張手段を取り付け、使用時には、複数の支持脚により第1及び第2フレームを略垂直に支持する可搬式スクリーンが開示されている。なお、スクリーンを収容する場合、第1フレームまたは第2フレームの一方を他方に向かって押す操作により、伸張手段が折り畳まれ、スクリーンがスプリングロールに巻回される。
しかしながら、従来のスクリーン装置は、スプリングロールが、延在方向に、ある程度移動が可能なため、延在方向へのスクリーンの傾き(よじれ)に対して若干は許容している。しかし、スクリーンを収容する際、許容量をオーバーするよじれに対しては、そのまま巻回してしまい、よじれたまま収容されたスクリーンを再度広げた場合、スクリーン面に歪みや皺となって現れることが課題となっていた。また、スクリーン装置は以前から小型化が課題となっていた。
従って、スクリーンを収容する際のよじれを抑えることで、使用時のスクリーン面の歪みや皺を低減すると共に、小型化が図れるスクリーン装置が要望されていた。
従って、スクリーンを収容する際のよじれを抑えることで、使用時のスクリーン面の歪みや皺を低減すると共に、小型化が図れるスクリーン装置が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係るスクリーン装置は、互いに平行に延びる第1フレーム及び第2フレームと、第1フレームに回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第1ロールと、第2フレームに回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第2ロールと、第1ロールに一端が固着され、第2ロールに他端が固着されると共に、付勢力により第1ロール及び第2ロールに巻き取られるスクリーンと、を備えていることを特徴とする。
このようなスクリーン装置によれば、スクリーンの一端が固着された第1ロールと、他端が固着された第2ロールとが、それぞれ有する巻き取り方向への付勢力を有する。これにより、スクリーンが巻き取られる際に、スクリーンを両端方向に付勢することにより、第1ロールと第2ロールとで相互に補正し合うことができる。従って、スクリーンを収容(巻き取り、又は巻回)する際のよじれを抑えることができ、使用時のスクリーン面の歪みや皺を低減するスクリーン装置が実現できる。
(適用例2)上記適用例に係るスクリーン装置において、第1ロールが有する付勢力と、第2ロールが有する付勢力との大きさは、異なっていることが好ましい。
このようなスクリーン装置によれば、第1ロールと第2ロールの付勢力が異なっていることにより、スクリーンを巻回する場合、付勢力の大きいロールに従動して付勢力の小さいロールが回転する。これにより、付勢力の大きいロールにスクリーンが巻かれる際に、付勢力の小さいロールが従動してスクリーンを巻くことにより、相互に補正し合うことができる。従って、スクリーンの巻き取り時のよじれを更に抑えることができる。
(適用例3)上記適用例に係るスクリーン装置において、第1ロールが有する付勢力と、第2ロールが有する付勢力との大きさの概略比は、9:1に設定されていることが好ましい。
このようなスクリーン装置によれば、第1ロールと第2ロールのそれぞれの付勢力の大きさの比を概略9:1に設定することで、好適な力関係とすることができ、巻き取りによるスクリーンのよじれを更に抑えることができる。
(適用例4)上記適用例に係るスクリーン装置において、第1ロールと第2ロールとのそれぞれのロール径は、異なっていることが好ましい。
このようなスクリーン装置によれば、第1ロールと第2ロールとのそれぞれのロール径が、異なっていることにより、ロール径の小さいロールが設置されるフレーム(第1フレーム又は第2フレーム)内部に、スクリーン装置を構成する構成部材を収容する構造とすることで、スクリーン装置の小型化を図ることができる。なお、収容する構成部材としては、例えば、第1フレームと第2フレームとを互いに離反する方向に付勢する伸張部等がある。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
(実施形態)
図1、図2は、実施形態に係るスクリーン装置1の使用時の状態を示す斜視図である。図3は、スクリーン装置1を開く途中の伸張部30の状態を示す概平面図である。図4は、スクリーン装置1の非使用時の状態を示す斜視図である。なお、図1は、使用時のスクリーン装置1を正面側で下側から見た斜視図である。図2は、使用時のスクリーン装置1を背面側で上側から見た斜視図である。図3は、各構成要素の寸法や比率を実際のものとは適宜異ならせて示している。また、図1〜図4では、支持脚40は固定部17,27に収容された状態としている。図1〜図4を参照して、スクリーン装置1の構成及び動作を説明する。
図1を含む以降の図面では、図1を基準として、スクリーン5面の法線方向をY方向(反射する面側を+Y方向)、第1フレーム10が延在する方向をZ方向、Y方向及びZ方向に直交する方向をX方向として、XYZ直交座標系で図示する。また、重力方向を基準として、重力方向を下方向、反重力方向を上方向とする。
本実施形態のスクリーン装置1は、反射型のスクリーン装置であり、互いに平行に延びる第1フレーム10及び第2フレーム20と、スクリーン5と、伸張部30と、支持脚40と、を備えて構成される。スクリーン5は、第1フレーム10と第2フレーム20に張設される。伸張部30は、第1フレーム10と第2フレーム20とを任意の間隔(位置)に保持するため、第1フレーム10と第2フレーム20を離反方向に付勢する。支持脚40は、複数備えられ、第1フレーム10と第2フレーム20を略垂直に保持する。
第1フレーム10と第2フレーム20の内部には、スクリーン5を巻回する第1ロール11と第2ロール21(いずれも図5、図6参照)とが回動自在に収容されている。第1ロール11には、スクリーン5の一端が固着され、第2ロール21には、スクリーン5の他端が固着されている。なお、第1ロール11と第2ロール21に関しては後述する。
スクリーン5は、可撓性を有するシート状のスクリーン基材51を用いている。スクリーン基材51は、本実施形態では、黒色の塩化ビニル樹脂を用いている。スクリーン5には、スクリーン基材51をベースに、その表面に白色の反射膜52が形成されている。スクリーン5は、プロジェクター(図示省略)等の投射型表示装置から投射された投射光を、反射膜52で反射させることにより、画像として表示させることができ、その画像を+Y側(正面側)から視認できる。なお、スクリーン5は、本実施形態の塩化ビニル樹脂には限定されず、可撓性を有するシート状の基材であれば使用することができる。
第1フレーム10及び第2フレーム20には、延在方向の中央部外面に、把持部15,25が設置されている。また、第1フレーム10に設置される把持部15は、中央部外面で+Y側(正面側)及び−Y側(背面側)にそれぞれ把持部15A,15Bが設置されている。同様に、第2フレーム20に設置される把持部25も、把持部25A,25Bが設置されている。把持部15,25は、スクリーン装置1を開閉する際に把持する部分である。従って、使用時には、例えば、一方の手で、把持部15A,15Bを把持し、他方の手で、把持部25A,25Bを把持して開閉動作を行うことも可能である。
なお、開閉動作における、開動作とは、第1フレーム10と第2フレーム20の双方を離反させるように引っ張る動作をいう。また逆に、閉動作とは、第1フレーム10と第2フレーム20の双方を接近させる動作をいう。
把持部15,25には、併せて、ロック部151,251が形成されている。ロック部151,251は、把持部15,25の正面側と背面側に形成され、スクリーン装置1を持ち運ぶ際に、第1フレーム10と第2フレーム20とが開かないように固定(ロック)する機構である。
詳細には、正面側と背面側のロック部151の先端には、フック151Aが形成され、正面側と背面側のロック部251の先端に形成される係止部251Aに係止させることでロックできる。また、係止を解除することで、ロックを解除できる。また、第2フレーム20には、延在方向の中央部外面に、スクリーン装置1を持ち運ぶ際に使用する取っ手29が設置されている。
図2、図3に示すように、伸張部30は、アーム部31と付勢部35とを有して構成される。アーム部31は、断面矩形の筒状部材で形成されている。アーム部31は、第1アーム311、第2アーム312、第3アーム313、第4アーム314を有して構成される。アーム部31は、第1アーム311と第2アーム312とが接続され、第3アーム313と第4アーム314とが接続される。そして、アーム部31は、第1フレーム10と第2フレーム20に対して、パンタグラフ状に接続されて構成される。
第1アーム311は、一端部311aを第1フレーム10の下端部に回動自在に固定される。そして、第1アーム311の他端部311bと第2アーム312の一端部312aが回動自在に固定される。また、第2アーム312の他端部312bが、第2フレーム20の略中央部に回動自在に固定される。
同様に、第3アーム313は、一端部313aを第1フレーム10の上端部に回動自在に固定される。そして、第3アーム313の他端部313bと第4アーム314の一端部314aが回動自在に固定される。また、第4アーム314の他端部314bが、第2フレーム20の略中央部に回動自在に固定される。
図3に示すように、付勢部35は、第1付勢部材351、第2付勢部材352、テープ状部材353を有して構成される。第1付勢部材351と第2付勢部材352は、テープ状部材353の両端をそれぞれ固着し、テープ状部材353を巻き取る方向に付勢力を付与している。
第1付勢部材351は、第1アーム311の他端部311bと第2アーム312の一端部312aに挟まれる状態で設置される。同様に、第2付勢部材352は、第3アーム313の他端部313bと第4アーム314の一端部314aに挟まれる状態で設置される。
図3に示すように、スクリーン装置1を開く途中の伸張部30は、付勢部35の付勢力(テープ状部材353を巻き取ろうとする力)により、第1アーム311の他端部311bと第3アーム313の他端部313b(又は、第2アーム312の一端部312aと第4アーム314の一端部314a)を引き寄せる方向に付勢力が働く。これにより、伸張部30は、第1フレーム10と第2フレーム20とを互いに離反する方向(スクリーン5を伸張する方向)に移動させる。
支持脚40は、第1フレーム10と第2フレーム20との、それぞれの下端部の正面側と背面側とに1つずつ(計4つ)設置されている。支持脚40は、板状の脚本体41が第1フレーム10と第2フレーム20とに窪んで形成される固定部17,27に枢着されて収容されている。スクリーン装置1の使用時には、この脚本体41を第1フレーム10及び第2フレーム20に対してY方向に倒して使用することで、第1フレーム10と第2フレーム20とを略垂直な姿勢に保持することができる。また、非使用時には、脚本体41を固定部17,27に収容することができる。
図5は、スクリーン装置1の使用時の状態での横断面を示す図である。図6は、スクリーン装置1の非使用時の状態での横断面を示す図である。図5、図6を参照してスクリーン5を巻回する第1ロール11及び第2ロール21の構成と動作に関して説明する。
図5、図6に示すように、第1フレーム10と第2フレーム20の内部には、スクリーン5を巻回する第1ロール11と第2ロール21とが、第1フレーム10と第2フレーム20のそれぞれの延在方向に、回動軸A,Bを中心に、回動自在に収容されている。
第1ロール11には、スクリーン5の一端が固着され、第2ロール21には、スクリーン5の他端が固着されている。また、第1ロール11と第2ロール21とは、具体的な図示は省略するが、スプリングによりそれぞれ巻き取り方向に付勢力を有して設置されている。図6では、第1ロール11の付勢力の方向と付勢力の概略の大きさを矢印Cで表し、第2ロール21の付勢力の方向と付勢力の概略の大きさを矢印Dで表している。
本実施形態では、第1ロール11が有する付勢力と、第2ロール21が有する付勢力との大きさを異ならせている。詳細には、本実施形態では、第1ロール11が有する付勢力と、第2ロール21が有する付勢力との大きさの概略比は、スクリーン5の巻き取りによるよじれを、第1ロール11と第2ロール21とで相互に補正するために好適な力関係となる9:1に設定されている。
スクリーン装置1を使用する際には、最初に、支持脚40(脚本体41)をそれぞれ回動させて第1フレーム10及び第2フレーム20に対して略垂直にする。次に、把持部15,25を把持して、第1フレーム10と第2フレーム20の双方を互いに離反する方向に引っ張る動作(開動作)を行う。これにより、第1ロール11と第2ロール21のそれぞれの付勢力に抗してスクリーン5が第1ロール11と第2ロール21とから引き出される。
これにより、図3に示すように、伸張部30により、第1フレーム10及び第2フレーム20には、それぞれを離間させる所定の付勢力が付与される。なお、伸張部30の付勢力は、第1ロール11と第2ロール21との付勢力を考慮して設定されているため、第1フレーム10と第2フレーム20との間隔を任意の間隔に設定することができる。
また、スクリーン5を更に引き出した場合、図2に示すように、伸張部30の第2アーム312及び第4アーム314と、第1アーム311及び第3アーム313とはそれぞれ引き合う状態となる。この状態のとき、伸張部30の付勢力(付勢部35の付勢力)は第1ロール11及び第2ロール21の付勢力よりも大きくなる。また、この状態が、スクリーン5を最大に引き出した状態となる。
スクリーン5を収容する際には、最初に、把持部15,25を把持して、第1フレーム10と第2フレーム20の双方を互いに接近する方向に押圧する動作(閉動作)を行う。これにより、伸張部30の第1アーム311及び第3アーム313と、第2アーム312及び第4アーム314との引き合う状態が解除され、伸張部30の付勢力に抗して、アーム部31(第1アーム311、第2アーム312、第3アーム313、第4アーム314)が、第2フレーム20内に折り畳まれる。
これにより、スクリーン5が、第1ロール11と第2ロール21との、それぞれの付勢力に応じて巻き取られる。また、第1ロール11と第2ロール21との付勢力の大きさが、9:1であるため、付勢力の大きい第1ロール11の回転に従動して、付勢力の小さい第2ロール21が回転を行う。
なお、スクリーン5を巻き取る際には、スクリーン5の一端が固着された第1ロール11と、他端が固着された第2ロール21とが、それぞれ有する巻き取り方向への付勢力により、スクリーン5を両端方向に付勢しながら第1ロール11と第2ロール21とにスクリーン5を巻き取る。スクリーン5を両端方向に付勢していることにより、スクリーン5がよじれて巻かれようとしても、そのよじれを第1ロール11と第2ロール21とで相互に補正し合うことができる。
そして、図6に示すように、第1フレーム10と第2フレーム20とが当接し、ロックされる。最後に、支持脚40(脚本体41)をそれぞれ回動させて第1フレーム10及び第2フレーム20の固定部17,27に収容させることで、スクリーン5の収容が完了(図4参照)する。
なお、図6に示すように、第1フレーム10と第2フレーム20とが当接する端部内面側には、第1フレーム10に係合部16が、また、第2フレーム20に係合部26が、形成されている。係合部16は、正面側に形成される係合片16Aと、背面側に形成される係合片16Bとにより構成されている。また、係合部26は、正面側に形成される係合片26Aと、背面側に形成される係合片26Bとにより構成されている。そして、係合片16Aに係合片26Aが、係合片16Bに係合片26Bがそれぞれ係合し、ロック部151,251により第1フレーム10と第2フレーム20とが正面側や背面側にずれることなくロックされる。
次に、図3、図5、図6を参照して第1ロール11及び第2ロール21のそれぞれのロール径と、伸張部30を固定するアーム固定部18,28に関して説明する。
図3に示した伸張部30を構成するアーム部31において、第1アーム311の一端部311aは、前述したように、第1フレーム10の下端部に回動自在に固定される。また、第3アーム313の一端部313aは、前述したように、第1フレーム10の上端部に回動自在に固定される。この固定は、詳細には、図5、図6に示す、第1フレーム10側に設置されるアーム固定部18に回動自在に固定されている。
また、図3に示した、第2アーム312の他端部312bは、前述したように、第2フレーム20の略中央部に回動自在に固定される。また、第4アーム314の他端部314bは、前述したように、第2フレーム20の略中央部に回動自在に固定される。この固定は、詳細には、図5、図6に示す、第2フレーム20側に設置されるアーム固定部28に回動自在に固定されている。
そして、図6に示すように、スクリーン5を収容した際には、アーム部31が、第2フレーム20内に折り畳まれる。詳細には、アーム部31は、第2フレーム20内部に設置される第2ロール21の背面側に折り畳まれる。図6には、アーム部31が折り畳まれて収容される概領域を、伸張部収容領域Eとして斜線で図示している。
なお、図6に示すように、本実施形態の第2ロール21のロール径R2と、第1ロール11のロール径R1とは径の大きさが異なっている。詳細には、第2ロール21のロール径R2は、第1ロール11のロール径R1に比較して小さい径で構成されている。従って、本実施形態では、ロール径の小さい第2ロール21の背面側に、アーム部31を折り畳んで、第2フレーム20内に略収容する構成とすることで、スクリーン装置1の小型化を図っている。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態のスクリーン装置1は、第1フレーム10に第1ロール11が巻き取り方向に付勢力を有して回動自在に設置され、第2フレーム20に第2ロール21が巻き取り方向に付勢力を有して回動自在に設置される。そして、第1ロール11にスクリーン5の一端が固着され、他端が第2ロール21に固着される。このため、スクリーン5を巻き取る場合、第1ロール11と第2ロール21は、スクリーン5を両端方向に付勢しながら、第1ロール11と第2ロール21とにスクリーン5を巻き取る。これにより、スクリーン5がよじれて巻かれようとしても、そのよじれを第1ロール11と第2ロール21とで相互に補正し合うことができる。従って、スクリーン5を収容する際のよじれを抑えることができ、使用時のスクリーン5面の歪みや皺が低減されたスクリーン装置1を実現できる。
本実施形態のスクリーン装置1は、第1フレーム10に第1ロール11が巻き取り方向に付勢力を有して回動自在に設置され、第2フレーム20に第2ロール21が巻き取り方向に付勢力を有して回動自在に設置される。そして、第1ロール11にスクリーン5の一端が固着され、他端が第2ロール21に固着される。このため、スクリーン5を巻き取る場合、第1ロール11と第2ロール21は、スクリーン5を両端方向に付勢しながら、第1ロール11と第2ロール21とにスクリーン5を巻き取る。これにより、スクリーン5がよじれて巻かれようとしても、そのよじれを第1ロール11と第2ロール21とで相互に補正し合うことができる。従って、スクリーン5を収容する際のよじれを抑えることができ、使用時のスクリーン5面の歪みや皺が低減されたスクリーン装置1を実現できる。
本実施形態のスクリーン装置1は、第1ロール11と第2ロール21のそれぞれの付勢力の大きさの比を概略9:1に設定することで、好適な力関係とすることができる。そして、スクリーン5を巻き取る場合、付勢力の大きい第1ロール11に従動して付勢力の小さい第2ロール21が回転する。これにより、付勢力の大きい第1ロール11にスクリーン5がよじれて巻かれようとしても、付勢力の小さい第2ロール21が従動してスクリーン5を巻くことにより、そのよじれを補正し合うことができる。従って、使用時のスクリーン5面の歪みや皺が低減されたスクリーン装置1を実現できる。
本実施形態のスクリーン装置1において、第2ロール21のロール径R2は、第1ロール11のロール径R1に比較して小さい径で構成される。これにより、第2ロール21にスクリーン5が巻き取られても、第2ロール21が設置される第2フレーム20内部の、第2ロール21の背面側に、伸張部30を折り畳む(収容する)構造とすることができ、スクリーン装置1の小型化を図ることができる。
本実施形態のスクリーン装置1において、第2ロール21の付勢力は、第1ロール11の付勢力に比較して小さく設定されている。このため、第2ロール21に巻き取られるスクリーン5の量も少なくすることができるため、第2ロール21の背面側に、伸張部30を折り畳むスペースを確保することができ、スクリーン装置1の小型化を更に図ることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記実施形態のスクリーン装置1の第1ロール11と第2ロール21とは、それぞれの付勢力の大きさを異ならせ、付勢力の大きさの比を概略9:1に設定している。しかし、この大きさの比に限られず、それぞれの付勢力の大きさを異ならせることでもよく、スクリーン装置の構成などを加味して、適宜、付勢力の大きさの比を設定することができる。
前記実施形態のスクリーン装置1の第1ロール11と第2ロール21とは、それぞれの付勢力の大きさの比を概略9:1に設定している。しかし、これに限られず、それぞれの付勢力の大きさを略同等に設定してもよい。
前記実施形態のスクリーン装置1は、可搬型のスクリーン装置であるが、これに限られず、壁、天井、床等に固定される据え置き型のスクリーン装置(手動、自動を問わず)に対しても、適宜、適用することができ、同様の効果を奏することができる。
1…スクリーン装置、5…スクリーン、10…第1フレーム、11…第1ロール、15…把持部、16…係止部、17…固定部、18…アーム固定部、20…第2フレーム、21…第2ロール、25…把持部、26…係止部、27…固定部、28…アーム固定部、30…伸張部、31…アーム部、35…付勢部、40…支持脚、151,251…ロック部、R1,R2…ロール径。
Claims (4)
- 互いに平行に延びる第1フレーム及び第2フレームと、
前記第1フレームに回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第1ロールと、
前記第2フレームに回動自在に設置されると共に、巻き取り方向に付勢力を有して設置される第2ロールと、
前記第1ロールに一端が固着され、前記第2ロールに他端が固着されるスクリーンと、
を備えていることを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1に記載のスクリーン装置であって、
前記第1ロールが有する前記付勢力と、前記第2ロールが有する前記付勢力との大きさは、異なっていることを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項2に記載のスクリーン装置であって、
前記第1ロールが有する前記付勢力と、前記第2ロールが有する前記付勢力との大きさの概略比は、9:1に設定されていることを特徴とするスクリーン装置。 - 請求項1に記載のスクリーン装置であって、
前記第1ロールと前記第2ロールとのそれぞれのロール径は、異なっていることを特徴とするスクリーン装置。
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Cited By (1)
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