JP6036374B2 - 燃料フィルターの保護構造 - Google Patents
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Description
このような課題に対し、燃料フィルターの外周に高剛性のプロテクターを設けて、ボスと燃料フィルターとの干渉を防止することも考えられる。しかしこの場合、製造コストが嵩むだけでなく、エンジンルーム内のレイアウトを圧迫するおそれが生じる。
前記燃料フィルターには、燃料を濾過して燃料中に含まれる異物を除去するためのフューエルフィルターや燃料中の水分を除去するためのセジメンター等が含まれる。また、前記面当たり部は、例えば前記変速装置が外力によって車両後方側に移動したときに、前記燃料フィルターの側面に面当たりする部位である。
なお、前記回り止め部は、前記燃料フィルターと前記面当たり部との接触時(例えば、車両衝突時)における前記ブラケットの回転を阻止するように作用することが好ましい。
(5)また、前記面当たり部が、前記ブラケットとは別の部材として形成されることが好ましい。
図1は、一実施形態に係る燃料フィルターの保護構造が適用された車両のエンジンルーム10内を示す図である。このエンジンルーム10内には、エンジン7,変速装置4(トランスミッション,トランスアクスル等),冷却装置,吸排気系のパイプ類,各種電動装置の電気配線等が配置されている。エンジン7の種類や形式は任意であり、本実施形態のエンジン7はコモンレール式のディーゼルエンジンである。
図5(a),(b)を用いて車両衝突時の動作を説明する。燃料フィルター6の前方に配置される変速装置4の上面には、多数のボス5が形成されている。これらのボス5の上端部は、図5(a)中にハッチングで示すように、側面視でほぼ直角なエッジ形状を持つ。そのため、車両衝突時の衝撃力によって変速装置4が車両後方に移動した場合、燃料フィルター6の直前方に位置するボス5のエッジが燃料フィルター6の側面に干渉し、燃料フィルター6が破損するおそれがある。
(1)上記の通り、本実施形態の燃料フィルター6の保護構造では、変速装置4の表面に形成されたボス5に締結固定される取付部2の車両後方側に、面当たり部3が設けられる。これにより、たとえ車両衝突時に変速装置4が車両後方に移動したとしても、燃料フィルター6の側面に面当たり部3を面接触させることができる。したがって、エンジンルーム内のレイアウトを圧迫することなく、配管材,配線材13の適切なレイアウトを実現しながら、簡素な構成で燃料フィルター6の保護性を向上させることができる。
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。例えば、上述の実施形態では、ブラケットアッセンブリー1の取付部2と面当たり部3とが別部材として形成されたものを示したが、これらを一体に形成して構造を簡素化してもよい。これにより、ブラケットアッセンブリー1の製造コストを削減することができるとともに、部材の組み付けにかかる手順を簡略化することができ、施工性を向上させることができる。
2 取付部(ブラケット)
2a 締結面部
2b 支持面部
2c 回り止め部
2d 立ち上がり部
2e 締結孔
2f 固定孔
3 面当たり部
3a 平面部
3b 縁部
3c 角丸部
4 変速装置
5 ボス
6 燃料フィルター
13 配管材,配線材
Claims (5)
- 車両のエンジンルーム内に配置される燃料フィルターの保護構造であって、
前記燃料フィルターよりも車両前方側に配置される変速装置と、
前記エンジンルーム内に配設される配線材又は配管材を支持して前記変速装置の周囲での位置を固定するブラケットと、
前記変速装置の表面から突設され、その先端に前記ブラケットが締結固定されるボスと、
前記ボスに締結固定された前記ブラケットの車両後方側に配置され、前記燃料フィルターの側面に対向する面形状に形成された面当たり部と、を備えた
ことを特徴とする、燃料フィルターの保護構造。 - 前記ブラケットが、前記ボスに締結される締結面部と、前記配線材又は前記配管材を支持する支持面部とを有し、
前記面当たり部,前記締結面部及び前記支持面部の各々の面が互いに直交するように配置される
ことを特徴とする、請求項1記載の燃料フィルターの保護構造。 - 前記ブラケットが、前記変速装置の表面に当接して前記ブラケットの回転を阻止する回り止め部を有し、
前記回り止め部が、前記ボスに締結固定された前記ブラケットの車両前方側から下方に向かって延設されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の燃料フィルターの保護構造。 - 前記面当たり部が、円筒状の外形を有する前記燃料フィルターの側筒面における下縁部近傍に対向するように配置される
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料フィルターの保護構造。 - 前記面当たり部が、前記ブラケットとは別の部材として形成される
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料フィルターの保護構造。
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