JP3613868B2 - 燃料フィルタ取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料フィルタ取付装置に関し、特に外力による燃料フィルタのフィルタ本体の破損を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車用の燃料をろ過して浄化する燃料フィルタを車体に取り付ける装置が知られている(実開平4−32254号公報等参照)。かかる装置では、燃料フィルタのフィルタ本体がブラケット、プロテクタを介して車体に取り付けられ、フィルタ本体に衝突等による外力が加わったときにフィルタ本体の破損を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、燃料フィルタは内部にフィルタエレメントを有して、その容器であるフィルタ本体は、軽量化の為、薄い鋼板又は樹脂で作られている。また、燃料フィルタ取付装置には、フィルタ本体をワンタッチで装着できるように、ブラケットの先端にフィルタ本体の装着口があり、その装着口を開けてフィルタ本体を押し込むタイプのものがある。かかる装置では、車両の衝突が発生し、エンジンルームが圧縮させられた場合に、外力によってフィルタ本体を破損してしまうおそれがある。
【0004】
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、衝撃による燃料フィルタのフィルタ本体の破損を防止することができる燃料フィルタ取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明にかかる装置は、燃料をろ過する燃料フィルタをエンジンルーム内に取り付ける燃料フィルタ取付装置において、前記エンジンルーム内で車体に固定され、バネ性により前記燃料フィルタのフィルタ本体の脱着が自在な装着口を有し、フィルタ本体を該装着口から装着して抱持するブラケットと、前記フィルタ本体とブラケットとの間に介装され、外力から前記フィルタ本体を保護するプロテクタと、を備え、前記プロテクタは、フィルタ本体の外周に帯状のバネ部材を、プロテクタ径の拡大・縮小自在に巻き回すよう円筒状に形成されるとともに、プロテクタの先端を外側に折り曲げたフランジを有し、前記フランジを掴むとプロテクタ径を拡大でき、前記フランジを掴まないときはプロテクタ径が前記フィルタ本体の径より小さくなることを特徴とする。
【0006】
かかる構成によれば、燃料フィルタのフィルタ本体はブラケットにより支持され、フィルタ本体とブラケットとの間に介装され、フィルタ本体の外周を巻き回すよう円筒状に形成されたプロテクタにより保護される。したがって、万が一、衝突により外力が加わったとしてもフィルタ本体の破損が防止される。
【0007】
また、帯状のバネ部材がフィルタ本体の外周に拡大・縮小自在に巻かれているので、プロテクタ径を拡大させてフィルタ本体を挿入し、プロテクタ径を縮小させる。したがって、プロテクタをフィルタ本体にしっかりと密着させ、フィルタ本体の落下を防止することが可能となる。
さらに、フランジでプロテクタ径を拡大させてフィルタ本体をプロテクタに挿入し、プロテクタ径を縮小させてフィルタ本体に密着させられるので、フィルタ本体にワンタッチでプロテクタを装着することが可能となり、工場での組付け作業が容易となる。
【0008】
請求項2の発明にかかる装置では、前記フィルタ本体は金属製で構成される一方、前記プロテクタは、内周に電気絶縁性の被膜を形成している。
かかる構成によれば、金属製のフィルタ本体とプロテクタとが直接接触することがないので、電気腐蝕が防止される。
請求項3の発明にかかる装置では、前記ブラケットは、装着口の先端を外向きに折り曲げるようにして形成され、前記プロテクタは、中間部側面に前記ブラケットの先端に係合する逆付け防止手段を備えている。
【0009】
かかる構成によれば、フィルタ本体を誤って逆組付けすることが防止される。
請求項の発明にかかる装置では、前記プロテクタ径を広げた状態でプロテクタのフランジを係止するフランジ係止手段を備えている。
【0010】
かかる構成によれば、プロテクタ径を広げた状態でフランジ係止手段によりフランジが係止されるので、工場での組付け作業の作業性がさらに向上する。
請求項の発明にかかる装置では、前記ブラケットは、基端部が断面コ字状となってボルトにより車体に締結されるとともに、該ボルトとの間にプロテクタのフランジが挿入される所定の間隙を設けるように構成されている。
【0011】
かかる構成によれば、フランジは、ブラケットの基端部とボルトとの間の所定の間隙に挿入されて規制されるので、フィルタ本体をブラケットに取り付けた後はプロテクタ径の過度の拡大・縮小が防止される。
請求項の発明にかかる装置では、前記プロテクタのフランジは、互いに交差してプロテクタ径の拡大方向で当接するように構成される一方、さらにプロテクタ径の縮小方向で該フランジと当接するように外側に折り曲げた第2のフランジを前記プロテクタに設けている。
【0012】
かかる構成によれば、フランジは、プロテクタ径の拡大方向で当接することにより過度の拡大が防止され、縮小方向で第2のフランジに当接することにより過度の縮小が防止される。
請求項の発明にかかる装置では、前記フィルタ本体は、突出したシール部を有するものであって、前記プロテクタは、フィルタ本体をシール部で係止するシール部係止手段を周方向に設けている。
【0013】
かかる構成によれば、シール部が係止手段に係止されるので、さらにフィルタ本体の抜け落ちを防止することが可能となる。
請求項の発明にかかる装置では、前記フィルタ本体は、表面に電気絶縁性の被膜が形成されたものであって、前記プロテクタの係止手段は、フィルタ本体のシール部との間に切り欠きを備えて構成されている。
【0014】
かかる構成によれば、表面に電気絶縁性の被膜が形成されたフィルタ本体では、シール部を被膜で完全に覆うことは困難であるが、フィルタ本体が一部露出していたとしても、切り欠きを設けてあるので、プロテクタがフィルタ本体のシール部から離間し、フィルタ本体とプロテクタとの接触をできるだけ防止することが可能となり、電気腐蝕を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明にかかる装置によれば、万が一、衝突により外力が加わっても燃料フィルタのフィルタ本体の破損を防止することができる。また、フィルタ本体をプロテクタに挿入すると共に、挿入した後、プロテクタを燃料フィルタに密着させることができる。さらに、フランジでプロテクタ径を拡大させてフィルタ本体をプロテクタに挿入し、プロテクタ径を縮小させてフィルタ本体に密着させられるので、フィルタ本体にワンタッチでプロテクタを装着することが可能となり、工場での組付け作業が容易となる。
【0016】
請求項2の発明にかかる装置によれば、電気腐蝕を防止することができる。
請求項3の発明にかかる装置によれば、フィルタ本体を誤って逆組付けすることが防止される。
請求項4の発明にかかる装置によれば、さらに組付け時の作業性を向上させることができる。
【0017】
請求項の発明にかかる装置によれば、フランジが規制され、プロテクタ径の過度の拡大・縮小を防止することができる。
請求項の発明にかかる装置によれば、プロテクタ径の過度の拡大・縮小を防止することができる。
請求項の発明にかかる装置によれば、フィルタ本体の抜け落ちを防止することができる。
【0018】
請求項の発明にかかる装置によれば、表面に電気絶縁性の被膜が形成されたフィルタ本体であって、シール部でフィルタ本体の金属が一部露出していても切り欠きを設けてあるので、フィルタ本体とプロテクタとの接触をできるだけ防止することが可能となり、電気腐蝕を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
図5は車両の平面図であり、図中、左が車両前方である。この図5に示すように、通常、燃料をろ過する燃料フィルタ1は、例えば、車両前方から最も奥のダッシュ3に取り付けられている。また、エンジンルーム2空間には制約があるため、この燃料フィルタ1の近傍には、レゾネータ4、キャニスタ5等が配置されている。万が一、矢印方向に衝突した場合、このレゾネータ4、キャニスタ5等を介して燃料フィルタ1に外力が加わるおそれがあるため、本実施の形態の燃料フィルタ取付装置では、この燃料フィルタ1を外力から保護できるような構造にする。
【0020】
第1の実施の形態を示す図1において、燃料フィルタ1のフィルタ本体11の下には燃料の流入口11aが、上には流出口11bが、夫々、備えられている。このフィルタ本体11は、例えば、金属製のSUS、亜鉛メッキ鋼板等により筒状に形成され、フィルタ本体11の上部には、筒からやや突出したシール部11cがある。
ブラケット12は、フィルタ本体11を支持するためのものであり、バネ性を有する金属で形成され、図3に示すように、基端部12aが断面コ字状となってボルト13により支持部材14に締結される。このブラケット12の基端部12aとボルト13との間には間隙が形成されるようにしておく。また、先端12bはフィルタ本体11を挿入できるように外側に折り曲げられ、距離xだけ離間している。
【0021】
このフィルタ本体11とブラケット12との間に、フィルタ本体11を保護するプロテクタ15が介装される。
このプロテクタ15は、フィルタ本体11よりも肉厚が厚いバネ鋼材等により、フィルタ本体11の外周に巻き回すように形成されている。プロテクタ15は、該プロテクタ径を拡大・縮小させるように継ぎ目を有し、この継ぎ目部のプロテクタ15の端部が交差するようにして外側に略直角に折り曲げられることによりフランジ16が形成されている。
【0022】
図3に示すように、このフランジ16を摘むことにより、プロテクタ15の径はフィルタ本体11を自由に挿入できる程度まで広げられる。フランジ係止手段としてのストッパ17はプロテクタ15の径を広げたときに、その状態を保持するためのものであり、フィルタ本体11の組付け時に用いられる。また、図4(A)に示すように、フランジ16を摘まないときは、プロテクタ径はフィルタ本体11の筒の径よりも小さくなる。
【0023】
図4(B)に示すように、フランジ16の略反対側の側面には、2つの逆付け防止手段としての爪18が設けられている。この2つの爪18は、前記ブラケット12の先端12bの距離xよりも広い間隔xをもって設けられている。
またプロテクタ15の端部には、略直角に折り曲げられたシール部係止手段としての4つのストッパ19a〜19dが、一定間隔をもって設けられている。このストッパ19a〜19dは、前記フィルタ本体11の突出したシール部11cを係止するものである。
【0024】
次に、燃料フィルタ1の組付け方法について説明する。
図6(A)に示すように、フィルタ本体11の組付け時、まず、プロテクタ15のフランジ16をストッパ17で挟んでプロテクタ15の径を広げておく。この状態で、図1に示すように、フィルタ本体11をプロテクタ15に挿入し、図6(B)に示すようにストッパ17を外す。ストッパ17が外れるとプロテクタ15のバネ力によりプロテクタ15の径は縮まり、プロテクタ15は、フィルタ本体11の外周に密着する。
【0025】
プロテクタ15取り付け後、フィルタ本体11をブラケット12に取り付ける。
取り付けるときは、図7に示すように、フランジ16を車体側にしてフィルタ本体11をブラケット12に押し付ける。これにより、ブラケット12は図中、矢印方向に広がり、フィルタ本体11は、図8に示すようにブラケット12に挿入される。
もし、図9に示すように、プロテクタ15の向きを逆にして押し付けたときは、プロテクタ15の2つの爪18がブラケット12の折り曲げられた先端12bと嵌合し、ブラケット12の径が規制されて拡大しないので、フィルタ本体11を誤って逆組付けすることが防止される。
【0026】
このように、フランジ16を車体側にしてプロテクタ15を取り付けるのは、プロテクタ15を逆に取り付けると、図10の破線で示すように、フランジ16がエンジンルーム2側に突出し、燃料フィルタ1近傍に配置されているレゾネータ4又は燃料蒸気処理配管であるパージゴムホース6等との距離が短くなり、互いに干渉し合うようになるからである。このようにフランジ16のエッジがパージゴムホース6と干渉するとパージゴムホース6が損傷し、衝突によりレゾネータ4が移動するとこのフランジ16のエッジによりレゾネータ4が損傷するおそれがあるからである。
【0027】
フィルタ本体11がブラケット12に正しい方向で挿入されると、図8に示すように、フィルタ本体11がブラケット12により支持されてフランジ16がブラケット12の基端部12aとブラケット12取り付け用のボルト13との間に挟まれる。このようにフランジ16が挟まれることにより、プロテクタ15の径は、拡大方向にはフランジ16がボルト13に当接することにより規制され、縮小方向にはフランジ16がブラケット12に当接することにより規制される。
【0028】
かかる構成によれば、図10に示すように、万が一、衝突等により矢印方向に燃料フィルタ1に外力が加わったとしても、肉厚の厚いプロテクタ15がフィルタ本体11に密着して巻きついているので、燃料フィルタ1の破損を防止することができ、安全性が向上する。しかもプロテクタにバネ鋼板を使用しているので、プロテクタ15をフィルタ本体11にしっかりと密着させ、フィルタ本体11の落下を防止することが可能となる。
【0029】
また、プロテクタ12のフランジ16により、ワンタッチでプロテクタ径の拡大・縮小を行うことができるので、工場での組付け作業時の作業性が向上する。しかも、プロテクタ15の径を広げたときの状態を保持するストッパ17を備えることにより、フィルタ本体11の組付け時の作業性がさらに向上する。
また、プロテクタ15を逆組付けしようとしても、プロテクタ15の爪18がブラケット12の先端12bと嵌合するので、逆組付けを防止することができる。
【0030】
また、プロテクタ15のフランジ16を車体側を向けてプロテクタ15が車体に取り付けられるので、燃料フィルタ1近傍に配設されたレゾネータ4、パージゴムホース6等を破損するおそれがない。
また、組付け後は、プロテクタ15のフランジ16がブラケット12の基端部12aとブラケット12取り付け用のボルト13によって規制されるので、プロテクタ径の過度の拡大・縮小を防止することができる。
【0031】
また、フィルタ本体11のシール部11cがストッパ19a〜19dに係止されるので、フィルタ本体11の抜け落ちを防止することができる。
尚、プロテクタ15内周に電気絶縁性の被膜を施すようにしてもよい。これは、フィルタ本体11、プロテクタ15がともに金属であると、電蝕が発生するおそれがあるからであり、例えばエポキシ樹脂製の被膜を施す。これにより電気腐蝕の発生を防止することができる。
【0032】
次に第2の実施の形態について説明する。
このものは、電気絶縁性の被膜が塗布された燃料フィルタに適用したものである。
図11に示すように、第2の実施の形態では、プロテクタ15の端部に切り欠きを設けておく。
【0033】
これは、フィルタ本体11に電気絶縁性の被膜を施したときは、突出したシール部11c近傍に被膜を均一に施すことが困難なため、被膜が一部露出するおそれがあるからである。
被膜が一部露出しているときは、フィルタ本体11とプロテクタ15が接触するおそれがあるが切り欠きを設けることにより、ストッパ19a〜19cだけがフィルタ本体11に当接し、金属同士の接触を防止することができる。
【0034】
次に第3の実施の形態について説明する。
このものは、プロテクタに第2のフランジを設けるようにしたものである。
図12は、第3の実施の形態を示すプロテクタの図である。
この図に示すように、プロテクタ15には、第2のフランジ20が設けられている。
【0035】
このフランジ20を設けることにより、フランジ16が、このフランジ20に当接してフランジ径の過度の縮小を防止することができる。
尚、ブラケット12については、フランジ16及びこのフランジ20も基端部12aに挿入でき、しかもこのフランジ20がブラケット12により規制されるような構造にする必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す組付け図。
【図2】図1のブラケットの平面図。
【図3】図1のプロテクタの平面図。
【図4】図1のプロテクタの平面図及び側面図。
【図5】エンジンルーム内の配置図。
【図6】図1のフィルタ本体組付け時の説明図。
【図7】同上説明図。
【図8】同上説明図。
【図9】同上説明図。
【図10】フィルタ本体を組付けた時の側面図。
【図11】第2の実施の形態を示す側面図。
【図12】第3の実施の形態を示す説明図。
【符号の説明】
1 燃料フィルタ
2 エンジンルーム
11 フィルタ本体
15 プロテクタ
16 フランジ
18 爪

Claims (8)

  1. 燃料をろ過する燃料フィルタをエンジンルーム内に取り付ける燃料フィルタ取付装置において、
    前記エンジンルーム内で車体に固定され、バネ性により前記燃料フィルタのフィルタ本体の脱着が自在な装着口を有し、フィルタ本体を該装着口から装着して抱持するブラケットと、
    前記フィルタ本体とブラケットとの間に介装され、外力から前記フィルタ本体を保護するプロテクタと、を備え、
    前記プロテクタは、フィルタ本体の外周に帯状のバネ部材を、プロテクタ径の拡大・縮小自在に巻き回すように円筒状に形成されるとともに、プロテクタの先端を外側に折り曲げたフランジを有し、
    前記フランジを掴むとプロテクタ径を拡大でき、前記フランジを掴まないときはプロテクタ径が前記フィルタ本体の径より小さくなることを特徴とする燃料フィルタ取付装置。
  2. 前記フィルタ本体は金属製で構成される一方、
    前記プロテクタは、内周に電気絶縁性の被膜を形成したことを特徴とする請求項1に記載の燃料フィルタ取付装置。
  3. 前記ブラケットは、装着口の先端を外向きに折り曲げるようにして形成され、
    前記プロテクタは、中間部側面に前記ブラケットの先端に係合する逆付け防止手段を備えたことを特徴する請求項1又は請求項2に記載の燃料フィルタ取付装置。
  4. 前記プロテクタ径を広げた状態でプロテクタのフランジを係止するフランジ係止手段を備えたことを特徴する請求項3に記載の燃料フィルタ取付装置。
  5. 前記ブラケットは、基端部が断面コ字状となってボルトにより車体に締結されるとともに、該ボルトとの間にプロテクタのフランジが挿入される所定の間隙を設けるように構成されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の燃料フィルタ取付装置。
  6. 前記プロテクタのフランジは、互いに交差してプロテクタ径の拡大方向で当接するように構成される一方、さらにプロテクタ径の縮小方向で該フランジと当接するように外側に折り曲げた第2のフランジを前記プロテクタに設けたことを特徴する請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載の燃料フィルタ取付装置。
  7. 前記フィルタ本体は、突出したシール部を有するものであって、前記プロテクタは、フィルタ本体をシール部で係止するシール部係止手段を周方向に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の燃料フィルタ取付装置。
  8. 前記フィルタ本体は、表面に電気絶縁性の被膜が形成されたものであって、前記プロテクタの係止手段は、フィルタ本体のシール部との間に切り欠きを備えて構成されたことを特徴とする請求項7に記載の燃料フィルタ取付装置。
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