JPH0534258Y2 - - Google Patents

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JPH0534258Y2
JPH0534258Y2 JP1986146842U JP14684286U JPH0534258Y2 JP H0534258 Y2 JPH0534258 Y2 JP H0534258Y2 JP 1986146842 U JP1986146842 U JP 1986146842U JP 14684286 U JP14684286 U JP 14684286U JP H0534258 Y2 JPH0534258 Y2 JP H0534258Y2
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JP
Japan
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filler
filler pipe
protrusion
stopper
inner panel
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JP1986146842U
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JPS6351827U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車の給油パイプをフイラーボツク
スあるいはインナーパネル部分で固定する新規な
構造に関する。
〈従来の技術〉 従来の給油パイプ取付構造は、フイラーパイプ
をインナーパネルに設けられたフイラーパイプ挿
通穴に通し、その間に弾性材を介在させるとか
(実開昭56−60626号、実開昭61−33725号等)、
第13図に断面図を示したように、フイラーボツ
クス10とインナーパネル1の重量部にねじ穴を
設け、フイラーパイプ4のフランジ部5にも同様
にねじ穴を設けてナツト14を溶着し、ボルト1
1で固定する等であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記に示した弾性材を介在させる構造は、フ
イラーパイプ4の支持部へフレキシビリテイーを
持たせた特徴を備えているが、保持力に劣る難点
を有している。に示したボルトナツト止め構造
はボルトナツトのねじ込み作業に多くの時間を費
す上に、フレキシビリテイーがない完全固定のた
め、車体の衝撃が直接フイラーパイプへ伝わり、
衝突時等では給油口全体が破損していた。
この破損を防ぐためには、従来、例えば特開昭
58−43825号)にみられるように、衝突時にフイ
ラーチユーブが取付位置から外れるように構成さ
れたものもあるが、プロテクタの固定時、それに
設けられたスリツト部分をねじ固定するため、や
はり前記のような時間のかかるねじ込止め作業を
必要とするものであつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本考案においては、自動車の車体側イ
ンナーパネル1又はフイラーボツクス10のフイ
ラーパイプ挿通穴2周縁部3にフイラーパイプ4
のフランジ部5を車体内側から当接固定するに際
し、前記フイラーパイプ挿通穴2の周縁部3とフ
ランジ部5との対応位置に複数の穴6と突起7と
を設け、その穴6に挿通した突起7を該突起によ
つて保持され穴周辺表面に接しかつ衝突時の激し
い衝突で切断する構造の抜止具8で係止したので
ある。
〈作用〉 このような構造であると、フランジ部又はイン
ナーパネル1のいずれか一方に設けられた穴6に
いずれか他方に設けられた突起7を挿通し、突起
7に抜止具8をはめると抜止具が係止して抜け止
め作用をし、これらを確実に固定する。また、衝
突等により激しい衝撃を受けた時は、抜止具8の
ピンやリングが切断し、あるいは突起7の変形に
よりフイラーパイプ4とインナーパネルとの結合
が解かれ、フイラーキヤツプ及びフイラーパイプ
へ無理な衝撃や力が加わるのを防止する。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図〜第12図は本考案の実施例を示してい
る。第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図で
あり、第2図は同縦断面図である。第3図は抜止
具部分の拡大断面図である。
ここに示した給油口の構造は、車体側インナー
パネル1とフイラーボツクス10との重合部にフ
イラーパイプ挿通穴2が設けられたタイプのもの
である。このフイラーパイプ挿通穴2の周縁部3
にフイラーパイプ4のフランジ部5をインナーパ
ネル1の内面側から当接固定するために、この第
1実施例では車体側インナーパネル1とフイラー
ボツクス10の両者のフイラーパイプ挿通穴2の
周縁部3に複数の穴6を設け、そして、その対応
位置のフランジ部5に突起7を設けて、穴6に挿
通した突起7をリング状抜止具8で係止した構造
である。
リング状の抜止具8の形状は断面が四角、三
角、丸等種々考えられ、第4図〜第6図にその構
造例を示した。リング状の抜止具8の材質は、ゴ
ム、金属、プラスチツク等特に限定しないが、弾
性を有したものも有用である。突起7も第3図〜
第5図に示した例が、周縁部を残した切起し片か
らなり、第6図の例が周縁部から切起こした片か
らなるように、種々の突出形状のものが考えられ
る。
第7図〜第10図は突起7と抜止具8の他の例
を示す斜視図である。第7図の例は突起7の上部
が互いに反する方向へ曲つて係止部を形成し、こ
れにΩ形ピンをはめた構造である。第8図の例は
突起7の上部曲折係止部が楔形であつて、これに
抜止具8としてO形弾性リングをはめた構造であ
る。第9図の例は突起7にピン通し穴を設け、こ
れに抜止具8として割りピンをはめた構造であ
る。第10図の例は突起7が2本の互に弾性を有
した片で形成され、これによつてリング状の抜止
具8を挟持させた構造である。このリング状の抜
止具8の材質は特に限定するものでなく、ゴム、
金属、プラスチツク等の中から選択して用いるこ
とができる。
第11図はシール性を重んじた第2実施例の構
造で、フイラーボツクス10とフイラーパイプ4
との間にシールラバー12が用いられ、フイラー
パイプ4のフランジ部5を、インナーパネル1の
内面側から当接固定するために、前記フランジ部
5に複数の穴6が設けられ、インナーパネル1に
設けられた突起7を弾性材13を挟みながら前記
穴6に挿通し、突起7を抜止具8で係止した構造
である。
第12図はフイラーボツクス10へフイラーパ
イプ4を固定した構造例である。フイラーボツク
ス10の車体内と、フイラーパイプ4のフランジ
部との間が弾性材13を介して、これまで説明し
た突起7と抜止具8とで係止された構造である。
〈考案の効果〉 本考案は以上のような構造であるから、取付け
が従来のボルトナツト止め等に比べて非常に容易
であり、また、衝突等により激しい衝撃を受けた
時、フイラーパイプと車体との結合が容易に解け
て、フイラーパイプ等の破損を防ぎ、燃料流出、
引火等の発生による災害を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図であ
り、第2図は同縦断面図である。第3図は抜止具
部分の拡大断面図である。第4図〜第6図は突起
と抜止具の係合の様子を示す断面図であり、第7
図〜第10図は他の例を示す斜視図である。第1
1図及び第12図は本考案の他の実施例を示す縦
断面図である。第13図は従来の構造例を示す縦
断面図である。 1……インナーパネル、2……フイラーパイプ
挿通穴、3……周縁部、4……フイラーパイプ、
5……フランジ部、6……穴、7……突起、8…
…抜止具、10……フイラーボツクス、11……
ボルト、12……シールラバー、13……弾性
材、14……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車体側インナーパネル1又はフイラー
    ボツクス10のフイラーパイプ挿通穴2周縁部3
    にフイラーパイプ4のフランジ部5を車体内側か
    ら当接固定するに際し、前記フイラーパイプ挿通
    穴2の周縁部3とフランジ部5との対応位置に複
    数の穴6と突起7とを設け、該穴6に挿通した突
    起7を該突起によつて保持され穴周辺表面に接し
    かつ衝突時の激しい衝撃で切断する抜止具8で係
    止してなることを特徴とする自動車の給油パイプ
    取付構造。
JP1986146842U 1986-09-24 1986-09-24 Expired - Lifetime JPH0534258Y2 (ja)

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JP1986146842U JPH0534258Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP1986146842U JPH0534258Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6351827U JPS6351827U (ja) 1988-04-07
JPH0534258Y2 true JPH0534258Y2 (ja) 1993-08-31

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843825A (ja) * 1981-09-07 1983-03-14 Nissan Motor Co Ltd フイラ−チユ−ブ先端部の取付構造
JPS5873439A (ja) * 1981-10-26 1983-05-02 Nissan Motor Co Ltd 車両用燃料注入部構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843825A (ja) * 1981-09-07 1983-03-14 Nissan Motor Co Ltd フイラ−チユ−ブ先端部の取付構造
JPS5873439A (ja) * 1981-10-26 1983-05-02 Nissan Motor Co Ltd 車両用燃料注入部構造

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JPS6351827U (ja) 1988-04-07

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