JPS6347536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347536Y2 JPS6347536Y2 JP1980076194U JP7619480U JPS6347536Y2 JP S6347536 Y2 JPS6347536 Y2 JP S6347536Y2 JP 1980076194 U JP1980076194 U JP 1980076194U JP 7619480 U JP7619480 U JP 7619480U JP S6347536 Y2 JPS6347536 Y2 JP S6347536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin container
- container
- support plate
- engagement
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 19
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は合成樹脂製容器を固定部に取付ける取
付装置に関するものである。
付装置に関するものである。
<従来の技術>
最近自動車等において使用される容器は、金属
製のものにかわつて軽量でかつ量産性にすぐれた
合成樹脂製容器の採用が多くなつている。
製のものにかわつて軽量でかつ量産性にすぐれた
合成樹脂製容器の採用が多くなつている。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら樹脂製容器は、温度変化に伴う膨
張収縮が激しく、かつ弾性変形しやすい上に剛性
が低いため、固定部に対して強固に固定すること
が困難で、車体の振動に対して共振しやすく、液
面の波立ち現象により液体の外部漏洩、容器の位
置ずれしやすい問題があつた。
張収縮が激しく、かつ弾性変形しやすい上に剛性
が低いため、固定部に対して強固に固定すること
が困難で、車体の振動に対して共振しやすく、液
面の波立ち現象により液体の外部漏洩、容器の位
置ずれしやすい問題があつた。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、かかる従来の問題点を解決するため
になされたものであり、支持プレートならびにク
ランププレートに、それぞれ円筒状の樹脂製容器
の外周をその軸線が鉛直方向に向くようにして保
持する円弧状わん曲部を形成し、この各円弧状わ
ん曲部に対し係合穴を前記樹脂製容器の円周方向
において適当間隔おいて複数個形成し、この係合
穴に係止されかつこの係合穴を貫通して外方へ突
出する係合突起を前記樹脂製容器の外周に形成し
たことを特徴とするものでである。
になされたものであり、支持プレートならびにク
ランププレートに、それぞれ円筒状の樹脂製容器
の外周をその軸線が鉛直方向に向くようにして保
持する円弧状わん曲部を形成し、この各円弧状わ
ん曲部に対し係合穴を前記樹脂製容器の円周方向
において適当間隔おいて複数個形成し、この係合
穴に係止されかつこの係合穴を貫通して外方へ突
出する係合突起を前記樹脂製容器の外周に形成し
たことを特徴とするものでである。
<実施例>
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図および第2図において10は自動車等
のオイルを貯留する合成樹脂製容器(以下容器と
称す)で、この容器は円筒形状をなし、その外周
には円周方向に複数の非円形状をなす係合突起1
1が形成されている。12は金属より構成された
帯状の支持プレートで、この支持プレート12に
はその中間部分に前記容器10の外周を保持する
円弧状わん曲部12aが形成され、またその両端
部にはこの支持プレート12を固定部13へ取付
けるための直線状の取付部12bが形成されてお
り、ボルト等の取付具によつて例えば第3図に示
すように自動車のエンジンルーム内の角部に容易
に取付できるようになつている。14は金属より
構成された帯状のクランププレートで、このクラ
ンププレート12の円弧状わん曲部12aに対し
て押圧する円弧状わん曲部14aが形成されてい
る。
る。第1図および第2図において10は自動車等
のオイルを貯留する合成樹脂製容器(以下容器と
称す)で、この容器は円筒形状をなし、その外周
には円周方向に複数の非円形状をなす係合突起1
1が形成されている。12は金属より構成された
帯状の支持プレートで、この支持プレート12に
はその中間部分に前記容器10の外周を保持する
円弧状わん曲部12aが形成され、またその両端
部にはこの支持プレート12を固定部13へ取付
けるための直線状の取付部12bが形成されてお
り、ボルト等の取付具によつて例えば第3図に示
すように自動車のエンジンルーム内の角部に容易
に取付できるようになつている。14は金属より
構成された帯状のクランププレートで、このクラ
ンププレート12の円弧状わん曲部12aに対し
て押圧する円弧状わん曲部14aが形成されてい
る。
前記支持プレート12ならびにクランププレー
ト14は前記円弧状わん曲部12a,14aの一
方の側Aにおいてスポツト溶接等によつて一体的
に固着され、また他方の側はねじ止め手段15す
なわちボルト16およびナツト17によつて締付
けられている。さらに前記円弧状わん曲部12
a,14aにはその周方向に所定の長さを有する
非円形状の係合穴18が円周方向に適当間隔おい
て3個形成されている。そしてこの3個の係合穴
18のうち少くとも2個の係合穴18は前記樹脂
製容器10の直径線上において対向して配置され
ている。従つてこの係合穴18に前記容器10の
係合突起11を係入させかつその先端を支持プレ
ート12ならびにクランププレート14より外方
へ突出させることにより、容器10を直径線上の
両持ち状態で保持することができ、容器10の位
置ずれはもちろんのこと、がたに伴う容器10の
振動や傾きも確実に防止できる。
ト14は前記円弧状わん曲部12a,14aの一
方の側Aにおいてスポツト溶接等によつて一体的
に固着され、また他方の側はねじ止め手段15す
なわちボルト16およびナツト17によつて締付
けられている。さらに前記円弧状わん曲部12
a,14aにはその周方向に所定の長さを有する
非円形状の係合穴18が円周方向に適当間隔おい
て3個形成されている。そしてこの3個の係合穴
18のうち少くとも2個の係合穴18は前記樹脂
製容器10の直径線上において対向して配置され
ている。従つてこの係合穴18に前記容器10の
係合突起11を係入させかつその先端を支持プレ
ート12ならびにクランププレート14より外方
へ突出させることにより、容器10を直径線上の
両持ち状態で保持することができ、容器10の位
置ずれはもちろんのこと、がたに伴う容器10の
振動や傾きも確実に防止できる。
上記構成において前記支持プレート12ならび
にクランププレート14間に容器10を装着する
場合には、先ずねじ止め手段15をゆるめて前記
円弧状わん曲部12a,14aを容器10の直径
より若干大きく開き、この状態で係合突起11を
有する容器10を前記円弧状わん曲部12a,1
4a間に挿入する。しかる後前記容器10の係合
突起11と係合穴18の位相を一致させ、さらに
前記ねじ止め手段15を締付けると前記円弧状わ
ん曲部12a,14aは若干弾性変形を伴い容器
10の外周にほぼ一様に密着圧接し、容器10の
全周が適度な加圧力で保持される。この保持状態
において前記係合突起11は係合穴18内に係入
しているため、前記ねじ止め手段15が多少ゆる
んでも容器10回転したり、あるいは上下に位置
ずれすることはない。
にクランププレート14間に容器10を装着する
場合には、先ずねじ止め手段15をゆるめて前記
円弧状わん曲部12a,14aを容器10の直径
より若干大きく開き、この状態で係合突起11を
有する容器10を前記円弧状わん曲部12a,1
4a間に挿入する。しかる後前記容器10の係合
突起11と係合穴18の位相を一致させ、さらに
前記ねじ止め手段15を締付けると前記円弧状わ
ん曲部12a,14aは若干弾性変形を伴い容器
10の外周にほぼ一様に密着圧接し、容器10の
全周が適度な加圧力で保持される。この保持状態
において前記係合突起11は係合穴18内に係入
しているため、前記ねじ止め手段15が多少ゆる
んでも容器10回転したり、あるいは上下に位置
ずれすることはない。
<考案の効果>
上記したように本考案の取付装置は、支持プレ
ートならびにクランププレートのそれぞれに円筒
状樹脂製容器の外周に相互し弾性変形可能な円弧
状わん曲部略水平面内に位置するように形成した
ので、樹脂製容器の全周をこの弾性力をもつた2
つの円弧状わん曲部によりその両側より押えつけ
ようにて確実に保持することができ、樹脂製容器
の振動による波立ち現象や、さらにはそれに伴う
流体洩れを確実に防止することができます。また
本考案の取付装置は、各円弧状わん曲部に対し係
合穴を樹脂製容器の円周方向に適当間隔おいて複
数個形成し、この係合穴に係止されかつこの係合
穴を貫通して外方へ突出する係合突起を前記樹脂
製容器に形成した構成であるため、樹脂製容器は
その外周複数個所において係合穴に支持されるこ
とになり、樹脂製容器が径方向に伸縮して円弧状
わん曲部の弾性保持力が低下しても係合突起が係
合穴より離脱しない限り樹脂製容器の姿勢の変化
はなく、このような径が大きくかつ伸縮性の大き
な樹脂製容器を巾狭の支持プレートでもつて確実
に保持することができ、しかも係合突起と係合穴
とを嵌め合せることで複数の係合穴の作用で容器
の回転を阻止し、その結果樹脂製容器の振動を完
全に阻止することができ、流体の波立ちによる液
体洩れを確実に防止することができる利点を有す
る。
ートならびにクランププレートのそれぞれに円筒
状樹脂製容器の外周に相互し弾性変形可能な円弧
状わん曲部略水平面内に位置するように形成した
ので、樹脂製容器の全周をこの弾性力をもつた2
つの円弧状わん曲部によりその両側より押えつけ
ようにて確実に保持することができ、樹脂製容器
の振動による波立ち現象や、さらにはそれに伴う
流体洩れを確実に防止することができます。また
本考案の取付装置は、各円弧状わん曲部に対し係
合穴を樹脂製容器の円周方向に適当間隔おいて複
数個形成し、この係合穴に係止されかつこの係合
穴を貫通して外方へ突出する係合突起を前記樹脂
製容器に形成した構成であるため、樹脂製容器は
その外周複数個所において係合穴に支持されるこ
とになり、樹脂製容器が径方向に伸縮して円弧状
わん曲部の弾性保持力が低下しても係合突起が係
合穴より離脱しない限り樹脂製容器の姿勢の変化
はなく、このような径が大きくかつ伸縮性の大き
な樹脂製容器を巾狭の支持プレートでもつて確実
に保持することができ、しかも係合突起と係合穴
とを嵌め合せることで複数の係合穴の作用で容器
の回転を阻止し、その結果樹脂製容器の振動を完
全に阻止することができ、流体の波立ちによる液
体洩れを確実に防止することができる利点を有す
る。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
装置の正面図、第2図は第1図の−線矢視断
面図、第3図は本考案の取付装置を用いて容器を
エンジンルーム内に取付けた状態を示す図であ
る。 10……容器、11……係合突起、12…支持
プレート、14……クランププレート、12a,
14a……円弧状わん曲部、12b……取付部、
15……ねじ止め手段、18……係合穴。
装置の正面図、第2図は第1図の−線矢視断
面図、第3図は本考案の取付装置を用いて容器を
エンジンルーム内に取付けた状態を示す図であ
る。 10……容器、11……係合突起、12…支持
プレート、14……クランププレート、12a,
14a……円弧状わん曲部、12b……取付部、
15……ねじ止め手段、18……係合穴。
Claims (1)
- 直径が大でかつ軸方向長さの短い樹脂製容器の
円筒状外周面を支持する取付装置であつて、この
取付装置は、両端に固定部への取付部を有する支
持プレートと、この支持プレートに対して一端を
一体的に固着され他端を切離し可能にねじ止めさ
れたクランププレートよりなりこの支持プレート
ならびにクランププレートの、それぞれに、円筒
状の樹脂製容器の外周に相合し弾性変形可能な円
弧状わん曲部を略水平面内に位置するように形成
し、この各円弧状わん曲部に対し係合穴を前記樹
脂製容器の円周方向において適当間隔おいて複数
個形成し、この係合穴に係止されかつこの係合穴
を貫通して外方へ突出する係合突起を前記樹脂製
容器の外周に形成したことを特徴とする合成樹脂
製容器の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980076194U JPS6347536Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980076194U JPS6347536Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57425U JPS57425U (ja) | 1982-01-05 |
JPS6347536Y2 true JPS6347536Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=29438846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980076194U Expired JPS6347536Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347536Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504116Y2 (ja) * | 1971-04-30 | 1975-02-02 | ||
JPS544782Y2 (ja) * | 1975-12-25 | 1979-02-28 |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP1980076194U patent/JPS6347536Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57425U (ja) | 1982-01-05 |
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