JP6002544B2 - 長尺体繋ぎ装置および長尺体繋ぎ方法 - Google Patents

長尺体繋ぎ装置および長尺体繋ぎ方法 Download PDF

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本発明は、長尺体繋ぎ装置および長尺体繋ぎ方法に関する。
従来、旧ウェブの終端と新ウェブの先端とを突き合わせ、この付き合わせた両端にわたって接合テープを貼付する突き合わせ継ぎ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この突き合わせ継ぎ装置は、旧ウェブ側ウェブ保持具および新ウェブ側ウェブ保持具と、両ウェブ保持具の間隙を進退する切断具と、接合テープを保持するテープ保持具とを備えている。旧ウェブと新ウェブとを継ぐ際には、重ね合わせた両ウェブを切断した後、新旧ウェブの不要部を除去し、旧ウェブの終端縁および新ウェブの先端縁に接合テープを貼付する。
特開平10−305950号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の突き合わせ継ぎ装置では、両ウェブ保持具の前方保持部と後方保持部との間隙に切断具を進退させて新旧ウェブを切断するため、ウェブ保持具の吸引面が存在しない当該間隙内に新旧ウェブの端縁が垂れてしまう。
垂れた側とは反対側から粘着シートを貼付する場合、この垂れた箇所には接合シートが貼付されないため、接合面積が減ってしまい、継いだウェブを繰り出している途中で新旧ウェブが分離してしまうという不都合がある。
また、垂れた側から接合シートを貼付する場合、新旧ウェブの端縁が折り返された状態で接合シートが貼付されてしまい、例えば、新旧ウェブが帯状の剥離シートに帯状の接着シートが仮着されたものの場合、新ウェブ(あるいは旧ウエブ)の接着シートおよび剥離シートの両方にわたって接合シートが貼付されてしまい、接着シートから剥離シートを剥離できないという不都合を招来する。
本発明の目的は、長尺体の端縁の垂れを回避し、繋ぎ合わせた長尺体が分離することを防止することができる長尺体繋ぎ装置および長尺体繋ぎ方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、接着シートから剥離シートを剥離できないという不都合が生じることがない長尺体繋ぎ装置および長尺体繋ぎ方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の長尺体繋ぎ装置は、帯状の新長尺体および帯状の旧長尺体それぞれの延出方向を一致させた状態で、これら新長尺体と旧長尺体とを突き合わせて接続する長尺体繋ぎ装置において、前記新長尺体を引き出す引出手段と、前記新長尺体と前記旧長尺体とを重ね合わせて挟持することで、新長尺体および旧長尺体に重複領域を形成する挟持手段と、前記重複領域で新長尺体および旧長尺体を切断することで、前記新長尺体に先端縁を形成するとともに、前記旧長尺体に終端縁を形成する切断手段と、前記終端縁と先端縁とに跨る領域に繋ぎシートを貼付する貼付手段とを備え、一対の案内部材を有し、当該一対の案内部材を互いに前記延出方向に接近移動させて前記終端縁および前記先端縁の垂れを起こす垂れ起こし手段をさらに備えている、という構成を採用している。
一方、本発明の長尺体繋ぎ方法は、帯状の新長尺体および帯状の旧長尺体それぞれの延出方向を一致させた状態で、これら新長尺体と旧長尺体とを突き合わせて接続する長尺体繋ぎ方法において、前記新長尺体を引き出す工程と、前記新長尺体と前記旧長尺体とを重ね合わせて挟持することで、新長尺体および旧長尺体に重複領域を形成する工程と、前記重複領域で新長尺体および旧長尺体を切断することで、前記新長尺体に先端縁を形成するとともに、前記旧長尺体に終端縁を形成する工程と、一対の案内部材を互いに前記延出方向に接近移動させて前記終端縁および前記先端縁の垂れを起こす工程と、前記垂れを起こした前記終端縁および前記先端縁に繋ぎシートを貼付する工程とを備えている、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、新長尺体の先端縁および旧長尺体の終端縁の垂れを起し、当該先端縁および終端縁に繋ぎシートを貼付するため、新長尺体の先端縁および旧長尺体の終端縁の垂れを回避し、繋ぎ合わせた長尺体が分離することを防止することができる。
さらに、新旧長尺体が帯状の剥離シートに帯状の接着シートが仮着されたものの場合でも、新旧長尺体の端縁が折り返された状態で繋ぎシートが貼付されることがないので、接着シートから剥離シートを剥離できないという不都合が生じることもない。
この際、垂れ起こし手段を構成する一対の案内部材を離間接近させるだけの構成でシートを切断する切断手段が通過する溝を形成する状態と垂れを起こす状態とを切り替えることができる。
本発明の一実施形態に係る長尺体繋ぎ装置の正面図。 (A)、(B)は、長尺体繋ぎ装置の動作説明図。 (C)、(D)は、長尺体繋ぎ装置の動作説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本明細書において、基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、前、後といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥方向とする。
また、本明細書および特許請求の範囲において、「旧長尺体」および「新長尺体」は、2本の長尺体を接続するにあたって、相対的に先に繰り出して利用される方を「旧長尺体」、後に繰り出して利用される方を「新長尺体」とする。また、新長尺体を繰り出して当該新長尺体の終端縁に次の長尺体を接続する場合、当該新長尺体が旧長尺体となり、次の長尺体が新長尺体となる。
図1において、長尺体繋ぎ装置1は、帯状の新長尺体RS1および帯状の旧長尺体RS2それぞれの延出方向(左右方向)を一致させた状態で、これら新長尺体RS1と旧長尺体RS2とを突き合わせて接続する長尺体繋ぎ装置において、新長尺体RS1および旧長尺体RS2を支持する支持手段2と、新長尺体RS1を引き出す引出手段3と、新長尺体RS1および旧長尺体RS2を重ね合わせて挟持することで、新長尺体RS1および旧長尺体RS2に重複領域WA(図2(A)参照)を形成する挟持手段4と、重複領域WAで新長尺体RS1および旧長尺体RS2を切断することで、新長尺体RS1に先端縁RS11(図2(B)参照)を形成するとともに、旧長尺体RS2に終端縁RS22(図2(B)参照)を形成する切断手段5と、先端縁RS11および終端縁RS22の垂れを起こす垂れ起こし手段6と、先端縁RS11と終端縁RS22とに跨る領域に繋ぎシートCSを貼付する貼付手段7と、を備えている。
ここで、新旧長尺体RS1、RS2は、帯状の基材シートBS1、BS2の一方の面に接着剤層AD1、AD2を有する第1および第2接着シートAS1、AS2が当該接着剤層AD1、AD2を介して帯状の剥離シートRL1、RL2の一方の面に仮着された構成を有し、巻芯RT1、RT2に巻回されている。
なお、この長尺体繋ぎ装置1で繋がれた新旧長尺体RS1、RS2は、例えば、第1および第2接着シートAS1、AS2に所定形状の切り込みを形成し、当該切り込みの内側を貼付用シートとして図示しない被貼付体に貼付する所謂シート貼付装置や、第1および第2接着シートAS1、AS2を所定の長さで別の巻芯に巻き替える所謂巻替装置等の他の装置10に繰り出される。
支持手段2は、巻芯RT1、RT2を介してそれぞれ新旧長尺体RS1、RS2を繰り出し可能に支持する第1および第2支持ローラ21、22を備えている。
引出手段3は、駆動機器としての第1および第2リニアモータ31A、31Bの各スライダ32A、32Bに支持され、それぞれ一対の把持爪34A、34Bを接離可能に設けられた駆動機器としての第1および第2チャックシリンダ33A、33Bを備えている。
挟持手段4は、上下一対の駆動機器としての直動モータ41、42それぞれの出力軸41A、42Aに支持されたガイドローラ41B、42Bと、上下一対の駆動機器としての直動モータ43、44それぞれの出力軸43A、44Aに支持され、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等などの減圧手段に接続された吸着プレート43B、44Bと、上下一対の駆動機器としての直動モータ45、46それぞれの出力軸45A、46Aに支持され、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等などの減圧手段に接続された吸着プレート45B、46Bとを備えている。
切断手段5は、駆動機器としての直動モータ51の出力軸51Aに支持された正面視下向きU字型のブラケット52と、ブラケット52に支持された駆動機器としての回動モータ53の出力軸53Aに支持された四角柱形状の第1回動体54と、この第1回動体54の第1面54Aに支持された駆動機器としてのリニアモータ55のスライダ55Aに支持された切断刃57とを備えている。
垂れ起こし手段6は、駆動機器としての直動モータ61の出力軸61Aに支持され、正面視上向きU字型のブラケット62と、ブラケット62に支持された駆動機器としての回動モータ63の出力軸63Aに支持された四角柱形状の第2回動体64と、この第2回動体64の第1面64Aに支持された駆動機器としてのリニアモータ65の一対のスライダ65Aにそれぞれ設けられた一対の案内部材67とを備えている。一対の案内部材67は離間した状態でそれらの間に案内溝CLを形成する。
貼付手段7は、第1および第2回動体54、64の第2面54B、64Bに支持された図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等などの減圧手段に接続された第1および第2保持プレート71A、71Bを備えている。
以上の長尺体繋ぎ装置1において、新長尺体RS1を旧長尺体RS2に繋ぎ合わせる手順としては、まず、他の装置10によって支持手段2の第2支持ローラ22から旧長尺体RS2を繰り出している間に、オペレータまたは図示しない原反先端供給手段等が新長尺体RS1を支持手段2の第1支持ローラ21に取り付け、当該新長尺体RS1の先端を引き出し、左端に位置する第1チャックシリンダ33Aの第1把持爪34A間に位置させると、引出手段3が第1チャックシリンダ33Aを駆動し、図1中実線で示すように、当該第1把持爪34Aで新長尺体RS1の先端を把持する。次いで、引出手段3が第1リニアモータ31Aを駆動し、図1中二点鎖線で示すように、第1チャックシリンダ33Aを右方向に移動させることで、新長尺体RS1を引き出す。また、オペレータ又は図示しない繋ぎシート供給手段等が繋ぎシートCSを第1および第2保持プレート71A、71Bに供給すると、貼付手段7が図示しない減圧手段を駆動し、第1および第2保持プレート71A、71Bに繋ぎシートCSをそれぞれ吸着保持する。
その後、旧長尺体RS2を繰り出す間に、旧長尺体RS2の減少又は旧長尺体RS2の最終端が図示しないセンサ等の検知手段で検知されると、他の装置10による旧長尺体RS2の繰り出しを停止する。次いで、挟持手段4が直動モータ41、42、43、44、45、46および図示しない減圧手段を駆動し、図2(A)に示すように、ガイドローラ41B、42B、吸着プレート43B、44B、45B、46Bを接近させ、新旧長尺体RS1、RS2を吸着保持しながら挟持することで、新旧長尺体RS1、RS2が重ね合わされ、重複領域WAが形成される。
次に、切断手段5が直動モータ51を駆動し、図2(A)中二点鎖線で示すように、切断刃57を下降させ、切断刃57を重ね合わせた新旧長尺体RS1、RS2の後方に位置させるとともに、垂れ起こし手段6が直動モータ61を駆動し、一対の案内部材67を上昇させ、案内溝CLを形成している一対の案内部材67を旧長尺体RS2の下面に接触させる。その後、切断手段5がリニアモータ55を駆動し、切断刃57を案内溝CLに沿って前方に移動させることで、新旧長尺体RS1、RS2を切断し、新長尺体RS1における切断位置よりも左側に先端縁RS11を形成するとともに、旧長尺体RS2における切断位置よりも右側に終端縁RS22を形成する。なお、新旧長尺体RS1、RS2を切断するときに、案内部材67の上面で旧長尺体RS2の下面を吸着保持したり、案内部材67の上面と図示しない押え部材で新旧長尺体RS1、RS2を挟み込むように構成したりしてもよい。
その後、切断手段5が各モータ55、51を駆動し、切断刃57を後方へ移動させつつ上昇させる。ここで、新旧長尺体RS1、RS2における切断位置左右両側は、図2(B)に示すように、切断刃57の切断動作によって下方に垂れた状態となっている。
そこで、垂れ起こし手段6がリニアモータ65を駆動し、図3(C)に示すように、案内部材67を接近させることで、新長尺体RS1の先端縁RS11および旧長尺体RS2の終端縁RS22の垂れを起こす。その後、切断手段5が回動モータ53を駆動し、第1回動体54を回動させ、繋ぎシートCSを新長尺体RS1上面に対向させる。さらに、挟持手段4が直動モータ45を駆動し、吸着プレート45Bを上昇させることで、新長尺体RS1における切断位置よりも右側の部分を取り去る。そして、切断手段5が直動モータ51を駆動し、図3(C)に二点鎖線で示すように、第1保持プレート71Aを下降させ、先端縁RS11および終端縁RS22の上面に繋ぎシートCSを貼付する。
次いで、垂れ起こし手段6が直動モータ61および回動モータ63を駆動し、図3(D)に示すように、一対の案内部材67を下降させた後、第2回動体64を回動させ、繋ぎシートCSを旧長尺体RS2の下面に対向させる。さらに、挟持手段4が直動モータ42、44を駆動し、ガイドローラ42Bおよび吸着プレート44Bを下降させることで、旧長尺体RS2における切断位置よりも左側の部分を取り去る。そして、垂れ起こし手段6が直動モータ61を駆動し、図3(D)に二点鎖線で示すように、第2保持プレート71Bを上昇させて先端縁RS11および終端縁RS22の下面に繋ぎシートCSを貼付する。
その後、貼付手段7が図示しない減圧手段の駆動を停止し、第1および第2保持プレート71A、71Bによる繋ぎシートCSの吸着保持を解除し、切断手段5および垂れ起こし手段6が直動モータ51、61を駆動し、繋ぎシートCSから第1および第2保持プレート71A、71Bを離間させる。
次いで、切断手段5が回動モータ53を駆動し、切断刃57を図1の実線で示す状態に戻し、垂れ起こし手段6が回動モータ63およびリニアモータ65を駆動し、一対の案内部材67を図1の実線で示す状態に戻す。また、挟持手段4が図示しない減圧手段の駆動を停止し、吸着プレート43B、46Bの吸着保持を解除し、直動モータ41、43、46を駆動し、ガイドローラ41Bおよび吸着プレート43B、46Bを新旧長尺体RS1、RS2から離間させる。この状態で、他の装置10を駆動することにより、旧長尺体RS2に連続して新長尺体RS1が繰り出され、新長尺体RS1が旧長尺体RS2となって第1支持ローラ21から繰り出されることになる。
また、挟持手段4が図示しない減圧手段の駆動を停止し、吸着プレート44B、45Bによる吸着保持を解除し、引出手段3が第1チャックシリンダ33Aを駆動し、新長尺体RS1における切断位置よりも右側の部分の把持を解除した後、オペレータや図示しない駆動機器等がそれを取り外すともに、巻芯RT2を第2支持ローラ22から取り外し、図示しない巻芯に巻回された次の長尺体を新長尺体RS1として第2支持ローラ22に取り付ける。
次いで、引出手段3が第2リニアモータ31Bを駆動し、第2チャックシリンダ33Bを左端に移動させた後、オペレータまたは図示しない原反先端供給手段等が新長尺体RS1の先端を引き出し、第2チャックシリンダ33Bの第2把持爪34B間に位置させると、引出手段3が第2チャックシリンダ33Bを駆動し、当該第2把持爪34Bで新長尺体RS1の先端を把持する。次いで、引出手段3が第2リニアモータ31Bを駆動し、第2チャックシリンダ33Bを右方向に移動させることで、新長尺体RS1を引き出す。その後、旧長尺体RS2の残量が少なくなったことが図示しない検知手段で検知されると、上記同様の処理により旧長尺体RS2の終端に新長尺体RS1を繋ぎ合わせる。
以上のような実施形態によれば、次のような効果がある。
新長尺体RS1の先端縁RS11および旧長尺体RS2の終端縁RS22の垂れを起し、当該先端縁RS11および終端縁RS22に繋ぎシートCSを貼付するため、新長尺体RS1の先端縁RS11および旧長尺体RS2の終端縁RS22の垂れを回避し、繋ぎ合わせた新旧長尺体RS1、RS2が分離することを防止できる。
さらに、新旧長尺体RS1、RS2が第1および第2帯状の剥離シートRL1、RL2に帯状の第1および第2接着シートAS1、AS2が仮着された新旧長尺体RS1、RS2が仮着されたものの場合でも、新旧長尺体RS1、RS2の端縁が折り返された状態で繋ぎシートCSが貼付されることがないので、第1および第2接着シートAS1、AS2から剥離シートRL1、RL2を剥離できないという不都合が生じることもない。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、繋ぎ合わせる対象の新旧長尺体としては、帯状の基材シートBS1、BS2の一方の面に接着剤層AD1、AD2を有する第1および第2接着シートAS1、AS2のみであってもよいし、帯状の剥離シートRLの一方の面に所定形状に切断された接着シートASが仮着されたものであってもよいし、その他、紙、布、鋼板、ベルト、樹脂、木板などであってもよい。
さらに、新長尺体と旧長尺体とは、材質、形状、構成、組成的に同じものでも異なるものでもよい。
また、先端縁RS11および終端縁RS22の下面または上面に繋ぎシートCSを貼付しなくてもよい。
さらに、一対の案内部材67を接近させずに、出力軸61Aを回転軸として一対の案内部材67を回転させることによって垂れを起こしてもよい。
また、他の装置10は、塗工装置、印刷装置等、長尺体の次工程の加工に合わせた加工装置が適宜選択できる。
さらに、先端縁RS11および終端縁RS22の上面に繋ぎシートCSを貼付してから、垂れ起こし手段6で、新長尺体RS1の先端縁RS11および旧長尺体RS2の終端縁RS22の垂れを起こすように構成してもよい。
また、本発明における第1および第2接着シートAS1、AS2の種別や材質などは、特に限定されず、例えば、基材シートと接着剤層との間に設けられる中間層を有するものや、他の層を有する等3層以上のものでもよい。また、本発明におけるシートは、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状のシート等であってもよい。
さらに、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
1…長尺体繋ぎ装置
3…引出手段
4…挟持手段
5…切断手段
6…垂れ起こし手段
7…貼付手段
57…切断刃
67…案内部材
RS1…新長尺体
RS2…旧長尺体
RS11…先端縁
RS22…後端縁
CS…繋ぎシート
WA…重複領域

Claims (2)

  1. 帯状の新長尺体および帯状の旧長尺体それぞれの延出方向を一致させた状態で、これら新長尺体と旧長尺体とを突き合わせて接続する長尺体繋ぎ装置において、
    前記新長尺体を引き出す引出手段と、
    前記新長尺体と前記旧長尺体とを重ね合わせて挟持することで、新長尺体および旧長尺体に重複領域を形成する挟持手段と、
    前記重複領域で新長尺体および旧長尺体を切断することで、前記新長尺体に先端縁を形成するとともに、前記旧長尺体に終端縁を形成する切断手段と、
    前記終端縁と先端縁とに跨る領域に繋ぎシートを貼付する貼付手段とを備え、
    一対の案内部材を有し、当該一対の案内部材を互いに前記延出方向に接近移動させて前記終端縁および前記先端縁の垂れを起こす垂れ起こし手段をさらに備えていることを特徴とする長尺体繋ぎ装置。
  2. 帯状の新長尺体および帯状の旧長尺体それぞれの延出方向を一致させた状態で、これら新長尺体と旧長尺体とを突き合わせて接続する長尺体繋ぎ方法において、
    前記新長尺体を引き出す工程と、
    前記新長尺体と前記旧長尺体とを重ね合わせて挟持することで、新長尺体および旧長尺体に重複領域を形成する工程と、
    前記重複領域で新長尺体および旧長尺体を切断することで、前記新長尺体に先端縁を形成するとともに、前記旧長尺体に終端縁を形成する工程と、
    一対の案内部材を互いに前記延出方向に接近移動させて前記終端縁および前記先端縁の垂れを起こす工程と、
    前記垂れを起こした前記終端縁および前記先端縁に繋ぎシートを貼付する工程とを備えていることを特徴とする長尺体繋ぎ方法。
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