JP3212700U - シート貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原反の繰出途中に接続テープが外れたり、原反を接続する作業効率が低下したりすることを防止できるシート貼付装置を提供すること。【解決手段】シート貼付装置10は、帯状の剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを複数支持する原反支持機構20と、支持された原反RSを繰り出し、当該原反RSの接着シートASを剥離シートRLから剥離して被着体WKに貼付する貼付機構30と、先行する原反RS1の繰出方向後端部RA1と、原反RS1の後に繰り出される他の原反RS2の繰出方向先端部RA2とを接続テープCTで接続する接続機構40とを備え、接続機構40は、接続テープCT、原反RS1の繰出方向後端部RA1、および原反RS2の繰出方向先端部RA2を支持面41Aで支持する支持台41を備え、支持面41Aは、原反RSの繰出方向に直交する幅方向の一端が他端よりも上方に位置する傾斜面で構成されている。【選択図】図1
Description
本考案は、シート貼付装置に関する。
従来、先行する原反の繰出方向後端部と、後に繰り出される他の原反の繰出方向先端部とを接続テープで接続可能なシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたような従来のシート貼付装置では、シート貼付装置の使用者(以下、単に「使用者」という)が、先行する原反積層体(原反)の剥離シートに貼付した接着テープ(接続テープ)と、後に繰り出される他の原反とを保持しながら、当該他の原反に接続テープを貼付する必要がある。そのため、接続テープを誤った位置に貼付したり、接続テープの貼付が不十分だったりして、原反の繰出途中に接続テープが外れたり、接続テープの貼付に時間が掛かって原反を接続する作業効率が低下するといった不都合がある。
本考案の目的は、原反の繰出途中に接続テープが外れたり、原反を接続する作業効率が低下したりすることを防止することができるシート貼付装置を提供することにある。
本考案は、請求項に記載した構成を採用した。
本考案によれば、接続テープ、先行する原反の繰出方向後端部、および他の原反の繰出方向先端部を傾斜面で構成された支持面で支持するため、接続テープを確実に貼付することができ、原反の繰出途中に接続テープが外れたり、原反を接続する作業効率が低下したりすることを防止することができる。
また、保持機構を設ければ、接続テープを保持することができるので、接続テープを貼付する際に当該接続テープが位置ずれすることを防止することができる。
さらに、接続テープ支持機構を設ければ、使用者が接続テープを支持する必要がなくなり、作業効率が低下することをより防止することができる。
また、切断機構を設ければ、接続テープを原反の幅方向の大きさに合わせて切断することができ、汎用性を高めることができる。
さらに、接続テープ支持機構を設ければ、使用者が接続テープを支持する必要がなくなり、作業効率が低下することをより防止することができる。
また、切断機構を設ければ、接続テープを原反の幅方向の大きさに合わせて切断することができ、汎用性を高めることができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「奥」がその逆方向とする。
また、本明細書および特許請求の範囲において、「先行する原反」および「他の原反」とは、2本の原反を接続するにあたって、相対的に先に繰り出す方を「先行する原反」、後に繰り出す方を「他の原反」とする。従って、他の原反を繰り出して当該他の原反の終端縁に次の原反を接続する場合、当該他の原反が先行する原反となり、次の原反が他の原反となる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「奥」がその逆方向とする。
また、本明細書および特許請求の範囲において、「先行する原反」および「他の原反」とは、2本の原反を接続するにあたって、相対的に先に繰り出す方を「先行する原反」、後に繰り出す方を「他の原反」とする。従って、他の原反を繰り出して当該他の原反の終端縁に次の原反を接続する場合、当該他の原反が先行する原反となり、次の原反が他の原反となる。
図1において、シート貼付装置10は、帯状の剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを複数支持する原反支持機構20と、支持された原反RSを繰り出し、当該原反RSの接着シートASを剥離シートRLから剥離して被着体WKに貼付する貼付機構30と、先行する原反RS1(以下、単に「原反RS1」という場合がある)の繰出方向後端部(以下、単に「後端部」という)RA1と、原反RS1の後に繰り出される他の原反RS2(以下、単に「原反RS2」という場合がある)の繰出方向先端部(以下、単に「先端部」という)RA2とを接続テープCTで接続する接続機構40とを備え、被着体WKを搬送するベルトコンベアやロボット等の搬送機構50の上方に配置されている。なお、原反RSは、剥離シートRLが接着シートAS間の位置を折り曲げ位置としてジグザグに折り畳まれ、左右方向に積層された状態で梱包箱PBに収容されている。梱包箱PBには、先端部RA2を繰り出し可能な開口が設けられている。
原反支持機構20は、複数の梱包箱PBを支持する原反支持台21を備えている。
貼付機構30は、駆動機器としての回動モータ31Aによって駆動され、ピンチローラ32とで原反RSを挟み込む駆動ローラ31と、原反RSを案内するガイドローラ33と、剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離部材としての剥離板34と、駆動機器としての回動モータ35Aによって駆動され、ピンチローラ36とで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ35と、剥離シートRLを回収する回収ローラ37と、駆動機器としての直動モータ38の出力軸38Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧機構によって保持面39Aで接着シートASを吸着保持可能な押圧部材としての保持プレート39とを備えている。
接続機構40は、接続テープCT、原反RS1の後端部RA1、および原反RS2の先端部RA2を支持面41Aで支持する支持台41と、支持面41Aで接続テープCTを保持する保持機構42と、接続テープCTを原反RSの繰出方向に直行する幅方向に引出可能に支持する接続テープ支持機構としての支持ローラ43と、接続テープCTを切断する切断機構44とを備え、原反支持機構20の上方に配置されている。
支持台41は、支持面41Aと、支持面41Aに原反RSの繰出方向に沿って設けられた溝41Bとを備えている。支持面41Aは、原反RSの繰出方向に直交する幅方向の一端としての奥側端部が他端としての前側端部よりも上方に位置する傾斜面で構成されている。
保持機構42は、支持台41における支持面41Aの反対側の面に支持されたチャンバ42Aと、配管42Bを介してチャンバ42Aに接続された減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧機構42Cと、支持台41を貫通し、チャンバ42Aに連通する吸引孔42Dとを備えている。
切断機構44は、原反RSの繰出方向に移動可能に支持軸44Aに支持された軸受44Bと、軸受44Bに支持され、先端が溝41B内に位置する切断刃44Cと、軸受44Bに設けられた取っ手44Dとを備えている。
支持台41は、支持面41Aと、支持面41Aに原反RSの繰出方向に沿って設けられた溝41Bとを備えている。支持面41Aは、原反RSの繰出方向に直交する幅方向の一端としての奥側端部が他端としての前側端部よりも上方に位置する傾斜面で構成されている。
保持機構42は、支持台41における支持面41Aの反対側の面に支持されたチャンバ42Aと、配管42Bを介してチャンバ42Aに接続された減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧機構42Cと、支持台41を貫通し、チャンバ42Aに連通する吸引孔42Dとを備えている。
切断機構44は、原反RSの繰出方向に移動可能に支持軸44Aに支持された軸受44Bと、軸受44Bに支持され、先端が溝41B内に位置する切断刃44Cと、軸受44Bに設けられた取っ手44Dとを備えている。
以上のシート貼付装置10において、被着体WKに接着シートASを貼付する手順について説明する。
先ず、各部材が図1中実線で示す初期位置に待機しているシート貼付装置10に対し、使用者が原反RSを同図に示すようにセットし、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない入力機構を介して運転開始の信号を入力する。すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aを駆動し、原反RS1を繰り出す。その後、先頭の接着シートASが剥離板34上の所定位置に到達したことをカメラや投影機等の撮像機構や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の図示しない検知機構が検知すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aの駆動を停止し、シート貼付装置10がスタンバイ状態となる。そして、搬送機構50がベルトコンベアを駆動し、被着体WKを保持プレート39の下方に搬送して停止させる。次に、貼付機構30が回動モータ31A、35Aおよび図示しない減圧機構を駆動し、原反RS1を所定量繰り出すことにより、接着シートASを剥離板34で剥離シートRLから剥離し、当該接着シートASを保持面39Aで保持する。保持面39Aでの保持が完了し、次の接着シートASが剥離板34上の所定位置に到達したことを図示しない検知機構が検知すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aの駆動を停止する。次いで、貼付機構30が直動モータ38を駆動し、保持プレート39を図1中実線で示す初期位置から同図中二点鎖線で示す位置に下降させ、保持プレート39で接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する。次に、貼付機構30が図示しない減圧機構の駆動を停止した後、直動モータ38を駆動し、保持プレート39を初期位置に復帰させる。そして、搬送機構50がベルトコンベアを駆動し、被着体WKを次工程の装置等に搬送する。
先ず、各部材が図1中実線で示す初期位置に待機しているシート貼付装置10に対し、使用者が原反RSを同図に示すようにセットし、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない入力機構を介して運転開始の信号を入力する。すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aを駆動し、原反RS1を繰り出す。その後、先頭の接着シートASが剥離板34上の所定位置に到達したことをカメラや投影機等の撮像機構や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の図示しない検知機構が検知すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aの駆動を停止し、シート貼付装置10がスタンバイ状態となる。そして、搬送機構50がベルトコンベアを駆動し、被着体WKを保持プレート39の下方に搬送して停止させる。次に、貼付機構30が回動モータ31A、35Aおよび図示しない減圧機構を駆動し、原反RS1を所定量繰り出すことにより、接着シートASを剥離板34で剥離シートRLから剥離し、当該接着シートASを保持面39Aで保持する。保持面39Aでの保持が完了し、次の接着シートASが剥離板34上の所定位置に到達したことを図示しない検知機構が検知すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aの駆動を停止する。次いで、貼付機構30が直動モータ38を駆動し、保持プレート39を図1中実線で示す初期位置から同図中二点鎖線で示す位置に下降させ、保持プレート39で接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する。次に、貼付機構30が図示しない減圧機構の駆動を停止した後、直動モータ38を駆動し、保持プレート39を初期位置に復帰させる。そして、搬送機構50がベルトコンベアを駆動し、被着体WKを次工程の装置等に搬送する。
その後、上記同様の動作が繰り返され、原反RS1が残り少なくなったことがカメラや投影機等の撮像機構や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の図示しない検知機構で検知されると、図示しないランプやブザー等の報知機構が使用者に知らせるとともに、スタンバイ状態で停止する。その後、使用者が接続テープCTを支持面41A上の所定の位置まで引き出した後、接続機構40が減圧機構42Cを駆動し、接続テープCTを支持面41Aで吸着保持する。そして、使用者が、図2(A)、(B)に示すように、原反RS1の後端部RA1と、原反RS2の先端部RA2とを支持面41A上で当接させ、後端部RA1と先端部RA2とを接続テープCTに貼付することにより、後端部RA1と先端部RA2とを接続テープCTで接続する。この際、支持面41Aは、原反RSの幅方向の一端が他端よりも上方に位置する傾斜面で構成されているので、接続テープCT、後端部RA1および先端部RA2の視認性を高めることができ、後端部RA1と先端部RA2とを接続テープCTの誤った位置に貼付することや、接続テープCTの貼付が不十分になることを防止するとともに、接続テープCTを容易に貼付することができる。その後、使用者が取っ手44Dを把持して切断刃44Cを左右方向に移動させ、接続テープCTを切断すると、接続機構40が減圧機構42Cの駆動を停止する。すると、接続テープCTで接続された原反RS1および原反RS2が傾斜面を滑り、梱包箱PB上に落下する。
そして、使用者または、ベルトコンベアや駆動機器等の図示しない回収手段が左側の梱包箱PBを回収するとともに、右側の梱包箱PBを左側に移動した後、新たな梱包箱PBを原反支持台21上の右側の位置に載置する。その後、使用者が図示しない入力機構を介して運転開始の信号を入力すると、貼付機構30が回動モータ31A、35Aを駆動し、原反RS1を繰り出し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、接続テープCT、先行する原反RS1の繰出方向後端部RA1、および他の原反RS2の繰出方向先端部RA2を傾斜面で構成された支持面41Aで支持するため、接続テープCTを確実に貼付することができ、原反RSの繰出途中に接続テープCTが外れたり、原反RSを接続する作業効率が低下したりすることを防止することができる。
以上のように、本考案を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本考案に含まれる。
例えば、原反支持機構20は、図3(A)に示すように、梱包箱PBに上下方向に積層して収容された原反RSや、後端部RA1が梱包箱PBから出された状態で収容された原反RSを支持してもよい。また、原反支持機構20は、図3(B)に示すように、巻き回された原反RSを支持ローラ23で支持してもよく、この場合、原反RS1を切断して後端部RA1を形成し、当該後端部RA1と原反RS2の先端部RA2とを接続テープCTで接続すればよい。
原反支持機構20は、帯状の接着シート基材に閉ループ状の切込が形成されることで、その内側が接着シートASとされ、所定の間隔を隔てて複数の接着シートASが剥離シートRLに仮着された原反を支持してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を支持してもよい。
原反支持機構20は、帯状の接着シート基材に閉ループ状の切込が形成されることで、その内側が接着シートASとされ、所定の間隔を隔てて複数の接着シートASが剥離シートRLに仮着された原反を支持してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を支持してもよい。
貼付機構30は、回動モータ31Aおよび駆動ローラ31が備わっていなくてもよい。
接続機構40は、支持面41Aの傾斜角度を変更可能に構成されてもよいし、後端部RA1および先端部RA2の剥離シートRLの一方の面に接続テープCTを接続するものであってもよいし、原反RSを支持面41Aで保持する原反保持機構を備えていてもよいし、後端部RA1および先端部RA2の少なくとも一方を支持面41Aで支持または保持した後に接続テープCTで接続するものであってもよいし、原反支持機構20よりも前もしくは奥に配置してもよいし、所望の位置に複数配置してもよいし、接続テープ支持機構や保持機構42がなくてもよい。
支持面41Aは、原反RSの繰出方向に直交する幅方向の一端としての前側端部が他端としての奥側端部よりも上方に位置する傾斜面で構成されていてもよい。
接続機構40で原反RS1の後端部RA1と、原反RS2の先端部RA2とを接続するタイミングとしては、原反RS1を全て繰り出しきったときや、原反RS1における接着シートASを全て使いきったときや、原反RS1における接着シートASを所定枚数使い終わったとき等、どのようなタイミングでもよい。
支持面41Aは、原反RSの繰出方向に直交する幅方向の一端としての前側端部が他端としての奥側端部よりも上方に位置する傾斜面で構成されていてもよい。
接続機構40で原反RS1の後端部RA1と、原反RS2の先端部RA2とを接続するタイミングとしては、原反RS1を全て繰り出しきったときや、原反RS1における接着シートASを全て使いきったときや、原反RS1における接着シートASを所定枚数使い終わったとき等、どのようなタイミングでもよい。
また、本考案における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプ等の加熱側等の加熱機構を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。
また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体WKに貼付することができる。
また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体WKに貼付することができる。
本考案における機構および工程は、それら機構および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、原反支持機構は、帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を複数支持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の機構および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧機構や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧機構や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離機構や剥離部材が採用されている場合は、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)機構や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持機構、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断機構や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしたりしてもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧機構や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧機構や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離機構や剥離部材が採用されている場合は、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)機構や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持機構、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断機構や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしたりしてもよい。
10 シート貼付装置
20 原反支持機構
30 貼付機構
40 接続機構
41 支持台
41A 支持面(傾斜面)
42 保持機構
43 支持ローラ(接続テープ支持機構)
44 切断機構
AS 接着シート
CT 接続テープ
RA1 後端部
RA2 先端部
RL 剥離シート
RS 原反
RS1 先行する原反
RS2 他の原反
20 原反支持機構
30 貼付機構
40 接続機構
41 支持台
41A 支持面(傾斜面)
42 保持機構
43 支持ローラ(接続テープ支持機構)
44 切断機構
AS 接着シート
CT 接続テープ
RA1 後端部
RA2 先端部
RL 剥離シート
RS 原反
RS1 先行する原反
RS2 他の原反
Claims (4)
- 帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を複数支持する原反支持機構と、
支持された原反を繰り出し、当該原反の接着シートを前記剥離シートから剥離して被着体に貼付する貼付機構と、
先行する原反の繰出方向後端部と、前記先行する原反の後に繰り出される他の原反の繰出方向先端部とを接続テープで接続する接続機構とを備え、
前記接続機構は、前記接続テープ、前記先行する原反の繰出方向後端部、および前記他の原反の繰出方向先端部を支持面で支持する支持台を備え、前記支持面は、前記原反の繰出方向に直交する幅方向の一端が他端よりも上方に位置する傾斜面で構成されていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記接続機構は、前記支持面で前記接続テープを保持する保持機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
- 前記接続機構は、前記接続テープを前記原反の前記幅方向に引出可能に支持する接続テープ支持機構を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート貼付装置。
- 前記接続機構は、前記接続テープを切断する切断機構を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003216U JP3212700U (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | シート貼付装置 |
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JP2017003216U JP3212700U (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | シート貼付装置 |
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JP3212700U true JP3212700U (ja) | 2017-09-28 |
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JP (1) | JP3212700U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019043634A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | リンテック株式会社 | シート貼付装置および貼付方法 |
-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017003216U patent/JP3212700U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019043634A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | リンテック株式会社 | シート貼付装置および貼付方法 |
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