JP4886598B2 - ウエブの突き合わせ繋ぎ方法及びウエブの突き合わせ繋ぎ装置 - Google Patents

ウエブの突き合わせ繋ぎ方法及びウエブの突き合わせ繋ぎ装置 Download PDF

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Description

本発明は、前後方向に延びる旧ウエブの後端と前後方向に延びる新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着するウエブの突き合わせ繋ぎ方法及びウエブの突き合わせ繋ぎ装置に関するものである。ウエブとは、紙、プラスチツクフイルム又は金属箔等の単層又は複数層をラミネートしたシート状のものを言う。
従来、ウエブの突き合わせ繋ぎ装置には、旧ウエブ通路と新ウエブ通路とを接近させる切断・繋ぎ作業位置において、新旧両ウエブの重ね合わせ箇所を切断する切断装置と、該切断・繋ぎ作業位置において、旧ウエブの後端と新ウエブロールから延びる新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着する接合テープ貼着装置と、旧ウエブ通路から離れた新ウエブ引き受け作業位置から前記切断・繋ぎ作業位置まで旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を進退自在に配置したウエブ保持装置とを備えたものがある(特許文献1)。
特開2004−91067公報
前記ウエブの突き合わせ繋ぎ装置を用いた新ウェブの位置合わせは、新ウエブ引き受け作業位置において、ウエブ保持装置の新ウエブ用保持具により新ウェブを吸引保持し、新ウェブの先端側の一部を折り曲げて、新ウエブ用保持具と旧ウエブ用保持具の間の隙間へ進入させ、次いで、旧ウエブ用保持具を移動し、新ウェブの折り曲げた部分を新ウエブ用保持具と旧ウエブ用保持具によって挟み、固定して新ウェブの位置合わせを終了するようにしている。
ところで、新ウェブの先端側の一部を折り曲げて、新ウエブ用保持具と旧ウエブ用保持具の間の隙間へ進入させる作業は、作業者による手作業で行われているため、次のような問題点がある。
(イ)ウエブ処理装置(例えば、ウエブに塗工して塗工剤を乾燥させる塗工乾燥装置)を連続運転するためには、ウエブ処理装置とウエブの突き合わせ繋ぎ装置の間にウエブ滞留装置を介在させ、ウエブの突き合わせ繋ぎ作業中にウエブの供給が停止していても、ウエブ滞留装置に滞留しているウエブをウエブ処理装置へ供給するようにしている。ところが、作業者による手作業で新ウエブを巻上げた新ウエブロールから新ウエブの先端縁を引き出して新ウエブ用保持具と旧ウエブ用保持具の間の隙間へ進入させには、熟練者であっても多くの時間を必要とするため、ウエブ滞留装置を大型化してウエブ滞留長さを大きくする必要があった。
(ロ)作業者による手作業で新ウエブを巻上げた新ウエブロールから新ウエブの先端縁を引き出すときに新ウエブの両耳端側を把持して行うため、新ウエブの両耳端側と中央寄りとの間で生じるウエブ張力差で新ウエブに縦皺が入り、旧ウエブの後端と縦皺が入った新ウエブの先端とが接合される繋ぎ不良を招くことがある。
本発明は、上記問題を解決するためのに、自動化が図れ、繋ぎ不良を防止できるウエブの突き合わせ繋ぎ方法及びウエブの突き合わせ繋ぎ装置を提供することを目的とする。
自動化が図れ、繋ぎ不良を防止できるようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段は、前後方向に延びる旧ウエブの後端と巻出装置から前後方向に延びる新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着するウエブの突き合わせ繋ぎ方法において、少なくともウエブ幅寸法のある引出し用保持具を前進させて巻出装置が支持している新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって保持し、保持した状態のまま引出し用保持具を引出し位置まで後退させて新ウエブロールから巻き出した新ウエブを、誘導用隙間を開けて隣接する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側へ引き出す第1工程と、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面に跨がる新ウエブの部分を、少なくともウエブ幅寸法のある誘導棒で押圧しつつ前記誘導用隙間へ向かって移動させ、引出し用保持具から分離した新ウエブの先端側を誘導用隙間へ誘導することで、引き出した新ウエブを新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間を通過した状態にする第2工程と、巻出装置から延びる切断前の旧ウエブと旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面側を接近させると共に、接近して誘導用隙間を閉じた状態の旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面を吸引状態にして、旧ウエブ用保持具で旧ウエブを吸引保持すると共に新ウエブ用保持具で新ウエブを吸引保持し、新ウエブの前記方向転換の近辺と旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断する第3工程と、旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁を旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持しつつ、吸引保持されていない両ウエブの不要部分を除去する第4工程と、旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁の一方面側を旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持しつつ他方面側に前記接合テープを貼着する第5工程とからなり、前記第1、2、3、4及び5工程をこの順番で行うことを特徴とするウエブの突き合わせ繋ぎ方法である。
新ウエブロールのウエブ先端縁に対する引出し用保持具の保持と分離とを円滑に行えるようにするために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記第1工程において、前記引出し用保持具の粘着性の有る保持面で新ウエブロールのウエブ先端縁を粘着して保持し、前記第2工程において、前記誘導棒の移動に伴うウエブ張力の増大により前記引出し用保持具の保持面から粘着力に抗して新ウエブの先端を剥離させて分離する請求項1記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法である。
新ウエブの不要な弛みを除去するために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記第2工程において、前記新ウエブ用保持具の保持面を吸引状態とし、前記新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間を通過した新ウエブの部分を、駆動ロールとニップロールで適宜時間だけ挟んで引っ張ることで、新ウエブにおける方向転換する近辺部分の弛みを除去する請求項1又は2記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法である。
新旧両ウエブの接合強度を増大すために請求項4記載の本発明が採用した手段は、前記第5工程の後で、前記両ウエブの他方面側に貼着した接合テープをテープ保持具の吸引面で吸引保持しつつ、更に両ウエブの一方面側に接合テープを貼着する第6工程を行う請求項1、2又は3記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法である。
自動化が図れ、繋ぎ不良を防止できるようにするために請求項5記載の本発明が採用した手段は、複数個のウエブロールを自転可能に支持する複数組のウエブロール支持部を公転可能にした巻出装置と、離反・接近自在な旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を、巻出装置から延びる旧ウエブ通路に対して離れる新ウエブ引き受け作業位置から旧ウエブ通路と巻出装置から延びる新ウエブ通路とが接近する切断・繋ぎ作業位置まで進退自在に配置したウエブ保持装置と、切断・繋ぎ作業位置において、接近した状態の旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具で吸引保持した新旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断する切断装置と、切断・繋ぎ作業位置において、旧ウエブ用保持具で吸引保持した旧ウエブの後端と新ウエブ用保持具で吸引保持した新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着する接合テープ貼着装置とを備えたウエブの突き合わせ繋ぎ装置において、少なくともウエブ幅寸法のある引出し用保持具を、巻出装置から離反した引出し位置から巻出装置に接近して新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって保持する前進位置まで、新ウエブ引き受け作業位置に位置する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具と旧ウエブ通路の間を通過して進退するように配置した新ウエブ引出し装置と、少なくともウエブ幅寸法のある誘導棒を、新ウエブ引き受け作業位置に位置する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具と旧ウエブ通路の間に位置する待機位置から、離反した状態の旧ウエブ用保持具と新ウエブ用保持具の間の誘導用隙間を通過した前進位置まで進退自在に配置した新ウエブ誘導装置と、引出し用保持具を前進位置から引出し位置まで後退させた後に、誘導棒を待機位置から前進位置まで前進させ、その後に、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を新ウエブ引き受け作業位置から切断・繋ぎ作業位置まで前進させると共に旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を接近させる制御装置とを備えたことを特徴とするウエブの突き合わせ繋ぎ装置である。
新ウエブロールのウエブ先端縁に対する引出し用保持具の保持と分離とを円滑に行えるようにするために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記引出し用保持具は、ウエブ先端縁を粘着し、また強制剥離できる粘着性の保持面を有する請求項5記載のウエブの突き合わせ繋ぎ装置である。
新ウエブの不要な弛みを除去するために請求項7記載の本発明が採用した手段は、前記誘導用隙間と前記誘導棒の前進位置の間の位置に、駆動ロールと駆動ロールへ向かって進退自在なニップロールとを配置し、駆動ロールと後退したニップロールとの間を前記誘導棒が通過する新ウエブ引張り装置を備え、前記制御装置は、前記誘導棒が前進位置へ前進した後に、ニップロールを駆動ロールに当接させるようにした請求項5又は6記載のウエブの突き合わせ繋ぎ装置である。
請求項1記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ方法は、第1工程において新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって引出し用保持具で保持しつつ引き出すことで、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側へ新ウエブをウエブ幅領域全域にわたって均一なウエブ張力で引き出すことができ、第2工程において旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面に跨がるウエブ張力の均一な新ウエブの部分を、新ウエブの横断方向へ延びる誘導棒でウエブ幅領域全域にわたって均一に押圧しつつ誘導用隙間へ向かって移動させることで、引出し用保持具から分離した新ウエブの先端側を誘導用隙間へ誘導させて、引き出した新ウエブをウエブ張力の均一な状態で新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間へ進入させることができ、第3工程においてウエブ張力が均一な状態の新ウエブを新ウエブ用保持具で吸引保持すると共に、ウエブ張力が均一な状態の旧ウエブを旧ウエブ用保持具で吸引保持しつつ新ウエブの方向転換の近辺と旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断することができ、第4工程において旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持されていない両ウエブの不要部分を、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持されている旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁のウエブ張力が均一な状態に影響を与えることなく除去することができ、第5工程において旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持されているウエブ張力が均一な状態な旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着することができることから、各工程を自動化して作業時間の短縮が図れると共に繋ぎ不良を防止できる。
請求項2記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ方法は、第1工程において、引出し用保持具の保持面で新ウエブロールのウエブ先端縁を粘着して保持し、第2工程において、誘導棒の移動に伴うウエブ張力の増大により引出し用保持具の保持面から新ウエブの先端を剥離させて分離することができるので、新ウエブロールのウエブ先端縁に対する引出し用保持具の保持と引出し後の新ウエブ先端縁に対する引出し用保持具の分離とを失敗なく円滑に行うことができる。
請求項3記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ方法は、第2工程において、新ウエブ用保持具の保持面を吸引状態としつつ、新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間へ進入した新ウエブの部分を引っ張ることで、新ウエブにおける方向転換する近辺部分の不要な弛みを除去して、新ウエブ用保持具の保持面に新ウエブをウエブ張力が幅方向全域にわたって均一な状態で吸引保持させることができる。
請求項4記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ方法は、新旧両ウエブの突き合わせ箇所の他方面側に第5工程で接合テープを貼着した後に、同突き合わせ箇所の一方面側に第6工程で接合テープを貼着するので、同突き合わせ箇所の両面側に接合テープを貼着して新旧両ウエブの接合強度を増大させることができる。
請求項5記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ装置は、引出し用保持具で新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって保持しつつ引き出すことにより、新ウエブを旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側へウエブ幅領域全域にわたって均一なウエブ張力で引き出すことができ、次に、新ウエブの横断方向へ延びる誘導棒で、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面に跨がる新ウエブの部分をウエブ幅領域全域にわたって均一に押圧しつつ誘導用隙間へ向かって移動させることにより、引出し用保持具から分離した新ウエブの先端側を誘導用隙間へ誘導させて、引き出した新ウエブをウエブ張力の均一な状態で新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間へ進入させることができ、続けて、切断・繋ぎ作業位置へ移動させた新ウエブ用保持具及び旧ウエブ用保持具で吸引保持してウエブ張力が均一な状態の新ウエブ及び旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断装置で切断した後に、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具で吸引保持している旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁のウエブ張力に影響を与えることなく両ウエブの不要部分を除去でき、更に続けて、接合テープ貼着装置で、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持されているウエブ張力が均一な状態な旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁との突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着することができるから、ウエブの突き合わせ繋ぎ作業の自動化が図れると共に繋ぎ不良を防止できる。
請求項6記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ装置は、引出し用保持具の保持面で新ウエブロールのウエブ先端縁を粘着し、また強制剥離できるので、新ウエブロールのウエブ先端縁に対する引出し用保持具の保持と引出し後の新ウエブ先端縁に対する引出し用保持具の分離とを失敗なく円滑に行うことができる。
請求項7記載の本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ装置は、新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間へ進入した新ウエブの部分を駆動ロールとニップロールとで挟んで引っ張ることで、新ウエブにおける方向転換する近辺部分の不要な弛みを除去して、新ウエブ用保持具の保持面に新ウエブをウエブ張力が幅方向全域にわたって均一な状態で吸引保持させることができる。
本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ方法(以下、「本発明方法」と言う。)及び本発明に係るウエブの突き合わせ繋ぎ装置(以下、「本発明装置」と言う。)を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図15は本発明の実施の形態を示すものであり、図1は作業手順を説明する概略図、図2は本発明装置の全体を示すものであって一部切欠いた左側面図、図3は切断・継ぎ装置を拡大して示す左側面図、図4は図2のa−a線における拡大した正面断面図、図5はウエブ保持装置を拡大して示すものであり、(A)は左側面図、(B)はウエブ保持装置の接近した旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側の隣接箇所を拡大して示す左側断面図、図6は本発明方法を開始する前の準備状態を示す左側面図、図7は本発明方法の第1工程の前半を示す左側面図、図8は本発明方法の第1工程の後半を示す左側面図、図9は本発明方法の第2工程の前半を示す左側面図、図10は本発明方法の第2工程の後半を示す左側面図、図11は本発明方法の第3工程を示す左側面図、図12は本発明方法の第3工程において新旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断している状態を拡大して示す左側断面図、図13は本発明方法の第4工程から第5工程へ移行する状態を示す左側面図、図14は本発明方法の第6工程を示す左側面図、図15は本発明方法で繋がれた新旧ウエブを送り出す状態を示す左側面図である。なお、以下の説明において、上、下、左、右、前及び後は、各図に示す通りである。
本実施の形態に係る本発明装置1は、図2に示す如く、前側に配置した巻出装置2及び後側に配置した切断・繋ぎ装置3を備え、両装置2,3を共通ベース4に載置して固定してある。巻出装置2は、ウエブをロール状に巻上げた複数個(本例は2個)のウエブロールR1,R2(図示の場合は、新ウエブロールR1,旧ウエブロールR2)の軸芯を回転中心O1,O2としてウエブロールR1,R2を自転可能に支持する複数組(本例は2組)のウエブロール支持部5,5と、回転中心O3の回りでウエブロールR1,R2を公転させるように、ウエブロール支持部5,5を公転可能に支持する左右のターレット盤6,6と、ターレット盤6,6を回転駆動するターレット駆動装置(図示略)と、左右のターレット盤6,6に取付けた適宜本数のガイドロール7とを備えている。ターレット駆動装置は、新旧のウエブロールR1,R2を入れ換える作業位置から、ターレット盤6,6を回転させて新ウエブロールR1を新旧エウブ繋ぎに適した所定の供給位置Yで停止させるようにしてある。各ウエブロール支持部5は、図示は省略したが、ウエブロールR1(R2)の芯部を着脱自在に保持するチヤツク装置と、巻出し中のウエブロールR1(R2)に制動を加えるブレーキ装置と、新たに装着した新ウエブロールR1を巻出し前に回転制御して新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを引渡し位置C(図6に示す位置)に停止させるサーボモータ等からなる回転装置(図示略)とを備え、該回転装置が後述する新ウエブ引出し装置14に備えられているウエブロール回転制御装置の出力信号を受けて起動・停止するようになっている。引渡し位置Cは、図7に示す如く、後述する引出し用保持具60をウエブ保持のために前進させたとき、引出し用保持具60にウエブ先端縁R1aを保持させることができる位置である。
前記切断・繋ぎ装置3は、図1の(B)に示す前後方向に延びる停止中の旧ウエブW2と新ウエブロールR1から巻出されて前後方向に延びる新ウエブW1を、同図の(E)に示すように重ね合わせて切断して両ウエブW2,W1の端どうしを突き合わせた状態にし、同図の(G)(H)に示すように両ウエブW2,W1の両突き合わせ端縁にわたって接合テープT1,T2を貼着するための装置であり、図2及び図4に示す如く、左右の支持フレーム10,10と、左右の支持フレーム10,10の間に巻出装置2から延びる旧ウエブ通路S2を形成するガイドロール11,12と、新旧ウエブW1,W2を吸引保持するためのウエブ保持装置13と、巻出装置2に支持されている新ウエブロールR1からウエブ先端側を引き出す(図1の(B)参照)新ウエブ引出し装置14と、引き出す新ウエブW1を案内する新ウエブガイド装置15と、引き出した新ウエブ先端側をウエブ保持装置13の誘導用隙間13aへ方向転換させる(図1の(C)参照)新ウエブ誘導装置16と、方向転換した新ウエブW1の弛みを除去する(図1の(D)参照)新ウエブ引張り装置17と、ウエブ保持装置13で保持されている新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ箇所を切断する(図1の(E)参照)切断装置18と、切断後の新旧ウエブW1,W2の両突き合わせ端縁にわたって接合テープT1,T2を貼着する(図1の(G)(H)参照)上方及び下方の接合テープ貼着装置19,20と、これらウエブ保持装置13、新ウエブ引出し装置14、新ウエブ誘導装置16、新ウエブ引張り装置17及び切断装置18等を制御する制御装置21とを備えている。
前記ガイドロール11,12は、図2に示す如く、ロール外周面が自在に回転するように左右の支持フレーム10,10に支持され、両者の間に水平又は略水平な旧ウエブ通路S2を形成している。前記新ウエブガイド装置15は、図3及び図5に示す如く、ガイドロール23と、ガイドロール23を昇降させる昇降手段24とを備え、ガイドロール23を下方の案内位置E(図3参照)からガイドロール11に接近する上方の案内位置D(図6参照)までの間で昇降させ、上下の案内位置D,E及び上下の中間位置において、巻出装置2から延びる新ウエブ通路S1をガイドロール23及び後述する新ウエブ用保持具30の保持面(上面)で形成する(図9参照)ようにしてある。昇降手段24は、ロール外周面が自在に回転するようにガイドロール23の左右の軸端部を支持する左右の支持具25と、各支持具25から下方へ延びる案内軸26,26と、左右の各支持フレーム10に支持されて案内軸26,26をスラスト案内する左右の軸受部27と、左右の各軸受部27と支持具25との間に設けたエアーシリンダ等からなる左右の操作具28を備え、左右の操作具28を制御装置21で制御することでガイドロール23を昇降させるように構成してある。
前記ウエブ保持装置13は、図3に示す如く、前方の新ウエブ用保持具30及び後方の旧ウエブ用保持具31と、新旧ウエブ用保持具30,31を離反・接近させる離接手段32と、離接手段32と共に新旧ウエブ用保持具30,31を上下方向及び前後方向へ移動させる移動手段33を備えている。前方の新ウエブ用保持具30は、図5に示す如く、左右方向(新ウエブ通路S1を直角に横断する方向)に延びる中空箱部34と、中空箱部34の上面開口部34aを覆う多孔板等からなる通気性のある保持板35と、中空箱部34に取着され保持板35の後端縁35aとの間で切断用溝36を形成する共に表面に湾曲した反転用案内面37aを形成した反転具37と、吸引ブロア(図示略)と、中空箱部34と吸引ブロアを連通する可撓性ダクト(図示略)と、可撓性ダクトの途中等に設けた開閉弁(図示略)とを備え、開閉弁を制御装置21で制御して保持板35の表面からなる保持面30aを吸引状態と非吸引状態とに切り替えができ、吸引状態のときに新ウエブW1の幅領域の全域を保持面30aで確実に吸引できるように構成してある。後方の旧ウエブ用保持具31は、左右方向に延びる中空箱部38と、中空箱部38の上面開口部38aを覆う多孔板等からなる通気性のある保持板39と、吸引ブロア(図示略)と、中空箱部38と吸引ブロアを連通する可撓性ダクト(図示略)と、可撓性ダクトの途中等に設けた開閉弁(図示略)とを備え、開閉弁を制御装置21で制御して保持板39の表面からなる保持面31aを吸引状態と非吸引状態とに切り替えができ、吸引状態のときに旧ウエブW2の幅領域の全域を保持面31aで確実に吸引できるように(図11及び図12参照)構成してある。
前記新旧ウエブ用保持具30,31を離反・接近させる離接手段32は、図5及び図3に示す如く、後方側の旧ウエブ用保持具31の下面左右側に取着した左右のスライダー41と、各スライダー41を案内して旧ウエブ用保持具31を前後方向へ移動させる左右の案内レール42と、各案内レール42と旧ウエブ用保持具31との間に配置したエアーシリンダ等からなる左右の操作具43を備え、左右の案内レール42の前方側に新ウエブ用保持具30を固定配置し、左右の操作具43を制御装置21で制御することで、新旧ウエブ用保持具30,31を離反させて両者間に誘導用隙間13aを形成させ、また、新旧ウエブ用保持具30,31を接近させて誘導用隙間13aを閉じることで、新ウエブ用保持具30の反転具37で反転して誘導用隙間13aを通過した新ウエブW1の先端側を、新ウエブ用保持具30の反転具37と旧ウエブ用保持具31の保持板39との間に若干の隙間を形成しつつ新旧ウエブ用保持具30,31で挟むように構成してある(図12参照)。離接手段32は、新旧ウエブ用保持具30,31の間に左右の隙間調節具44を設け、新旧ウエブ用保持具30,31を接近させたときに、新ウエブ用保持具30の反転具37と旧ウエブ用保持具31の保持板39との間に形成される間隙を、後述する新ウエブW1の不要部分を円滑に排出できる小さな寸法(例えば、1〜2mm程度)に調節できるようにしてある。
前記新旧ウエブ用保持具30,31を離接手段32と共に上下方向及び前後方向へ移動させる移動手段33は、図3に示す如く、台車部46と、台車部46を前後方向へ移動させる前後移動手段47と、台車部46に対して昇降可能に連結した昇降部48と、昇降部48を上下方向へ移動させる左右の上下移動手段49を備え、昇降部48に中間部50を介して前記離接手段32及び新旧ウエブ用保持具30,31を取付けてある。前後移動手段47は、左右の支持フレーム10,10の内側下方に配置した左右の案内レール51と、台車部46に取付けられて左右の各案内レール51に案内される前後のスライダー52と、支持フレーム10,10を連結する接合フレーム54(図4参照)と台車部46との間に配置したエアーシリンダ等からなる操作具53(図4参照)とを備えている。左右の各上下移動手段49は、昇降部48から下方へ延びる前後の案内軸55と、台車部46に支持されて各案内軸55をスラスト案内する前後の軸受部56と、台車部46と昇降部48との間に設けたエアーシリンダ等からなる左右の操作具57(図6参照)を備え、左右の操作具57を制御装置21で制御することで昇降部48と共に新旧ウエブ用保持具30,31を昇降させるように構成してある。新旧ウエブ用保持具30,31は、左右の上下移動手段49の操作で、旧ウエブ通路S2に対して離れる下方の新ウエブ引き受け作業位置A(図3参照)から、旧ウエブ通路S2と新ウエブ通路S1とを接近させる上方の切断・繋ぎ作業位置B(図11参照)まで進退することができる。
前記新ウエブ引出し装置14は、図3及び図4に示す如く、ウエブW1,W2の幅寸法以上の幅寸法を有する引出し用保持具60と、引出し用保持具60を巻出装置2から離反した引出し位置F(図3参照)と巻出装置2に接近して新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aをウエブ幅領域全域にわたって保持する前進位置G(図7参照)との間で、新ウエブ引き受け作業位置A(図3参照)に位置する新旧ウエブ用保持具30,31と前記旧ウエブ通路S2の間を通過させつつ進退させる進退手段61とを備え、引出し用保持具60を前進させて巻出装置2が支持している新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aをウエブ幅領域全域にわたって保持し、保持した状態のまま引出し用保持具60を引出し位置Fまで後退させて新ウエブロールR1から巻き出した新ウエブW1を、誘導用隙間13aを開けて離反している新旧ウエブ用保持具30,31の保持面側へ引き出すように構成してある。
図3及び図4に示す前記引出し用保持具60は、例えば、ウエブ先端縁R1aを粘着し、また強制剥離できる粘着性の保持面を有するものが用いられる。保持面の粘着性は、保持具60に粘着層を塗着するか、保持具60に両面粘着テープを貼着する等して付与することができる。粘着し、また強制剥離できる粘着性の保持面を有する引出し用保持具60は、保持面で新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを粘着し、また強制剥離できるので、ウエブ先端縁R1aの幅方向全域にわたる確実な保持と、引出し後に後述する新ウエブ誘導装置16で引っ張られる新ウエブ先端縁の分離とを失敗なく円滑に行うことができる。引出し用保持具60は、ロールから形成してロール外周面を粘着性の有る保持面とし、ロール外周面に新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを巻き掛けて粘着面積を増大させるように(図3参照)サーボモータ等で巻掛け方向へ正回転させ、また、引出し後に巻き掛けたウエブ先端縁R1aを剥離させるために逆回転させるものを選択することもある。
また、前記引出し用保持具60は、粘着性の有る保持面を用いる以外に、図示は省略しが、吸引して保持する保持面を選択することも可能である。吸引して保持する保持面を選択した引出し用保持具60は、例えば、新ウエブロールR1の軸芯と平行で左右方向に延びる中空箱部と、中空箱部の開口部を覆う多孔板からなる保持板と、吸引ブロアと、中空箱部と吸引ブロアを連通する可撓性ダクトと、可撓性ダクトの途中等に設けた開閉弁とを備え、開閉弁を制御装置21で制御して保持板の表面からなる保持面を吸引状態と非吸引状態とに切り替えができるように構成し、吸引状態のときに新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aの全幅領域を保持面で確実に吸引でき、非吸引状態のときに新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを分離できる。更に、引出し用保持具60は、中空箱部と中空箱部の開口部を覆う多孔板とで形成する以外に、外周面に吸引孔を多数開設する等した吸引ロールで構成することも可能である。
前記進退手段61は、図3及び図4に示す如く、例えば、左右の支持フレーム10,10の内側に取付けた前後方向へ水平な左右の案内レール62と、左右の案内レール62に横架して案内させた横架具63と、左右の案内レール62に組み込まれたロッドレスエアシリンダ等からなる移動操作具(図示略)とを備え、横架具63に取付けた引出し用保持具60を移動操作具で前後方向へ移動させるように構成してある。進退手段61は、新ウエブロールR1の外径寸法の変更に伴い、引出し用保持具60の前進位置Gを変更できるように上記移動操作具を制御する制御回路(図示略)を備えている。
前記新ウエブ引出し装置14は、図6に示す如く、新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを引出し用保持具60で保持できる引渡し位置Cに位置させるように、自転可能な新ウエブロールR1の停止位置を制御するウエブロール回転制御装置を備えている。ウエブロール回転制御装置は、新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aに貼着されている目印58を検知するセンサー59と、前記巻出装置2のウエブロール支持部5に備えられて新ウエブロールR1を回転停止させるサーボモータ等からなる回転装置(図示略)へ起動・停止信号を出力する制御回路(制御装置21等に組み込まれている)とを備えている。センサー59は、前記新ウエブガイド装置15の昇降手段24に取着され、ガイドロール23を上方の案内位置D(図6参照)へ上昇させたときに所定の検知状態となるようにしてある。ウエブロール回転制御装置は、回転装置の起動で新ウエブロールR1を回転させ、新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aと共に移動する目印58をセンサー59で検知し、ウエブ先端縁R1aが引渡し位置Cへ到達したときに回転装置を停止させるように構成してある。ウエブロール回転制御装置は、新ウエブロールR1の上巻出し(図2の場合には反時計方向への回転)又は下巻出し(図2の場合には時計方向への回転)の選択指令を受けると、新ウエブロールR1の停止位置を自動調節するように制御回路が構成されている。
前記新ウエブ誘導装置16は、図7に示す如く、幅寸法がウエブW1,W2の幅寸法以上の誘導棒65(図4参照)と、誘導棒65を上下方向に沿って進退させる進退手段66を備えている。進退手段66は、誘導棒65を、新ウエブ引き受け作業位置Aに位置する新旧ウエブ用保持具30,31と旧ウエブ通路S2の間に位置する上方の待機位置Hから、離隔状態の新旧ウエブ用保持具30,31の間の誘導用隙間13aを通過して下方の前進位置J(図4及び図2参照)までの間を移動させるように構成され、前記新ウエブ引出し装置14で引き出した新ウエブ先端側をウエブ保持装置13の誘導用隙間13aへ方向転換させつつ誘導するようにしてある(誘導前の状態を示す図8及び図1の(B)と、誘導後の状態を示す図9及び図1の(C)参照)。
前記進退手段66は、図7及び図4に示す如く、誘導棒65の左右両端を着脱自在に保持する左右のチャック手段68と、チャック手段68を昇降させる昇降手段69と、持ち上げられチャック手段68の保持を解除された誘導棒65を待機位置Hで一時的に保持する支持具67とを備えている。支持具67は、チャック手段68で保持されて待機位置Hまで持ち上げられた誘導棒65を掬い上げるように略L字状に形成して揺動自在に支持された左右の支持アーム71と、支持アーム71が誘導棒65を掬い上げて支持する支持位置Kから誘導棒65の昇降を妨げないを非支持位置L(図9参照)まで揺動させるエアーシリンダ等からなる左右の操作具72とを備えている。進退手段66は、左右のチャック手段68で保持した誘導棒65を上方の待機位置Hから下方の前進位置Jまでの間で昇降できるようにし、先ず、誘導棒65を装着状態の左右のチャック手段68で保持して上方の待機位置Hに到達させた後に、支持具67の非支持位置Lから支持位置Kへ移動した左右の支持アーム71で誘導棒65を支持し、次に、誘導棒65を保持しない離脱状態にした左右のチャック手段68を昇降手段69で一旦降下させて、前記新ウエブ引出し装置14の引出し用保持具60の引出し位置F(図8参照)から前進位置G(図7参照)までの進退移動を昇降手段69が阻害しないようにし、続けて、図8に示す如く、前記新ウエブ引出し装置14で新ウエブW1の先端側が新旧ウエブ用保持具30,31の保持面側へ引き出されたならば、離脱状態の左右のチャック手段68を昇降手段69で再び上昇させて、上方の待機位置Hで支持されて待機中の誘導棒65をチャック手段68で保持した後に、支持具67の左右の支持アーム71を支持位置Kから非支持位置Lへ移動させて誘導棒65の支持を解き、最後に、チャック手段68を昇降手段69で再び降下させて誘導棒65を下方の前進位置J(図9参照)まで移動させて、次のウエブの突き合わせ繋ぎ作業まで待機させるように構成してある。
前記支持具67は、操作具72を制御装置21で制御して、上記タイミングで左右の支持アーム71を支持位置Kから非支持位置Lま移動させるように構成してある。
前記チャック手段68は、例えば図4に示す如く、誘導棒65の左右両端の凹部へ挿着する左右の押圧部73と、押圧部73を進退させるエアーシリンダ等からなる左右の操作具74とを備え、操作具74を制御装置21で制御して、上記タイミングで誘導棒65を着脱自在するように構成してある。
前記昇降手段69は、図6に示す如く、前記台車部46の内側に配置した左右の一方の昇降具76と、左右の一方の昇降具76の出力部に取着した左右の他方の昇降具77を備えている。一方の昇降具76は、図4に示す如く、上下方向に延びる左右の案内レール78にスライダである左右の出力部79を昇降自在に案内させ、左右の案内レール78に組み込まれたロッドレスエアシリンダ等からなる移動操作具(図示略)で左右の出力部79を同期させて昇降させるようにしてる。他方の昇降具76は、図6及び図4に示す如く、一方の昇降具76の左右の出力部79に取付けられた左右の軸受部80と、各軸受部80にスラスト自在に案内され上端側に各チャック手段68を取付けた上下移動自在な前後の支持軸81(図6参照)と、軸受部80とチャック手段68との間に配置したエアーシリンダ等からなる左右の移動操作具82(図6参照)とを備えている。昇降手段69は、一方の昇降具76の移動操作具及び他方の昇降具76の移動操作具82を制御装置21で制御して、左右のチャック手段68を昇降させるように構成してある。前記昇降手段69及び前記チャック手段68は、前記台車部46と共に前後移動する。昇降手段69は、一方の昇降具76及び他方の昇降具77からなる二組の昇降具を組み合わせた二段方式を採用することで、一組の昇降具のみで構成する場合に比べ、左右のチャック手段68を降下させた状態における全体の背丈寸法を小さくしてコンパクトにしてある。一組の昇降具のみで構成する場合には、背丈寸法が大きくなるため、床部にピットを設けて昇降具の下半部を埋設する必要があり、メンテナンスが困難となる等の不利な面がある。
前記新ウエブ引張り装置17は、図9乃至図11に示す如く、駆動ロール84と、駆動ロール84へ向かって進退自在なニップロール85と、ニップロール85を進退させる左右の移動手段86とを備え、前記新旧ウエブ用保持具30,31を上下方向及び前後方向へ移動させる移動手段33の昇降部48に取付けられて、前記誘導用隙間13a(図9参照)と前記誘導棒65の下方の前進位置J(図9参照)の間の高さ位置に駆動ロール84及びニップロール85が配置され、誘導棒65の降下に伴い新ウエブ用保持具30の保持面側から方向転換して誘導用隙間13aへ進入した新ウエブW1の部分を駆動ロール84とニップロール85とで挟んで引っ張ることで、新ウエブにW1おける方向転換する近辺部分の不要な弛みを除去して(図10参照)、新ウエブ用保持具30(図12参照)の保持面に新ウエブW1をウエブ張力が幅方向全域にわたって均一な状態で吸引保持させるように構成してある。駆動ロール84は、トルクモータ等で駆動され、新ウエブにW1に設定した最適値の張力を付与するようにしてある。移動手段86は、ニップロール85を支持する左右の支持部87と、各支持部87を移動させるエアーシリンダ等からなる左右の移動操作具88を備え、左右の移動操作具88を制御装置21で制御して、上記タイミングでニップロール85を移動させるように構成してある。
前記切断装置18は、図10に示す如く、前記旧ウエブ通路S2より上方に配置した移動手段90に取付けられ、前後の新旧ウエブ用押圧部91及び旧ウエブ用押圧部92と、両押圧部91,92の間に設けた切断具93を備え、図11に示す如く、上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動したウエブ保持装置13の前方の新ウエブ用保持具30で吸引保持されている新ウエブW1の部分及びこの部分に重なった旧ウエブW2の部分の重ね合わせ箇所を新旧ウエブ用押圧部91で押圧すると共に、新ウエブ用保持具30と共に上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動した後方の旧ウエブ用保持具31で吸引保持されている旧ウエブW2の部分を旧ウエブ用押圧部92で押圧しつつ、図12に示す如く、新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ箇所のうち両押圧部91,92で押圧されていない部分を切断具93の刃93aで切断して、ウエブ横断方向(左右方向)に沿った切断部を形成するように構成しある。切断具93の刃93aは、回転刃又は固定刃を、新旧ウエブの重ね合わせ箇所の外側となる待機位置から該重ね合わせ箇所を横断させて切断する方式等が採用される。
前記切断装置18で切断され後の新旧ウエブの不要な部分(旧ウエブW2のうち切断箇所から旧ウエブロールR2(図2参照)へ至る部分と、新ウエブW1のうち切断箇所からウエブ保持装置13の接近している両保持具30,31の間へ方向転換して延びている部分)を新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ箇所から除去するには、図13に示す如く、旧ウエブロールR2(図2参照)を巻取り方向へ強制回転させて旧ウエブ不要部分を旧ウエブロールR2に巻き取らせて除去し、また、新ウエブ不要部分を新ウエブ引張り装置17の駆動ロール84とニップロール85で挟持しつつ駆動ロール84を駆動させて不要部分を下方の排出装置117(図2参照)へ導いて除去する。排出装置117へ導かれた新ウエブ不要部分は、排出装置117で本発明装置1の外部へ排出されることになる。切断され後の新旧ウエブの不要な部分を除去された新旧ウエブW1,W2は、ウエブ保持装置13の接近している両保持具30,31で保持されつつ、旧ウエブW2の後端と新ウエブW1の先端とを突き合わせた状態を維持している。
前記切断装置18を移動させる移動手段90は、図10及び図4に示す如く、前後方向移動させる進退手段94と、進退手段94に接続した昇降手段95を備え、昇降手段95に取付けた切断装置18を前後方向及び上下方向へ移動させるようにしてある。進退手段94は、例えば、左右の支持フレーム10,10の内側に取付けた前後方向へ水平な左右の案内レール96と、左右の案内レール96に横架して案内させた移動部97と、左右の支持フレーム10,10に横架した接合フレーム98と移動部97の間に設けたエアーシリンダ等からなる移動操作具99とを備え、移動操作具99を制御装置21で制御して、移動部97に昇降手段95を介して接合した切断装置18を前方の切断作業位置Mf(図10参照)から後方の待機位置Mb(図13参照)まで前後移動させるようにしてある。昇降手段95は、図10に示す如く、進退装置94の移動部97に接合した左右の軸受部100と、各軸受部100にスラスト自在に案内され下端に切断装置18を接合した前後の支持軸101と、軸受部100と切断装置18との間に配置したエアーシリンダ等からなる左右の移動操作具102とを備え、移動操作具102を制御装置21で制御して、切断作業位置Mfに位置する切断装置18を上方の待機位置Nu(図10参照)から下方の切断位置Nd(図11参照)まで上下移動させるようにしてある。図11に示す下方の切断位置Ndへ降下した切断装置18は、上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動したウエブ保持装置13の前方の新ウエブ用保持具30で吸引保持されている新ウエブW1の部分及びこの部分に重なった旧ウエブW2の部分の重ね合わせ箇所を新旧ウエブ用押圧部91で押圧すると共に、上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動した新ウエブ用保持具30の後方の旧ウエブ用保持具31で吸引保持されている旧ウエブW2の部分を旧ウエブ用押圧部92で押圧して、切断装置18による切断を確実に実行させるようにしてある。
前記上方の接合テープ貼着装置19は、図14及び図4に示す如く、前記移動手段90の進退手段94に昇降手段104を介して取付けられ、進退手段94の操作により後方の待機位置Pb(図10参照)から前方の繋ぎ作業位置Pf(図14参照)まで前後移動させるようにしてある。昇降装置104は、進退装置94の移動部97に接合した左右の軸受部105と、各軸受部105にスラスト自在に案内され下端に接合テープ貼着装置19を接合した前後の支持軸106と、軸受部105と接合テープ貼着装置19との間に配置したエアーシリンダ等からなる左右の移動操作具107とを備え、移動操作具107を制御装置21で制御して、繋ぎ作業位置Pfに位置する接合テープ貼着装置19を上方の待機位置Qu(図13参照)から下方の貼着位置Qd(図14参照)まで上下移動させるように構成してある。
前記上方の接合テープ貼着装置19は、図13に示す如く、左右方向に延びて長手寸法が少なくともウエブ幅寸法のある保持面を有するテープ吸引保持具108と、吸引ブロア(図示略)と、テープ吸引保持具108と吸引ブロアを連通する可撓性ダクト(図示略)と、可撓性ダクトの途中等に設けた開閉弁(図示略)とを備え、開閉弁を制御装置21で制御してテープ吸引保持具108の多孔性の保持面を吸引状態と非吸引状態とに切り替えができ、吸引状態のときに接合テープT1を吸引保持し、非吸引状態のときに接合テープT1を離反させるようにしてある。上方の接合テープ貼着装置19は、上方の待機位置Qu(図13参照)で接合テープT1の供給を受け、テープ吸引保持具108で接合テープを吸引保持し、下方の貼着位置Qd(図14参照)へ移動して、新旧ウエブ用保持具30,31の保持面に吸引保持されている切断後の新旧ウエブW1,W2の突合わせ箇所の他面側(上面側)に両ウエブ突き合わせ端縁にわたって接合テープT1を貼着するようにしてある。
前記下方の接合テープ貼着装置20は、図14に示す如く、前記新旧ウエブ用保持具30,31を前後及び上下移動させる移動手段33の昇降部48に昇降手段110を介して取付けられ、移動手段33の操作により前方の待機位置Ub(図13参照)から後方の繋ぎ作業位置Uf(図14参照)まで前後移動させるようにしてある。昇降装置110は、移動手段33の昇降部48に接合した左右の軸受部111と、各軸受部111にスラスト自在に案内され上端に接合テープ貼着装置20を接合した前後の支持軸112と、軸受部111と接合テープ貼着装置20との間に配置したエアーシリンダ等からなる左右の移動操作具113とを備え、移動操作具113を制御装置21で制御して、繋ぎ作業位置Ufに位置する接合テープ貼着装置20を下方の待機位置Vd(図13参照)から上方の貼着位置(上方の貼着位置に到達する直前を示す図14参照)まで上下移動させるようにしてある。
前記下方の接合テープ貼着装置20は、図14に示す如く、前記上方の接合テープ貼着装置19と同様に構成され、左右方向に延びて長手寸法が少なくともウエブ幅寸法のある保持面を有するテープ吸引保持具115と、吸引ブロア(図示略)と、テープ吸引保持具115と吸引ブロアを連通する可撓性ダクト(図示略)と、可撓性ダクトの途中等に設けた開閉弁(図示略)とを備え、開閉弁を制御装置21で制御してテープ吸引保持具115の多孔性の保持面を吸引状態と非吸引状態とに切り替えができ、吸引状態のときに接合テープT2を吸引保持し、非吸引状態のときに接合テープT2を離反させるようにしてある。下方の接合テープ貼着装置20は、下方の待機位置Vd(図13参照)で接合テープT2の供給を受け、テープ吸引保持具108で接合テープを吸引保持し、上方の貼着位置へ移動して、上方の接合テープ貼着装置19で接合テープT1と共に吸引保持されている新旧ウエブW1,W2の突合わせ箇所W3の一方側(下面側)に両ウエブ突き合わせ端縁にわたって接合テープT2を貼着するようにしてある。
前記制御装置21は、前記ウエブ保持装置13及び新ウエブ引出し装置14等を制御するものであり、新ウエブ引出し装置14の引出し用保持具60を前進位置G(図7参照)から引出し位置F(図4参照)まで後退させた後に、新ウエブ誘導装置16の誘導棒65を待機位置H(図3参照)から前進位置J(図4参照)まで前進させ、その後に、ウエブ保持装置9の旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30を新ウエブ引き受け作業位置A(図10)から切断・繋ぎ作業位置B(図11)まで前進させると共に旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30を接近させるように構成してある。前記制御装置21は、本発明装置1を下記工程の順番で作動させるように制御信号を各装置へ出力するように回路構成し、本発明方法を下記工程の順番で実行するようにしてある。
(1)準備工程(図1の(A)、図2及び図6参照)の説明。
作業者は、図2に示す如く、供給された新ウエブロールR1を巻出装置2のウエブロール支持部5に装着し、新ウエブロールR1にウエブ先端縁R1aを粘着テープ等で仮止めすると共に、ウエブ先端縁R1aの近辺の所定位置に目印58(図6参照)を取付ける。次に、新ウエブロールR1の直径及び新ウエブロールR1の巻き出し方向(上巻出し又は下巻出し)の情報が制御装置21に入力されると、制御装置21は、新ウエブガイド装置15の昇降手段24及び出装置2のターレット盤6の駆動装置及びウエブロール回転制御装置へ制御信号を出力して、図6に示す如く、センサー59を所定の検知位置へ上昇させると共に、新ウエブロールR1を公転及び自転させて目印58の位置をセンサー58で検知させつつ、新ウエブロールR1を所定位置に停止させ、その後に、新ウエブガイド装置15の昇降手段24へ制御信号を出力して、センサー59を下方の待機位置(図7参照)まで降下させる。
制御装置21は、新ウエブロールR1の停止位置の制御と並行して新ウエ誘導装置16のへ進退装置66へ信号を出力する。出力信号を受けた進退装置66は、図6に示す如く、誘導棒65を保持して左右のチャック手段68を左右の昇降手段69で上昇させて誘導棒65を待機位置Hまで持ち上げ、次に、支持具67の左右の操作具72を起動して左右の支持アーム71を揺動させて誘導棒65を掬い上げるようにして支持し、続けて、図7に示す如く、離脱状態にして誘導棒65を保持しない状態の左右のチャック手段68を昇降手段69で降下させて、新ウエブ引出し装置14の引出し用保持具60の進退移動を昇降手段69で阻害しないようにする。
(2)第1工程(新ウエブの引き出し)(図1の(B)、図6乃至図8参照)の説明。
制御装置21からの制御信号を受けた新ウエブ引出し装置14は、図6に示す引出し用保持具60を待機位置(引出し位置F)から図7に示す前進位置Gまで前進させ、巻出装置2が支持している新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aをウエブ幅領域全域にわたって引出し用保持具60で保持し、次に、図8に示す如く、保持した状態のまま引出し用保持具60を引出し位置Fまで後退させて新ウエブロールR1から巻き出した新ウエブW1を、誘導用隙間13aを開けて離反する旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30の保持面側へ引き出す。本例では、引出し用保持具60は、粘着性の有る保持面で新ウエブロールR1のウエブ先端縁R1aを粘着して保持する。引出し用保持具60は、必要に応じて回転させてウエブ先端縁R1aを巻き掛け、粘着面積を増大させて保持力を増大させる。なお、巻出装置2は、ウエブロール支持部5に備えているサーボモータ等からなる回転装置(図示略)を起動させて、引出し用保持具60の移動と同期させて新ウエブロールR1を巻き出し方向へ強制回転させ、ウエブ先端縁R1aを引出し用保持具60の引出し位置Fまで円滑に移動させることもある。
(3)第2工程(新ウエブの方向転換)(図1の(C)(D)、図9及び図10参照)の説明。
制御装置21は、新ウエ誘導装置16の進退装置66へ制御信号を主力する。出力信号を受けた進退装置66(図6参照)は、離脱状態の左右のチャック手段68を昇降手段69で上昇させて、支持具67の左右の支持アーム71で支持されている誘導棒65を左右のチャック手段68で保持し、次に、支持具67の左右の操作具72で左右の支持アーム71を非支持位置Lまで揺動させた後に、誘導棒65を保持している左右のチャック手段68を昇降手段69で図9に示す下方の前進位置Jまで降下させる。降下中の誘導棒65は、旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30の両方の保持面に跨がる新ウエブW1の部分を押圧しつつ誘導用隙間13aへ向かって移動させ、引出し用保持具60から分離した新ウエブW1の先端側を誘導用隙間13aへ誘導することで、引き出した新ウエブW1を新ウエブ用保持具30の保持面側から方向転換して誘導用隙間13aを通過した状態にする。本例では、新ウエブW1の先端側は、誘導棒65の降下に伴うウエブ張力の増大により引出し用保持具60の保持面から粘着力に抗して剥離して分離することになる。
新ウエブW1が誘導用隙間13aを通過して垂れ下がった状態となったら、図10に示す如く、ウエブ保持装置13を構成する新ウエブ用保持具30の保持面を吸引状態とし、新ウエブ用保持具30の保持面側から方向転換して誘導用隙間13aを通過した新ウエブW1の部分を、新ウエブ引張り装置17の駆動ロール84とニップロール85で適宜時間だけ挟んで引っ張ることで、新ウエブW1における方向転換する近辺部分の弛みを除去する。
(4)第3工程(新旧ウエブの重ね合わせ箇所の切断)(図1の(E)、図11及び図12参照)の説明。
巻出装置2の旧ウエブロールR2から延びてガイドロール11,12の間に張架している旧ウエブW2に、ウエブ保持装置13の旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30を上昇させて両方の保持面30a,31a側を接近させると共に、接近して誘導用隙間13aを閉じた状態の旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30の各保持面を吸引状態にして、旧ウエブ用保持具31で旧ウエブW2を吸引保持すると共に新ウエブ用保持具30で新ウエブW1を吸引保持し、この状態で、新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ部分のうち、新ウエブの方向転換の近辺を、切断具93の切断刃93aで切断する。
切断装置18は、図11に示す如く、上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動したウエブ保持装置13の前方の新ウエブ用保持具30で吸引保持されている新ウエブW1の部分及びこの部分に重なった旧ウエブW2の部分の重ね合わせ箇所を新旧ウエブ用押圧部91で押圧すると共に、新ウエブ用保持具30と共に上方の切断・繋ぎ作業位置Bへ移動した後方の旧ウエブ用保持具31で吸引保持されている旧ウエブW2の部分を旧ウエブ用押圧部92で押圧しつつ、図12に示す如く、新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ箇所のうち両押圧部91,92で押圧されていない部分を切断具93の刃93aで切断して、ウエブ横断方向(左右方向)に沿った切断部を形成する。
(5)第4工程(新旧ウエブの不要部分の除去)(図1の(F)及び図13参照)の説明。
旧ウエブW2の後端縁及び新ウエブW1の先端縁を旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30の各保持面で吸引保持しつつ、吸引保持されていない両ウエブW1,W2の不要部分(新ウエブW1の誘導用隙間13aへ誘導された部分、旧ウエブW2の切断箇所から旧ウエブロールR2へ至る部分)を除去する。前記切断装置18で切断され後の新旧ウエブの不要な部分を新旧ウエブW1,W2の重ね合わせ箇所から除去するには、図13に示す如く、旧ウエブロールR2(図2参照)を巻取り方向へ強制回転させて旧ウエブ不要部分を旧ウエブロールR2に巻き取らせて除去し、また、新ウエブ不要部分を新ウエブ引張り装置17の駆動ロール84とニップロール85で挟持しつつ駆動ロール84を駆動させて不要部分を下方の排出装置117(図2参照)へ導いて除去する。不要な部分を除去した新旧ウエブW1,W2は、ウエブ保持装置13の接近している両保持具30,31で保持されつつ、旧ウエブW2の後端と新ウエブW1の先端とを突き合わせた状態を維持している。
(6)第5工程(接合テープの貼着)(図1の(G)及び図13参照)の説明。
旧ウエブW2の後端縁及び新ウエブW1の先端縁の一方面(下面)側を旧ウエブ用保持具31及び新ウエブ用保持具30の各保持面31a,30aで吸引保持しつつ突合わせ箇所の他方面(上面)側に接合テープT1を上方の接合テープ貼着装置19で貼着する。接合テープ貼着装置19は、上方の待機位置Quで接合テープT1の供給を受け、テープ吸引保持具108で接合テープを吸引保持し、下方の貼着位置へ移動して、新旧ウエブ用保持具30,31の保持面に吸引保持されている切断後の新旧ウエブW1,W2の突合わせ箇所の他面(上面)側に両ウエブ突き合わせ端縁にわたって接合テープT1を貼着する。
(7)第6工程(接合テープの貼着):(図1の(H)及び図14参照)の説明。
両ウエブW1,W2の突合わせ箇所の他方面(上面)側に貼着した接合テープT1をテープ保持具19の吸引面で吸引保持しつつ、更に両ウエブW1,W2の一方面(下面)側に接合テープT2を下方の接合テープ貼着装置20で貼着する。接合テープ貼着装置20は、下方の待機位置Vd(図13参照)で接合テープT2の供給を受け、テープ吸引保持具115で接合テープを吸引保持し、上方の貼着位置へ移動して、下方の接合テープ貼着装置20で接合テープT1と共に吸引保持されている新旧ウエブW1,W2の突合わせ箇所W3の一方側(下面側)に両ウエブ突き合わせ端縁にわたって接合テープT2を貼着する。
(8)待機工程(図15参照)の説明。
両ウエブW1,W2の突合わせ箇所に接合テープT1,T2を貼着して両ウエブW1,W2を接合したならば、切断装置18と上昇させた上方の接合テープ貼着装置19を前方位置へ移動させると共に、ウエブ保持装置13の旧ウエブ用保持具31と新ウエブ用保持具30を離反させて誘導用間隙13aを形成させると共に降下させた下方の接合テープ貼着装置20を前方位置へ移動させて、次回のウエブの突き合わせ繋ぎ作業まで待機させてのウエブの突き合わせ繋ぎ作業を完了する。接合した新旧ウエブW1,W2は、次の処理装置(例えば、塗工装置)へ送り出され、新ウエブロールR1から新ウエブW1が送り出されることになる。
本発明方法の実施態様としては、前記第1、2、3、4、5、6及び待機工程をこの順番で行うか、前記第6工程を省略して新旧ウエブW1,W2の突合わせ箇所の片側にみ接合テープを貼着すこともある。
本発明の実施の形態を示すものであり、作業手順を説明する概略図である。 本発明装置の全体を示すものであって一部切欠いた左側面図である。 切断・継ぎ装置を拡大して示す左側面図である。 図2のa−a線における拡大した正面断面図である。 ウエブ保持装置を拡大して示すものであり、(A)は左側面図、(B)はウエブ保持装置の接近した旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側の隣接箇所を拡大して示す左側断面図である。 本発明方法を開始する前の準備状態を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第1工程の前半を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第1工程の後半を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第2工程の前半を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第2工程の後半を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第3工程を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第3工程において新旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断している状態を拡大して示す左側断面図である。 本発明方法の実施の形態における第4工程から第5工程へ移行する状態を示す左側面図である。 本発明方法の実施の形態における第6工程を示す左側面図である。 本発明方法で繋がれた新旧ウエブを送り出す状態を示す左側面図である。
符号の説明
1…本発明装置、2…巻出装置、3…切断・繋ぎ装置、4…共通ベース、5…ウエブロール支持部、6…ターレット盤、7…ガイドロール、10…支持フレーム、11…ガイドロール、12…ガイドロール、13…ウエブ保持装置、13a…誘導用間隙、14…新ウエブ引出し装置、15…新ウエブガイド装置、16…新ウエブ誘導装置、17…新ウエブ引張り装置、18…切断装置、19…接合テープ貼着装置(上)、20…接合テープ貼着装置(下)、21…制御装置、23…ガイドロール、24…昇降手段、25…支持具、26…案内軸、27…軸受部、28…操作具、30…新ウエブ用保持具、30a…保持面、31…旧ウエブ用保持具、31a…保持面、32…離接手段、33…移動手段、34…中空箱部、35…保持板、35a…後端縁、36…切断用溝、37…反転具、37a反転用案内面、38…中空箱部、39…保持板、41…スライダー、42…案内レール、43…操作具、44…間隙調節具、46…台車部、47…前後移動手段、48…昇降部、49…上下移動手段、50…中間部、51…案内レール、52…スライダー、53…操作具、54…接合フレーム、55…案内軸、56…軸受部、57…操作具、58…目印、59…センサー、60…引出し用保持具、61…進退手段、62…案内レール、63…横架具、65…誘導棒、66…進退手段、67…支持具、68…チャック手段、69…昇降手段、71…支持アーム、72…操作具、73…押圧部、74…操作具、76…一方の昇降具、77…他方の昇降具、78…案内レール、79…出力部、80…軸受部、81…支持軸、82…移動操作具、84…駆動ロール、85…ニップロール、86…移動手段、87…支持部、90…移動装置、91…新旧ウエブ用押圧部、92…旧ウエブ用押圧部、93…切断具、93a…刃、94…進退手段、95…昇降手段、96…案内レール、97…移動部、98…接合フレーム、99…移動操作具、100…軸受部、101…支持軸、102…移動操作具、104…昇降手段、105…軸受部、106…支持軸、107…操作具、108…テープ吸引保持具、110…昇降手段、111…軸受部、112…支持軸、113…移動操作具、115…テープ吸引保持具、117…新ウエブ不要部分の排出装置、A…新ウエブ引き受け作業位置、B…切断・繋ぎ作業位置、C…R1aの引渡し位置、D…ガイドロール23の上方の案内位置、E…ガイドロール23の下方の案内位置、F…新ウエブ引出し装置14の引出し位置、G…新ウエブ引出し装置14の前進位置、H…誘導棒65の待機位置、J…誘導棒65の前進位置、K…支持具67の支持位置、L…支持具67の非支持位置、Mf…切断作業位置、Mb…待機位置、Nu…切断装置18の上方の待機位置、Nd…切断装置18の下方の切断位置、O1…ウエブロールの回転中心、O2…ウエブロールの回転中心、O3…ターレット盤の回転中心、Pb…待機位置、Pf…繋ぎ作業位置、Qu…待機位置、Qd…貼着位置、T1…(上)接合テープ、T2…(下)接合テープ、Ub…待機位置、Uf…繋ぎ作業位置、Vd…待機位置、R1…新ウエブロール、R1a…ウエブ先端縁、R2…旧ウエブロール、S1…新ウエブ通路、S2…旧ウエブ通路、W1…新ウエブ、W2…旧ウエブ、W3…新旧ウエブ突合わせ箇所、Y…新ウエブロールの供給位置

Claims (7)

  1. 前後方向に延びる旧ウエブの後端と巻出装置から前後方向に延びる新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着するウエブの突き合わせ繋ぎ方法において、
    少なくともウエブ幅寸法のある引出し用保持具を前進させて巻出装置が支持している新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって保持し、保持した状態のまま引出し用保持具を引出し位置まで後退させて新ウエブロールから巻き出した新ウエブを、誘導用隙間を開けて隣接する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の保持面側へ引き出す第1工程と、
    旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面に跨がる新ウエブの部分を、少なくともウエブ幅寸法のある誘導棒で押圧しつつ前記誘導用隙間へ向かって移動させ、引出し用保持具から分離した新ウエブの先端側を誘導用隙間へ誘導することで、引き出した新ウエブを新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間を通過した状態にする第2工程と、
    巻出装置から延びる切断前の旧ウエブと旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の両方の保持面側を接近させると共に、接近して誘導用隙間を閉じた状態の旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面を吸引状態にして、旧ウエブ用保持具で旧ウエブを吸引保持すると共に新ウエブ用保持具で新ウエブを吸引保持し、新ウエブの前記方向転換の近辺と旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断する第3工程と、
    旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁を旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持しつつ、吸引保持されていない両ウエブの不要部分を除去する第4工程と、
    旧ウエブの後端縁及び新ウエブの先端縁の一方面側を旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具の各保持面で吸引保持しつつ他方面側に前記接合テープを貼着する第5工程とからなり、
    前記第1、2、3、4及び5工程をこの順番で行うことを特徴とするウエブの突き合わせ繋ぎ方法。
  2. 前記第1工程において、前記引出し用保持具の粘着性の有る保持面で新ウエブロールのウエブ先端縁を粘着して保持し、前記第2工程において、前記誘導棒の移動に伴うウエブ張力の増大により前記引出し用保持具の保持面から粘着力に抗して新ウエブの先端を剥離させて分離する請求項1記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法。
  3. 前記第2工程において、前記新ウエブ用保持具の保持面を吸引状態とし、前記新ウエブ用保持具の保持面側から方向転換して誘導用隙間を通過した新ウエブの部分を、駆動ロールとニップロールで適宜時間だけ挟んで引っ張ることで、新ウエブにおける方向転換する近辺部分の弛みを除去する請求項1又は2記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法。
  4. 前記第5工程の後で、前記両ウエブの他方面側に貼着した接合テープをテープ保持具の吸引面で吸引保持しつつ、更に両ウエブの一方面側に接合テープを貼着する第6工程を行う請求項1、2又は3記載のウエブの突き合わせ繋ぎ方法。
  5. 複数個のウエブロールを自転可能に支持する複数組のウエブロール支持部を公転可能にした巻出装置と、
    離反・接近自在な旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を、巻出装置から延びる旧ウエブ通路に対して離れる新ウエブ引き受け作業位置から旧ウエブ通路と巻出装置から延びる新ウエブ通路とが接近する切断・繋ぎ作業位置まで進退自在に配置したウエブ保持装置と、
    切断・繋ぎ作業位置において、接近した状態の旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具で吸引保持した新旧ウエブの重ね合わせ箇所を切断する切断装置と、
    切断・繋ぎ作業位置において、旧ウエブ用保持具で吸引保持した旧ウエブの後端と新ウエブ用保持具で吸引保持した新ウエブの先端とを突き合わせた状態で、両ウエブの両突き合わせ端縁にわたって接合テープを貼着する接合テープ貼着装置と
    を備えたウエブの突き合わせ繋ぎ装置において、
    少なくともウエブ幅寸法のある引出し用保持具を、巻出装置から離反した引出し位置から巻出装置に接近して新ウエブロールのウエブ先端縁をウエブ幅領域全域にわたって保持する前進位置まで、新ウエブ引き受け作業位置に位置する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具と旧ウエブ通路の間を通過して進退するように配置した新ウエブ引出し装置と、
    少なくともウエブ幅寸法のある誘導棒を、新ウエブ引き受け作業位置に位置する旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具と旧ウエブ通路の間に位置する待機位置から、離反した状態の旧ウエブ用保持具と新ウエブ用保持具の間の誘導用隙間を通過した前進位置まで進退自在に配置した新ウエブ誘導装置と、
    引出し用保持具を前進位置から引出し位置まで後退させた後に、誘導棒を待機位置から前進位置まで前進させ、その後に、旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を新ウエブ引き受け作業位置から切断・繋ぎ作業位置まで前進させると共に旧ウエブ用保持具及び新ウエブ用保持具を接近させる制御装置と
    を備えたことを特徴とするウエブの突き合わせ繋ぎ装置。
  6. 前記引出し用保持具は、ウエブ先端縁を粘着し、また強制剥離できる粘着性の保持面を有する請求項5記載のウエブの突き合わせ繋ぎ装置。
  7. 前記誘導用隙間と前記誘導棒の前進位置の間の位置に、駆動ロールと駆動ロールへ向かって進退自在なニップロールとを配置し、駆動ロールと後退したニップロールとの間を前記誘導棒が通過する新ウエブ引張り装置を備え、
    前記制御装置は、前記誘導棒が前進位置へ前進した後に、ニップロールを駆動ロールに当接させるようにした
    請求項5又は6記載のウエブの突き合わせ繋ぎ装置。
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