JP5865401B2 - ウエブの継ぎ装置 - Google Patents

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
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Description

この発明は、紙、プラスチックフィルム又は金属泊等の単層又は複数層をラミネートしたシート状物等のウエブの継ぎ装置に関するものである。
この種のウエブの継ぎ装置は、例えば、フィルム加工工程におけるそのフィルム(ウエブ)の繰り出しエリアに設置され、通常は、この継ぎ装置内を前後方向にウエブが走行し(下記実施形態参照)、ウエブは後段の洗浄装置等に送り込まれる。
そのウエブの継ぎ装置として、上記走行するウエブ(以下、今、送り込まれているウエブを「旧ウエブ」という。)に同前後方向(走行方向)に延びる新ウエブ(旧ウエブに継ぐウエブ)の先端を重ね合わせて、その重ね合わせた部分を切断し、その切断した旧ウエブの後端及び新ウエブの先端に接合テープを貼着して接続する技術がある(特許文献1、特許請求の範囲、図1参照)。
特開平10−305950号公報
上記ウエブの継ぎ装置において、新旧のウエブを重ね合わせて切断した後、接合テープを貼着して両ウエブを接続する(継ぐ)まで、旧ウエブの走行(繰り出し)は停止される。この停止中は、この継ぎ装置の後段に設けたアキューム装置等によってさらに後段の工程にはウエブが送り続けられる。
このとき、この継ぎ装置の継ぎ作用の所要時間に応じて上記アキューム装置のウエブ蓄積量が決定され、前記所要時間が長ければ、それだけ蓄積量が多くなってアキューム装置等が大型化する。
また、上記従来のウエブの継ぎ装置は、上記両ウエブの切断時、その重ね合わせた部分の前後をウエブ保持具で挟持して、その挟持した間を切断し、その切断した旧ウエブの後端(切断端)及び新ウエブの先端を吸引保持しつつ両ウエブの切断した不要部分を除去した後、接合テープを貼着して接続する(特許文献1図1(B)〜(E)参照)。
このとき、ウエブ保持具はウエブに対する上下方向の移動による接離によってウエブを保持し(同文献1図1(B)、(c))、テープ貼着は、上側のウエブ保持具を退去させた後、上側テープ保持具を接合テープを介在してウエブ上面に押しつけてその接合テープを貼着し(同文献1図1(D))、さらに、下側のウエブ保持具を退去させた後、下側テープ保持具を接合テープを介在してウエブに押しつけてその接合テープを貼着する(同文献1図1(E)。
このように、ウエブ保持具を上下させたり、テープ保持具を上下させたりする動作を前後して行うと、その動作時間及びその切り替え時間が必要となり、その分、ウエブ継ぎ時間が長くなる。
近年、上記フィルム加工工程等においては、その加工時間の短縮が叫ばれており、そのためには、継ぎ装置におけるウエブ継ぎ時間の短縮も例外ではない。
また、ウエブ保持具を上下させたり、テープ保持具を上下させたりする動作は煩雑であり、その構成も複雑となるとともにその動作制御も煩雑である。
この発明は、以上の実状の下、従来と異なる構成の継ぎ装置及び同方法とすることを第1の課題とし、その装置(方法)において、ウエブの継ぎ時間を短くすることを第2の課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、走行する旧ウエブを介して対のロールを上下に対向して設け、その上側ロールを旧ウエブの上表面押圧用とするとともに、下側ロールに新ウエブ先端を吸着支持して旧ウエブの下表面押圧用とし、まず、旧ウエブの走行を中止した状態で前記両ロールを旧ウエブを介在して接圧(接触して圧し合っている状態)し、その状態で旧ウエブを切断する。このとき、その切断部分の前後の旧ウエブを吸着支持している場合は、前記両ロールの旧ウエブを介在した接圧はその旧ウエブの切断後でも良い。また、その切断の前又は後において、上下のロールの少なくとも一方に、接合テープを吸着させておく。つぎに、このロールに接合テープが吸着して両ロールが接圧している状態で、両ロールを回転させて新旧ウエブを走行させ、前記接合テープを両ウエブに貼着して接続するようにしたのである。
このようにすれば、ウエブの走行中止時間は、両ロールを旧ウエブを介在した接圧後からその接圧を開放するまでであり、従来に比べれば短縮できて、上記第2の課題を達成し得る。また、その両ロールによる継ぎ構成は従来にない新規なものであって、上記第1の課題を達成する。
この両ウエブの継ぎにおいて、上記両ロールが接圧している状態で、その接圧点から旧ウエブの切断端までのその旧ウエブの長さと同接圧点から新ウエブの先端までの下側貼り付けロールの周長が同じであれば(図3(a)参照)、両ロールが回転すると、旧ウエブの切断端と新ウエブの先端が突き合わさった状態となり、その突き合わさった両端に亘って接合テープが貼着される(図3(c)参照)。一方、同接圧点から旧ウエブの切断端までのその旧ウエブの長さに比べ同接圧点から新ウエブの先端までの下側貼り付けロールの周長が短いのであれば、両ロールが回転すると、旧ウエブの切断端と新ウエブの先端が重なった状態となり、その重なった端縁を境にして両ウエブに亘って接合テープが貼着される。
これらの場合、両ロールの一方に接合テープが吸着されておれば、その接合テープを両ウエブの端縁を境にして両ウエブの端間に貼着するものとすることができる。また、両ロールに接合テープがそれぞれ吸着されておれば、両接合テープをそのウエブの端縁を境にして両ウエブの端間の両面に貼着するものとすることができる。さらに、接合テープの両面が粘着層の両面テープであれば、そのテープを両端間に介在するようにし得る(図4参照)。
この発明に係るウエブ継ぎ装置の具体的な構成としては、一方向に走行する旧ウエブの切断端と、巻出装置から前記一方向に引き出された新ウエブの先端とを接続するウエブ継ぎ装置において、旧ウエブの走行経路の上下側にその旧ウエブを介して対向する新旧ウエブの巻き出しロールとは異なる接離可能な上下の貼り付けロールを設けるとともに、その上側貼り付けロールの前記走行経路の前段に旧ウエブの切断刃を設け、新ウエブの先端が下側貼り付けロールに吸着されるとともに両ロールの少なくとも一方に接合テープが吸着され、上下の貼り付けロールを旧ウエブを介在して接圧するとともに新ウエブの先端がその接圧点に至っていない状態で、前記切断刃によって旧ウエブを前記接圧点の前段で切断し、両ロールを両ウエブの前記走行方向に回転させて接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端に接着して、旧ウエブの切断端と新ウエブの先端とを継ぎ合わせる構成を採用することができる。
この構成において、上記下側貼り付けロールに接合テープが吸着されるものとするとともに、その接合テープを表裏両面が粘着層である両面テープとし、旧ウエブの切断後、両ロールを両ウエブの前記走行方向に回転させて接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端の間に介在してその両端に接着して、旧ウエブの切断端(後端)と新ウエブの先端とを重ねて継ぎ合わせることができる。
また、上記上側貼り付けロールに接合テープが吸着されるものとし、その上側貼り付けロールに回転停止位置調整用ウエイトを取付け、そのウエイトによって上下の貼り付けロールの接圧時、前記吸着された接合テープが、両ロールを両ウエブの前記走行方向に回転させて接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端に接着するように、上記接圧点から上側貼り付けロールの周方向に離れた点に位置するようにすることができる。
このとき、そのウエイトを上側貼り付けロールの軸心周りに回転・固定し得るようにすれば、ロールの回転停止位置を任意に調整できるため、接合テープの貼着位置を上記接圧点から上側貼り付けロールの周方向に離れた任意の位置(点)に調整し得る。
さらに、上記各構成において、下側貼り付けロールに接合テープが吸着されるものであれば、下側貼り付けロールの新ウエブ走行方向前方に、その下側貼り付けロールに接圧・退避可能な転移ロールを設け、この転移ロール上で、下側貼り付けロールとその転移ロールの間を通った新ウエブの先端が吸着され、その新ウエブの先端に接合テープの貼着をさらに行い、その転移ロールを下側貼り付けロールに接圧した状態で、その下側貼り付けロールの回転に伴って転移ロールを回転させて接合テープ付新ウエブの先端を下側貼り付けロールに転移吸着する構成を採用することができる。
通常、下側貼り付けロールへの接合テープの吸着は、その接合テープの粘着層を表にして行う必要があり、この態様を下側貼り付けロール上で行うには、まず、接合テープをロールに吸着し、その後、新ウエブの先端をその接合テープに接着(固定)することとなる。しかし、転移ロールを使用すれば、その転移ロールに新ウエブを吸着させた後、接合テープをその新ウエブの端に接着すれば良いため、その作業性が良いものとなる。
なお、転移ロール上で、新ウエブの先端の切り揃えを行えば、その先端の切断によって転移ロール(下側貼り付けロール)への新ウエブの巻回長さ(吸着長さ)を所要のものとすることができる。
上記各構成のウエブ継ぎ装置において、上記新ウエブの先端を下側貼り付けロールに吸着する際、その新ウエブの先端近くを吸着具で吸引保持するものとすることができる。このようにすれば、新ウエブの先端が動き難くなるため、その先端の下側貼り付けロールへの吸着作業が円滑になる。
また、上記上下の貼り付けロールの少なくとも一方の上記接圧面を弾性材で形成すれば、所要の接圧力を得て円滑なウエブの走行を担保することができる。
この発明に係るウエブ継ぎ方法の具体的な構成としては、一方向に走行する旧ウエブの切断端と、巻出装置から前記一方向に引き出された新ウエブの先端とを接続するウエブ継ぎ方法において、
旧ウエブの走行経路の上下側にその旧ウエブを介して対向する新旧ウエブの巻き出しロールとは異なる接離可能な上下の貼り付けロールが設けられており、
上記新ウエブの先端を上記下側貼り付けロールに吸着するとともに両ロールの少なくとも一方に接合テープを吸着し、その上下の貼り付けロールを接近させて旧ウエブを介在して接圧し、新ウエブの先端がその接圧点に至っていないその接圧状態で、切断刃によって前記両ロールが接圧した接圧点の走行経路前段の旧ウエブを切断し、その後、両ロールを回転させて新旧両ウエブを前記走行方向に走行させるとともに前記接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端に接着して、旧ウエブの切断端と新ウエブの先端とを接続する構成を採用することができる。
この構成において、上記下側貼り付けロールに接合テープが吸着されるものであれば、その接合テープを表裏両面が粘着層である両面テープとし、旧ウエブの切断後、両ロールを両ウエブの前記走行方向に回転させて接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端の間に介在してその両端に接着して、旧ウエブの切断端(後端)と新ウエブの先端とを重ねて継ぎ合わせる構成とすることができる。
また、上記各ウエブ継ぎ方法において、上記下側貼り付けロールの新ウエブ走行方向前方に設けられてその下側貼り付けロールに接圧・退避可能な転移ロールと前記下側貼り付けロールとの間に、新ウエブを通し、その通した新ウエブを介在して転移ロールを下側貼り付けロールに接圧するとともに新ウエブを転移ロールに吸着し、その状態で、転移ロール上で、新ウエブの先端の切り揃え及びその先端への接合テープの貼着を行い、その後、下側貼り付けロールの回転に伴って前記転移ロールを回転させて接合テープ付新ウエブの先端を下側貼り付けロールに転移吸着するものとすることができる。
さらに、上記各構成のウエブ継ぎ方法において、上記上側貼り付けロールに接合テープが吸着されるものであれば、その上側貼り付けロールに回転停止位置調整用ウエイトを取付け、そのウエイトによって上下の貼り付けロールの接圧時、前記吸着された接合テープが、両ロールを両ウエブの前記走行方向に回転させて接合テープを旧ウエブの切断端及び新ウエブの先端に接着するように、上記接圧点から上側貼り付けロールの周方向に離れた点に位置するようにすることができる。
このとき、そのウエイトを上側貼り付けロールの軸心周りに回転・固定し得るようにすれば、ロールの回転停止位置を任意に調整できるため、接合テープの貼着位置を上記接圧点から上側貼り付けロールの周方向に離れた任意の位置(点)に調整し得る。
また、上記上下の貼り付けロールの少なくとも一方の上記接圧面を弾性材で形成すれば、所要の接圧力を得て円滑なウエブの走行を担保することができる。
さらに、上記各ウエブ継ぎ方法において、上記新ウエブの先端を下側貼り付けロールに吸着する際、その新ウエブの先端近くを吸着具で吸引保持するようにすることができる。
この発明は、以上のように構成したので、簡単な構成によってウエブの接続を円滑に行うことができる。
この発明のウエブの継ぎ装置に係わる一実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 (a)は同実施形態の図1Aの右から見た概略図、(b)はその要部の切断左側面図 同実施形態の図2Aにおける概略平面図 同実施形態の概略作用図であり、(a)はウエブ切断前、(b)は接合テープの貼着時、(c)は同貼着後 他の実施形態の概略作用図 この発明のウエブの継ぎ装置に係わる他の実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図 同実施形態の概略作用図
この発明の一実施形態を図1A〜図1L、図2A、図2Bに示し、この実施形態のウエブ継ぎ装置Sは、二軸ターレット自動巻き出し装置(図示せず)からフィルム加工工程のフィルム(ウエブ)が繰り出されるエリアに設置され、後段に、アキューム装置(図示せず)やダンサーローラ装置(図示せず)等を介してそのフィルム洗浄装置等を設置する。その四角枠状のフレームFにその後側(図1Aにおいて左側)から前側(同右側)にフィルム(旧ウエブ)W1が走行し、その走行経路の上下に貼り付けロール1、2が設けられている。この両ロール1、2の長さや外径は適宜に決定すれば良いが、この実施形態では、ロール1の長さ:1600mm、外径:125mm、ロール2の外径:250mmとした。
この両ロール1、2はその一部がパンチングメタルによって形成されて接合テープTの吸着部1a、2aとなっており(図2A参照)、その内部は適宜に吸引される。この吸着部1a、2aの大きさ・位置は接合テープTが円滑に吸着されて吸気の漏れがないように適宜に決定する。例えば、接合テープTが長さ:1500〜1600mm、幅:50mmであれば、そのテープTと同一又は少し小さい程度とする。このため、そのパンチングメタル部分(吸着部)1a、2aに接合テープTを置くと、その接合テープTはロール表面に吸着される。図中、3はウエブWの案内ロール、4は吸気ホースである。
上側の貼り付けロール1は、その周面が樹脂層(ゴム)による弾性面となっており、フレームFに対して操作側である左方(図1Aにおいて手前方向)に取り出し可能となっている(図2A鎖線状態参照)。この取り出し時、上側貼り付けロール1に連結された吸気ホース4は、そのガイド樋4a上をそのロール1に連れて引き出される。
また、その上側貼り付けロール1の軸に回転停止位置調整用ウエイト30が取付けられており(図2A参照)、このウエイト30によって上側貼り付けロール1は、常時、所定回転位置で停止する。このウエイト30は、図2A(b)に示すように、ロール軸の上方部が二股片に分かれ、その両片にボルト・ナット31がねじ通されており、そのボルト・ナット31を弛めてロール軸周囲の所要の位置に回し、ボルト・ナット31を締結することによってその位置に固定し得る。このため、前記上側貼り付けロール1の所定回転位置は任意に変更可能である。この実施形態では、ウエイト30によって、他の拘束力がなければ、何れの回転位置においても、図3に示す、接合テープT1が両ロール1、2の接圧点aから所要角度θ1、例えば、137.5度に位置するように、上側貼り付けロール1が回転・停止する。
上側貼り付けロール1のウエブ走行経路の前段には前後対のバキュームボックス5、5が設けられ、この対のバキュームボックス5、5の間に切断刃6が位置している。その前段(図1Aにおいて左側)のバキュームボックス5はエアシリンダ5aによって下記支持ブロック7に対して昇降可能となっており、切断刃6の取り替え時、上昇させてその取り替えをし易くする。切断刃6もその支持ブロック7に対してエアシリンダ等によって昇降可能とし得る。
これらの上側貼り付けロール1、バキュームボックス5、エアシリンダ5aは支持ブロック7に取付けられており、その支持ブロック7はフレームF上のエアシリンダ8によって昇降可能に支持されている。このエアシリンダ8は、その両側にガイド杆8a、8aを有して前記支持ブロック7を安定して昇降する。以下の各エアシリンダ11a、11b、14a、14b、15a、20もそれぞれガイド杆を有してロッドの安定的な進退を行い得るようにしており、そのガイド杆の説明は省略する。
そのエアシリンダ8によって支持ブロック7が下降すると、上側貼り付けロール1、バキュームボックス5及び切断刃6が旧ウエブW1の走行経路に接し、対のバキュームボックス5、5によってウエブW1が吸着されて固定支持され、それと同時に切断刃6によってウエブW1が両バキュームボックス5、5間で吸着支持された状態で切断される。
下側の貼り付けロール2は、待機時、図3に示す、上記パンチングメタル部分(吸着部)2aに吸着された接合テープT2が両ロール1、2の接圧点aから所要角度θ2、例えば、68.8度に位置するようになっている。また、この下側貼り付けロール2は、所要角度、例えば、180度右回転された位置で後記転移ロール16が接圧(ニップ)するようになっている。
なお、この下側貼り付けロール2の回転位置θ2及び上記上側貼り付けロール1の回転位置θ1は、図1Gに示す両ロール1、2の接圧時点におけるその接圧点a(図3(a)参照)から両ロール1、2が回転した際、両ロール1、2に吸着された接合テープT1、T2が重なり合うように(接圧点aから接合テープT1、T2までの両ロール1、2の外周面弧長が同じとなるように)設定するものであり、この実施形態では、ロール1の外径:125mm、ロール2の外径:250mmとしたため、前記接圧点aから、前者θ1を137.5度の位置、後者θ2を68.8度の位置とした。このため、ロール1、2外径に応じてその位置θ1、θ2は適宜に設定する。
この下側貼り付けロール2は2段の大小のエアシリンダ11a、11bによって昇降自在なベース10に設けられている(図2A参照)。このベース10は、大エアシリン11aによって所要高さ、例えば、300mm昇降し、小エアシリンダ11bによってさらに所要高さ、例えば、25mm昇降する。このように、大小のダブルシリンダとしたのは、長伸縮シリンダでは、昇降精度が低い上に、大型化するからである。また、その両シリンダを並列配置としたのは、高さを抑えるためであり、高さ制限がなければ、直列配置とすることができる。
また、このベース10には下側貼り付けロール2を回転・停止するロータリーアクチュエータ12が設けられており、このロータリーアクチュエータ12によって下側貼り付けロール2が所要角度回転・停止する。
下側貼り付けロール2の前段には、2段の大小のエアシリンダ14a、14bによって昇降可能な待機位置用バキュームボックス13が設けられ、さらに、その前段にエアシリンダ15aによって昇降可能な昇降ロール15が設けられている。
フレームFの前面(図1Aにおいて右側面)に表面が例えばフッ素樹脂コーティング等の非貼着処理がなされた転移ロール16がロータリーアクチュエータ17によって起伏自在に設けられて下側貼り付けロール2に接圧・退避可能となっている。このロール16は、常時、起立されて退避しており、倒伏することによって、上記待機状態から右に180度回転した下側貼り付けロール2に接圧する(図1B等参照)。このロール16も一部表面がパンチングメタル16aによって形成され、その内部は吸引可能(バキューム可能)となっている(図2A参照)。
そのパンチングメタル部分(吸着部)16aは、両ロール2,16が接圧した点からのロール16の周長が同接圧点から下側貼り付けロール2のパンチングメタル部分(吸着部)2aまでの周長と同じとなっている。
フレームFの上面には、送り出しロール18及びそのロール回転ストッパ19が設けられており、そのストッパ19は、エアシリンダ20によって前後に進退可能となっている(図1Aと図1G参照)。このため、ストッパ19が進行してロール18にウエブW1を介在して接圧すると、ウエブW1の走行は停止する。
この実施形態の構成は以上の通りであり、つぎにその作用について説明する。
通常は、図1Aにおいて、巻出軸(図示せず)から、この継ぎ装置Sにウエブ(旧ウエブ)W1が前後(同1Aにおいて、左から右)に走行し、送り出しロール18から、アキューム装置等に送り出されている。
この送り出し状態において、今、走行している(送り出している)ウエブW1の終端が近くなると、又は、その前の適宜な時に、まず、待機位置用バキュームボックス13が上昇し(図1Aの鎖線から実線状態に、例えば、125mm上昇し)、その上面と下側貼り付けロール2の上面が同一位置(高さ)になる。続いて、そのボックス13内が吸気(バキューム弁をON(開放、以下同様))され、同時、又は続けて、他の巻出軸(図示せず)から、交換用ウエブ(新ウエブ)W2を引き出し、図1Aに示すように、待機位置用バキュームボックス13に吸着させるとともにその先端W2’を下側貼り付けロール2に置く(預ける)。このとき、図1Aに示すように、新ウエブW2の先端を下側貼り付けロール2の下側面の位置まで垂らし、そのセンタリングを手動によって行う。
つぎに、上下の貼り付けロール1、2内を吸気する。この吸気状態、又は吸気前に、上側貼り付けロール1を左方(図1Aにおいて手前側)に引き出し、そのロール1のパンチング部(吸気面)1aに接合テープT1をその非貼着面をロール側にして吸着させる。この後、上側貼り付けロール1を押し戻して定位置にセットする。このとき、このロール1はウエイト30によって所要回転角度に位置される。すなわち、図3に示すように、接合テープT1が両ロール1、2の接圧点aから所要角度θ1:137.5度に位置される。
下側貼り付けロール2は、所要角度、例えば、待機位置から右に180度回転させて(旋回させて)、そのパンチング部(吸着面)2aを新ウエブW2の貼着準備位置にセットする(図1B)。続いて、転移ロール16を倒して下側貼り付けロール2に新ウエブW2を介在して接圧するとともに(図1B)、その転移ロール16内を吸気する。この状態で、新ウエブW2を必要があればさらに引き出して転移ロール16に反時計方向に所要長さ(例えば、図1Bにおいて、反時計回りに180度)巻き付けて吸着する。このとき、転移ロール16の吸着部16aはその巻き付けた新ウエブW2の先端縁より内側にあって新ウエブW2を吸着支持する。
この吸着状態において、新ウエブW2の先端縁をその幅全長に亘って手によって切断する。その切断端が新ウエブW2の先端となり、切断した縁片は適宜に除去する。その切断時、転移ロール16には全長に亘ってカッター溝が形成されて新ウエブW2を通り抜けた切断刃を受ける(逃がす)ようになっている。この切断後、接合テープT2をその粘着面を内側(ロール16側)にしてその幅方向の中央線が新ウエブW2の切断端縁と一致するようにその新ウエブW2に貼着する(図1C)。
このとき、新ウエブW2の引き出し先端縁が直線状であれば、転移ロール16に吸着させた接合テープT2にその先端縁を貼着しても良い。また、その先端縁が上記カッター溝に対応してその先端縁を切断する必要がなければ、その切断をする必要はない。
この新ウエブW2の先端及び接合テープT2が転移ロール16に吸着している状態で、待機位置用バキュームボックス13の吸気を停止する(バキュームOFFとする)とともに下降させる。その後、又は同時に、図1Cに示すように、ロータリーアクチュエータ12によって下側貼り付けロール2を180度左回転させる。このロール2の回転に伴って転移ロール16も回転して接合テープT2付き新ウエブW2を下側貼り付けロール2に送り出し、その接合テープT2の貼着された新ウエブW2の先端が下側貼り付けロール2の吸着部に対応し、その対応時、又は前に、転移ロール16内の吸気を止めることによって、接合テープT2付の新ウエブW2の先端部は下側貼り付けロール2に転移吸着される。
このとき、転移ロール16のパンチングメタル部分(吸着部)16aは、両ロール2,16が接圧した点からの周長が同接圧点から下側貼り付けロール2のパンチングメタル部分(吸着部)2aまでの周長と同じとなっているため、接合テープT2付の新ウエブW2の先端部は下側貼り付けロール2のパンチングメタル部分2aに転移(転写)吸着される。このため、下側貼り付けロール2が180度の回転した時点(待機状態)は、図1D、図3(a)に示すように、接合テープT2が両ロール1、2の接圧点aから所要角度θ2:68.8度に位置する。この角度θ2の調整は、接合テープT2付の新ウエブW2の先端部が下側貼り付けロール2に吸着された後、調整することもできる。
なお、接合テープT2の転移ロール16から下側貼り付けロール2への転移は、ロール16の表面が非貼着処理がなされているため、円滑になされる。また、接合テープT2及び新ウエブW2の先端は転移ロール16に吸着されているが、そのウエブW2とロール2との摩擦力等によって接合テープT2等はロール16からロール2に容易に転移する。このとき、下側貼り付けロール2の吸気力を転移ロール16の吸気力に対し強くしたり、転移時には、ロール16の吸気を中止したりする等の手段を講じることができる。
その後、図1Dに示すように、転移ロール16を起立させる(下側貼り付けロール2から退去させて待機位置に戻す)。このとき、又はその前後において、待機位置用バキュームボックス13内の再吸気を行って新ウエブW2を支持(保持)することができる。
以上の作用によって、ウエブW1、W2の継ぎ合わせ(スプライス)の準備は完了し(図1Dの状態)、この時まで、旧ウエブW1は走行され続けている(送り出され続けている)。この準備の完了後、その完了スイッチを押す(ONする)と、図1Dから同Eに示すように、下側貼り付けロール2、待機位置用バキュームボックス13及び昇降ロール15が上昇し(例えば、300mm上昇し)、継ぎ合わせ(スプライス)準備が完了する。この昇降ロール15及び待機位置用バキュームボックス13の上昇によって、下側貼り付けロール2から新ウエブW2の大きな垂れ下がりが防止され、弱い吸着力であっても、そのロール2から新ウエブW2が脱落することが防止される。
このように、下側貼り付けロール2の下降状態で新ウエブW2及び接合テープT2の吸着作業を行ったのは、そのロール2等の昇降には時間がかかり、それらが下降した作業スペースが広い状態で接合テープT2等の吸着を行い、その接合テープT2等の吸着のスプライス準備ができれば、新ウエブW2を上昇させて、そのスプライスへの上昇時間を短縮させてスプライス時間(ウエブWの走行停止時間)の短縮を図るためである。
このスプライス準備の完了後、その完了スイッチを押す(ONする)と、図1Eから同Fに示すように、まず、ロール回転ストッパ19が進行して旧ウエブW1を介在して送り出しロール18に接圧するとともに、旧ウエブW1の巻出軸及び同フィード装置が減速停止し、旧ウエブW1の走行が停止する。前記ストッパ19のロール18への接圧によって、アキューム装置からの旧ウエブW1への引っ張り力は阻止され、この継ぎ装置S内の旧ウエブW1にはテンションがかかっていない状態となる。
続いて、図1Gに示すように、下側貼り付けロール2がさらに上昇(例えば、25mm上昇)すると共に、上側貼り付けロール1が下降(例えば、20mm)し、両ロール1、2が旧ウエブW1を介在して接圧(ニップ)する。この接圧時、下側貼り付けロール2は弾性表面の上側貼り付けロール1に、例えば2mm食い込んで、旧ウエブW1を確実にニップする。この作用と同時、又は後に、待機位置用バキュームボックス13への吸気を停止する。下側貼り付けロール2も弾性表面とすることができ、また、下側貼り付けロール2のみを弾性表面とすることもできる。
上記両ロール1、2の接圧と同時、又はその接圧後、図1Hに示すように、上記旧ウエブW1の切断保持用バキュームボックス5、5が吸気されてその間の旧ウエブW1を支持固定するとともに、切断刃6によってその旧ウエブW1を切断する。
このとき、その切断線の両側の旧ウエブW1を吸気して支持しているため、その切れ端が垂れ下がることなく、その切断が円滑に成される。切断が円滑でないと、その切断時間が長くなると共に、後述の新ウエブW2の先端縁との突き合わせがうまくいかない。また、その切断部分の前後の旧ウエブW1を吸着支持しているため、前記両ロール1、2の旧ウエブW1を介在した接圧はその旧ウエブW1の切断後でも良い。この切断した縁片は適宜に除去する。
なお、その切断点の両ロール1、2の接圧点aからの距離は、その接圧点aから上側貼り付けロール1の接合テープT1の幅方向中心点までのロール周長(接圧点aから下側貼り付けロール2の接合テープT1の幅方向中心点までのロール周長)とほぼ同じに設定されている。
旧ウエブW1の切断が完了すれば、図1Iに示すように、上記切断保持用バキュームボックス5、5への吸気を停止し、ロータリーアクチュエータ12によって下側貼り付けロール2をウエブ送り出し方向(図1Iにおいて時計回り)に回転させる。例えば、180度回転させ、この回転に伴い、上側貼り付けロール1も反時計回りに回転する。
この下側貼り付けロール2の回転時、上記切断保持用バキュームボックス5の吸気力は、旧ウエブW1の移動に支障がない程度であるため、バキュームボックス5への吸気を停止しなくてもよい。この場合は、旧ウエブW1がバキュームボックス5から離れた時点の後、その吸気を停止する。
この下側貼り付けロール2の回転に伴い、両ロール1、2は接圧しているため、図3(a)から同(b)に示すように、ウエブW1及び新ウエブW2もそのロール1、2の回転によって送り出される(図1J右方に走行する)。このとき、上記ウエブW1の切断点の両ロール1、2の接圧点aからの距離は、その接圧点aから下側貼り付けロール2の接合テープT1の幅方向中心点までのロール周長とほぼ同じに設定されているため、旧ウエブW1の後端(切断端)と新ウエブW2の先端が突き合って接続した状態となる。
このウエブW1の後端(切断端)と新ウエブW2の先端が突き合い、さらに、両ロール1、2が回転すると、図3(c)に示すように、新ウエブW2の先端に貼着された接合テープT2の前半分が旧ウエブW1の後端下面に貼着されるとともに、上側貼り付けロール1に吸着されていた接合テープT1が新ウエブW2の先端及び旧ウエブW1の表面に前記突き合わせ線を境にして前後に貼着される。このため、この両接合テープT1、T2によって新旧のウエブW1、W2が接合・継ぎ合わせされる(図1J)。
このとき、その両ウエブW1、W2の突き合わせ部分はピッタリでなくても、接合テープT1、T2がウエブW1、W2に亘って貼着される間隙があってもよい。この場合、上記ウエブW1の切断点の両ロール1、2の接圧点aからの距離と、その接圧点aから下側貼り付けロール2の接合テープT1の幅方向中心点までのロール周長とはその間隙(間隔)分、どちらかが短くなったり、上記上側貼り付けロール1の回転位置θ1及び下側貼り付けロール2の回転位置θ2が上記(θ1:137.5、θ2:68.5)に対してずれて設定されることとなったりするが、接合テープT1、T2の長さはその間隙が生じても旧ウエブW1の切断端又は新ウエブW2の先端に必ず接着するように設定する。
この新旧ウエブW1、W2の継ぎ合わせ(スプライス)が完了すれば、上下の貼り付けロール1、2の吸気を停止するとともに、下側貼り付けロール2を反転(図1Kにおいて反時計回り)させて、例えば、180度反転させ、新ウエブW2を巻出側に送り戻して弛みをとる。
この後、上記ストッパ19が後退して旧ウエブW1の接圧(走行停止)を開放し、この装置S内のウエブW1、W2の走行が可能となって次段のアキューム装置に送り出される。この作用に伴って、上下の貼り付けロール1、2を昇降させるとともに、待機位置用バキュームボックス13を下降させる(図1L)。
なお、以上の一連の作用において、昇降ロール15は、適宜に、上昇して新ウエブW2を所要高さで支持し、垂れ下がることを防止する。このため、下側貼り付けロール2への新ウエブW2の吸着力を低くしても剥がれることはない。吸着力を高くすると、剥がれにくくなるが、剥がれにくいと、後の接合テープT1、T2による接合部分の移行(ロール1、2から離れる作用)がうまくいかなくなる。このため、その作用が円滑に行われるようにその吸着力を適宜に設定する。
切断した旧ウエブW1は、適宜な時期に、二軸ターレット自動巻き出し装置によって適宜に巻き取る。この実施形態においては、図1Iの時期に巻き取った。
以上で、この装置Sによる新旧ウエブW1、W2の継ぎ合わせ作用は完了し、二軸ターレット自動巻き出し装置の新巻出軸と旧巻出軸が上下に反転して、前者が旧巻出軸、後者が新巻出軸となって、その旧巻出軸から上記新ウエブW2が繰り出されてこの装置S内を走行してアキューム装置に送り込まれる。このとき、図1Lに示すように、昇降ロール15が上昇して新ウエブW2が下側貼り付けロール2や待機位置用バキュームボックス13に干渉しないようになっているため、二軸ターレット自動巻き出し装置による巻出軸の交換は円滑に行われる。
以後、同様な作用が行われてウエブWが自動的に継ぎ合わされてアキューム装置等を介して洗浄装置等の次工程に連続的に送り込まれる。
この実施形態では、ウエブWの継ぎ時間のためにウエブWの走行を停止した時間は、3〜4.5秒であったが、上記特許文献1の従来の装置にあっては、同一のウエブWにおいて、同12〜13秒を要した。
なお、新旧ウエブW1、W2の継ぎ合わせ作用は、図1Jの段階で終了するため、後段工程によって継ぎ合わせ時の新ウエブW2の弛みが吸収できれば、上記図1K、同Lの作用は省略し得る。
上記実施形態においては、上下の貼り付けロール1、2に接合テープT1、T2を吸着するようにしたが、その接合テープT1、T2の吸着はその両ロール1、2の一方のみでも良い。上側貼り付けロール1に接合テープT1を吸着させれば、図3(c)において、両ウエブW1、W2の上面に接合テープT1のみが貼着された継ぎ目となり、下側貼り付けロール2に接合テープT2を吸着させれば、図3(c)において、両ウエブW1、W2の下面に接合テープT2のみが貼着された継ぎ目となる。
また、下側貼り付けロール2に表裏両面が貼着面となった両面接合テープT3を吸着させれば、図4に示すように、旧ウエブW1の後端と新ウエブW2の先端の間に接合テープT3が介在された継ぎ目となる。このとき、両ウエブW1、W2の端が重なるように、下側貼り付けロール2の接合テープT3の吸着面2aはその重なり分(例えば、接合テープT3の長さ半分以上)、時計方向に所要角度進めた位置としたり、旧ウエブW1の切断点をさらに前段としたりして、両ロール1、2の接圧点aからから下側貼り付けロール2の接合テープT3の幅方向中心点までのロール周長に対し、旧ウエブW1の切断点の両ロール1、2の接圧点aからの距離を長くする。
なお、この両面接合テープT3の場合は、接合テープT2が新ウエブW2の下表面に貼着されたが(図3(c)参照)、図4に示すように、新ウエブW2の上表面に貼着される。
図5A、同F、同J、同Lに他の実施形態を示し、この実施形態の継ぎ装置Sは、上記実施形態において、昇降ロール15、転移ロール16を省略し、上記ロール回転ストッパ19をエアシリンダ21によって揺動する揺動片22に取り付け、その揺動片22に別個に送り出しロール23を設け、上記送り出しロール18を案内ロールとしたものである。また、下側貼り付けロール2は駆動機が付設されて回転し、その回転をブレーキロール24で許容したり停止したりする。図5各中、上記と同一符号は同一物を示し、その作用は、図5Aは図1A、図5Fは図1F・・にそれぞれ対応し、省略した作用(図)は図1B〜同E、同G、同H、同I、同Kとほぼ同様である。
この実施形態の継ぎ装置Sにおける上記実施形態の作用との相違点は、まず、図5Aに示すように、新ウエブW2を下側貼り付けロール2に接合テープT2を介在して直接に吸着させる。このとき、接合テープT2はその貼着面でその幅方向半分が新ウエブW2に貼着され、その残りの貼着面は上面に露出する。
因みに、上記実施形態においては、転移ロール16に新ウエブW2を吸着した後、その端縁に接合テープT2を吸着し、それを下側貼り付けロール2に転移させるため、前記接合テープT2はその貼着面でその幅方向半分が新ウエブW2に貼着され、その残りの貼着面は上面に露出した状態となる。
つぎに、その接合テープT2の貼着後又は前に、上側貼り付けロール1に接合テープT1を吸着させ、以後同様な作用が行われ、図5Fに示すように、ロール回転ストッパ19によって旧ウエブW1の走行を停止させる。続いて、上下側の貼り付けロール1、2が昇降し、その両ロール1、2でもって旧ウエブW1をニップし、この状態において、旧ウエブW1が切断刃6により切断される。
切断が完了すれば、図5Jに示すように、揺動片22がエアシリンダ21によって後方に揺動(回転)して、送り出しロール23を介して旧ウエブW1を引き出す。このとき、ブレーキロール24は開放されているため、その旧ウエブW1の引き出しにともなって両貼り付けロール1、2が回転する。この回転に伴い、ウエブW1及び新ウエブW2も送り出され(図5J右方に走行し)、ウエブW1の後端と新ウエブW2の先端が突き合って接続した状態となるとともに、両接合テープT1、T2が新ウエブW2の先端及び旧ウエブW1の表面に前記突き合わせ線を介して前後に貼着され、この両接合テープT1、T2によって新旧のウエブW1、W2が接合・継ぎ合わせされる(図5J、図3(c))。
この新旧ウエブW1、W2の継ぎ合わせ(スプライス)が完了すれば、図5Lに示すように、揺動片22を前方に揺動(回転)させて、通常のウエブWの送り出し作用に移行する。
この実施形態において、図5Fの旧ウエブW1の走行を停止した後、上記実施形態と同様に、下側貼り付けロール2を回転させて継ぎ合わせ作用を行うことができる。この場合、揺動片22は不要となる。
また、この実施形態においても、同様に、図4に記載の継ぎ合わせ作用を行うことができ、さらに、上記のように、接合テープT1、T2の吸着はその両ロール1、2の一方のみに行うようにすることができる。
上記各実施形態において、各接合テープT1、T2、T3の各ロール1、2への吸着面側に離型紙が接着していても、その反対面の貼着面がウエブW1に接着すれば、その接合テープT1、T2、T3はウエブW1又はW2に貼着し、離型紙はロール1、2側に吸着状態で残ることとなるため、ウエブの継ぎ作用の完了後、両ロール1、2が離れた状態において、適宜にその離型紙をロール1、2から取り除くことができる。
なお、上記各実施形態は、ウエブWが樹脂フィルムの場合であったが、そのフィルムは樹脂製に限らず,他の種々のフィルムを採用でき、また、樹脂製シート等も採用することができる。さらに、フィルムやシートに限らず、上記のように、この発明は、紙、布又は金属泊等の単層又は複数層をラミネートしたシート状物等の帯状ウエブ(帯状物)の継ぎ装置又は方法とし得ることは勿論である。
上記実施形態においては、シリンダ、ロータリーアクチュエータを全て圧縮空気によって作動するようにしたため、防爆機能を有するが、防爆機能を有する必要がない環境下では、それらに、サーボモータ等の電気駆動手段を採用し得る。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
S この発明に係るウエブ継ぎ装置
F 同装置のフレーム
T1、T2、T3 接合テープ
W、W1、W2 ウエブ(フィルム)
a 両ロールの接圧点
1 上側貼り付けロール
2 下側貼り付けロール
3 ウエブ案内ロール
5 ウエブ切断保持用バキュームボックス
6 切断刃
11a、11b 下側貼付ロール昇降用エアシリンダ
12 下側貼付ロール回転用ロータリーアクチュエータ
13 新ウエブ待機位置用バキュームボックス
14 新ウエブ用昇降ロール
16 転移ロール
18、23 この装置のウエブ送り出しロール
19 ウエブ走行中止用ストッパ
22 揺動片

Claims (12)

  1. 一方向に走行する旧ウエブ(W1)の切断端と、巻出装置から前記一方向に引き出された新ウエブ(W2)の先端とを接続するウエブ継ぎ装置であって、
    上記旧ウエブ(W1)の走行経路の上下側にその旧ウエブ(W1)を介して対向する新旧ウエブ(W1、W2)の巻き出しロールとは異なる接離可能な上下の貼り付けロール(1、2)が設けられているとともに、その上側貼り付けロール(1)の前記走行経路の前段に前記旧ウエブ(W1)の切断刃(6)が設けられており、
    上記新ウエブ(W2)の先端が上記下側貼り付けロール(2)に吸着されるとともに両ロール(1、2)の少なくとも一方に接合テープ(T1、T2)が吸着されており、
    上記切断刃(6)は、上下の貼り付けロール(1、2)が旧ウエブ(W1)を介在して接圧しているとともに新ウエブ(W2)の先端がその接圧点(a)に至っていない状態で、旧ウエブ(W1)を前記接圧点(a)の前段で切断するものであり、両ロール(1、2)は、両ウエブ(W1、W2)の前記走行方向に回転して前記接合テープ(T1、T2)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端に接着して、旧ウエブ(W1)の切断端と新ウエブ(W2)の先端とを継ぎ合わせるものであることを特徴とするウエブ継ぎ装置。
  2. 請求項1に記載のウエブ継ぎ装置において、上記下側の貼り付けロール(2)に接合テープ(T3)が吸着されるものであって、その接合テープ(T3)が表裏両面が粘着層である両面テープであり、上記上下の貼り付けロール(1、2)は、上記旧ウエブ(W1)の切断後、上記両ウエブ(W1、W2)の前記走行方向に回転して前記接合テープ(T3)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端の間に介在してその両端に接着させて、旧ウエブ(W1)の切断端と新ウエブ(W2)の先端とを重ねて継ぎ合わせるものであることを特徴とするウエブ継ぎ装置。
  3. 請求項1に記載のウエブ継ぎ装置において、上記上側貼り付けロール(1)に接合テープ(T1)が吸着されるものであって、その上側貼り付けロール(1)に回転停止位置調整用ウエイト(30)が取付けられており、そのウエイト(30)は、上記上下の貼り付けロール(1、2)の接圧時、上記吸着された接合テープ(T1)を上記接圧点(a)から上側貼り付けロール(1)の周方向に離れた点に位置させ、上記上下の貼り付けロール(1、2)が両ウエブ(W1、W2)の上記走行方向に回転して前記接合テープ(T1)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端に接着させるものであることを特徴とするウエブ継ぎ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載のウエブ継ぎ装置において、上記下側貼り付けロール(2)に接合テープ(T2、T3)が吸着されるものであって、
    上記下側貼り付けロール(2)の上記新ウエブ走行方向前方に、その下側貼り付けロール(2)に接圧・退避可能な転移ロール(16)が設けられており、この転移ロール(16)は、下側貼り付けロール(2)とその転移ロール(16)の間を通った上記新ウエブ(W2)の先端が吸着されて、その新ウエブ(W2)の先端に接合テープ(T2、T3)の貼着がさらに行われ、前記下側貼り付けロール(2)に新ウエブ(W2)を介在して接圧した状態で、その下側貼り付けロール(2)の回転に伴い回転して前記接合テープ(T2、T3)付新ウエブ(W2)の先端を下側貼り付けロール(2)に転移吸着するものであることを特徴とするウエブ継ぎ装置。
  5. 上記上下の貼り付けロール(1、2)の少なくとも一方の接圧面が弾性材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載のウエブ継ぎ装置。
  6. 上記下側貼り付けロール(2)の前段に吸着具(13)が設けられ、その吸着具(13)は、上記新ウエブ(W2)の先端を下側貼り付けロール(2)に吸着する際、上記新ウエブ(W2)の先端近くを吸引保持するものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載のウエブ継ぎ装置。
  7. 一方向に走行する旧ウエブ(W1)の切断端と、巻出装置から前記一方向に引き出された新ウエブ(W2)の先端とを接続するウエブ継ぎ方法であって、
    上記旧ウエブ(W1)の走行経路の上下側にその旧ウエブ(W1)を介して対向する新旧ウエブ(W1、W2)の巻き出しロールとは異なる接離可能な上下の貼り付けロール(1、2)が設けられており、
    上記新ウエブ(W2)の先端を上記下側貼り付けロール(2)に吸着するとともに両ロール(1、2)の少なくとも一方に接合テープ(T1、T2)を吸着し、その上下の貼り付けロール(1、2)を接近させて旧ウエブ(W1)を介在して接圧し、新ウエブ(W2)の先端がその接圧点(a)に至っていないその接圧状態で、切断刃(6)によって前記接圧点(a)の走行経路前段の旧ウエブ(W1)を切断し、その後、両ロール(1、2)を回転させて新旧両ウエブ(W1、W2)を前記走行方向に走行させるとともに前記接合テープ(T1、T2)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端に接着して、旧ウエブ(W1)の切断端と新ウエブ(W2)の先端とを接続することを特徴とするウエブ継ぎ方法。
  8. 請求項7に記載のウエブ継ぎ方法において、上記接合テープを表裏両面が粘着層である両面テープとしてその接合テープ(T3)を上記下側の貼り付けロール(2)に吸着し、上記旧ウエブ(W1)の切断後、両ロール(1、2)を両ウエブ(W1、W2)の前記走行方向に回転させて前記接合テープ(T3)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端の間に介在してその両端に接着して、旧ウエブ(W1)の切断端と新ウエブ(W2)の先端とを重ねて継ぎ合わせることを特徴とするウエブ継ぎ方法。
  9. 請求項7に記載のウエブ継ぎ方法において、上記上側貼り付けロール(1)に接合テープ(T1)が吸着されるものであって、その上側貼り付けロール(1)に取付けた回転停止位置調整用ウエイト(30)によって、上記上下の貼り付けロール(1、2)の接圧時、前記吸着された接合テープ(T1)が、上記両ロール(1、2)を両ウエブ(W1、W2)の前記走行方向に回転させて前記接合テープ(T1)を旧ウエブ(W1)の切断端及び新ウエブ(W2)の先端に接着するように、上記接圧点(a)から上側貼り付けロール(1)の周方向に離れた点に位置するようにしたことを特徴とするウエブ継ぎ方法。
  10. 請求項7乃至9の何れか1つに記載のウエブ継ぎ方法において、上記下側貼り付けロール(2)の上記新ウエブ走行方向前方に設けられてその下側貼り付けロール(2)に接圧・退避可能な転移ロール(16)と前記下側貼り付けロール(2)との間に、前記新ウエブ(W2)を通し、その通した新ウエブ(W2)を介在して前記転移ロール(16)を下側貼り付けロール(2)に接圧するとともに前記新ウエブ(W2)の先端を前記転移ロール(16)に吸着し、その状態で、転移ロール(16)上で、前記新ウエブ(W2)の先端に接合テープ(T2、T3)の貼着を行い、その後、前記下側貼り付けロール(2)の回転に伴って前記転移ロール(16)を回転させて前記接合テープ(T2、T3)付新ウエブ(W2)の先端を下側貼り付けロール(2)に転移吸着することを特徴とするウエブ継ぎ方法。
  11. 上記上下の貼り付けロール(1、2)の少なくとも一方の接圧面を弾性材で形成し、上記上下の貼り付けロール(1、2)の接圧時、その弾性材からなるロールに他方のロールが食い込むことを特徴とする請求項7乃至10の何れか1つに記載のウエブ継ぎ方法。
  12. 上記新ウエブ(W2)の先端を下側貼り付けロール(2)に吸着する際、その新ウエブ(W2)の先端近くを、前記下側貼り付けロール(2)の前段に設けた吸着具(13)で吸引保持することを特徴とする請求項7乃至11の何れか1つに記載のウエブ継ぎ方法。
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