JP5989518B2 - 2液型塗工剤および合成擬革 - Google Patents
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Description
本発明のウレタンプレポリマー組成物は、その成分中の活性水素に、例えば、ポリイソシアネート等の架橋剤を反応させて高分子量化して用いられるウレタンプレポリマー組成物であり、水酸基価10〜100mgKOH/gの水酸基末端ウレタンプレポリマーを20〜80質量%含有し、さらに、該ポリマーの媒体として、水酸基価20〜400mgKOH/gのウレタン結合をもたないオリゴマーを20〜80質量%を少なくとも含有してなり、かつ、実質的に不揮発分100%で、少なくとも30℃の温度で液状であることを特徴とする。ここで、本発明で言う「実質的に不揮発分100%」とは、従来のポリウレタン溶液で使用する反応や希釈のための溶剤は使用していないが、残留する未反応モノマーなどの揮発成分を含むことを意味し、残留する揮発成分が5%以下の状態を言う。
一般に、固形分100%(すなわち、無溶剤)の水酸基を含有するウレタンプレポリマーに、例えば、ポリイソシアネート架橋剤を含有させた組成物を塗布する場合には、該組成物の粘度を塗布可能な粘度まで下げる目的で、80℃〜130℃の温度で加熱する必要がある。このため該組成物は、可使時間が短いという制約があり、その作業性に劣るとともに、形成した塗膜の特性に劣るという問題がある。一方、オリゴマー、モノマー(短鎖グリコール)と、ポリイソシアネート架橋剤とからなるワンショット混合の組成物の場合は、粘度が低く、上記した加熱工程を簡略化することができるが、得られた合成擬革の性能は、満足に値するものにならないという問題がある。
本発明のウレタンプレポリマー組成物は、水酸基価10〜100mgKOH/gの水酸基末端ウレタンプレポリマーを含有し、該ポリマーの媒体として水酸基価20〜400mgKOH/gのオリゴマーを併用し、前記したように、それぞれ特定の割合で含有してなる。さらに、該組成物は、実質的に不揮発分100%で、少なくとも30℃の温度で液状であることを特徴とする。ここで、本発明のウレタンプレポリマー組成物は、30℃の温度で液状であることを特徴とするが、特に30℃での粘度によって規定されるものではない。以下、該組成物を構成する材料について説明する。なお、上記構成を有する本発明のウレタンプレポリマー組成物は、以下、該組成物と記載する場合がある。
本発明のウレタンプレポリマー組成物を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーは、その水酸基価が10〜100mgKOH/gであるが、さらには20〜100mgKOH/gであることが好ましい。水酸基価が100mgKOH/gを超えると、例えば、該組成物を合成擬革の表皮層等に用いた場合に、前記した塗膜の流れ現象が起こり、均一な皮膜を形成させることができず、合成擬革としての品質を保てない。一方、その水酸基価が10mgKOH/g未満である場合は、ポリイソシアネート架橋剤を反応させて該組成物を高分子量化させて用いる際に、反応中に高粘度となり内部ゲル化物等が発生するため、高品質の製品の提供ができなくなる。
本発明を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーを製造する際に使用可能なポリオールとしては、例えば、ポリカーボネート系ポリオール、ポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオール、ポリオレフィン系ポリオール、ブタジエン系ポリオール、ポリアクリルポリオール、油脂変性ポリオール、シリコーン変性ポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリバレロラクトンポリオールなど、またはこれらの混合物等が挙げられる。これらの中からポリオールを選択してウレタンプレポリマーを製造する場合、該プレポリマーと、媒体として用いるオリゴマーとを混合してなる本発明のウレタンプレポリマー組成物に30℃で流動性を与えるため(すなわち、30℃の温度で液状であるようにするため)には、30℃において液状をなすポリオールを選択するか、製造したウレタンプレポリマーを媒体であるオリゴマーと混合した際に、液状をなす組成となるものを選択することが好ましい。また、先にも述べたように、本発明を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーを製造する際には、例えば、ポリイソシアネート架橋剤を反応させて該組成物を高分子量化することで得られる高分子量化皮膜の強度と耐久性能の向上のために、上記に挙げたようなポリオールと短鎖グリコールを共重合させることも好ましい形態である。なお、上記したウレタンプレポリマーの製造に用いることのできる短鎖グリコールの詳細については、後述する。
前記したように、本発明を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーを製造する際には、本発明の組成物を高分子量化して形成した皮膜の強度と耐久性能の向上のために、上記したポリオールとともに、短鎖グリコールを共重合させることができる。この際に使用することができる短鎖グリコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコールなどの脂肪族グリコール、ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン、シクロヘキサン−1,4ジオールなどの脂環族グリコール、キシリレングリコールなどの芳香族グリコールなどが挙げられる。
本発明を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーは、上記したようなポリオール等にイソシアネート化合物を反応させることにより合成することができる。水酸基末端ウレタンプレポリマーを製造する際に使用可能なイソシアネート化合物としては、例えば、下記のものが挙げられる。4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−または2,6−トリレンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ジフェニルエーテルジイソシアネート、ジフェニルスルホンジイソシアネート、などの芳香族ジイソシアネートや、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、イソプロピレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、1,5−オクチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネートなどの脂肪族、およびイソホロンジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−メチレンジシクロヘキシルジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、イソプロピリデンジシクロヘキシル−4,4’−ジイソシアネートなどの脂環族ジイソシアネートなどである。
本発明を構成する水酸基末端ウレタンプレポリマーの合成においては、従来公知の方法を用いることができ、特に限定されないが、反応を促進させるため、ウレタンの合成反応に使用される、従来公知のアミン系および有機金属系の触媒を単独または2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明のウレタンプレポリマー組成物は、上記のようにして構成した水酸基価10〜100mgKOH/gの水酸基末端ウレタンプレポリマーを用い、さらに、該プレポリマーの媒体として、水酸基価20〜400mgKOH/gのウレタン結合をもたないオリゴマーを併用してなる構成とし、実質的に不揮発分100%で、少なくとも30℃の温度で液状であるものとしたことを特徴とする。なお、上記において、複数のオリゴマーを混合使用する場合等における水酸基価は、混合物の平均値で表す。
本発明のウレタンプレポリマー組成物は、上記で説明した水酸基末端ウレタンプレポリマーを20〜80質量%と、媒体として用いるオリゴマーを20〜80質量%の範囲で含有してなる。より好適には、ウレタンプレポリマーの組成や、媒体として用いるオリゴマーの種類によっても異なるが、組成物中におけるウレタンプレポリマーの質量含有比率が35質量%以上であることが、より好ましい。
本発明のウレタンプレポリマー組成物は、上記した成分に加えて、必要に応じ、その使用目的によって、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、難燃剤、シリカ、アルミナなどの無機フィラー、ウレタンビーズ、アクリルビーズなどの有機フィラーなどを含有させることができる。
上記した本発明のウレタンプレポリマー組成物は、その成分中の活性水素に、架橋剤を反応させて高分子量化して、皮膜を形成する際に用いるものである。基材表面に表皮層を形成するための表皮剤として、或いは、別に形成した表皮層を基材に貼り合わせるための接着剤として用いた際に、本発明のウレタンプレポリマー組成物を高分子量化する架橋反応に用いる架橋剤としては、例えば、ポリイソシアネート(ブロック剤含む)架橋剤、メラミン架橋剤、エポキシ架橋剤、カルボジイミド架橋剤などが挙げられる。特に、本発明のウレタンプレポリマー組成物からなる塗膜の架橋方法は、その成分中の水酸基やウレタン基との反応性を利用したポリイソシアネート架橋剤による架橋方法が好ましい。さらに、大気中への揮発性有機物質の放出抑制を考慮すると、ポリイソシアネート架橋剤は、非ブロック剤とし、2液型で使用することが好ましい。
上記した本発明のウレタンプレポリマー組成物とポリイソシアネート架橋剤とを含有してなる2液型塗工剤は、特に、合成擬革を製造する際に好適に使用することができる。具体的には、基材と表皮層とからなる合成擬革、或いは、基材と接着剤層と表皮層とからなる合成擬革において、表皮層を、或いは、表皮層と接着剤層とを、本発明の2液型塗工剤を用いて形成することで、環境対応型製品である優れた本発明の合成擬革となる。本発明の2液型塗工剤は、30℃の温度で液状の、30〜80℃で塗工可能な特定の混合比率のウレタンプレポリマー組成物を含有してなるため、上記表皮層や接着剤層を該組成物で形成する場合に、可使時間が長く、該組成物を基材等に良好な状態に塗工することができる。さらに、基材等に塗工した該組成物を構成している、上記ウレタンプレポリマーと、その媒体のオリゴマーとがそれぞれに有する活性水素と、本発明の2液型塗工剤を構成するポリイソシアネート架橋剤とを反応させる方法で、当該組成物を高分子量化することで、「塗膜の流れ現象」といった問題のない優れた合成擬革を得ることができる。本発明の2液型塗工剤は、有機溶剤や水が配合されていないので、上記のようにして合成擬革を製造した場合に揮発性有機物が大気中に放出することが殆ど起こらないため、環境対応型の製品が提供できる。
(1)本発明の2液型塗工剤を離型紙に塗布し、加熱硬化(例えば、150℃/2〜7分の条件)して表皮層を形成した後に、得られた表皮層を、湿式法又は乾式法で作製されたポリウレタンレザー表面に熱圧着することで表皮を造面する合成擬革の製造方法。
(2)本発明の2液型塗工剤を、上記したポリウレタンレザー表面に直接塗布した後に、塗布面を加熱硬化(例えば、150℃/2〜7分の条件)させて表皮層を形成し、表皮を造面する合成擬革の製造方法。
(3)本発明の2液型塗工剤を離型紙に塗布し、加熱硬化(例えば、150℃/2〜7分の条件)して表皮層を形成した後、さらに、該表皮層の表面(離型紙に接している面の反対側の面)に、本発明の2液型塗工剤を塗布して接着剤層を形成し、該接着剤層を基布との貼り合わせに好適な状態までプレ硬化(例えば、120℃/1〜5分の条件)させる。そして、プレ硬化させた接着剤層を基布と貼り合わせ、その後、完全硬化(例えば、150℃/2〜7分の条件)させた後、離型紙より剥離して合成擬革を得る製造方法。
(実施例1)
水酸基価が56.1mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を100部と、エチレングリコール6.2部とに、HDIを16.8部加えて、70℃で1時間反応させた。その後、触媒として、DBU−オクチル酸塩を300ppm添加して、さらに3時間反応させることで、固形分100%、水酸基価45.6mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が56.1mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を100部と、エチレングリコール3.1部とに、HDIを12.6部加えて、70℃で1時間反応させた。その後、触媒として、2−エチルヘキシル酸亜鉛を250ppm添加して、さらに3.5時間反応させることで、固形分100%、水酸基価24.2mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が224.4mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を85部と、水酸基価が140.3mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を15部と、エチレングリコール16.6部とに、TDI(−80)を46.5部加えて、100℃で1時間反応させた。その後、触媒として、DBU−オクチル酸塩を300ppm添加して、さらに3時間反応させることで、固形分100%、水酸基価92.0mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が62.3mgKOH/gの、THF−ネオペンチルグリコール共重合ポリオール(20℃で液状)を100部と、1,4ブタンジオール15.0部とに、TDI(−80)29.0部を加えて、100℃で1時間反応させた。その後、触媒として、ジブチル錫ジラウレートを150ppm添加して、さらに2.5時間反応させることで、固形分100%、水酸基価43.3mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が62.3mgKOH/gの、THF−ネオペンチルグリコール共重合ポリオール(20℃で液状)を100部と、1,4−ブタンジオールを10.0部とに、TDI(−80)を24.2部加えて、100℃で1時間反応させた。その後、触媒として、DBU−オレイン酸塩を250ppm添加して、さらに3.5時間反応させることで、固形分100%、水酸基価23.4mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が56.1mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を80部と、水酸基価が62.3mgKOH/gの、THF−ネオペンチルグリコール共重合ポリオール(20℃で液状)を20部と、1,4ブタンジオール1.5部とに、TDI(−80)を24.2部加えて、100℃で1時間反応させた。その後、ジオクチル錫ジアセテートを150ppm添加して、さらに3時間反応させることで、固形分100%、水酸基価26.3mgKOH/gの、30℃で液状の比較例のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が62.3mgKOH/gの、THF−ネオペンチルグリコール共重合ポリオール(20℃で液状)を100部と、1,3ブタンジオールを10.0部とに、4,4’−メチレンジシクロヘキシルジイソシアネート29.1部を加えて、110℃で2時間反応させた。その後、触媒として、ジブチル錫ジラウレートを150ppm添加し、さらに2時間反応させて、固形分100%、水酸基価44.9mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が224.4mgKOH/gの、1,5ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を100部と、1,6ヘキサンジオールを47.2部とに、HDIを67.2部加えて、70℃で4時間反応させることで、固形分100%、水酸基価104.9mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
水酸基価が56.1mgKOH/gの、ポリプロピレングリコール100部と、エチレングリコール1.9部とに、TDI(T−80)を12.2部加えて、100℃で1時間反応させた。その後、ジオクチル錫ジアセテートを120ppm添加し、さらに3時間反応させることで、固形分100%、水酸基価9.9mgKOH/gの、100℃で高粘度の比較例のウレタンプレポリマーを得た。該プレポリマーは、30℃でゲル化物を生じた。
水酸基価が56.1mgKOH/gの、1,5−ペンタンジオール/1,6ヘキサンジオール=50/50(モル比)のコーポリカーボネートジオール(20℃で液状)を100部と、エチレングリコール6.2部とに、HDIを16.8部を加えて、70℃で1時間反応させた。その後、触媒として、DBU−オクチル酸塩を250ppm添加して、さらに3時間反応させることで、固形分100%、水酸基価45.6mgKOH/gの、20℃で液状のウレタンプレポリマーを得た。
比較例5のウレタンプレポリマー組成物100部に、さらに、エチレングリコールを11.7部加えることにより、実施例1のウレタンプレポリマー組成物と同じエチレングリコール含有率になるように調整して、平均水酸基価114.1mgKOH/gの、比較例のウレタンプレポリマー組成物を得た。
以上のようにして得られた、実施例および比較例の各ウレタンプレポリマー組成物についての特性を、表1および表2に、それぞれ纏めて示した。具体的には、各ウレタンプレポリマー組成物の、30℃の温度における外観、表1に示した各液温度における粘度、塗布適性、ウレタンプレポリマーの平均水酸基価、組成物中におけるウレタンプレポリマーの含有率、および、各組成物を構成するウレタンプレポリマーに混合させたオリゴマーの水酸基価を、それぞれ纏めて示した。
上記した実施例および比較例のウレタンプレポリマー組成物を使用して、下記のいずれか方法で合成擬革を作成し、後述する方法で評価した。
(1)まず、評価対象の組成物を離型紙に塗布した後、加熱硬化して皮膜(表皮層)を形成する。その後、得られた皮膜をポリウレタンレザー基材表面に加熱圧着して表皮を造面し、表皮層を形成して合成擬革を製造する方法。
(2)評価対象の組成物を基材に直接塗布した後、加熱硬化して表皮層を作製し、合成擬革を製造する方法。
(3)まず、評価対象の組成物を離型紙に塗布した後、加熱硬化して皮膜(表皮層)を形成する。その後、形成された表皮層の表面(離型紙に接している面の反対側の面)に、さらに評価対象の組成物を塗布して半硬化した接着剤層を形成する。最後に、形成した接着剤層面を、織物などの基材に貼り合わせた後、加熱硬化して合成擬革を製造する方法。
実施例3のウレタンプレポリマー組成物を70℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が22.8%のルプラネートMP−102(BASF社製)を、反応基当量の105%量となる55.5部と、FTR−5570ブラック(大日精化工業(株)社製:固形分100%着色剤)2部を混合し、硬化前組成物−1を製造した。次いで、離型紙(商品名:DNTP−155T−FLAT、大日本印刷(株)社製)に、厚さが50μmとなるように、コーターを100℃に加温しながら上記硬化前組成物−1をシート状に塗布した。塗布後、150℃/5分の条件で硬化させて、離型紙上に硬化フィルムを形成した。
実施例4のウレタンプレポリマー組成物を60℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が23.5%のデュラネート24A−100(旭化成ケミカルズ(株)社製)を、反応基当量の98%量となる16.9部と、架橋反応促進剤としてジブチル錫ジラウレート25ppmと、FTR−5501ホワイト(大日精化工業(株)社製:固形分100%着色剤)3部とを混合し、硬化前組成物−3を製造した。次いで、離型紙(商品名:AR−99SG、旭ロール(株)社製)に、厚さが50μmとなるように、コーターを90℃に加温しながら、上記で調製した硬化前組成物−3をシート状に塗布した。塗布後、150℃/7分の条件で硬化させて、離型紙上に硬化フィルムを形成した。
実施例3のウレタンプレポリマー組成物を70℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が22.8%のルプラネートMP−102(BASF社製)を、反応基当量の105%量となる55.1部と、応用例1で使用したと同様のFTR−5570ブラック2部を混合し、硬化前組成物−5を製造した。次いで、離型紙(商品名:AR−99SG)に、厚さが75μmとなるように、コーターを100℃に加温しながら上記硬化前組成物−5をシート状に塗布した後、150℃/5分の条件で硬化させて、離型紙上に硬化フィルムを形成させた。
実施例2のウレタンプレポリマー組成物を70℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が29.5%のルプラネートMM103(BASF社製)を、反応基当量の102%量となる20.2部と、FTR−5570ブラック2部を混合し、硬化前組成物−6を製造した。
比較例4のウレタンプレポリマーは、表2に示したように、合成中に高粘度状態となり、ゲル化物の塊が発生してしまい、オリゴマーとの混合組成物を製造することができなかった。
比較例1のウレタンプレポリマー組成物を120℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が21.1%のデュラネートTLA−100(旭化成ケミカルズ(株)社製)を、反応基当量の100%量となる9.5部を混合し、硬化前組成物を製造した。しかしながら、該硬化前組成物は、混合後、2〜3分で粘度が大きく上昇してしまったため、塗布することができなかった。
比較例3のウレタンプレポリマー組成物を50℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が22.8%のルプラネートMP−102(BASF社製)を、反応基当量の105%量となる55.1部と、架橋反応促進剤としてDBN−オクチル酸塩300ppmと、FTR−5570ブラック2部を混合し、硬化前組成物−7を製造した。そして、離型紙(商品名:DNTP−155T−FLAT、大日本印刷(株)社製)に、厚さが50μmとなるように、コーターを80℃に加温しながら上記硬化前組成物−7をシート状に塗布した後、150℃/5分の条件で硬化させて、離型紙上に硬化フィルムを形成した。得られた硬化後のフィルムを目視で観察したところ、塗膜の流れ現象が発生していた。
比較例2のウレタンプレポリマー組成物を60℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が33.3%のルプラネートMI(BASF社製)を、反応基当量の102%量となる91.2部と、架橋反応促進剤としてジブチル錫ジラウレート25ppmと、FTR−5501ホワイト3部とを混合し、硬化前組成物−9を製造した。次いで、離型紙(商品名:AR−99SG)に、厚さが50μmとなるように、コーターを90℃に加温しながら上記硬化前組成物−9をシート状に塗布した。塗布後、150℃/7分の条件で硬化させて、硬化フィルムを形成させた。
比較例5のウレタンプレポリマー組成物を60℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が22.8%のルプラネートMP−102(BASF社製)を、反応基当量の102%量となる29.6部と、FTR−5570ブラック2部を混合し、硬化前組成物−11を製造した。次いで、離型紙(商品名:AR−99SG)に、厚さが50μmとなるように、コーターを90℃に加温しながら上記で調製した硬化前組成物−11をシート状に塗布した。塗布後、150℃/5分の条件で硬化させて、硬化フィルムを形成した。
比較例6のウレタンプレポリマー組成物を60℃に保ちながら、当該組成物100部に、ポリイソシアネート架橋剤としてNCOの含有量が22.8%のルプラネートMP−102(BASF社製)を、反応基当量の102%量となる38.2部と、FTR−5570ブラック2部を混合し、硬化前組成物−13を製造した。そして、離型紙(商品名:AR−99SG)に、厚さが50μmとなるように、コーターを90℃に加温しながら上記硬化前組成物−13をシート状に塗布した後、150℃/5分の条件で硬化させて、硬化フィルムを形成した。
従来から合成擬革の製造に使用されている、以下の配合の調液からなる溶剤型表皮剤と溶剤型接着剤とを用い、下記に示す条件で表皮層と接着剤層を形成し、以下に示す基材(織物)に貼り合わせて、参考例1の合成擬革を製造した。
下記の合成擬革の作成条件で、上記の条件で塗膜を形成し、表皮層と接着剤層とし、熟成した後、離型紙から剥離して参考例1の合成擬革を製造した。
<表皮層>
(調液)
・レザミンME−8106(大日精化工業(株)社製、溶剤70%含有品) 100部
・DMF 33部
(離型紙)AR−99SG
(塗布量)250μm/wet
(乾燥条件)100℃/2分→120℃/3分
(膜厚)約50μm
(調液)
・レザミンUD−750SA(大日精化工業(株)社製、溶剤25%含有品) 100部
・レザミンUD−架橋剤(大日精化工業(株)社製、溶剤25%含有品) 15部
・レザミンUD−102促進剤(大日精化工業(株)社製、溶剤98%含有品) 10部
・DMF 20部
・MEK 20部
(塗布量)100μm/wet
(予備乾燥条件)80℃/2分
(膜厚)約50μm
(基材との貼合わせ)織物にラミネートロールで、温度40℃/0μm、にて圧着
(熟成)50℃×48時間
合成擬革作成条件
従来から合成擬革の製造に使用されている、以下の配合の調液からなる溶剤型の表皮剤を用い、下記の条件で造面した湿式ポリウレタン樹脂面に、下記の条件で離型紙上に形成した表皮層用の膜を、離型紙側から170℃の熱をかけて加圧貼り合わせを行い、その後、離型紙から剥離して参考例2の合成擬革を製造した。
(調液)
・レザミンCU−9443(大日精化工業(株)社製、溶剤70%含有品) 100部
・DMF 140部
・レザミンCUT−102(大日精化工業(株)社製) 3部
・セイカセブンBS−780(S)ブラック(大日精化工業(株)社製) 5部
(基材)織物
(塗布量)1,000μm/wet
(凝固)DMF5%aq/25℃/10分
(乾燥)120℃/5分
(調液)
・レザミンME−8106(大日精化工業(株)社製、溶剤70%含有品) 100部
・DMF 33部
(離型紙)AR−99SG
(塗布量)350μm/wet
(乾燥条件)100℃/2分→120℃/3分
(膜厚)約75μm
(耐寒伸縮性試験)
各合成擬革について、−10℃の温度条件下、72%〜108%に伸縮させることを3万回繰り返した後、合成擬革の表面状態を目視で観察し、以下の基準で評価した。評価結果を表3に示した。
○:亀裂なし
△:2〜3箇所で亀裂発生
×:亀裂多数発生
学振型摩耗試験機を用い、各合成擬革の耐摩耗性を評価した。具体的には、1cm巾に裁断した各合成擬革で、荷重1kgにて6号帆布を繰り返し擦った場合に、擬革が摩滅するまでの回数をカウントした。評価結果を表3に示した。
各合成擬革の柔軟性について、参考例1の合成擬革を基準とし、手で触った感触で比較し、以下の基準で判定し、それぞれ評価した。評価結果を表3に示した。
◎:参考例1の合成擬革よりも柔らかい
○:参考例1の合成擬革と同等
△:参考例1の合成擬革よりも少し硬い
×:参考例1の合成擬革に比べて大幅に硬い
Claims (6)
- 合成擬革の表皮層或いは接着剤層を形成するための、ウレタンプレポリマー組成物と、ポリイソシアネート架橋剤とからなる2液型塗工剤であり、
前記ウレタンプレポリマー組成物が、
その成分中の活性水素に前記架橋剤を反応させて高分子量化されるものであり、
少なくとも、水酸基価10〜100mgKOH/gの水酸基末端ウレタンプレポリマーを20〜80質量%含有し、さらに、該プレポリマーの媒体として、前記架橋剤と架橋し得る、水酸基価20〜400mgKOH/gのウレタン結合をもたないオリゴマーを20〜80質量%を含有してなり、かつ、実質的に不揮発分100%で、少なくとも30℃の温度で液状のものであり(ただし、炭酸カルシウムを15〜68質量%含む場合を除く)、
前記ウレタンプレポリマー組成物の平均水酸基価に対して、NCO含有量が5〜35質量%のポリイソシアネート架橋剤を90〜150当量%含有してなることを特徴とする2液型塗工剤。 - 前記水酸基末端ウレタンプレポリマーが、オリゴマーと、グリコール成分とイソシアネート化合物との反応物である請求項1に記載の2液型塗工剤。
- 前記水酸基末端ウレタンプレポリマーが、1分子当たりの官能基数が2又は3、前記ウレタン結合をもたないオリゴマーが、1分子当たりの官能基数が2又は3、の少なくともいずれかである請求項1又は2に記載の2液型塗工剤。
- 基材と表皮層とからなり、該表皮層が、請求項1〜3のいずれか1項に記載の2液型塗工剤によって形成されてなることを特徴とする合成擬革。
- 基材と接着剤層と表皮層とからなり、接着剤層および表皮層が、請求項1〜3のいずれか1項に記載の2液型塗工剤によって形成されてなることを特徴とする合成擬革。
- 前記表皮層の表面に、さらに水系表面処理剤を塗布してなる請求項4又は5に記載の合成擬革。
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