JP5985148B2 - 樹脂製インテークマニホールド - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等のエンジンに燃焼用の空気を供給するための樹脂製インテークマニホールドに関する。
樹脂製インテークマニホールドは、軽量化や製造コスト削減の観点から従来のアルミニウム合金等の軽合金製に替わって採用されてきている。インテークマニホールドは、スロットルボディから流入した空気の流れの脈動を吸収するサージタンクと、空気をエンジンの複数の気筒に導くための分岐管と、これらをエンジンに取り付けて固定するためのフランジ等を有して構成されている。樹脂製インテークマニホールドは、通常、樹脂を金型成形していくつかの部品を作製し、これを振動溶着して一体化することにより製造されている。少ない部品点数にするほど、金型製作、成形および溶着作業の手間が省け、製造コストを下げることができる。
樹脂製インテークマニホールドは、狭いスペースに収容する等の事情から構造が複雑化する傾向にあり、金型成形の際の抜け性と振動溶着の際の振動方向との関係で、設計が難しくなっている。特に、吸気の際のランブリングノイズと呼ばれる異音を防止するために分岐管どうしの長さを同じにする必要があり、配置によってはサージタンクに開口する分岐管の位置を部品の接合面と平行な基準面に対して傾斜させて配置することがあり、上記のような問題が顕著になっている。
例えば、特許文献1では、その図4に先行技術として開示されているものの場合、分岐管の当該部分を構成する2つの部品の接合面が階段状になり、接合面を往復振動させることができないので振動溶着工法で溶着することができないとしている。そこで、特許文献の図2の技術では、孔部を上下2つの円弧とそれらの円弧を平行な直線部分で結んだ長孔形状にし、すべての直線部分を2つの部品の接合面で横断するようにしている。これにより、成形の際の型抜きと接合の際の往復振動が可能になったとしている。
特開2006−161641号公報
しかしながら、上述した特許文献1の図2の従来技術では、隣接し合うすべての直線部分が振動面を含む1本の基準直線上に並ぶように配置しているため、孔部の並び方向にあまり大きな傾斜を付けることができない。したがって、樹脂製インテークマニホールドを設計する際の自由度が小さく、上述したような問題に充分対処することは困難であった。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、複数の分岐管を振動面に対して傾斜して配列した場合でも、樹脂部品を金型成形し、これらを振動溶着して一体化することが可能であるような樹脂製インテークマニホールドを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の樹脂製インテークマニホールドは、吸気の脈動を抑制するサージタンクと、該サージタンクからエンジンの複数気筒に吸気を導入する複数の分岐管と、これら分岐管を前記エンジンに取り付けて固定するためのフランジとを備え、複数の樹脂部品を振動溶着することにより形成される樹脂製インテークマニホールドであって、前記複数の分岐管が前記サージタンクに接続される接続部において、各分岐管のそれぞれの吸気口を画定する両側接合面は振動溶着の際の振動方向に平行なかつ両側で互いに異なる面とするように形成され、該接合面は、隣接する分岐管の接合面どうしを前記振動方向に平行な同一面とし、前記複数の分岐管のそれぞれの前記吸気口は水平面に対して上下に段差をつけて配置され、複数の前記吸気口のうち、前記フランジに近い吸気口ほど前記フランジから離れた高い位置に配置され、前記フランジから遠い吸気口ほど前記フランジから近い低い位置に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、複数の分岐管を振動面に対して傾斜して配置した場合においても、隣接する分岐管の接合面どうしを振動方向に平行な同一面とすることで分岐管を形成する二つの樹脂部品を振動溶着により容易に接合することができる。したがって、振動溶着により分岐管を形成する際に吸気口の位置に順次段差を付けることができるため、複数の分岐管の等長化を容易に実現することができる。また、複数の吸気口を段差をつけて配置するという容易な方法で分岐管の等長化を図れるため、設計の際の自由度が大幅に向上する。なお、個々の部品を成形する際の型抜きを考慮すると、吸気口である孔部の形状は、接合面で最も広くなるようにするのが良く、したがって、滑らかな連続線の場合は接合面に直交する直線か接線となる。
本発明によれば、樹脂部品を金型成形し、これらを振動溶着して一体化することで製造される樹脂製インテークマニホールドにおいて、複数の分岐管を振動面に対して傾斜して配置することができるため、エンジンとサージタンクとの距離が近い配置の場合においても、分岐管の管長を十分に確保しつつ等長化を実現できる。また、分岐管の並び方に自由度を与えることができ、低いコストで性能の高い製品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る樹脂製インテークマニホールドの全体を示す平面図である。 図1の樹脂製インテークマニホールドをII−II線に沿って破断した図である。 図1の樹脂製インテークマニホールドを部品に分解して示す斜視図である。 第1の部品と溶着する前の第2の部品を示す側面図である。 図1の樹脂製インテークマニホールドをエンジンに取り付けた状態を側面から示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施形態の樹脂製インテークマニホールドの全体を示す平面図であり、図2は、そのII−II線に沿った断面図である。この樹脂製インテークマニホールドは、図示しないスロットルボディから流入する空気の脈動を吸収するサージタンク10と、空気をエンジン12(図5参照)の複数の気筒に個別に導くための分岐管14a、14b、14cと、これらをエンジン12に取り付けて固定するためのフランジ16とを有して構成されている。樹脂製インテークマニホールドは、樹脂を金型成形してこの例では後述するような3つの部品40、42、44を作製し、これらを振動溶着して一体化することにより製造されている。
サージタンク10は箱状の部材で、一つの面に流入する空気の配管を取り付けるためのフランジ取付面17が設けられ、別の面には3つの分岐管14a、14b、14cの吸気通路が開口(吸入口13)して設けられている。3つの分岐管14a、14b、14cの他端にはエンジン12の3つの気筒(図示略)に接続するためのフランジ16が設けられている。エンジンはサージタンクより下方にあり、また、3つの分岐管14a、14b、14cの配列方向が入口側と出口側でほぼ90度捻れた配置になっているので、分岐管14a、14b、14cは図示するようなひねられた複雑な構造になっている。すなわち、複数の分岐管の入口側の吸入口13およびこれにつながる部分の配置は、図2に示すように、水平面に対してエンジンから遠くなるに従い下降するように傾斜しており、図1においてII−II線で示すように、進行方向を含む垂直面に対して傾斜している。さらに、フランジ16が取り付けられるエンジン12の面は、図5に示すように、垂直面よりやや傾斜しており、フランジ16面も同様に傾斜している。
3本の分岐管14a、14b、14cはそれぞれ吸入口13に続くほぼ水平な部分(水平部)18a、18b、18cと、水平部18a、18b、18cの先端からほぼ垂直に下降する部分(垂直部)20a、20b、20cと、垂直部20a、20b、20cの下端から各気筒に接続される部分(末端部)22a、22b、22cとを備えているが、各部の個々の寸法や形状は異なっている。すなわち、エンジン12から最も遠い第1の分岐管14aは、垂直部20aを短くし、その分末端部22aを長く直線状にしている。これに対して、エンジン12に近い第3の分岐管14cは垂直部20cを長くし、末端部22cを曲線状にしている。3つの分岐管14a、14b、14cの吸入口13および水平部18a、18b、18cの位置は進行方向に直交する面に対して傾いた方向に並んでいるが、これは上記のような分岐管14a、14b、14cの配置を容易にするためであり、このような構成により、各分岐管14a、14b、14cの長さを同じにしながら、少ない数の成形部品で樹脂製インテークマニホールドを作製することができる。
フランジ16は、エンジン12の各気筒の位置に対応する分岐管14a、14b、14cの流出口24が長手方向に等間隔に配置された板状の部材で、エンジン12に固定するためのボルト孔26が所定箇所に形成されている。分岐管14a、14b、14cの流出口24に対応する箇所には、それぞれ燃料噴射弁28(図5参照)を流出口24に対して所定角度傾斜させて取り付けるための燃料噴射弁固定ボス30が形成されている。フランジ16には、裏面側(エンジン12側)に図示しないリブ部材が立設されており、また、ボルト孔26や燃料噴射弁固定ボス30の周囲も筒状に補強されており、軽量かつ必要な強度を備えるようになっている。
この樹脂製インテークマニホールドは、図3に示すように、3つの樹脂製の部品40、42、44から作製されている。第1の部品40は、サージタンク10および分岐管14a、14b、14cの水平部18a、18b、18cを形成する一部部分(上側)を含み、第2の部品42は、サージタンク10および分岐管14a、14b、14cの水平部18a、18b、18cを形成する一部部分(下側)と、分岐管14a、14b、14cの垂直部20a、20b、20cと、末端部22a、22b、22cを形成する一部部分(上側)およびフランジ16を含み、第3の部品44は分岐管14a、14b、14cの末端部22a、22b、22cを形成する一部部分(下側)を含む。したがって、サージタンク10および分岐管14a、14b、14cの水平部18a、18b、18cは、第1の部品40と第2の部品42とを接合することにより形成され、分岐管14a、14b、14cの末端部22a、22b、22cは、第2の部品42と第3の部品44を接合することにより形成される。分岐管14a、14b、14cの垂直部20a、20b、20cは、第2の部品42の1部品のみで形成されている。本実施形態では、これらの部品40、42、44は、金型を用いて樹脂成形して作製され、互いの接合面を突き合わせた状態で接合面に沿って振動させ、その摩擦熱により溶着させる。このため、接合面は振動方向に平行でなければならない。
先に説明したように、分岐管14a、14b、14cの吸入口13およびこれにつながる水平部18a、18b、18cの孔部は水平面に対して傾斜するように配列されており(図2参照)、また、各分岐管14a、14b、14cの水平部18a、18b、18cの吸気通路である孔部46a、46b、46cは円形ではなく扁平な断面形状を有している。この例では、孔部46a、46b、46cの断面形状はやや縦長の長方形であり、各辺(直線部)がほぼ水平と垂直になるように配置されている。そして、その角部19(曲線部)は傾斜方向に沿った1対の角部19aの曲率が小さく、他方の対の角部19bの曲率が大きく設定されている。これにより、サージタンクに開口する複数の吸気口のうちフランジに近い吸気口ほどフランジの位置に対して高い(離れた)位置に配置でき、複数の吸気口のうちフランジに遠い吸気口ほどフランジの位置に対して低い(近い)位置に配置できる。したがって、通常、サージタンクに開口する複数の吸気口のうちフランジに近い吸気口の分岐管ほど取り回し上、分岐管の管長が短くなりがちであるが、フランジに近い吸気口ほどフランジ位置からの高さ(距離)を大きく取れ、フランジに遠い吸気口ほどフランジ位置からの高さ(距離)が小さくできるので、フランジに近い分岐管の管長を延ばし、フランジに近い分岐管の管長を縮めることができる。それにより、複数の分岐管の管長の調整が可能となるため、等長化がより容易に可能となる。分岐管14a、14b、14cの孔部46a、46b、46cの垂直な壁の少なくとも一部が垂直方向に重なり合うようになっている。したがって、ここに接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’を配置することにより、成形時に双方の部品40、42の型抜きを接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’に直交する方向に行なうことが可能となる。各分岐管14a、14b、14cの両側に形成された6つの接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’はすべて振動方向に沿って形成されているので、振動溶着が可能であることは言うまでもない。
図2に示す断面において、第1の部品40と第2の部品42の接合(境界)面は、各分岐管14a、14b、14cのそれぞれの吸気通路を画定するために孔部46a、46b、46cを二分する両側の位置にそれぞれ設けられている。第1の部品40と第2の部品42は、振動溶着によりそれぞれの接合面を接合することで、それぞれの吸気口13が形成されており、図2は振動溶着により接合された状態を示した図である。したがって、溶着面(接合面)は、振動溶着により欠けた状態となっている。図4に、振動溶着前の第2の部品42の接合面を示す。図2および図4から分かるように、孔部46aの接合面である48a、48a’、 孔部46bの接合面である48b、48b’、 孔部46cの接合面である48c、48c’がそれぞれ形成されている。第2の部品42のこれらの6箇所の接合面に対応するように、第1の部品40には接合面43a、43a’、43b、43b’、43c、43c’の6箇所の接合面が形成されている。これらの面は振動溶着の際の振動方向を含む面に平行である。この例では、図1に示すように、振動方向は車両の前後方向であり、図1および図2にそれぞれ双方向の矢印で示されている。図4に示すように、第2の部品42の接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’は凸形状で形成され、凸形状の間には振動方向に隙間54が空けられて振動を許容するようになっている。
上記のように構成されたこの発明の実施形態の樹脂製インテークマニホールドにおいては、複数の分岐管14a、14b、14cがサージタンク10に接続される接続部における部品40、42どうしの接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’(第2の部品42における接合面)は、隣接する分岐管14a、14b、14cの隣接接合面(接合面48a’と接合面48b、接合面48b’と接合面48c)を振動溶着の際の振動方向にそれぞれ平行な同一面とし、各分岐管14a、14b、14cの孔部46a、46b、46cの両側の部分を振動方向に平行なかつ互いに異なる面とするように形成している。本実形態では、隣接する2つの接合面である接合面48a’と接合面48bを同一面とし、さらに隣接する2つの接合面である接合面48b’と接合面48cを同一面として構成している。さらに、接合面(48a’、48b)と接合面(48b’、48c)を異なる面となるように吸気口13を分割する接合面の位置(高さ)を吸気口を画定する両側の接合面で変えて配置している。したがって、接合面48aと接合面(48a’、48b)も異なる面に配置され、接合面(48b’、48c)と接合面48c’も異なる面に配置されている。上記のように、接合面48a、(48a’と48b)、(48b’と48c)、48c’は振動方向に平行で、かつ互いに異なる面に配置されるため、図4に示すように階段上に配置される。これにより、分岐管14a、14b、14cの位置に段差が有っても接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’には振動を許容するための隙間54以外には段差が無く、振動溶着によって容易にかつ強固に接合をすることができる。したがって、製造コストを上げることなく、性能のよい樹脂製インテークマニホールドを提供することができる。
また、この実施形態では、分岐管14a、14b、14cのサージタンク10に開口する吸気口13の開口面において、互いに異なる曲率を有する2対の曲線部を有するように形成したので、全体として滑らかな形状を維持しつつ、前述のように隣接する接合面(48a’と48b)、隣接する接合面(48b’と48c)をそれぞれ容易に同一面に確保することができた。さらに、分岐管14a、14b、14cはより大きな曲率を持つ曲線部の側に曲げられ、その先端にフランジが形成されているので、各分岐管14a、14b、14cとフランジ16との距離が近く、分岐管の取り回しが制限される場合においても、分岐管の管長をできる限り長くすることができるとともに、複数の分岐管の等長化を図ることができる。本実施形態においては、分岐管14cが最もフランジに近い位置に配置されているため、通常、サージタンクから分岐管を取り回した場合、他の分岐管よりも管長が短くなってしまう。逆に、最もフランジに遠い分岐管14aが最も管長が長くなってしまう。しかし、サージタンクに開口する吸気口の位置(高さ)を変え、分岐管14cの吸気口13cをフランジから最も離れた高い位置に配置し、分岐管14aの吸気口13aをフランジから最も近い低い位置に配置することで、複数の分岐管管長の調整を行い、分岐管の等長化を図っている。ランブリングノイズ等の異音発生防止をするためには複数の分岐管の管長をそろえる必要があるが、フランジとサージタンクの位置が近い場合、複数の分岐管を重ねる等の必要が出てくるため、分割数の増加や複雑な製造方法となってしまい、コストがかかってしまう。しかし、本実施形態では、サージタンクの吸気口の開口位置を変更することで等長化を図っているため、分割数の増加や複雑な製造方法をとることなく製造することができる。
なお、各分岐管14a、14b、14cの孔部46a、46b、46cの断面形状、例えば縦横比や角部の曲率等は、断面積と空気抵抗等の流通性を同じにし、また、成形時の型抜け性を保持しつつ接合面48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’を設定できる限りにおいて、各分岐管14a、14b、14cごとに適宜に設定できる。例えば、単純な矩形でもよいし、接合面448a、48a’、48b、48b’、48c、48c’8の位置を最大幅とする多角形でも良い。接合面は振動方向に沿って形成すれば良いので、筒状面のような曲面でもよい。また、この例では振動方向は水平であるが、他の部分との兼ね合いで斜めに設定しても良い。
10 サージタンク
12 エンジン
14a、14b、14c 分岐管
43a、43a’、43b、43b’、43c、43c’ 接合面
48a、48a’、48b、48b’、48c、48c’ 接合面

Claims (1)

  1. 吸気の脈動を抑制するサージタンクと、該サージタンクからエンジンの複数気筒に吸気を導入する複数の分岐管と、これら分岐管を前記エンジンに取り付けて固定するためのフランジとを備え、複数の樹脂部品を振動溶着することにより形成される樹脂製インテークマニホールドであって、
    前記複数の分岐管が前記サージタンクに接続される接続部において、各分岐管のそれぞれの吸気口を画定する両側接合面は振動溶着の際の振動方向に平行なかつ両側で互いに異なる面とするように形成され、該接合面は、隣接する分岐管の接合面どうしを前記振動方向に平行な同一面とし、
    前記複数の分岐管のそれぞれの前記吸気口は水平面に対して上下に段差をつけて配置され、
    複数の前記吸気口のうち、前記フランジに近い吸気口ほど前記フランジから離れた高い位置に配置され、前記フランジから遠い吸気口ほど前記フランジから近い低い位置に配置されていることを特徴とする樹脂製インテークマニホールド。
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