JP5983029B2 - 車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法。 - Google Patents

車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法。 Download PDF

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本発明は、車両が車線を逸脱して走行するときに、ステアリングホイールを振動させて、ドライバに車両が車線を逸脱していることを警告する車線逸脱警報装置、それを搭載する車両、及びその制御方法に関する。
トラックなどの大型車両が車線から逸脱してしまうと、重大な事故に発展する可能性がある。そこで、車線逸脱警報装置(以下、LDWSという)や、車線維持支援装置(以下、LKASという)と呼ばれる装置を車両に搭載している。
一般に、LDWSは、カメラ(映像又は画像取得装置)を用いて白線(車線)を検知し、自車両の左右位置が白線間の中心からずれて、白線を逸脱しようとした際にドライバに対して何らかの警報を行うシステムとなっている。この警報には、視覚的なもの(インストルメントパネルのインジケータなど)、聴覚的なもの(警報ブザーなど)、又は触覚的なもの(ステアリグホイールを振動するなど)がある。
しかしながら、このLDWSは、特に、ステアリングホイールを振動させて触覚的に警告するときには、ドライバが過剰に反応し、必要以上の修正操舵を行ってしまう場合、又は、反射的に修正する方向とは逆向きの操舵を行ってしまう場合など、却って危険な状態を招くという問題がある。
そこで、自車両の現在のリスクが高い場合は、現在のリスクの発生方向に対応する位置の複数の振動子を振動させてドライバに現在のリスクを伝え、また、将来的なリスクが高い場合は、将来的なリスクを回避する方向への運転操作を促すように、振動させる振動子を順に移動させて、ドライバに将来的なリスクを伝える装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、自車両のリスクをドライバに分かり易く伝えることで、そのリスクを回避することができる。しかし、前述したステアリングホイールを振動させて触覚的に警告するときにドライバに反感を与えてしまうという問題を解決することができていない。
一方、LKASは、カメラ(映像又は画像取得装置)を用いて白線(走行車線)を検知し、自車両の左右位置が白線間の中心にあるようにパワーステアリング装置に働きかけを行うシステムとなっている。
そこで、車両の走行車線のずれ量が大きいときに、ドライバに対してその旨をステアリング機構を振動させることによって警報すると共に、警報開始から所定の時間が経過するまでの期間にわたって、ステアリング操作の速度が大きいほど、そのステアリング操作がドライバにとって重くなるように操舵反力を制御する装置がある(例えば、特許文献2参照)。
この装置を含む一般的なLKASは、LDWS以上に積極的に操舵に介入するため、ドライバに対するヒューマンマシンインターフェイス(HMI)としての操舵フィーリングが非常に重要である。LKASによる操舵介入はドライバの意図しない、あるいは意図に反する動きであることが多く、操舵フィーリング評価に悪影響を及ぼすことがあるのみならず、不用意な操舵介入はドライバから轍取られやキックバックと誤解され、反射的にLKASによる支援に対向して反対側にハンドル操作を行ってしまい、さらなる逸脱を招く
可能性も考えられる。
特開2008−112466号公報 特開2002−59857号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の車線逸脱状態を警告するためのステアリングホイールの振動を利用して、自然な形でドライバに反感をもたれない操舵介入を行うことができる車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の車線逸脱警報装置は、車両の車線逸脱状態を検知する検知装置がその車線逸脱状態を検知した場合は、警報振動を発生してステアリングホイールを振動させ車線逸脱警報装置において、ウェイトを回転する警報振動発生電動機と、この警報振動発生電動機の駆動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置により、前記検知装置が前記車線逸脱状態を検知した場合は、前記警報振動発生電動機により前記ウェイトを回転して前記警報振動を発生し、その警報振動の発生中に、前記警報振動発生電動機による前記ウェイトの回転角速度、回転軸方向、及び回転方向の少なくとも一つを変化させて、前記ステアリングホイールに前記車線逸脱状態を修正する方向の操舵トルクを付与する構成にした
この構成によれば、車両が車線から逸脱するときに、ウェイトの回転によりドライバにその車線逸脱状態を警告する警報振動を発生すると共に、ウェイトの回転角速度、回転軸方向、及び回転方向の少なくとも一つを変化させることによって、ステアリングホイールに、その車線逸脱状態を修正する操舵トルクを付与することができる。これにより、ドライバに不快感や違和感を与えずに車両が車線から逸脱することを抑制することができる。
なお、ここでいう車線逸脱警報装置とは、所謂LDWS(Lane Departure Warning System)と呼ばれ、ステアリングホイールの外側のリング部、中央のボス部、若しくはリング部とボス部を繋ぐスポーク部のどれかに、又は、ステアリングシャフトに配置される装置であり、警報振動発生電動機を回転させて、ウェイトを回転することによりステアリングホイールを振動させる装置のことである。
また、上記の車線逸脱警報装置において、前記警報振動発生電動機が、前記ステアリン
グホイールの内部に設けられており、前記ウェイトとしてのアンバランスウェイトと、このアンバランスウェイトを回転するモータと、軸方向が前記ステアリングホイールの半径方向に略一致する傾斜軸と、この傾斜軸を軸にして前記アンバランスウェイトの回転軸を傾斜するアクチュエータとを有しており、前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記モータによる前記アンバランスウェイトの回転方向を一方向にするとともに、前記アクチュエータを駆動して前記アンバランスウェイトの回転軸を前記傾斜軸を軸に傾斜して、ジャイロ効果によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にすると、警報振動発生中にアンバランスウェイトの回転軸が変化することによって発生するジャイロ効果で、車線逸脱状態を修正する操舵トルクをステアリングホイールに付与することができる。
一方、上記の車線逸脱警報装置において、前記警報振動発生電動機が、前記ステアリングホイールの内部に設けられており、前記ウェイトとしてアンバランスウェイトと、このアンバランスウェイトを回転するモータと、を有しており、前記アンバランスウェイトの回転軸方向が、前記ステアリングホイールの半径方向に略一致するように配置されて、前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記アンバランスウェイトの回転方向を一定の回転角度ごとに逆転するとともに、前記アンバランスウェイトの回転角速度を一方の回転方向よりも他方の回転方向を大きくして、遠心力の差によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にすると、回転角度ごとに変化する回転角速度により発生する遠心力の差で、車線逸脱状態を修正する操舵トルクをステアリングホイールに付与することができる。
一方、上記の車線逸脱警報装置において、前記警報振動発生電動機に前記ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトが挿通しており、前記警報振動発生電動機が、前記ステアリングホイールと一体的に回転するステータと、このステータにより前記ステアリングシャフトを軸として回転する前記ウェイトとしてのロータウェイトとを有しており、前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記ロータウェイトの回転角速度、又は回転角度の少なくとも一方を回転方向ごとに変化させて、前記ロータウェイトの回転の反力の差によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にすると、ステアリングホイールが受けるウェイトの回転の反力を左右ごとで変化させて発生する左右の差し引きで、車線逸脱状態を修正する操舵トルクをステアリングホイールに付与することができる。
また、上記の目的を解決するための本発明の車両は、上記に記載の車線逸脱警報装置を搭載して構成される。この構成によれば、車線逸脱警報装置が警報として行うステアリングホイールの振動を用いて、自然な形でドライバに反感を持たれない操舵介入を行うことができる。
加えて、上記の目的を解決するための本発明の車線逸脱警報装置の制御方法は、車両の車線逸脱状態を検知した場合は、警報振動発生電動機によりウェイトを回転させて警報振
動を発生して、ステアリングホイールを振動させる車線逸脱警報装置の制御方法において、その警報振動の発生中に、前記警報振動発生電動機による前記ウェイトの回転角速度、回転軸方向、及び回転方向の少なくとも一つを変化させて、前記ステアリングホイールに前記車線逸脱状態を修正する方向の操舵トルクを付与することを特徴とする方法である。
この方法によれば、従来の車線逸脱警報装置の改造範囲を少なくし、ステアリングホイールに付属する警報振動発生電動機のみにて擬似的に車線維持支援装置を実現し、コストダウンを図ることができる。また、車線逸脱警報装置としての警報振動をそのまま車線維持支援装置の操舵トルクに生かすことがで、不自然な操舵フィーリングをドライバに与えることを防ぐことができる。これにより、不自然な操舵操作の介入により、ドライバが反射的に車線逸脱状態を修正する方向の反対側にハンドル操作を行うことを防止することができる。
本発明によれば、車両が車線逸脱状態になったときに、警報として行うステアリングホイールの振動を用いて、自然な形でドライバに反感を持たれない操舵介入を行うことができる。特に、車線維持支援装置を搭載していない車両に対して、車両が車線逸脱状態になったときに発生する警報振動を利用して、ステアリングホイールに簡易的に操舵トルクを付加することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の車線逸脱警報装置を搭載した車両を示す概略図であり、(a)は車両の平面図を示し、(b)はステアリングホイールに設けた車線逸脱警報装置を示す。 本発明に係る第1の実施の形態の車線逸脱警報装置の制御を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態の車線逸脱警報装置を示す斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態の車線逸脱警報装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施の形態の車線逸脱警報装置を示す斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態の車線逸脱警報装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明に係る第3の実施の形態の車線逸脱警報装置を示す断面図である。 本発明に係る第3の実施の形態の車線逸脱警報装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明に係る第4の実施の形態の車線逸脱警報装置を搭載した車両を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態の車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態として、トラックなどの大型の車両を例に説明するが、本発明は一般車両にも適用することができる。
まず、本発明に係る第1の実施の形態の車線逸脱警報装置について、図1〜図3を参照しながら説明する。この車線逸脱警報装置(以下、LDWSという)10は、図1の(a)に示すように、キャブ2、ボディ3、及び図示しないシャーシを備える、所謂キャブオーバー型のトラックなどの大型の車両1に搭載されている。
この車両1のLDWS10は、前輪4をステアリングホイール(ハンドルともいう)5で操舵して走行する際に、車線逸脱警報制御装置(以下、LDWSCUという)6が、ハンドル角センサ(操舵角検知装置)7、カメラ(車線検知装置)8、及び車速センサ(車両状態検知装置)9の検知信号から車線(白線)L1から車両1が逸脱したか否かを判断する。
次に、車線L1から車両1が逸脱した状態(以下、車線逸脱状態という)を検知すると、LDWSCU6が、図1の(b)に示すように、ステアリングホイール5内に設けた警報振動発生電動機(以下、モータという)11を駆動し、アンバランスウェイト12を回転させて、ステアリングホイール5に警報振動を発生させることで、ドライバに車線逸脱状態を警告することができる。
この実施の形態では、車線逸脱状態をハンドル角センサ7、カメラ8、及び車速センサ9の検知信号から判断している方法を例に説明するが、本発明はこれに限定せず、例えば、レーザー式や電波式などのレーダーを用いる方法などを含む、周知の技術の車線逸脱状態を検知する方法を用いることができる。
また、外側のリング部5a、中央のボス部5b、及びリング部5aとボス部5bを繋ぐスポーク部5cを有するステアリングホイール5を例に説明するが、本発明はこれに限定しない。例えば、ボス部5bにクラクションを鳴らすホーンボタンや、エアバックを内蔵するもの、さらにはスポーク部5cにカーオーディオやハンズフリーフォンを搭載するものにも適用することができる。
加えて、このLDWS10は、図2に示すように、LDWSCU6により作動する周知の技術のアクチュエータ(回転軸傾斜装置)13を備える。さらに、図3に示すように、このLDWS10は、アクチュエータ13を動作させたときにモータ11の傾斜軸となる傾斜軸部14を備える。
アクチュエータ13は、モータ11とアンバランスウェイト12の回転軸A2を傾斜軸部14の傾斜軸A3を軸に傾斜させる装置であり、周知の技術のアクチュエータを用いることができる。
ここで、図3について補足する。ステアリングホイール5の回転軸をA1とし、その回転軸方向をx方向、その回転軸方向の垂直面をyz平面とする。また、図3の状態においては、ステアリグホイール5の半径方向をy方向とする。加えて、図中の一点鎖線は軸線を示し、白抜き矢印は、各装置の動作方向や各装置に付与されるトルクを示す。
モータ11とアンバランスウェイト12の傾斜軸A3の軸方向が、ステアリングホイール5の半径方向であるy方向と略一致するように、モータ11とアンバランスウェイト12をステアリングホイール5のスポーク部5c内に配置する。
好ましくは、傾斜軸A3の軸方向がステアリングホイール5の半径方向であるy方向と略一致し、且つ、モータ11及びアンバランスウェイト12の回転軸A2が、ステアリングホイール5の回転軸A1と略平行となるように、つまり、モータ11及びアンバランスウェイト12の回転軸A2の回転軸方向がx方向となるように、モータ11及びアンバランスウェイト12をステアリングホイール5のスポーク部5c内に配置するとよい。
この実施の形態では、スポーク部5c内に少なくとも一つのモータ11とアンバランスウェイト12を配置したが、回転軸A2を回転軸A1から離して配置できればよく、例えば、リング部5a内にモータ11とアンバランスウェイト12を配置する構成や、スポーク部5cに複数のモータ11とアンバランスウェイト12を設けてもよい。
次に、本発明に係る第1の実施の形態のLDWS10の制御方法について、図4を参照しながら説明する。まず、ハンドル角センサ7、カメラ8、及び車速センサ9で検知した信号により、LDWSCU6が、車線逸脱状態を検知するステップS110を行う。このステップS110は前述した通り、周知の技術を用いることができる。
次に、ステップS110で車線逸脱状態であると検知されると、次に、LDWSCU6が、車線逸脱状態を修正する操舵トルクである修正操舵トルクN1を演算するステップS120を行う。このステップS120は、ステップS110で検知された、図1の(a)に示す、車線L1からの車両1の逸脱を修正する方向の修正操舵トルクN1を取得する工程である。
次に、図4に示すように、モータ11を駆動するステップS130を行う。このステップS130によれば、車両1が車線逸脱状態を検知すると、モータ11を駆動して、アンバランスウェイト12が回転方向N2に回転することにより、ステアリングホイール5に警告振動を発生することができる。これにより、ドライバに車両1が車線逸脱状態にあることを警告することができる。
次に、アクチュエータ13を作動するステップS140を行う。このステップS140では、アクチュエータ13を任意の方向に作動させ、モータ11とアンバランスウェイト12の回転軸A2を傾斜方向N3に傾斜する。すると、モータ11とアンバランスウェイト12とは回転方向N2に回転し続けようとするので、ジャイロ効果が発生して、ステアリングホイール5にステップS120で検知した修正操舵トルクN1を付与することができる。一方、修正操舵トルクN1が逆向きの場合は、回転軸A2を傾斜方向N3の逆向きに傾斜する。
ステップS140が完了すると、ステップS110に戻って同様の工程が、ステップS110で車両1の車線逸脱状態を検知しなくなるまで行われる。
ステップS110で車両の車線逸脱状態を検知しなくなると、次に、モータ11を停止するステップS150を行って、この制御方法は完了する。このステップS150はモータ11を停止するだけでもよいが、モータ11を停止すると同時に、アクチュエータ13を作動して、モータ11とアンバランスウェイト12の回転軸A2を初期状態に、つまり回転軸A2の回転軸方向がx方向になるように復帰することが望ましい。
なお、この実施の形態では、ステップS130でのモータ11の回転速度、及びステップS140でのモータ11とアンバランスウェイト12の回転軸A2の傾斜角速度については、ジャイロ効果による修正操舵トルクN1を最適に付与するように、最適な回転速度及び傾斜角速度で制御したが、それぞれ一定速度で制御してもよい。それぞれの速度を一定に制御することで、制御方法を簡易にし、コストダウンを図ることができる。しかし、ジャイロ効果による修正操舵トルクN1を最適に付与する場合は、操舵最適な速度で制御することが望ましい。
上記の制御方法によれば、モータ11とアンバランスウェイト12を警報振動発生中に傾斜させることで、ジャイロ効果による修正操舵トルクN1をステアリングホイール5に付与することができる。
ステップS130とステップS150でのモータ11の駆動、又は停止パターンと、それに伴う回転軸A2の傾斜、又は停止パターンは任意に設定可能、且つ試験によって決定するものとする。
次に、本発明に係る第2の実施の形態の車線逸脱警報装置について、図5を参照しながら説明する。このLDWS20は、図1のアクチュエータ13が無く、図5に示すように、モータ21とアンバランスウェイト22から構成され、加えて、モータ回転角度センサ23を備える。
このモータ21とアンバランスウェイト22の回転軸A4の軸方向が、ステアリングホイール5の半径方向であるy方向に略一致するように、モータ21とアンバランスウェイト22とをスポーク部5c内に配置する。
好ましくは、回転軸A4の軸方向がステアリングホイール5の半径方向であるy方向に略一致し、且つ、モータ21とアンバランスウェイト22の回転軸A4の軸方向が、ステアリングホイール5の外周の接線A5の接線方向と一致しないように、配置するとよい。このとき、モータ21とアンバランスウェイト22との回転軸A4の軸方向が、ステアリングホイール5の回転軸A1の軸方向と交差する、若しくは略直交する。
この実施の形態では、スポーク部5c内に少なくとも一つのモータ21とアンバランスウェイト22を配置したが、例えば、リング部5a内にモータ21とアンバランスウェイト22を配置する構成や、スポーク部5cに複数のモータ21とアンバランスウェイト22を設けてもよい。
次に、本発明に係る第2の実施の形態のLDWS20の制御方法について、図6を参照しながら説明する。なお、図4に示す制御方法と同様のステップについては同一符号を用いて、その説明を省略する。
図6に示すように、ステップS120まで完了すると、次に、モータ21を回転角速度N4で駆動するステップS210を行う。次に、モータ回転角度センサ23が、モータ21の回転角度θを検知するステップS220を行うと、次にモータ21を回転角速度N5で駆動するステップS230を行う。
このステップS210からステップS230までの工程は、アンバランスウェイト22の回転角速度N4又はN5を回転角度θごとに変化させて、アンバランスウェイト22に発生する遠心力N6とN7を回転角度θによって変化させる工程であり、遠心力N6と遠心力N7の差が修正操舵トルクN1となる。
具体的には、例えば、図5の左回りに修正操舵トルクN1を発生する場合は、アンバラ
ンスウェイト22の回転角速度N4をN5よりも大きく、つまりステップS210で高速で回転させて、ステップS230で低速で回転させると発生する遠心力N6とN7の差によって全体で左方向への修正操舵トルクN1を発生させることができる。一方、逆向きの修正操舵トルクを発生させる場合は、ステップS210で低速で回転させて、ステップS230で高速で回転させる。
この回転角度θは、大きくても180度に設定するとよく、つまり、回転角速度の切り換えを、最低でも半回転毎にすることができればよい。また、この実施の形態では、モータ21の回転角速度N4又はN5を制御したが、モータ21を回転数に基づいて制御してもよい。
ステップS230が完了すると、ステップS110に戻って同様の工程が、ステップS110で車両1の車線逸脱状態を検知しなくなるまで行われる。ステップS110で車両の車線逸脱状態を検知しなくなると、次に、モータ21を停止するステップS240を行って、この制御方法は完了する。
上記の制御方法によれば、回転角度ごとにモータ21の回転角速度、又は回転数を変化させることで発生する遠心力の差による修正操舵トルクN1をステアリングホイール5に付与することができる。
次に、本発明に係る第3の実施の形態の車線逸脱警報装置について、図7を参照しながら説明する。このLDWS30は、図3に示す第1の実施の形態のLDWS10のモータ11とアンバランスウェイト12に換えて、図7に示すように、ステアリングホイール5のステアリングシャフト5dを回転の軸とするモータ(警報振動発生電動機)31を備え、モータ31が、ロータウェイト(回転子)32とステアリングホイール5のボス部5と接合したステータ(固定子)33とを備える。このロータウェイト32の回転軸は、ステアリングホイール5の回転軸A1と一致する。
このLDWS30は、車線逸脱状態を検知すると、LDWSCU6がステータ33に電流を流し、ロータウェイト32を回転させることにより、ステアリングホイール5に警報振動を発生させることができる。
次に、本発明に係る第3の実施の形態のLDWS30の制御方法について、図8を参照しながら説明する。なお、図4に示す制御方法と同様のステップについては同一符号を用いて、その説明を省略する。
図8に示すように、ステップS120まで完了すると、次に、LDWSCU6がステータ33に電流を流して、ロータウェイト32を回転角度N8で駆動するステップS310を行う。次に、LDWSCU6がステータ33に電流を流して、ロータウェイト32を回転角度N9で駆動するステップS320を行う。
このステップS310からステップS320までの工程は、ロータウェイト32の回転角度N8とN9を左右回転方向ごとに変えることで、ステアリングホイール5が受けるロータウェイト32の回転の反力を左右で変化させて、左右の差し引きで任意の方向にトルクを付与するように制御する工程である。
具体的には、例えば、図7の左回りに修正操舵トルクN1を発生する場合は、ロータウェイト32の回転角度N8をN9よりも大きく、つまりステップS310で大きく回転させて、ステップS320で小さく回転させると発生する反力の差によって、全体で左方向への修正操舵トルクN1を発生させることができる。一方、逆向きの修正操舵トルクを発生させる場合は、ステップS310で小さく回転させて、ステップS320で大きく回転させる。
ステップS320が完了すると、ステップS110に戻って同様の工程が、ステップS110で車両1の車線逸脱状態を検知しなくなるまで行われる。ステップS110で車両の車線逸脱状態を検知しなくなると、次に、ロータウェイト32を停止するステップS330を行って、この制御方法は完了する。
なお、この実施の形態では、回転角度N8、及びN9を左右回転方向ごとに変える制御を行ったが、回転角速度を左右回転方向ごとに変える制御を行なってもよい。また、上記の制御方法は、角度センサなしで制御することが可能だが、角度センサを設けて最適な回転角度に制御してもよい。
上記の制御方法によれば、警告振動発生中に、ロータウェイト32の回転角速度、又は回転角度を左右回転ごとに変化させることで、ロータウェイト32の回転の反力の差による修正操舵トルクN1をステアリングホイール5に付与することができる。
上記の第1〜第3の実施の形態のLDWS10、20、及び30は、LDWSCU6により修正操舵トルクN1の方向と大きさをコントロールする制御方法を用いたが、簡易的な方法として、修正操舵トルクN1の発生方向のみを指示し、トルクの大きさはコントロールしないことで、コントローラを含むシステムの簡略化を図ることができる。
なお、警報振動の周期や大きさ、アンバランスウェイト12及び22と、ロータウェイト32の重さなどの条件については、車両1ごとのステアリングギヤレシオ、必要な操舵トルク、ステアリングホイール5の慣性などの諸条件によって変化するため、実験によって最適値を決定するものとする。
上記の第1〜第3の実施の形態のLDWS10、20、及び30によれば、車両1が車線逸脱状態になったときに、警報として行うステアリングホイール5の振動を用いて、自然な形でドライバに反感を持たれない操舵介入を行うことができる。また、ステアリングホイール5側の改造範囲を少なくし、ステアリングホイール5に付属するモータ11、21、又は31のみにて擬似的に車線維持支援装置のような作用を実現し、コストダウンを図ることができる。
上記の第1〜第3の実施の形態のLDWS10、20、及び30を搭載する車両1は、車両1の車線逸脱状態を、ステアリングホイール5を振動させてドライバに警告することができると共に、その振動を利用してドライバに不自然な操舵フィーリングを感じさせずに、車線逸脱状態を修正する操舵トルクを付与することができる。
次に、上記の第1〜第3の実施の形態のいずれかのLDWSを搭載する別の形態の車両について、図9を参照しながら説明する。この車両40は、LDWS41を備えると共に、周知の技術の車線維持支援装置(以下、LKASという)42を備える。
この実施の形態では、ECU(制御装置)45が、ハンドル角センサ7、カメラ8、及び車速センサ9の検知信号から、車線逸脱状態を判断し、EPS(電動操舵補助装置)43に適切なトルクを発生させるなどのステアリング制御を行い、車線維持をアシストする。これにより軽いステアリング操作で車線維持走行が可能となる。
このLDWS41は、上記の第1〜第3の実施の形態のLDWS10、20、又は30のいずれかであり、場合によっては警報振動と共に発生可能な操舵トルクがあまり大きく
ない場合がある。そこで、この実施の形態では、LDWS41の警報振動と共に発生可能な操舵トルクを補助的なものとし、LKAS42で本格的な車線維持支援を行う。
これにより、LDWS41とLKAS42とを併用し、車両40が車線逸脱状態になった場合に、LDWS41でステアリングホイール5に警告振動を発生し、ドライバに車線逸脱状態を警告すると共に、補助的な車線逸脱状態を修正する補助的な操舵トルクをステアリングホイール5に付与することができ、且つLKAS42で本格的な車線維持支援を行うことができる。これにより、ドライバに違和感を与えずに車線維持支援を行うことができる。
なお、本発明のLKAS42は、発生する車線逸脱状態を修正する操舵トルクをドライバの操舵、あるいは操舵反力から切り離す制御を行うことが好ましい。
本発明の弁装置は、車両の車線逸脱状態を警告するためにステアリングホイールの振動を利用して、自然な形でドライバに反感をもたれない操舵介入を行うことができるので、特に車線維持支援装置を搭載しない車両に利用することができる。
1、40 車両
2 キャブ
3 ボディ
4 前輪
5 ステアリングホイール(ハンドル)
5a リング部
5b ボス部
5c スポーク部
5d ステアリングシャフト
6 LDWSCU(車線逸脱警報装置の制御装置)
7 ハンドル角センサ(操舵角検知装置)
8 カメラ(映像又は画像取得装置;車線逸脱検知装置)
9 車速センサ(車両状態検知装置)
10、20、30、41 LDWS(車線逸脱警報装置)
11、21、31 モータ(警報振動発生電動機)
12、22 アンバランスウェイト
13 アクチュエータ(回転軸傾斜装置)
32 ロータウェイト(回転子)
33 ステータ(固定子)
42 LKAS(車線維持支援装置)
43 EPS(電動操舵補助装置)

Claims (6)

  1. 車両の車線逸脱状態を検知する検知装置がその車線逸脱状態を検知した場合は、警報振動を発生してステアリングホイールを振動させ車線逸脱警報装置において、
    ウェイトを回転する警報振動発生電動機と、この警報振動発生電動機の駆動を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置により、前記検知装置が前記車線逸脱状態を検知した場合は、前記警報振動発生電動機の駆動により前記ウェイトを回転して前記警報振動を発生し、その警報振動の発生中に、前記ウェイトの回転角速度、回転軸方向、及び回転方向の少なくとも一つを変化させて、前記ステアリングホイールに前記車線逸脱状態を修正する方向の操舵トルクを付与する構成にしたことを特徴とする車線逸脱警報装置。
  2. 前記警報振動発生電動機が、前記ステアリングホイールの内部に設けられており、前記ウェイトとしてのアンバランスウェイトと、このアンバランスウェイトを回転するモータと、軸方向が前記ステアリングホイールの半径方向に略一致する傾斜軸と、この傾斜軸を軸にして前記アンバランスウェイトの回転軸を傾斜するアクチュエータとを有しており、
    前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記モータによる前記アンバランスウェイトの回転方向を一方向にするとともに、前記アクチュエータを駆動して前記アンバランスウェイトの回転軸を前記傾斜軸を軸に傾斜して、ジャイロ効果によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にした請求項1に記載の車線逸脱警報装置。
  3. 前記警報振動発生電動機が、前記ステアリングホイールの内部に設けられており、前記ウェイトとしてアンバランスウェイトと、このアンバランスウェイトを回転するモータと、を有しており、前記アンバランスウェイトの回転軸方向が、前記ステアリングホイールの半径方向に略一致するように配置されて、
    前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記アンバランスウェイトの回転方向を一定の回転角度ごとに逆転するとともに、前記アンバランスウェイトの回転角速度を一方の回転方向よりも他方の回転方向を大きくして、遠心力の差によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にした請求項1に記載の車線逸脱警報装置。
  4. 前記警報振動発生電動機に前記ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトが挿通しており、前記警報振動発生電動機が、前記ステアリングホイールと一体的に回
    転するステータと、このステータにより前記ステアリングシャフトを軸として回転する前記ウェイトとしてのロータウェイトとを有しており、
    前記制御装置により、前記警報振動の発生中に、前記ロータウェイトの回転角速度、又は回転角度の少なくとも一方を回転方向ごとに変化させて、前記ロータウェイトの回転の反力の差によって前記修正する方向の操舵トルクを発生する構成にした請求項1に記載の車線逸脱警報装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車線逸脱警報装置を搭載したことを特徴とする車両。
  6. 車両の車線逸脱状態を検知した場合は、警報振動発生電動機によりウェイトを回転させて警報振動を発生して、ステアリングホイールを振動させる車線逸脱警報装置の制御方法において、
    その警報振動の発生中に、前記警報振動発生電動機による前記ウェイトの回転角速度、回転軸方向、及び回転方向の少なくとも一つを変化させて、前記ステアリングホイールに前記車線逸脱状態を修正する方向の操舵トルクを付与することを特徴とする車線逸脱警報装置の制御方法。
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