JP6172081B2 - ステアリングホイール - Google Patents

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    • H02K7/061Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses

Description

本発明は、作動時にリング部を把持する運転者に振動を感知させる振動装置を備えたステアリングホイールに関する。
従来、走行中の車両が走行レーンから逸脱する等したときに、リング部を把持した操舵中の運転者に危険を知らせるように、振動装置を作動させてリング部に振動を発生させるステアリングホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。このステアリングホイールでは、ステアリングホイール本体のスポーク部の芯金部位に、振動装置を配置させていた。振動装置は、モータ本体から突出する回転駆動軸に、偏心した錘を取り付けた振動モータと、振動モータをスポーク部の芯金に取り付ける取付ブラケットと、を備えていた。取付ブラケットは、両側に取付片部を突出させた保持部に、振動モータのモータ本体における回転駆動軸を突出させた端面側を、保持させ、その保持部の両側の取付片部を、芯金に取付固定していた。
米国特許第7852225号明細書
しかし、従来のステアリングホイールでは、振動装置の取付ブラケットの保持部と振動モータとを芯金から離隔させ、取付ブラケットの取付片部だけが、芯金に接続される構成であって、振動するモータ本体を、芯金に対し、直接的に押圧するように接続させる構成ではなかった。そのため、振動モータの発生する振動を効率的に芯金に伝播させる点に、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、振動モータの発生する振動を効率的にリング部に伝播させることができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
本発明に係るステアリングホイールは、作動時にリング部を把持する運転者に振動を感知させる振動装置を備えたステアリングホイールであって、
前記ステアリングホイールが、前記振動装置と、ステアリングホイール本体と、を備え、
前記ステアリングホイール本体が、
操舵時に把持する略円環状の前記リング部と、
前記リング部の中央に配置されてステアリングシャフトに締結されるボス部と、
前記リング部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、
を備えて構成されるとともに、
前記リング部、前記ボス部、及び、前記スポーク部を連結するように配設される芯金を備えて構成され、
前記振動装置が、
モータ本体から突出する回転駆動軸に、偏心した錘を取り付けた振動モータと、
該振動モータを、前記芯金における前記リング部に連なる取付部位に取り付ける取付ブラケットと、
を備え、
前記芯金の取付部位が、
前記振動モータの前記モータ本体の振動を受け止める振動受止座と、
該振動受止座の両側に配置されて、固着手段を利用して、前記取付ブラケットを固定する取付座と、
を備え、
前記取付ブラケットが、
前記モータ本体の外周面における前記振動受止座の反対側の離隔側部位を、前記振動受止座側に押圧可能な押圧部と、
該押圧部から両側に延びて、前記取付部位の前記取付座に取り付けられる取付片部と、
を備えるとともに、
前記押圧部に前記モータ本体を配置させた状態で、両側の前記取付片部を前記取付座に取り付けた際、前記モータ本体の振動を前記振動受止座側に伝播可能に、前記モータ本体の外周面における前記振動受止座に接近した接近側部位を、前記振動受止座側に押圧する構成としていることを特徴とする。
本発明に係るステアリングホイールでは、振動装置の振動モータが作動すれば、偏心した錘を回転させたモータ本体が振動する。そして、振動するモータ本体は、取付片部を取付座に取り付けた取付ブラケットの押圧部により、その外周面における接近側部位を振動受止座側に押圧させており、直接的に、振動受止座に振動を伝播させることができる。そして、振動するモータ本体の外周面からその振動を伝播された振動受止座は、ステアリングホイール本体のリング部に連なる芯金部位に配設されており、効率的に、ステアリングホイール本体のリング部を振動させることができる。
したがって、本発明に係るステアリングホイールは、振動モータの発生する振動を効率的にリング部に伝播させることができる。
そして、本発明に係るステアリングホイールでは、前記取付部位と前記取付ブラケットとが、前記振動モータの前記回転駆動軸の軸心を略円環状の前記リング部のリング形成面に沿わせた状態で、前記振動モータを前記スポーク部の前記芯金の部位に、取付固定させる構成としていることが望ましい。
このような構成では、振動モータが作動すれば、偏心した錘を取り付けた回転駆動軸の先端側が、回転駆動軸の軸心の周りを撓んで回り、モータ本体が、回転駆動軸と直交方向で振動する。そして、回転駆動軸の軸心が、リング部のリング形成面に沿って配設されていることから、モータ本体の振動は、リング形成面と直交する方向で振動する状態となって、振動受止座も同期して振動する。また、運転者が把持するリング部は、ステアリングシャフトに締結されるボス部を支点として、スポーク部を経て、片持ち梁状に支持される状態となり、振動受止座がリング形成面と直交する方向で振動すれば、リング部は、ステアリングシャフトに沿って、容易に振動する。そしてさらに、リング部と支点としてのボス部との間となるスポーク部の振動受止座において、モータ本体によるリング形成面と直交方向の振動が発生すれば、リング部では、支点としてのボス部とモータ本体との距離と、支点としてのボス部と運転者の把持するリング部の部位との距離と、に応じた正比例の関係で、振動受止座の振動の振幅が増幅される状態となって、ステアリングシャフトに沿って振動する。
そのため、上記の構成では、振動モータ自体の振動が小さく(弱く)とも、運転者が感知し易いように、効率的に大きく(強く)リング部を振動させることができる。
さらに、本発明に係るステアリングホイールでは、前記振動モータの前記モータ本体の外周面における前記振動受止座側の接近側部位と前記振動受止座との間に、前記接近側部位の前記振動受止座側への接近時に反発力を高めて弾性変形するスペーサが配設され、
該スペーサが、前記モータ本体の振動を前記振動受止座に伝播可能として、反発力を高めた弾性変形状態で、前記モータ本体の接近側部位と前記振動受止座との間に、配設されていることが望ましい。
このような構成では、ステアリングホイール本体の振動受止座に対して、取付ブラケットの押圧部によって押圧されるモータ本体の配置位置が、取付ブラケット側の取付片部や押圧部、あるいは、ステアリングホイール本体側の取付座や振動受止座の寸法誤差により、組付誤差を生じていても、その組付誤差をスペーサの弾性変形代により、吸収できる。勿論、スペーサは、モータ本体の振動を振動受止座に伝播可能として弾性変形されることから(換言すれば、モータ本体の振動では変形しない状態まで大きく弾性変形されていることから)、モータ本体の振動を、的確に、振動受止座に伝播させることができる。
そしてさらに、上記のスペーサを設ける場合には、前記モータ本体の前記接近側部位が、前記回転駆動軸の軸心に沿った円柱状外周面を備え、
前記スペーサが、
板ばね材から形成されるとともに、
両側に配置されて、前記振動受止座に当接される芯金側当接部と、
両側の前記芯金側当接部の相互の接近した縁から、前記モータ本体側に接近するように延びる脚部と、
両側の前記脚部の先端相互を連結するように配置されるモータ側当接部と、
該モータ側当接部から両側の前記脚部にかけて貫通されて、前記モータ本体の接近側部位の円柱状外周面の一部を収納可能な収納孔と、
前記モータ側当接部の前記収納孔の周縁における前記回転駆動軸の軸心と直交する方向で相互に対向する両縁から構成されて、それぞれ、前記モータ本体の接近側部位の円柱状外周面に対し、前記回転駆動軸の軸心に沿って当接して支持する支持縁と、
少なくとも一方の前記芯金側当接部から延びて、前記押圧部と前記モータ本体との間で挟持され、かつ、前記モータ本体に組み付けられる組付部と、
を備えて構成されていることが望ましい。
このような構成では、スペーサの組付部をモータ本体に組み付け、かつ、スペーサの収納孔に、モータ本体の接近側部位を嵌めた状態として、モータ本体を取付ブラケットの押圧部にセットする。そして、振動受止座に対し、モータ本体の接近側部位を対向させて、スペーサの芯金側当接部を当接させ、取付ブラケットの取付片部を取付部位に取り付ければ、取付ブラケットの押圧部により、モータ本体の離隔側部位が振動受止座側に押圧される。
この時、スペーサが、モータ側当接部の支持縁をモータ本体の接近側部位に当接させ、かつ、芯金側当接部を振動受止座に当接させて、脚部を拡開するように弾性変形し、そして、モータ本体の振動を振動受止座に伝播可能として、モータ本体の接近側部位と振動受止座との間に、固定される。
さらに、この組付時、スペーサは、収納孔の周縁の相互に対向する支持縁が、モータ本体の接近側部位の円柱状外周面に対して、回転駆動軸に軸心に沿って、当接するため、モータ本体の周方向にずれずに、モータ本体の接近側部位と振動受止座との間で、位置を固定される。勿論、スペーサは、モータ本体に組み付けられる組付部が、モータ本体と取付ブラケットの押圧部とに挟持されることから、取付ブラケットの取付片部を芯金の取付座に取り付ける際、モータ本体から外れない。
そのため、上記の構成では、スペーサが、モータ本体の接近側部位を収納孔に嵌合させた状態として、位置ずれせずに振動モータに組み付けられることから、その後、振動モータを所定の押圧部に配置させ、取付ブラケットの取付片部を、固着手段を利用して、対応する取付座に取り付けるだけで、スペーサを別途保持することなく、振動モータを振動受止座に対して押圧するように固定できて、簡単に、振動装置をステアリングホイール本体に取り付けることができる。
本発明に係る一実施形態のステアリングホイールの概略平面図である。 実施形態のステアリングホイールの概略底面図であり、併せて、振動装置と振動装置の取付部位との概略拡大図を示す。 実施形態のステアリングホイールの概略縦断面図であり、図1のIII−III部位に対応する。 実施形態のステアリングホイールにおける振動装置付近の拡大縦断面図であり、併せて、スペーサの撓み量を説明する図を示す。 実施形態のステアリングホイールの概略縦断面図であり、図1のV−V部位に対応する図と、併せて、スペーサの撓み前と撓み後との図を示す。 実施形態の振動装置の斜視図である。 実施形態の振動装置の正面側から見た状態(後方側から見た状態)の分解斜視図である。 実施形態の振動装置の背面側から見た状態(前方側から見た状態)の分解斜視図である。 実施形態の振動装置の平面図である。 実施形態の振動装置の正面図である。 実施形態の振動装置の概略端面図であり、図10のXI−XI部位に対応する図と、併せて、保持爪の撓み状態を説明する図を示す。 実施形態の振動装置の左側面図である。 実施形態の振動装置の右側面図である。 実施形態の振動装置のスペーサの平面図である。 実施形態のスペーサの背面図である。 実施形態のスペーサの右側面図である。 実施形態のスペーサの左側面図である。 実施形態の取付ブラケットの左側面図である。 実施形態の取付ブラケットの右側面図である。 実施形態の振動モータに回路基板を組み付けた状態を示す斜視図である。 実施形態の回路基板を組み付けた振動モータに、スペーサを一体化させたクリップを組み付けた状態を示す斜視図である。 実施形態の回路基板とクリップとを組み付けた振動モータを、取付ブラケットに組み付ける状態を順に示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のステアリングホイールWは、図1〜3に示すように、振動装置20とステアリングホイール本体1とを備えて構成されている。ステアリングホイール本体1は、運転者が操舵時に把持する略円環状のリング部Rと、リング部Rの中央に配置されてステアリングシャフトSSに締結されるボス部Bと、リング部Rとボス部Bとを連結する複数(実施形態では3本)のスポーク部Sと、を備えて構成される。また、ステアリングホイール本体1は、リング部R、ボス部B、及び、スポーク部Sを連結するように配設される芯金2を備えて構成される。芯金2は、ボス部Bに配置されるボス芯金部3、スポーク部Sに配置されるスポーク芯金部4、及び、リング部Rに配置されるリング芯金部9、を備えて構成されている。
そして、芯金2は、ボス芯金部3のボス3aが鋼製とし、他の部位、すなわち、ボス芯金部3のボス3aの周囲のボスプレート部3b、スポーク芯金部4、及び、リング芯金部9が、アルミニウム合金等の軽合金材料からダイカスト鋳造されて形成されている。なお、ボス芯金部3のボス3aは、ステアリングシャフトSSが挿通されて、ステアリングシャフトSSにナットNが締結されることにより、ステアリングシャフトSSと接続される。
また、スポーク芯金部4は、前側の左右二本のスポーク部SF,SFに配置されて、ボスプレート部3bから左右に延びる前側部4a,4aと、後側のスポーク部SBに配置される後側部4bと、を備えて構成される。後側部4bは、リング芯金部9の後端から前方に延びる本体部4cと、本体部4cの前端付近で、ボスプレート部3bの左右両側に分岐して連結される分岐部4d,4dと、本体部4c近傍の分岐部4d,4d相互を左右で連結するように、前後に配置される横杆部4e,4fと、を備えて構成されている。
また、ステアリングホイール本体1は、リング芯金部9と、リング芯金部9の近傍のスポーク芯金部4の周囲に、被覆層12を配設させている。被覆層12は、ウレタン等の樹脂部12aと、樹脂部12aの外周面側に配置される皮革12bと、から構成されている。
また、ボス部Bの下部側には、合成樹脂製のロアカバー14が配設されるとともに、ボス部Bの上部側には、図示しないエアバッグ装置を設けたパッド16が配設される。
そして、後部側のスポーク部SBには、図3〜5に示すように、スポーク芯金部4の後側部4bにおける後方側の横杆部4eの下面側に、振動装置20を取り付ける取付部位5が配設されている。取付部位5は、車両の直進操舵時のボス3aの後方におけるリング部Rの左右方向の中央付近に配置されている。そして、取付部位5は、ステアリングシャフトSSやボス3aの軸心X0に沿って、ねじ孔からなる取付孔6b,7bを貫通させた取付座6,7を左右両側に配置させ、取付座6,7の間には、略直方体形状に下方に突出する振動受止座8を配設させている。また、取付座6には、円柱状の凸部6cが下方に突設されている。
取付座6,7と振動受止座8のそれぞれの下面側の座面6a,7a,8aは、ボス3aの軸心X0と直交して、略円環状のリング部Rのリング形成面RPと、平行に配設されている。
振動装置20は、図4〜13に示すように、錘32を取り付けた振動モータ21と、取付ブラケット75と、を備えて構成され、さらに、実施形態では、振動モータ21と振動受止座8との間に介在されるスペーサ60と一体化されたクリップ40と、振動モータ21に駆動用の電力(DC12V)を供給するリード線92(図1,6,7参照)を接続するためのコネクタ38を設けた回路基板34と、を備えて構成されている。
振動モータ21は、モータ本体22の一方の端面22bから回転駆動軸30を突出させて構成されている。モータ本体22は、外周面22aにおける回転駆動軸30の軸心X1と直交方向で対向する部位を平面状に切り欠いた断面長円形の略円柱状としている。すなわち、外周面22aには、二つの略円柱状の外周面を有した部位23,24と、平面状の部位25,26とが配設されている。略円柱状の外周面を有した部位23は、振動受止座8に接近する接近側部位23となり、他方の部位24は、振動受止座8から反対側に離れた離隔側部位24としている。
外周面22aにおける平面状の部位25は、図7に示すように、回路基板34を組み付ける組付座25を構成し、モータ本体22の端面22c側の縁には、回路基板34における直流電圧供給用の端子37,36を嵌合させる端子孔25b,25bが形成されている。組付座25の座面25aは、平面状として、端子37,36を端子孔25bに嵌合させて、回路基板34を組み付けた際、回路基板34の裏面34bと座面25aとが相互に略全面を当接させる状態としている。
なお、回路基板34には、表面34aに、振動モータ21に直流電圧(DC12V)を供給するリード線92(図1,6,7参照)を結合させるコネクタ38と、電気ノイズを除去するICチップを設けた電子回路(図符号省略)とが、配設されている。
また、モータ本体22の軸心X1に沿った両側の端面22b,22cには、柱状に突出する凸部としての軸支部27,28が形成されている。錘32から離れた側の端面22cの軸支部28は、回転駆動軸30を長く突設させた円柱状の軸支部27に比べて、外径寸法を大きくし、かつ、前側の外周面に面取り部28aを有した非円柱状の異形柱状としている。
回転駆動軸30に取り付けられる錘32は、略1/3円の厚みを有した板状として、偏心した位置に、回転駆動軸30と嵌合する嵌合孔32aが配設されている。
取付ブラケット75は、図4〜13,18,19に示すように、板金製として、振動モータ21を、芯金2における取付部位5の振動受止座8側に押圧可能に保持する押圧部(保持部)76と、押圧部76の左右の両側から延びて、取付部位5の取付座6,7に取り付けられる取付片部84,88と、を備えて構成されている。
取付片部84は、取付座6に対応するもので、取付片部84の取付座6への取り付け時、固着手段としてのねじ11を取付孔6bに螺着する際に、ねじ11を挿通させる取付孔85を備え、さらに、凸部6cを嵌合させる嵌合孔86を備えている。取付片部88は、取付座7に対応するもので、ねじ11を取付孔7bに螺着させる際に、そのねじ11を挿通させる取付孔89を備えて構成されている。
押圧部76は、断面U字状に湾曲し、振動モータ21の回転駆動軸30の軸心X1に沿って左右方向で対向する組付壁部(保持壁部)79,81と、組付壁部79,81を連結する押圧壁部(連結壁部)77と、を備えて構成される。押圧壁部77は、モータ本体22の外周面22aにおける振動受止座8の反対側の離隔側部位24に当接する略長方形状の押圧面77aを、組付壁部79,81側の左右の縁から隆起させて、形成されている。
組付壁部79は、モータ本体22の端面22b側に配置される部位であり、錘32側の円柱状の軸支部27を組み付ける組付凹部(保持凹部)80を備えている。組付凹部80は、組付壁部79の前縁から後方側に延びる挿入口部80aと、挿入口部80aの後端で直交方向の下方に屈曲する嵌合部80bと、を備えて構成されている。嵌合部80bは、下端を半円形として、下端側で軸支部27を嵌合させる寸法形状に形成されている。
組付壁部81は、モータ本体22の端面22c側に配置される部位であり、異形柱状の軸支部28を組み付ける組付凹部(保持凹部)82を備えている。組付凹部82は、組付壁部81の前縁から後方側に延びる挿入口部82aと、挿入口部82aの後端で下方に屈曲し、軸支部28の前側の面取り部28aと摺動する平面部82cを有した嵌合部82bと、を備えて構成されている。嵌合部82bは、下端を、面取り部28aを有した異形柱状の軸支部28の下側領域の外形形状に対応する略半円形として、下端側で軸支部28を嵌合させる寸法形状に形成されている。
なお、組付凹部80,82は、モータ本体22の軸支部27,28を対応する嵌合部80b,82bに嵌合させると、モータ本体22の離隔側部位24が、押圧部76における押圧壁部77の押圧面77aに当接するように、構成されている。
クリップ40は、図4〜17に示すように、厚さ寸法tを0.2mm程度とした薄い板ばね材を所定形状に打ち抜き、そして、曲げ加工して形成されている。クリップ40は、振動モータ21の回転駆動軸30の軸心X1に沿って対向するように配設される組付部(組付板部)46,53と、組付部46,53相互を連結する連結壁部(連結板部)41と、を備えた断面略U字状とし、さらに、組付部46の縁51から延びる湾曲した略長方形板状のスペーサ60を、一体化させて構成されている。なお、このクリップ40は、実施形態の場合、振動モータ21に組み付けて、端子孔25b,25bに端子37,36を嵌めて振動モータ21に組み付けた回路基板34が、振動モータ21から外れないようにする回路基板34を保持する機能と、振動モータ21と芯金2の振動受止座8と間に組付誤差があっても、その誤差を吸収して、モータ本体22の振動を振動受止座8に円滑に伝播させるスペーサ60の機能と、を発揮することができる。
連結壁部41は、振動モータ21に組み付けた回路基板34を覆うように配設され、回路基板34の各種ICチップを保護するように、上下の縁から庇部43,44を前方側に突設させている。また、連結壁部41のコネクタ38の近傍の上縁側には、コネクタ38に接続するリード線92の接続作業の邪魔とならないように、凹部42が形成されている。
組付部46は、モータ本体22の端面22b側に配置される部位であり、錘32側の軸支部27を組み付ける組付凹部47を備えている。組付凹部47は、組付部46の前縁から後方側に延びる長孔状として、後端を半円形として、後端側で軸支部27を嵌合させる寸法形状に形成されている。また、組付部46には、連結壁部41の縁側に、前方側に向かって内側に切り起こされた略長方形板状の保持爪48が形成されている。この保持爪48は、振動モータ21に組み付けた回路基板34の左縁35を組付座25側に押圧して、回路基板34の振動モータ21からの外れを防止するものである。保持爪48の先端には、回路基板34の表面34aの平面部位を押圧し易いように、表面34aに沿う平板状の当接部48bが、元部側の本体部48aから屈曲して配設されている。
さらに、組付部46には、前縁側の上下に、クリップ40の押圧部76内での姿勢安定用に、組付壁部79の前端面79aの上下に係止される係止爪49,50が、組付部53側の内側に屈曲して形成されている(図22参照)。
組付部53は、モータ本体22の端面22c側に配置される部位であり、軸支部28を組み付ける組付凹部54を備えている。組付凹部54は、組付部53の前縁から後方側に延びる長孔状として、後端を半円形として、後端側で軸支部28の面取り部28aと逆側とした後側の円柱状の部位を嵌合させる寸法形状に形成されている。また、組付部53には、連結壁部41の縁側に、前方側に向かって内側に切り起こされた略長方形板状の保持爪55が形成されている。この保持爪55は、保持爪48と同様に、振動モータ21に組み付けた回路基板34の右縁36を組付座25側に押圧して、回路基板34の振動モータ21からの外れを防止するものである。この保持爪55の先端にも、回路基板34の表面34aの平面部位を押圧し易いように、表面34aに沿う平板状の当接部55bが、元部側の本体部55aから屈曲して配設されている。
さらに、組付部53には、前縁側の上下に、クリップ40の押圧部76内での姿勢安定用に、組付壁部81の前端面81aの上下に係止される係止爪56,57が、組付部46側の内側に屈曲して形成されている(図22参照)。
なお、クリップ40の保持爪48,55は、各組付部46,53に設けられた組付凹部47,54の形成方向の前側から後方に向かう方向と対向するように、当接部48b,55bを配置させ、係止爪49,50,56,57は、取付ブラケット75への組付完了時に係止部位の前端面79a,81aに係止される位置に配置されている。すなわち、保持爪48,55と係止爪49,50,56,57とは、組付凹部47,54の形成方向である回路基板34における端子37,37の端子孔25b,25bへの挿入方向となる前後方向に沿って、離隔されて配設されている。換言すれば、保持爪48,55の当接部48b,55bと係止爪49,50,56,57とは、前後方向で対向するように、配設されている。
また、組付部53には、リード線92を保持するフック58が、上縁側に形成されている。
スペーサ60は、組付部46の上縁51の前端側から、上方に延びて右方側に屈曲する断面L字状の連結部61を介在させて、左右方向に沿った右方の組付部53側に延びるように、突設されている。スペーサ60は、芯金側当接部62,63、モータ側当接部70、脚部65,66、及び、モータ側当接部70から脚部65,66にかけて貫通する長方形状の開口の収納孔68、を備えて構成されている。
芯金側当接部62,63は、左右方向の両側に配置されて、振動受止座8の座面8aに当接されるように、平面状に形成されている。脚部65,66は、芯金側当接部62,63の相互の接近した縁から、相互に接近しつつ、モータ本体22側に接近するような下方側に向いて延びるように、傾斜して形成されている。モータ側当接部70は、脚部65,66の先端65a,66a相互を連結するように配置されて、芯金側当接部62,63と略平行な平面状に形成されている。
収納孔68は、モータ側当接部70から両側の脚部65,66にかけて上下方向に沿って貫通されて、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aの一部を収納可能に、上方から見て左右方向に短辺相互を対向させるような長方形状に開口されている。この収納孔68は、前後方向の中央を回転駆動軸30の軸心X1の直上に配置させるように構成され、そして、モータ側当接部70の収納孔68の周縁における回転駆動軸30の軸心X1と直交する方向で相互に対向する両縁が、それぞれ、収納孔68に収納されたモータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aに対して、回転駆動軸30の軸心X1に沿って当接して支持する支持縁71,72としている。
なお、クリップ40の組付部46,53間の内側の長さ寸法(離隔寸法)L2は、組付部46,53間に振動モータ21のモータ本体22が嵌合するように、振動モータ21のモータ本体22における端面22b,22c間の長さ寸法L1と略同等としている(図11のA参照)。また、取付ブラケット75の組付壁部79,81間の内側の長さ寸法(離隔寸法)L4は、モータ本体22を間に配置させたクリップ40の組付部46,53が組付壁部79,81間に嵌合するように、モータ本体22を間に配置させたクリップ40の組付部46,53の外側の長さ寸法L3と、略同等としている(図11のB参照)。
振動装置20の組付工程(組立工程)を説明すると、まず、図7,8,20に示すように、端子37,37を端子孔25b,25bに嵌めつつ、回路基板34の裏面34bを組付座25の座面25aに当接させて、回路基板34を振動モータ21のモータ本体22の組付座25に組み付ける。
ついで、図7,8,20,21に示すように、回路基板34を組み付けた振動モータ21に対し、クリップ40を組み付ける。この組付は、回路基板34をクリップ40の連結壁部41に対向させた状態で、クリップ40の組付部46の組付凹部47内にモータ本体22の軸支部27を嵌め、かつ、クリップ40の組付部53の組付凹部54内にモータ本体22の軸支部28を嵌めて、軸支部27と軸支部28とを、それぞれ、組付凹部47,54に嵌合させるように、後端まで押し込めば、モータ本体22にクリップ40を組み付けることができる。
この組付時、スペーサ60では、収納孔68内に、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aが収納され、そして、支持縁71,72が円柱状外周面23aを軸心X1に沿って当接して支持する(図4のB参照)。この支持縁71,72の支持部23c,23dは、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aの最も上方へ突出する突出頂部23bを間にした両側であり、スペーサ60は、支持縁71,72がモータ本体22の突出頂部23b付近に係止された状態で、軸心X1の直交方向となる前後方向にずれずに、モータ本体22の接近側部位23と係合された状態となる。
ちなみに、収納孔68内にモータ本体22の突出頂部23b付近を収納させる際、スペーサ60が、左右方向の一方側の芯金側当接部62だけを、連結部61を介在させて、一方の組付部46だけに連結させている。そのため、スペーサ60が、図15の二点鎖線に示すように、連結部61を撓ませて、連結部61から離れた芯金側当接部63側を上方に変位させ、さらに、復元するように、変形し、容易に、モータ本体22の突出頂部23b付近を収納孔68内に収納させることができる。
また、この組付時、図11のBに示すように、クリップ40の組付部46,53に配設された保持爪48,55が、先端の当接部48b,55bを回路基板34の表面34a側の左右の縁35,36に圧接させ、回路基板34のモータ本体22からの外れを防止する。
その後、図7,8,21,22のAに示すように、クリップ40を組み付けた振動モータ21を取付ブラケット75に組み付ける。まず、クリップ40の組付部46の組付凹部47から突出する軸支部27を、取付ブラケット75の押圧部76における組付凹部80の挿入口部80aに挿入させ、と同時に、反対側の軸支部28も、組付凹部82の挿入口部82aに挿入させる。そして、図22のBに示すように、軸支部27,28を、下方に移動させて、組付凹部80,82の嵌合部80b,82bに嵌合させれば、クリップ40を組み付けた振動モータ21を取付ブラケット75に組み付けることができて、振動装置20の組立が完了する。
なお、この嵌合時には、クリップ40の組付部46の係止爪49,50が、組付壁部79の前端面79aの上下に係止され、組付部53の係止爪56,57が、組付壁部81の前端面81aの上下に係止される状態となり、クリップ40は、取付ブラケット75の押圧部76に対し、回転駆動軸30の軸心X1の周方向の回転が規制されて、取付ブラケット75に組み付けられることなる。さらに、クリップ40は、係止爪49,50,56,57が、取付ブラケット75の係止部位としての前端面79a,81aに係止されれば、係止爪49,50,56,57と前後方向で対向する保持爪48,55の当接部48b,55bにより、回路基板34の縁35,36をモータ本体22側に強く圧接して、回路基板34のモータ本体22からの外れを確実に防止する。
また、この組立完了時には、モータ本体22の離隔側部位24が、取付ブラケット75の押圧部76における押圧壁部77の押圧面77aに当接している。
その後、ステアリングホイールWを組み立てる場合には、取付ブラケット75の取付片部84を、ステアリングホイール本体1の取付部位5の取付座6に配置させ、取付片部88を取付座7に配置させる。この時、取付片部84では、取付座6の凸部6cを嵌合孔86に嵌合させて、取付孔85を取付孔6bに一致させ、取付片部88では、取付孔89を取付孔7bに一致させることとなる。
また、この時、クリップ40のスペーサ60の部位では、モータ側当接部70の支持縁71,72をモータ本体22の接近側部位23の支持部23c,23dに当接させた状態で、芯金側当接部62,63がステアリングホイール本体1の取付部位5の振動受止座8の座面8aに当接する(図4のB、図5のB参照)。
そして、各取付孔85,89を経て、固着手段としてのねじ11を取付孔6b,7bに螺合させれば、取付ブラケット75は、押圧部76の押圧壁部77の押圧面77aがモータ本体22の離隔側部位24に当接しており、モータ本体22の接近側部位23を振動受止座8側に押圧して、振動装置20をステアリングホイール本体1に取り付けることができる(図4のA、図4のBの二点鎖線、図5のC参照)。
この時、スペーサ60の部位では、ねじ11が締め付けられるに従って、脚部65,66が相互に拡開するように、上下方向に沿って撓み量e分、撓み、芯金側当接部62,63が振動受止座8の座面8aに強く圧接され、モータ本体22の振動を同期させて振動受止座8に伝播可能に、モータ本体22の接近側部位23を振動受止座8に接続させることができる。換言すれば、スペーサ60が、モータ本体22の振動では変形しない状態まで、上下方向に撓み量e分、大きく弾性変形されて、モータ本体22の接近側部位23を、直接的に接触させるように、振動受止座8に接続させることとなる。
振動装置20をステアリングホイール本体1に取り付けた後には、ステアリングホイール本体1の図示しない中継器から延びるリード線92を、フック58に支持させつつコネクタ38に接続させる。また、ステアリングホイール本体1に、ロアカバー14を取り付けるとともに、所定のクルーズコントロール機器等の機能部品を搭載して、ボス3aにステアリングシャフトSSをナットN止めする。そして、パッド16を取り付ければ、ステアリングホイールWを車両に搭載することができる。
ステアリングホイールWの車両搭載後、所定の警報装置が車両の走行レーンからの逸脱を検知すれば、リード線92を介して、振動装置20の振動モータ21に、回転駆動軸30を回転させるように電力を供給する。すると、偏心した錘32が回転駆動軸30とともに回転し、モータ本体22が振動することから、モータ本体22の振動を伝播された振動受止座8も同期して振動して、リング部Rを振動させる。その結果、リング部Rを把持した運転者は、その振動により、走行レーンの逸脱を認識することができる。
以上のように、実施形態のステアリングホイールWでは、振動装置20の振動モータ21が作動すれば、偏心した錘32を回転させたモータ本体22が振動する。そして、振動するモータ本体22は、取付片部84,88を取付座6,7に取り付けた取付ブラケット75の押圧部76により、その外周面22aにおける接近側部位23を振動受止座8側に押圧させており、直接的に、振動受止座8に振動を伝播させることができる。そして、振動するモータ本体22の外周面22aからその振動を伝播された振動受止座8は、ステアリングホイール本体1のリング部Rに連なる芯金部位である取付部位5に配設されており、効率的に、ステアリングホイール本体1のリング部Rを振動させることができる。
したがって、実施形態のステアリングホイールWでは、振動モータ21の発生する振動を効率的にリング部Rに伝播させることができる。
そして、実施形態のステアリングホイールWでは、取付部位5と取付ブラケット75とが、振動モータ21の回転駆動軸30の軸心X1を略円環状のリング部Rのリング形成面RPに沿わせた状態で、振動モータ21を、スポーク部SBのスポーク芯金部4における連結部4fの設けた取付部位5に、取付固定している。
そのため、実施形態では、振動モータ21が作動すれば、偏心した錘32を取り付けた回転駆動軸30の先端30a側が、回転駆動軸30の軸心X1の周りを撓んで回り、モータ本体22が、回転駆動軸30と直交方向で振動する。そして、回転駆動軸30の軸心X1が、リング部Rのリング形成面RPに沿って配設されていることから、モータ本体22の振動は、リング形成面RPと直交する方向で振動する状態となって、振動受止座8も同期して振動する。また、運転者が把持するリング部Rは、ステアリングシャフトSSに締結されるボス部Bのボス3aを支点として、スポーク部Sを経て、片持ち梁状に支持される状態となり、振動受止座8がリング形成面RPと直交する方向で振動すれば、リング部Rは、ステアリングシャフトSSに沿って、容易に振動する。そしてさらに、リング部Rと支点としてのボス部Bのボス3aとの間となるスポーク部SBの振動受止座8において、モータ本体22によるリング形成面RPと直交方向の振動が発生すれば、リング部Rでは、図3に示すように、支点としてのボス部Bのボス3aとモータ本体22との距離BMと、支点としてのボス部のボス3aと運転者の把持するリング部Rの部位との距離BRと、に応じた正比例の関係で、振動受止座8の振動の振幅が増幅される状態となって、ステアリングシャフトSSに沿って振動する。
その結果、実施形態では、振動モータ21自体の振動が小さく(弱く)とも、運転者が感知し易いように、効率的に大きく(強く)リング部Rを振動させることができる。
なお、上記の作用・効果を考慮しなければ、回転駆動軸30の軸心X1をリング形成面RPと平行に配設しなくともよく、例えば、軸心X1をステアリングシャフトSSの軸心と平行に配置させてもよい。
さらに、実施形態のステアリングホイールWでは、振動モータ21のモータ本体22の外周面22aにおける振動受止座8側の接近側部位23と振動受止座8との間に、接近側部位23の振動受止座8側への接近時に反発力を高めて弾性変形するスペーサ60が配設されている。そして、スペーサ60は、モータ本体22の振動を振動受止座8に伝播可能として、ねじ11の締結による押圧部76の押圧面77aによる離隔側部位24の振動受止座8側への押圧により、反発力を高めた弾性変形状態で、モータ本体22の接近側部位23と振動受止座8との間に、配設されている。
そのため、実施形態では、ステアリングホイール本体1の振動受止座8に対して、取付ブラケット75の押圧部76によって押圧されるモータ本体22の配置位置が、取付ブラケット75側の取付片部84,88や押圧部76、あるいは、ステアリングホイール本体1側の取付座6,7や振動受止座8の座面6a,7a,8aの寸法誤差により、組付誤差を生じていても、その組付誤差をスペーサ60の弾性変形代により、吸収できる。勿論、スペーサ60は、モータ本体22の振動を振動受止座8に伝播可能として弾性変形されることから、換言すれば、モータ本体22の振動では変形しない状態まで、上下方向に撓み量e分、大きく弾性変形されることから、モータ本体22の振動を、的確に、振動受止座8に伝播させることができる。、
そしてさらに、実施形態では、モータ本体22の接近側部位23が、回転駆動軸30の軸心X1に沿った円柱状外周面23aを備えて構成され、スペーサ60が、板ばね材から形成されて、芯金側当接部62,63、脚部65,66、モータ側当接部70、収納孔68、支持縁71,72、及び、組付部46を備えて構成されている。芯金側当接部62,63は、スペーサ60の左右方向に沿った両側に配置されて、振動受止座8に当接される構成としている。脚部65,66は、両側の芯金側当接部62,63の相互の接近した縁から、モータ本体22側に接近するように延びている。モータ側当接部70は、両側の脚部65,66の先端65a,66a相互を連結するように配置されている。収納孔68は、モータ側当接部70から両側の脚部65,66にかけて貫通されて、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aの一部である突出頂部23b側を収納可能に構成されている。支持縁71,72は、モータ側当接部70の収納孔68の周縁における回転駆動軸30の軸心X1と直交する方向で相互に対向する両縁から構成されて、それぞれ、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aに対し、回転駆動軸30の軸心X1に沿って当接して支持するように構成されている。組付部46は、芯金側当接部62から延びて、押圧部76の組付壁部79とモータ本体22の端面22bとの間で挟持され、かつ、組付凹部47を利用して、モータ本体22の軸支部27に組み付けられている。
そのため、実施形態では、スペーサ60から延びる組付部46をモータ本体22に組み付け、かつ、スペーサ60の収納孔68に、モータ本体22の接近側部位23を嵌めた状態として、モータ本体22を取付ブラケット75の押圧部76にセットして、振動受止座8に対し、モータ本体22の接近側部位23を対向させて、スペーサ60の芯金側当接部62,63を当接させ、取付ブラケット75の取付片部84,88を取付部位5に取り付ければ、取付ブラケット75の押圧部76により、モータ本体22の離隔側部位24が振動受止座8側に押圧される。
この時、スペーサ60が、モータ側当接部70の支持縁71,72をモータ本体22の接近側部位23に当接させ、かつ、芯金側当接部62,63を振動受止座8に当接させて、脚部65,66を拡開するように弾性変形し、そして、モータ本体22の振動を振動受止座8に伝播可能として、モータ本体22の接近側部位23と振動受止座8との間に、固定されることとなる。
さらに、この組付時、スペーサ60は、収納孔68の周縁の相互に対向する支持縁71,72が、モータ本体22の接近側部位23の円柱状外周面23aに対して、回転駆動軸30に軸心X1に沿って、当接するため、モータ本体22の周方向にずれずに、モータ本体22の接近側部位23と振動受止座8との間で、位置を固定される。勿論、スペーサ60は、モータ本体22に組み付けられる組付部46が、モータ本体22の端面22bと取付ブラケット75の押圧部76の組付壁部79とに挟持されることから、取付ブラケット75の取付片部84,88を芯金2の取付座6,7に取り付ける際、モータ本体22から外れない。
そのため、実施形態では、スペーサ60が、モータ本体22の接近側部位23を収納孔68に嵌合させた状態として、位置ずれせずに振動モータ21に組み付けられることから、その後、振動モータ21を所定の押圧部76に配置させ、取付ブラケット75の取付片部84,88を、固着手段としてのねじ11を利用して、対応する取付座6,7に取り付けるだけで、スペーサ60を別途保持することなく、振動モータ21を振動受止座8に対して押圧するように固定できて、簡単に、振動装置20をステアリングホイール本体1に取り付けることができる。
なお、実施形態では、外れを防止するように回路基板34を保持する保持爪(保持部)48,55を備えたクリップ40に、スペーサ60を一体化したが、スペーサ60としては、保持爪48を具備していない組付部46を備えた構成だけとしても良い。この場合、スペーサ60としては、保持爪55を具備しない組付部53も、芯金側当接部63から延設させるように構成してもよい。
勿論、本発明に係るスペーサは、実施形態のクリップ40におけるスペーサ60の部位だけから構成されてもよい。
さらに、スペーサは、板ばね材でなく、耐久性を備えて、モータ本体22の振動を振動受止座8に伝播することができれば、シリコンゴム等の高分子弾性体から形成してもよい。
勿論、走行時のビビリ音等の異音を発生させずに、モータ本体22の離隔側部位24を振動受止座8側に押圧する押圧部を備えた取付ブラケットを使用して、モータ本体22の接近側部位23を、振動受止座8に、直接、当接させて、モータ本体22の振動を振動受止座8に伝播できれば、スペーサは使用しなくとも良い。
1…ステアリングホイール本体、2…芯金、5…取付部位、6,7…取付座、8…振動受止座、11…(固着手段)ねじ、20…振動装置、21…振動モータ、22…モータ本体、22a…外周面、23…接近側部位、23a…円柱状外周面、24…離隔側部位、30…回転駆動軸、32…錘、46…(回転駆動軸側)組付部、60…スペーサ、62,63…芯金側当接部、65,66…脚部、68…収納孔、70…モータ側当接部、71,72…支持縁、75…取付ブラケット、76…押圧部、84,88…取付片部、
X0…(ボス、ステアリングシャフトの)軸心、X1…(回転駆動軸の)軸心、W…ステアリングホイール、R…リング部、RP…リング形成面、B…ボス部、S…スポーク部、SS…ステアリングシャフト。

Claims (4)

  1. 作動時にリング部を把持する運転者に振動を感知させる振動装置を備えたステアリングホイールであって、
    前記ステアリングホイールが、前記振動装置と、ステアリングホイール本体と、を備え、
    前記ステアリングホイール本体が、
    操舵時に把持する略円環状の前記リング部と、
    前記リング部の中央に配置されてステアリングシャフトに締結されるボス部と、
    前記リング部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、
    を備えて構成されるとともに、
    前記リング部、前記ボス部、及び、前記スポーク部を連結するように配設される芯金を備えて構成され、
    前記振動装置が、
    モータ本体から突出する回転駆動軸に、偏心した錘を取り付けた振動モータと、
    該振動モータを、前記芯金における前記リング部に連なる取付部位に取り付ける取付ブラケットと、
    を備え、
    前記芯金の取付部位が、
    前記振動モータの前記モータ本体の振動を受け止める振動受止座と、
    該振動受止座の両側に配置されて、固着手段を利用して、前記取付ブラケットを固定する取付座と、
    を備え、
    前記取付ブラケットが、
    前記モータ本体の外周面における前記振動受止座の反対側の離隔側部位を、前記振動受止座側に押圧可能な押圧部と、
    該押圧部から両側に延びて、前記取付部位の前記取付座に取り付けられる取付片部と、
    を備えるとともに、
    前記押圧部に前記モータ本体を配置させた状態で、両側の前記取付片部を前記取付座に取り付けた際、前記モータ本体の振動を前記振動受止座側に伝播可能に、前記モータ本体の外周面における前記振動受止座に接近した接近側部位を、前記振動受止座側に押圧する構成としていることを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記取付部位と前記取付ブラケットとが、前記振動モータの前記回転駆動軸の軸心を略円環状の前記リング部のリング形成面に沿わせた状態で、前記振動モータを前記スポーク部の前記芯金の部位に、取付固定させる構成としていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記振動モータの前記モータ本体の外周面における前記振動受止座側の接近側部位と前記振動受止座との間に、前記接近側部位の前記振動受止座側への接近時に反発力を高めて弾性変形するスペーサが配設され、
    該スペーサが、前記モータ本体の振動を前記振動受止座に伝播可能として、反発力を高めた弾性変形状態で、前記モータ本体の接近側部位と前記振動受止座との間に、配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記モータ本体の前記接近側部位が、前記回転駆動軸の軸心に沿った円柱状外周面を備え、
    前記スペーサが、
    板ばね材から形成されるとともに、
    両側に配置されて、前記振動受止座に当接される芯金側当接部と、
    両側の前記芯金側当接部の相互の接近した縁から、前記モータ本体側に接近するように延びる脚部と、
    両側の前記脚部の先端相互を連結するように配置されるモータ側当接部と、
    該モータ側当接部から両側の前記脚部にかけて貫通されて、前記モータ本体の接近側部位の円柱状外周面の一部を収納可能な収納孔と、
    前記モータ側当接部の前記収納孔の周縁における前記回転駆動軸の軸心と直交する方向で相互に対向する両縁から構成されて、それぞれ、前記モータ本体の接近側部位の円柱状外周面に対し、前記回転駆動軸の軸心に沿って当接して支持する支持縁と、
    少なくとも一方の前記芯金側当接部から延びて、前記押圧部と前記モータ本体との間で挟持され、かつ、前記モータ本体に組み付けられる組付部と、
    を備えて構成されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリングホイール。
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