JPH0710007A - 警報器 - Google Patents

警報器

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Publication number
JPH0710007A
JPH0710007A JP15644793A JP15644793A JPH0710007A JP H0710007 A JPH0710007 A JP H0710007A JP 15644793 A JP15644793 A JP 15644793A JP 15644793 A JP15644793 A JP 15644793A JP H0710007 A JPH0710007 A JP H0710007A
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JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
current limiting
limiting means
alarm device
actuator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15644793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Koshizawa
俊文 越沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP15644793A priority Critical patent/JPH0710007A/ja
Publication of JPH0710007A publication Critical patent/JPH0710007A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイール内部に設けられ外部か
ら供給される電源により電気式アクチュエータを振動さ
せて運転車に警報を与える警報器に関し、振動の強さを
運転者の好みに合わせて切り替えることが出来るように
する。 【構成】 ステアリングホイール内部に電気式アクチュ
エータの通電電流を制限するための限流手段を1個以上
設け、アクチュエータと電源との間にその限流手段を切
替接続出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は警報器に関し、特にステ
アリング振動方式の警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、居眠り運転防止装置や車線逸
脱警報装置等においてステアリングホイールに振動を与
えて運転者に警報を発する警報器が知られている。
【0003】この様な警報器の従来例が図5に示されて
おり、1はステアリングホイール、2はステアリングホ
イール1のスポーク部、3はスポーク部2をステアリン
グホイール1の中心で支持するためのボス部である。
【0004】また、この様なスポーク部2及びボス部3
は点線で示されたパッド4によって通常覆われており、
このパッド4の中では、ボス部3の両側において電気式
アクチュエータとしての小型直流(DC)モータ5,6
がスポーク部2に取り付けられており、これらのモータ
5,6にはそれぞれ偏心ウェイト50,60が取り付け
られている。
【0005】図6は図5に示した従来例の電気的な接続
図を示したもので、ボス部3の内側に設けたスリップリ
ング30を電源側としスポーク部2をアースとして二つ
の小型直流モータ5,6が直列接続(或いは並列接続)
されている。
【0006】図7は図5に示したボス部3を線B−Bで
切断した時の断面図を示しており、ボス3の外側にはス
リップリング30が設けられており、このスリップリン
グ30とボス3との間には絶縁材31が挿入されてい
る。また、32はシャフトスプラインである。
【0007】尚、2基のモータ5,6を駆動する電源は
車両のステアリングポスト(図示せず)からスリップリ
ング30或いはケーブルにより必要に応じて供給される
ようになっている。このスリップリング30或いはケー
ブルはステアリングホーイル1を回転させてもステアリ
ングシャフトに巻き付いて回転を妨げたり断線を起こさ
ない様に作られている。
【0008】このような従来のステアリング振動方式の
警報器においては、居眠り運転状態や車線逸脱状態が生
じた時に警報信号が発せられ、図6に示すような電気回
路が形成された時、小型直流モータ5,6は回転を開始
するが、この時モータ5,6にはそれぞれ偏心ウェイト
50,60がそれぞれ付属しているので、これらの偏心
ウェイト50,60によって発生される遠心力がスポー
ク部2に伝達され、以てステアリングホイール1全体を
振動させて警報となる。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】この様に、従来の警報
器における小型直流モータはステアリング振動アクチュ
エータとして振動により運転者に警報を伝達するもので
あるが、この場合の振動の強さを画一的に設定すると、
運転者によってはその振動が弱くて警報機能が果たせな
くなってしまうと共に、運転者によっては振動が強過ぎ
て運転の妨げになると言う問題があった。
【0010】従って本発明は、ステアリングホイール内
部に設けられ外部から供給される電源により電気式アク
チュエータを振動させて運転車に警報を与える警報器に
おいて、振動の強さを運転者の好みに合わせて切り替え
ることが出来るようにする事を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る警報器は、ステアリングホイール内部
に該アクチェータの通電電流を制限するための少なくと
も1個の限流手段と、該アクチェータと該電源との間に
該限流手段を切替接続するための切替手段と、を備えて
いる。
【0012】また上記の限流手段を、該ステアリングホ
イールのスポーク部に放熱体を介して接続してもよい。
【0013】更には、上記の切替手段を、該ステアリン
グホイール側に設けてもよい。
【0014】
【作用】本発明では、運転者は切替手段を切り替えて好
みの振動が与えられるように設定しておく。
【0015】これにより、警報器が作動する時には、そ
の切替手段によって選択された位置に対応する限流手段
がアクチュエータと電源との間に接続されるので、アク
チュエータの通電電流を制限し、以て運転者に最も好ま
しい振動力を与えることが出来、最適な警報機能を達成
することが出来る。
【0016】上記の場合、限流手段はアクチュエータと
電源との間に接続されるので発熱を起こすという問題が
ある。
【0017】そこで本発明では限流手段で発生した熱を
ステアリングホイールのスポーク部に放熱体を介して流
すことにより、最適な放熱作用を得ることが出来、ステ
アリングホイール内における発熱の問題も解消すること
が出来る。
【0018】また、切替手段をステアリングホイールの
側に設けることにより、この切替手段の取り付けスペー
スを容易に確保する事が出来ると共に運転者にとって操
作し易い位置が得られる。
【0019】
【実施例】図1は本発明に係る警報器の実施例を示した
もので、この実施例では、図5に示した従来例に加え
て、切替手段としてのスイッチ7をパッド4の上部に設
けると共に、スポーク部2に限流手段8を設けている点
が異なっている。
【0020】図2には本発明の電気接続図が示されてお
り、図6に示した従来例の電気接続図に加えてスイッチ
7と限流手段8とが設けられており、スイッチ7はこの
実施例では限流手段8の側に切り替わればモータ5,6
の電流を減少させるのでその加振力が弱くなり、限流手
段8の反対側に切り替えればモータ5,6の電流を何ら
制限しないので強い加振力が得られるようになってい
る。また、スイッチ7は警報が不要のときに「切」位置
を選択することもできる。
【0021】尚、この実施例では限流手段8を一つ設け
ただけであり、これに伴ってスイッチ7は限流手段8を
モータ5,6に直列接続するか否かを切り替えるだけで
あるが、限流手段8を複数個設けてスイッチ7をこれに
対応した多段切替式のものを使用することも可能であ
る。
【0022】図3及び図4には図1及び図2に示した限
流手段の実施例が示されており、これらの図から判るよ
うに、限流手段8はスポーク部2に溶接された放熱体と
してのブラケット81と、このブラケット81にビス8
3により固定され接続足84が突出した抵抗82とで構
成されている。
【0023】この様な実施例の動作においては、運転者
がスイッチ7を例えば限流手段8の側に切り替えたとす
ると、モータ5,6にはこの限流手段8の抵抗82によ
って例えば約9割の電流が流れるとすると、これらモー
タ5,6による加振力はその二乗で効果があり、約8割
に減少することとなるので、運転者は自己の好みの警報
を受けることとなる。
【0024】従って、限流手段8の抵抗82の容量は小
型のものでも大きな加振力の変化を受ける事が出来る。
【0025】また、限流手段8の側に切り替えて限流動
作を行った時の抵抗82の発熱は、抵抗82がブラケッ
ト81に固定接続されており且つブラケット81がスポ
ーク部2に溶接されていることから、ブラケット81及
びスポーク部2で放熱されることとなる。
【0026】更に、スイッチ7はパッド4の外側に操作
面が来るように取り付けられているので、運転者にとっ
て操作し易い位置となっている。
【0027】更に、限流手段8はパッド4の内部にモー
タ5,6と共に内蔵されているのでステアリングホイー
ル1の形状を変更する必要がない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る警報
器によれば、ステアリングホイール内部に電気式アクチ
ュエータの通電電流を制限するための限流手段を1個以
上設け、アクチュエータと電源との間にその限流手段を
切替接続出来るように構成したので、アクチュエータ部
分の変更を必要とすることなく最小のコストで運転者の
好みに対応した警報を与えることが出来、危険な居眠り
運転や車線逸脱状態を効果的に回避することが出来る。
【0029】また、限流手段の発熱も放熱体を介してス
ポーク部で放熱出来ると共に、切替手段をメータ回り等
に新たなスペースを確保せずに設けることが出来るので
操作し易い位置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警報器の実施例を示した概略図で
ある。
【図2】本発明に係る警報器の電気接続図である。
【図3】本発明に係る警報器に用いる限流手段の実施例
を示した正面図である。
【図4】図3に示した限流手段をA−Aで切断した時の
断面図である。
【図5】従来例を示した概略図である。
【図6】従来例の電気接続図である。
【図7】ステアリングホイールのボス部の断面を示した
図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 スポーク部 3 ボス部 4 パッド 5,6 小型直流モータ(アクチュエータ) 50,60 偏心ウェイト 7 スイッチ(切替手段) 8 限流手段 81 ブラケット 82 抵抗 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール内部に設けられ外
    部から供給される電源により電気式アクチェータを振動
    させて運転者に警報を与える警報器において、 該ステアリングホイール内部に該アクチェータの通電電
    流を制限するための少なくとも1個の限流手段と、該ア
    クチェータと該電源との間に該限流手段を切替接続する
    ための切替手段と、を備えたことを特徴とする警報器。
  2. 【請求項2】 該限流手段が、該ステアリングホイール
    のスポーク部に放熱体を介して接続されていることを特
    徴とした請求項1に記載の警報器。
  3. 【請求項3】 該切替手段が、該ステアリングホイール
    側に設けられていることを特徴とした請求項1又は2に
    記載の警報器。
JP15644793A 1993-06-28 1993-06-28 警報器 Withdrawn JPH0710007A (ja)

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Effective date: 20000905