JP3206861B2 - フオークリフト - Google Patents

フオークリフト

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JP3206861B2
JP3206861B2 JP27852894A JP27852894A JP3206861B2 JP 3206861 B2 JP3206861 B2 JP 3206861B2 JP 27852894 A JP27852894 A JP 27852894A JP 27852894 A JP27852894 A JP 27852894A JP 3206861 B2 JP3206861 B2 JP 3206861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切換自在な複数の走行
モードに基づいて走行でき、かつ特定の走行モードが選
択されていること等を周囲に知らしめうるフオークリフ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用環境に応じ、複数の走行モー
ドを適宜切り換えて平行移動やその場旋回などをなしう
る、いわゆる多機能フオークリフトが本件出願人におい
て、例えば特開平5−116643号公報などで既に提
案されている。
【0003】かかるフォークリフトは、リーチ式フォー
クリフトの車体前方に配される左右一対のロードホイー
ルを操舵自在に設けることを基本として、従来のリーチ
式フォークリフトと同様ロードホイールを直進状態に固
定したノーマルモードに加え、平行移動モードやその場
旋回モード、横行モードなどの特殊モードを含み、これ
らは通常運転席に設けられるモード切換スイッチなどに
より、適宜選択される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た新規かつ特殊な走行モードは、従来のノーマルモード
に比べると未だ周知されていないのが現状である。従っ
て、運転者の他、フォークリフトの周囲の作業者におい
ても、どのような方向に走行してくるのかの予測が困難
であり、フォークリフトの運転に熟練した技術を要する
他、周囲の作業者を不安にするなどの問題がある。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑み案出された
もので、一定の走行モードが選択されているときには、
音声警報手段又は進行方向報知手段を用いることを基本
として予め特定のモードが選択されていることや、進行
方向を運転者、周囲の人間に知らしめることにより前記
問題点を解決しうるフォークリフトを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、左右
のストラドルアーム各々に操舵可能に支持されたロード
ホイールと、ハンドルにて操舵できかつ回転駆動しうる
ドライブホイールと、このドライブホイールの操舵角を
検出する操舵角検出手段とを具えるとともに、前記ロー
ドホイールの回転軸が、車体巾方向に沿った位置で操舵
不能に固定され、かつ前記ドライブホイールを操舵する
ことにより車体の向きを変化させうるノーマルモード
と、このノーマルモード以外の走行モードである特殊モ
ードとを含む複数の走行モードから、一つの走行モード
を選択しうる走行モード選択手段の出力信号により走行
モードを切り換える走行モード切換手段を有し、この選
択された走行モードが前記特殊モードであるとき、その
走行モードに基づいて前記左右のロードホイールの操舵
を行うフォークリフトであって、前記選択された走行モ
ードが、特殊モードであるときに作動し運転者、周囲の
人間に音声により特殊モードが選択されていることを警
告する音声警報手段を設けたことを特徴とするフォーク
リフトである。
【0007】請求項2の発明は、左右のストラドルアー
ム各々に操舵可能に支持されたロードホイールと、ハン
ドルにて操舵できかつ回転駆動しうるドライブホイール
と、このドライブホイールの操舵角を検出する操舵角検
出手段と、前記ドライブホイールの回転方向を検知しう
る回転方向検知具とを具えるとともに、前記ロードホイ
ールの回転軸が、車体巾方向に沿った位置で操舵不能に
固定され、かつ前記ドライブホイールを操舵することに
より車体の向きを変化させうるノーマルモードと、前記
ドライブホイールと前記左右のロードホイールの操舵角
をほぼ一致させることにより車体の向きを変えることな
く移動させうる平行移動モードとを少なくとも含む複数
の走行モードから、一つの走行モードを選択しうる走行
モード選択手段の出力信号により走行モードを切り換え
る走行モード切換手段を有し、この選択された走行モー
ドが前記特殊モードであるとき、その走行モードに基づ
いて前記左右のロードホイールの操舵を行うフォークリ
フトであって、前記平行移動モードが選択されていると
きに、前記ドライブホイールの操舵角検出手段の検出信
号に基づき、ドライブホイールの中立位置に対する向き
を検知しうるドライブホイール向き検知手段と、このド
ライブホイール向き検知手段から出力されるドライブホ
イールの向き信号と、前記回転方向検知具から出力され
るドライブホイールの回転方向信号とに基づいてフォー
クリフトが進行する方向を判別しうる進行方向判別手段
と、この進行方向判別手段から出力される進行方向信号
で作動する進行方向報知手段とを設けたことを特徴とす
るフオークリフトである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、選択された走行モー
ドが、特殊モードであれば音声警報手段が作動する。よ
って、予め運転者や周囲の作業者などにフォークリフト
が特殊モードで走行することを知らしめ、注意を喚起す
るのに役立つ。
【0009】なお音声警報手段の作動例として、予め記
憶させた音声信号の再生、ブザー音などを発生させるな
聴覚に訴える種々の手段を好ましく用いうる。
【0010】又請求項2記載の発明によれば、平行移動
モードが選択されているときに、ドライブホイールの中
立位置に対する向き信号と、回転方向検知具から出力さ
れるドライブホイールの回転方向信号とに基づいてフォ
ークリフトが進行する方向を進行方向判別手段により判
別し、この進行方向に基づいて進行方向報知手段を作動
させる。よって、運転者や周囲の作業者などにフオーク
リフトが進む方向を知らしめ、注意を喚起しうるととも
に運転者に対するフォークリフトの操作性を向上しう
る。
【0011】
【実施例】以下請求項1ないし2記載の発明の一実施例
を図面に基づき説明する。図1に示す如くフオークリフ
ト1は、バッテリ式のリーチ型フォークリフトであっ
て、車体2から前方に突設された左右のストラドルアー
ム2A各々に操舵可能に支持されたロードホイール3
と、ハンドル4にて操舵できかつ回転駆動しうるドライ
ブホイール5と、このドライブホイール5の操舵角を検
出する操舵角検出手段6と、前記ドライブホイール5の
回転方向を検知しうる手段として本実施例ではアクセル
装置7とを具えるとともに、ヘッドガードHに音声警報
手段11及び進行方向報知手段としての左右一対の方向
指示灯14A、14Bを設けている。なお方向指示灯1
4Aは図2(B)に示すように平面視において車体右側
に、方向指示灯14Bは車体左側に設けられている。
【0012】前記車体2の前方には、リフトシリンダS
のピストンロッドを伸縮することによりマストMに沿っ
て上下動しうるフオークFを具えて種々の荷役作業を可
能とする。
【0013】前記ロードホイール3は、前記ストラドル
アーム内に配された電動モータP1により、垂直軸周り
に向きを変えうるブラケット14に回転自在に軸支され
ているものを例示している。又前記ドライブホイール5
は、図示しない電動モータにより回転駆動され、かつ前
記ハンドル4と機械的連結手段を介して連結されること
により、ハンドル4の回転操作にてドライブホイール5
を左向きあるいは右向きへと向きを変えて操舵しうる。
【0014】又ドライブホイール5を支持する旋回ギヤ
ケース15には、本例ではポテンショメータからなる操
舵角検出手段6が配されることにより、電圧信号として
現在のドライブホイール5の操舵角を検知しうるように
構成されている。
【0015】前記アクセル装置7は、本例では車体2の
運転席上面に配される前後に傾動しうる操作レバー7A
と、この操作レバー7Aの傾動する向き及び傾動角に応
じた信号を出力する信号発生器7Bとからなり、本例で
は操作レバー7Aを前傾とすることにより信号発生器7
Bは前進信号VFを、同後傾することにより後進信号V
RRを出力するように構成される。つまり、操作レバー
7Aの向きを検知することにより、ドライブホイール5
の回転方向をほぼ定めるのである。又操作レバー7Aの
傾動角は、その大小により速度の速遅が決定される。
【0016】なお、ドライブホイール5の回転方向を検
知する手段として、前記アクセル装置7に代えて、ドラ
イブホイール5の回転を直接検知するものや、ドライブ
ホイール5を駆動する電動モータに流れる電流の向きな
どを検知しうる検知手段をも採用しうるのは言うまでも
ない。
【0017】又本実施例では、フォークリフト1は、図
2(A)ないし(D)に示すように、ノーマルモードm
1の他、平行移動モードm2、その場旋回モードm3及
び横行モードm4からなる3つの特殊モードを含む計4
つの走行モードに基づいて走行しうるものを例示してい
る。
【0018】前記ノーマルモードm1は、図2(A)に
示すように、左右のロードホイール3の回転軸Nが、と
もに車体巾方向に沿った位置で操舵不能に固定され、前
記ドライブホイール5を操舵することのみにより車体の
向き、即ち姿勢角を変化させて移動を行う従来のリーチ
式フォークリフトと同様の動きを実現する。
【0019】前記平行移動モードm2は、図2(B)に
示すように、ハンドルにて操舵されるドライブホイール
5の操舵角θを検知し、かつこのドライブホイール5の
操舵角θと左右のロードホイール3の操舵角とをほぼ一
致させることにより、フォークリフト1の車体の向きを
変えることなく、即ち姿勢角を一定に保ちつつ移動さ
せ、最短走行や巾狭通路での走行を容易とする。
【0020】その場旋回モードm3は、図2(C)に示
すように予め定めた旋回中心点G1で、ロードホイール
の回転軸N、ドライブホイールの回転軸Dが交わるよう
に操舵制御することにより、この旋回中心点Gを中心と
してフォークリフト1を小さな旋回半径で旋回させ巾狭
通路での旋回を容易とする。
【0021】又横行モードm4は、図2(D)に示すよ
うに左右のロードホイール3のいずれか一方(本例では
右)をθ=90度に固定し、この固定したロードホイー
ルの回転軸Nとドライブホイールの回転軸Dとにより定
まる幾何学的旋回中心点G2に回転軸Nが一致するよう
他のロードホイール3の操舵角を合わせうるものであ
る。なおこれらの複数の走行モードは、走行モード選択
手段9により作業環境に応じた一つの走行モードが選択
される。
【0022】図1、3、4に示すように、前記走行モー
ド選択手段9は、運転者が操作容易なインパネ部に設け
られた各モード毎に対応し配した4つのスイッチS1〜
S4からなり、任意のスイッチS1〜S4を押圧するこ
とにより、前記複数の走行モードのなかから一つの走行
モード信号Smn(nはモードに対応した1〜4の整
数)を走行モード切換手段10に出力しうる。
【0023】前記走行モード切換手段10は、図4に示
すように、前記走行モード選択手段9からの走行モード
信号Smnを受け、この信号に応じたリレーコイルXm
1〜Xm4のスイッチング部10Aを導通することによ
り励磁でき、走行制御回路の当該モードスイッチ(とも
に図示せず)が投入される。以後は、切り換えられた走
行モードに応じ、前記ドライブホイールの操舵角を基準
として走行制御をなしうる。
【0024】前記音声警報手段11は、本実施例では図
5に示すように上記3つのリレーコイルXm2〜Xm
4、即ち平行移動モード、その場旋回モード及び横行モ
ードの各特殊モードを実行するリレーコイルの開閉器X
ms2〜Xms4と直列に接続されている。
【0025】従って、音声警報手段11は、前記特殊モ
ードm2〜m4のいずれか一つが選択されることによ
り、そのリレーコイルが励磁され、開閉器Xms2〜X
ms4の一つを閉じて通電し点灯しうる。つまり、前記
ノーマルモードm1以外の特殊モードm2〜4が選択さ
れることにより作動するように構成される。
【0026】なおこの場合、特にフォークリフトの進行
方向を予測しにくい平行移動モードm2のみを回転灯1
1と連動させても良く、要はノーマルモードm1以外の
特殊モードが選択されることにより音声警報手段11
作動する如く構成しうるのである。
【0027】前記音声警報手段は、ICメモリなどに予
め記憶した音声信号を再生しうる音声再生器からなり、
例えば「走行を開始します」、「特殊モードで走行しま
す」などの音声、メロディホーンなどを発し、運転者を
始めとする周囲の作業者などに知らしめ、注意を喚起す
るのに役立つ。
【0028】又本実施例では、前記平行移動モードm2
が選択されたときに、前記ドライブホイールの操舵角検
出手段6の検出信号に基づいて、ドライブホイール5の
中立位置に対する向きを検知しうるドライブホイール向
き検知手段12と、このドライブホイール向き検知手段
12から出力されるドライブホイールの向き信号と、前
記アクセル装置7から出力される前後進信号とに基づい
てフォークリフト1が進行する方向を判別しうる進行方
向判別手段13とを有している。
【0029】ドライブホイール向き検知手段12は、図
6に示すように、ドライブホイールの操舵角検出手段6
の出力電圧VPSを、基準電圧VL、VRと夫々比較す
る第1比較器16、第2比較器17と、この第1、第2
比較器16、17のHレベルの出力LS、RSにより導
通されるスイッチング素子SW1、SW2と、このスイ
ッチング素子SW1、SW2の導通により励磁されるリ
レーコイルX1、X2とから構成される。
【0030】前記ポテンショメータからなるドライブホ
イールの操舵角検出手段6は、ハンドル4の回転操作に
て旋回するドライブホイール5の操舵角に応じた出力電
圧VPSを出力でき、本実施例ではドライブホイールが
左周り旋回するにつれて出力電圧VPSが増加するよう
に構成している。
【0031】前記第1比較器16は、一端子に前記操舵
角検出手段6の出力電圧VPSを入力するとともに、他
端子にはドライブホイール5が中立よりも左向きに操舵
されているとみなしうる前記ポテンショメータのしきい
値電圧VLを入力し、出力電圧VPSがしきい値電圧V
Lよりも大なるときに前記スイッチング素子SW1を導
通するHレベルの信号LSを出力する。
【0032】又前記第2比較器17も、2分された一方
の前記操舵角検出手段6の出力電圧VPSを入力すると
ともに、他端子にはドライブホイール5が中立よりも右
向きに操舵されているとみなしうる前記ポテンショメー
タのしきい値電圧VRを入力し、出力電圧VPSがしき
い値電圧VRよりも小なるときに前記スイッチング素子
SW2を導通するHレベルの信号RSを出力する。
【0033】なお、前記しきい値電圧VL、VRはVL
>VRであり、ドライブホイール向き検知手段12は、
VL>VPS>VRのとき、これを不感帯として処理す
る。
【0034】以上のように構成されているため、ドライ
ブホイール5が中立位置よりも左に操舵されたときに
は、第1比較器16からHレベルの左向き信号LSが出
力されることにより、リレーコイルX1を励磁でき、又
ドライブホイール5が中立位置よりも右に操舵されたと
きには、第2比較器17からHレベルの右向き信号RS
が出力されることにより、リレーコイルX2を励磁しう
るのである。
【0035】前記進行方向判別手段13は、図7に示す
ように、アクセル装置7の信号発生器7Bの前進信号V
Fが入力される端子T1から逆流防止のダイオード、前
記平行移動モードm2のリレーコイルXm2の切換器X
ms2のa接点、前記ドライブホイール向き検知手段1
2のリレーコイルX1の切換器Xs1のb接点、同リレ
ーコイルX2の開閉器Xs2及びリレーコイルX4を介
して接地されている。
【0036】又アクセル装置7の信号発生器7Bの後進
信号VRRが入力される端子T2から逆流防止のダイオ
ード、前記ドライブホイール向き検知手段12のリレー
コイルX1の切換器Xs1Aのb接点、リレーコイルX
2の開閉器Xs2及びリレーコイルX3を介して接地さ
れている。
【0037】さらに、前記平行移動モードm2のリレー
コイルXm2の切換器Xms2のb接点は、前記端子T
2との切換器Xs2Aとの間に接続されている。
【0038】又切換器Xs1のa接点は、前記端子T2
側の開閉器Xs2とリレーコイルX3との間に、又切換
器Xs1Aのa接点は、前記端子T1側の開閉器Xs2
とリレーコイルX4との間にそれぞれ接続されている。
【0039】又前記リレーコイルX4は、図8に示す如
くその開閉器Xs4が、前記進行方向報知手段としての
右進行を示す方向支持灯14Aと直列に接続され、励磁
されることによりこの方向支持灯14Aを点灯させう
る。同様に前記リレーコイルX3は、その開閉器Xs3
が、左進行を示す方向支持灯14Bと直列に接続され、
励磁されることにより方向支持灯14Bを点灯させう
る。
【0040】いま、例えばアクセル装置7の信号発生器
7Bから、前進信号VFが出力され、かつ図2(B)に
示すように、ドライブホイール5が、中立よりも角度θ
だけ左側に操舵されているときの平行移動モードm2に
ついて考える。
【0041】而して、先ず平行移動モードm2が選択さ
れかつ切り換えられると、図7の切換器Xms2がa接
点へと切り換えられ、又ドライブホイール向き検知手段
12により、第1比較器16がHレベルの信号LSを出
力しリレーコイルX1が励磁され、その切換器Xs1が
a接点へと切り換えられる。
【0042】このとき前進信号VFは、切換器Xms2
のa接点、切換器Xs1のa接点を介してリレーコイル
X3を励磁し、左進行を示す方向支持灯14Bを点灯し
うる。つまり、左に進むフォークリフトの進行方向を外
部の人間、運転者などに知らしめうるのである。
【0043】同様に後進の場合には、フォークリフトは
右に進行しうる一方、後進信号VRRは、リレーコイル
X1が励磁されることにより切り換えられた切換器Xs
1Aのa接点を経てリレーコイルX4を励磁し、右進行
を示す方向支持灯14Aを点灯しうる。つまり、フォー
クリフトが進行する進行向を外部に知らしめうるのであ
る。なお、ドライブホイール5が中立よりも左側に位置
する場合について説明したが、右側の場合については、
前記の場合と逆の動作となる。
【0044】なお、本例では進行方向報知手段として点
灯(又は点滅)する方向支持灯14A、14Bを示した
が、これ以外にも、音声の発生等によって報知しうる音
声出力手段により「右方向に進行します」などの音声を
再生するなど本発明は種々の態様に変形しうる。なお上
記実施例のブロックダイアグラムを図9に示す。
【0045】
【発明の効果】如上の如く、請求項1の発明によれば、
選択された走行モードが特殊モードであれば音声警報手
が作動することにより、予め運転者、周囲の作業者な
どに特殊モードで走行することを知らしめ、注意を喚起
しうる。
【0046】又請求項2記載の発明によれば、平行移動
モードが選択されているときには、進行方向報知手段を
作動させることにより、運転者、周囲の作業者などにフ
オークリフトが進む方向をも知らしめ、注意を喚起する
とともに運転者の操作性をも向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフオークリフトの側面
図である。
【図2】(A)〜(D)は、フオークリフトの各走行モ
ードを説明するための概念図である。
【図3】走行モード選択手段の実施例を示す平面図であ
る。
【図4】走行モード切換手段の実施例を示す回路図であ
る。
【図5】音声警報手段を作動させる回路図である。
【図6】ドライブホイール向き検出手段の回路図であ
る。
【図7】進行方向判別手段の回路図である。
【図8】進行方向報知手段を作動させる回路図である。
【図9】本実施例のブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 フオークリフト 2 車体 2A ストラドルアーム 3 ロードホイール 4 ハンドル 5 ドライブホイール 6 操舵角検出手段 7 アクセル装置 9 走行モード選択手段 10 走行モード切換手段 11 音声警報手段 12 ドライブホイール向き検出手段 13 進行方向判別手段 14A 方向指示灯 14B 方向指示灯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のストラドルアーム各々に操舵可能に
    支持されたロードホイールと、ハンドルにて操舵できか
    つ回転駆動しうるドライブホイールと、このドライブホ
    イールの操舵角を検出する操舵角検出手段とを具えると
    ともに、 前記ロードホイールの回転軸が、車体巾方向に沿った位
    置で操舵不能に固定され、かつ前記ドライブホイールを
    操舵することにより車体の向きを変化させうるノーマル
    モードと、 このノーマルモード以外の走行モードである特殊モード
    とを含む複数の走行モードから、一つの走行モードを選
    択しうる走行モード選択手段の出力信号により走行モー
    ドを切り換える走行モード切換手段を有し、この選択された走行モードが前記特殊モードであると
    き、その 走行モードに基づいて前記左右のロードホイー
    ルの操舵を行うフォークリフトであって、 前記選択された走行モードが、特殊モードであるときに
    作動し運転者、周囲の人間に音声により特殊モードが選
    択されていることを警告する音声警報手段を設けたこと
    を特徴とするフォークリフト。
  2. 【請求項2】左右のストラドルアーム各々に操舵可能に
    支持されたロードホイールと、ハンドルにて操舵できか
    つ回転駆動しうるドライブホイールと、このドライブホ
    イールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記ドラ
    イブホイールの回転方向を検知しうる回転方向検知具と
    を具えるとともに、 前記ロードホイールの回転軸が、車体巾方向に沿った位
    置で操舵不能に固定され、かつ前記ドライブホイールを
    操舵することにより車体の向きを変化させうるノーマル
    モードと、 前記ドライブホイールと前記左右のロードホイールの操
    舵角をほぼ一致させることにより車体の向きを変えるこ
    となく移動させうる平行移動モードとを少なくとも含む
    複数の走行モードから、一つの走行モードを選択しうる
    走行モード選択手段の出力信号により走行モードを切り
    換える走行モード切換手段を有し、この選択された走行モードが前記特殊モードであると
    き、その 走行モードに基づいて前記左右のロードホイー
    ルの操舵を行うフォークリフトであって、 前記平行移動モードが選択されているときに、前記ドラ
    イブホイールの操舵角検出手段の検出信号に基づき、ド
    ライブホイールの中立位置に対する向きを検知しうるド
    ライブホイール向き検知手段と、 このドライブホイール向き検知手段から出力されるドラ
    イブホイールの向き信号と、前記回転方向検知具から出
    力されるドライブホイールの回転方向信号とに基づいて
    フォークリフトが進行する方向を判別しうる進行方向判
    別手段と、 この進行方向判別手段から出力される進行方向信号で作
    動する進行方向報知手段とを設けたことを特徴とするフ
    オークリフト。
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