JP2006151280A - 二輪車の傾斜角度検出装置、エアバッグ装置、転倒防止装置及び方向指示器自動解除装置 - Google Patents

二輪車の傾斜角度検出装置、エアバッグ装置、転倒防止装置及び方向指示器自動解除装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 二輪車の走行中の挙動を高精度に検出し、エアバッグや警報装置などの作動、方向指示器の自動解除などに利用できる二輪車の傾斜角度検出装置を提供する。
【解決手段】 二輪車の傾斜角度検出装置2,41は、二輪車のロール方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる角速度センサ10,48と、ヨー方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる角速度センサ16,54と、各角速度センサから検出した二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とを用いて、走行中の二輪車の挙動を判定するCPUと備える。この判定結果を利用して、エアバッグ3、警告手段、方向指示器42を作動させ、より安全な走行及び乗員の保護を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二輪車の走行中における車体の挙動、特にロール方向及びヨー方向の角度の変化を検出して二輪車の走行中の挙動を判定する二輪車の傾斜角度検出装置に関する。更に本発明は、その検出結果を利用して、二輪車の転倒を予防しかつ/又は転倒から乗員を保護したり方向指示器を自動的に解除して、二輪車の安全な走行を確保するための装置に関する。
従来から、二輪車の乗員を走行中の転倒事故から保護するために又は安全な走行を保証するために、様々な装置や方法が開発・提案されている。このような安全装置として、例えば、車体又は乗員が着用する胴衣具に組み込まれたエアバッグを、衝突時だけでなく転倒時にも膨張展開させる装置が知られている(特許文献1乃至3)。これらの装置は、車体が受けた衝撃荷重を加速度センサなどにより又は車体の大きな傾きを角度センサにより検出して、エアバッグを作動させる。
また、走行中の二輪車のロール方向の角速度を検出し、それから算出される角加速度と速度検知装置からの進行方向速度とに基づいて運転者に転倒の危険性を警告する装置が知られている(特許文献4)。二輪車の傾斜角度は、例えばジャイロを用いた角速度センサにより検知する。このような角速度センサとして、最近は、例えば音叉型又は略T字型の圧電振動子を利用した圧電振動ジャイロセンサが知られている(特許文献5乃至7)。
また、比較的幅広のタイヤを装着しかつ加速度センサにより車体の幅方向の加速度の大きさ及び方向を検出し、その検出値と予め求めた所要値とから傾斜角度を演算する小型で簡単な構造の装置及び方法が提案されている(特許文献8)。特許文献8には、更に、二輪車の車体の傾斜角度を検出しかつこれを用いてヘッドランプの配光を修正する装置が記載されている。
また、二輪車の車体の方向及び傾き角を測定し、その変化に基づいて方向指示器の動作を自動的にキャンセルする方法及び装置が知られている(特許文献9)。この従来方法では、車体に搭載した地磁気センサを用いて、車体の方向及び傾きを測定する。
特開2003−327182号公報 特開2002−264763号公報 特開2004−162224号公報 特開平9−109967号公報 特開2000−65579号公報 特開2003−166828号公報 特開2001−12952号公報 特許第3046866号公報 特開2003−226276号公報
二輪車は、通常ハンドルの操作により又は車体を傾けることによって、所望の方向に旋回させることができる。他方、上述した圧電振動ジャイロセンサは、最近特に小型化及び高性能化が図られ、安価であることから、従来から使用されている船舶・航空機・自動車等の姿勢制御やナビゲーションシステムだけでなく、二輪車の車体の挙動を高い感度で検出するのに適している。
また、一般に二輪車は、車体を最初にハンドルを旋回したい方向とは逆向きに切ることによって又は乗員が直接力を作用させることによって左右いずれかの側に傾けることにより、所望の方向に旋回する。従って、二輪車が転倒する状態にあるかどうかは、車体の左右方向の傾き即ちロール角度だけでなく、これに加えてハンドルの操作状態即ちヨー角によって異なる。そのため、上述した従来技術では、例えば特許文献4に記載されるように自動二輪車の車速とロール方向の角速度とを用いて転倒の危険性を警告する方法では、自動二輪車の走行中の挙動を正確に判定することが困難である。
そこで、本発明は、かかる圧電振動ジャイロセンサを利用して、二輪車の走行中の挙動を特にロール方向及びヨー方向の角度及び/又はその変化を高精度に検出し、それに基づいてエアバッグや警報装置などを作動させ、又は方向指示器を自動的に解除させたりヘッドランプの配光を修正することにより、二輪車の安全な走行を確保するための装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、二輪車のロール方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる第1の角速度センサと、二輪車のヨー方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる第2の角速度センサと、第1及び第2の角速度センサから検出した二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とを用いて、走行中の二輪車の挙動を判定する手段と備える二輪車の傾斜角度検出装置が提供される。
このように二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速ロール角の双方を用いることによって、二輪車に特有の動作、運転操作及び走行状態に的確に対応してその走行状態をより正確に判定することができる。
或る実施例では、前記判定手段が、二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とから二輪車のロール方向の角度とヨー方向の角度とを計算し、それらの計算値を用いることにより、走行中の二輪車が転倒する状態にあるかどうか、又は走行中の二輪車の転倒危険性を従来よりも的確に判定することができる。
更に、或る実施例では、二輪車の車速を検出する速度計を更に有し、前記判定手段が、二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とに加えて、速度計により検出した二輪車の車速を用いて判定することにより、車速に応じた走行状態のより一層的確な判定が可能になる。
別の実施例では、前記判定手段が、二輪車のロール方向の角速度から該二輪車のロール方向の角度を計算し、その計算値と二輪車のヨー方向の角速度とを用いて、走行中の二輪車が進路変更を終了したかどうかを判定することにより、進路変更の動作終了時を従来よりも的確に判定することができる。
本発明のある側面によれば、上述したように判定手段が二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とから計算した二輪車のロール方向の角度とヨー方向の角度とを用いて、走行中の二輪車の転倒状態を判定する本発明の二輪車の傾斜角度検出装置とエアバッグとを備え、傾斜角度検出装置の判定手段が二輪車を転倒する状態にあると判定すると、エアバックを作動させるようにした二輪車のエアバッグ装置が提供される。これにより、二輪車に特有の動作、運転操作及び走行状態に的確に対応してエアバックを作動させ、転倒時に乗員をより確実に保護することができる。
また、本発明の別の側面によれば、上述したように判定手段が二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とから計算した二輪車のロール方向の角度とヨー方向の角度とを用いて、走行中の二輪車の転倒危険性を判定する本発明の二輪車の傾斜角度検出装置と警告手段とを備え、傾斜角度検出装置の判定手段が二輪車の転倒危険性を判定すると、例えばブザーやランプなどの警告手段を作動させるようにした二輪車の転倒防止装置が提供される。これにより、二輪車に特有の動作、運転操作及び走行状態に的確に対応して警告手段を作動させ、転倒事故から乗員をより確実に保護することができる。
更に本発明の別の側面によれば、上述したように判定手段が二輪車のロール方向の角速度から計算したロール方向の角度と二輪車のヨー方向の角速度とを用いて、走行中の二輪車の進路変更終了を判定する二輪車の傾斜角度検出装置と方向指示器とを備え、傾斜角度検出装置の判定手段が二輪車の進路変更終了を判定すると、方向指示器のオン状態を解除させるようにした二輪車の方向指示器自動解除装置が提供される。これにより、二輪車に特有の動作、運転操作及び走行状態に的確に対応して方向指示器を自動的に解除して、運転者の負担を少なくしてより安全な走行を確保することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施態様として、本発明による自動二輪車の傾斜角度検出装置の第1実施例及びこれを適用した自動二輪車用エアバッグ装置の構成を図1に示す。同図に示すように、本実施例のエアバッグ作動装置1は、傾斜角度検出装置2とエアバッグ3とを備える。傾斜角度検出装置2は、後述するように自動二輪車のロール方向及びヨー方向の角度をそれぞれ測定するロール角測定器4及びヨー角測定器5、自動二輪車の車速を測定する速度計6、CPU7、メモリ8、及び作動信号出力回路9を備える。速度計6は、自動二輪車にその速度表示のために通常装備されているものを兼用することができ、またCPU7及び/又はメモリ8は、自動二輪車の原動機などの制御用に通常装備されているものを共用することができる。
エアバッグ3は、従来から公知のエアバッグ構造であり、自動二輪車の車体に一体的に搭載されるエアバッグ本体とその作動装置とから構成される。前記作動装置は、作動信号出力回路9から出力される作動信号を受けると、前記エアバッグ本体を膨張展開させる。更に、エアバッグ3は、自動二輪車の車体に設けた加速度センサからなる衝撃センサが衝突などによる衝撃を検知すると、同様に膨張展開するように構成する。また、エアバッグ3は、乗員が着用する胴衣に組み込まれるタイプのものであっても良い。
ロール角測定器4は、図2(A)に示すように、図3に例示する圧電ジャイロ素子からなる角速度センサ10、フィルタ11、増幅回路12、積分回路13、A−D変換回路14及び出力部15を備える。ヨー角測定器5は、図2(B)に示すように、同様の圧電ジャイロ素子からなる角速度センサ16、フィルタ17、増幅回路18、積分回路19、A−D変換回路20及び出力部21を備える。
図3は、本実施例の傾斜角度検出装置2に使用する上記ダブルT字型の圧電振動ジャイロ素子を示している。圧電振動ジャイロ素子22は、例えば水晶などの圧電材料の薄板から形成される中央の基部23から図中上下両側へ延出する1対の検出用振動腕24と、該検出用振動腕と直交して基部23から図中左右両側へ延出する1対の支持腕25と、各支持腕の先端から検出用振動腕と平行に図中上下両側へ延出する左右各1対の駆動用振動腕26とを有する。前記各駆動用振動腕は、その表裏両面に長手方向に沿って延長する溝部27が凹設され、かつその両側面及び溝部の内面に第1及び第2駆動電極(図示せず)がそれぞれ形成されている。前記各検出用振動腕は、同様にその表裏両面に長手方向に沿って延長する溝部28が形成され、かつその両側面及び溝部の内面に第1及び第2検出電極(図示せず)がそれぞれ形成されている。
前記駆動電極に交流電極を印加すると、駆動用振動腕26は、その主面を含む平面内で矢印29で示すように同期して屈曲振動する。この状態で圧電振動ジャイロ素子22が前記平面内で中心軸30の周りに回転すると、前記駆動用振動腕の長手方向に沿ってコリオリ力が、矢印31で示すように交互に逆向きに発生する。この作用によって、支持腕25は、同じ平面内で矢印32で示すように屈曲振動する。このため、圧電振動ジャイロ素子22は基部23に作用する振動のバランスが崩れ、駆動用振動腕の振動エネルギが基部23を介して伝達されて、検出用振動腕24を同じ平面内で矢印33で示すように屈曲振動させる。
検出用振動腕24の屈曲振動による圧電材料の歪みを前記検出電極が検出して信号を出力する。前記検出用振動腕の振幅は、その大きさが圧電振動ジャイロ素子22に作用する角速度ωの大きさに応じて変化し、該角速度の大きさに応じた電圧が前記検出電極に発生する。この出力電圧を電子的に処理することによって、前記平面内での回転及び角速度が求められる。
圧電振動ジャイロ素子22の出力は通常比較的小さいので、角速度センサ10,16の出力信号は、フィルタ11,17でノイズになり得る不要な周波数成分を除去し、かつ増幅回路12,18で適当に増幅した後、積分回路13,19により時間で積分して角度を算出する。これをA−D変換回路14,20でデジタル信号に変換して、出力部15,21から出力する。
ロール角測定器4に用いる角速度センサ10は、図4(A)に示すように、自動二輪車34の車体の中心部付近でできるだけ高い位置、例えば燃料タンク35の上部付近に取り付ける。これにより、走行中の自動二輪車34の挙動について、図4(B)に示すように、車両のロール方向の角度即ち左右方向における傾きを示す角度θを検出する。従って、角速度センサ10は、図3に示す圧電振動ジャイロ素子22の中心軸30が自動二輪車34の車体の前後方向の中心と一致する向きに配置するのが好ましい。
また、ヨー角測定器5に用いる角速度センサ16は、図4(A)及び(C)に示すように、自動二輪車34のハンドル36の回動軸中心付近に取り付ける。これにより、走行中の自動二輪車34の挙動において、図4(C)に示すように、車体の前後方向の中心に関して前輪の蛇角方向を示す角度φを検出する。従って、角速度センサ16は、図3に示す圧電振動ジャイロ素子22の中心軸30がハンドル36の回動軸と一致する向きに配置するのが好ましい。
一般に圧電振動ジャイロ素子の角速度の検出感度Gは、これを角速度ω(dps)で回転させたときに検出用振動腕の前記第1及び第2検出電極間に現れる電圧をVs(mV)とすると、G=Vs/ω(mV/dps)で表される。本実施例では、例えば図5に示すように、角速度が作用していないときの出力が2.5Vとなるように、かつ検出感度Gが25mV/dpsとなるように調整する。上述したように圧電振動ジャイロ素子22の中心軸30を配置することによって、自動二輪車の車体が左側に傾くと、出力電圧は正側に変化し、右側に傾くと負側に変化する。
次に、図6を用いて傾斜角度検出装置2の動作を説明する。先ず、ステップS1において、前記加速度センサにより自動二輪車に作用する加速度を測定し、その測定値をCPU7に出力する。メモリ8には、自動二輪車の衝突などによる衝撃荷重の大きさからエアバッグ3を作動させるべき加速度に関するデータが予め記憶されている。CPU7は、測定した前記加速度をメモリ8の加速度データと比較して、エアバッグ作動領域に入らないか否かを判定する(ステップS2)。エアバッグ作動領域に入らない場合には、自動二輪車が安全に走行中であると判断して、次のステップS3に進む。
ステップS3で、速度計6により自動二輪車の車速νを測定してCPU7に出力する。更に、ロール角測定器4により自動二輪車のロール角θを測定してCPU7に出力し(ステップS4)、ヨー角測定器5により自動二輪車のヨー角φを測定してCPU7に出力する(ステップS5)。CPU7は、測定した車速ν、ロール角θ及びヨー角φに基づいて自動二輪車のロール角θがエアバッグ作動領域の範囲外かどうかを判定する(ステップS6)。
二輪車は、一般に車体を左右いずれかの側に傾けることによって、所望の方向に旋回する。二輪車の車体は、最初にハンドルを旋回したい方向とは逆向きに切ることによって、又は乗員が直接力を作用させることによって傾けることができる。そのため、二輪車が転倒するかどうかは、車体が左右方向に同じロール角度だけ傾いていても、ハンドルの操作状態即ちヨー角によって異なる。
図8は、エアバッグ作動領域を設定するためのロール角θとヨー角φとの関係を例示している。同図において、限界曲線37は、自動二輪車が転倒状態にあることを示す閾値である。限界曲線37は、例えば様々な車速νにおいてロール角θとヨー角φとの関係を実験的に求めかつそれらを解析することによって決定することができる。一般に、コーナリング中の車速が速い場合には、遠心力に対抗するためにそれだけ車体を大きく傾ける必要があることから、車速が低い場合と比べて転倒状態になる即ちエアバッグ作動の限界となるロール角度は大きくなる。
自動二輪車の車速νに対応した、車体の転倒状態即ちエアバッグ3を作動させるべき状態を表す自動二輪車のロール角θとヨー角φとの関係に関するデータは、予めメモリ8に記憶されている。また、車速が或る低い速度以下の場合は、たとえ車体が転倒してもエアバッグを作動させる必要が無いと考えられる範囲である。CPU7は、測定した車速が前記低い速度以上の場合に、その車速に対応して図8の限界曲線を参照し、測定したロール角θ及びヨー角φがエアバッグ作動領域外か否かを判定する(ステップS6)。
CPU7は、車速νがν0 未満である場合、又は車速νがν0 以上で補正後のロール角が限界曲線37より下側のエアバッグ非作動領域に入る場合には、エアバッグを作動させる必要が無いと判定する。この場合、自動二輪車が安全に走行中であると判断され、ステップS1に戻ってステップS6までの上記ルーチンを繰り返し実行する。
しかし、車速νがν0 以上で補正後のロール角が限界曲線37より上側のエアバッグ作動領域に入る場合には、CPU7は、エアバッグを作動する必要があると判定する。この場合、CPU7は、作動信号出力回路9に命令して、エアバッグ作動信号を出力させる(ステップS7)。前記エアバッグ作動信号を受けたエアバッグ3は、インフレータが作動してエアバッグ本体を膨張展開させる(ステップS8)。
このように本実施例によれば、傾斜角度検出装置2がロール角測定器4に加えてヨー角測定器5を有し、ロール角測定値をヨー角測定値で補正することによって、走行中の自動二輪車の挙動を即ち車体が転倒する状態かどうかをより正確に判断して、エアバッグの作動を制御することができる。従って、自動二輪車の走行安全性及び乗員の安全をより向上させることができる。
本実施例では、傾斜角度検出装置2によりエアバッグ3を作動させる構成について説明したが、別の実施例では、エアバッグに代えて、ブザーなどの音響手段や警告ランプなどの点灯手段を用いた警告装置を作動させることができる。この場合、図7におけるエアバッグ作動領域に対応する警告装置作動領域は、図7の場合よりも幾分広く、即ち限界曲線37よりも少し下方に設定することが好ましい。
次に、本発明の第2の実施態様として、本発明による自動二輪車の傾斜角度検出装置の第2実施例及びこれを適用した自動二輪車用方向指示器自動解除装置の構成を図8に示す。同図に示すように、本実施例の方向指示器自動解除装置40は、傾斜角度検出装置41と方向指示器42とを備える。傾斜角度検出装置41は、自動二輪車のロール方向及びヨー方向の角度をそれぞれ測定するロール角測定器43及びヨー角測定器44、CPU45、メモリ46、及び制御信号発生回路47を備える。CPU45及び/又はメモリ46は、第1実施例の傾斜角度検出装置と同様に、自動二輪車の原動機などの制御用に通常装備されているものを共用することができる。
方向指示器42は、自動二輪車の車体に装着された従来から公知の方向指示器本体と、その動作を制御するための方向支持操作部とを有する。前記方向支持操作部は、方向指示器自動解除装置40の制御信号発生回路47からの制御信号を受けて、前記方向指示器本体のオン状態を解除する。
ロール角測定器43は、第1実施例のロール角測定器4と同様の構成を有し、図9(A)に示すように、図3に例示する圧電ジャイロ素子からなる角速度センサ48、フィルタ49、増幅回路50、積分回路51、A−D変換回路52、及び出力部53を備える。ヨー角測定器44は、第1実施例のヨー角測定器5に類似の構成を有するが、積分回路を有しない点で異なる。即ち、ヨー角測定器44は、図9(B)に示すように、同様の圧電ジャイロ素子からなる角速度センサ54、フィルタ55、増幅回路56、A−D変換回路57及び出力部58を備える。
圧電振動ジャイロ素子の出力は通常比較的小さいので、角速度センサ48,54の出力信号は、フィルタ49,55でノイズになり得る不要な周波数成分を除去し、かつ増幅回路50,56で適当に増幅する。ロール角測定器43では、増幅した後に積分回路51により時間で積分して角度を算出し、A−D変換回路52でデジタル信号に変換して、出力部53から出力する。ヨー角測定器44では、積分回路を省略したことにより、角速度を表す信号がA−D変換回路57でデジタル信号に変換して出力部58から出力される。
ロール角測定器43及びヨー角測定器44に用いた各角速度センサ48,54は、上述したエアバッグ作動装置1の場合と同様に、それぞれ図4(A)〜(C)に示すように自動二輪車34の車体の中心部付近でできるだけ高い位置例えばタンク35の上部付近と、ハンドル36の回動軸中心付近に取り付ける。
次に、図10を用いて方向指示器自動解除装置40の動作を説明する。先ず、運転者が方向指示器をオンにすると、CPU45は、方向指示器のオン状態を確認する(ステップS11)。他方、ロール角測定器43が自動二輪車のロール角θを測定してCPU45に出力し、ヨー角測定器44が自動二輪車のヨー方向の角速度を測定してCPU45に出力する。
方向指示器のオン状態を自動解除する制御アルゴリズムは、例えば図11に示すように設定される。同図において、黒点は、時間に関して変化するヨー方向の角速度を表すヨー角測定器44の出力電圧Vddc である。本実施例では、ヨー角方向の角速度が0である基準の出力電圧Vddc が2.5Vである。二輪車のハンドルが操作されてヨー角方向の角速度が発生すると、出力電圧Vddc は、その大きさがハンドルを操作する向きによって増加又は減少する。本実施例では、閾値を基準の出力電圧から+/−0.1Vの範囲に設定して、出力電圧Vddc が2.6V以上又は2.4V以下に変化すると、コーナリング中であると判断する。この制御アルゴリズムやデータは予めメモリ46に記憶されている。
二輪車は、一般に車体を左右いずれかの側に傾けることによって、所望の方向に旋回して進路を変更する。このとき、二輪車のハンドルは、進路を変更し始める際に切り始め、コーナリング中は車体を傾けたまま、ハンドルを切った状態に維持し、進路変更を終了する際には、ハンドルを戻すと共に車体を水平にする。従って、ハンドル操作によるヨー角の変化に加えて車体の傾きを考慮することによって、進路変更の終了をより正確に判断できる。
例えば、二輪車がコーナリング中にハンドルを切った状態から少し戻したとき、このハンドルを戻す動作をヨー角測定器44は検出してCPU45に出力する。このとき、車体が傾いていてコーナリング中であると判断される場合には、CPU45は、ヨー角測定器44の出力電圧をその旋回方向に対応して増加又は減少させて補正する。従って、コーナリング中のハンドル操作によるヨー方向の角度変化から方向指示器を誤って自動解除する虞を防止できる。
CPU45は、ロール角θの測定値を用いて、ヨー方向の角速度の測定値即ちヨー角測定器44の出力電圧Vddc を補正し、補正後の出力電圧Vddc が所定の閾値の範囲外であるかどうかを判定する(ステップS12)。出力電圧の補正値が所定の閾値の範囲外であると、CPU45は、二輪車が未だ旋回動作にないと判断する。この状態において、メモリ46には、初期値として0が記憶されている。
二輪車が旋回動作に入ってヨー方向の角速度が大きく変動し、補正後の出力電圧が図11に例示する前記閾値の範囲を超えると、CPU45はメモリ46に値1を記憶させる。そして、CPU45は、補正後の出力電圧が前記閾値の範囲内に戻ったかどうかを判定する(ステップS13)。補正後の出力電圧が再び前記閾値の範囲内に入ると、カウンタをi=0からi=Nまで数える(ステップS14)。
カウンタをi=Nまで数え終えたときに補正後の出力電圧が前記閾値の範囲内にあった場合には、CPU45は、二輪車が進路変更を終了したと判断する(ステップS15)。そして、制御信号発生回路47から方向指示器42を解除するための制御信号を発生させる(ステップS16)。これと同時に、CPU45は、再びメモリ46に値0を記憶させる。
前記制御信号は方向指示器42に出力される。方向指示器42は、前記制御信号を受けた前記方向支持操作部が作動して、前記方向指示器本体をオン状態から解除する(ステップS17)。このように、本発明の方向指示器自動解除装置40を用いることによって、二輪車の運転者は、進路変更後に方向指示器を自分で解除する必要が無くなるので、運転の負担を少なくしてより安全な走行を確保することができる。
以上、本発明の好適な実施態様として、自動二輪車用のエアバッグ作動装置及び自動方向指示器自動解除装置について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内において上記実施例に様々な変更又は変更を加えて実施し得ることは言うまでもない。例えば、ヨー角測定器の角速度センサは、自動二輪車のハンドルではなく、車体に取り付けることができる。自動二輪車は、ハンドルをほとんど切ることなく、車体の傾動で旋回することができるので、進行方向に関する車体の向きの変動を検出することによって、同様に自動二輪車の旋回動作及び進路変更を感知することができる。
また、共通のロール角測定器及びヨー角測定器を用いて、共通のCPU及びメモリを用いて制御することによって、1個の傾斜角度検出装置をエアバッグ作動装置及び自動方向指示器自動解除装置の双方に適用することができる。また、前記ロール角測定器及び/又はヨー角測定器の積分回路は、CPUを用いてソフトウエア上で演算することにより、省略することができる。更に、本発明は、上記実施例の自動二輪車だけではなく、原動機付き自転車その他の二輪車についても同様に適用することができる。
本発明による二輪車の傾斜角度検出装置の第1実施例及びこれを適用した自動二輪車用エアバッグ装置の構成を示すブロック図。 (A)図及び(B)図は、それぞれ第1実施例の傾斜角度検出装置に使用するロール角測定器及びヨー角測定器の構成を示すブロック図。 第1及び第2角速度センサに使用する圧電振動ジャイロ素子の構成及び動作を示す概略斜視図。 (A)図は第1及び第2角速度センサの自動二輪車への取付位置、(B)図及び(C)図はそれら角速度センサにより測定する自動二輪車の傾斜角度を概略的に示す説明図。 第1及び第2角速度センサの感度を検出する角速度と出力電圧との関係で示す線図。 図1のエアバッグ装置の動作要領を示すフロー図。 エアバッグ作動範囲の一例を示す線図。 本発明による二輪車の傾斜角度検出装置の第2実施例及びこれを適用した自動二輪車用方向指示器自動キャンセル装置の構成を示すブロック図。 (A)図及び(B)図は、それぞれ第2実施例の傾斜角度検出装置に使用するロール角測定器及びヨー角測定器の構成を示すブロック図。 図8の方向指示器自動キャンセル装置の動作要領を示すフロー図。 方向指示器を自動キャンセルするアルゴリズムの一例として時間対出力電圧の関係を示す線図。
符号の説明
1…エアバッグ作動装置、2,41…傾斜角度検出装置、3…エアバッグ、4,43…ロール角測定器、5,44…ヨー角測定器、6…速度計、7,45…CPU、8,46…メモリ、9…作動信号出力回路、10,16,48,54…角速度センサ、11,17,49,55…フィルタ、12,18,50,56…増幅回路、13,18,51…積分回路、14,20,52,57…A−D変換回路、15,21,53,58…出力部、22…圧電振動ジャイロ素子、23…基部、24…検出用振動腕、25…支持腕、26…駆動用振動腕、27,28…溝部、29,31,32,33…矢印、30…中心軸、34…自動二輪車、35…燃料タンク、36…ハンドル、37…限界曲線、40…方向指示器自動解除装置、42…方向指示器、47…制御信号発生回路。

Claims (8)

  1. 二輪車のロール方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる第1の角速度センサと、前記二輪車のヨー方向の角速度を検出する圧電振動ジャイロからなる第2の角速度センサと、前記第1及び第2の角速度センサから検出した前記二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とを用いて、走行中の前記二輪車の挙動を判定する手段と備えることを特徴とする二輪車の傾斜角度検出装置。
  2. 前記判定手段が、前記二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とから前記二輪車のロール方向の角度とヨー方向の角度とを計算し、それらの計算値を用いて、走行中の前記二輪車が転倒する状態にあるかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の二輪車の傾斜角度検出装置。
  3. 前記判定手段が、前記二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とから前記二輪車のロール方向の角度とヨー方向の角度とを計算し、それらの計算値を用いて、走行中の前記二輪車の転倒危険性を判定することを特徴とする請求項1に記載の二輪車の傾斜角度検出装置。
  4. 前記二輪車の車速を検出する速度計を更に有し、前記判定手段が、前記二輪車のロール方向の角速度とヨー方向の角速度とに加えて、前記速度計により検出した前記二輪車の車速を用いて判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二輪車の傾斜角度検出装置。
  5. 前記判定手段が、前記二輪車のロール方向の角速度から前記二輪車のロール方向の角度を計算し、その計算値と前記二輪車のヨー方向の角速度とを用いて、走行中の前記二輪車が進路変更を終了したかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の二輪車の傾斜角度検出装置。
  6. 請求項2に記載の二輪車の傾斜角度検出装置とエアバッグとを備え、前記傾斜角度検出装置の判定手段が前記二輪車を転倒する状態にあると判定すると、前記エアバックを作動させるようにしたことを特徴とする二輪車のエアバッグ装置。
  7. 請求項3に記載の二輪車の傾斜角度検出装置と警告手段とを備え、前記傾斜角度検出装置の判定手段が前記二輪車の転倒危険性を判定すると、前記警告手段を作動させるようにしたことを特徴とする二輪車の転倒防止装置。
  8. 請求項5に記載の二輪車の傾斜角度検出装置と方向指示器とを備え、前記傾斜角度検出装置の判定手段が前記二輪車の進路変更終了を判定すると、前記方向指示器のオン状態を解除させるようにしたことを特徴とする二輪車の方向指示器自動解除装置。
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