JP5958084B2 - 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置に関し、特に、原稿トレイに載せた原稿束から原稿を1枚ずつ自動的に搬送する自動原稿搬送装置およびこの自動原稿搬送装置を備えたファクシミリ装置、複写機、複合機などの画像形成装置に関する。
この種の自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を構成する駆動源として、交流電源で回転するACモータや直流電源で回転するDCモータが使われている。DCモータは、ACモータと比較して消費電力が低いので、ACモータに替えてDCモータを駆動源として使用し低電力化を図ったものが普及している。
このDCモータの場合、ACモータと異なり制御指令に基づかずに勝手に回り続けるなどの暴走状態になったとき、同期速度と実際の回転速度が異なり、回転速度が低下したり停止したりする、いわゆる脱調がなされ難いので、暴走に対する対策が施されている。
例えば、自動原稿搬送装置にインターロックスイッチなどの切替器や遮断器を設け、暴走状態を予知したときは、DCモータへの供給電力を遮断するなどの対策が施されている。
この自動原稿搬送装置においては、原稿が綴じ針で綴じられていたり、大きさ、厚みおよび材質などの原稿の種類や原稿の折れ曲がりなどの状態に起因して、搬送途中で搬送ローラなどの構成要素に押し込まれて詰まってしまうことがある。この場合、ユーザが自動原稿搬送装置の給紙カバーを開いて、詰まった原稿を取り出す、いわゆるジャム処理がなされる。このジャム処理作業中に自動原稿搬送装置が動作しないよう、給紙カバーの開閉を検知する開閉検知センサが設けられ、開閉検知センサにより給紙カバーが開であると検知されると、駆動源への電力の供給が遮断されるようになっている。この給紙カバーの開閉検知と、電力の供給の断続を兼ねる機能を前述のインターロックスイッチに持たせるものがある。このインターロックスイッチでは、ユーザが自動原稿搬送装置の給紙カバーを開くと、給紙カバーの開を検知すると同時に、電力の供給が遮断され、ユーザは安全にジャム処理を行うことができる。
このように2つの機能を兼ねるインターロックスイッチにおいては、ユーザが詰まった原稿を引き抜く際に、搬送ローラが回転するとともにモータが回転してしまうことがある。
モータが回転すると、回転によりモータに起電力が発生するのでモータが発電機として機能することになり、給紙カバーの開閉を検知する検知回路のラインの電圧が高まり、検知電圧まで到達してしまう可能性がある。この場合、給紙カバーが開いているにも関わらず閉であると誤検知してしまうおそれがあり、問題となっていた。
従来、この種の誤検知を防止する自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置として、それぞれ独立した2電源以上を必要とする制御部と、この制御部からの指令に基づき負荷を駆動する駆動部と、制御部から駆動部へ駆動電源を供給する駆動電源ラインに設けたインターロックスイッチと、制御部から駆動部へ制御電源を供給する制御電源ラインに設けた逆流防止ダイオードとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この自動原稿搬送装置においては、ユーザが紙詰まりなどのジャム処理で扉を開くと、インターロックスイッチがオフとなり、電源が自動的に切られるようになっている。他方、扉が閉じられると、インターロックスイッチがオンとなり、電源が自動的に投入されるようになっている。電源が投入されると、一時的な大電流、いわゆる突入電流が制御電源ラインに逆流することになり、インターロックスイッチの誤動作の原因となる。
しかしながら、この自動原稿搬送装置においては、制御電源ラインに逆流防止ダイオードが設けられているので、突入電流の逆流が阻止され、インターロックスイッチのオンおよびオフの誤動作が防止されることになる。
しかしながら、上述した従来の自動原稿搬送装置においては、突入電流に対するインターロックスイッチの誤動作を解決するよう構成されており、給紙カバーの開閉検知と、電力の供給の断続を兼ねる機能を備えたインターロックスイッチの誤動作を解決することが考慮されていない。そのため、前述の2つの機能を兼ね備えたインターロックスイッチの誤動作を防止するという課題が解消されていないという問題がある。
従来の自動原稿搬送装置においては、突入電流の逆流が阻止されてインターロックスイッチのオンおよびオフの誤動作が防止されるもの、前述の給紙カバーの開閉検知の誤動作の解決には不十分であった。すなわち、ジャム処理中にモータが回転すると、前述のように給紙カバーの開閉を検知する検知回路のラインの電圧が高まり、検知電圧まで到達してしまう可能性があり、ジャム処理中にインターロックスイッチの誤検知をさせないという課題の解決には至っていないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、駆動要素への電力供給の断続機能と、カバー開閉の検知機能とを兼ね備えたインターロックスイッチのカバー開閉検知における誤検知を防止できる自動原稿搬送装置を提供することを課題とする。
本発明に係る自動原稿搬送装置は、上記課題を解決するため、原稿トレイ部に載せた原稿を駆動モータの動力により1枚ずつ給紙して所定の読取位置に搬送する自動原稿搬送装置において、原稿詰まりが発生したとき詰まった原稿を取り出せるよう開閉可能に設けられた給紙カバー部と、前記駆動モータを駆動する第1電圧が入力される第1端子と前記駆動モータに接続される第2端子とを有し前記給紙カバー部が閉状態のとき前記第1端子と前記第2端子とがオンとなり前記給紙カバー部が開状態のとき前記第1端子と前記第2端子とがオフとなるスイッチ部と、前記給紙カバー部の開閉状態を検知する開閉検知回路部と、を備え、前記開閉検知回路部が、前記スイッチ部の前記第2端子に接続される第1スイッチ回路と、前記第1スイッチ回路がオンのときオンとなり、前記第1スイッチ回路がオフのときオフとなるよう前記第1スイッチ回路に接続された第2スイッチ回路とを有し、
前記第1スイッチ回路が、詰まった原稿を取り出す動作により前記駆動モータに発生する第2電圧より大きく前記第1電圧よりも小さい閾値電圧に基づいてオンおよびオフし、
前記第2スイッチ回路がオンのとき、前記給紙カバー部が閉状態であると検知し、前記第2スイッチ回路がオフのとき、前記給紙カバー部が開状態であると検知することを特徴とする。
本発明によれば、駆動要素への電力供給の断続機能と、カバー開閉の検知機能とを兼ね備えたインターロックスイッチのカバー開閉検知における誤検知を防止できる自動原稿搬送装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置を備えた複写機の全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の概略断面図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置を裏面側から見た全体の斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の圧板部インターロックスイッチおよび圧板部開閉検知センサの構成を示す斜視図であり、(a)は、遮蔽板の閉状態を示し、(b)は、遮蔽板の開状態を示す。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の圧板部インターロックスイッチおよび給紙部インターロックスイッチにおける開閉検知の説明図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の給紙部インターロックスイッチにおける開閉検知の誤検知を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の給紙部インターロックスイッチにおける開閉検知の誤検知を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置のインターロックスイッチの電力供給の断続機能とカバー開閉の検知機能とを兼ね備えた回路構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送装置の駆動モータへの電力供給を示すフローチャートである。
本発明に係る自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置を複写機1に適用した実施形態について説明する。
図1に示すように、複写機1は、給紙装置2と、画像読取装置3と、画像記録装置4と、自動原稿搬送装置5と、これらの各構成要素を収容する筐体6とを含んで構成されている。
給紙装置2は、記録用紙を供給するいわゆる給紙を行うようになっており、図示しない給紙カセットと、給紙搬送機構とを有している。給紙カセットは、用紙サイズの異なる記録用紙を収納できるようになっている。給紙搬送機構は、搬送ローラを有しており、給紙カセットに収納された記録用紙を画像記録装置4の画像形成位置まで搬送するようになっている。
画像読取装置3は、スリットガラス3aと、コンタクトガラス3bと、図示しない光源およびミラーを搭載したキャリッジと、結像レンズと、撮像ユニットとを有している。この画像読取装置3は、自動原稿搬送装置5により搬送されている原稿に対して、キャリッジの光源からスリットガラス3aを通して光を照射し、キャリッジのミラーで原稿から反射した反射光を折り返し、折り返した反射光を結像レンズで結像して撮像ユニットで読み取るよう構成されている。
画像記録装置4は、図示しない露光ユニットと、感光体ドラムと、現像ユニットと、転写ベルトと、定着ユニットとを有している。この画像記録装置4は、画像読取装置3の撮像ユニットで読み取られた読取画像に基づいて、露光ユニットにより感光体ドラムを露光して感光体ドラムに潜像を形成し、現像ユニットにより感光体ドラムに異なる色のトナーを供給して現像するよう構成されている。そして、画像記録装置4は、転写ベルトにより感光体ドラムに現像された像を給紙装置2から供給された記録用紙に転写した後、定着ユニットにより記録用紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録用紙にカラー画像を定着するよう構成されている。
自動原稿搬送装置5は、図2に示すように、原稿を載せる原稿トレイ部11と、排出された原稿いわゆる排紙を載せる排紙トレイ部12と、原稿を搬送する原稿搬送部13と、各構成要素を駆動する図示しない駆動系モータとにより構成される圧板部20と、圧板部20を開閉する開閉機構部14と、開閉検知部15と、給紙カバー部16と、開閉検知回路部17とを備えている。なお、圧板部20は、コンタクトガラス3bに対向する構成要素の板状に形成された部分で、読取られる本や原稿をコンタクトガラス3bに圧接するよう構成されている。
自動原稿搬送装置5においては、原稿トレイ部11に載った原稿が、原稿搬送部13によりスリットガラス3a上に自動的に搬送され、スリットガラス3aを介して画像記録装置4により読み取りがなされた後、排出され排紙トレイ部12に載るようになっている。
また、自動原稿搬送装置5は、画像記録装置4に対して開閉機構部14を介して開閉自在に取り付けられている。
なお、複写機1においては、自動原稿搬送装置5は、前述のように自動的に原稿を搬送するよう構成されているが、原稿を搬送せずに、画像読取装置3のコンタクトガラス3b上に原稿を載せるとともに自動原稿搬送装置5を閉じて原稿を固定し、読み取る機能も有している。ここでは、原稿を固定して読み取る機能については、本発明とは大きく関係していないので、その説明を省略する。
原稿トレイ部11は、可動原稿テーブル21と、原稿搬送方向の左右に設けられた一対のサイドガイド22とを有している。可動原稿テーブル21は、原稿トレイ部11の給紙方向の略前半部分を構成している。可動原稿テーブル21は、基端部Kを支点として図中a、bで示す矢印方向に回転し、原稿トレイ部11上の原稿の搬送方向前端部を適切な高さに合わせるようになっている。
サイドガイド22は、原稿トレイ部11上に載った原稿の搬送方向に対する左右を位置決めするようになっている。また、一対のサイドガイド22の片側は、搬送方向に対する左右方向にスライド自在に設けられており、異なるサイズの原稿を載せることができるよう構成されている。
排紙トレイ部12は、原稿トレイ部11の下方に配置されたトレイ12aを有しており、原稿搬送部13により搬送され排出された原稿を、順次上に載せて重ね合わせるようになっている。
原稿搬送部13は、分離給送ユニット31と、プルアウトユニット32と、ターンユニット33と、第1読取搬送ユニット34と、第2読取搬送ユニット35と、読取ユニット36と、排紙ユニット37とにより構成されている。
分離給送ユニット31は、ピックアップローラ41と、給紙ベルト42と、リバースローラ43と、支持アーム44とを有している。ピックアップローラ41は、支持アーム44により支持されており、図示しないカム機構を介して原稿束に接触する接触位置と原稿束から離れた離間位置との間で図中c、dで示す矢印方向に上下動するようになっている。ピックアップローラ41は、接触位置において原稿トレイ部11上に載った原稿を1枚ずつピックアップするようになっている。
給紙ベルト42は、搬送方向に回転し、リバースローラ43に対して接触する接触位置と離間する離間位置との間で上下方向に回転可能に構成されている。リバースローラ43は、搬送方向と逆方向に回転するようになっている。また、リバースローラ43は、原稿が重なって送られた場合、すなわち重送の場合に、給紙ベルト42とは逆の方向に回転するが、リバースローラ43が給紙ベルト42に接している場合、または原稿を1枚のみ搬送している場合には、図示しないトルクリミッタが作動し、給紙ベルト42に連れ回りするようになっている。これにより、原稿の重送が防止される。
プルアウトユニット32は、搬送経路を挟むように配置された一対のローラからなるプルアウトローラ45を有している。プルアウトユニット32は、プルアウトローラ45とピックアップローラ41の駆動タイミングにより、送り出された原稿を一次突当整合(いわゆる、スキュー補正)し、整合後の原稿を引き出して搬送するようになっている。また、プルアウトローラ45は、画像読取装置3のスリットガラス3aに向けて分離後の原稿を搬送するようになっている。
ターンユニット33は、搬送経路の上方から下方に向けて湾曲した湾曲搬送路を有している。また、ターンユニット33は、この湾曲搬送路を挟むように配置された一対のローラからなる中間ローラ46および読取入口ローラ47を有している。ターンユニット33は、中間ローラ46により引き出されて搬送された原稿を、湾曲搬送路を搬送することによりターンさせて、読取入口ローラ47により原稿の表面を下方に向けてスリットガラス3aの近傍まで搬送するようになっている。
第1読取搬送ユニット34は、搬送経路を挟んでスリットガラス3aに対向する位置に配置された読取ローラ48と、読取終了後の搬送経路を挟むように配置された一対の読取出口ローラ49とを有している。第1読取搬送ユニット34は、スリットガラス3aの近傍まで搬送された原稿の表面を読取ローラ48によりスリットガラス3aに接触させながら搬送し、読取終了後の原稿を読取出口ローラ49によりさらに搬送するようになっている。
第2読取搬送ユニット35は、搬送経路を挟んで読取ユニット36に対向する位置に配置された読取ローラ51と、読取ユニット36の搬送方向下流側に配置された一対の読取出口ローラ52とを有している。第2読取搬送ユニット35では、読取ユニット36を通過した原稿を、読取出口ローラ52により排紙ユニット37に向けて搬送するようになっている。
第2読取搬送ユニット35は、図3に示すように、圧板部20を開いた際に、図示しない回転軸を中心にして圧板部20の下方側で矢印e、fで示す方向に開閉できるようになっている。搬送途中で第1読取搬送ユニット34や第2読取搬送ユニット35のローラなどの構成要素に原稿が押し込まれて詰まってしまった場合、ユーザが第2読取搬送ユニット35を図3に示す開いた状態にして、詰まった原稿を取り出すジャム処理ができるようになっている。
読取ユニット36は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの光電変換素子からなる密着イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)で構成されている。読取ユニット36においては、スリットガラス3aを介して画像読取装置3により表面が読み取られた原稿の裏面を読み取るようになっており、いわゆる両面読取がなされる。なお、両面読取を行わない場合には、原稿は読取ユニット36を素通りするようになっている。
排紙ユニット37は、一対の排紙ローラ53が設けられ、読取出口ローラ52により搬送された原稿を排紙トレイ部12のトレイ12a上に排紙するようになっている。
駆動系モータは、自動原稿搬送装置5の各構成要素を駆動するDCモータなどの複数の回転機により構成されており、それぞれ図示しないコントローラに接続されている。
駆動系モータは、図示しないピックアップ昇降モータ、ピックアップ搬送モータ、給紙モータ、読取モータ、排紙モータ、底板上昇モータ、プルアウトモータ、読取入口モータおよびカム駆動モータを含んで構成されている。底板上昇モータは、可動原稿テーブル21を昇降し、ピックアップ昇降モータは、ピックアップローラ41を上下動するようになっている。他の各モータは、コントローラの指令に基づいて、原稿を搬送するよう各ローラを回転駆動するようになっている。コントローラは、各ローラの近傍に設けられた各センサに接続されており、センサからの情報に基づいて、各モータを制御するようになっている。
開閉機構部14は、図1および図3に示すように、第1ヒンジ61と、第2ヒンジ62とを含んで構成されている。
第1ヒンジ61は、図3に示すように、筐体6に固定する筐体固定片61aと、筐体固定片61aと一体に形成され圧板部20に固定する圧板部固定片61bと、図示しない圧縮コイルばねとを有している。圧縮コイルばねは、圧板部固定片61bの内部に収容され、圧板部20が開かれる際に、圧板部20と画像読取装置3のコンタクトガラス3bとの間のなす角が任意の角度で保持可能になるようセットされている。
第2ヒンジ62も、第1ヒンジ61と同様、筐体6に固定する筐体固定片62aと、筐体固定片62aと一体に形成され圧板部20に固定する圧板部固定片62bと、図示しない圧縮コイルばねとを有している。圧縮コイルばねは、第1ヒンジ61と同様、圧板部固定片62bの内部に収容され、圧板部20が開かれる際に、第1ヒンジ61と協働して圧板部20と画像読取装置3のコンタクトガラス3bとの間のなす角が任意の角度で保持可能になるようセットされている。
開閉検知部15は、図4(a)、(b)に示すように、プレート71と、圧板部のインターロックスイッチ72と、圧板部の開閉検知センサ73とを含んで構成されている。
プレート71は、筐体6に固定されるベースプレート71aと、ベースプレート71aから圧板部20側に突出して形成され圧板部のインターロックスイッチ72を押し付ける押付プレート71bと、押付プレート71bから離隔するとともに、ベースプレート71aから圧板部20側に突出して形成された遮蔽プレート71cとを有している。
図4(a)に示すように、押付プレート71bは、圧板部20が閉じられると、インターロックスイッチ72を押し付けるようになっており、遮蔽プレート71cは、圧板部20が閉じられると、開閉検知センサ73を遮蔽するようになっている。
インターロックスイッチ72および開閉検知センサ73は、圧板部20の開閉により同時に動作するようになっている。すなわち、押付プレート71bがインターロックスイッチ72を押し付けると同時に、遮蔽プレート71cが開閉検知センサ73を遮蔽するようになっている。他方、押付プレート71bのインターロックスイッチ72への押し付けが解除されると同時に、遮蔽プレート71cの開閉検知センサ73への遮蔽が解除されるようになっている。
インターロックスイッチ72は、図5に示すように、電源供給側の端子72aと駆動モータ側端子の72bとの間でオンおよびオフの動作をするスイッチで構成されている。電源供給側の端子72aは、後述するインターロックスイッチ82を介して駆動モータを駆動する電源、例えば、DC24Vに接続されており、駆動モータ側端子72bは、駆動系モータに接続されている。
インターロックスイッチ72は、図4(a)、(b)に示すように、端子72a、72bを収容するとともに圧板部20に固定されるケース72cと、弾性部材で形成され一端がケース72cに固定されたアーム72dとを有している。
インターロックスイッチ72においては、図4(a)に示すように、圧板部20が閉じられて閉状態となったとき、プレート71の押付プレート71bによりアーム72dが押し付けられ、接点部材がオンに切り替わるよう構成されている。他方、図4(b)に示すように、圧板部20にが開かれて開状態となったとき、プレート71の押付プレート71bの押し付けからアーム72dが解放され、接点部材がオフに切り替わるよう構成されている。
開閉検知センサ73は、透過型フォトセンサなどの光センサで構成されており、電源供給側の端子73a、検知側の端子73bと、検知回路73cとを含んで構成されている。
この開閉検知センサ73は、プレート71の遮蔽プレート71cにより、遮蔽されたか否かで電源供給側の端子73aと検知側の端子73bとの間でオンおよびオフとなるよう構成されている。
電源供給側の端子73aは、電源V2、例えばDC5V、に接続されており、検知側の端子73bは検知回路73cに接続されている。
検知回路73cは、電源供給側の端子73aと検知側の端子73bとの間のオンおよびオフを検知する回路からなり、例えば、電圧計や電流計などの電源供給側の端子73aと検知側の端子73bとの間の通電状態を検知するものや、通電状態を検知するデバイスを有する回路で構成されている。
この開閉検知センサ73には、DC5Vの電源V2が端子73aに供給されているので、図6に示すように、給紙カバー部16が開状態でインターロックスイッチ82がオフとなり、DC24Vの第1電圧V1がインターロックスイッチ72の電源供給側の端子72a端子に供給されない状態になっていても、圧板部20の開閉状態を検知することができる。
この開閉検知センサ73においては、図4(a)に示すように、圧板部20が閉じられて閉状態となったとき、遮蔽プレート71cにより透過型フォトセンサが遮蔽され、圧板部20が閉状態であることを検知するようになっている。他方、図4(b)に示すように、圧板部20が開かれて開状態となったとき、遮蔽プレート71cによる透過型フォトセンサの遮蔽が解除され、圧板部20が開状態であることを検知するようになっている。
給紙カバー部16は、図2および図7に示すように、給紙カバー81と、給紙カバー81の内壁に設けられたインターロックスイッチ82とを含んで構成されている。
給紙カバー81は、分離給送ユニット31、プルアウトユニット32およびターンユニット33を覆う板部材81aと、図示しない把手および開閉機構とを含んで構成されている。搬送途中で分離給送ユニット31、プルアウトユニット32およびターンユニット33のローラなどの構成要素に原稿が押し込まれて詰まってしまった場合、ユーザが給紙カバー81を開いて、詰まった原稿を取り出すジャム処理ができるようになっている。
インターロックスイッチ82は、図5および図6に示すように、給紙カバー81の開閉に応じて電源供給側の端子82aと駆動モータ側の端子82bとの間でオンおよびオフの動作をするスイッチで構成されている。電源供給側の端子82aは、駆動モータを駆動する第1電圧V1、例えば、DC24Vに接続されており、駆動モータ側の端子82bは、インターロックスイッチ72を介して駆動系モータに接続されている。
また、インターロックスイッチ82は、図示しない収容部材と、アーム部材と、押付部材とを有するインターロックスイッチにより構成される。
アーム部材は、収容部材に一端が固定され弾性部材からなるアームを有している。
押付部材は、給紙カバー81が開状態のとき、開いた給紙カバー81と対向する側の圧板部20に固定され、給紙カバー81が閉状態のとき、アームを押し付けるようになっている。
インターロックスイッチ82においては、図2に示すように、給紙カバー81が閉じられて閉状態となったとき、押付部材によりアームが押し付けられ、電源供給側の端子82aと駆動モータ側の端子82bとの間がオンに切り替わり電源供給がなされるよう構成されている。他方、図7に示すように、給紙カバー81が開かれて開状態となったとき、押付部材の押し付けからアームが解放され、電源供給側の端子82aと駆動モータ側の端子82bとの間がオフに切り替わり電源供給が遮断されるよう構成されている。
実施形態におけるインターロックスイッチ82は、本発明におけるスイッチ部を構成している。実施形態における電源供給側の端子82aは、本発明における駆動モータを駆動する第1電圧が入力される第1端子を構成し、実施形態における駆動モータ側の端子82bは、本発明における駆動モータに接続される第2端子を構成している。
開閉検知回路部17は、図8に示すように、ツェナーダイオード91と、スナバ回路92と、トランジスタ93と、電源94と、端子95とを含んで構成されており、給紙カバー部16の開閉状態を検知するようになっている。
開閉検知回路部17を構成する各デバイスは、自動原稿搬送装置5内の図示しないプリント配線基板の一部に実装されている。
実施形態におけるツェナーダイオード91は、本発明における第1スイッチ回路を構成し、実施形態におけるトランジスタ93は、本発明における第2スイッチ回路を構成している。
ツェナーダイオード91は、カソード電極91aおよびアノード電極91bとを有しており、いわゆるツェナー電圧からなる閾値電圧Vsを境にして、カソード電極91aに閾値電圧Vsよりも大きい電圧が加わると通電となり、カソード電極91aに閾値電圧Vsよりも小さい電圧が加わると非通電となるよう構成されている。
したがって、このツェナーダイオード91は、閾値電圧Vsよりも大きい電圧でオンとなり、閾値電圧Vsよりも小さい電圧でオフとなるスイッチ機能を有している。
カソード電極91aは、インターロックスイッチ82の端子82bに接続されており、インターロックスイッチ82がオンのとき、第1電圧V1、例えばDC24Vが、カソード電極91aに加わるようになっている。
また、カソード電極91aは、インターロックスイッチ72を介して第1電圧V1で駆動する駆動モータに接続されている。
自動原稿搬送装置5のユーザが給紙カバー部16を開けて、詰まった原稿を取り出す際に、ローラが回転することにより、ローラに連結されている駆動モータが回転して、駆動モータに第2電圧としての電圧Vtが発生することがある。この場合、インターロックスイッチ72がオンであると、第2電圧Vtは、カソード電極91aに加わることになる。
この第2電圧Vtは、自動原稿搬送装置5の給紙カバー部16の構造、形状や大きさなどの設定諸元や、詰まった原稿を取り出す動作によっても異なるが、例えば、数V程度でのものであり、10V未満のものである。
ツェナーダイオード91の閾値電圧Vsは、所定電圧、例えば、12Vのものが使用される。
したがって、駆動モータを駆動する第1電圧V1のDC24Vがカソード電極91aに加わると通電されオンとなり、第2電圧Vtがカソード電極91aに加わると非通電となってオフとなる。
その結果、詰まった原稿を取り出す動作によって駆動モータに電圧が発生してもツェナーダイオード91が通電、すなわちオンになることはない。
スナバ回路92は、コンデンサC3とこのコンデンサC3に直列に接続された抵抗R3とを有している。コンデンサC3の一端はツェナーダイオード91のカソード電極91a側に接続され、抵抗R3の一端はツェナーダイオード91のアノード電極91b側に接続されて、ツェナーダイオード91と並列に配置されている。
この構成により、例えば、インターロックスイッチ82がオンのとき、第1電圧V1が投入された際に一時的に大きな電流が通る、いわゆる突入電流がツェナーダイオード91を通過しようとする際、突入電流はスナバ回路92に吸収されてツェナーダイオード91が保護されることになる。
トランジスタ93は、ベース、コレクタおよびエミッタを有するNPN型トランジスタで構成されており、ベースは抵抗R2、インターロックスイッチ82を介して第1電圧V1の電源に接続されている。コレクタは抵抗R5を介して電圧V3、例えば、DC3.3Vの電源94に接続され、エミッタはGNDに接続されている。
したがって、インターロックスイッチ82がオンのとき、ツェナーダイオード91がオンであれば、第1電圧V1が抵抗R2を介してベースに加わり、トランジスタ93は、オンとなる。
他方、ツェナーダイオード91がオフであれば、第1電圧V1がベースに加わることはなく、トランジスタ93は、オフとなる。すなわち、トランジスタ93は、ベースに電圧が加わるか否かでオンおよびオフをとり得るスイッチとして機能する。
端子95は、抵抗R4、R5を介して電源94に接続され、抵抗R4、トランジスタ93を介してGNDに接続されている。また、端子95は、図示しない電圧計に接続されており、端子95に加わる電圧が検知されるようになっている。
したがって、トランジスタ93がオンのとき、端子95に加わる電圧がHiとなり、電圧計によりトランジスタ93がオンであることが検知される。他方、トランジスタ93がオフのとき、端子95に加わる電圧がLoとなり、電圧計によりトランジスタ93がオフであることが検知される。
この構成により、開閉検知回路部17においては、給紙カバー部16が閉状態となり、インターロックスイッチ82がオンとなったとき、ツェナーダイオード91がオンとなり、トランジスタ93がオンとなり、給紙カバー部16が閉状態であることが検知される。
他方、給紙カバー部16が開状態となり、インターロックスイッチ82がオフとなったとき、ツェナーダイオード91がオフとなり、トランジスタ93がオフとなり、給紙カバー部16が開状態であることが検知される。
給紙カバー部16が開状態のとき、前述のように、ユーザが詰まった原稿を取り出す際に、駆動モータが回転して、駆動モータに第2電圧Vtが発生しても、ツェナーダイオード91がオンになることはなく、トランジスタ93のオフが維持されることとなる。したがって、駆動モータに第2電圧Vtが発生しても、給紙カバー部16が閉状態であると誤って検知されることはない。
自動原稿搬送装置5における給紙カバー部16および圧板部20の開閉状態を検知する簡単な動作について図9に示すフローチャートを参照して説明する。
自動原稿搬送装置5に電源が投入され第1電圧V1のDC24Vの供給が開始されると、給紙カバー部16のインターロックスイッチ82の開閉状態、すなわちオンかオフかが開閉検知回路部17の開閉検知回路部17により判断される(ステップS11)。インターロックスイッチ82がオンであり、給紙カバー部16が閉じていると判断されると、開閉検知部15の開閉検知センサ73により、圧板部20の開閉状態、すなわちインターロックスイッチ72の開閉状態が判断される(ステップS12)。インターロックスイッチ72が閉状態であり、圧板部20が閉じていると判断されると、駆動系モータにDC24Vの供給がされる(ステップS13)。そして、原稿読取作業が、開始される(ステップS14)。
ステップS11において、インターロックスイッチ82がオフであり、給紙カバー部16が開いていると判断されると同時に、駆動系モータへのDC24Vの供給が停止される(ステップS15)。そして、給紙カバー部16が開いていることが検知され(ステップS16)、自動原稿搬送装置5の図示しない本体オペレーションパネル部分に給紙カバーオープン状態であると表示される(ステップS17)。
実施形態に係る自動原稿搬送装置5は、上述のように構成されているので、次のような効果が得られる。
すなわち、実施形態に係る自動原稿搬送装置5は、原稿詰まりが発生したとき詰まった原稿を取り出せるよう開閉可能に設けられた給紙カバー部16と、駆動モータを駆動するDC24Vが入力される端子82aと駆動モータに接続される端子82bとを有し、給紙カバー部16が閉状態のときオンとなり開状態のときオフとなるインターロックスイッチ82と、給紙カバー部16の開閉状態を検知する開閉検知回路部17とを備えている。そして、開閉検知回路部17は、端子82aに接続されるツェナーダイオード91と、ツェナーダイオード91が通電のときオンとなり、非通電のときオフとなるようツェナーダイオード91に接続されたトランジスタ93とを有し、ツェナーダイオード91が、詰まった原稿を取り出す動作により駆動モータに発生する第2電圧Vtより大きく第1電圧V1よりも小さい閾値電圧Vsに基づいてオンおよびオフし、トランジスタ93が通電のとき、給紙カバー部16が閉状態であると検知し、トランジスタ93が非通電のとき、給紙カバー部16が開状態であると検知するよう構成されている。
この構成により、実施形態に係る自動原稿搬送装置5は、駆動系モータなどの駆動要素への電力供給の断続機能と、給紙カバー部16の開閉状態の検知機能とを兼ね備えたインターロックスイッチ82の給紙カバー部16の開閉検知における誤検知を防止できるという効果が得られる。
すなわち、開閉検知回路部17が、ツェナーダイオード91を含んで構成されているので、従来の給紙カバー部の開閉検知の際に起きていた誤検知の問題が解消される。
従来の給紙カバー部の開閉検知においては、前述のように、従来の自動原稿搬送装置を使用するユーザが給紙カバー部を開けて、詰まった原稿を取り出す際に、ローラが回転することにより、ローラに連結されている駆動モータが回転して、駆動モータに電圧が発生することがあった。この電圧が、従来の給紙カバー部の開閉検知回路に加わり、給紙カバー部が開いているにも関わらず、給紙カバー部が閉まっていると、誤って検知することがあった。
開閉検知回路部17のツェナーダイオード91は、その特性として、いわゆるツェナー電圧からなる閾値電圧Vsを持っている。そして、閾値電圧Vsは、ユーザのいわゆるジャム処理により発生する駆動モータの第2電圧Vtよりも大きく設定されており、この第2電圧Vtにより、ツェナーダイオード91が通電になることはない。その結果、従来の誤検知の問題が解消されるという効果が得られる。
1 複写機(画像記録装置)
2 給紙装置
3 画像読取装置
4 画像記録装置
5 自動原稿搬送装置
11 原稿トレイ部(圧板部)
12 排紙トレイ部(圧板部)
13 原稿搬送部(圧板部)
14 開閉機構部
15 開閉検知部
16 給紙カバー部(圧板部)
17 開閉検知回路部
20 圧板部
72 インターロックスイッチ
73 開閉検知センサ
81 給紙カバー(給紙カバー部)
82 インターロックスイッチ(スイッチ部)
82a 端子(第1端子)
82b 端子(第2端子)
91 ツェナーダイオード(第1スイッチ回路)
93 トランジスタ(第2スイッチ回路)
V1 第1電圧
Vt 第2電圧
Vs 閾値電圧
特開2003−323086号公報

Claims (5)

  1. 原稿トレイ部に載せた原稿を駆動モータの動力により1枚ずつ給紙して所定の読取位置に搬送する自動原稿搬送装置において、
    原稿詰まりが発生したとき詰まった原稿を取り出せるよう開閉可能に設けられた給紙カバー部と、
    前記駆動モータを駆動する第1電圧が入力される第1端子と前記駆動モータに接続される第2端子とを有し前記給紙カバー部が閉状態のとき前記第1端子と前記第2端子とがオンとなり前記給紙カバー部が開状態のとき前記第1端子と前記第2端子とがオフとなるスイッチ部と、
    前記給紙カバー部の開閉状態を検知する開閉検知回路部と、を備え、
    前記開閉検知回路部が、前記スイッチ部の前記第2端子に接続される第1スイッチ回路と、前記第1スイッチ回路がオンのときオンとなり、前記第1スイッチ回路がオフのときオフとなるよう前記第1スイッチ回路に接続された第2スイッチ回路とを有し、
    前記第1スイッチ回路が、詰まった原稿を取り出す動作により前記駆動モータに発生する第2電圧より大きく前記第1電圧よりも小さい閾値電圧に基づいてオンおよびオフし、
    前記第2スイッチ回路がオンのとき、前記給紙カバー部が閉状態であると検知し、前記第2スイッチ回路がオフのとき、前記給紙カバー部が開状態であると検知することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 前記第1スイッチ回路がカソード電極およびアノード電極を有するツェナーダイオードにより構成され、
    前記カソード電極が前記スイッチ部の前記第2端子に接続され、
    前記アノード電極が前記第2スイッチ回路に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
  3. 前記給紙カバー部と前記スイッチ部と前記原稿を搬送する原稿搬送部とを含む圧板部と、
    前記圧板部を開閉する開閉機構部と、を備え、
    前記スイッチ部と前記駆動モータとの間で前記スイッチ部と直列に接続されるとともに、前記圧板部が閉状態のときオンとなり、前記圧板部が開状態のときオフとなるインターロックスイッチを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動原稿搬送装置。
  4. 前記スイッチ部が、前記給紙カバー部に設けられ、前記インターロックスイッチが前記開閉機構部に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の自動原稿搬送装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の自動原稿搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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