JP5911614B1 - 負基準電圧発生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供する。【解決手段】第1のノード及び第2のノードに接続されたキャパシタと、上記第1のノードに接続された第1及び第2のスイッチと、上記第2のノードに接続された第3及び第4のスイッチとを備えたスイッチドキャパシタ回路と、上記第1〜第4のスイッチをそれぞれ制御する第1〜第4の制御信号を発生する制御回路とを備え、上記制御回路は、第1の期間において上記第1のノードに所定の正基準電圧を印加することで上記キャパシタを充電し、上記第1の期間とは異なる第2の期間において上記第2の期間において上記キャパシタに充電された電圧に基づき上記第2のノードから負電圧を出力し、上記第1の期間及び上記第2の期間を繰り返すことで、上記第2のノードから正基準電圧の反転負電圧を負基準電圧として出力する。【選択図】図1A

Description

本発明は、例えばNOR型フラッシュメモリに用いられ、負の基準電圧を発生する負基準電圧発生回路に関する。
図7A及び図7Bはそれぞれ、従来例1に係るNOR型フラッシュメモリセルの縦断面図であって、最大電圧18Vあるいは10Vでファウラ−ノルドハイムのプログラム/消去動作を行うときに必要な電圧関係を示す図である。図7A及び図7Bにおいて、100は半導体基板、101はコントロールゲート、102はソース、103はドレイン、104はフローティングゲートである。
例えば、NOR型フラッシュメモリはランダムアクセスで高速パフォーマンスを必要としており、図7A及び図7Bに示すように、プログラム/消去動作のために、正の高電圧の代わりに、10Vなどの正の中間電圧及び−8Vなどの負の中間電圧が用いられる。これら正の中間電圧及び負の中間電圧を用いることにより、周辺回路のためのMOSトランジスタは高電圧トランジスタよりもより高いパフォーマンスを示す。これは、薄いゲート酸化膜及び短いゲート長を用いることができるためである。
正の電圧を発生するために、バンドギャップ基準電圧発生回路が一般によく用いられており、例えばNAND型フラッシュメモリの周辺回路において用いられている。
米国出願公開第2012/0218032号明細書 特開2009−016929号公報 特開2009−074973号公報 米国出願公開第2008/0018318明細書 特開平10−239357号公報 特開2000−339047号公報 特開2002−367374号公報 米国出願公開第2012/155168号明細書 国際公開第2006/025099号公報 特開2004−350290号公報
Comel Stanescu et al., "High PSRR CMOS Voltage Reference for Negative IDOS", Proceedings of 2004 International Semiconductor Conference (CAS 2004), 27th Edition, October 4-6, 2004, in Sinaia, Romania. Oguey et al., "MOS Voltage Reference Based on Polysilicon Gate Work Function Difference", IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol. SC-15, No.3, June 1980.
しかしながら、負電圧を発生するためには、上記のような負電圧を発生するバンドギャップ基準電圧発生回路ではなく、図8及び図9のように上記の正電圧のバンドギャップ基準電圧発生回路を用いて負電圧基準を発生しているのが一般的である。
図8は特許文献1において開示されている、従来例2に係る負電圧発生器102の構成を示す回路図である。図8において、負電圧発生器102は、抵抗R21,R22と、差動増幅器120と、チャージポンプ121とを備えて構成される。ここで、Vddは正の電源電圧であり、Vssは接地電圧であり、抵抗R21に印加される正の電源電圧Vppは正基準電圧PVrefに従ってレギュレートされる。図8の負電圧発生器102によって発生される負電圧Vnegは次式で表される。
Vneg=−R22/R21×Vpp+(1+R22/R21)×PVref (1)
図9は特許文献2及び3において開示されている、従来例3に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。図9において、負電圧発生回路は、差動増幅器131,132と、PチャンネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという。)P31,P32と、抵抗R31,R32と、チャージポンプ133とを備えて構成される。ここで、Vddは正の電源電圧であり、Vssは接地電圧である。また、PMOSトランジスタP31,P32はカレントミラー回路を構成し、それぞれ抵抗R31,R32に対して同一の基準電流Irefを流す。図9の負電圧発生回路によって発生される負電圧Vnegは次式で表される。
Vneg=−Iref×R32+PVref (2)
Iref=PVref/R31 (3)
しかし、もし負基準電圧NVrefを用いることができれば、より正確な負電圧Vnegを発生することができ、回路構成も簡単になると考えられる。負電圧Vneg=−10Vを発生するために、もし負基準電圧NVref=−1.0V±0.1Vであるならば、負電圧Vnegは−10V±1Vと誤差10倍で制御されるので、当該負電圧発生回路はバンドギャップ基準電圧発生回路と同様の正確さ±0.01Vを必要とする。
図10はこの概念を用いた負電圧発生回路の構成例を示す回路図であり、正の基準電圧を用いた正の昇圧電圧発生回路の構成と同じである。図10の負電圧発生回路は、抵抗R41,R42と、差動増幅器141と、チャージポンプ142とを備えて構成される。図10において、分圧回路を構成する抵抗R41,R42は2つのキャパシタの直列回路で置き換えることができる。ここで、図10の負電圧発生回路によって発生される負電圧は次式で表される。
Vneg=(R42/R41+1)×NVref (4)
問題はこの負基準電圧NVrefを精度良く発生する回路の実現であり、図11は従来例4に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。図11の負基準電圧発生回路は、正基準電圧PVrefに基づいて基準電流Irefを発生する電流源50と、抵抗R51,R52と、NチャンネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという。)N51,N52とを備えて構成される。図11の負基準電圧発生回路により発生される負基準電圧NVrefは次式で表される。
NVref=−Iref×R52 (5)
図12は従来例5に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。図12の負基準電圧発生回路は、抵抗R61,R62と、差動増幅器160とを備えて構成される。図12の負基準電圧発生回路により発生される負基準電圧NVrefは次式で表される。
NVref=−PVref×R62/R61 (6)
以上の従来例に係る制御回路では、負基準電圧は正基準電圧PVrefから得られ、正基準電圧PVrefの精度に加えていくらかの誤差が加わるという問題点があった。当該従来例に係る制御回路は以下の2つのタイプに分類される。
(タイプ1(図11))正基準電圧PVrefから基準電流Irefを発生して、基準電流Irefに基づいて負基準電圧NVrefをIref・Rとして発生する(例えば特許文献4参照)。この場合、カレントミラーを使用するので、動作条件が全く同じではないので、さらに誤差が加わり、さらに余分な差動増幅器のオフセットが加わることになる。
(タイプ2(図12))正基準電圧PVrefと、負基準電圧NVrefとの比較する回路であって、アンテナ電源からの正基準電圧PVrefを用いて反転した負基準電圧NVrefを発生する。この場合は、正基準電圧PVrefを電源として使うので、その発生での誤差及び電流を引くことによる電圧降下の誤差が加わる。
さらに、特許文献10において、トリミング回路が不要なバンドギャップ電圧基準発生器を提供するために、基準電圧発生器ユニットを用いているが、バンドギャップ電圧基準発生器を実現するためにダイオードの熱検知回路を必要とし、回路構成が複雑となるという問題点があった。なお、当該バンドギャップ電圧基準発生器は、例えば1.25Vの正基準電圧発生器であり、負基準電圧を発生するものではない。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供することにある。
本発明に係る負基準電圧発生回路は、
第1のノード及び第2のノードに接続されたキャパシタと、上記第1のノードに接続された第1及び第2のスイッチと、上記第2のノードに接続された第3及び第4のスイッチとを備えたスイッチドキャパシタ回路と、上記第1〜第4のスイッチをそれぞれ制御する第1〜第4の制御信号を発生する制御回路とを備え、
上記制御回路は、第1の期間において上記第1のノードに上記第1のスイッチを介して所定の正基準電圧を印加することで上記キャパシタを充電し、上記第1の期間とは異なる第2の期間において上記第2の期間において上記キャパシタに充電された電圧に基づき上記第2のノードから上記第4のスイッチを介して負電圧を出力し、上記第1の期間及び上記第2の期間を繰り返すことで、上記第2のノードから、上記正基準電圧に等しい負電圧を負基準電圧として出力する負基準電圧発生回路であって、
上記第1のノードは上記第2のスイッチを介して接地され、
上記第2のノードは上記第3のスイッチを介して接地され、
上記第1〜第4のスイッチはそれぞれMOSトランジスタで構成され、
上記負基準電圧発生回路は、
上記第1の制御信号、又は上記第1の制御信号の反転信号をレベルシフトして、正電圧と負電圧の二値を有する第3の制御信号を発生して上記第3のスイッチであるMOSトランジスタのゲートに印加する第1のレベルシフタと、
上記第2の制御信号、又は上記第2の制御信号の反転信号をレベルシフトして、正電圧と負電圧の二値を有する第4の制御信号を発生して上記第4のスイッチであるMOSトランジスタのゲートに印加する第2のレベルシフタとを備えたことを特徴とする。
上記負基準電圧発生回路において、上記負電圧は、所定の負電源電圧又は上記負基準電圧発生回路から出力される負電圧であることを特徴とする。
また、上記負基準電圧発生回路は、第3のノード及び第4のノードに接続された別のキャパシタと、上記第3のノードに接続された第5及び第6のスイッチと、上記第4のノードに接続された第7及び第8のスイッチとを備えたスイッチドキャパシタ回路とをさらに備え、
上記制御回路は、上記第5〜第8のスイッチをそれぞれ制御し、
上記制御回路は、第1の期間において上記第3のノードに上記第5のスイッチを介して所定の正電圧を印加することで上記別のキャパシタを充電し、上記第1の期間とは異なる第2の期間において上記第2の期間において上記別のキャパシタに充電された電圧に基づき上記第4のノードから上記第8のスイッチを介して上記負電圧を出力し、上記第1の期間及び上記第2の期間を繰り返すことで、上記第4のノードから上記負電圧を出力する負電圧発生回路によることを特徴とする。
さらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記第3のノードは上記第6のスイッチを介して接地され、
上記第4のノードは上記第7のスイッチを介して接地され、
上記第5〜第8のスイッチはそれぞれMOSトランジスタで構成され、
上記負基準電圧発生回路は、
上記第5の制御信号、又は上記第5の制御信号の反転信号をレベルシフトして、正電圧と上記負電圧の二値を有する第7の制御信号を発生して上記第7のスイッチであるMOSトランジスタのゲートに印加する第3のレベルシフタと、
上記第6の制御信号、又は上記第6の制御信号の反転信号をレベルシフトして、正電圧と上記負電圧の二値を有する第8の制御信号を発生して上記第8のスイッチであるMOSトランジスタのゲートに印加する第4のレベルシフタとをさらに備えたことを特徴とする。
またさらに、上記負基準電圧発生回路において、上記第1及び第2の制御信号は互いに重ならない二相クロックであることを特徴とする。
上記負基準電圧発生回路において、
上記第1のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成され、
上記第2〜第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする。
また、上記負基準電圧発生回路において、
上記第1〜第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする。
さらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記第1及び第2のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成され、
上記第3及び第4のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする。
またさらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記第1及び第3のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成され、
上記第2及び第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする。
上記負基準電圧発生回路において、
上記キャパシタは、半導体基板に形成されたゲートとPウェルとの間で形成されたことを特徴とする。
また、上記負基準電圧発生回路において、
上記キャパシタは、半導体基板に形成されたPチャンネルMOSトランジスタのゲートとチャンネルとの間で形成されたことを特徴とする。
さらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記キャパシタは、半導体基板に形成されたスタックされたゲートを有するキャパシタにおいてフローティングゲートとコントロールゲートとの間で形成されたことを特徴とする。
またさらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記キャパシタは、半導体基板に形成されたスタックされたゲートを有するMOSトランジスタにおいてフローティングゲートと、コントロールゲート及びPウェルとの間で形成されたことを特徴とする。
またさらに、上記負基準電圧発生回路において、
上記キャパシタは、半導体基板上に形成された少なくとも1層の配線間の容量で形成されたことを特徴とする。
また、上記負基準電圧発生回路は、当該負基準電圧発生回路の出力端子に接続された低域通過フィルタをさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明に係る負基準電圧発生回路によれば、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも、むずかしいアナログ回路技術を使用しない、回路構成が簡単な負基準電圧発生回路及び負基準電圧発生システムを提供できる。
実施形態1に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 図1Aの負基準電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。 実施形態2に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 各実施形態で用いるレベルシフタを説明するための図である。 図2Aの負基準電圧発生回路で用いるMOSトランジスタのトリプルウェル構造を示す縦断面図である。 実施形態3に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 実施形態4に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。 図3Aの負基準電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。 図3Bの負電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。 図3Aの実施形態3に係る負基準電圧発生回路の負電圧Vnnに実施形態4の負電圧発生回路を適用した場合の動作を示す各信号のタイミングチャートである。 実施形態5に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 実施形態6に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。 図4Aの負基準電圧発生回路及び図4Bの負電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。 実施形態7に係る負基準電圧発生回路の構成1を示す回路図である。 実施形態7に係る負基準電圧発生回路の構成例2を示す回路図である。 各実施形態1〜7で用いる実施形態8に係るキャパシタの構成例1の構造を示す縦断面図である。 各実施形態1〜7で用いる実施形態8に係るキャパシタの構成例2の構造を示す縦断面図である。 各実施形態1〜7で用いる実施形態8に係るキャパシタの構成例3の構造を示す縦断面図である。 各実施形態1〜7で用いる実施形態8に係るキャパシタの構成例4の構造を示す縦断面図である。 実施形態9に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 実施形態10に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 従来例1に係るNOR型フラッシュメモリセルの縦断面図であって、最大電圧18Vでファウラ−ノルドハイムのプログラム/消去動作を行うときに必要な電圧関係を示す図である。 従来例1に係るNOR型フラッシュメモリセルの縦断面図であって、最大電圧10Vでファウラ−ノルドハイムのプログラム/消去動作を行うときに必要な電圧関係を示す図である。 従来例2に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。 従来例3に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。 負基準電圧を用いた負電圧発生回路の構成例を示す回路図である。 従来例4に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。 従来例5に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態1.
図1Aは実施形態1に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。図1Aにおいて、実施形態1に係る負基準電圧発生回路は、スイッチドキャパシタ回路を用いて正基準電圧PVrefを負電圧−PVrefに変圧して負基準電圧NVrefとして出力することを特徴としている。ここで、スイッチドキャパシタ回路は、4個のスイッチSW1〜SW4と、2個のキャパシタCw,Csと、クロック発生回路20とを備えて構成される。クロック発生回路20は、互いに異なる期間でハイレベルとなるクロックCLKと反転クロックCLKBとを発生して出力する。なお、クロック発生回路20については以降の図面において図示を省略する。
図1Aにおいて、入力端子T1は、クロックCLKにより制御されるスイッチSW1を介してノード電圧Vn1を有するノードn1に接続され、ノードn1は、反転クロックCLKBにより制御されるスイッチSW2を介して接地される。ノードn1と、ノード電圧Vn2を有するノードn2との間にキャパシタCwが接続される。ノードn2は、クロックCLKにより制御されるスイッチSW3を介して接地されるとともに、反転クロックCLKBにより制御されるスイッチSW4を介して出力端子T2に接続され、当該出力端子T2はキャパシタCsを介して接地される。
図1Bは図1Aの負基準電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。図1Bに示すように、クロックCLKがハイレベルであるとき、正基準電圧PVref及び0V(接地電圧)がキャパシタCwに接続される。そして、キャパシタCwの両端の2つのノードn1,n2は反転クロックCLKBによってスイッチングされ、スイッチングされた出力電圧はキャパシタCsにより保持されて負基準電圧NVrefとして出力される。複数のクロックサイクルの後、負基準電圧NVrefは負電圧−PVrefとなる。
以上のように構成された負基準電圧発生回路によれば、第1の期間においてノードn1に正基準電圧PVrefを印加することでキャパシタCwを充電し、上記第1の期間とは異なる第2の期間においてキャパシタCwに充電された電圧に基づきノードn2から負電圧を出力し、上記第1の期間及び上記第2の期間を繰り返すことで、第2のノードn2から負電圧を負基準電圧NVrefとして出力する。キャパシタCsが充分大きくて、かつ出力リーク電流が充分小さければ、正基準電圧PVrefの電圧降下や出力ノードn2の電圧変動も充分小さくできる。出力電圧である負基準電圧NVrefからはDC的な負荷電流は流さないがトランジスタやドレイン・ソースのジャンクションのリーク電流は避けようがないが充分小さい。すなわち、正基準電圧PVrefに基づいて、そのちょうど反転した電圧値の負電圧を発生しているので、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供できる。
実施形態2.
図2Aは実施形態2に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。また、図2Bは各実施形態で用いるレベルシフタ1,2を説明するための図である。図2B(a)はクロックCLKを反転クロック/CLKに反転する一般的なインバータ3を示しており、図2B(b)は反転クロックCLKBを反転された反転クロック/CLKBに反転する一般的なインバータ4を示している。図2B(c)は、各実施形態で用いるレベルシフタ1,2を示しており、レベルシフタ1,2は正電源電圧Vddと負電源電圧−Vnで駆動され、反転クロック/CLK又は反転クロック/CLKBをそれぞれ反転しかつレベルをシフトさせて、クロックCLKa又はCLKBaを出力する。
図2Aにおいて、実施形態2に係る負基準電圧発生回路は、実施形態1に係る負基準電圧発生回路に比較して、以下の点が異なる。
(1)スイッチSW1を、基板タップに正電源電圧Vddが印加され、反転クロック/CLKにより制御されるPMOSトランジスタT11で構成した。
(2)スイッチSW2を、基板タップが接地され、反転クロックCLKBにより制御されるNMOSトランジスタT12で構成した。
(3)正電源電圧Vddと負電源電圧−Vn2で駆動され、反転クロック/CLKを反転しかつレベルをシフトさせて、正電源電圧Vddと負電源電圧−Vn2の二値を有するクロックCLKaを出力するレベルシフタ1をさらに備えた。
(4)正電源電圧Vddと負電源電圧NVrefで駆動され、反転クロック/CLKBを反転しかつレベルをシフトさせて、正電源電圧Vddと負電源電圧NVrefの二値を有するクロックCLKBaを出力するレベルシフタ2をさらに備えた。
(5)スイッチSW3を、基板タップにノード電圧Vn2が印加され、クロックCLKaで制御されるNMOSトランジスタT21で構成した。
(6)スイッチSW4を、基板タップに負電圧NVrefが印加され、クロックCLKBaで制御されるNMOSトランジスタT22で構成した。
実施形態2に係るスイッチドキャパシタ回路を用いて負基準電圧発生回路を構成するときの問題点は、ノードn2のノード電圧Vn2をどのようにスイッチングするかにある。すなわち、ノードn2は0Vと所定の負電圧との間でスイッチングされ、負電圧のスイッチングは、正電源電圧Vddと0Vとの間で一般的に動作するNMOSトランジスタT21,T22により行うことができないためである。NMOSトランジスタT21,T22はノード電圧Vn2のスイッチングのために、以下に示すトリプルウェル構造及びレベルシフタ1,2を必要とする。これは、ソース、ドレイン電圧の負電圧を可能にして、トランジスタをOFFにするにはゲートに同様に負電圧が必要になるからである。
なお、正基準電圧PVrefは例えば1.2Vであり、正電源電圧Vddは例えば1.8Vであり、その場合ノード電圧Vn2は0Vと−1.2Vとの間でスイッチングされる。
図2Cは図2Aの負基準電圧発生回路で用いるMOSトランジスタのトリプルウェル構造を示す縦断面図である。
図2Cにおいて、P型半導体基板10に例えばリンなどのN型不純物を注入してNウェル13を形成し、Nウェル13にP+不純物を注入することでP+不純物領域31を形成してソースを構成し、Nウェル13にP+不純物を注入することでP+不純物領域32を形成してドレインを構成する。ソースとドレインの間に例えば絶縁膜を介して電極33を形成してゲートを構成する。さらに、Nウェル13に例えばリンなどのN+不純物を注入することでN+不純物領域34を形成して基板タップを構成する。以上により、PMOSトランジスタT11を構成できる。
また、P型半導体基板10に例えばリンなどのN型不純物を注入して深いNウェル11を形成し、深いNウェル11上に例えばボロンなどのP型不純物を注入することでPウェルを形成し、PウェルにN+不純物を注入してN+不純物領域21を形成してソースを構成し、PウェルにN+不純物を注入してN+不純物領域22を形成してドレインを構成する。ソースとドレインの間に例えば絶縁膜を介して電極23を形成してゲートを構成する。さらに、Pウェル12に例えばボロンなどのP+不純物を注入することでP+不純物領域24を形成してPウェル12の基板タップを構成する。以上により、トリプルウェル構造を有するNMOSトランジスタT21,T22を構成できる。
さらに、P型半導体基板10に例えばボロンなどのP+型不純物を注入してP+不純物領域26を形成してP型半導体基板10の基板タップを構成する。
以上説明したように、トリプルウェル構造を有するNMOSトランジスタT21,T22を構成できる。
本実施形態では、スイッチSW1〜SW4に代えてMOSトランジスタT11〜T22を用いてスイッチドキャパシタ回路を用いた負基準電圧発生回路を構成できる。また、当該負基準電圧発生回路によれば、正基準電圧PVrefの電位降下もなく、また、ちょうど正基準電圧PVrefの反転電圧に等しい負電圧を発生しているので、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供できる。
実施形態3.
図3Aは実施形態3に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態3に係る負基準電圧発生回路は、図3Aに示すように、実施形態2に係る負基準電圧発生回路に比較して以下の点が異なる。
(1)レベルシフタ1,2の各負電源電圧として所定の負電圧Vnn(所定の負電源電圧)が印加される。負電圧Vnnは例えば電圧−Vddである。なお、Vddは正電源電圧である。
(2)MOSトランジスタT21の基板タップに上記負電圧Vnnが印加される。
なお、ノードn1,n2間のキャパシタCwは例えば配線間容量で構成される。
実施形態2において、レベルシフタ1の負電源端子はノードn2に接続されているので入力クロック/CLKが変化する度にノードn2から電流を消費し、レベルシフタ2は同様にノードNVrefから電流を消費する。また、これらレベルシフタは各々ノードn2とノードNVrefの寄生キャパシタを構成する。ノードn2の寄生キャパシタ及びレベルシフタ1及び2による電流消費は負基準電圧NVrefの誤差に影響を与えるので、当該寄生キャパシタ及び電流消費を最小化する必要がある。そのために、図3Aに示すように、レベルシフタ1,2の各負電源電圧として別の負電圧Vnnを用いることで、上記寄生キャパシタ及び電流消費を除去することができる。
図3Cは図3Aの負基準電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。なお、図3Cの動作例では、クロックCLKBはクロックCLKのノンオーバーラップの反転信号である。
図3Cにおいて、クロックCLKがハイレベルである期間において、クロック/CLKが0Vとなり、MOSトランジスタT11がオンされる。このとき、ゲート電圧Vg1は電圧Vddとなり、MOSトランジスタT21がオンされる。また、クロックCLKBがローレベルとなり、MOSトランジスタT12はオフされ、反転クロック/CLKBがハイレベルとなるのでゲート電圧Vg2は負電圧Vnnとなる。ここで、MOSトランジスタT22はオフされ、ノード電圧Vn1は正基準電圧PVrefとなり、ノード電圧Vn2は0Vとなり、キャパシタCwに充電される。
次いで、クロックCLKBがハイレベルである期間において、クロックCLKBがVddとなり、MOSトランジスタT12がオンされ、ゲート電圧Vg2はVddとなる。また、MOSトランジスタT22がオンされる。ここで、クロックCLKがローレベルであり、反転クロック/CLKがハイレベルであるので、MOSトランジスタT11がオフされ、ゲート電圧Vg1はVnnとなる。ここで、MOSトランジスタT21はオフされ、ノード電圧Vn1は0Vとなり、ノード電圧Vn2は、複数のクロックサイクルの後に−PVrefとなり負基準電圧NVrefとして出力される。
以上の動作により、正基準電圧PVrefを負電圧−PVrefに変換して負基準電圧NVrefとして出力できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記の簡単な制御動作によりノードn2の寄生キャパシタ及びノードn2とNVrefからの電流消費を除去して出力電圧誤差を抑圧することができる。また、正基準電圧PVrefの正確な反転電圧の負電圧を発生しているので、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供できる。
実施形態4.
図3Bは実施形態4に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態4に係る負電圧発生回路は、実施形態3に導入した負電圧Vnnの発生回路であり、図3Bに示すように、実施形態3に係る負基準電圧発生回路と比較して以下の点が異なる。
(1)ノードn1,n2をそれぞれノードn3,n4とし、ノードn3,n4間にキャパシタCpを接続した。なお、ノードn3,n4間のキャパシタCpは例えば配線間容量で構成される。
(2)出力端子T2において負電圧Vnnを発生させ、レベルシフタ1,2の各負電源電圧及びMOSトランジスタT21の基板タップに上記負電圧Vnnが印加される。
図3Dは図3Bの負電圧発生回路の動作を示す各信号のタイミングチャートである。なお、図3Dの動作例では、クロックCLKBはクロックCLKのノンオーバーラップの反転信号である。
なお、各実施形態において、各クロックCLK,CLKBはノンオーバーラップクロックであり、負電圧Vnn及び負基準電圧NVrefの発生のために共通で用いることができるが、同一のクロック又は同期するクロックを用いる必要はない。ここで、各クロックCLK,CLKBのハイレベル期間は互いに重ならないように発生してもよい。また、クロック/CLK及び/CLKBは、図2Bに示すように、各々CLK及びCLKBの反転信号である。
図3Dにおいて、クロックCLKがハイレベルである期間において、クロック/CLKが0Vとなり、MOSトランジスタT11がオンされる。このとき、ゲート電圧Vg1は電圧Vddとなり、MOSトランジスタT21がオンされる。また、クロックCLKBがローレベルとなり、MOSトランジスタT12はオフされ、反転クロック/CLKBがハイレベルとなるのでゲート電圧Vg2は負電圧Vnnとなる。ここで、MOSトランジスタT22はオフされ、ノード電圧Vn3は電圧Vddとなり、ノード電圧Vn4は0Vとなり、キャパシタCpに充電される。
次いで、クロックCLKBがハイレベルである期間において、クロックCLKBがVddとなり、MOSトランジスタT12がオンされ、ゲート電圧Vg2はVddとなる。また、MOSトランジスタT22がオンされる。ここで、クロックCLKがローレベルであり、反転クロック/CLKがハイレベルであるので、MOSトランジスタT11がオフされ、ゲート電圧Vg1はVnnとなる。ここで、MOSトランジスタT21はオフされ、ノード電圧Vn3は0Vとなり、ノード電圧Vn4は、複数のクロックサイクルの後に−Vddとなり負電圧Vnnとして出力される。このとき、キャパシタCpの電荷はキャパシタCnと分けて保持される。
以上の動作により、正電源電圧Vddを負電圧−Vddに変換して負電圧Vnnとして出力できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、実施形態3とほとんど同じ回路により、電圧調整の差動増幅回路やコンパレータ等も無しに、ほぼ−Vddの負電圧を発生することができる。
また、図3Eは、図3Aの実施形態3に係る負基準電圧発生回路の負電圧Vnnに実施形態4の負電圧発生回路を適用した場合の動作を示す各信号のタイミングチャートである。なお、各クロックCLK,CLKBは負電圧Vnn及び負基準電圧NVrefの発生のために共通で用いているが、別々のクロック、CLK1とCLKB1、及びCLK2とCLKB2、を使用することも問題ない。
また、実施形態3と実施形態4において同じトランジスタ番号T11〜T22を使用しているが、これは同じトランジスタ種類、チャネル長、チャネル幅のものを使うことは意味しておらず、必要に応じて変えても良いのは当然である。
実施形態5.
図4Aは実施形態5に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態5に係る負基準電圧発生回路は、図4Aに示すように、実施形態3に係る負基準電圧発生回路と比較して以下の点が異なる。
(1)PMOSトランジスタT11に代えてNMOSトランジスタT11を備えた。なお、NMOSトランジスタT11の基板タップは接地される。
(2)NMOSトランジスタT21に代えてPMOSトランジスタT21を備えた。なお、PMOSトランジスタT21の基板タップには電圧Vddが印加され、もしくは接地される。また、レベルシフタ1にはクロックCLKが印加される。
(3)NMOSトランジスタT22に代えてPMOSトランジスタT22を備えた。なお、PMOSトランジスタT22の基板タップには電圧Vddが印加され、もしくは接地される。また、レベルシフタ2にはクロックCLKBが印加される。
本実施形態では、実施形態3に比較して、MOSトランジスタT12を除いてPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに代えて用いることができるが、電源電圧Vdd、正基準電圧PVref、及びMOSトランジスタのしきい値電圧Vthに依存する。図4Aの構成例では、Vdd≧2.5V、PVref≒1.2V、Vth<0.8Vであるときに動作可能である。クロックCLKのハイレベル電圧Vdd>PVref+Vthであるので、MOSトランジスタT11は正基準電圧PVrefを通過させることができる。また、MOSトランジスタT12が0V電圧を通過させるとき、当該MOSトランジスタT12はNMOSトランジスタである必要がある。もしT12がPMOSトランジスタであれば、ゲート電圧が0VのONの期間において当該電圧を通過させることができないので当該負基準電圧発生回路は正確な基準電圧は発生できない。
実施形態6.
図4Bは実施形態6に係る負電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態6に係る負電圧発生回路は、図4Bに示すように、実施形態4に係る負電圧発生回路と比較して以下の点が異なる。
(1)NMOSトランジスタT21に代えてPMOSトランジスタT21を備えた。なお、PMOSトランジスタT21の基板タップには電圧Vddが印加される。また、レベルシフタ1にはクロックCLKが印加される。
本実施形態では、実施形態5に比較して、MOSトランジスタT22をPMOSトランジスタに変えていない。これは、クロックCLKBがハイレベルでノードn4が負電圧になった時はPMOSトランジスタT22のドレインをVn4とすると、ソースVnnでゲートVnnとなり、Vn4<VnnであるからPMOSトランジスタT22はOFF状態であるので、ノードn4の負電圧をノードT2に伝達できないからである。
図4Cは図4Aの負基準電圧発生回路に図4Bの負電圧発生回路を組み合わせた場合の動作を示す各信号のタイミングチャートである。図4Aの負基準電圧発生回路及び図4Bの負電圧発生回路は、以下のことを除いて実施形態3及び実施形態4と同様に動作する。
1回目のクロックCLKにおいて、ノード電圧Vn4は|Vth(PMOSトランジスタ)|まで上がる。このとき、負電圧Vnnがまだ0Vなので、ゲート電圧Vg1=0VでMOSトランジスタT21のソース電圧は0Vなので、そのドレイン電圧であるノード電圧Vn4はMOSトランジスタのしきい値電圧|Vth|までしか下がらない。しかしながら、電源電圧Vdd−|Vth|分のチャージはキャパシタCpに充電されるので、数回のクロックサイクルの後には負電圧Vnnにより問題なく0Vまで下がるようになる。
以上の動作により、正電源電圧Vddを負電圧Vnnに変換して、かつ正基準電圧PVrefを負基準電圧NVrefに変換して出力できる。
以上説明したように、本実施形態5及び6によれば、上記の簡単な制御動作によりノードn2の寄生キャパシタ及びノードn2とNVrefからの電流消費を除去して出力電圧誤差を抑圧することができる。また、正基準電圧PVrefの正確な反転電圧の負電圧を発生しているので、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路を提供できる。
実施形態7.
図4Dは実施形態7に係る負基準電圧発生回路の構成例1を示す回路図である。実施形態7に係る負基準電圧発生回路は、実施形態2におけるPMOSトランジスタT11をNMOSトランジスタT11(実施形態5)で構成したことを特徴としている。これ以外の構成、動作は、実施形態2及び5と同様である。同様に、図4Eは実施形態7に係る負基準電圧発生回路の構成例2を示す回路図であり、図3Aの実施形態3に係る負基準電圧発生回路におけるPMOSトランジスタT11をNMOSトランジスタT11(図4Aの実施形態5)で構成し、また、NMOSトランジスタT22の基板タップを負電圧Vnnに接続している。
実施形態8.
実施形態8では、各実施形態1〜7で用いるキャパシタCw,Cpの構成例について以下に説明する。これらのキャパシタは、クロックCLKあるいはCLKBのハイ、ローに係らず容量値を一定値で保持できることが求められる。でないと、電圧を反転した際の電圧が変化してしまう。したがって、配線間容量を使うMOM(Metal−Oxide−Metal)容量が適しているが、他には以下に示すようなキャパシタが使用できる。
図5Aは各実施形態1〜7で用いるキャパシタの構成例1の構造を示す縦断面図である。図5Aにおいて、N+不純物領域によるゲートとPウェルとの間で形成されたMOSキャパシタの構成例を示す。図5Aにおいて、P型半導体基板10に例えばリンなどのN型不純物を注入して深いNウェル11を形成し、深いNウェル11上に例えばボロンなどのP型不純物を注入することでPウェル12を形成し、Pウェル12にP+不純物を2カ所で注入してP+不純物領域41,42を形成して2つの電極タップを構成し、当該2つの電極タップをノードn1に接続する。2つの不純物領域41,42の間の位置において、絶縁層を介して電極43を形成してノードn2に接続する。また、深いNウェル11にN+不純物を注入してN+不純物領域44を形成して基板タップとし、P型半導体基板10にP+不純物を注入してP+不純物領域45を形成して接地用基板タップとする。ここで、ノードn1,n2間でキャパシタCを構成することができる。クロックCLKあるいはCLKBのハイ、ローに係らず、ノードn1が高電位、ノードn2が低電位なのでこのMOSキャパシタはアキュムレーション状態を保持するので容量値も一定値を保持できる。
図5Bは各実施形態1〜7で用いるキャパシタの構成例2の構造を示す縦断面図である。図5Bにおいて、PMOSトランジスタで形成されたゲートと、ソース及びドレインのチャンネル間のキャパシタの構成例を示す。図5Bにおいて、P型半導体基板10に例えばリンなどのN型不純物を注入してNウェル13を形成する。Nウェル13にP+不純物を2カ所で注入してP+不純物領域51,52を形成してソース及びドレインを構成し、これらをノードn1に接続する。2つの不純物領域51,52の間の位置において、絶縁層を介してゲート53を形成してノードn2に接続する。また、Nウェル13にN+不純物を注入してN+不純物領域54を形成して基板タップとし、P型半導体基板10にP+不純物を注入してP+不純物領域55を形成して接地用基板タップとする。ここで、ノードn1,n2間でキャパシタCを構成することができる。クロックCLKあるいはCLKBのハイ、ローに係らず、ノードn1が高電位、ノードn2が低電位なのでこのPMOSトランジスタはON状態を保持するので容量値も一定値を保持できる。
図5Cは各実施形態1〜7で用いるキャパシタの構成例3の構造を示す縦断面図である。図5Cにおいて、N+不純物領域によるフローティングゲート62とPウェル12に接続されたコントロールゲート63との間で形成されたスタックされたゲートキャパシタの構成例を示す。図5Cにおいて、P型半導体基板10に例えばリンなどのN型不純物を注入して深いNウェル11を形成し、深いNウェル11上に例えばボロンなどのP型不純物を注入することでPウェル12を形成し、Pウェル12にP+不純物を注入してP+不純物領域61を形成して電極タップを構成し、当該電極タップをノードn1に接続する。当該不純物領域61の近傍のPウェル12上に絶縁層を介してフローティングゲート62を形成してノードn2に接続する。さらに、フローティングゲート62上に絶縁層を介してコントロールゲート63を形成してノードn1に接続する。また、深いNウェル11にN+不純物を注入してN+不純物領域64を形成して基板タップとし、P型半導体基板10にP+不純物を注入してP+不純物領域65を形成して接地用基板タップとする。ここで、ノードn1,n2間でキャパシタCを構成することができる。
図5Dは各実施形態1〜7で用いる実施形態7に係るキャパシタの構成例3の構造を示す縦断面図である。図5Dのように、図5B及び図5Cの構造を組み合わせて、図5Cにおいて、図5BのMOSトランジスタ(ただし、チャンネルが異なる)を構成してもよい。すなわち、ゲートの両側にN+不純物領域61A及びN+不純物領域66を形成してそれぞれソース及びドレインを形成して、ノードn1に接続する。また、図5Bのごとくスタックされたフローティングゲート62及びコントロールゲート63を有するMOSトランジスタにおいて、フローティングゲート62をノードn1に接続し、コントロールゲート63をノードn2に接続することで、フローティングゲート62とコントロールゲート63との間で形成されたキャパシタを構成できる。
各実施形態1〜7で用いるキャパシタCw,Cpは図5A、図5B、図5C、図5D等のいずれかの構造で構成することができる。これらのキャパシタCはVn1>Vn2に対して動作する。もちろん、2つの電極間でキャパシタCを形成することもできる。各実施形態で重要なことは、ノードn2の寄生キャパシタにより出力される負基準電圧NVrefが影響を受けるので、当該寄生キャパシタをできるかぎり抑圧することである。MOSトランジスタT21及びT22のドレイン(ノードn2)の対基板容量はその主要な寄生キャパシタであるから、その大きさを見積もってみると、ノードn1,n2間のキャパシタCに対する寄生キャパシタの容量Cparaの割合が1%であり、温度による変動は±30%(−40〜85°C)であるとき、ここで、PVref=1.25Vであると、NVref=1.237V±4mVで、4mVは正基準電圧PVrefの正確さに比較してコンパチブル又は若干良好になる。なお、NAND型フラッシュメモリのプロセスにおいて、Cw=25×40μm=4.3pF、MOSトランジスタT21又はT22のゲート幅=6μm、電源電圧Vdd=3.3Vを仮定した。
実施形態9.
図6Aは実施形態9に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態9に係る負基準電圧発生回路は、図6Aに示すように、実施形態3に係る負基準電圧発生回路の出力端子T2において、直列抵抗R及び並列キャパシタCsaからなるRC低域通過フィルタ5を備えて構成したことを特徴としている。
NVrefは負基準電圧であるので、一定になりリップルノイズを抑圧することが必要である。しかし、ノードn2からの電荷転送は繰り返し動作であり、リップルノイズが発生しこれを回避することが難しいという問題点がある。これを解決するために出力端にRCフィルタを備えることにより、リップルノイズを抑圧することができる。特に、MOSトランジスタT22の駆動により発生するリップルノイズを抑圧することができる。なお、実施形態9では、実施形態3に対してRC低域通過フィルタ5を備えているが、実施形態1、2、4〜8に対してRC低域通過フィルタ5を備えてもよい。
実施形態10.
図6Bは実施形態10に係る負基準電圧発生回路の構成を示す回路図である。実施形態10に係る負基準電圧発生回路は、図6Bに示すように、実施形態3に係る負基準電圧発生回路の出力端子T2において、直列抵抗R及び並列キャパシタCs(元のキャパシタCsを直列抵抗Rの出力端子T2側に接続した)からなるRC低域通過フィルタ5Aを備えたことを特徴としている。
実施形態10では、実施形態8と同様に、低域通過フィルタ5Aを備えることによりリップルノイズを抑圧することができる。特に、MOSトランジスタT22の駆動により発生するリップルノイズを抑圧することができる。また、並列キャパシタCsaを用いず、元のキャパシタCsを用いてRC低域通過フィルタ5Aを構成したので、回路構成が簡単になるという利点がある。なお、実施形態10では、実施形態3に対してRC低域通過フィルタ5を備えているが、実施形態1、2、4〜8に対してRC低域通過フィルタ5を備えてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る負基準電圧発生回路によれば、従来技術に比較して、温度変化に対してきわめて正確で高精度の負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単であるという特有の効果を有する。
以上の実施形態では、スイッチSW1〜SW4、MOSトランジスタT11〜T22のオン/オフを制御するためにクロックCLK,/CLK,CLKB,/CLKBを用いているが、本発明はこれに限らず、それぞれ所定の制御信号であってもよい。
以上詳述したように、本発明に係る負基準電圧発生回路によれば、従来技術に比較して高精度で負基準電圧を発生することができ、しかも回路構成が簡単な負基準電圧発生回路及び負基準電圧発生システムを提供できる。本発明に係る負基準電圧発生回路及び負基準電圧発生システムは、例えばNOR型フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置、もしくは、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)等に適用することができる。
1,2…レベルシフタ、
3,4…インバータ、
5,5A…低域通過フィルタ、
10…半導体基板、
11…深いNウェル、
12…Pウェル、
13…Nウェル、
20…クロック発生回路、
21,22,24,25,26,31,32,34,41,42,44,45,51,52,54,55,61,64,65…不純物領域、
23,33,43,53…電極、
62…フローティングゲート、
63…コントロールゲート、
Cn,Cp,Cs,Csa,Cw…キャパシタ。
n1〜n4…ノード、
R…抵抗、
SW1〜SW4…スイッチ、
T1…入力端子、
T2…出力端子、
T11〜T22…MOSトランジスタ。

Claims (12)

  1. 負基準電圧発生回路(図3A)と負電圧発生回路(図3B)とを備えた負基準電圧発生回路装置であって、
    上記負基準電圧発生回路(図3A)は、第1のノード(n1)及び第2のノード(n2)に接続された第1のキャパシタ(Cw)と、上記第1のノード(n1)に接続された第1及び第2のスイッチ(図3AのT11,T12)と、上記第2のノード(n2)に接続された第3及び第4のスイッチ(図3AのT21,T22)とを備えた第1のスイッチドキャパシタ回路(図3A)と、上記第1〜第4のスイッチ(図3AのT11〜T14)をそれぞれ制御する第1〜第4の制御信号を発生する制御回路とを備え、
    上記第1のスイッチ(図3AのT11)は上記第1のノード(n1)と所定の正基準電圧(PVref)との間に接続され、
    上記第2のスイッチ(図3AのT12)は上記第1のノード(n1)と接地との間に接続され、
    上記第3のスイッチ(図3AのT21)は上記第2のノード(n2)と接地との間に接続され、
    上記第4のスイッチ(図3AのT22)は上記第2のノード(n2)と上記負基準電圧発生回路(図3A)の出力端子(図3AのT2)との間に接続され、
    上記第1〜第4のスイッチ(図3AのT11〜T22)はそれぞれMOSトランジスタで構成され、
    上記制御回路は、第1の期間において上記第1のノード(n1)に上記第1のスイッチ(図3AのT11)を介して上記正基準電圧(PVref)を印加することで上記第1のキャパシタ(Cw)を充電し、上記第1の期間とは異なる第2の期間におい上記第1のキャパシタ(Cw)に充電された電圧に基づき上記第2のノード(n2)から上記第4のスイッチ(図3AのT22)を介して負基準電圧(NVref)を出力し、上記第1の期間及び上記第2の期間を繰り返すことで、上記負基準電圧発生回路(図3A)は、上記第2のノード(n2)から、上記正基準電圧の絶対値等しい絶対値を有する上記負基準電圧(Vref)として出力し、
    上記負基準電圧発生回路(図3A)は、
    上記第1の制御信号、又は上記第1の制御信号の反転信号をレベルシフトして、所定の正電源電圧(Vdd)である正電圧(Vdd)と負電圧(Vnn)の二値を有する第3の制御信号を発生して上記第3のスイッチ(図3AのT21)であるMOSトランジスタのゲートに印加する第1のレベルシフタ(図3Aの1)と、
    上記第2の制御信号、又は上記第2の制御信号の反転信号をレベルシフトして、上記正電圧(Vdd)上記負電圧(Vnn)の二値を有する第4の制御信号を発生して上記第4のスイッチ(図3AのT22)であるMOSトランジスタのゲートに印加する第2のレベルシフタ(図3Aの2)とを備え
    上記電圧発生回路(図3B)は、第3のノード(n3)及び第4のノード(n4)に接続された第2のキャパシタ(Cp)と、上記第3のノード(n3)に接続された第5及び第6のスイッチ(図3BのT11〜T12)と、上記第4のノード(n4)に接続された第7及び第8のスイッチ(図3BのT21〜T22)とを備えた第2のスイッチドキャパシタ回路(図3B)とをさらに備え、
    上記第5のスイッチ(図3BのT11)は上記第3のノード(n3)と上記正電源電圧(Vdd)との間に接続され、
    上記第6のスイッチ(図3BのT12)は上記第3のノード(n3)と接地との間に接続され、
    上記第7のスイッチ(図3BのT21)は上記第4のノード(n4)と接地との間に接続され、
    上記第8のスイッチ(図3BのT22)は上記第4のノード(n4)と上記負電圧発生回路(図3B)の出力端子(図3BのT2)との間に接続され、
    上記第5〜第8のスイッチ(図3BのT11〜T22)はそれぞれMOSトランジスタで構成され、
    上記制御回路は、上記第5〜第8のスイッチ(図3BのT11〜T22)をそれぞれ制御する第5〜第8の制御信号を発生し、
    上記制御回路は、第の期間において上記第3のノード(n3)に上記第5のスイッチ(図3BのT11)を介して上記正電源電圧(Vdd)を印加することで上記第2のキャパシタ(Cp)を充電し、上記第の期間とは異なる第の期間におい上記第2のキャパシタ(Cp)に充電された電圧に基づき上記第4のノード(n4)から上記第8のスイッチ(図3BのT22)を介して上記負電圧(Vnn)を出力し、上記第3の期間及び上記第4の期間を繰り返すことで、上記負電圧発生回路(図3B)は、上記負電圧(Vnn)を上記第4のノード(n4)から上記負電圧発生回路(図3B)の出力端子(図3BのT2)を介して上記負基準電圧発生回路(図3A)に出力し、
    上記電圧発生回路(図3B)は、
    上記第5の制御信号、又は上記第5の制御信号の反転信号をレベルシフトして、上記正電圧(Vdd)と上記負電圧(Vnn)の二値を有する第7の制御信号を発生して上記第7のスイッチ(図3BのT21)であるMOSトランジスタのゲートに印加する第3のレベルシフタ(図3Bの1)と、
    上記第6の制御信号、又は上記第6の制御信号の反転信号をレベルシフトして、上記正電圧(Vdd)と上記負電圧(Vnn)の二値を有する第8の制御信号を発生して上記第8のスイッチ(図3BのT22)であるMOSトランジスタのゲートに印加する第4のレベルシフタ(図3Bの2)とをさらに備え
    (1)上記第1の期間は上記第3の期間と同一でありかつ上記第2の期間は上記第4の期間と同一であり、もしくは
    (2)上記第1の期間は上記第3の期間とは異なりかつ上記第2の期間は上記第4の期間と異なることを特徴とする負基準電圧発生回路装置
  2. 上記第1及び第2の制御信号は互いに重ならない二相クロックであることを特徴とする請求項記載の負基準電圧発生回路装置
  3. 上記第1のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成され、
    上記第2〜第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の負基準電圧発生回路装置
  4. 上記第1〜第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の負基準電圧発生回路装置
  5. 上記第1及び第2のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成され、
    上記第3及び第4のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の負基準電圧発生回路装置
  6. 上記第1及び第3のスイッチはPチャンネルMOSトランジスタで構成され、
    上記第2及び第4のスイッチはNチャンネルMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の負基準電圧発生回路装置
  7. 上記第1のキャパシタは、半導体基板に形成されたゲートとPウェルとの間で形成されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
  8. 上記第1のキャパシタは、半導体基板に形成されたPチャンネルMOSトランジスタのゲートとチャンネルとの間で形成されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
  9. 上記第1のキャパシタは、半導体基板に形成されたスタックされたゲートを有するキャパシタにおいてフローティングゲートとコントロールゲートとの間で形成されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
  10. 上記第1のキャパシタは、半導体基板に形成されたスタックされたゲートを有するMOSトランジスタにおいてフローティングゲートと、コントロールゲート及びPウェルとの間で形成されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
  11. 上記第1のキャパシタは、半導体基板上に形成された少なくとも1層の配線間の容量で形成されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
  12. 上記負基準電圧発生回路は、当該負基準電圧発生回路の出力端子に接続された低域通過フィルタをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜11のうちのいずれか1つに記載の負基準電圧発生回路装置
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