JP5896899B2 - ファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動部 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の特徴を備えるファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動部に関する。
この種の電動家具駆動部は、種々の家具を調整するための種々の実施形態で公知である。これらの家具にはとりわけ、ソファーベッド、椅子、たとえばベッド、簀の子、アームチェアがある。とりわけ家庭介護および病人介護の領域や病院では、電動家具駆動部がたとえば介護ベッドや病人ベッドに使用される。これらの使用領域では安全性に関連する規則、基準および法律があり、いわゆるファーストフェイルセーフが大きな意味を持つ。
ファーストフェイルセーフとは、たとえば構成部材に最初にエラーが発生しても、使用者に対する危険性が発生せず、危険を引き起こすような不所望の機能および/または意図しない機能、および/または可動家具エレメントの意図しない運動が生じないことを意味する。
特許文献1には、レリースリレーを供える家具用の電動調整装置が記載されている。このレリースリレーの接点を介して全モータ電流が流れ、このモータ電流が、調整機能に作用する駆動モータに印加するための別のリレー装置に供給される。このレリースリレーには機能監視部材が設けられており、機能監視部材がレリースリレーの機能性をコントロールする。
特許文献2には、電気調整可能な椅子家具および/またはソファーベッドを駆動するための装置が記載されており、この装置はリレーにより作動する電流回路のための機構を有している。この装置はモータ用のスイッチ手段と、電流回路のためのリレー用のスイッチ手段とを有し、これらのスイッチ手段は互いに独立しており、同時に操作可能なスイッチ接点を有している。
EP1341201A2 DE10341705A1
本発明の課題は、改善されたファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動部を提供することである。
この課題は本発明により、請求項1の特徴を備える家具駆動部によって解決される。
安全操作装置により、複数のキー/スイッチを意図的に操作することによる確実なスイッチオンおよびスイッチオフが保証される。
別の実施形態では、操作装置が安全操作装置内に配置されている。
家具駆動部は、少なくとも2つの操作ユニットの機能表示およびエラー表示のための通報装置と安全装置とによって構成されている。
さらに安全操作装置は少なくとも1つの第1の主安全接点エレメントを有し、該安全操作装置はこの接点エレメントと機械的に結合されており、第1の主安全接点エレメントの切換接点は、安全装置の状態を調整する電子機械的接点として構成することができる。
実施形態では、少なくとも1つの第1の主安全接点エレメントが制御ブロックを介して安全装置と接続されている。これにより一義的な制御状態が可能である。すなわち制御ブロックはON動作状態とOFF動作状態を有する。
制御ブロックは少なくとも1つの第1の主安全接点エレメントにより、ON動作状態とOFF動作状態とで切り替わることができる。
その代わりにまたはそれに加えて、制御ブロックは遅延ブロックにより、所定の遅延時間でON動作状態からOFF動作状態に切り替わることができる。
安全装置の自己保持状態も、所定の遅延時間を備える遅延ブロックにより形成することができる。これにより安全装置の自動的なスイッチオフが可能である。
少なくとも1つの安全操作装置は、別の実施形態では少なくとも1つの第2の主安全接点エレメントを有し、安全操作装置はこの接点と機械的に結合されており、第2の主安全接点エレメントの切換接点は、安全装置の状態を調整する電子機械的接点として構成することができる。
少なくとも1つの第1の主安全接点エレメントと少なくとも1つの第2の主安全接点エレメントは、安全装置とともに自己保持回路を形成することができ、この自己保持回路は単純に構成されており、わずかな部材数で十分である。
自己保持回路も、所定の遅延時間を備える遅延ブロックにより形成することができる。したがって遅延ブロックは複数のタスクを実行し、部材数を低減する。
さらに択一的に実施形態では、少なくとも1つの安全操作装置が、少なくとも1つの第3の主安全接点エレメントを有し、安全操作装置はこの接点と機械的に結合されており、第3の主安全接点エレメントの切換接点は、安全装置の状態を調整する電子機械的接点として構成することができ、第3の主安全接点エレメントはリレースイッチ、回転スイッチまたはスライドスイッチとして構成されている。したがって安全装置のスイッチオン状態およびスイッチオフ状態を一義的に識別することができる。さらにこの第3の主安全接点エレメントがキースイッチであれば、機能をロックすることができる。
これによれば、ファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動部が、少なくとも1つのモータを備える少なくとも1つの駆動ユニットと、それぞれモータ接点と安全接点エレメントを有する少なくとも2つの操作ユニットを備える少なくとも1つの操作装置と、少なくとも1つの給電ユニットと、少なくとも1つの安全装置を有する。家具駆動部は、少なくとも2つの操作ユニットの機能表示およびエラー表示のための通報装置と安全装置とによって構成されている。
さらなる有利な構成は従属請求項の対象であり、以下の説明から明らかとなる。
これによりファーストフェイルセーフ機能付き家具駆動部が、たとえばファーストフェイルセーフに対する要求のある病院および/または介護領域で提供される。通報装置は機能ユニットの正しい機能を通報するだけでなく、機能ユニットにおけるエラーの発生も通報する。その際に、安全装置だけでなく操作ユニットの機能表示およびエラー表示も有利に簡単に行われる。
さらなる利点は、いわゆるダイレクト回路を備える家具駆動部も本発明の使用分野に含まれることである。ダイレクト回路とは、駆動モータのモータ電流が操作装置を通って直接流れる回路を意味し、操作装置のスイッチ接点は、リレー回路での小さい制御電流(たとえば数mAから0.5Aの範囲)に対して大きいモータ電流(たとえば1から10Aの範囲)のために構成されている。この種のダイレクト回路付き駆動部はたとえば低価格商品で定着しており、そのために本発明を簡単な構造で、同様に安価に使用することができる。もちろん本発明の使用領域は、小さな制御電流で制御され、大きなモータ電流を切り換えるリレー、半導体等を有する回路増幅装置の制御を含むものである。この場合は、小さな制御電流しか操作装置に流れない。それらの組合せも可能である。
それぞれ1つのモータ接点エレメントと安全接点エレメントが機械的に相互に結合されている。ここでこれらの結合は、接点エレメントの1つが先行して操作可能であるように構成することができる。同時の操作ももちろん可能である。
操作ユニットの安全接点エレメントは、少なくとも1つの安全装置と関連してその安全スイッチエレメントを切り換える。したがって安全接点エレメントは小さな制御電流に対して設計することができる。
別の実施形態では、安全装置が操作装置内に配置されている。ここで安全装置の安全スイッチエレメントは、リレーおよび/または半導体スイッチとすることができる。安全装置はまた、給電ユニットまたは電圧源またはそれらの組合せで配置することもできる。ここで組合せとは安全装置の構成部材が、たとえば給電ユニットと電圧源に配置されていることを意味する。
択一的な実施形態では、少なくとも2つの操作ユニットの安全接点エレメントが少なくとも1つの安全装置を形成する。ここで安全接点エレメントは大きなモータ電流に対して設計されており、モータ接点エレメントと直列に接続されている。ここでの利点は、付加的なリレーまたは半導体スイッチの形の安全スイッチエレメントを省略できることである。さらに給電ユニットのハウジングを小型にすることができる。もちろん安全スイッチエレメントは、制御接点エレメント付きの半導体スイッチとして構成することもできる。
通報装置は光学的および/または音響的通報エレメントを有することができる。触覚的な通報器を使用することも可能である。通報を外部表示器または外部監視装置にさらに伝達する装置を設けることも考えられる。ここで伝達は、たとえば電話線、電源線またはインターネットを介して有線で行うことができる。たとえばWLANまたは無線網を介して通報を無線で行うことももちろん可能である。
通報装置は好ましくは発光ダイオードを光学的通報エレメントとして有することができる。ここでは少なくとも1つのダイオードユニットを、構成部材の節約のために、または論理結合を簡単に構成するために使用することができる。もちろん電流線路上の特定の状態の論理結合を、評価ユニット、たとえばダイオードゲート、ダイオード論理回路、論理ゲート、コントローラ等により評価することもできる。そしてその結果は通報エレメントによる表示のために通報エレメントに導かされる。
別の構成では、通報装置が高抵抗の発光ダイオードを少なくとも1つ有する。これにより、モータの内部抵抗を介して流れる小さな電流を、最初のエラーの検知のために通報装置により取り出すことができる。
別の実施形態では、安全装置が補助電圧源を有する電源スイッチユニットの構成部材である。この補助電圧源は、対応する充電回路を備えるバッテリーもしくは電池、または電源に接続された補助電圧トランスとすることができる。補助電圧トランスにより、バッテリー交換が不要になる。
本発明を、実施例に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の家具駆動部の第1の実施形態の概略的ブロック回路図である。 図1の第1の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第2の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第3の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第4の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第5の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第6の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第7の実施形態の回路図である。 本発明の家具駆動部の第8の実施形態の回路図である。
同じまたは類似の機能を有する構成部材、機能エレメントおよび機能群には、図面中で同じ参照符合が付してある。
図1は、本発明の家具駆動部1の第1の実施形態の概略的ブロック回路図である。
電動家具駆動部1は、この実施例では走査装置2、給電ユニット3、および調整可能な部材または図示しない家具を調整するための駆動ユニット4を有する。
ここで給電ユニット3は電圧源8を有し、この電圧源はたとえばトランスおよび/または電池である。電圧源8の電源端子5は給電網に接続することができる。さらにここで給電ユニット3には、電動各駆動部1のファーストフェイルセーフ機能のための安全装置89が装備されている。この安全装置については後で詳細に説明する。電源端子5は成型で継ぎ足されたプラグ部分および/または差込み可能なプラグ部分として、給電ユニット3のハウジングに取り付けることができる(たとえば電源プラグとしての構成)。
操作装置2は接続線路6およびT型分配器18を介して給電ユニット3と接続されている。この分配器18には駆動ユニット4もモータ線路7を介して接続されており、モータ線路7は操作装置2にさらに導かれている。分配器18が給電ユニット3に存在する別の構成も可能である。そのような場合、接続線路6はモータ線路7も含む。分配器18はまた、たとえば駆動ユニットに設けることもできる。
ここで操作装置2は2つの第1の操作ユニット12と、2つの第2の操作ユニット13をそれぞれの駆動ユニット4の操作のために有する。この実施例では、1つの駆動ユニット4だけが設けられているので、1つの群12、13だけが使用される。もちろん2つ以上の駆動ユニット4を使用することもでき、対応して適合された操作装置2が使用され、さらなる操作ユニット12、13を有する。
家具駆動部1は、モータ線路7を流れる駆動ユニット4のモータ電流が給電ユニット3から操作装置2へ導かれるように構成されており、ここでモータ電流は操作可能な操作ユニット12、13により、適切な極性で駆動ユニット9に給電するためモータ線路7に給電することができる。これはいわゆるダイレクトに接続された各駆動部1である。
さらに操作装置2には通報装置10が設けられており、この通報装置は機能表示とエラー表示、すなわちファーストフェイルセーフ機能に用いられる。通報装置10は光学的および/または音響的に構成することができる。ここで通報装置は、さらに下で説明する光学的通報エレメント11を有する。
この図1による第1の実施例の回路が図2に示されている。簡単にするため分配器18は図示されていないが、容易に想像できる。
ここで給電ユニット3は電圧源8としてトランス8.1を有し、トランス8.1の一次巻線は一次フューズ22、たとえば一次巻線内の融解フューズを介して電源端子5と接続されている。トランス8.1の二次巻線はリセット可能な安全エレメント21を介して直流電圧を形成するための整流ブリッジ19に接続されている。一次フューズ22および/または安全エレメント21には、それぞれ付加的な溶融フューズを設けることもできる。一次フューズ22および/または安全エレメント21自体が溶融フューズであっても良い。整流ブリッジ19には平滑化コンデンサ20が後置接続されている。直流電圧の負極は接続線路6の主マイナス線路6.1と接続されている。整流ブリッジ19の正極には接続線路6の主プラス極6.2が接続されている。さらに正極は安全スイッチエレメント、たとえばリレーの第1の安全スイッチ接点15.1と接続されている。この第1の安全スイッチ接点15.1は、安全スイッチエレメント15が励磁されないときには開放している。安全スイッチ接点15.1のノーマリオープン端子はモータプラス極に接続されており、安全スイッチエレメント15、ここではリレーの制御入力端は接続線路6の制御線路6.4に接続されている。さらに安全スイッチエレメント15は、二次直流電圧の負極(主マイナス線路6.1)に接続されている。ここで安全スイッチエレメント15は安全装置9を形成する。
これらの線路6.1〜6.4は接続線路6として操作装置2に至り、操作装置2の操作ユニット12、13と接続されている。これについては後で詳細に説明する。
ここで操作装置2(いわゆるハンドスイッチとして示されている)は、第1の操作ユニット12と第2の操作ユニット13を有する。操作ユニット12はこの実施例では、操作ヘッドを備えるキーであり、2つの接点エレメントに作用する。すなわち第1のモータ接点エレメント12.1と第1の安全接点エレメント12.2に作用する。第1のモータ接点エレメント12.1は切換器として、第1の安全接点エレメント12.2はノーマリオープン接点として構成されている。同じように第2の操作ユニット13は第2のモータ接点エレメント13.1(切換器)と第2の安全接点エレメント13.2(ノーマリオープン接点)により構成されている。それぞれの操作ヘッド(図示せず)により、モータ接点エレメント12.1と13.1ならびに安全接点エレメント12.2と13.2をともに操作することができる。この操作性は、2つの接点エレメント12.1/12.2および13.1/13.2が同時にまたは時間的に連続して操作可能であるように構成することができる。後者の場合、まず安全接点エレメント12.2/13.2が操作され(先行する接点エレメント)、その後にモータ接点エレメント12.1/13.1が操作される。開放の場合は反対である。両方の接点エレメント12.1/12.2と13.1/13.2はそれぞれ共通の操作エレメント、たとえばプランジャを有する。しかしこれらの接点はシーソーの形で同時に、または連続して操作することもでき、この場合キー操作は1回しか必要ない。もちろん両接点エレメント12.1/12.2と13.1/13.2は個別にも操作可能である。しかし駆動ユニット4の運動に作用するためには両方とも操作しなければならない。
接点エレメント12.2、13.2は、半導体スイッチまたはリレー切換接点を有する切換出力端を有するよう構成することもできる。この切換出力端はタッチスイッチ、近接スイッチ、タッチスクリーン等として所定のパラメータにより制御される。
モータ接点エレメント12.1/13.1のそれぞれの切換接点の端子aはモータ線路7を介して駆動ユニット4のモータ4.1と接続されている。静止状態では各切換接点は端子aをノーマリクローズ端子bと接続する。操作の際に、各切換接点は端子aを閉鎖端子cと接続する。ノーマリクローズ端子bはそれぞれ主マイナス線路6.1と接続されており、ノーマリクローズ端子cはそれぞれモータプラス線路6.3と接続されている。安全接点エレメント12.2と13.2の端子dは制御線路6.4と接続されており、端子eは主プラス線路6.2に接続されている。
さらに操作装置2には通報装置10が装備されており、通報装置はここでは前置抵抗R1、R2、R3を備える発光ダイオード(LED)の形の3つの表示灯11.1、11.2、11.3を有する。ここで第1の表示灯11.1は前置抵抗R1を介して制御線路6.4および主マイナス線路6.1と接続されており、LEDのカソードは主マイナス線路6.1に接続されている。第2の表示灯11.2のカソードは前置抵抗R2を介して主マイナス線路6.1に接続されており、アノードはモータプラス線路6.3に接続されている。第3の表示灯11.3のアノードは前置抵抗R3を介して主プラス線路6.2に接続されており、カソードはモータプラス線路6.3に接続されている。
モータ4.1を所望の運動方向でスイッチオンするために第1または第2の操作ユニット12、13が操作されると、それぞれの安全接点エレメント12.2、13.2は安全切換エレメント15をスイッチオンし、その安全切換接点15.1は主プラス線路6.2をモータプラス線路6.3と接続する。これによりモータ接点エレメント12.1、13.1のノーマリオープン端子bは主プラス線路6.2の電位になり、モータ4.1がスイッチオンされ、それぞれの安全接点エレメント12.2、13.2が操作されている間、第1の表示灯11.1が点灯する。したがって第1の表示灯11.1は安全接点エレメントの機能性を通知する。押した操作ユニット12、13が開放されると、第1の表示灯11.1は消灯しなければならない。消灯しない場合、第1の表示灯は最初のエラー、すなわち操作された安全接点エレメント12.2、13.2がスイッチオフされていないことを通知する。第1の表示灯11.1がまったく点灯しない場合、これは、操作された安全接点エレメント12.2、13.2が機能していないことを通知する。したがって第1の表示灯11.1は安全接点エレメント12.2、13.2の機能とエラーの表示に用いられ、ファーストフェイルセーフ機能に貢献する。
モータプラス線路6.3が主プラス線路6.2の電位になると直ちに、第2の表示灯11.2が点灯する。したがって第2の表示灯11.2は、安全スイッチエレメント15の機能性の表示に用いられる。安全接点エレメント12.2、13.2が操作されたにもかかわらず第2の表示灯11.2が点灯しないと、第2の表示灯11.2は安全スイッチエレメント15の最初のエラーを通知し、同様にファーストフェイルセーフ機能に貢献する。
第3の表示灯11.3の前置抵抗R3はとくに高抵抗である。第3の表示灯11.3は点灯の際にモータ接点エレメント12.1、13.1の故障と通知する。これはたとえば、モータ接点エレメント12.1、13.1のそれぞれの切換器が焼き付きまたは溶着し、開放しない場合である。この場合操作装置2が操作されない状態でも、モータプラス線路6.3が故障のため閉鎖されたモータ接点エレメント12.1、13.1を介して、モータ線路7を介して接続されたモータ4.1に接続され、別のモータ接点エレメントが主マイナス線路に(モータ4.1の内部抵抗を介して)接続される。このようにして第3の表示灯11.3がスイッチオンされ、最初のエラーを表示する。この場合、モータを流れる電流はモータを起動できないほど小さい。
図3は本発明の家具駆動部1の第2の実施例の回路図を示す。図2の第1の実施例との相違は、ここでは安全スイッチエレメント15が電源端子5を基準にして電圧源8に前置接続された電源スイッチユニット16内に配置されており、安全スイッチエレメント15の励磁の際に、電圧源8が第2の安全切換接点15.2により電源端子と接続されることである。安全切換接点15.2はここでは2極に構成されている。安全スイッチエレメント15はここでも安全装置9を形成する。電源スイッチユニット16は無電源回路として図示されている。電源端子5が電圧源8から分離されると、安全スイッチエレメント15を励磁するためのエネルギーが存在しないから、電源端子5と常時接続された補助電圧トランス17.2を備える補助電圧源17が配置されている。しかし補助電圧源17はバッテリーおよび/または電池とすることもできる。補助電圧源17は直流電圧(ここではブリッジ整流器と平滑化コンデンサにより)を送出し、その負極は安全スイッチエレメント15、第2の表示灯11.2のLEDのカソード、および接続線路6の補助マイナス線路6.5に接続されている。第2の表示灯11.2はここでは電源スイッチユニット16内に配置されているが、操作装置2に配置することもできる。補助電圧源17のプラス極は、補助プラス線路6.6を介して接続線路6の主プラス線路6.2に接続されている。したがって主プラス線路6.2は補助プラス線路6.6の電位を常に導く。安全スイッチエレメント15の励磁端子または制御端子は制御線路6.4と接続されている。モータプラス線路6.3は設けられていない。主プラス線路6.2と主マイナス線路6.1は安全スイッチエレメント15により接続可能だからである。
操作装置2の操作ユニット12、13は、第1の実施例のように構成されている。それらの端子は接続ケーブル6に以下のように接続されている。モータ接点エレメント12.1、13.1の端子aはモータ線路7と接続されている(図2と同様)。端子bも第1の実施例と同じように主マイナス線路6.1に接続されている。しかし端子cは主プラス線路6.2に接続されている。安全接点エレメント12.2、13.2の端子dはともに制御線路6.4に接続されており、端子eは主プラス線路6.2と補助プラス線路6.6に接続されている。
操作ユニット12、13が操作されると、それぞれの安全接点エレメント12.2、13.2が主プラス線路6.2上の補助プラス線路6.6の電位によって安全スイッチエレメント15をスイッチオンし、安全スイッチエレメント15は電圧源8を電源端子5に接続する。すると主プラス線路6.2が電圧源8の電位を導き、この電位がそれぞれ操作されたモータ接点エレメント12.1、12.2によりモータ4.1に導かれ、モータを運動させる。
第1の表示灯11.1(LEDとして構成された表示灯)のカソードは、第2の実施例では主マイナス線路6.1に接続されており、アノードは前置抵抗R1を介して主プラス線路6.2に接続されている。この表示灯は、安全スイッチエレメント15が操作されてスイッチオンされると点灯する。この表示灯が操作の際に点灯しないと、安全スイッチエレメント15の最初のエラーが通知される。
第2の表示灯11.2も操作の際に点灯し、操作の際に点灯しないことは安全接点エレメント12.2、13.2の故障を指示する。
第3の表示灯11.3のアノードは、モータ線路7の間に接続されたダイオードユニット14に前置抵抗R4を介して接続されており、カソードは補助マイナス線路6.5に接続されている。ダイオードユニット14は第1のダイオード14.1と第2のダイオード14.2を有し、それらのカソードがともに接続されており、それらのアノードはそれぞれモータ線路7に接続されている。カソードは第3の表示灯11.3に接続されている。モータ4.1のスイッチオンの際、すなわち操作されると、第3の表示灯11.3が点灯する。操作したにもかかわらずこれが点灯しないと、これによりモータ接点エレメントの最初のエラーが通知される。第3の表示灯11.3が操作ユニット12、13のリリース後にも点灯し続けると、これによって以前に操作されたモータ接点エレメント12.1、13.1のノーマリオープン接点a/cが固着していることを通知する。
図4は本発明の家具駆動部1の第3の実施例を示す。ここではファーストフェイルセーフ機能付き家具駆動部1がダイレクト回路により有利で簡単な構造を有している。
第1および第2の実施例との相違は、接続線路6が主マイナス線路6.1と主プラス線路6.2だけを有していることであり、これらは(図2で説明した)電圧源8から給電される。
第1および第2の実施例とのさらなる相違は、安全装置9が操作ユニット12、13の安全接点エレメント12.2、13.2によってそれぞれ形成されていることである。
第1および第2の実施例では、モータ4.1のモータ電流がモータ接点エレメント12.1、13.1を介して流れ、安全接点エレメント12.2、13.2には安全スイッチエレメント15のための制御電流しか印加されないが、第3の実施例では、安全接点エレメント12.2、13.2にもモータ電流が印加される。なぜなら安全接点エレメントはそれぞれ対応するモータ接点エレメント12.1、13.1のノーマリオープン接点a/cと直列に接続されているからである。ここで端子aは、第1および第2の実施例と同じようにモータ線路7と接続されており、解法端子bは主マイナス線路6.1と接続されている。モータ接点エレメント12.1、13.1のノーマリオープン接点cは、対応する安全接点エレメント12.2、13.2の端子dとそれぞれ接続されており、ノーマリオープン接点eは主プラス線路6.2に接続されている。
第1の表示灯11.1(LED)のカソードは、ダイオードユニット14の第3のダイオード14.3のアノードに直列に接続されており、第3のダイオード14.3のカソードは第1の安全接点エレメント12.2の端子dと、第2の安全接点エレメント13.2の端子dに接続されている。第1の表示灯11.1のアノードは、供給電圧の半分の電圧に高抵抗の分圧器R5、R6を介して接続されており、この分圧器は主マイナス線路6.1と主プラス線路6.2の間に接続されている。
第2の表示灯11.2(LED)のアノードは、ダイオードユニット14の第4のダイオード14.4のカソードに直列に接続されており、第4のダイオード14.4のアノードは第1の安全接点エレメント12.2の端子dと、第2の安全接点エレメント13.2の端子dに接続されている。第1の表示灯11.1のカソードも同じように供給電圧の半分の電圧に高抵抗の分圧器R5、R6を介して接続されている。
操作ユニット12、13の操作の際に、第2の表示灯11.2は操作が継続している間、機能監視のために点灯する。モータ接点エレメント12.1、13.1が故障すると(ノーマリオープン接点a/cの固着、溶着等)、操作のリリース後もモータ4.1の内部抵抗を介して負の電位が第3のダイオード14.3のカソードに印加され、これにより第1の表示灯11.1がモータ接点エレメント12.1、13.1の最初のエラーを通知する。安全接点エレメント12.2、13.2が故障すると(ノーマリオープン接点d/eの固着、溶着等)、操作のリリース後も主プラス線路6.2の正の電位が閉鎖された接点を介して第4のダイオード14.4のアノードに印加される。そして第2の表示灯11.2が点灯し、安全接点エレメント12.2、13.2の最初のエラーを通知する。ここでモータを流れる電流は、モータを回転させる剥離トルクを形成できないほど小さく、したがってモータは運動しない。
モータ接点エレメント12.1、13.1、安全接点エレメント12.2、13.2、安全スイッチエレメント15および/または安全スイッチ接点15.1の最初のエラーが家具駆動部の制御できない運動を引き起こすようなことはなく、エラーは直ちに通知される。これにより、ダイレクト回路でのファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動部1が達成される。
図5には、本発明の家具駆動部1の第4の実施例の回路図が示されている。
この例では安全スイッチエレメント15が、図3の第2の実施例と同じように、電源端子5を基準にして電圧源8に前置接続された電源スイッチユニット16内に配置されている。第2の実施例との相違は、ここでは補助電圧源17が、たとえば再充電可能なバッテリー(アキュムレータ)および/または大容量のコンデンサとして構成されていることである。補助電圧源17のプラス極は第1の保護ダイオード23を介して補助プラス線路6.6に接続されており、マイナス極は主マイナス線路6.1と接続されている。保護ダイオード23は、一方では誤極性の保護のために、他方では一般的に補助電圧より高い主プラス線路6.2の電圧から保護するために用いられる。第2の実施例とのさらなる相違は、主プラス線路6.2が第2の保護ダイオード24を介して補助プラス線路6.6に接続されていることであり、第2の保護ダイオード24のアノードが主プラス線路6.2に接続されている。したがって補助プラス線路6.6は補助電圧の電位を常に導く。電圧源8がスイッチオンされると、補助プラス線路6.6が第1の保護ダイオード23のカソードまで補助電圧の電位を導き、カソードの後方では第2の保護ダイオード24の通過電圧だけ主プラス線路6.2の電位が低減される。
第4の実施例でも、電源スイッチユニット16に配置された第2の表示灯11.2のLEDのカソードは補助マイナス線路6.5および主マイナス線路6.1と接続されている。安全スイッチエレメント15は第2の実施例と同じように、励磁端子および制御端子、ならびに制御線路6.4と接続されている。ここでもモータプラス線路6.3は設けられていない。主プラス線路6.2と主マイナス線路6.1が安全スイッチエレメント15により接続可能だからである。
操作装置2の操作ユニット12、13は、第2の実施例のように構成されている。それらの端子は接続ケーブル6に以下のように接続されている。モータ接点エレメント12.1、13.1の端子aはモータ線路7と接続されている(図2および図3と同様)。端子bは第1および第2の実施例と同じように、主マイナス線路6.1に接続され、端子cは主プラス線路6.2に接続されている。安全接点エレメント12.2、13.2の端子dはともに制御線路6.4に接続されており、端子eは第2の実施例とは異なり補助プラス線路6.6に接続されている。
操作ユニット12、13が操作されると、それぞれの安全接点エレメント12.2、13.2が補助プラス線路6.6上の電位によって安全スイッチエレメント15をスイッチオンし、この安全スイッチエレメント15が電圧源8を電源端子5に接続する。すると主プラス線路6.2が電圧源8の電位を導き、この電位がそれぞれ操作されたモータ接点エレメント12.1、13.1によりモータ4.1に導かれ、モータを運動させる。同時に主プラス線路6.2の電位が第2の保護ダイオード24を介して補助プラス線路6.6に印加され、それぞれ閉成された安全接点エレメント12.2、13.2を介して安全スイッチエレメント15に導かれる。このことは、補助電圧源17が安全スイッチエレメント15のスイッチオン状態を投入するのに十分なわずかな容量を有していれば良く、スイッチオン状態を維持するまでの容量を必要としない点で有利である。したがって構造空間の小さい補助電圧源17を使用することができる。
第1の表示灯11.1(LEDとして構成された表示灯)のカソードは、この第4の実施例では主マイナス線路6.1に接続されており、アノードは前置抵抗R1を介して主プラス線路6.2に接続されている。この表示灯は、安全スイッチエレメント15が操作されてスイッチオンされると点灯する。この表示灯が操作の際に点灯しないと、安全スイッチエレメント15の最初のエラーが通知される。
第2の表示灯11.2も操作の際に点灯し、操作の際に点灯しないことは安全接点エレメント12.2、13.2の故障を指示する。
図6は、本発明の家具駆動部1の第5の実施形態の回路図である。ここでは操作装置2が少なくとも1つの安全操作装置25を有し、この安全操作装置25が少なくとも1つの第1の主安全接点エレメント25.1と機械的に結合されている。第1の主安全接点エレメント25.1の切換接点は電子機械的接点として構成されており、安全切換エレメント15.1が切り替わることにより、および/または少なくとも1つの主安全接点エレメント25.1のスイッチ位置が変化することにより安全装置9の状態または動作に影響を与える。
この第5の実施例では、少なくとも1つの主安全接点エレメント25.1がノーマリオープン接点として構成されており、主プラス線路6.2と接続されている。これは制御線路6.4を介して制御ブロック26に接続され、制御ブロック26はさらに安全切換エレメント15に接続されている。ここで制御ブロック26は遅延ブロック27と接続されており、遅延ブロック27は信号線路6.8を介してダイオードユニット14に、その端子が第1のダイオード14.1と第2のダイオード14.2のカソードに接続されるよう接続されている。さらに制御ブロック26は、別の信号発生器を接続するために付加入力端29を有する。これはたとえばモータ4.1の図示しない過電流遮断回路である。
主安全接点エレメント25.1はいわゆるスタータキーとして接続される。このスタータキーはモータ4.1の操作の前に操作される。スタータキーまたは主安全接点エレメント25.1を押すと、制御ブロック26がON動作状態に切り替わり、安全切換エレメント15、たとえば第1の実施例のようにリレーをスイッチオンする。そして安全切換エレメント15は主マイナス線路6.1をモータマイナス線路6.7に接続する。次に操作ユニット12、13を介してモータ4.1が所望の調整方向にスイッチオンされる。モータ4.1が遮断されると、信号が信号線路6.8を介して遅延ブロック27に伝送される。この遅延ブロック27は所定の時間の後、制御ブロック26をON動作状態からOFF動作状態にリセットする。このときに安全切換エレメント15が主マイナス線路6.1をモータマイナス線路6.7から分離する。付加制御入力端29を介して制御ブロック26をリセットすることも同様に可能である。別の実施形態では、遅延ブロック27が操作ユニット12、13の操作の際に、所定の時間の後、制御ブロック26をON動作状態からOFF動作状態に直接リセットする。
制御ブロック26には図示しない変形実施形態では、いわゆるTフリップフロップが設けられている。このTフリップフロップは主安全切換エレメント25.1により、最初の操作によってスイッチオンされ、2回目の操作によってスイッチオフされる。
第2の表示灯11.2は、モータマイナス線路6.7に電圧が掛っていることを通知する。これの意味するのは、主安全切換エレメント25.1が遮断されている場合、安全切換エレメント15または制御ブロック26がエラーを有していることである。
第3の表示灯13.1は、モータ4.1が運転するときまたはモータ線路に電圧が導かれるときに点灯する。操作ユニット12、13が操作されず、安全切換エレメント15がまだスイッチオンされていない場合、この点灯は操作ユニット12、13のエラーを通知する。
さらに遅延ブロック27だけが制御ブロック26のリセットを実施できるようにすることも可能である。これは図7の第6の実施例に示されている。ここでは遅延ブロック27が信号処理部28を有し、信号処理部28は信号線路6.8の信号をモータ4.1のスイッチオンの際に、モータ4.1のスイッチオン(またはスイッチオフ)で遅延時間が開始されるように処理する。もちろん時間遅延の他の変形例も考えられる。第4の表示灯11.4は遅延ブロック27のスイッチオンされた状態を通知し、遅延ブロックのエラーを、モータ4.1の操作後に持続点灯することにより、または操作の際に点灯しないことにより指示することができる。
図8は本発明の家具駆動部1の第7の実施例を示し、ここでは、2つの主安全接点エレメント25.1と25.2が設けられており、回路技術的に安全切換エレメント15(ここではリレー15.1)の少なくとも1つの安全切換接点K2と接続されている。第1の主安全接点エレメント25.1は少なくとも1つの安全切換接点K2の接点を形成し、一方、第2の主安全接点エレメント25.2の操作中に少なくとも1つの安全切換接点15.2は再び開放する。ここで2つの主安全接点エレメント25.1と25.2はキースイッチとして構成されており、少なくとも1つの安全切換接点15.2とともに自己保持部に接続している。ノーマリオープン接点としての第1の主安全接点エレメント15.1とスタータキーが自己保持部を作動させ、少なくとも1つの安全切換接点K2をその静止位置からスイッチオン状態に留まるよう切り換える。このことは、第1の主安全接点エレメント25.1が主マイナス線路6.1をリレー15.1と接続し、リレー15.1が別の制御線路6.4’と、第2の主安全接点エレメント25.2の閉じている開放接点を介して主プラス線路6.2に接続され、吸着することにより行われる。この実施形態によれば、第2の主安全接点エレメント25.2は、リレー15.1の自己保持部を押圧することにより再びリフトアップし、少なくとも1つの安全切換接点K2が再び静止状態に移行する。
オプションとして遅延ブロック27は付加的にまたは単独で自己保持部を、モータマイナス線路6.7との接続線路31を介して、および制御線路6.4に接続された接続ダイオード30を介して形成する。スタータキー25.1を押すと、安全切換接点K2が閉成し、遅延ブロック27が接続線路31を介してモータマイナス線路6.7の電位を制御線路6.4に印加し、これによりリレー15.1が吸着されたままとなる。同時に、所定の時間後にこの自己保持部の接続を遮断する遅延が開始され、これによりリレー15.1は再び降下する。表示灯11.2と11.3についてはすでに上に説明した。
図9の第8の実施形態では、第3の主安全接点エレメント25.3としてノッチ式スイッチが設けられており、これはたとえば回転スイッチまたはスライドスイッチとしても構成され、係止する切替位置を有する。ノッチ式スイッチの接点は、安全切換接点15またはここに図示されたリレー15.1と接続されているか、または少なくとも1つの安全切換接点を形成する。ノッチ式スイッチは異なる実施例では、手動で直接またはコードプラグまたはキーの形の補助工具を使用してのみ操作することができる。
表示灯11.2は、安全切換接点K2が閉じており、モータプラス線路6.3に電圧が印加されているときに点灯する。モータ4.1がスイッチオンされると、表示灯11.2が比較的に弱く点灯する。安全切換接点K2が開放すると、表示灯11.2は消灯する。
表示灯11.3は点灯により、操作ユニット12、13のエラーを通知する。安全切換接点K2が開放するとき、操作ユニット12、13の粘着する接点が主マイナス線路6.1の負の電位をモータ4.1のモータ巻線を介して表示灯11.3のカソードに印加し、これをスイッチオンする。なぜならアノードは抵抗R3を介して主プラス線路6.2の正の電位に接続されているからである。
本発明は、上記の実施例に基づく説明によって限定されるものではない。本発明は従属請求項の範囲で変形することができる。
たとえば第4の表示灯は供給電圧表示部として操作装置2内に配置することができ、電源に接続されたときに点灯しないことによって安全エレメント21、22の故障を指示する。
通報装置10の表示灯11.1〜11.3は多色LEDとして構成することもできる。たとえば点滅回路が集積されたLEDを使用すれば、点滅機能をエラー表示のために使用することができる。
第1の実施例の安全スイッチエレメント15を操作装置2に配置することも考えられる。この場合、電圧供給部はプラグ電源部である。このようにして給電ユニット3のハウジングが別個になるのを回避できる。
操作装置2に、過負荷の際にモータを遮断する過電流遮断器を配置することもできる。もちろんこのような過電流遮断器は、給電ユニット3および/またはモータの運転時にモータ電流を導く電流線路中の他の適切な個所に配置することもできる。
安全接点エレメント12.2、13.2も切換器として構成することができ、これにより調整機能を同時に操作した場合に危険となる個々の駆動部4を互いにロックすることができる。
操作装置2にロックキーまたは適切なロック機能を設けることも考えられ、これにより安全接点エレメント12.2、13.2の電圧供給を遮断することができる。
もちろん操作装置2の照明を、たとえば発光ダイオードにより行うこともできる。
安全スイッチエレメント15はリレーではなく半導体スイッチであっても良い。第3の実施例(図4参照)の安全装置9として安全接点エレメント12.2、13.2が、制御bのための機械的閉鎖接点とモータ電流のための電力半導体スイッチとの組合せであることも考えられる。
もちろん操作装置2にバッテリーまたはアキュムレータの形態のさらなる電圧源を設けることもでき、これにより前記の非常停止機能が得られる。
ベッド下照明のような付加的照明のためにさらなる端子を、たとえばX接続器により接続線路6に設けることができる。
いわゆるケアLEDを給電ユニット3に組み込むこともでき、これにより操作装置2への線路を節約することができる。このケアLEDは、操作装置の操作の際に点灯するか、点灯しないか、点滅するか、またはその色を変化する等によりエラーを指示する。
さらに通報装置10の通報エレメント11を評価ユニットによって制御することも可能である。この評価ユニットは、ダイオードゲート(ダイオードユニット14参照)、論理ゲート、コントローラ等として構成することができ、種々の線路の電圧状態および/または電流状態を評価し、前もって設定可能な目標値または目標状態等と比較し、結果に対応して通報エレメント11をスイッチオン/オフ、点滅および/または色変化させる。
安全接点エレメント12.2、13.2の実施形態ではこれが可動の炭素接点、可動の金属接点、または可能のフォイル接点を有し、これが操作ユニットと機械的に結合していて、手動で操作することができる。それぞれの可動の接点は固定の接点と接続することができ、固定の接点は炭素接点または金メッキ接点であり、導体路基板またはフレキシブル基板またはフレキシブルシートに結合している。
冒頭に述べた安全装置9または通報装置10は一般的に見て家具駆動部1の構成部分であり、安全装置9および/または通報装置10は好ましい実施形態では家具駆動部1のただ1つのコンポーネントに、または異なるコンポーネントに別個に配置することができる。いくつかの構成はすでに冒頭に詳細に述べたが、まとめると安全装置9および/または通報装置10は家具駆動部1のコンポーネントに組み込むことができ、コンポーネントの少なくとも1つと導電接続することができ、家具駆動部1のコンポーネントは給電ユニット3、分配器18、操作装置2および/または駆動ユニット4から形成されている。
冒頭に述べた過電流遮断器は、別の実施形態によれば安全装置9と接続された電気出力端を有する。各駆動ユニット4が1つの過電流遮断器と接続することができるが、1つの過電流遮断器が複数の駆動ユニット4または好ましくは1つの駆動ユニット4だけに接続することもできる。駆動ユニット4の電流消費が過剰の場合または給電ユニット3の電流取り出しが過剰の場合、家具の機械的故障、または家具駆動部1の電気的および/または機械的故障が存在している。過電流遮断器は、測定抵抗およびこれに接続された閾値スイッチと増幅器の形で電流測定部を有しており、過剰の電流を識別し、電気信号を安全装置9および/または通報装置10に送出する。ここでは通報装置10が前に述べたケアLEDと電気接続しているか、またはケアLEDによって形成されている。
安全装置9の別の実施形態では、安全装置が遮断器接点を制御する。この制御される遮断器接点は電気機械的リレーまたは電子半導体スイッチとして構成することができ、制御される遮断器接点の接点または半導体層を介して給電ユニット3の入力または出力のエネルギー伝達を行い、各駆動ユニットの入力のエネルギー伝達を行うことができる。安全装置9が故障を検知すると、安全装置は制御される遮断器接点を開放または非導通状態に切り換え、少なくとも1つの駆動ユニット4への電流を遮断するかまたは最小にする。別の実施形態では、制御される遮断器接点が手動操作可能な遮断器接点として構成されており、別の実施形態によれば操作装置2のハウジングまたはケーブルによって操作装置と接続された別個のハウジングに組み込まれている。この場合、手動操作可能な遮断器接点は非常スイッチ/キーの形態で開放器として構成されている。制御される遮断器接点は、手動で可逆的、電気的に可逆的、または非可逆的な遮断器接点として構成することができる。これにより故障が発生し検知されると、少なくとも1つの駆動ユニット4が始動しないことが保証される。上に述べた故障発生のための表示形式に加えて、モータ4.2または調整ユニットまたは駆動ユニット4が始動しないことを故障の指示または通知と理解することもできる。
上に述べた分配ユニット18は、前の実施例ではT型分配器として記述された。このT型分配器は、もっとも簡単な場合には3つの電気端子を有し、これらは固定のケーブル端子および/または差込み可能なプラグ端子として構成することができる。ここで端子は、給電ユニット3、操作装置2、および駆動ユニット4と電気的に接続されている。別の実施形態によれば、家具駆動部1は複数の駆動ユニット4および/または複数の給電ユニット3および/または複数の操作装置2を有することができる。すべての駆動ユニット4、給電ユニット3および操作装置2は、ただ1つの分配ユニット8により電気的に互いに接続することができる。別の実施形態によれば複数の分配ユニット18が設けられており、これらは複数の駆動ユニット4、給電ユニット3および操作装置2と電気的に接続されている。もっとも簡単な実施形態では少なくとも1つの分配ユニット18が設けられており、これが家具または家具駆動部1のコンポーネントに設置されるかまたはその中に組み込まれている。別の実施形態では少なくとも1つの分配ユニット18を、給電ユニット3、電圧源8、操作装置2または駆動ユニット4内に配置することができる。別の実施形態によれば、安全装置9および/または通報装置10が、給電ユニット3、電圧源8、操作装置2および/または駆動ユニット1内に配置されるか、またはこれらと電気的に接続されている。
すでに述べたように、種々の実施形態で家具駆動部1に複数の操作装置2を設けることができる。操作装置2は、ハンドスイッチまたは家具に固定的に取り付けられたスイッチパネル、または介護者だけがアクセスすることのできるスイッチ機器として構成することができる。ここで少なくとも1つの操作装置2が要介護人または病人に対して使用され、別の操作装置2は介護者だけに使用される。なぜならこの操作装置は、別の操作装置2とは空間的に別個に家具に配置されているからである。別の実施形態では、複数またはすべての操作装置2が機械的および/または電気的なキーロックを有することができる。機械的キーロックでは、機械的鍵を挿入することにより機器を電気的に接続することができる。電子的キーロックでは、キー操作の組合せにより、または磁気的キーカードを使用することによりロック機能を解除することができる。
冒頭に述べた給電ユニット3または電圧源8は、別の実施形態によれば電源網に依存する給電ユニット3または電源網に依存しない給電ユニット3として構成することができる。電源網に依存しない給電ユニット3は、前置接続された充電回路と接続されたバッテリーまたはアキュムレータを有する。電源網に依存する給電ユニット3は、いわゆるElコアトランス、リングコアトランス、または高周波トランスを備えるスイッチング電源の形の電子トランスを有することができる。給電ユニット3は別の実施形態ではコンセントに直接取り付けることができ、別の実施形態では気密なハウジングを有することができ、床に設置される据置機器として、および/または家具に取り付けるための組み込み機器として構成することができる。
主安全切換エレメント25.1は、ファーストフェイルセーフ主スイッチとして構成することもでき、この場合、接点が主マイナス線路6.1および/または主プラス線路6.2を直接切り換え、遮断する。
1 家具駆動部
2 操作装置
3 給電ユニット
4 駆動ユニット
4.1 モータ
5 電源端子
6 接続線路
6.1 主マイナス線路
6.2 主プラス線路
6.3 モータプラス線路
6.4、6.4’ 制御線路
6.5 補助マイナス線路
6.6 補助プラス線路
6.7 モータマイナス線路
6.8 信号線路
7 モータ線路
8 電圧源
8.1 主トランス
9 安全装置
10 通報装置
11 通報エレメント
11.1 第1の表示灯
11.2 第2の表示灯
11.3 第3の表示灯
12 第1の操作ユニット
12.1 第1のモータ接点エレメント
12.2 第1の安全接点エレメント
13 第2の操作ユニット
13.1 第2のモータ接点エレメント
13.2 第2の安全接点エレメント
14 ダイオードユニット
14.1 第1のダイオード
14.2 第2のダイオード
14.3 第3のダイオード
14.4 第4のダイオード
15 安全スイッチエレメント
15.1 第1の安全スイッチ接点
15.2 第2の安全スイッチ接点
16 電源スイッチユニット
17 補助電圧源
17.1 補助電圧トランス
18 分配ユニット
19 整流ブリッジ
20 平滑化コンデンサ
21 安全エレメント
22 一次フューズ
23 第1の保護ダイオード
24 第2の保護ダイオード
25 安全操作ユニット
25.1 第1の主安全接点エレメント
25.2 第2の主安全接点エレメント
25.3 第3の主安全接点エレメント
26 制御ブロック
27 遅延ブロック
28 信号処理部
29 付加制御入力端
30 第3の保護ダイオード
31 接続線路
a/b ノーマリクローズ接点
a/c ノーマリオープン接点
d/e ノーマリオープン接点
R1〜R7 抵抗

Claims (9)

  1. 少なくとも1つのモータ(4.1)を備える少なくとも1つの駆動ユニット(4)と、
    前記駆動ユニット(4)とは独立して設けられており、前記駆動ユニット(4)の各異なる操作のための少なくとも2つの操作ユニット(12、13)を備える少なくとも1つの操作装置(2)と、
    前記駆動ユニット(4)の給電のための少なくとも1つの給電ユニット(3)と、
    前記給電ユニット(3)と前記駆動ユニット(4)との接続を切り換え可能な少なくとも1つの安全装置(9)と、
    前記安全装置(9)のONおよびOFFを切り換えるための少なくとも1つの安全操作装置(25)と、
    前記操作装置(2)に設けられた、前記少なくとも2つの操作ユニット(12、13)および前記安全装置(9)の機能表示およびエラー表示のための通報装置(10)と、
    を有しており、
    前記通報装置(10)は、回路故障の発生を通知
    前記安全操作装置(25)の操作によって、前記安全装置(9)の自己保持状態が形成可能である、すなわち、前記安全装置(9)のON状態が保持可能であり、
    前記安全操作装置(25)は、少なくとも1つの第1の主安全接点エレメント(25.1)と少なくとも1つの第2の主安全接点エレメント(25.2)を有し、
    前記第1の主安全接点エレメント(25.1)は主マイナス線路(6.1)と、前記安全装置(9)のリレー(15.1)の一端との間に接続された切換接点であり、
    前記第2の主安全接点エレメント(25.2)は主プラス線路(6.2)と、前記安全装置(9)のリレー(15.1)の他端との間に接続された切換接点であり、
    前記第1の主安全接点エレメント(25.1)と前記第2の主安全接点エレメント(25.2)が、前記安全装置(9)とともに、前記自己保持状態を形成するための自己保持回路を形成する、
    ことを特徴とするファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  2. 前記少なくとも1つの操作装置(2)が、前記安全操作装置(25)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  3. 前記安全操作装置(25)が制御ブロック(26)を介して前記安全装置(9)と接続されており、
    前記制御ブロック(26)は、当該安全操作装置(25)の操作に応じて前記安全装置(9)のONおよびOFFを切り換える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  4. 前記制御ブロック(26)は、前記安全装置(9)のONおよびOFFを切り換えるためのON動作状態とOFF動作状態とを有する、ことを特徴とする請求項3に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  5. 前記制御ブロック(26)は遅延ブロック(27)により、所定の遅延時間をもってON動作状態からOFF動作状態に切り換わることができる、ことを特徴とする請求項4に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  6. 前記安全装置(9)の自己保持状態は、所定の遅延時間を伴って前記遅延ブロック(27)により形成される、ことを特徴とする請求項に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  7. 前記自己保持回路は、所定の遅延時間を伴って前記遅延ブロック(27)により形成される、ことを特徴とする請求項に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  8. 前記通報装置(10)は、互いに異なる回路故障の発生をそれぞれ示す複数の表示灯を有している、請求項1からのいずれか1項に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
  9. 前記回路故障は、接点における故障を含む、請求項1からのいずれか1項に記載のファーストフェイルセーフ機能付き電動家具駆動装置(1)。
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