JP5896256B1 - 液晶パネルの除電装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】搬送経路に沿って液晶パネルを連続的に搬送する搬送ユニットCD10と、搬送経路の方向に直交する方向に沿って搬送ユニットの上方に設けられ接地状態になり、搬送ユニットのフレームに設けられた第1保持機構CD21と第1保持機構によって保持される第1除電機構CD22とを備える第1除電ユニットCD20と、を含む液晶パネルの除電装置を開示する。【効果】この液晶パネルの除電装置によれば、除電過程で液晶パネル表面全体と接触でき、除電中に液晶パネルの搬送を停止する必要がなく、且つ、除電装置自体の構造が非常に簡単になる。【選択図】図3A

Description

本発明は、液晶パネルの除電装置に関する。
液晶ディスプレイは、フラットパネルディスプレイの一種として広く用いられている。そして、液晶パネルは、液晶ディスプレイの重要な部品である。液晶パネル製造における後期段階の工程において、偏光フィルム等の光学フィルムが、液晶パネルの両面に貼り付けられる。通常は、光学フィルムは、粘着剤層を介してキャリアフィルムが積層された形態で供給され、液晶パネルへの貼り付けに際して、粘着剤層を光学フィルム側に残した状態で該キャリアフィルムが剥離され、光学フィルムが粘着剤層を介して液晶パネルに貼り付けられる。しかしながら、光学フィルムの貼り付け過程およびキャリアフィルムの剥離過程で、キャリアフィルムの摩擦帯電および剥離帯電によって、液晶パネル全体が静電気を帯びることになる。この静電気帯電は、光学検査装置の正常な検査を妨害し、且つ、液晶パネルが静電によって破壊され、正常な生産稼動を影響する恐れがある。
特開2013−4274号公報には、生産工程中に、ディスプレイパネルを除電装置の下方に停止させ、除電装置の導電性部材とディスプレイパネルに貼り付けられた機能性シートの端部とを所定時間だけ接触させることによって、前の工程で生じた静電気帯電を除去する技術が提案されている。
また、特開2012−3897号公報には、除電ブラシと基板の端子電極部を接触させて、静電気帯電を除去する技術が提案されている。具体的に述べると、生産ラインにおいて、例えば液晶パネルを除電装置の手前の位置で停止させてから、除電ブラシを移動させる移動機構によって、基板表面と傾斜するように、除電ブラシを端子電極部と接触させ、静電気を除去し、基板の回路部品の破壊を防止する。
しかしながら、上述の従来の技術には、以下のような問題が存在する。まず、除電中に、除電部材がパネルの一端部或は端子電極部のみに接触するため、接触面積が制限を受け、パネル表面全体における静電気帯電を効果的に除去できない。また、除電中にパネルの搬送を停止させ、停止されたパネルにおいて除電を行うものであり、除電過程自体にもある程度の時間が掛かるため、生産ラインの稼動率が低下する。さらに、上記のような除電装置は、除電部材を正確に目標位置まで移動させるための移動機構及び位置合わせ機構が必要であるため、除電装置自体の構造が複雑になり、生産コストが高くなる。
本発明は、上記問題に鑑みて得られたものであり、除電過程において液晶パネル表面全体と接触でき、除電中に液晶パネルの搬送を停止する必要がなく、且つ、除電装置自体の構造が非常に簡単である除電装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る液晶パネルの除電装置は、搬送経路に沿って液晶パネルを連続に搬送する搬送ユニットと、該搬送ユニットの上方において該搬送経路の方向に直交する方向に配置された接地状態の第1除電ユニットと、を含み、該第1除電ユニットが、搬送ユニットのフレームに設けられた第1保持機構と、該第1保持機構によって保持される第1除電機構とを備える。
本発明のこの態様に係る液晶パネルの除電装置よれば、除電過程で搬送中の液晶パネルの表面全体と接触でき、且つ、その構造が非常に簡単で、コストの低下に有利である。
本発明の他の態様に係る液晶パネルの除電装置は、一対の第2除電ユニットをさらに含み、一対の該第2除電ユニットの各々が、前記第1保持機構と直交するように第1保持機構に設けられた第2保持機構と、該第2保持機構によって保持される第2除電機構とを備え、該第2除電機構が液晶パネルの搬送経路の方向に沿う両側の端子領域のそれぞれと接触するように配置される。
本発明のこの態様に係る液晶パネルの除電装置よれば、除電過程において、液晶パネルの搬送経路の方向に沿う両側の端子領域との接触面積および接触時間が大幅に増加されるため、搬送中の液晶パネルに対する充分な除電が確保できる。
本発明の好ましい態様によれば、液晶パネルの除電装置においては、一対の第2除電ユニットは、液晶パネルの幅方向に沿った前記第1除電ユニットへの固定位置を調整できるように設けられる。
このように構成された液晶パネルの除電装置によれば、サイズの異なる液晶パネルに応じて液晶パネルの幅方向に第2除電ユニットの位置を設置でき、様々な型式及びサイズの液晶パネルの除電に柔軟に対応できる。
本発明の他の好ましい態様による液晶パネルの除電装置は、液晶パネルの生産ラインにおいて、光学フィルム貼付装置の後で、且つ、光学検査装置の前に設けられる。
このように配置された液晶パネルの除電装置によれば、除電装置を光学フィルム貼付装置の後に設置することで、除電装置で生じた異物が光学フィルムの貼り付けに不都合を与えることを防止し、且つ、除電装置が光学検査装置の前に設けられることで、光学検査装置の検査に対する静電気の影響を除去する。
以上述べた通り、本発明の液晶パネルの除電装置によれば、除電過程において液晶パネル表面全体と接触でき、除電中に液晶パネルの搬送を停止する必要がなく、且つ、除電装置自体の構造が非常に簡単になる。
本発明に係る液晶パネルの除電装置が適用される液晶パネル生産ラインの概略図である。 除電される液晶パネルの概略図であり、平面図である。 除電される液晶パネルの概略図であり、側面図である。 液晶パネル除電装置の概略図であり、斜視図である。 液晶パネル除電装置の概略図であり、側面図である。 液晶パネル除電装置の概略図であり、平面図である。 第1除電ユニットが除電を行う状態を示す概略図である。 第2除電ユニットが除電を行う状態を示す概略図である。 第1除電機構の概略図である。 第2除電機構の概略図である。 液晶パネルの幅方向に沿って第2除電ユニットの位置調整を行う構成を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の具体的な実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を説明するための実施例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明に係る液晶パネルの除電装置が適用される液晶パネル生産ラインの概略図である。図1に示すように、本実施形態において、除電装置が適用される液晶パネルの生産ラインは、液晶パネル供給部Aと、液晶パネル搬送経路Bと、第1光学フィルム搬送経路Cと、第2光学フィルム搬送経路Dと、液晶パネル集積部Eとを備える光学フィルム貼付システムである。液晶パネル搬送経路Bは、液晶パネル供給部Aに直列するように接続されてメイン搬送経路を構成する。メイン搬送経路から搬送されてくる液晶パネルは、液晶パネル集積部Eに一応集積されてから、続いて下流工程に搬送される。
液晶パネル搬送経路Bは、第1光学フィルムを液晶パネルの一面に貼り付ける第1光学フィルム貼付部5と、該第1光学フィルム貼付部5の下流側に設けられ、一面に光学フィルムが貼り付けられた液晶パネルを旋回及び反転させる液晶パネル旋回反転部7と、該液晶パネル旋回反転部7の下流側に設けられ、第1光学フィルムの貼付位置を測定する第1光学フィルム貼付位置測定部8と、該第1光学フィルム貼付位置測定部8の下流側に設けられ、第2光学フィルムを液晶パネルに貼り付ける第2光学フィルム貼付部11と、該第2光学フィルム貼付部11の下流側に設けられ、両面に光学フィルムが貼り付けられた液晶パネルを反転させる液晶パネル反転部13と、該液晶パネル反転部13の下流側に設けられ、第2光学フィルムの貼付位置を測定する第2光学フィルム貼付位置測定部14と、該第2光学フィルム貼付位置測定部14の下流側に設けられ、光学フィルムが貼り付けられた液晶パネルに対して光学検査を行う液晶パネル検査部15と、を備える。
第1光学フィルム搬送経路Cは、第1光学フィルム搬送経路Cの最も上流側の位置に設けられ、第1光学フィルムを供給する第1光学フィルム供給部3と、該第1光学フィルム供給部3の下流側に設けられ、該第1光学フィルム供給部3から供給される第1光学フィルムを切断する第1光学フィルム切断部4と、第1光学フィルム搬送経路Cの最も下流側の位置に設けられ、第1光学フィルムの貼付が完了した第1キャリアフィルムを巻き取る第1キャリアフィルム巻取部6と、を備える。
第2光学フィルム搬送経路Dは、第2光学フィルム搬送経路Dの最も上流側の位置に設けられ、第2光学フィルムを供給する第2光学フィルム供給部9と、該第2光学フィルム供給部9の下流側に設けられ、該第2光学フィルム供給部から供給される第2光学フィルムを切断する第2光学フィルム切断部10と、第2光学フィルム搬送経路Dの最も下流側に設けられ、第2光学フィルムの貼付が完了した第2キャリアフィルムを巻き取る第2キャリアフィルム巻取部12と、を備える。
また、当該光学フィルム貼付システムは、下流側装置に繋がっている。ここで、下流側装置としての液晶パネル製造装置は、例えば、液晶パネル駆動チップの装着装置である。
本実施形態においては、液晶パネルの除電装置は、液晶パネル搬送経路Bにおいて、第2光学フィルム貼付部11の後で、且つ液晶パネル検査部15の前に設置される。好ましくは、液晶パネルが液晶パネル検査部15に入る直前である液晶パネル検査部15寄りの箇所に設置される。除電装置を第2光学フィルム貼付部11の後に設置することで、除電装置で生じた異物が光学フィルムの貼り付けに不都合を与えることを防止し、除電装置を液晶パネル検査部15の前に設置することで、液晶パネル検査部15の検査に対する静電気帯電の影響を除去することができる。好ましくは、除電装置を液晶パネルが液晶パネル検査部15に入る直前である液晶パネル検査部15寄りの箇所に設置することで、液晶パネル検査部15に対する静電気の影響を最大限に減少させることができる。
図2は、本実施形態で除電される液晶パネルの概略図であり、図2Aは液晶パネルの平面図、図2Bは液晶パネルの側面図である。液晶パネルは、第1基板と第2基板を備え、セル化された構成であり、第1基板は、例えば下方に位置するアレイ基板であり、第2基板は、例えば上方に位置するカラーフィルタ基板である。図2A、2Bに示すように、第1基板は第2基板よりもやや大きく、セル化された後、第1基板において、その上方を覆う第2基板から外側へ露出した部分が、液晶パネルの端子領域を構成する。本実施形態において、液晶パネルの搬送方向に沿う方向を長さ方向とし、液晶パネルの搬送方向と直角の方向を幅方向とする。そのため、本実施形態において、液晶パネルは、2つの長さ方向の端子領域、および2つの幅方向の端子領域を有する。
図3は、液晶パネル除電装置の概略図であり、図3Aは斜視図、図3Bは側面図、図3Cは平面図、図3Dは第1除電ユニットが除電を行う状態を示す概略図、図3Eは第2除電ユニットが除電を行う状態を示す概略図である。図3A、3B、3Cに示すように、除電装置CDは、搬送ユニットCD10と、第1除電ユニットCD20を備える。
搬送ユニットCD10は、例えば、液晶パネル搬送経路Bの一部であり、搬送ユニットフレームCD11と搬送ユニットフレームCD11に取り付けられている搬送ローラCD12を含む。搬送ユニットフレームCD11は、接地線を介して接地されている。液晶パネルは、搬送ユニットCD10の上で搬送ローラCD12の回転によって、停止することなく連続的に搬送される。もちろん、搬送ローラの代わりに、搬送ベルト或いは搬送パレットなどを用いてもよい。
第1除電ユニットCD20は、搬送経路方向に直交する方向(つまり、液晶パネルの幅方向)に沿って搬送ユニットCD10の上方に設置され、液晶パネルの幅方向に沿って搬送ユニットフレームCD11に固定されている第1保持機構CD21及び第1保持機構CD21に保持されている第1除電機構CD22を含む。
第1保持機構CD21は、例えば、導電性の良好な金属ブラケットであり、ネジなどの締結機構によって搬送ユニットフレームCD11に固定され、搬送ユニットフレームCD11を介して接地状態になる。
図4Aに示すように、第1除電機構CD22は、第1導電ブラシCD221および第1導電ブラシホルダCD222から構成される。第1導電ブラシCD221は、導電率が108~1012Ω/□である導電性繊維材料からなり、第1導電ブラシホルダCD222の上部に同じ間隔で配列されているネジなどの締結機構によって金属からなる第1導電ブラシホルダCD222に挟まれる。そのため、第1導電ブラシCD221と第1導電ブラシホルダCD222は、電気的に接続されている。
図3Bに示すように、第1除電機構CD22は、ネジによって第1保持機構CD21に固定されている。そのため、第1導電ブラシCD221は、第1導電ブラシCD222、第1保持機構CD21、搬送ユニットフレームCD11を介して接地される。
第1導電ブラシCD221の長さは、実際の情況によって決められるものであるが、一般に400〜1200mm程度に設定される。図3Cに示すように、第1導電ブラシCD221の長さが液晶パネルの幅方向の長さよりも大きればよい。第1保持機構CD21における第1除電機構CD22の位置は、搬送中の液晶パネルがその幅全体の範囲内で第1除電機構CD22と接触できるように設定される。そのため、液晶パネルが搬送中に除電装置CDを通過する時、第1導電ブラシCD221は、液晶パネルの幅全体の範囲内の表面に接触する。図3Dに示すように、液晶パネルが搬送され除電装置を通過するにつれて、第1導電ブラシCD221は、液晶パネルの長さ方向の先端から液晶パネルと接触始まり、液晶パネルの長さ方向の末端から離れるまで接触を保持する。このため、液晶パネルが除電装置を通過する過程で、第1導電ブラシCD221は、液晶パネルの表面全体と接触でき、液晶パネルの表面および2つの幅方向の端子領域に存在する静電は、第1導電ブラシCD221、第1導電ブラシホルダCD222、第1保持機構CD21、搬送ユニットフレームCD11を介して流出することで除去される。
好ましくは、除電装置CDは、一対の第2除電ユニットCD30を備える。図3A、3B、3Cに示すように、一対の第2除電ユニットCD30が、それぞれ第1保持機構CD21に設けられ、液晶パネルの搬送方向に沿って延び、液晶パネルの長さ方向の2つの端子領域における静電気帯電を除去するものである。
一対の第2除電ユニットCD30の各々は、第2保持機構CD31および第2除電機構CD32から構成される。
第2保持機構CD31は、導電性の良好な金属ブラケットであり、図3Bに示すように、その一側がネジなどの締結機構によって第1保持機構CD21に固定され、液晶パネルの搬送方向へ延びる他側がネジなどの締結機構によって第2除電機構CD32に連結される。
第1除電機構CD22と同じく、第2除電機構CD32は、第2導電ブラシCD321と第2導電ブラシホルダCD322から構成される。第2導電ブラシCD321は、導電率が108~1012Ω/□である導電性繊維材料からなり、第2導電ブラシホルダCD322の上部に同じ間隔で配列されているネジなどの締結機構によって金属からなる第2導電ブラシホルダCD322に挟まれる。そのため、第1導電ブラシCD221と第1導電ブラシホルダCD222は、電気的に接続される。第2導電ブラシCD321の長さは、実際の情況によって決められるものであるが、一般に50〜300mm程度に設定され、液晶パネルの長さ方向の端子領域との間で十分な接触が確保できればよい。
図3Bに示すように、第2除電機構CD32はネジによって第2保持機構CD31に固定されている。そのため、第2導電ブラシCD321は、第2導電ブラシホルダCD322、第2保持機構CD32、第1保持機構CD21、搬送ユニットフレームCD11を介して接地される。
液晶パネルが除電装置を通過する時、図3B、3C、3Dに示すように、一対の第2導電ブラシがそれぞれに液晶パネルの長さ方向の2つの端子領域と接触し、液晶パネルの長さ方向の2つの端子領域中の静電気が第2導電ブラシCD321、第2導電ブラシホルダCD322、第2保持機構CD31、第1保持機構CD21、搬送ユニットフレームCD11を介して流出することで除去される。第2導電ブラシCD321が液晶パネルの搬送方向に沿って設置されるため、液晶パネルが除電装置を通過する時、第2導電ブラシCD321は液晶パネルの長さ方向の2つの端子領域と充分な接触面積および接触時間を確保できるので、搬送中の液晶パネルに対して充分に除電を行うことができる。
さらに好ましくは、図5に示すように、第2除電ユニットCD30は、液晶パネルの幅方向に沿って第1除電ユニットCD20上への固定位置を調整できるように設けられる。例えば、図3Cに示すように、第1保持機構CD21において第2保持機構CD31を固定するためのネジ穴を長手状に形成することで、液晶パネルの幅方向で第2保持機構CD31の固定位置が容易に調整できるようにする。また、例えば、第1保持機構CD21で規定された間隔で1列のネジ穴を形成し、第2保持機構CD31を固定するネジが異なるネジ穴と螺合することで、液晶パネルの幅方向で第2保持機構CD31の固定位置が調整できるようにしてもよい。
上記構造によれば、サイズの異なる液晶パネルに応じて液晶パネルの幅方向で第2除電ユニットCD30の位置を設置でき、様々な型号およびサイズの液晶パネルの除電に柔軟に対応できる。
以上、本発明の具体的な実施形態に対して例を挙げて説明をしたが、前述したように、以上の実施形態は、ただ本発明の部分的実施例を例示したものであり、本発明を制限するものではない。上記実施形態に基づいて創造的な労働なく得られる様々な変更は、全部本発明の保護範囲内に入るべきである。
CD10 搬送ユニット
CD11 搬送ユニットフレーム
CD12 搬送ローラ
CD20 第1除電ユニット
CD21 第1保持機構
CD22 第1除電機構
CD221 第1導電ブラシ
CD222 第1導電ブラシホルダ
CD30 第2除電ユニット
CD31 第2保持機構
CD32 第2除電機構
CD321 第2導電ブラシ
CD322 第2導電ブラシホルダ
A 液晶パネル供給部
B 液晶パネル搬送経路
C 第1光学フィルム搬送経路
D 第2光学フィルム搬送経路
E 液晶パネル集積部
3 第1光学フィルム供給部
4 第1光学フィルム切断部
5 第1光学フィルム貼付部
6 第1キャリアフィルム巻取部
7 液晶パネル旋回反転部
8 第1光学フィルム貼付位置測定部
9 第2光学フィルム供給部
10 第2光学フィルム切断部
11 第2光学フィルム貼付部
12 第2キャリアフィルム巻取部
13 液晶パネル反転部
14 第2光学フィルム貼付位置測定部
15 液晶パネル検査部

Claims (3)

  1. 搬送経路に沿って液晶パネルを連続的に搬送する搬送ユニットと、
    前記搬送ユニットの上方において前記搬送経路の方向に直交する方向に配置された接地状態の第1除電ユニットと、
    一対の第2除電ユニットと
    を備え、
    前記第1除電ユニットは、搬送ユニットのフレームに設けられた第1保持機構と、前記第1保持機構によって保持される第1除電機構とを備え
    前記一対の前記第2除電ユニットの各々は、前記第1保持機構と直交するように前記第1保持機構に設けられた第2保持機構と、前記第2保持機構によって保持される第2除電機構とを備え、
    前記第2除電機構が、前記液晶パネルの前記搬送経路の方向に沿う両側の端子領域のそれぞれと接触する
    ことを特徴とする液晶パネルの除電装置。
  2. 一対の前記第2除電ユニットは、前記液晶パネルの幅方向に沿った前記第1除電ユニットへの固定位置を調整できるように設けられることを特徴とする請求項に記載の液晶パネルの除電装置。
  3. 液晶パネルの生産ラインにおいて、前記除電装置は、光学フィルム貼付装置の後で、且つ、光学検査装置の前に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶パネルの除電装置。
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