JPH08184855A - 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法及び製造装置Info
- Publication number
- JPH08184855A JPH08184855A JP32759594A JP32759594A JPH08184855A JP H08184855 A JPH08184855 A JP H08184855A JP 32759594 A JP32759594 A JP 32759594A JP 32759594 A JP32759594 A JP 32759594A JP H08184855 A JPH08184855 A JP H08184855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- electrode wiring
- wiring terminal
- source electrode
- gate electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶パネル内部に静電気によって帯電した電
荷を除去して、帯電電荷によって発生する液晶の劣化な
どによる表示の線欠陥をなくす。 【構成】 液晶パネル１の周辺において露出したゲート
電極配線端子１８とソース電極配線端子１８に、揮発性
有機溶剤２２を滴下する吹き付けノズル２１を備えた構
成である。
荷を除去して、帯電電荷によって発生する液晶の劣化な
どによる表示の線欠陥をなくす。 【構成】 液晶パネル１の周辺において露出したゲート
電極配線端子１８とソース電極配線端子１８に、揮発性
有機溶剤２２を滴下する吹き付けノズル２１を備えた構
成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリクス型の液晶表
示装置の製造方法及び製造装置に関し、特に製造工程中
の液晶パネルと呼ばれるＴＦＴ（薄膜トランジスタ）ア
レイ基板と対向基板で液晶を挟持した状態での静電気に
よる表示品位の劣化及びＴＦＴ破壊の防止に関するもの
である。
示装置の製造方法及び製造装置に関し、特に製造工程中
の液晶パネルと呼ばれるＴＦＴ（薄膜トランジスタ）ア
レイ基板と対向基板で液晶を挟持した状態での静電気に
よる表示品位の劣化及びＴＦＴ破壊の防止に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】マトリクス型の液晶表示装置は、一般的
に、図５（ａ）に示すように、一方のガラス板からなる
基板１０上に複数のゲート電極配線１１と複数のソース
電極配線１２とを交差させ、この交差部にスイッチング
素子１３を設け、ガラス基板外周にゲート電極配線１１
とソース電極配線１２とを電気的に接続するショートリ
ング１４を形成し、図５（ｂ）に示すように、透明電極
１６を有する他方のガラス基板からなる対向基板１５を
一方のガラス基板１０に対向させ、この間に液晶１７を
挟持させ、この後、ショートリング１４を除去して液晶
パネル１を製造した後、液晶パネル１の点灯検査を行
い、周辺駆動ＩＣ、回路及びバックライトユニットなど
を装着して製造される。
に、図５（ａ）に示すように、一方のガラス板からなる
基板１０上に複数のゲート電極配線１１と複数のソース
電極配線１２とを交差させ、この交差部にスイッチング
素子１３を設け、ガラス基板外周にゲート電極配線１１
とソース電極配線１２とを電気的に接続するショートリ
ング１４を形成し、図５（ｂ）に示すように、透明電極
１６を有する他方のガラス基板からなる対向基板１５を
一方のガラス基板１０に対向させ、この間に液晶１７を
挟持させ、この後、ショートリング１４を除去して液晶
パネル１を製造した後、液晶パネル１の点灯検査を行
い、周辺駆動ＩＣ、回路及びバックライトユニットなど
を装着して製造される。
【０００３】ショートリング１４はゲート電極配線１１
とソース電極配線１２とを電気的に接続して、静電気に
よるＴＦＴの破壊や表示特性の劣化などを防止するもの
であるが、点灯検査工程から駆動ＩＣおよび回路の実装
工程の間は上記のようにショートリング１４が除去さ
れ、静電気の影響を受けやすい状態にあり、ゲート電極
配線１１およびソース電極配線１２および対向基板１５
と透明電極１６との間に電荷が滞留し、そのままの状態
が続くと液晶の閾値電圧が上記滞留部分のみ変化してＤ
Ｃ成分による液晶の焼き付きが生じて画面表示において
線欠陥を引き起こすことがある。
とソース電極配線１２とを電気的に接続して、静電気に
よるＴＦＴの破壊や表示特性の劣化などを防止するもの
であるが、点灯検査工程から駆動ＩＣおよび回路の実装
工程の間は上記のようにショートリング１４が除去さ
れ、静電気の影響を受けやすい状態にあり、ゲート電極
配線１１およびソース電極配線１２および対向基板１５
と透明電極１６との間に電荷が滞留し、そのままの状態
が続くと液晶の閾値電圧が上記滞留部分のみ変化してＤ
Ｃ成分による液晶の焼き付きが生じて画面表示において
線欠陥を引き起こすことがある。
【０００４】図６は、特開平５―３３０８５９号に示さ
れた静電気防止機構を有するアンローダ装置の斜視図で
ある。
れた静電気防止機構を有するアンローダ装置の斜視図で
ある。
【０００５】図において、１は液晶パネル、２はフォー
ク、３は窒素ガス、４はイオン発生器、５はイオン風、
６は液晶パネル１を収納するカセット、７は装置電源、
８は上記１〜７の構成になるローダ装置、９は洗浄装置
である。
ク、３は窒素ガス、４はイオン発生器、５はイオン風、
６は液晶パネル１を収納するカセット、７は装置電源、
８は上記１〜７の構成になるローダ装置、９は洗浄装置
である。
【０００６】上記構成において、洗浄装置９で洗浄され
た液晶パネル１は、電源７で起動されたローダ装置８の
フォーク２に載置し、フォーク２上の液晶パネル１をイ
オン発生器４の下をくぐらせてカセット６に収納する。
この時、窒素ガス３をイオン発生器４でイオン化して発
生したイオン風５が帯電した液晶パネル１にぶつかり、
帯電している電荷と逆極性のイオンは引き寄せられ、同
極性のイオンは反発し、引き寄せられたイオンによって
液晶パネルの電荷が中和されて静電気が除去される。
た液晶パネル１は、電源７で起動されたローダ装置８の
フォーク２に載置し、フォーク２上の液晶パネル１をイ
オン発生器４の下をくぐらせてカセット６に収納する。
この時、窒素ガス３をイオン発生器４でイオン化して発
生したイオン風５が帯電した液晶パネル１にぶつかり、
帯電している電荷と逆極性のイオンは引き寄せられ、同
極性のイオンは反発し、引き寄せられたイオンによって
液晶パネルの電荷が中和されて静電気が除去される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の液晶表示装置の製造法では、液晶パネル１に帯電
した静電気の除去にイオン発生器４から発生したイオン
風５を使用しており、液晶パネル１表面に帯電した静電
気の除去はできるが、ソース電極配線１２および対向基
板１５と透明電極１６との間の例に示されるように液晶
パネル内部に帯電した電荷を除去することができず、静
電気の除去が不完全なために静電気による線欠陥などに
よる表示品位の劣化や歩留りの低下を引き起こすといっ
た問題があった。
従来の液晶表示装置の製造法では、液晶パネル１に帯電
した静電気の除去にイオン発生器４から発生したイオン
風５を使用しており、液晶パネル１表面に帯電した静電
気の除去はできるが、ソース電極配線１２および対向基
板１５と透明電極１６との間の例に示されるように液晶
パネル内部に帯電した電荷を除去することができず、静
電気の除去が不完全なために静電気による線欠陥などに
よる表示品位の劣化や歩留りの低下を引き起こすといっ
た問題があった。
【０００８】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ショートリングが除去された後
の工程において、静電気によって液晶パネル内部に帯電
したを電荷を速やかに放電させ、部分的な帯電による線
欠陥の発生を防止し、表示品位および歩留りを向上する
ことができる液晶表示装置の製造方法及び製造装置を提
供することを目的とする。
ためになされたもので、ショートリングが除去された後
の工程において、静電気によって液晶パネル内部に帯電
したを電荷を速やかに放電させ、部分的な帯電による線
欠陥の発生を防止し、表示品位および歩留りを向上する
ことができる液晶表示装置の製造方法及び製造装置を提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
周辺において露出したゲート電極配線端子とソース電極
配線端子とを有する基板とこの基板に対向して配設され
た対向基板との間に液晶を封入した液晶封入部を有する
液晶パネルの上記ゲート電極配線端子およびソース電極
配線端子を揮発性有機溶剤で電気的に接続して、静電気
による電荷を除去する液晶表示装置の製造方法である。
周辺において露出したゲート電極配線端子とソース電極
配線端子とを有する基板とこの基板に対向して配設され
た対向基板との間に液晶を封入した液晶封入部を有する
液晶パネルの上記ゲート電極配線端子およびソース電極
配線端子を揮発性有機溶剤で電気的に接続して、静電気
による電荷を除去する液晶表示装置の製造方法である。
【００１０】請求項２に係る発明は、請求項１記載の液
晶表示装置の製造方法において、液晶パネルの搬送途中
に揮発性有機溶剤を滴下する滴下機構を設け、ゲート電
極配線端子およびソース電極配線端子に上記滴下機構か
ら上記揮発性有機溶剤を滴下するものである。
晶表示装置の製造方法において、液晶パネルの搬送途中
に揮発性有機溶剤を滴下する滴下機構を設け、ゲート電
極配線端子およびソース電極配線端子に上記滴下機構か
ら上記揮発性有機溶剤を滴下するものである。
【００１１】請求項３に係る発明は、請求項１記載の液
晶表示装置の製造方法において、周辺において露出した
ゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有する基
板とこの基板に対向して配設された対向基板との間に液
晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを収納
するカセットに揮発性有機溶剤を注入し滴下するための
注入口および滴下口を設け、この滴下口から上記カセッ
トに収納した上記液晶パネルのゲート電極配線端子およ
びソース電極配線端子に上記揮発性有機溶剤を滴下する
ものである。
晶表示装置の製造方法において、周辺において露出した
ゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有する基
板とこの基板に対向して配設された対向基板との間に液
晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを収納
するカセットに揮発性有機溶剤を注入し滴下するための
注入口および滴下口を設け、この滴下口から上記カセッ
トに収納した上記液晶パネルのゲート電極配線端子およ
びソース電極配線端子に上記揮発性有機溶剤を滴下する
ものである。
【００１２】請求項４に係る発明は、請求項１、２また
は３のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法におい
て、揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で８０ｍｍＨｇ
以上であるものである。
は３のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法におい
て、揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で８０ｍｍＨｇ
以上であるものである。
【００１３】請求項５に係る発明は、周辺において露出
したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有す
る基板とこの基板に対向して配設された対向基板との間
に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを
収納するカセットに導電性ブラシを設け、この導電性ブ
ラシを上記のゲート電極配線端子およびソース電極配線
端子に接触させて静電気による電荷を除去する液晶表示
装置の製造方法である。
したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有す
る基板とこの基板に対向して配設された対向基板との間
に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを
収納するカセットに導電性ブラシを設け、この導電性ブ
ラシを上記のゲート電極配線端子およびソース電極配線
端子に接触させて静電気による電荷を除去する液晶表示
装置の製造方法である。
【００１４】請求項６に係る発明は、請求項５記載の液
晶表示装置の製造方法において、導電性ブラシをカーボ
ンファイバーあるいは金属ファイバーとするものであ
る。
晶表示装置の製造方法において、導電性ブラシをカーボ
ンファイバーあるいは金属ファイバーとするものであ
る。
【００１５】請求項７に係る発明は、周辺において露出
したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有す
る基板とこの基板に対向して配設された対向基板との間
に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶パネルの上記
ゲート電極配線端子およびソース電極配線端子に、揮発
性有機溶剤を滴下する滴下機構を備えた液晶表示装置の
製造装置である。
したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有す
る基板とこの基板に対向して配設された対向基板との間
に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶パネルの上記
ゲート電極配線端子およびソース電極配線端子に、揮発
性有機溶剤を滴下する滴下機構を備えた液晶表示装置の
製造装置である。
【００１６】請求項８に係る発明は、請求項７記載の液
晶表示装置の製造装置において、液晶パネルを搬送する
搬送機構を備え、この搬送機構に揮発性有機溶剤を滴下
する滴下機構を設けたものである。
晶表示装置の製造装置において、液晶パネルを搬送する
搬送機構を備え、この搬送機構に揮発性有機溶剤を滴下
する滴下機構を設けたものである。
【００１７】請求項９に係る発明は、請求項７記載の液
晶表示装置の製造装置において、周辺において露出した
ゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有する基
板とこの基板に対向して配設された対向基板との間に液
晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを収納
するカセットに、揮発性有機溶剤を注入する注入口と上
記ゲート電極配線端子とソース電極配線端子に注入され
た上記揮発性有機溶剤を滴下するおよび滴下口を設けた
ものである。
晶表示装置の製造装置において、周辺において露出した
ゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有する基
板とこの基板に対向して配設された対向基板との間に液
晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネルを収納
するカセットに、揮発性有機溶剤を注入する注入口と上
記ゲート電極配線端子とソース電極配線端子に注入され
た上記揮発性有機溶剤を滴下するおよび滴下口を設けた
ものである。
【００１８】請求項１０に係る発明は、請求項７、８ま
たは９のいずれかに記載の液晶表示装置の製造装置にお
いて、揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で８０ｍｍＨ
ｇ以上であるものである。
たは９のいずれかに記載の液晶表示装置の製造装置にお
いて、揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で８０ｍｍＨ
ｇ以上であるものである。
【００１９】請求項１１に係る発明は、周辺において露
出したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有
する基板とこの基板に対向して配設された対向基板との
間に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネル
を収納するカセットに、上記ゲート電極配線端子とソー
ス電極配線端子に接触させる導電性ブラシを設けたもの
である。
出したゲート電極配線端子とソース電極配線端子とを有
する基板とこの基板に対向して配設された対向基板との
間に液晶を封入した液晶封入部を有する液晶表示パネル
を収納するカセットに、上記ゲート電極配線端子とソー
ス電極配線端子に接触させる導電性ブラシを設けたもの
である。
【００２０】請求項１２に係る発明は、請求項１１記載
の液晶表示装置の製造装置において、導電性ブラシがカ
ーボンファイバーあるいは金属ファイバーからなるもの
である。
の液晶表示装置の製造装置において、導電性ブラシがカ
ーボンファイバーあるいは金属ファイバーからなるもの
である。
【００２１】
【作用】請求項１〜４および請求項７〜１０に係る発明
によれば、液晶パネルのゲート電極配線端子およびソー
ス電極配線端子に揮発性有機溶剤を吹き付けると、揮発
性有機溶剤が広がり、ゲート電極配線端子間、ソース電
極配線端子間及びゲート電極配線端子とソース電極配線
端子は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接
続部が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々
に帯電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと
同等の効果が得られ、線欠陥の発生を抑制することがで
きる。
によれば、液晶パネルのゲート電極配線端子およびソー
ス電極配線端子に揮発性有機溶剤を吹き付けると、揮発
性有機溶剤が広がり、ゲート電極配線端子間、ソース電
極配線端子間及びゲート電極配線端子とソース電極配線
端子は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接
続部が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々
に帯電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと
同等の効果が得られ、線欠陥の発生を抑制することがで
きる。
【００２２】また、揮発性有機溶剤は、時間の経過とと
もに蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端子および
ソース電極配線端子の腐食などに悪影響を及ぼすことは
ない。
もに蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端子および
ソース電極配線端子の腐食などに悪影響を及ぼすことは
ない。
【００２３】請求項３および９に係る発明によれば、カ
セット部に帯電電荷が完全に放出され静電気を除去する
ことができる。
セット部に帯電電荷が完全に放出され静電気を除去する
ことができる。
【００２４】請求項５および６並びに請求項１１および
１２に係る発明によれば、ゲート電極配線端子およびソ
ース電極配線端子間を導電ブラシが電気的に接続し、導
電ブラシがショートリングになるとともに、カセット部
に帯電電荷が完全に放出され静電気が除去されるので、
線欠陥の発生を抑制することができる。
１２に係る発明によれば、ゲート電極配線端子およびソ
ース電極配線端子間を導電ブラシが電気的に接続し、導
電ブラシがショートリングになるとともに、カセット部
に帯電電荷が完全に放出され静電気が除去されるので、
線欠陥の発生を抑制することができる。
【００２５】
実施例１．図１は本発明の一実施例になる液晶表示装置
の製造装置における主要部の構成を示す斜視図である。
図において、１は液晶パネルで、周辺において露出した
ゲート電極配線端子１８とソース電極配線端子１９とを
有する基板１０と対向基板１５との間に液晶封入部２０
を有する。２３は点灯検査が終了した液晶パネル１をア
ンローダ部に搬送するための搬送機構、２１は揮発性有
機溶剤２２をゲート電極配線端子１８およびソース電極
配線端子１９に吹き付けるために搬送機構２３の適当な
箇所に設けた吹き付けノズルである。
の製造装置における主要部の構成を示す斜視図である。
図において、１は液晶パネルで、周辺において露出した
ゲート電極配線端子１８とソース電極配線端子１９とを
有する基板１０と対向基板１５との間に液晶封入部２０
を有する。２３は点灯検査が終了した液晶パネル１をア
ンローダ部に搬送するための搬送機構、２１は揮発性有
機溶剤２２をゲート電極配線端子１８およびソース電極
配線端子１９に吹き付けるために搬送機構２３の適当な
箇所に設けた吹き付けノズルである。
【００２６】上記液晶表示装置の製造装置は、点灯検査
が終了した液晶パネル１は搬送機構２３によってアンロ
ーダ部に搬送される間に、搬送機構２３に設けた吹き付
けノズル２１からゲート電極配線端子１８およびソース
電極配線端子１９に揮発性有機溶剤２２を吹き付けるも
のである。
が終了した液晶パネル１は搬送機構２３によってアンロ
ーダ部に搬送される間に、搬送機構２３に設けた吹き付
けノズル２１からゲート電極配線端子１８およびソース
電極配線端子１９に揮発性有機溶剤２２を吹き付けるも
のである。
【００２７】液晶パネル１は搬送機構２３によってアン
ローダ部に搬送される間に静電気により帯電するが、搬
送機構２３に設けた吹き付けノズル２１からゲート電極
配線端子１８およびソース電極配線端子１９に揮発性有
機溶剤２２を吹き付けると、基板１０の周辺部全面に揮
発性有機溶剤２２が広がり、ゲート電極配線端子１８
間、ソース電極配線端子１９間及びゲート電極配線端子
１８とソース電極配線端子１９は絶縁耐圧が小さい揮発
性有機溶剤２２による電気的接続部が形成されたことに
なり、上記電気的接続部で徐々に帯電電荷が減衰し、シ
ョートリングを形成したものと同等の効果が得られ、線
欠陥の発生を抑制することができる。
ローダ部に搬送される間に静電気により帯電するが、搬
送機構２３に設けた吹き付けノズル２１からゲート電極
配線端子１８およびソース電極配線端子１９に揮発性有
機溶剤２２を吹き付けると、基板１０の周辺部全面に揮
発性有機溶剤２２が広がり、ゲート電極配線端子１８
間、ソース電極配線端子１９間及びゲート電極配線端子
１８とソース電極配線端子１９は絶縁耐圧が小さい揮発
性有機溶剤２２による電気的接続部が形成されたことに
なり、上記電気的接続部で徐々に帯電電荷が減衰し、シ
ョートリングを形成したものと同等の効果が得られ、線
欠陥の発生を抑制することができる。
【００２８】揮発性有機溶剤２２は、時間の経過ととも
に蒸発しなくなるが、アンローダ部にアンロードされる
まで上記電気的接続部としてその効果を有し、アンロー
ド後は完全に蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端
子１８およびソース電極配線端子１９の腐食などに悪影
響を及ぼすことはない。
に蒸発しなくなるが、アンローダ部にアンロードされる
まで上記電気的接続部としてその効果を有し、アンロー
ド後は完全に蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端
子１８およびソース電極配線端子１９の腐食などに悪影
響を及ぼすことはない。
【００２９】本実施例及び後述の実施例２において使用
する揮発性有機溶剤２２は、エタノール、メタノール、
アセトンおよびイソプロピルアルコールなど、２０℃、
１ａｔｍで８０ｍｍＨｇ以上の蒸気圧を有する有機溶剤
であれば使用することができる。
する揮発性有機溶剤２２は、エタノール、メタノール、
アセトンおよびイソプロピルアルコールなど、２０℃、
１ａｔｍで８０ｍｍＨｇ以上の蒸気圧を有する有機溶剤
であれば使用することができる。
【００３０】また、図２の斜視図は、アンローダ部のカ
セット６に液晶パネル１をアンロードアーム２４で収納
する様子を示すものであるが、液晶パネル１をカセット
６に収納する直前に、アンロードアーム上の液晶パネル
にノズル２１から揮発性有機溶剤２２を吹き付けてもよ
い。
セット６に液晶パネル１をアンロードアーム２４で収納
する様子を示すものであるが、液晶パネル１をカセット
６に収納する直前に、アンロードアーム上の液晶パネル
にノズル２１から揮発性有機溶剤２２を吹き付けてもよ
い。
【００３１】実施例２．図３は本発明の第二の実施例を
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は平面図（ａ）のＡ─Ａ
断面図である。図において、６はアンローダ部のカセッ
トで、カセット６の上面に揮発性有機溶剤を注入するた
めの注入口２５と、注入口２５に連結された滴下口２６
が液晶パネル１を支持する支持板２７に設けられ、さら
に、底部にドレイン口２８が設けられている。
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は平面図（ａ）のＡ─Ａ
断面図である。図において、６はアンローダ部のカセッ
トで、カセット６の上面に揮発性有機溶剤を注入するた
めの注入口２５と、注入口２５に連結された滴下口２６
が液晶パネル１を支持する支持板２７に設けられ、さら
に、底部にドレイン口２８が設けられている。
【００３２】上記構成において、別に設けた図示しない
揮発性有機溶剤の収納容器からポンプなどによって注入
口２５に揮発性有機溶剤を注入し滴下口２６から液晶パ
ネル１の電極線端子１８、１９に滴下し、余分の揮発性
有機溶剤はドレイン口２８から排出する。
揮発性有機溶剤の収納容器からポンプなどによって注入
口２５に揮発性有機溶剤を注入し滴下口２６から液晶パ
ネル１の電極線端子１８、１９に滴下し、余分の揮発性
有機溶剤はドレイン口２８から排出する。
【００３３】滴下された揮発性有機溶剤は液晶パネル１
の周辺部全面に広がり、電極配線端子１８および１９間
は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接続部
が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々に帯
電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと同等
の効果が得られるとともに、カセット６部に帯電電荷が
放出され静電気が除去されるので、線欠陥の発生を抑制
することができる。
の周辺部全面に広がり、電極配線端子１８および１９間
は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接続部
が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々に帯
電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと同等
の効果が得られるとともに、カセット６部に帯電電荷が
放出され静電気が除去されるので、線欠陥の発生を抑制
することができる。
【００３４】実施例３．図４は本発明の第三の実施例を
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は平面図（ａ）のＡ─Ａ
断面図である。図において、６はアンローダ部のカセッ
トで、カセット６の液晶パネルを支持する支持板２７に
カーボンファイバーあるいは金属ファイバーなどからな
る導電ブラシが設けられている。
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は平面図（ａ）のＡ─Ａ
断面図である。図において、６はアンローダ部のカセッ
トで、カセット６の液晶パネルを支持する支持板２７に
カーボンファイバーあるいは金属ファイバーなどからな
る導電ブラシが設けられている。
【００３５】本実施例においては、ゲートおよびソース
電極配線端子１８および１９間を導電ブラシ２９が電気
的に接続し、導電ブラシ２９がショートリングになると
ともに、カセット６部に帯電電荷が放出され静電気が除
去されるので、線欠陥の発生を抑制することができる。
電極配線端子１８および１９間を導電ブラシ２９が電気
的に接続し、導電ブラシ２９がショートリングになると
ともに、カセット６部に帯電電荷が放出され静電気が除
去されるので、線欠陥の発生を抑制することができる。
【００３６】なお、本実施例において、導電性ゴムを支
持板２７の間で上下動可能に配設し、上記導電性ゴムを
電極配線端子１８および１９に押し付けて、電極配線端
子１８および１９間を電気的に接続してもよい。このと
き、上記導電性ゴムとカセット６との間も電気的に接続
することによって、カセット６部に帯電電荷を放出し静
電気を除去することができる。
持板２７の間で上下動可能に配設し、上記導電性ゴムを
電極配線端子１８および１９に押し付けて、電極配線端
子１８および１９間を電気的に接続してもよい。このと
き、上記導電性ゴムとカセット６との間も電気的に接続
することによって、カセット６部に帯電電荷を放出し静
電気を除去することができる。
【００３７】
【発明の効果】請求項１〜４および請求項７〜１０に係
る発明によれば、ゲート電極配線端子間、ソース電極配
線端子間及びゲート電極配線端子とソース電極配線端子
は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接続部
が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々に帯
電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと同等
の効果が得られ、線欠陥の発生を抑制することができ
る。
る発明によれば、ゲート電極配線端子間、ソース電極配
線端子間及びゲート電極配線端子とソース電極配線端子
は絶縁耐圧が小さい揮発性有機溶剤による電気的接続部
が形成されたことになり、上記電気的接続部で徐々に帯
電電荷が減衰し、ショートリングを形成したものと同等
の効果が得られ、線欠陥の発生を抑制することができ
る。
【００３８】また、揮発性有機溶剤は、時間の経過とと
もに蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端子および
ソース電極配線端子の腐食などに悪影響を及ぼすことは
ない。
もに蒸発してなくなるので、ゲート電極配線端子および
ソース電極配線端子の腐食などに悪影響を及ぼすことは
ない。
【００３９】請求項３および９に係る発明によれば、カ
セット部に帯電電荷が完全に放出され静電気を除去する
ことができる。
セット部に帯電電荷が完全に放出され静電気を除去する
ことができる。
【００４０】請求項５および６並びに請求項１１および
１２に係る発明によれば、ゲート電極配線端子およびソ
ース電極配線端子間を導電ブラシが電気的に接続し、導
電ブラシがショートリングになるとともに、カセット部
に帯電電荷が完全に放出され静電気が除去されるので、
線欠陥の発生を抑制することができる。
１２に係る発明によれば、ゲート電極配線端子およびソ
ース電極配線端子間を導電ブラシが電気的に接続し、導
電ブラシがショートリングになるとともに、カセット部
に帯電電荷が完全に放出され静電気が除去されるので、
線欠陥の発生を抑制することができる。
【図１】 本発明の第一の実施例を示す斜視図である。
【図２】 本発明の第一の実施例の変形例を示す斜視図
である。
である。
【図３】 本発明の第二の実施例を示す斜視図である。
【図４】 本発明の第三の実施例を示す斜視図である。
【図５】 液晶表示装置の構成を説明する平面図（ａ）
及び断面図（ｂ）である。
及び断面図（ｂ）である。
【図６】 従来の静電気を除去する方法を示す断面図で
ある。
ある。
１ 液晶パネル、２ フォーク、３ 窒素、４ イオン
発生器、５ イオン風、６ カセット、７ 電源、８
ローダ装置、９ 洗浄装置、１０ 基板、１１ゲート電
極配線、１２ ソース電極配線、１３ スイッチング素
子、１４ ショートリング、１５ 対向基板、１６ 透
明電極、１７ 液晶、１８ ゲート電極配線端子、１９
ソース電極配線端子、２０ 液晶封入部、２１ 吹き
付けノズル、２２ 揮発有機溶剤、２３ 搬送機構、２
４ アンロードアーム、２５ 注入口、２６ 滴下口、
２７ 支持板、２８ ドレイン口
発生器、５ イオン風、６ カセット、７ 電源、８
ローダ装置、９ 洗浄装置、１０ 基板、１１ゲート電
極配線、１２ ソース電極配線、１３ スイッチング素
子、１４ ショートリング、１５ 対向基板、１６ 透
明電極、１７ 液晶、１８ ゲート電極配線端子、１９
ソース電極配線端子、２０ 液晶封入部、２１ 吹き
付けノズル、２２ 揮発有機溶剤、２３ 搬送機構、２
４ アンロードアーム、２５ 注入口、２６ 滴下口、
２７ 支持板、２８ ドレイン口
フロントページの続き (72)発明者 井上 一樹 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 綿村 茂樹 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内
Claims (12)
- 【請求項１】 周辺において露出したゲート電極配線端
子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に対
向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液晶
封入部を有する液晶パネルの上記ゲート電極配線端子お
よびソース電極配線端子を揮発性有機溶剤で電気的に接
続して、静電気による電荷を除去することを特徴とする
液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項２】 液晶パネルの搬送途中に揮発性有機溶剤
を滴下する滴下機構を設け、ゲート電極配線端子および
ソース電極配線端子に上記滴下機構から上記揮発性有機
溶剤を滴下することを特徴とする請求項１記載の液晶表
示装置の製造方法。 - 【請求項３】 周辺において露出したゲート電極配線端
子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に対
向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液晶
封入部を有する液晶表示パネルを収納するカセットに揮
発性有機溶剤を注入し滴下するための注入口および滴下
口を設け、この滴下口から上記カセットに収納した上記
液晶パネルのゲート電極配線端子およびソース電極配線
端子に上記揮発性有機溶剤を滴下することを特徴とする
請求項１記載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項４】 揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で８
０ｍｍＨｇ以上であることを特徴とする請求項１、２ま
たは３のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項５】 周辺において露出したゲート電極配線端
子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に対
向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液晶
封入部を有する液晶表示パネルを収納するカセットに導
電性ブラシを設け、この導電性ブラシを上記のゲート電
極配線端子およびソース電極配線端子に接触させて静電
気による電荷を除去することを特徴とする液晶表示装置
の製造方法。 - 【請求項６】 導電性ブラシをカーボンファイバーある
いは金属ファイバーとすることを特徴とする請求項５記
載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項７】 周辺において露出したゲート電極配線端
子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に対
向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液晶
封入部を有する液晶パネルの上記ゲート電極配線端子お
よびソース電極配線端子に、揮発性有機溶剤を滴下する
滴下機構を備えたことを特徴とする液晶表示装置の製造
装置。 - 【請求項８】 液晶パネルを搬送する搬送機構を備え、
この搬送機構に揮発性有機溶剤を滴下する滴下機構を設
けたことを特徴とする請求項７記載の液晶表示装置の製
造装置。 - 【請求項９】 周辺において露出したゲート電極配線端
子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に対
向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液晶
封入部を有する液晶表示パネルを収納するカセットに、
揮発性有機溶剤を注入する注入口と上記ゲート電極配線
端子とソース電極配線端子に注入された上記揮発性有機
溶剤を滴下するおよび滴下口を設けたことを特徴とする
請求項７記載の液晶表示装置の製造装置。 - 【請求項１０】 揮発性有機溶剤の蒸気圧が、２０℃で
８０ｍｍＨｇ以上であることを特徴とする請求項７、８
または９のいずれかに記載の液晶表示装置の製造装置。 - 【請求項１１】 周辺において露出したゲート電極配線
端子とソース電極配線端子とを有する基板とこの基板に
対向して配設された対向基板との間に液晶を封入した液
晶封入部を有する液晶表示パネルを収納するカセット
に、上記ゲート電極配線端子とソース電極配線端子に接
触させる導電性ブラシを設けたことを特徴とする液晶表
示装置の製造装置。 - 【請求項１２】 導電性ブラシがカーボンファイバーあ
るいは金属ファイバーからなることを特徴とする請求項
１１記載の液晶表示装置の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32759594A JPH08184855A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32759594A JPH08184855A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184855A true JPH08184855A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18200819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32759594A Pending JPH08184855A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184855A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246253B1 (en) | 1998-06-18 | 2001-06-12 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | System for testing liquid crystal and end seal of LCD cell |
| JP5896256B1 (ja) * | 2014-12-30 | 2016-03-30 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
| CN108476582A (zh) * | 2015-12-24 | 2018-08-31 | 堺显示器制品株式会社 | 除静电刷、除静电装置和除静电方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32759594A patent/JPH08184855A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246253B1 (en) | 1998-06-18 | 2001-06-12 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | System for testing liquid crystal and end seal of LCD cell |
| JP5896256B1 (ja) * | 2014-12-30 | 2016-03-30 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
| WO2016108260A1 (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-07 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
| JP2016126996A (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-11 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
| TWI594044B (zh) * | 2014-12-30 | 2017-08-01 | 日東電工股份有限公司 | 液晶面板的除電裝置 |
| CN108476582A (zh) * | 2015-12-24 | 2018-08-31 | 堺显示器制品株式会社 | 除静电刷、除静电装置和除静电方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7105365B2 (en) | Method of manufacturing a semiconductor device | |
| CN101825821B (zh) | 用于液晶显示设备的母基板及其制造方法 | |
| US7304351B2 (en) | Active matrix substrate | |
| US8610861B2 (en) | Liquid crystal display device and method of manufacturing the same | |
| US8130334B2 (en) | Active matrix substrate, apparatus for manufacturing the same and display device using the same | |
| KR101469026B1 (ko) | 표시 장치 및 그 표시판의 제조 방법 | |
| US5422293A (en) | Method for manufacturing a TFT panel | |
| US7517562B2 (en) | Deposition method using a uniform electric field | |
| US8637867B2 (en) | Electrostatic discharge device and organic electro-luminescence display device having the same | |
| US8018143B2 (en) | Organic electroluminescent display device and method of manufacturing the same | |
| US5066110A (en) | Liquid crystal display apparatus | |
| JPH08184855A (ja) | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 | |
| KR20070010863A (ko) | 어레이 기판, 어레이 기판의 제조방법 및 상기 어레이기판을 갖는 표시장치 | |
| JPH06186592A (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
| JPH05188362A (ja) | 液晶表示装置の製造方法とそのガラス基板 | |
| WO2010106801A1 (ja) | 画像表示装置、その製造方法及び修正方法 | |
| KR20060057971A (ko) | 평판표시장치 및 그 제조방법 | |
| JPH07146490A (ja) | 液晶表示装置 | |
| US6843904B1 (en) | Inspection and repair of active type substrate | |
| JPH05216001A (ja) | Ｌｃｄ製造装置 | |
| JP4524611B2 (ja) | 電気光学装置の製造方法 | |
| JP2001075117A (ja) | 液晶装置の製造方法 | |
| KR100642855B1 (ko) | 액정표시소자의 어레이 기판의 형성방법 | |
| JP2003255387A (ja) | 液晶表示素子およびそれを用いた液晶表示装置 | |
| KR20040017621A (ko) | 액정 표시 장치의 정전기 처리 방법 |