JP2001163431A - 遊技機用プラスチック製部品の搬送装置 - Google Patents
遊技機用プラスチック製部品の搬送装置Info
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Abstract
そして静電気はコンピュータの大敵である。よって制御
のコンピューター化と部品のプラスチック化の双方が同
時進行している遊技機業界にとって静電気対策は急務で
ある。本発明の目的は遊技機用プラスチック製部品の静
電気を簡単に除去することができる搬送装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 遊技機用プラスチック製部品の搬送装置
は、プラスチック製部品(前枠3)を搬送するコンベア
19aと、そのコンベア19aの途中に設けた除電手段
20とを有し、プラスチック製部品をコンベア19a上
において搬送する過程でそのプラスチック製部品に前記
除電手段20を接触させ、もってプラスチック製部品に
帯電した静電気を除電手段20で除去するようにした。
Description
ク製部品を搬送する搬送装置に関する。
遊技機は、ゲーム内容や表示態様が高度化複雑化してお
り、それらを制御するコンピューターが一台ごとに搭載
されている。一方、遊技機は構成部品の多くがプラスチ
ック化される傾向にあり、例えばパチンコ機は遊技板を
除く主要部品の殆どがプラスチック化されつつある。
部品は静電気を帯びやすい。言うまでもなく静電気はコ
ンピューターの大敵であり、制御のコンピューター化と
部品のプラスチック化の双方が同時進行している遊技機
業界にとって、静電気対策は急務である。
目的は遊技機用プラスチック製部品の静電気を簡単に除
去することができる搬送装置を提供することにある。
め本発明は、遊技機のプラスチック製部品を搬送するコ
ンベアと、そのコンベアの途中に設けた除電手段とを有
し、プラスチック製部品をコンベア上において搬送する
過程でそのプラスチック製部品に直接又は導電材を介し
て間接的に前記除電手段を接触させ、もってプラスチッ
ク製部品に帯電した静電気を除電手段で除去するように
した遊技機用プラスチック製部品の搬送装置を提供す
る。
ック製部品を搬送する過程で除電手段がそのプラスチッ
ク製部品に帯電した静電気を除去するから、コンピュー
タが静電気でダメージを受けたり、或いは遊技機製造に
従事する作業者がプラスチック製部品から放電される静
電気で不快感を味わうおそれがない。
機たるパチンコ機を例に説明する。なお、図1〜図4は
遊技機のプラスチック製部品を搬送するコンベアの一部
を示す斜視図、図5はパチンコ機の製造工場の内部を示
す概略の斜視図、図6はパチンコ機の斜視図である。
に、四角い外枠1と、その外枠1の正面にドア状に回動
自在に取り付けられた前枠ユニット2とから概略構成さ
れる。前記前枠ユニット2は、プラスチック製の前枠3
と、その前枠3のほぼ上半分強を覆うプラスチック製の
ガラス扉枠4と、上球皿5を有しガラス扉枠4の下側に
設けたプラスチック製の前面板6と、前枠3の正面下方
に固着され操作ハンドル7と下球皿8と灰皿9とを一体
に集約設置した下球皿ユニット10と、前枠3の前記ガ
ラス扉枠4に対応する裏面に着脱自在に取り付けた遊技
板(図示せず)と、前枠3の裏面に装着した機構板(図
示せず)とから概略構成される。また、周知のように遊
技板は、ガイドレールで遊技領域を円形に囲い、その遊
技領域に風車、入賞球受口器、入賞装置、障害釘等を取
り付けてなる。
ように建物11が三階建てになっており、下から順に一
階が倉庫兼出荷場12、二階が前枠ユニット2の製造ラ
イン13を設置した前枠ユニット2の製造フロア14、
三階が遊技板の製造ライン15を設置した遊技板の製造
フロア16である。そして三階から二階を通って一階に
至る遊技板用の昇降リフト17が設置され、また、二階
から一階に前枠ユニット2または完成したパチンコ機P
を搬送する昇降リフト18が設置されている。
の貼着、ルーター等による孔開け、障害釘の打ち付け、
ガイドレールの取り付け、風車の取り付け、入賞装置や
装飾部品(以下入賞装置等という。)の取り付け、裏側
の部品類の取り付け、完成した遊技板の検査、の順に行
われる。このうち表面装飾フィルムの貼着と孔開けは別
の場所(外注等の別工場)で行われる。
となるコンベア19aは、孔開けした遊技板をストック
するストック領域Aに始端部がある。そしてその製造ラ
イン15には始端部から順に、障害釘を打ち付ける釘打
ち工程B、ガイドレールを取り付けるレール取付工程
C、風車を取り付ける風車取付工程Dがあり、そこから
第二のコンベア19bに移動して、入賞装置等を取り付
ける入賞装置等取付工程E、裏側の部品類を取り付ける
裏部品取付工程F、完成した遊技板をチェックする検査
工程Gがあり、製造ライン15の終端が前記昇降リフト
17の近傍に位置する。
搬送装置となるコンベア19cは前記遊技板用の昇降リ
フト17の近傍に始端があり、その始端部の傍に前枠3
がストックされている。
部から順に、前枠3をコンベア19cに供給する移送工
程H、前枠3にガラス扉枠6を取り付けるガラス扉枠取
付工程J、下球皿ユニット12を取り付ける下球皿ユニ
ット取付工程K、前枠3を裏返しに反転させる前枠反転
工程L、前枠3に遊技板を取り付ける遊技板装着工程
M、前枠3に機構板を取り付ける機構板取付工程N、前
枠3を垂直に起立させて前面板8を取り付ける前面板取
付工程Q、完成した前枠ユニット2を検査する検査工程
R、前枠ユニット2を外枠1に組み付ける外枠組み付け
工程S、製品を袋詰めにする梱包工程Tとから概略構成
され、終端に前記昇降リフト18が接続している。
ア19a〜19cの任意の場所(例えばコンピューター
を装着する工程の直前や検査工程の直前等)に除電手段
20を設けた点に特徴がある。
ベア19a(19b,19c)の両横に支柱20a,2
0aを立設し、その支柱20a,20a間に導電性のブ
ラシ20bを下向きに植設した水平シャフト20cを横
設してなる。そして、ブラシ20bの下を例えばプラス
チック製部品である前枠3やプラスチック製部品を取り
付けた遊技板が通過すると、ブラシ20bの先が直接プ
ラスチック製部品の上面に接触して静電気を除去する。
形成し、プラスチック製部品の高さに合わせてブラシ2
0bの位置を調整するようにするとよい。また、図1に
おいて符号20dは水平シャフト20cの端部に設けた
静電気報知手段であり、具体的にはプラスチック製部品
から除電手段20に静電気が流れた場合に、その電流で
瞬間的に発光するようにした発光ダイオードや音が鳴る
ようにした音発生装置である。この静電気報知手段20
dはプラスチック製部品の静電気を音や光に変換して周
囲に知らせるようにしたため、第一に除電手段20の有
効性を作業者の視聴覚を通じて直接アピールすることが
できる、第二に静電気の発生は湿度などの影響で日によ
って異なるが、静電気報知手段20dで静電気に警戒す
べき日と比較的安全な日が簡単に見分けられる、という
効果がある。
たように、コンベア19a(19b,19c)の両横に
支柱20a,20aを立設し、その支柱20a,20a
の頂部側面に導電性のブラシ20b,20bを横向き且
つコンベア19a(19b,19c)の進行方向に対し
て斜めに向けて突設してなる。そして、ブラシ20b,
20bの間をプラスチック製部品が通過すると、ブラシ
20bの先が直接プラスチック製部品の側面に接触して
静電気を除去する。
たように、コンベア19a(19b,19c)を二分割
して間に空間Sを形成し、その空間Sから導電性のブラ
シ20bを上向きに突設してなる。そして、除電手段2
0の上をプラスチック製部品が通過すると、ブラシ20
bの先が直接プラスチック製部品の下面に接触して静電
気を除去する。
ック製部品を水平に寝かせた状態にして搬送する場合に
対応するが、図4の除電手段20はプラスチック製部品
を垂直に立たせた状態にして搬送する場合に対応する。
すなわち、コンベア19cの前面板取付工程Qは前枠3
を垂直に起立させてから前面板6の取り付けを行うよう
になっていて、前面板取付工程Qの後はプラスチック製
部品たる前枠3が垂直に起立した状態で移動する。この
ような垂直搬送型のコンベア19cに対応する除電手段
20は、図4に示したようにコンベア19cの正面(又
は背面)に支柱20aを立設し、その支柱20aの頂部
側面に導電性のブラシ20bを水平に突設させた構成と
し、除電手段20の前をプラスチック製部品が通過する
と、ブラシ20bの先が直接プラスチック製部品の正面
(又は背面)に接触して静電気を除去する。
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、実施形態では除電手段20として導電
性のブラシ20bを使用したが、導電性の布や金属棒を
使用してもよい。また、実施形態ではプラスチック製部
品に除電手段20を直接接触させるようにしたが、例え
ば導電性の搬送台にプラスチック製部品を固定又は載置
し、その搬送台の一部に除電手段20を接触させ、もっ
てプラスチック製部品に帯電した静電気を前記搬送台を
介して除去するようにしてもよい。そうすることにより
プラスチック製部品と除電手段20が直接擦れ合わない
から、プラスチック製部品に擦り傷がついたり汚れたり
するおそれがない。
ラスチック製部品を搬送する過程でそのプラスチック製
部品に帯電した静電気を除電手段が除去するため、コン
ピューターが静電気でダメージを受けたり、或いは遊技
機製造に従事する作業者がプラスチック製部品から放電
される静電気で不快感を味わうおそれがない、などの効
果がある。
ベアの一部を示す斜視図である。
ベアの一部を示す斜視図である。
ベアの一部を示す斜視図である。
ベアの一部を示す斜視図である。
視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 遊技機のプラスチック製部品を搬送する
コンベアと、 そのコンベアの途中に設けた除電手段と、を有し、 プラスチック製部品をコンベア上において搬送する過程
でそのプラスチック製部品に直接又は導電材を介して間
接的に前記除電手段を接触させ、もってプラスチック製
部品に帯電した静電気を除電手段で除去するようにした
ことを特徴とする遊技機用プラスチック製部品の搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35083099A JP2001163431A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 遊技機用プラスチック製部品の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35083099A JP2001163431A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 遊技機用プラスチック製部品の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001163431A true JP2001163431A (ja) | 2001-06-19 |
JP2001163431A5 JP2001163431A5 (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=18413184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35083099A Pending JP2001163431A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 遊技機用プラスチック製部品の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001163431A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101191A (ja) * | 2009-01-28 | 2009-05-14 | Sansei R & D:Kk | 遊技機の製造方法 |
JP2012236169A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Mesac Corp | 静電粉体塗装装置及び塗装方法 |
WO2016108260A1 (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-07 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
CN109018838A (zh) * | 2018-09-22 | 2018-12-18 | 徐州市吉隆彩印包装有限公司 | 一种生产用纸箱输送装置 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35083099A patent/JP2001163431A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101191A (ja) * | 2009-01-28 | 2009-05-14 | Sansei R & D:Kk | 遊技機の製造方法 |
JP2012236169A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Mesac Corp | 静電粉体塗装装置及び塗装方法 |
WO2016108260A1 (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-07 | 日東電工株式会社 | 液晶パネルの除電装置 |
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