JP2889862B2 - 箱カット方法及び設備 - Google Patents

箱カット方法及び設備

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JP2889862B2 JP30994096A JP30994096A JP2889862B2 JP 2889862 B2 JP2889862 B2 JP 2889862B2 JP 30994096 A JP30994096 A JP 30994096A JP 30994096 A JP30994096 A JP 30994096A JP 2889862 B2 JP2889862 B2 JP 2889862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流装置等で箱内
の物品を取出すために、段ボール箱等の箱の天面もしく
は側面等をカットするに好適な箱カット方法及び設備
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物流装置等では、倉庫から出庫し
た段ボール箱等の箱を流動棚等へ搬送する過程で、箱を
開封するための箱カット装置を用いている。従来の箱カ
ット装置は、箱の品種毎に定められている一定の箱高さ
に応ずる標準箱カットレベルに刃物を合わせ、この刃物
を箱カット面に沿って移動することにより、箱をカット
することとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、段ボール
箱等の箱では、同一品種ではあっても、箱の製作誤差、
搬送過程での変形等により、箱カットレベルが必ずしも
標準箱カットレベルにならない。このため、箱カットレ
ベルが標準箱カットレベルより低い箱については、刃物
が箱カット面に触れなかったり、箱カット面厚を十分に
カットしきれず、カットできないこととなる。
【0004】また、段ボール箱等の箱では、箱の天面に
おける全辺(直方体状の箱であれば4辺)を順次カット
する必要がある。このとき、箱の搬送経路に沿う複数位
置のそれぞれに箱カット装置を配置し、各箱カット装置
により箱の各辺を順次カットするものとなるが、それら
複数の箱カット装置からなる箱カット設備をコンパクト
に設備することが望まれる。
【0005】本発明の課題は、箱カット設備のコンパク
トを図ることにある。
【0006】また、本発明の課題は、段ボール箱等の箱
を完全にカット可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、箱を刃物によりカットするに際し、架台に対し昇降
できる昇降台と、昇降台に支持され、且つ昇降台に対し
上下変位できる刃物台と、刃物台に支持され、箱のカッ
ト面に倣う倣い具と、倣い具からの刃先の突出量を調整
する刃先カット位置決め装置とを有してなる箱カット装
置を用いて、箱の搬送過程で該箱の天面をカットする箱
カット方法であって、箱の天面における辺のうち該箱の
搬送経路に沿う両サイドのうちの一方のサイド側に位置
する辺をカットするカット工程と、箱を搬送経路上で転
回し、箱の天面における辺のうち次にカットされるべき
辺を該箱の搬送経路に沿う上記の一方のサイド側に位置
せしめる転回工程とを有し、上記カット工程と上記転回
工程とを繰り返し、箱の天面における任意の辺を順次カ
ットするようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記箱カット装置の前記刃物
台が揺動リンクにより昇降台に支持され、前記倣い具が
箱のカット面に接するとき、上記揺動リンクの揺動変位
により刃物台を上下変位させて、該倣い具を箱のカット
面に倣わせるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記箱カット装置の前
記刃先カット位置決め装置が、刃物台に支持される刃先
カット位置決め駆動部により、倣い具を刃物台に対して
変位せしめるものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記箱カット
装置の前記昇降台に支持され、箱のカット面に交差する
ガイド面に接する出代ガイドを有してなるようにしたも
のである。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記箱カット
装置の前記刃物がチップソーであるものである。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載の箱カット方法であって、箱カット制
御装置から箱カットレベル及び箱カット面厚のデータを
受け、刃物台の倣い具が箱カットレベル以下となるよう
に昇降台を位置出しするとともに、倣い具からの刃先の
突出量を箱カット面厚に基づいて設定し、箱カット装置
によるカット作業領域に対し箱を相対移動し、箱のカッ
ト面に倣い具が倣うように刃物台を昇降台に対し上下変
位させつつ、倣い具から突出してる刃先により箱をカ
ットするようにしたものである。
【0013】請求項7に記載の本発明は、請求項6に記
載の本発明において更に、前記箱カット制御装置から箱
ガイド面厚のデータを受取り、出代ガイドに対する刃先
の出代量を箱ガイド面厚とし、且つ倣い具からの刃先の
突出量を箱カット面厚として、箱をカットするものであ
る。
【0014】請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の本発明において更に、前記転回工程
で、箱を転回した後、該箱をストッパに当てて該箱の転
回姿勢を整えるようにしたものである。
【0015】請求項9に記載の本発明は、請求項1〜8
のいずれかに記載の箱カット方法を実施するための箱カ
ット設備であって、箱の搬送経路に沿う前記一方のサイ
ド側に、複数の箱カット装置を順次配置するとともに、
隣り合う箱カット装置の間に箱転回装置を配置してなる
ようにしたものである。
【0016】請求項10に記載の本発明は、請求項9に
記載の本発明において更に、前記転回装置が、転回した
箱の転回姿勢を整える姿勢規制用ストッパを備えるよう
にしたものである。
【0017】
【0018】
【0019】本発明によれば、下記〜の作用があ
る。箱の天面における任意の辺を順次カットするに際
し、箱の天面における辺のうち該箱の搬送経路に沿う両
サイドのうちの一方のサイド側に位置する辺をカットす
るカット工程と、箱を搬送経路上で転回し、箱の天面に
おける辺のうち次にカットされるべき辺を該箱の搬送経
路に沿う上記の一方のサイド側に位置せしめる転回工程
とを有し、上記カット工程と上記転回工程とを繰り返す
こととした。従って、箱カット設備は、コンベヤ長を短
くコンパクトにできる。 例えば、直方体状の箱におい
て、箱の天面における4辺をカットするために、右短辺
カット−左短辺カット−90度方向転換−左長辺カット
−右長辺カットの順でカットする場合には、図14
(A)に示す如く、右端辺をカットした後左短辺をカッ
トする際に箱はコンベヤ幅を斜め前方に横断するため、
小さい箱ほど隣り合う箱カット装置の間に距離が必要に
なる。箱カットラインでは、最小の箱に合わせて箱カッ
ト装置を配置するので、全ての辺をカットするために長
い距離が必要になる。また、箱カット装置の配置が搬送
経路に沿う両サイドに千鳥をなす如くになる結果、勝手
違いの箱カット装置を用意する必要がある。これに対
し、本発明では、右短辺カット−90度方向転換−右長
辺カット−90度方向転換−右短辺カット−90度方向
転換−右長辺カットの順でカットすることにより、箱を
常に搬送経路の片側に寄せてカットするものとなり、上
記のようにコンベヤ幅を斜めに横断しなくて済む。従っ
て、コンベヤ長を短くコンパクトにできる(図14
(B))。また、全ての箱カット装置を、箱の搬送経路
に沿う片側に揃えることができる。従って、箱カット設
備は、勝手違いの箱カット装置を用いる必要がなく、コ
ンパクトにできる。 尚、箱カット装置は、箱の全辺のう
ち、任意の辺だけを切りとることができる。切りたくな
い辺のカッターの刃を出さないようにできる。(どの辺
を切らないかは、上位のCPUから指示を受け取る。)
上記において、箱の転回工程で、箱を転回した後、
該箱をストッパに当てて該箱の転回姿勢を整えることに
より、箱の転回姿勢を整えて確実にカットできる。
カット装置によるカット作業領域に対し箱を相対移動す
るとき、刃物台に支持されている倣い具が箱のカット面
に必ず沿うように、刃物台が変位する。そして、刃物台
の刃物は、倣い具から突出している刃先により箱をカッ
トするものとなる。従って、箱の製作誤差、変形等によ
り、箱高さ(箱カットレベル)が異なる場合にも、倣い
具をそれらの箱のカット面に倣わせ、刃物の刃先が箱の
所定切込深さに入るようにして、箱を完全にカットでき
るものとする。
【0020】 刃物台を昇降台に対し上下変位可能と
し、昇降台を架台に対し昇降できるようにした。従っ
て、刃物台に支持されている倣い具を箱カット面の通過
レベル(箱カットレベル)より例えば5mm程度低位に
位置付けるように、昇降台の昇降位置を設定することに
より、倣い具を必ず箱のカット面に倣わせることができ
る。この倣い具が箱カット面に倣うとき、刃物台が昇降
台に対し上方に変位することとなる。
【0021】 刃先カット位置決め装置が、倣い具から
の刃先の突出量を箱カット面厚に基づいて調整すること
により、刃先を必ず箱の所定切込深さに位置付けること
ができる。
【0022】 昇降台に支持される出代ガイドが、箱の
カット面に交差するガイド面に接するようにしたから、
刃物の刃先を箱ガイド面(側壁)から箱内側に入った所
定位置に位置付けることができる。
【0023】 出代ガイドに対する刃先の出代量を箱ガ
イド面厚とし、且つ倣い具からの刃先の突出量を箱カッ
ト面厚として箱をカットすることにより、箱のカット面
とガイド面との交差する稜内におけるガイド面の内面に
沿う位置でカットできる。これにより、箱のカット面
に、相対する一方のガイド面の内面から他方のガイド面
の内面に渡る箱内最大間隔の開口を形成できる。
【0024】 刃物が鋸刃である場合には、刃が互い違
いに逃げているので、箱を切るとき、刃にかかる力が刃
の両側に触れて箱カット面が微小振動し切削面が荒れた
り、特に稜を切るときには刃が逃げ易い。これに対し、
刃物がチップソーの場合には、刃が互い違いに逃げずに
周方向同一ライン上にあるので、箱カット面が振動する
ことなく切削面は荒れることなく良好で、稜でも正確に
狙った位置を切ることができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態における箱の
天面カットラインを示す模式図、図2は箱の天面カット
フローを示す流れ図、図3は箱カット装置を示す正面
図、図4は箱カット装置を示す側面図、図5は箱カット
装置における倣い板設定状態を示す模式図、図6は箱カ
ット装置における箱進入状態を示す模式図、図7は箱カ
ット装置における箱の天面カット状態を示す模式図、図
8は図7の側面図、図9は箱カット状態を示す模式図、
図10は刃物を示す模式図、図11は箱の側面カット状
態を示す模式図、図12は第2実施形態における箱の天
面カットラインを示す模式図、図13は箱の天面カット
手順を示す模式図、図14は箱カット設備のライン長を
示す模式図である。
【0030】(第1実施形態)(図1〜図11) (箱の天面カットライン)(図1、図2) 箱天面カットライン10は、図1、図2に示す如く、自
動倉庫と流動棚との間に設置される。流動棚の保管間口
にパレット1面単位の個数分の段ボール箱が空いたと
き、自動倉庫からパレット荷姿を取出し、このパレット
荷姿から1面取出機(FP)により上層の1面の段ボー
ル箱1を取出し、この1面単位の箱1を箱天面カットラ
イン10に搬入する。各箱1は、箱天面カットライン1
0の搬送過程で箱カット装置11(11A〜11D)に
より天面の 4辺をカットされ、天蓋取り装置12により
カットされた天蓋を除去され、ブローイング装置13に
より切り粉を除去され、流動棚へと供給される。尚、天
蓋は、天蓋回収ライン14へと排出される。
【0031】箱天面カットライン10では、同一品種
(同一サイズ)の箱1を複数個(1面単位)続いてカッ
トする。従って、段ボール箱補充CPU(箱カット制御
装置)から、次に箱天面カットライン10に供給される
品種のデータ(1面単位の個数、箱高さ、箱カット面厚
(箱カット面の切込深さ)、箱ガイド面厚(箱ガイド面
からカット位置までの間隔、出代)、カットの有無)を
受け取り、このデータに基づいて、箱カット装置11の
設定(倣い板33の位置出し、倣い板33から刃先32
Aの突出量(切込深さ)、出代ガイド43(箱1の側
面、ガイド面1B)からの刃先32Aの出代量)を箱1
が到着する前に完了しておく。
【0032】従って、箱天面カットライン10による天
面カットフローは以下の如くなされる。 (1) 1面取出機(FP)により1面単位で取出された箱
1は、コンベヤ10Aの搬送により、 1列づつ切離され
る。
【0033】(2) 搬送姿勢制御装置15により箱1の搬
送姿勢を短手に揃える。
【0034】(3) 箱1をコンベヤ10Aの搬送方向右側
に寄せ、第1箱カット装置11Aにより天面の右片(W
片)をカットする。
【0035】(4) 箱1をコンベヤ10Aの搬送方向左側
に寄せ、第2箱カット装置11Bにより天面の左片(W
片)をカットする。
【0036】(5) 搬送姿勢制御装置16により箱1の搬
送姿勢を長手に揃える。
【0037】(6) 箱1をコンベヤ10Aの搬送方向左側
に寄せ、第3箱カット装置11Cにより天面の左片(L
片)をカットする。
【0038】(7) 箱1をコンベヤ10Aの搬送方向右側
に寄せ、第4箱カット装置11Dにより天面の右片(L
片)をカットする。
【0039】(8) 上記(2) 〜(7) により天面の 4辺をカ
ットされた複数の箱1を、天面取り団体形成装置17に
より、搬送方向 1列に突き合せて団体化する。
【0040】(9) 天蓋取り装置12により、上記(8) で
団体化された複数の箱1のカット済天面を一括して取出
し、天蓋回収ライン14に排出する。
【0041】(10)天面が除去された箱1の切り粉をブロ
ーイング装置13により吹き飛ばし除去し、その後、そ
れらの箱1を流動棚へと供給する。
【0042】以下、箱カット装置11について説明する
(11A〜11Dは基本的に同じ)。 (箱カット装置11)(図3、図4) 箱カット装置11は、架台21に対し昇降できる昇降台
22を有している。昇降台22は、架台21に設けてあ
るガイド23に沿って昇降でき、昇降用サーボモータ2
4の歯付プーリ25に噛合いされている歯付ベルト26
により昇降せしめられる。歯付ベルト26の自由端には
昇降重量にバランスする昇降用カウンタウエイト27が
連結されている。
【0043】箱カット装置11は、昇降台22に支持さ
れ、且つ昇降台22に対し上下変位できる刃物台31を
有している。刃物台31は、モータ駆動される電動刃物
32を備えている。また、箱カット装置11は、刃物台
31に支持され、箱1のカット面(天面)1Aに倣うス
キー板状の倣い板33(倣い具)を有している。具体的
には、刃物台31は左右のアーム34A、34Bを揺動
リンク35A、35Bにより昇降台22にピン支持され
て 4リンク機構を形成し、重力の作用に基づく揺動リン
ク35A、35Bの揺動変位により、倣い板33を略水
平姿勢に保ちながら上下変位できる。刃物台31は、例
えば最大10mm程度上下ストロークでき、倣い板33を箱
1のカットレベル(箱1の天面レベル)より例えば 5mm
低位に位置付けて用いられる。そして、刃物台31の倣
い板33が相対移動してくる箱1のカット面1Aに接す
るとき、刃物台31は、上記揺動リンク35A、35B
の揺動変位により、倣い板33を略水平姿勢に保ちなが
ら上下変位し、倣い板33を箱1のカット面1Aに倣わ
せる。刃物台31は、昇降台22に設けられているスト
ッパ28に衝合して、揺動下降端に停止せしめられる。
【0044】尚、刃物台31には吊下げワイヤ61を介
して、揺動重量にバランスする揺動用カウンタウエイト
62が連結されている。63は滑車である。また、刃物
台31は、刃物32まわりに吸塵カバー64を備えてい
る。
【0045】箱カット装置11は、刃物台31に刃先カ
ット位置決め用パルスモータ36を設けるとともに、刃
物台31に曲りリンク37A、短リンク37Bを介して
倣い板取付リンク38を結合し、モータ36によりリン
ク37Aを駆動可能としている。倣い板取付リンク38
には、先端側ではクッション材39Aを介し、後端側で
は固定部39Bを介して、前述の倣い板33が取付けら
れている。即ち、刃先カット位置決め用パルスモータ3
6の駆動により、リンク38及び倣い板33は略水平姿
勢を保ったまま、刃物台31に対し上下変位し、刃物3
2の刃先32Aの倣い板33からの突出量(切込深さ)
を調節可能とする。
【0046】箱カット装置11は、昇降台22に出代ガ
イド位置決め用パルスモータ41を設け、モータ41に
長L型リンク42A、短L型リンク42Bを介してフリ
ーローラー状出代ガイド43を結合するとともに、リン
ク42Aとリンク42Bとを連結リンク44により連結
している。出代ガイド43はコンベヤ10A上を搬送さ
れてくる箱1のカット面1Aに直交するガイド面(側
面)1Bに接し、刃物32の刃先32Aがガイド面1B
に対する出代量を定める。即ち、出代ガイド位置決め用
パルスモータ41の駆動により、出代ガイド43は搬送
方向に沿う略真直姿勢を保ったまま、コンベヤ10Aの
側に出退し、出代ガイド43に対する刃先32Aの出代
量を調整可能とする。尚、コンベヤ10Aは、箱カット
装置11による箱カット作業位置で、箱1を出代ガイド
43に押し付けるように、コンベヤローラを搬送方向に
対してスキューさせている。
【0047】次に、箱カット装置11による箱カット手
順について説明する(図5〜図9)。 (1) 段ボール箱補充CPU(箱カット制御装置)から、
箱カットレベル(箱1の高さに基づく標準箱カットレベ
ル)、箱カット面厚(箱1のカット面1Aである天面の
板厚)、箱ガイド面厚(箱1のガイド面1Bである側面
の板厚)のデータを受取る。
【0048】(2) 刃物台31の倣い板33が箱カットレ
ベル以下(箱カットレベルより例えば 5mm低位)となる
ように昇降台22を昇降する。このとき、刃物台31は
昇降台22のストッパ28に衝合して揺動下降端にある
(図5)。また、倣い板33からの刃先32Aの突出量
(切込深さ)dは、刃先カット位置決め用パルスモータ
36により、箱カット面厚t1 に設定されている(図
9)。また、出代ガイド43に対する刃先32Aの出代
量wは、出代ガイド位置決め用パルスモータ41によ
り、箱ガイド面厚t2 に設定されている(図9)。
【0049】(3) 箱カット装置11によるカット作業領
域に対し箱1を相対移動させて進入せしめる。刃物台3
1は、箱1の進入による衝撃を倣い板33の可撓性とク
ッション部材39Aの緩衝性により吸収し、倣い板33
が箱1のカット面1Aに倣うように、徐々に移動する。
これにより、刃物台31が昇降台22に対し移動しなが
ら上方変位し、倣い板33が箱1のカット面1Aに倣っ
ていく(図6)。
【0050】(4) 倣い板33が箱1のカット面1Aに倣
い、箱1が刃物32の中心部相当位置に到達すると、倣
い板33から突出している刃先32Aにより箱1がカッ
トされる(図7)。
【0051】刃先32Aの出代量wが箱ガイド面厚t2
に設定され、刃先32Aの切込深さdが箱カット面厚t
1 に設定されたから、刃先32Aは箱1のカット面1A
(天面)とガイド面1B(側面)の交差する稜内で、ガ
イド面1Bの内面に沿う位置をカットするものとなる
(図9)。箱1のガイド面1Bと収納物品との間に隙間
があれば、刃先32Aの出代量wをより大としてもよ
い。
【0052】ここで、倣い板33は、図8(B)に示す
如く、刃先挿通用長孔71を備え、長孔71の先端側と
後端側とを孔のない継ぎ部72A、72Bとしている。
このため、倣い板33が箱1の稜に沿うカット面1Aに
載って摺接し、刃物32が箱1の稜をカットしていくと
きに、倣い板33の継ぎ部72A、72Bが箱1のガイ
ド面1B(側壁)に支えられる結果、倣い板33がカッ
トされたカット面1Aとともに箱内に沈み込む如くがな
く、箱1の全長を安定カット可能とする。倣い板33が
継ぎ部72A、72Bを備えないと、倣い板33は刃物
台31の重力作用下でカットされたカット面1Aととも
に箱内に沈み込み、カット作業の進行を損なうものとな
る。
【0053】尚、刃物32は図10(A)、(B)に示
す如くのチップソーとするのがよい。このとき、刃物3
2は、母材32Bの刃先位置にチップからなる刃先32
Aを備える。チップソーでは、図10(C)に示す如
く、隣り合う刃先32Aが同一ライン上に並ぶ。これに
対し、鋸刃では、図10(D)に示す如く、隣り合う刃
先32Aが互い違いに逃げ、段ボール箱等の切削性を阻
害する。
【0054】以下、本実施形態の作用について説明す
る。 箱カット装置11によるカット作業領域に対し箱1を
相対移動するとき、刃物台31に支持されている倣い板
33が箱1のカット面1Aに必ず沿うように、刃物台3
1が昇降台22に対し上下変位する。そして、刃物台3
1の刃物32は、倣い板33から突出している刃先によ
り箱1をカットするものとなる。従って、箱1の製作誤
差、変形等により、箱高さ(箱カットレベル)が異なる
場合にも、倣い板33をそれらの箱1のカット面1Aに
倣わせ、刃物32の刃先が箱1の所定切込深さに入るよ
うにして、箱1を完全にカットできるものとする。
【0055】刃物台31を昇降台22に対し上下変位
可能とし、昇降台22を架台21に対し昇降できるよう
にした。従って、刃物台31に支持されている倣い板3
3を箱カット面1Aの通過レベル(箱カットレベル)よ
り例えば 5mm程度低位に位置付けるように、昇降台22
の昇降位置を設定することにより、倣い板33を必ず箱
1のカット面1Aに倣わせることができる。この倣い板
33が箱カット面1Aに倣うとき、刃物台31が昇降台
22に対し上方に変位することとなる。
【0056】刃先カット位置決め用パルスモータ36
が、倣い板33からの刃先の突出量を箱カット面1A厚
に基づいて調整することにより、刃先を必ず箱1の所定
切込深さに位置付けることができる。
【0057】昇降台22に支持される出代ガイド43
が、箱のカット面1Aに交差するガイド面1Bに接する
ようにしたから、刃物32の刃先を箱ガイド面1B(側
壁)から箱内側に入った所定位置に位置付けることがで
きる。
【0058】出代ガイド43に対する刃先の出代量を
箱ガイド面厚とし、且つ倣い板33からの刃先の突出量
を箱カット面厚として箱1をカットすることにより、箱
1のカット面1Aとガイド面1Bとの交差する稜内にお
けるガイド面1Bの内面に沿う位置でカットできる。こ
れにより、箱1のカット面1Aに、相対する一方のガイ
ド面1Bの内面から他方のガイド面1Bの内面に渡る箱
内最大間隔の開口を形成できる。
【0059】刃物32が鋸刃である場合には、刃が互
い違いに逃げているので、箱1を切るとき、刃にかかる
力が刃の両側に触れて箱カット面1Aが微小振動し切削
面が荒れたり、特に稜を切るときには刃が逃げ易い。こ
れに対し、刃物32がチップソーの場合には、刃が互い
違いに逃げずに周方向同一ライン上にあるので、箱カッ
ト面1Aが振動することなく切削面は荒れることなく良
好で、稜でも正確に狙った位置を切ることができる。
【0060】図11は、箱カット装置11により、箱1
の側面をカットする例である。この箱カット装置11で
は、倣い板33は箱1の側面に倣わせるために刃物台3
1を揺動させる力としてばね81のばね力を作用させて
いる。また、箱1は、ばね82により弾発されている箱
幅寄せ循環ベルト装置83により、コンベヤ10A上で
所定のカット作業位置に幅寄せされるようになってい
る。
【0061】(第2実施形態)(図12〜図14) 第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、箱天面カッ
トライン100において、段ボール箱1の天面における
1辺をカットする毎に、箱1を90度方向転換し、全 4辺
をカットすることにある。
【0062】箱天面カットライン100は、図12に示
す如く、流動棚101と水平回転棚102との間に配置
され、ケースピッキング装置103により流動棚101
から取出された箱1を搬入せしめられる。各箱1は、箱
天面カットライン100の搬送過程で箱カット設備10
4を構成する箱カット装置11(11A〜11D)によ
り天面の 4辺をカットされた後、水平回転棚102へと
供給される。尚、箱カット装置11の構成は第1実施形
態におけると同様とする。
【0063】箱カット設備104は、箱1の搬送経路に
沿う両サイドのうちの一方のサイド側に、 4個の箱カッ
ト装置11A〜11Dを順次配置するとともに、箱カッ
ト装置11Aの入側、隣り合う箱カット装置11Aと1
1B、11Bと11C、11Cと11Dの間のそれぞれ
に箱転回装置105A〜105Dを配置してある。箱転
回装置105A〜105Dは、例えば、ダンパシリンダ
106によりバックアップされるターンバー107にて
構成でき、箱1をターンバー107に当てて転回せしめ
る(図13)。
【0064】箱転回装置105A〜105Dのそれぞれ
は、図14に示す如く、転回した箱1の転回姿勢を整え
る姿勢規制用ストッパ108を備える。ストッパ108
は、箱1が各箱転回装置105A〜105Dに進入した
ことをセンサ(不図示)が検出したことを条件に搬送コ
ンベヤ100A上に突出して箱1を堰き止め、箱1の姿
勢を規制可能とし、一定時間経過後に搬送コンベヤ10
0A下に没入するように動作せしめられる。
【0065】従って、箱天面カットライン100による
天面カットフローは以下の如くなされる(図13)。 (1) ケースピッキング装置103により流動棚101か
ら取出された箱1は、コンベヤ100Aにより搬送経路
に沿う左右両サイドのうちの一方のサイド側(右サイド
側)に寄せられて搬送せしめられる。
【0066】(2) 第1箱カット装置11Aの入側に配置
されている箱転回装置105Aにより箱1を転回し、箱
1の搬送姿勢を短手に揃え、天面の右短辺(W1 )を搬
送経路の右サイド側に位置せしめる。箱1の転回姿勢は
ストッパ108により整えられる。
【0067】(3) 第1箱カット装置11Aにより箱1の
天面の右短辺(W1 )をカットする。
【0068】(4) 第2箱カット装置11Bの入側に配置
されている箱転回装置105Bにより箱1を転回し、箱
1の搬送姿勢を90度転回し長手に揃え、天面の右長辺
(L1)を搬送経路の右サイド側に位置せしめる。箱1
の転回姿勢はストッパ108により整えられる。
【0069】(5) 第2箱カット装置11Bにより箱1の
天面の右長辺(L1 )をカットする。
【0070】(6) 第3箱カット装置11Cの入側に配置
されている箱転回装置105Cにより箱1を転回し、箱
1の搬送姿勢を90度転回し短手に揃え、天面の右短辺
(W2)を搬送経路の右サイド側に位置せしめる。箱1
の転回姿勢はストッパ108により整えられる。
【0071】(7) 第3箱カット装置11Cにより箱1の
天面の右短辺(W2 )をカットする。
【0072】(8) 第4箱カット装置11Dの入側に配置
されている箱転回装置105Dにより箱1を転回し、箱
1の搬送姿勢を90度転回し長手に揃え、天面の右長辺
(L2)を搬送経路の右サイド側に位置せしめる。箱1
の転回姿勢はストッパ108により整えられる。
【0073】(9) 第4箱カット装置11Dにより箱1の
天面の右長辺(L2 )をカットする。
【0074】上記(1) 〜(9) により天面の全 4辺をカッ
トされた箱1を水平回転棚102へと供給する。尚、こ
の箱1を水平回転棚102へと供給する過程で、必要に
より、箱1のカット済天面を天面除去装置により除去
し、或いは天面が除去された箱1の切り粉をブローイン
グ装置により吹き飛ばし除去できる。
【0075】従って、本実施形態によれば以下の如くの
作用がある。 箱1の天面における全辺を順次カットするに際し、箱
1の天面における全辺のうち該箱1の搬送経路に沿う両
サイドのうちの一方のサイド側に位置する辺をカットす
るカット工程と、箱1を搬送経路上で転回し、箱1の天
面における全辺のうち次にカットされるべき辺を該箱1
の搬送経路に沿う上記の一方のサイド側に位置せしめる
転回工程とを有し、上記カット工程と上記転回工程とを
繰り返すこととした。従って、箱カット設備104は、
コンベヤ長を短くコンパクトにできる。
【0076】例えば、直方体状の箱1において、箱1の
天面における 4辺をカットするために、右短辺カット−
左短辺カット−90度方向転換−左長辺カット−右長辺カ
ットの順でカットする場合には、図14(A)に示す如
く、右端辺をカットした後左短辺をカットする際に箱1
はコンベヤ幅を斜め前方に横断するため、小さい箱1ほ
ど隣り合う箱カット装置11A〜11Dの間に距離が必
要になる。箱カットラインでは、最小の箱1に合わせて
箱カット装置11A〜11Dを配置するので、全ての辺
をカットするために長い距離が必要になる。また、箱カ
ット装置11A〜11Dの配置が搬送経路に沿う両サイ
ドに千鳥をなす如くになる結果、勝手違いの箱カット装
置11A〜11Dを用意する必要がある。これに対し、
本発明では、右短辺カット−90度方向転換−右長辺カッ
ト−90度方向転換−右短辺カット−90度方向転換−右長
辺カットの順でカットすることにより、箱1を常に搬送
経路の片側に寄せてカットするものとなり、上記のよう
にコンベヤ幅を斜めに横断しなくて済む。従って、コン
ベヤ長を短くコンパクトにできる(図14(B))。ま
た、全ての箱カット装置11A〜11Dを、箱1の搬送
経路に沿う片側に揃えることができる。従って、箱カッ
ト設備104は、勝手違いの箱カット装置11A〜11
Dを用いる必要がなく、コンパクトにできる。
【0077】上記において、箱1の転回工程で、箱
1を転回した後、該箱1をストッパ108に当てて該箱
1の転回姿勢を整えることにより、箱1の転回姿勢を整
えて確実にカットできる。
【0078】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、箱カット
設備のコンパクトを図ることができる。
【0080】また、本発明によれば、段ボール箱等の箱
を完全にカット可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は箱の天面カットラインを示す模式図であ
る。
【図2】図2は箱の天面カットフローを示す流れ図であ
る。
【図3】図3は箱カット装置を示す正面図である。
【図4】図4は箱カット装置を示す側面図である。
【図5】図5は箱カット装置における倣い板設定状態を
示す模式図である。
【図6】図6は箱カット装置における箱進入状態を示す
模式図である。
【図7】図7は箱カット装置における箱の天面カット状
態を示す模式図である。
【図8】図8は図7の側面図である。
【図9】図9は箱カット状態を示す模式図である。
【図10】図10は刃物を示す模式図である。
【図11】図11は箱の側面カット状態を示す模式図で
ある。
【図12】図12は第2実施形態における箱の天面カッ
トラインを示す模式図である。
【図13】図13は箱の天面カット手順を示す模式図で
ある。
【図14】図14は箱カット設備のライン長を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 箱 1A カット面 1B ガイド面 11 箱カット装置 21 架台 22 昇降台 31 刃物台 32 刃物 32A 刃先 33 倣い板(倣い具) 35A、35B 揺動リンク 36 刃先カット位置決め用パルスモータ(刃先カット
位置決め駆動部) 43 出代ガイド 104 箱カット設備 105A〜105D 箱転回装置 108 姿勢規制用ストッパ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 69/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱を刃物によりカットするに際し、 架台に対し昇降できる昇降台と、 昇降台に支持され、且つ昇降台に対し上下変位できる刃
    物台と、 刃物台に支持され、箱のカット面に倣う倣い具と、 倣い具からの刃先の突出量を調整する刃先カット位置決
    め装置とを有してなる箱カット装置を用いて、箱の搬送
    過程で該箱の天面をカットする箱カット方法であって、 箱の天面における辺のうち該箱の搬送経路に沿う両サイ
    ドのうちの一方のサイド側に位置する辺をカットするカ
    ット工程と、 箱を搬送経路上で転回し、箱の天面における辺のうち次
    にカットされるべき辺を該箱の搬送経路に沿う上記の一
    方のサイド側に位置せしめる転回工程とを有し、 上記カット工程と上記転回工程とを繰り返し、箱の天面
    における任意の辺を順次カットすることを特徴とする箱
    カット方法。
  2. 【請求項2】 前記箱カット装置の前記刃物台が揺動リ
    ンクにより昇降台に支持され、前記倣い具が箱のカット
    面に接するとき、上記揺動リンクの揺動変位により刃物
    台を上下変位させて、該倣い具を箱のカット面に倣わせ
    る請求項1記載の箱カット方法。
  3. 【請求項3】 前記箱カット装置の前記刃先カット位置
    決め装置が、刃物台に支持される刃先カット位置決め駆
    動部により、倣い具を刃物台に対して変位せしめるもの
    である請求項1又は2記載の箱カット方法。
  4. 【請求項4】 前記箱カット装置の前記昇降台に支持さ
    れ、箱のカット面に交差するガイド面に接する出代ガイ
    ドを有してなる請來項1〜3のいずれかに記載の箱カッ
    ト方法。
  5. 【請求項5】 前記箱カット装置の前記刃物がチップソ
    ーである請求項1〜4のいずれかに記載の箱カット装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の箱カッ
    ト方法であって、箱カット制御装置から箱カットレベル
    及び箱カット面厚のデータを受け、 刃物台の倣い具が箱カットレベル以下となるように昇降
    台を位置出しするとともに、倣い具からの刃先の突出量
    を箱カット面厚に基づいて設定し、 箱カット装置によるカット作業領域に対し箱を相対移動
    し、箱のカット面に倣い具が倣うように刃物台を昇降台
    に対し上下変位させつつ、倣い具から空出している刃先
    により箱をカットすることを特徴とする箱カット方法。
  7. 【請求項7】 前記箱カット制御装置から箱ガイド面厚
    のデータを受取り、 出代ガイドに対する刃先の出代量を箱ガイド面厚とし、
    且つ倣い具からの刃先の突出量を箱カット面厚として、
    箱をカットする請求項6に記載の箱カット方法。
  8. 【請求項8】 前記転回工稈で、箱を転回した後、該箱
    をストッパに当てて該箱の転回姿勢を整える請求項1〜
    7のいずれかに記載の箱カット方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の箱カッ
    ト方法を実施するための箱カット設備であって、 箱の搬送経路に沿う前記一方のサイド側に、複数の箱カ
    ット装置を順次配置するとともに、隣り合う箱カット装
    置の間に箱転回装置を配置してなることを特徴とする箱
    カット設備。
  10. 【請求項10】 前記転回装置が、転回した箱の転回姿
    勢を整える姿勢規制用ストッパを備える請求項9記載の
    箱カット設備。
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