JPH05310436A - 硝子板の切断方法及びその装置 - Google Patents

硝子板の切断方法及びその装置

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JPH05310436A
JPH05310436A JP11745992A JP11745992A JPH05310436A JP H05310436 A JPH05310436 A JP H05310436A JP 11745992 A JP11745992 A JP 11745992A JP 11745992 A JP11745992 A JP 11745992A JP H05310436 A JPH05310436 A JP H05310436A
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glass plate
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Hitoshi Chiyousokabe
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 切線が加工された硝子板が第1コンベア10
上に供給され、硝子板は第1コンベア10から折り機1
2、14に送られて、1つの切線に沿って切断され、第
2コンベア18に送られる。更に切断の必要がある場合
には、吸着ユニット22で硝子板は吸着され、折り機上
方で方向転換され、第1コンベア10に送られる。第1
コンベア10から再び折り機12、14に送られ、他の
切線に沿って切断される。 【効果】 省スペースの硝子板の切断方法及び装置を提
供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硝子板の切断方法及びそ
の装置に係り、特にカッタで硝子板に切線を入れた後、
この切線に沿って硝子板を折って切断する硝子板の切断
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硝子板を切断する場合、手折りの
場合には、先ず硝子板を硝子板切り機のテーブル上に載
置して硝子板の切断したい箇所にカッタで切線を入れ、
次に硝子板の切線に沿って作業者がハンマリングして作
業者の手で硝子板を切線から折り、硝子板を切線で切断
する。
【0003】また、機械折りの場合には、硝子板切り機
のテーブル上に硝子板を載置し、カッタで硝子板の切断
したい位置に切線を入れる。切線を入れた後、ベルトコ
ンベアで硝子板の切線を折りローラに位置するまで移動
し、この位置で、硝子板を切線で折る。このようにし
て、硝子板を所望の形状に切断することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、硝子板
を作業者の手で折る場合良好な折口を得る為には熟練し
た作業者が必要であるという問題がある。また生産性が
低いのでコスト低減を図ることができないという問題が
ある。また、機械折りの場合、硝子板の切線に沿って硝
子板を折る為には、硝子板を切線毎にコンベア上で90
°毎に方向転換しなければなず、この為にコンベアの設
置スペースが大きくなる欠点がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、生産性が高くスペースをとらない硝子板の切
断方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、複数の切線が加工された硝子板を夫々の切
線で折って切断する硝子板の切断方法に於いて、折り機
で硝子板を1つの切線に沿って切断し、切断後の硝子板
を折り機の上方空間で方向転換し、再び折り機で硝子板
を別の切線に沿って切断し、この工程を繰り返すことを
特徴とする。
【0007】
【作用】切線が加工された硝子板が第1コンベア上に供
給され、硝子板は第1コンベアから折り機に送られる。
硝子板は折り機で1つの切線に沿って切断され、第2コ
ンベアに送られる。更に切断の必要がある場合には、吸
着ユニットで硝子板は吸着され、折り機上方で方向転換
され、第1コンベアに送られる。第1コンベアから再び
折り機に送られ、他の切線に沿って切断される。この動
作を繰り返すことにより必要な切断箇所を全て切断後、
第2コンベアから搬出される。
【0008】また、本発明ではストック手段を有し、切
断箇所の残っている硝子板をストックし、第1コンベア
が空になり次第、ストック手段の硝子板を吸着ユニット
で取り出し、第1コンベアに供給する。これにより、省
スペースを図ると共に作業効率を高めることが出来る。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る硝子板の
切断方法及びその装置の好ましい実施例を詳説する。本
発明に係る硝子板の切断装置は、主として第1コンベア
10、折り機12、14、ゲートコンベア16、第2コ
ンベア18、ストッカー20、吸着ユニット22から構
成されている。
【0010】第1コンベア10は、図2に示すように位
置決めストッパピン24、24…、ベルトコンベア2
6、26…、エアテーブル28、28…等から構成され
る。ベルトコンベア26はモータ27で駆動され、エア
テーブル28にはブロワー29からエアが供給される。
切線が加工された硝子板はエアテーブル28上で浮上さ
れ、位置決めストッパ24で硝子板の端面を位置決めし
た後、ベルトコンベア26で折り機12、14に向けて
搬送される。
【0011】折り機12は図3に示すように特厚硝子板
の切断に使用され、折り機14は網入り硝子板の切断に
使用される。折り機12は、下方から上方に向かって突
きあげる突き上げ棒30と、上方から下方に向けて降下
する押圧パッド32、32から構成される。押圧パッド
32、32は硝子板の切線の両側に当接し、この状態で
突き上げ棒30は硝子板の切線の位置に下方から押し上
げ、硝子板を切断する。折り機14には、突き上げ棒3
0、押圧パッド32、32の他に網切断用のレーザ加工
機33が設置される。
【0012】ゲートコンベア16は、図4に示すように
揺動フレーム34に軸支されたローラコンベア36を有
し、揺動フレーム34はシリンダ38を作動させること
により軸40を中心に図の2点鎖線で示すように下方に
揺動し、切断された硝子くずを下方に落下させる。第2
コンベア18は、図示しないが第1コンベアと同様に硝
子板を浮上させるエアテーブルと、硝子板を搬送するベ
ルトコンベアから構成される。
【0013】ストッカー20は図5に示すように、例え
ば4枚の支持プレート46、48、50、51から構成
され、上から3枚の支持プレート46、48、50は一
点鎖線で示すように軸54を中心に回動自在に構成され
る。支持プレート46、48、50はロープ46A、4
8A、50Aにより上方に回動される。更にストッカー
20は、上下動移動自在に構成され、図の一点鎖線で示
すように、第2コンベア18内に没入できるようになっ
ている。ストッカー20は第2コンベア18内に没入し
た状態から1プレートの厚さ分毎に上昇し、支持プレー
ト46、48、50上に硝子板を載せる。切断終了後の
硝子板はストッカー20の下方を抜けて第2コンベア1
8から通過する。
【0014】次に吸着ユニット22について説明する。
図1に示すように硝子板の搬送ラインの両側には2対の
ポスト52、52、52、52が立設され、この各対の
ポスト52、52には夫々X軸ガイド54、54が設け
られる。このX軸ガイド54、54間にはY軸ガイド5
6が架け渡され、このY軸ガイド56はモータ58によ
りX軸ガイド54に沿って移動される。Y軸ガイド56
には、Z軸ガイド60がY軸方向に移動自在に設けら
れ、Z軸ガイド60はモータ62によりY軸ガイド56
に沿って移動される。Z軸ガイド60はY軸ガイド56
に対して旋回自在且つ上下動自在に設けられ、モータ6
4により旋回され、モータ66により上下動される。Z
軸ガイド60の下端には吸着盤68が設けられ、この吸
着盤68の下面には図5に示すように多数の吸着ノズル
70、70…が設けられる。従って、吸着盤68は上下
動し、旋回し、更にX軸ガイド54に沿って往復移動す
ることが出来る。
【0015】前記の如く構成された本発明に係る硝子板
の切断装置の作用は次の通りである。先ず切線が加工さ
れた硝子板72が第1コンベア10上に供給され、硝子
板72が特厚硝子板の場合には折り機12に送られ、網
入り硝子板の場合には折り機14に送られる。折り機1
2に於いて、切線の両側を押圧パッド32、32で押さ
えると共に下方から突き上げ棒30で突き上げ切断す
る。切断後の硝子くずは、ゲートコンベア16を傾けて
廃棄され、硝子板は第2コンベア18に送られる。
【0016】第2コンベア18上の硝子板はストッカー
20の上昇により支持プレート46上に載せられ、スト
ッカー20は次の硝子板を支持プレート48上に載せる
為にプレート1枚分の厚さだけ上昇する。このようにし
てストッカー20の支持プレート46、48、50、5
1には切線の残っている硝子板がストックされる。吸着
ユニット22は、ストッカー20の上方まで移動し、支
持プレート46上の硝子板を吸着し、例えば90°回転
し、第1コンベア10まで移送する。吸着ユニット22
は再びストッカー20の上方に移動し支持プレート48
上の硝子板を吸着し、硝子板を所定角度回転し、第1コ
ンベア10上に移送する。吸着ユニットはこの動作を繰
返す。この時、空の支持プレート46は、ロープ46A
が引張られて軸54を中心に時計方向に回動して逃げ、
吸着ユニット22が支持プレート48上の硝子板を吸着
可能とする。
【0017】全ての切線を切断された硝子板が第2コン
ベアに来ると、ストッカー20は上昇して硝子板を通過
させる。このような動作を繰返しながら、硝子板の全て
の切線に沿って切断する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る硝子板
の切断方法及びその装置によれば、折り機の上方で硝子
板を方向転換するようにしたので、搬送コンベアの設置
面積が少なくて済み、また作業能率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る実施例の概略を示す斜視図
である。
【図2】図2は第1コンベアの平面図である。
【図3】図3は折り機の正面図である。
【図4】図4はゲートコンベアの平面図である。
【図5】図5はストッカーの平面図である。
【符号の説明】
10…第1コンベア 12、14…折り機 18…第2コンベア 20…ストッカー 22…吸着ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切線が加工された硝子板を夫々の
    切線で折って切断する硝子板の切断方法に於いて、 折り機で硝子板を1つの切線に沿って切断し、切断後の
    硝子板を折り機の上方空間で方向転換し、再び折り機で
    硝子板を別の切線に沿って切断し、この工程を繰り返す
    ことにより硝子板を切断する硝子板の切断方法。
  2. 【請求項2】 複数の切線が加工された硝子板を夫々の
    切線で折って切断する硝子板の切断装置に於いて、 硝子板を切線に沿って折り切断する折り機と、 折り機の搬入側に位置し、折り機に硝子板を供給する第
    1コンベアと、 折り機の搬出側に位置し折り機で切断された硝子板を折
    り機から搬出する第2コンベアと、 上下動機構、往復移動機構、旋回機構及び吸着機構を備
    え、吸着機構で第2コンベア上の硝子板を吸着保持し、
    旋回機構で折り機の上方空間で所定角度旋回し、往復移
    動機構で硝子板を第1コンベアまで移送する吸着ユニッ
    トと、 から成る硝子板の切断方法及びその装置。
  3. 【請求項3】 第2コンベアから送られる硝子板を一時
    的にストックするストック手段と、を有する請求項2の
    硝子板の切断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004048057A1 (ja) * 2002-11-22 2006-03-23 三星ダイヤモンド工業株式会社 基板分断システム、基板製造装置、基板スクライブ方法および基板分断方法
CN112356323A (zh) * 2020-11-11 2021-02-12 常德市金沅锅炉制造有限公司 一种玻璃批量裁切装置
CN113060932A (zh) * 2021-03-24 2021-07-02 深圳市巨艾伦控股有限公司 一种带有主轴间距自动调节机构的玻璃切割机
CN115416606A (zh) * 2022-09-05 2022-12-02 中国第一汽车股份有限公司 一种车门玻璃爆破逃生装置及汽车

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