JPH0647733A - 被削材支持装置 - Google Patents

被削材支持装置

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Publication number
JPH0647733A
JPH0647733A JP20571792A JP20571792A JPH0647733A JP H0647733 A JPH0647733 A JP H0647733A JP 20571792 A JP20571792 A JP 20571792A JP 20571792 A JP20571792 A JP 20571792A JP H0647733 A JPH0647733 A JP H0647733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work material
front support
support
cutting
base
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20571792A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mogi
克己 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP20571792A priority Critical patent/JPH0647733A/ja
Publication of JPH0647733A publication Critical patent/JPH0647733A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D7/00Accessories specially adapted for use with machines or devices of the preceding groups
    • B28D7/04Accessories specially adapted for use with machines or devices of the preceding groups for supporting or holding work or conveying or discharging work

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断装置により被削材をスライスする場合
に、被削材を支持してその割れおよび倒れを防ぐ。 【構成】 被削材を載せて位置決めする基台20と、基
台20上に直立して設けられ切断予定面と直交する方向
へ移動可能かつ水平に傾倒可能とされた前面支持体36
と、前面支持体36の当接面に形成された吸着口40
と、前面支持体36を移動させる支持体移動機構28,
26,30と、前面支持体36を傾動させる支持体傾動
機構とを具備する。基台20はレールRに沿って移動可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の切断機を用いて
被削材から板材を切り出す際に、切り出される板材を支
持する被削材支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石材,木材等をスライスして大形かつ薄
肉の板材を切り出す場合、被削材(板材)の支持構造は
重要な問題である。この点を、本発明者が特願平1−2
47674号において提案した装置を図3に例示して説
明する。
【0003】この装置は、一対の支柱1に沿って昇降操
作可能な昇降部2をそれぞれ設け、これら昇降部2のそ
れぞれに円板状スプロケット4を取り付け、これらスプ
ロケット4を回転させるモータ10を設け、各スプロケ
ット4の間に無端状カッタ6を巻回したものである。無
端状カッタ6の一対の直線部分の間には、無端状カッタ
6よりも薄いバックプレート8が張力をかけた状態で配
置され、その上下縁は無端状カッタ6の内周縁と摺動可
能に係合している。
【0004】前記無端状カッタ6は、例えば厚さ5mm
程度の矩形板状をなす金属製フラップを同一平面上に並
べて無端状に多数連結したもので、各フラップの外周側
端面にはそれぞれ1つづつ砥粒層チップが固定されてい
る。
【0005】この装置によれば、被削材への切込み深さ
に制限がないうえ、被削材の切断代が数mm程度で済
み、しかも切断面の平坦度が高いので、大面積かつ薄肉
の板材を切り出すことが容易であり、例えば床材や壁材
として使用される石板等の生産性が高められるという特
徴を有する。
【0006】なお、上記のような装置により大形被削材
をスライスする場合、これまでは図3に示すように、切
断面に対し直交する方向に移動可能な支持台12をカッ
タ6の下方に配置し、この支持台12上に被削材を固定
して切断していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の被削材
支持構造では、板材となる部分が切断中に振動あるいは
カッタと接触して折れることがあるうえ、切断後に板材
が倒れて割れるのを防ぐために、板材の下端に未切断部
分を残さなければならない。このため、未切断部分を後
で切り離す作業が別途必要で、歩留まりおよび生産性を
向上するうえで支障になっていた。
【0008】なお、上記問題は図3に示した切断装置に
限ることではなく、従来から使用されている他種の切断
装置、例えば切断ブレードやバンドソー、ワイヤソー等
を用いた装置にも同様に言えることである。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、切断装置により被削材
をスライスする場合に、被削材の割れおよび倒れを防ぐ
ことを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる被削材支
持装置は、被削材を支持する被削材載置面を有し、この
被削材載置面に載せた被削材を前記切断機の切断予定面
に沿って位置決めする基台と、前記基台上に直立して設
けられ、前記切断予定面と直交する方向へ移動可能かつ
被削材と反対側に向けて水平に傾倒可能とされた前面支
持体と、前記前面支持体の被削材との当接面に設けら
れ、被削材を着脱可能に吸着する吸着手段と、前記前面
支持体を前記切断予定面と直交する方向へ移動させる支
持体移動機構と、前記前面支持体を、その直立位置と傾
倒位置との間で傾動させる支持体傾動機構とを具備する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る被削材支持装置では、基台の被削
材載置面に被削材を載せ、被削材を前記切断機の切断予
定面に沿って位置決めした後、支持体移動機構により前
面支持体を動かして被削材の板材になる部分の端面に圧
接させる。この状態で被削材を切断することにより、切
断中の板材の割れが防げるうえ、被削材を完全に切断し
ても板材が倒れることはないから、未切断部分を残す必
要が無くなる。
【0011】切断が完了したら、吸着手段により前面支
持体に板材を吸着し、支持体傾動機構により、前面支持
体を板材とともに被削材と反対側に向けて水平に倒す。
これにより、板材の搬出が容易になる。
【0012】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る被削材支持
装置の一実施例を示す側面図および正面図であり、以下
の説明では便宜上、図1の左方を装置前方と称する。図
中符号20は水平に配置された矩形状の基台であり、こ
の基台20の下面四隅には車輪22が取り付けられ、切
断工具6の下方において切断予定面と直交する方向に向
けて配置された一対のレールR上を走行する。また、基
台20をレールRに沿って位置決めする位置決め機構が
設けられ、制御盤(共に図示略)によりコントロールさ
れるようになっている。
【0013】基台20の左右両側面には、レールRと平
行にスクリュウ軸26が配置され、軸受24により回転
自在に支持されている。これらスクリュウ軸26の間に
はタイミングベルト等の連動機構が設けられ、さらに一
方のスクリュウ軸26の前端部にはモータ28が設けら
れて、各スクリュウ軸26は同速かつ同方向に回転駆動
される。モータ28も前記制御盤により作動される。
【0014】各スクリュウ軸26には、それぞれ雌ネジ
部材30が螺合され、互いに左右対称な位置に配置され
ている。これら雌ネジ部材30は、前後に長い直方体状
をなし、その後端部側には上方に突出した軸受部34が
形成されている。これら軸受部34には、前面支持体3
6の一対の脚部32が、それぞれ軸38を介して前後方
向に傾動自在に取り付けられている。前面支持体36は
矩形板状をなし、その高さは被削材Wと同程度、その幅
は被削材Wの左右幅よりも大とされている。なお、脚部
32には、前面支持体36が水平に傾倒した際に、雌ネ
ジ部材30に当たるストッパ面32Aが形成されてい
る。
【0015】前面支持体36には、エアシリンダやモー
タ等の支持体傾動機構(図示略)が設けられ、それを作
動することにより、直立位置および水平位置の間で傾動
する。そしてこの支持体駆動機構は、前記制御盤により
コントロールされるようになっている。制御盤による全
てのコントロールは、コンピュータープログラムによる
NC制御としてもよい。
【0016】前面支持体36の被削材Wと当接する面に
は、複数の吸着口40が形成されている。これら吸着口
40は図示しないチューブを介して真空ポンプ(図示
略)に接続されており、真空ポンプを作動させると被削
材Wを吸着する。前面支持体36の被削材Wとの当接面
には、吸着力を高めるためにゴムシート等を固定しても
よい。
【0017】また、被削材Wの寸法が異なった場合にも
被削材Wを吸着できるように、吸着口40の個数を増や
すとともに、これら吸着口40を領域によっていくつか
のグループに分け、これらグループ毎にバルブを設けて
真空ポンプに接続してもよい。また、吸着口40を形成
する代わりに被削材Wとの当接面を多孔板で構成し、こ
の多孔板を通して被削材Wを吸着してもよい。
【0018】一方、基台20の後部には、前面支持体3
6とほぼ同寸法の後面支持体42が直立状態で固定され
ており、直立した前面支持体36との間で被削材Wを挟
んで支持できるようになっている。
【0019】次に、上記装置の使用方法を説明する。予
め直方体状に整形した被削材Wを基台20上に載置し、
後端面を後面支持体42に当接させる。支持体傾動機構
を作動して前面支持体36を起立させ、さらにモータ2
8により前面支持体36を被削材Wの前端面に圧接させ
る。この状態で、レールRに沿って基台20を動かし、
切断装置のカッタ6による切断予定面を所定位置に合わ
せる。
【0020】カッタ6を駆動しつつ下降させて被削材W
の切断を開始する。この時、前面支持体36は被削材W
の板材Tになる部分の端面に圧接し支えているので、切
断中の板材Tの割れや切断面の曲がりが防止でき、板材
Tの歩留まりが向上できるうえ、被削材Wを下端まで完
全に切断しても板材Tが倒れることはないから、未切断
部分を残す必要が無くなる。したがって、未切断部分を
後加工する必要もなくなり、生産性も向上できる。
【0021】板材Tの切断が完了したら、真空ポンプを
作動して吸着口40により板材Tを吸着し、支持体傾動
機構により前面支持体36を板材Tを吸着したまま水平
にゆっくり倒し、真空ポンプを停止する。これにより、
板材Tの搬出が容易になるうえ、カッタ6のメンテナン
スが容易になる。以上の作業を繰り返すことにより、多
数の板材Tを効率よく製造することができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、他にも様々な変形が可能である。例え
ば、前面支持体36に板材を吸着させ傾倒させた後に、
前面支持体36から板材を次工程に運ぶ搬送機構を設け
てもよいし、さらに従来周知の他の構成を組み合せても
よい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る被削
材支持装置においては、基台の被削材載置面に被削材を
載せ、被削材を前記切断機の切断予定面に沿って位置決
めした後、支持体移動機構により前面支持体を動かして
被削材の板材になる部分の端面に圧接させる。この状態
で被削材を切断することにより、切断中の板材の割れや
切断面の曲がりが防止でき、歩留まりが高められる。ま
た、被削材を完全に切断しても板材が倒れることはない
から、未切断部分を残す必要が無く、未切断部分を後加
工する作業が不要になり、生産性が向上できる。
【0024】一方、被削材の切断が完了したら、吸着手
段により前面支持体に板材を吸着し、支持体傾動機構で
前面支持体を板材とともに被削材と反対側に向けて水平
に倒すことにより、板材の搬出を容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる被削材支持装置の一実施例を示
す側面図である。
【図2】同被削材支持装置の正面図である。
【図3】切断装置の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
6 切断装置のカッタ 20 基台 26 スクリュウ軸(支持体移動機構の一部) 28 モータ(支持体移動機構の一部) 30 雌ネジ部材(支持体移動機構の一部) 36 前面支持体 40 吸着口(吸着手段) 42 後面支持体 T 板材 W 被削材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断機を用いて被削材から板材を切り出す
    際に、切り出される板材を支持する被削材支持装置であ
    って、 被削材を支持する被削材載置面を有し、この被削材載置
    面に載せた被削材を前記切断機の切断予定面に沿って位
    置決めする基台と、 前記基台上に直立して設けられ、前記切断予定面と直交
    する方向へ移動可能かつ被削材と反対側に向けて水平に
    傾倒可能とされた前面支持体と、 前記前面支持体の被削材との当接面に設けられ、被削材
    を着脱可能に吸着する吸着手段と、 前記前面支持体を前記切断予定面と直交する方向へ移動
    させる支持体移動機構と、 前記前面支持体を、その直立位置と傾倒位置との間で傾
    動させる支持体傾動機構とを具備することを特徴とする
    被削材支持装置。
JP20571792A 1992-07-31 1992-07-31 被削材支持装置 Withdrawn JPH0647733A (ja)

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JP20571792A JPH0647733A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 被削材支持装置

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JP20571792A JPH0647733A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 被削材支持装置

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JPH0647733A true JPH0647733A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16511526

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JP20571792A Withdrawn JPH0647733A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 被削材支持装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1034441C2 (nl) * 2007-06-18 2008-12-22 Nieuwamerongen Johannes Cornel Werkwijze voor het afzagen van een dunne plaat van een blok natuursteen.
WO2008156355A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-24 Van Nieuwamerongen Johannes Co Natural stone element having a stress absorbing layer
CN102275237A (zh) * 2011-09-05 2011-12-14 镇江大成新能源有限公司 一种切割硅片用夹具

Cited By (3)

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NL1034441C2 (nl) * 2007-06-18 2008-12-22 Nieuwamerongen Johannes Cornel Werkwijze voor het afzagen van een dunne plaat van een blok natuursteen.
WO2008156355A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-24 Van Nieuwamerongen Johannes Co Natural stone element having a stress absorbing layer
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19991005