JP4997847B2 - 切断加工装置 - Google Patents

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本発明は切断加工装置に関し、より詳しくは、例えば被加工物にレーザ光を照射して切断加工を施す切断加工装置の加工テーブルに関する。
従来、例えばレーザ加工装置の加工テーブルとして各種のものが提案されている(例えば特許文献1、特許文献2)。
特許文献1の装置においては、被加工物を保持するクランプおよび被加工物を載置する搬送ベルトを同一方向に同一速度で移動させるとともにレーザ光を照射する加工ヘッドを搬送ベルトと直交する方向に移動させることで、被加工物を所要の形状に切断加工するようになっている。
また、特許文献2の装置は、水平面のY軸方向に移動可能な加工ヘッドと、上記Y軸方向と直交する方向に移動可能なテーブルとを備えており、このテーブルには切断加工時と製品搬出時とで支持位置を切換えられる切換えテーブルを設けている。
特開昭61−206586号公報 特開平4−361837号公報
ところで、上記特許文献1の装置においては、切断加工時に被加工物を保持するクランプと被加工物を載置する搬送ベルトとが同一方向に同一速度で移動するようになっているが、被加工物から製品部分を切り出した残材は搬送ベルトに載置したままで製品部分は搬送ベルトの下方へ落下させていたものである。この特許文献1の装置においては、製品部分が落下した時に損傷するおそれがあった。
他方、特許文献2の装置においては、被加工物を搬入するためのリフタを備えるとともに被加工物を保持するクランプ機構を備えている。そして、切断加工後に製品部分を搬出する際には、製品部分を支持した切換えテーブルのベルトを下方に傾斜させることで製品部分を他のベルトに移載するようにしていたものである。その際、製品部分の裏面に繊細な印刷が施されていたり、鏡面仕上げがされている被加工物では、ベルトに対して製品部分が滑ってその裏面に傷が付く可能性があった。
そのため、製品部分の表面に傷付きを防ぐために被加工物の表面及び裏面に保護フィルムを貼り付けていたが、可能であればそのような保護フィルムを省略することが望まれていたものである。
上述した事情に鑑み、本発明は、被加工物を支持して水平面のX方向に移動可能な加工テーブルと、上記X方向と直交する水平面のY方向に移動可能に設けられて被加工物に切断加工を施す加工ヘッドとを備えた切断加工装置において、
上記加工テーブルは、被加工物を支持してX方向に移動可能な搬送ベルトと、被加工物を保持してX方向に移動可能な保持手段と、上記保持手段を昇降させて該上記保持手段の高さを上下3段階に変更可能であるとともに、その中間高さでは上記搬送ベルトによる被加工物の支持と同一高さで保持する昇降手段とを備えて、
上記搬送ベルトの載置面に被加工物を支持するとともに該被加工物を上記保持手段によって保持した状態で、上記搬送ベルトと上記保持手段を同一速度で同期してX方向に移動させ、かつ上記加工ヘッドをY方向に移動させて被加工物から製品部分を切断し、
上記搬送ベルトに支持された製品部分よりも上方まで上記保持手段に保持された被加工物の残材を上記昇降手段によって上昇させてから上記搬送ベルトによって製品部分を排出するようにしたものである。
上述した構成によれば、製品部分の表面を保護するための保護フィルムを省略することができ、しかも容易に製品部分と残材とを区分することができる。
以下図示実施例において本発明を説明すると、図1ないし図2において、1は板状の被加工物Wを所要の形状に切断するレーザ加工装置1である。このレーザ加工装置1は、被加工物Wを支持して水平面のX方向に移動する加工テーブル2と上記X方向と直交する水平面のY方向に移動されて被加工物Wにレーザ光を照射するとともにアシストガスを噴射して切断加工を施す加工ヘッド3とを備えている。 加工ヘッド3は図示しない移動機構によってY方向に移動可能となっており、かつ所要量だけ昇降できるようになっている。レーザ加工装置1は、加工テーブル2上の被加工物Wに加工ヘッド3からレーザ光を照射しながら加工ヘッド3と加工テーブル2とをXY方向に相対移動させることで、被加工物Wを所要の形状に切断できるようになっている。
本実施例の加工テーブル2は、図示しない固定フレーム上に隣接させて水平に配置されてX方向に走行される一対の搬送ベルト4,4’と、これら搬送ベルト4,4’を上方から覆うように配置した枠状のワークテーブル5と、このワークテーブル5をX方向に走行させる水平移動手段6と、所要時にワークテーブル5を昇降させる昇降手段7とを備えている。そして、ワークテーブル5の両側部に被加工物Wの両側部を保持する保持手段8を設けている。
水平移動手段6は、搬送ベルト4,4の両側方に設けられた水平移動機構6A,6Bから構成されている。一方の水平移動機構6Aは図示しない固定フレーム上に各一対の軸受部材9,9’を介して水平面のX方向に沿ってねじ軸11を回転自在に軸支してあり、そのねじ軸11は上記固定フレーム上に設けたモータ12に連結され,モータ12は所要時に図示しない制御装置によって回転されるようになっている。ねじ軸11はスライドベース13の下面に設けたナット部材13Aに螺合させて貫通させてあり、スライドベース13の上面に配置した昇降機構7Aを介して上記ワークテーブル5の側部5Aを架設している。他方の水平移動機構6Bも同様の構成にしている。
制御装置によって両モータ12,12が同期して同一方向に回動されるとワークテーブル5が水平面のX方向に移動されるようになっている。
また、上記図示しない固定フレーム上には、上記ねじ軸11,11と直交するY方向に2組の回転ローラ14,15と14’,15’を図示しない軸受部材によって回転自在に軸支している。これら各組の回転ローラ14,15と14’,15’にわたってそれぞれ無端状をした上記搬送ベルト4,4’を掛け渡している。各組の外方側の回転ローラ14,14’は、上記固定フレーム上に設けたモータ16、16’に連結されている。これらの各モータ16、16が制御装置によって独立して正逆に回転駆動されると、各搬送ベルト4,4’がX方向に循環走行されるようになっている。
両搬送ベルト4,4’における被加工物Wの載置面は水平で同じ高さに設けられており、両搬送ベルト4,4’の内側はX方向に所定距離だけ離隔させて配置されている。
本実施例においては、一方の搬送ベルト4’の載置面の外方側を被加工物Wが搬入される搬入位置Aとしている。
後に詳述するが、搬入位置Aにおいて被加工物Wが供給されるとワークテーブル5の保持手段8によって保持されて水平移動手段6により加工位置Bとする加工ヘッド3の下方の位置まで水平移動されるようになっている。その際、ワークテーブル5の水平移動に同期して搬送ベルト4,4’が同一速度でX方向に移動される。
また、図5(b)に示すように、両搬送ベルト4,4’の間には、切断加工中に生じる加工屑を回収するための回収手段17を配置している。また、回収手段17は集塵装置に接続されており加工ヘッド3から噴射されるアシストガスとともにレーザ光が照射されることにより被加工物Wが溶融して発生する煙を吸引するようになっている。なお、図面を簡略化するために、他の図面においては、回収手段17の記載を省略している。
次に、枠状となっているワークテーブル5は、X方向に伸びる左右の側部5A,5Bと、搬送ベルト4,4’を跨いで上記側部5A,5Bの上面にわたって連結された連結部5C,5Cとから構成されており、両側部5A,5B上にそれぞれ保持機構8A,8Bを設けている。両側部5A,5Bと連結部5C,5Cとで囲繞される内方部は開口部5Dとなっており、この開口部5Dを搬送ベルト4,4’上に位置させている。
被加工物Wは開口部5Dの上方から供給され、被加工物Wの両側部はワークテーブル5の両側部5A,5B上内方側に形成される被加工物Wの支持面5E,5Fに支持されるようになっており、その状態における被加工物Wの両側部が一対の保持機構8A,8Bによって保持されるようになっている。搬送ベルト4,4’上に位置する連結部5C,5Cの下面は、被加工物Wの支持面5E,5Fよりも所定寸法だけ上方に位置している。
一方の保持機構8Aは、ワークテーブル5の側部5A上にX方向に配置された一対の軸受部材18,18'によって回転自在に軸支された回転軸21と、この回転軸21を回動させるロータリーアクチュエータ22とを備えている。
回転軸21の外周には、4個の挟持部材23の基部23Aを軸方向に摺動自在に嵌合させている(図4参照)。この挟持部材23の基部23Aは回転軸21に対して相対回転しないけれども、回転軸21を軸方向に摺動可能となっており、それによって、回転軸21における軸方向の所要位置に挟持部材23を移動させることができるようになっている。また、挟持部材23の板部23Bは薄板状に形成されて可撓性を備えており、板部23Bの自由端側の下面には滑り止めのシリコンゴムが貼り付けられている。
上記回転軸21の一端部に設けたタイミングプーリー24とロータリーアクチュエータ22の駆動軸に取付けたタイミングプーリー25とにわたってタイミングベルト26を掛け渡している。ロータリーアクチュエータ22は制御装置によって作動を制御されるようになっており、制御装置によってアクチュエータ22が回転駆動されると、回転軸21が回転されるようになっている。
保持機構8Aでは、挟持部材23の板部23Bが鉛直上方を向けた状態が解放位置となっており、挟持部材23の板部23Bが斜め下方を向けた状態が挟持位置となっている。
ワークテーブル5の側部5B側にも同様の保持機構8Bが設けられており,両側の保持機構8A,8Bのロータリーアクチュエータ22,22は同期して逆方向に回転駆動されるようになっている。
そして、ワークテーブル5が搬入位置Aに停止して挟持部材23が解放位置にあるときに、ワークテーブル5の支持面5E,5F上に図示しないロボット等の供給手段によって被加工物WをY方向の外方側から送り込んで載置させ、その状態から制御装置が両ロータリーアクチュエータ22,22を同期して所定方向に回転させると、回転軸21,21が回転されて各挟持部材23,23の板部23B,23Bが被加工物Wの上面を下方に押圧して被加工物Wの両側部がワークテーブル5の支持面5E,5Fと挟持部材23,23の板部23B,23Bとに挟持されて保持されるようになっている。一方、この保持状態から制御装置が各ロータリーアクチュエータ22,22を逆転させると、回転軸21,21とそれに設けた挟持部材23,23も逆転されて、挟持部材23,23の板部23B,23Bが鉛直上方を向けた解放位置に位置して、保持機構8A,8Bによる被加工物Wの保持状態が解放されるようになっている。
次に、図3によりワークテーブル5を昇降させる昇降手段7の一方の昇降機構7Aについて説明する。上記スライドベース13の上面にはX方向に所定距離だけ離隔させて対向するように一対のガイドレール27,27が鉛直方向に立設されている。他方、ワークテーブル5の側部5Aの下面には上記ガイドレール27,27にそれぞれ係合し,それらに沿って摺動する一対のガイドブロック28,28が設けられている。
また、スライドベース13の上面にはガイドレール27,27の内側に1対のロッド31,31がX方向に離隔させて鉛直上方に向けて立設され、それらの間となるスライドベース13の上面にシリンダ機構32が鉛直上方に向けて取付けられている。他方、ワークテーブル5の側部5Aの下面には一対のロッド31,31のそれぞれの近傍位置に鉛直下方に向けて一対のロッド33,33が立設され、また、ワークテーブル5の側部5Aの下面にはシリンダ機構32の真上にシリンダ機構34が鉛直下方に向けて設けられている。
上下位置の両シリンダ機構32,34の間に,断面コ字型をした板状の中間部材35が開口側が下方を向くように配置されている。そして、下方のシリンダ機構32のピストンは上記中間部材35の中央部の下面に連結されるとともに、上方のシリンダ機構34のピストンを中間部材35の中央部の上面に連結している。これにより、両シリンダ機構32、34および中間部材35を介してスライドベース13上にワークテーブル5が昇降自在に支持されている。
下方側の両ロッド31の上方外周部はねじ部31aとしてあり、このねじ部31aを中間部材35の両端部に穿設した貫通穴に下方側から貫通させてから、ねじ部31aの上端部にダブルナット36が位置決め螺合されている。また、上方側の両ロッド33の下方外周部もねじ部33aとしてあり、このねじ部33aを上方側から中間部材35の両端部に穿設した貫通穴に上方側から貫通させて、該ねじ部33aの上下2箇所にそれぞれダブルナット37が位置決め螺合されている。
後述するように下方のシリンダ機構32が伸長されると中間部材35と他方のシリンダ機構34を介してワークテーブル5が上昇されるようになっており、その際の中間部材35の上昇端位置はダブルナット36によって規制される。また、上方のシリンダ機構34の伸縮状態におけるワークテーブル5の高さは上記上下位置のダブルナット37によって規制されるようになっている。
両シリンダ機構32,34は制御装置によって作動を制御されるようになっており、両方のシリンダ機構32,34がともに伸長されると両シリンダ機構32,34と中間部材35を介してワークテーブル5は上昇端位置まで上昇されるようになっている(図5c参照)。この位置では、ワークテーブル5の支持面5E,5Fは両搬送ベルト4,4’の載置面より所定寸法だけ上方に位置するようになっている。
また、上方のシリンダ機構34が短縮され、下方のシリンダ機構32が伸長された状態では、ワークテーブル5は中間位置に位置し、その位置では、ワークテーブル5の支持面5E、5Fが両搬送ベルト4,4’の載置面と同一高さになるように設定されている(図5a、図5b参照)。そして、両シリンダ機構32,34がともに短縮された状態では、ワークテーブル5は下降端位置に位置するようになっている(図3参照)。この位置では、ワークテーブル5の支持面5E,5Fは両搬送ベルト4,4’の載置面よりも所定寸法だけ下方側に位置するになっている(図5d)。なお、ワークテーブル5の側部5B側にも、同一の昇降機構7Bが設けられ、上下のシリンダ機構32,34は制御装置により同期して制御されるようになっている。
このように、本実施例においては、制御装置によって昇降手段7の両シリンダ機構32,34の作動を制御することで、ワークテーブル5の高さを上昇端位置、中間位置および下降端位置の三段階に変更できるようになっている。
以上の構成において、レーザ加工装置1の被加工物W搬入前の状態では、ワークテーブル5は昇降手段7によって中間位置に維持されて搬入位置Aに位置し、また、保持手段8は解放位置となっている。この状態では、ワークテーブル5の支持面5E,5Fの高さは搬送ベルト4’の載置面の高さと同一となっている(図5a)。また、この被加工物Wの搬入前の状態では両搬送ベルト4,4’は停止している。
この状態から被加工物Wが図示しない供給手段によってワークテーブル5の開口部5Dを介して搬入位置Aに供給される。これにより、被加工物Wの両側部がワークテーブル5の支持面5E,5F上に支持され、かつ被加工物Wの中央側は搬送ベルト4’の載置面に支持される。この後、制御装置によって保持手段8の両ロータリーアクチュエータ22,22が作動され,保持手段8の挟持部材23,23が挟持位置まで回転して被加工物Wの両側部がワークテーブル5に保持される。
この後、制御装置によって水平移動手段6のモータ12,12および搬送ベルト4,4’のモータ16,16’が同期して所定量だけ回転されることにより、被加工物WがX方向に平行移動されて中央側の加工位置Bに導入される(図5b参照)。
そして、この状態から制御装置によって加工ヘッド3から被加工物3に向けてレーザ光が照射されて切断加工が開始されて、加工ヘッド3はY方向に移動されるとともにX方向は両搬送ベルト4,4’及びワークテーブル5が同期して同一速度で同一方向に移動される。これにより、被加工物Wと加工ヘッド3から照射されているレーザ光がXY方向に相対移動されるので、被加工物Wが所要の形状に切断されるようになっている(図5b)。切断中に生じる加工屑は両搬送ベルト4,4’の間に配置された回収手段17によって回収されるようになっている。
制御装置により加工ヘッド3からのレーザ光の照射を停止させるとともに、ワークテーブル5の水平移動手段6のモータ11,11および両搬送ベルト4,4’のモータ16,16’の作動を停止させて被加工物Wに対する切断加工が終了したら、昇降手段7の上方側のシリンダ機構34,34を伸長させる。これにより、ワークテーブル5の保持手段8に保持された被加工物Wの残材W’’は上昇し上昇端位置に位置する(図5c)。また、これにより被加工物Wから切り出された製品部分W’は上記被加工物Wの残材W’’と完全に分離されて両搬送ベルト4,4’の載置面に支持された状態となる。
この後、両搬送ベルト4,4’が同期して同一方向に走行されるので、それらに支持された製品部分W’は搬送ベルト4の外方側となる搬出位置Cへ搬送され、図示しない移載手段により搬送ベルト4上から搬出されるようになっている(図5c参照)。
この後、制御装置はシリンダ機構32,34を短縮してワークテーブル5を中間位置まで下降させた後に、保持手段8による被加工物2の残材W’’の保持状態を解放させる。その後さらに制御装置はシリンダ機構32を短縮してワークテーブル5を中間位置から下降端位置まで下降させる(図5d参照)。これによりワークテーブル5の支持面5E,5Fと搬送ベルト4,4’の両方に支持されていた被加工物Wの残材W’’は搬送ベルト4,4’のみにより支持されるので、確実に加工位置Bから搬出される。そして,加工位置Bから搬出された残材W’’は搬送ベルト4によって搬送ベルト4の外方側となる排出位置Dへ排出されるようになっている(図5d参照)。
この後、残材W’’の排出の間にワークテーブル5は昇降手段7によって中間位置まで上昇されるとともに水平移動手段6によって搬入位置Aまで移動されるようになっている(図5a参照)。
この後、上述した作動説明と同じ作動工程によって新たな被加工物2の供給とそれに対する切断加工、製品部分W’の排出とその後の被加工物Wの残材W’’の排出が行われるようになっている。
以上のように、本実施例によれば、製品部分W’と残材W’’とを上下に相対移動させてそれらを完全に分離させ、その後に製品部分Wを排出し、次に残材W’’を排出するようにしている。そのため、本実施例においては、被加工物Wにおける製品部分W’と被加工物Wの残材W”とを容易に区分して、それらを別個に排出することができ、排出の際に製品部分が損傷することを防止できる。
また、製品部分W’の表面の損傷を防止できるので、加工開始前の被加工物Wの表面に保護フィルムを貼り付ける必要が無く、そのような手間を省略することができる。
また、上記実施例ではワークテーブル5の支持面5E,5Fと挟持部材23により保持手段8を構成していたが、ワークテーブル5上に別の保持手段を設けたり、被加工物の上面を吸着して保持するものであっても良い。
なお、被加工物の搬入位置A、搬出位置Cを同じ位置にしたり、その製品部分W’と残材W”を逆方向に排出したりというように、レーザ加工装置1の配置状態に応じて被加工物と製品部分及び残材の搬入方向や排出方向を適宜変更することも可能である。
なお、上記実施例は本発明をレーザ加工装置に適用した場合について説明したが、高圧水を用いて被加工物を切断する切断加工装置やレーザ光と高圧水を用いて被加工物を切断するハイブリッド切断加工装置にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施例を示す斜視図。 図1に示した実施例の平面図。 図2に示した要部の正面図。 図2に示した要部の拡大斜視図。 図1に示した実施例による作動工程図。
符号の説明
1…レーザ加工装置(切断加工装置) 2…加工テーブル
3…加工ヘッド 4,4’…搬送ベルト
7…昇降手段 8…保持手段 W…被加工物 W’…製品部分
W”…残材

Claims (2)

  1. 被加工物を支持して水平面のX方向に移動可能な加工テーブルと、上記X方向と直交する水平面のY方向に移動可能に設けられて被加工物に切断加工を施す加工ヘッドとを備えた切断加工装置において、
    上記加工テーブルは、被加工物を支持してX方向に移動可能な搬送ベルトと、被加工物を保持してX方向に移動可能な保持手段と、上記保持手段を昇降させて該保持手段の高さを上下3段階に変更可能であるとともに、その中間高さでは上記搬送ベルトによる被加工物の支持と同一高さで保持する昇降手段とを備えて、
    上記搬送ベルトの載置面に被加工物を支持するとともに該被加工物を上記保持手段によって保持した状態で、上記搬送ベルトと上記保持手段を同一速度で同期してX方向に移動させ、かつ上記加工ヘッドをY方向に移動させて被加工物から製品部分を切断し、
    上記搬送ベルトに支持された製品部分よりも上方まで上記保持手段に保持された被加工物の残材を上記昇降手段によって上昇させてから上記搬送ベルトによって製品部分を排出することを特徴とする切断加工装置。
  2. 上記保持手段は、Y方向における対向位置に搬送ベルトを挟んで配置され、被加工物の両側部を保持することを特徴とする請求項1に記載の切断加工装置。
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